JP2018062303A - 空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1ケースに対する第2ケースの向きが予め設定された向きとは異なる状態で組み付けを行ってしまうことを抑制できる空調装置を提供すること。【解決手段】空気を送風又は吸気するファン29を備え、乗物用シートの着座面における裏面に設けられる空調装置である。前記ファンのケース41、43は、前記ファンにおける前記着座面側に位置する第1ケース41と、前記ファンにおける前記着座面とは反対側に位置し、前記第1ケースに組み付けられる第2ケース43と、を備える。前記ファンは、前記第1ケースに対する前記第2ケースの向きが予め設定された向きとは異なる場合に、前記第1ケースと前記第2ケースとの組み付けを規制する規制部51A、51Bを備える。【選択図】図7

Description

本開示は空調装置に関する。
従来、空調装置を装着したシートクッションが知られている。空調装置は、ファンと、ダクト等を備える。ダクトは、ファンと、シートクッションに形成された通風路とを接続する(特許文献1参照)。
特開2016−55783号公報
ファンのケースは、第1ケースと第2ケースとを組み付けて構成される場合がある。第1ケースに対する第2ケースの向きは、予め設定された向きとする必要がある。しかしながら、誤って、第1ケースに対する第2ケースの向きが予め設定された向きとは異なる状態で組み付けを行ってしまうことがある。
本開示の一局面は、第1ケースに対する第2ケースの向きが予め設定された向きとは異なる状態で組み付けを行ってしまうことを抑制できる空調装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様は、空気を送風又は吸気するファンを備え、乗物用シートの着座面における裏面に設けられる空調装置であって、前記ファンのケースは、前記ファンにおける前記着座面側に位置する第1ケースと、前記ファンにおける前記着座面とは反対側に位置し、前記第1ケースに組み付けられる第2ケースと、を備え、前記ファンは、前記第1ケースに対する前記第2ケースの向きが予め設定された向きとは異なる場合に、前記第1ケースと前記第2ケースとの組み付けを規制する規制部を備える空調装置である。
本開示の空調装置によれば、第1ケースに対する第2ケースの向きが予め設定された向きとは異なる状態で組み付けを行ってしまうことを抑制できる。
本開示の空調装置は、例えば、以下の構成1をさらに備えていてもよい。
(構成1)
前記規制部は、前記第1ケース及び前記第2ケースのうちの一方に設けられたリブであって、前記リブは、前記第1ケースに対する前記第2ケースの向きが前記予め設定された向きとは異なる場合に、前記第1ケース及び前記第2ケースのうちの他方と当接することで、前記第1ケースと前記第2ケースとの組み付けを規制する。
前記構成1をさらに備える場合、本開示の空調装置は、第1ケースに対する第2ケースの向きが予め設定された向きとは異なる状態で組み付けを行ってしまうことを一層確実に抑制できる。
本開示の空調装置は、例えば、以下の構成2をさらに備えていてもよい。
(構成2)
前記第1ケースに設けられた係止部と、前記第2ケースに設けられた被係止部とは、固定部材を介して組み付けられ、前記リブは、一方の外周方向から水平に見て前記固定部材の少なくとも一部を覆う。
前記構成2をさらに備える場合、一方の外周方向から水平に見て、固定部材の少なくとも一部はリブで覆われる。そのため、固定部材が周囲の部材に干渉したり、周囲の部材を損傷させたりすることを抑制できる。
本開示の空調装置は、例えば、以下の構成3をさらに備えていてもよい。
(構成3)
前記空調装置の後側にハーネスが配索され、前記リブのうち、少なくとも前記ハーネスが接触する面は樹脂から成る。
前記構成3をさらに備える場合、前記リブが空調装置の後側に配索されたハーネスを損傷させたりすることを抑制できる。
乗物用シート1の構成を表す斜視図である。 空調装置13の取り付け箇所を表す分解斜視図である。 空調装置13の構成を表す斜視図である。 空調装置13の構成を表す分解斜視図である。 空調装置13及びその周囲の部材を表す側断面図である。 ファン29の構成を表す斜視図である。 ファン29の構成を表す分解斜視図である。 ファン29の構成を表す平面図である。
本開示の実施形態を図面に基づき説明する。
<第1実施形態>
1.乗物用シート1の構成
(1)乗物用シート1の全体構成
乗物用シート1の全体構成を図1、図2に基づき説明する。乗物用シート1は自動車用のシートである。なお、以下では、特に断らない限り、前とは乗物用シート及び自動車の前を意味し、後ろとは乗物用シート及び自動車の後ろを意味する。乗物用シート1は、着座乗員の背凭れとなるシートバック3と、着座部となるシートクッション5とを備える。シートクッション5の上面は着座面に対応する。
乗物用シート1は、電動式のフロントチルト機構7を備える。フロントチルト機構7は、シートクッション5の角度を変更する。フロントチルト機構7の詳細は後述する。
乗物用シート1は、シートバック3の角度を変更可能である。乗物用シート1は、自動車のフロアに左右一対のスライドレール9を備える。シートクッション5はスライドレール9に連結されている。シートクッション5は、スライドレール9のスライド動作により、前後方向に移動可能である。
乗物用シート1は、シートクッション5とスライドレール9との間にシートリフタ11を備える。シートクッション5は、シートリフタ11の動作により、上下方向に移動可能である。
乗物用シート1は、シートクッション5の下側に空調装置13を備える。空調装置13は、シートクッション5側から空気を吸引する。空調装置13がシートクッション5側から空気を吸引することにより、シートクッション5における蒸れを抑制できる。空調装置13の構成は後述する。
(2)シートクッション5の構成
シートクッション5の構成を、図1、図2に基づき説明する。シートクッション5は、左右一対のサイドフレーム15と、フロントパネル17と、フロントパイプ19と、リアパイプ21と、左右一対のチルトアーム25と、回転軸27と、を備える。
フロントパネル17は、左右一対のサイドフレーム15における前端部同士を架橋する。フロントパネル17は、着座乗員の大腿部を下方から支持する。
フロントパイプ19及びリアパイプ21は金属製の丸パイプ材である。フロントパイプ19及びリアパイプ21は、左右一対のサイドフレーム15同士を架橋する。フロントパイプ19は、フロントパネル17よりも後方にある。リアパイプ21はフロントパイプ19よりもさらに後方であって、左右一対のサイドフレーム15の後端付近を架橋する。
左右一対のチルトアーム25は、フロントパネル17の左右両端部から後方側に延び出す。回転軸27は、左右一対のチルトアーム25における後端部を、左右一対のサイドフレーム15に回転可能に連結する。フロントパネル17及び左右一対のチルトアーム25は、回転軸27を回転中心として回転可能である。フロントパネル17及び左右一対のチルトアーム25が回転することで、シートクッション5の角度が変化する。フロントパネル17、左右一対のチルトアーム25、及び回転軸27はフロントチルト機構7を構成する。フロントチルト機構7は、さらに、フロントパネル17及び左右一対のチルトアーム25を回転駆動する駆動ユニット(図示略)を備える。
(3)空調装置13の構成
空調装置13の構成を図2〜図8に基づき説明する。図3〜図5に示すように、空調装置13は、ファン29と、取付プレート31と、取付ブラケット33と、フック35と、ダクト37と、を備える。
図4、図7に示すように、ファン29は、その上面に通気口39を備える。ファン29は、通気口39から空気を吸引することができる。なお、ファン29は、通気口39から外部に送風するものであってもよい。ファン29は、空気を加熱又は冷却する機能を備えていてもよい。
図6〜図8に示すように、ファン29は、アッパーケース41と、ロアーケース43と、ハーネス45と、図示しない送風機構と、を備える。アッパーケース41とロアーケース43との組み合わせはケースに対応する。アッパーケース41は第1ケースに対応する。ロアーケース43は第2ケースに対応する。
アッパーケース41は、ロアーケース43と組み付けられ、ファン29のケースを構成する。このケースに上述した送風機構が収納される。アッパーケース41は、平面視において略矩形形状を有する。アッパーケース41は、平坦な板状の基本形態を有する。アッパーケース41は、ファン29における上側(すなわち、シートクッション5側)に位置する。上述した通気口39は、アッパーケース41の中央に形成されている。
図7に示すように、アッパーケース41は、その四隅に、それぞれ、ロアーケース43に向かって***した円柱形上の台座部47A、47B、47C、47Dを備える。台座部47A、47B、47C、47Dは、平面視において、1つの正方形の頂点に位置するように配置されている。台座部47A、47B、47C、47Dには、それぞれ、ビス穴49が設けられている。台座部47A、47B、47C、47Dは係止部に対応する。
台座部47A、47Bの外周部のうち、アッパーケース41の中央から見て反対側にある部分(すなわち、ファン29の外側)には、それぞれ、円弧形状のリブ51A、51Bが立設されている。リブ51A、51Bは、台座部47A、47Bよりも高い。なお、台座部47C、47Dの外周部にはリブは存在しない。アッパーケース41の材質は、リブ51A、51Bの部分も含めて樹脂である。リブ51A、51Bは規制部に対応する。リブ51A、51Bは、ハーネス45と接触する面を有する。
ロアーケース43は、平面視において略矩形形状を有する。ロアーケース43は、ファン29における下側(すなわちシートクッション5とは反対側)に位置する。ロアーケース43は、略円筒形状の中央部53と、その周囲の平坦部55とを、備える。
平坦部55上であって、ロアーケース43の四隅に該当する位置に、それぞれ、ビス通し穴57A、57B、57C、57Dが形成されている。ビス通し穴57A、57B、57C、57Dの位置は、アッパーケース41とロアーケース43と組み付けたとき、平面視において、ビス通し穴57Aと台座部47Aとが重なり、ビス通し穴57Bと台座部47Bとが重なり、ビス通し穴57Cと台座部47Cとが重なり、ビス通し穴57Dと台座部47Dとが重なるように、設定されている。ビス通し穴57A、57B、57C、57Dが形成されている、ロアーケース43の四隅は、被係止部に対応する。
図6、図8に示すように、平坦部55のうち、ビス通し穴57A、57Bの近傍の外周部分55A、55Bは、アッパーケース41とロアーケース43と組み付けたとき、リブ51A、51Bが平坦部55に当たることがないように、円弧形状に切り欠かれた形状を有する。
よって、アッパーケース41に対するロアーケース43の向きが図6、図8に示す向き(以下では正常向きとする)である場合、アッパーケース41とロアーケース43とを組み付けることができる。ハーネス45は、アッパーケース41及びロアーケース43の後側に配索されている。アッパーケース41に対するロアーケース43の向きが正常向きである場合、ハーネス45を他のハーネス(図示略)に接続することができる。正常向きは、予め設定された向きに対応する。
一方、平坦部55のうち、ビス通し穴57C、57Dの近傍の外周部分55C、55Dは、上記の切り欠かれた形状を有さない。そのため、仮に、ロアーケース43を、図8に示す向きから180度回転させて、アッパーケース41に組み付けようとした場合、ロアーケース43がアッパーケース41に十分近づく前に、リブ51Aは外周部55Cに当接し、リブ51Bは外周部55Dに当接するため、組み付けを行うことができない。なお、仮に、ロアーケース43を、図8に示す向きから180度回転させてアッパーケース41に組み付けたとすると、ハーネス45を他のハーネス(図示略)に接続することができない。
すなわち、アッパーケース41に対するロアーケース43の向きが正常向きとは異なる場合、リブ51A、51Bにより、アッパーケース41とロアーケース43との組み付けが規制される。
ハーネス45は、ロアーケース43のうち、中央よりも、ビス通し穴57C、57D側の位置から引き出されている。
アッパーケース41とロアーケース43とを組み付けるとき、ビス通し穴57Aからビスを差し込み、台座部47Aのビス穴49にねじ込む。同様に、ビス通し穴57Bからビスを差し込み、台座部47Bのビス穴49にねじ込み、ビス通し穴57Cからビスを差し込み、台座部47Cのビス穴49にねじ込み、ビス通し穴57Dからビスを差し込み、台座部47Dのビス穴49にねじ込む。上記のビスは固定部材に対応する。
図6、図8に示すように、ビス通し穴57Aに差し込んだビスは、ファン29の外周方向から水平に見て、リブ51Aにより覆われている。また、ビス通し穴57Bに差し込んだビスは、ファン29の外周方向から水平に見て、リブ51Bにより覆われている。
図6に示すように、アッパーケース41とロアーケース43とを組み付けたとき、それらの間には、台座部47A、47B、47C、47Dの高さに相当する隙間59が生じる。
図4に示すように、取付プレート31は、略矩形状の金属板である。取付プレート31はロアーケース43の上面にビス締めにより固定されている。取付プレート31には、通気口39を塞ぐことがないように、開口部61が設けられている。取付プレート31は、その前方側での左右両端において、上方向に延びる左右一対の軸支部63を備える。取付プレート31は、その後方側にレール溝65を備える。
図4に示すように、取付ブラケット33は、1枚の金属板から成る部材である。取付ブラケット33は、天板部67と、天板部67における左右両側の縁部を下方に垂下するように折り曲げた左右一対の側面部69と、天板部67における後側の縁部を下方に垂下するように折り曲げた側面部71とを備える。
左右一対の側面部69における前方側の部分は、側方視において左右一対の軸支部63と重なるように配置される。左右一対の側面部69と左右一対の軸支部63とは軸ピン73により貫通される。軸ピン73の軸方向はシート幅方向と平行である。その結果、取付ブラケット33は、軸ピン73を回転中心として、取付プレート31に対し回動可能となる。
図4、図5に示すように、天板部67における前方寄りの部分には、左右一対の取付座75が設けられている。取付座75は、上方に向かって押し出された台座の形状を有する。取付座75の上面75Aは平坦である。
図2、図5に示すように、上面75Aは、フロントパネル17の後方側における裏面17Aに下方から当接し、取付座75とフロントパネル17とはビス締めにより固定される。
図4に示すように、天板部67は、左右一対の取付座75の間に、上方に向けて切り起こされた引掛爪77を備える。図1、図5に示すように、引掛爪77は、フロントパネル17の後方側に設けられた係合孔17Bに係合する。
図4に示すように、天板部67における後方寄りの部分には、開口部79が形成されている。開口部79は、通気口39及び開口部61の上方に位置する。
図3〜図5に示すように、フック35は、断面C字の基本形態を有する。フック35は、その開口が後方側となる向きで配置される。図5に示すように、フック35は、その下面に、下方に向けて突出する係合片81を備える。係合片81をレール溝65に係合させることで、フック35は取付プレート31に取り付けられる。フック35は、取付プレート31に対し、前後方向にスライド可能である。
図5に示すように、フック35は、フロントパイプ19に対し外側から嵌めこまれる。フック35は、フロントパイプ19の中心軸を回転中心として回転可能である。従って、空調装置13も、フロントパイプ19の中心軸を回転中心として回転可能である。
図3〜図5に示すように、フック35は、フロントパイプ19との当接面に、複数の突起部83を備える。突起部83は、フック35とフロントパイプ19との接触面積を減少させ、フロントパイプ19に対するフック35の回転をスムーズにする効果を奏する。
図4、図5に示すように、ダクト37は、ゴムから成る管状の部材である。ダクト37は可撓性を有する。ダクト37の下端はファン29の通気口39に接続する。ダクト37の上端は、シートクッション5に設けられた配風用の溝における接続口(図示略)に接続している。
図3に示すように、ダクト37は、取付ブラケット33の開口部79に差し通されている。図4に示すように、ダクト37は、くびれ部位85を備える。くびれ部位85は、ダクト37におけるその上下の部位と比べて細くくびれている。取付ブラケット33は、くびれ部位85においてダクト37を支持する。そのため、取付ブラケット33が取付プレート31に対し回転したとき、ダクト37のうち、くびれ部位85の近傍の部分は、取付ブラケット33と一体的に動く。
図3〜図5に示すように、ダクト37は、その後方側に、後方に向けて突出する保持部87を備える。保持部87はダクト37の一部である。保持部87の上下方向における位置はくびれ部位85よりも下である。保持部87は、ダクト37の本体(すなわちダクト37のうち保持部87以外の部分)から見て、軸ピン73とは反対側にある。保持部87の上面87Aには、半球形状の突起89が形成されている。上面87Aは、突起89以外の部分では平坦面である。
取付座75をフロントパネル17の裏面17Aに取り付けていない状態において、図5に示すように、取付ブラケット33の側面部71は、上面87Aに上方から当接し、取付ブラケット33は一定の位置に保持される。このとき、取付座75の上面75Aと、裏面17Aとは略平行となる。すなわち、保持部87は、側面部71と当接することにより、上面75Aと、裏面17Aとを略平行に保持する。側面部71が当接する位置は、上面87Aのうち、突起89よりも前方側である。
2.フロントチルト機構7の動作と空調装置13の動作との関係
フロントチルト機構7は、回転軸27を中心として左右一対のチルトアーム25を回転させ、フロントパネル17を昇降させることができる。取付座75はフロントパネル17に固定されているので、フロントパネル17が昇降したとき、取付ブラケット33は、取付座75が昇降する方向に、軸ピン73を中心として回転する。また、フック35は、フロントパイプ19に対し回転する。
また、フロントパネル17が昇降すると、フロントパネル17とフロントパイプ19との間隔が変化するが、フック35が取付プレート31に対しスライドすることで、取付座75とフック35と間隔を、フロントパネル17とフロントパイプ19との間隔に対応させる。
よって、フロントチルト機構7が動作したときでも、空調装置13の取付座75やフック35に負荷がかかり難い。
3.空調装置13が奏する効果
空調装置13は以下の効果を奏する
(1A)アッパーケース41に対するロアーケース43の向きが正常向きとは異なる場合、アッパーケース41とロアーケース43との組み付けが規制される。そのため、アッパーケース41に対するロアーケース43の向きが正常向きとは異なる状態で組み付けを行ってしまうことを抑制できる。
(1B)アッパーケース41に対するロアーケース43の向きが正常向きとは異なる場合に組み付けを規制する部材は、リブ51A、51Bである。そのため、アッパーケース41に対するロアーケース43の向きが正常向きとは異なる状態で組み付けを行ってしまうことを一層確実に抑制できる。
(1C)アッパーケース41とロアーケース43とはビスを介して組み付けられる。リブ51A、51Bは、一方の外周方向から水平に見てそのビスを覆う。そのため、ビスが周囲の部材に干渉したり、周囲の部材を損傷させたりすることを抑制できる。周囲の部材としてはハーネス等が挙げられる。
(1D)リブ51A、51Bは樹脂から成る。そのため、リブ51A、51Bがハーネス45を損傷させたりすることを抑制できる。
<他の実施形態>
以上、本開示を実施するための形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)空調装置13は、シートバック3に取り付けられてもよい。また、空調装置13は、シートクッション5とシートバック3との両方にそれぞれ取り付けられてもよい。
(2)リブ51A、51Bは、ロアーケース43に設けられ、アッパーケース41に向けて突出するものであってもよい。この場合、アッパーケース41は、アッパーケース41に対するロアーケース43の向きが正常向きである場合は、リブ51A、51Bに当接せず、それとは異なる向きである場合は、リブ51A、51Bの少なくとも一方と当接する形状を備えることができる。
(3)規制部はリブ以外の部材であってもよい。例えば、アッパーケース41は、ロアーケース43に向けて突出する凸部を備えていてもよい。凸部としては、例えば、棒状の凸部、板状の凸部等が挙げられる。また、ロアーケース43は、アッパーケース41に対するロアーケース43の向きが正常向きである場合に凸部と対向する位置に、凹部の少なくとも一部を収容する凹部を備えてもよい。さらに、ロアーケース43は、アッパーケース41に対するロアーケース43の向きが正常向きとは異なる場合に凸部と対向する位置の少なくとも一部には、前記の凹部を備えないようにすることができる。
こうすることにより、アッパーケース41に対するロアーケース43の向きが正常向きである場合に、アッパーケース41とロアーケース43との組み付けを許容することができる。また、アッパーケース41に対するロアーケース43の向きが正常向きとは異なる場合に、アッパーケース41とロアーケース43との組み付けを規制することができる。
また、前記の凸部をロアーケース43に設け、前記の凹部をアッパーケース41に設けてもよい。
(4)上記実施形態では、乗物用シート1を自動車に適用したが、乗物用シート1を、自動車以外の乗り物(例えば、鉄道車両、航空機、船舶等)に用いてもよい。
(5)上記各実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分担させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に発揮させたりしてもよい。また、上記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…乗物用シート、3…シートバック、5…シートクッション、7…フロントチルト機構、9…スライドレール、11…シートリフタ、13…空調装置、15…サイドフレーム、17…フロントパネル、17A…裏面、17B…係合孔、19…フロントパイプ、21…リアパイプ、25…チルトアーム、27…回転軸、29…ファン、31…取付プレート、33…取付ブラケット、35…フック、37…ダクト、39…通気口、41…アッパーケース、43…ロアーケース、45…ハーネス、47A〜47D…台座部、49…ビス穴、51A、51B…リブ、53…中央部、55…平坦部、55A〜55D…外周部、57A〜57D…ビス通し穴、59…隙間、61…開口部、63…軸支部、65…レール溝、67…天板部、69…側面部、71…側面部、73…軸ピン、75…取付座、75A…上面、77…引掛爪、79…開口部、81…係合片、83…突起部、85…くびれ部位、87…保持部、87A…上面、89…突起

Claims (4)

  1. 空気を送風又は吸気するファンを備え、乗物用シートの着座面における裏面に設けられる空調装置であって、
    前記ファンのケースは、前記ファンにおける前記着座面側に位置する第1ケースと、前記ファンにおける前記着座面とは反対側に位置し、前記第1ケースに組み付けられる第2ケースと、を備え、
    前記ファンは、前記第1ケースに対する前記第2ケースの向きが予め設定された向きとは異なる場合に、前記第1ケースと前記第2ケースとの組み付けを規制する規制部を備える空調装置。
  2. 請求項1に記載の空調装置であって、
    前記規制部は、前記第1ケース及び前記第2ケースのうちの一方に設けられたリブであって、
    前記リブは、前記第1ケースに対する前記第2ケースの向きが前記予め設定された向きとは異なる場合に、前記第1ケース及び前記第2ケースのうちの他方と当接することで、前記第1ケースと前記第2ケースとの組み付けを規制する空調装置。
  3. 請求項2に記載の空調装置であって、
    前記第1ケースに設けられた係止部と、前記第2ケースに設けられた被係止部とは、固定部材を介して組み付けられ、
    前記リブは、一方の外周方向から水平に見て前記固定部材の少なくとも一部を覆う空調装置。
  4. 請求項2又は3に記載の空調装置であって、
    前記空調装置の後側にハーネスが配索され、
    前記リブのうち、少なくとも前記ハーネスが接触する面は樹脂から成る空調装置。
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