JP2017223451A - 計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の光源を順次発光させて対象物を計測する場合と比較して、計測精度を落とすことを抑制しつつ測定時間をより短縮する計測装置を提供する。
【解決手段】移動部により相対移動を行いつつ複数の発光部を同時発光させてS102、対象物の全体の全反射光量を取得しS104、全反射光量において反射光量異常が存在する場合にS112、反射光量異常に対応する対象物の光量異常領域を特定する第1の計測S114、及び、少なくとも光量異常領域を含む対象物の一部の領域である走査領域において移動部による相対移動を行いつつ複数の発光部を順次発光させてS116、走査領域内における対象物の部分反射光量を取得しS118、部分反射光量を用いて対象物の異常領域を計測する第2の計測を実行するS124。
【選択図】図9

Description

本発明は、計測装置に関する。
特許文献1には、カラーフィルタを設けた同時式撮像素子を有するビデオスコープがプロセッサに接続可能であって、R,G,Bに応じた照明光を同時発光もしくは面順次発光可能な光源と、同時発光において、同時式撮像素子から読み出される画素信号に基づいてカラー画像信号を生成する画像信号処理手段と、被写体像の動きを検出する動き検出手段と、観察に支障のある動きが生じている場合、面順次発光から同時発光に切り替える発光制御手段とを備え、画像信号処理手段が、面順次発光の場合、R,G,Bの各照明光に応じた色画素値を画素ごとに抽出し、カラーバランス調整しながら面順次式と同様のカラー画像信号を得ることを特徴とする内視鏡装置が開示されている。特許文献1に開示された内視鏡装置では、被写体の動きに応じて面順次発光から同時発光に切り替えている。
特許文献2には、プロセッサ内に、積層型LEDによって構成されるLEDランプと、スイッチ回路を設け、面順次方式に対応するビデオスコープをプロセッサに接続させた場合、積層型LEDの赤色、緑色、青色発光ダイオードを交互に発光させてLEDランプから赤色、緑色、青色を順次放射させ、第1ビデオプロセス回路から送られてくる映像信号をスイッチ回路の切り替えによってテレビモニタへ送る。一方、同時方式に対応するビデオスコープをプロセッサに接続させた場合、赤色、緑色、青色発光ダイオードを同時発光させ、LEDランプから白色光を放射させ、第2ビデオプロセス回路から送られてくる画像信号をスイッチ回路の切り替えによってテレビモニタへ送ることを特徴とする電子内視鏡装置のプロセッサが開示されている。特許文献2に開示された電子内視鏡装置のプロセッサでは、第1のスコープが接続された場合には面順次発光させ、第2のスコープが接続された場合には同時発光させる。
特許文献3には、複数の光源と、複数の光源と対向するように設けられる液晶パネルとを備え、複数の光源を順次発光させることにより、複数の光源のそれぞれに対応する色の画像を液晶パネルに順次表示することによって複数の色を表示させるフィールドシーケンシャル駆動と、複数の光源のうちの1つまたは2つ以上の光源を同時に発光させることにより、液晶パネルにモノクロの画像を表示させる駆動とを切り替えるように構成されており、フィールドシーケンシャル駆動と、液晶パネルにモノクロの画像を表示させる駆動とは、装置周辺の明るさに基づいて切り替えられるように構成されている、液晶表示装置が開示されている。特許文献3に開示された液晶表示装置では、まず順次発光でカラー表示し、必要に応じて同時発光によりモノクロ表示する。
特開2009−284959号公報 特開2002−209839号公報 特開2010−197931号公報
本発明の課題は、順次発光可能な複数の光源からの照射光を対象物に照射し、対象物からの反射光を用いて対象物における異常個所を計測する計測装置において、複数の光源を順次発光させて対象物を計測する場合と比較して、計測精度を落とすことを抑制しつつ測定時間をより短縮することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の計測装置は、対象物へ照射する照射光を発生する複数の発光部と、前記対象物に照射された前記照射光が反射された反射光を受光し反射光量を出力する受光部と、前記対象物と前記照射光とを相対的に移動させる相対移動を行う移動部と、前記移動部により前記相対移動を行いつつ前記複数の発光部を同時発光させて前記対象物の全体の全反射光量を取得し、前記全反射光量において反射光量異常が存在する場合に、前記反射光量異常に対応する前記対象物の光量異常領域を特定する第1の計測、及び、少なくとも前記光量異常領域を含む前記対象物の一部の領域である走査領域において前記移動部による前記相対移動を行いつつ前記複数の発光部を順次発光させて前記走査領域内における前記対象物の部分反射光量を取得し、前記部分反射光量を用いて前記対象物の異常領域を計測する第2の計測を実行するように制御する制御部と、を含むものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記移動部は、単位移動距離ごとに前記対象物と前記照射光とを相対的に移動させ、前記制御部は、前記第2の計測における前記相対移動の前記単位移動距離を、前記第1の計測における前記相対移動の前記単位移動距離よりも小さくなるようにして前記相対移動を行うものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記制御部は、前記第1の計測における前記光量異常領域を、前記相対移動の方向及び前記相対移動の方向に交差する方向の少なくとも一方の方向の範囲である異常範囲で特定し、前記走査領域を、前記異常範囲に予め定められた範囲を付加した領域とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずか1項に記載の発明において、前記制御部は、前記第1の計測において前記複数の発光部のうちの一部の発光部を同時発光させるものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記一部の発光部の個数は前記異常領域の大きさに応じて設定されたものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項4又は請求項5に記載の発明において、前記複数の発光部は複数の発光部グループにグループ分けされており、前記制御部は、前記第1の計測において、前記複数の発光部グループをグループ単位で順次に発光させて前記同時発光を行うものである。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の発明において、前記複数の発光部の各々は前記対象物の表面上の互いに異なる位置に前記照射光を照射するように構成され、前記制御部は、前記第2の計測において、前記複数の発光部のうち前記走査領域に照射光を照射する位置の発光部を順次発光させるものである。
請求項1に記載の発明によれば、順次発光可能な複数の光源からの照射光を対象物に照射し、対象物からの反射光を用いて対象物における異常個所を計測する計測装置において、複数の光源を順次発光させて対象物を計測する場合と比較して、計測精度を落とすことを抑制しつつ測定時間がより短縮される、という効果が得られる。
請求項2に記載の発明によれば、第2の計測における相対移動の単位移動距離と、第1の計測における相対移動の単位移動距離とを同じにした場合と比較して、異常領域の計測の精度がより向上する、という効果が得られる。
請求項3に記載の発明によれば、走査領域を異常範囲と同じ領域とする場合と比較して、異常領域の検出漏れが抑制される、という効果が得られる。
請求項4に記載の発明によれば、第1の計測において複数の発光部の全部を同時発光させる場合と比較して、反射光量におけるコントラストがより向上し、欠陥位置特定の精度がより向上する、という効果が得られる。
請求項5に記載の発明によれば、一部の発光部の個数を異常領域の大きさによらず同じとする場合と比較して、反射光量におけるコントラストがさらに向上する、という効果が得られる。
請求項6に記載の発明によれば、第1の計測において、複数の発光部グループのいずれかを同時発光させる場合と比較して、対象物の全体について均一に同時照射が行われる、という効果が得られる。
請求項7に記載の発明によれば、第2の計測において、複数の発光部の全てを順次発光させる場合と比較して、計測時間がより短縮される、という効果が得られる。
実施の形態に係る計測装置の構成の一例を示す図である。 実施の形態に係る計測装置における反射光を示す図である。 実施の形態に係る受光器の構成の一例を示す平面図である。 実施の形態に係る制御部の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態に係る発光器及び受光器の制御を説明するためのタイムチャートである。 実施の形態に係る計測装置の動作を説明するための図である。 第1の実施の形態に係る計測装置の動作を説明するための図である。 第1の実施の形態に係る全体照射、及び個別照射を説明する図である。 第1の実施の形態に係る異常個所特定処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る計測装置の全体照射を説明する図である。
[第1の実施の形態]
図1ないし図9を参照して、本実施の形態について詳細に説明する。まず、図1及び図2を参照して、本実施の形態に係る計測装置10の構成の一例について説明する。図1および図2は、計測装置10が対象物の計測を行う場合の構成を示している。
図1に示すように、計測装置10は、発光器14、光学系30、受光器18、及び制御部20を含んで構成されている。計測装置10は、−X方向に移動する対象物OBの微細領域にZ軸方向から順次光を照射し、各照射光に対する反射光の反射角度分布(光量分布の反射角度依存性)を取得する。取得した反射角度分布を用い、対象物OBの形状の変化や表面状態(シボ、エンボス、表面粗さ、表面欠陥、異物付着等)について、対象物OBとの距離や対象物OBの角度の変動に影響されずに計測がなされる。
より詳細には、図1に示すように、発光器14は、−X方向に移動する対象物OBが通過する計測領域Tに対して、装置上下方向(Z軸方向)の上方に配置されている。また、発光器14は、基板14A上Y軸方向に並べて実装され、−Z方向を発光方向とする複数の発光素子12を備えている。換言すれば、複数の発光素子12は、対象物OBの移動方向(−X方向)に対して直交(交差)する方向に並べられている。なお、図1では、基板14AのY軸方向の一端部(図中右端)に配置された発光素子12を発光素子12Aと表記し、基板14AのY軸方向他端部(図中左端)に配置された発光素子12を発光素子12Bと表記し、基板14Aの中央に配置された発光素子12を発光素子12Cと表記している。
本実施の形態に係る複数の発光素子12は、発光素子12Aから発光素子12Bまで、時間差を設けて順次発光されるように構成され、各発光素子12からの光が対象物OBの異なる位置に個別照射される。そして、対象物OBが計測領域Tにおいて−X方向に移動する間に、発光素子12Aから発光素子12Bまでの1周期の発光が複数回繰り返されるように構成されている。図1には、発光素子12Cが発光した場合の照射光IFの光束を、図2には、発光素子12Cから出射された照射光IFが対象物OBの表面200で反射された場合の反射光RFの光束を示している。
発光素子12としては特に限定されないが、一例として、面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL)、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)等が用いられる。
光学系30は、レンズ32、レンズ34、及びレンズ32とレンズ34との間に配置された絞り40を含み、いわゆる両側テレセントリックレンズとして構成されている。光学系30は、発光器14と対象物OBとの間に配置され、発光素子12から発光された照射光を対象物OBに導くと共に、対象物OBで反射された反射光を受光器18に導く。つまり、受光器18は、レンズ34から出射された発光素子12からの照射光が対象物OBで反射し、再度レンズ34を透過した光束の少なくとも一部を受光するように構成されている。また、本実施の形態では、レンズ32の光軸とレンズ34の光軸とが共通の光軸Mとされ、この光軸Mが、発光器14の発光素子12Cの中心、および後述する開口部42の中心を通っている。
レンズ32は、一例として、平面視で円形状の凸レンズとされ、レンズ32の直径Jは、発光素子12Aから発光素子12BまでのY軸方向の寸法Dより長くされている。そのため、各発光素子12から発光された光のほぼすべてはレンズ32を透過し、レンズ32を透過した光は発散度合を変えられ、平行光とされてレンズ34に向かう。
レンズ34は、一例として、平面視で円形状の凸レンズとされ、本実施の形態では、レンズ34の直径Gは、レンズ32の直径Jより長くされている。そして、レンズ34は、レンズ32から出射されてレンズ34を透過する光束を対象物OBの表面200に向けて集光する。なお、レンズ34の集光点の位置(焦点)を、必ずしも対象物OBの表面200の位置とする必要はない。集光点の位置を表面200の位置からずらし(デフォーカスし)、表面200上における照射光IFの照射径、つまり、対象物OBの照射領域の大きさを調整するようにしてもよい。なお、本実施の形態に係る照射径は、一例として数10μmφである。
絞り40には、略円形状の開口部42が形成されており、この開口部42によって、発光素子12から発光されレンズ32を透過してレンズ34に入射する光束を絞る。より具体的には、絞り40は、板面をX−Y平面に平行とされた板状とされ、絞り40には、光軸Mの周囲でレンズ34側に屈曲して先細りとされた先端部が形成されている。この先端部が、開口部42を構成する開口縁42Aとされており、開口部42によって形成される円形状は光軸Mを中心軸としている。なお、本実施の形態に係る開口部42の直径は、一例として約1mmである。
そして、Z軸方向において、この開口縁42Aとレンズ32との距離F1は、レンズ32の焦点距離f1と略等しくされ、開口縁42Aとレンズ34との距離F2は、レンズ34の焦点距離f2と略等しくされている。
以上のように構成された本実施の形態に係る光学系30は、順次発光された各発光素子12からの光束を、発光素子12の位置によらずに、細く絞られかつ光軸Mに平行な照射光IFとして対象物OBに照射する(図6も参照)。換言すれば、各発光素子12を発光させて走査することにより、細く絞られ互いに平行な略円形の光束(スポット)が対象物OBに個別照射される。さらに、本実施の形態に係る計測装置10では、照射光IFの光束のレンズ34による集光点付近に対象物OBを配置することにより、対象物OBにおける各照射光IFの照射領域がほぼ同径の微細な領域とされている。このことにより、計測装置10では、対象物OBの位置がZ軸方向で上下変動しても、ほぼ同じ照射径で各照射光が照射されるため、対象物OBの像のボケが極めて小さくされる。
受光器18は、複数の受光素子16を含んで構成され、対象物OBで反射され光学系30のレンズ34を透過した反射光RFを受光する。本実施の形態に係る受光器18は、レンズ32とレンズ34との間に配置された絞り40の、Z軸方向下側に配置されている。
受光素子16としては、特に制限はないが、例えば、フォトダイオード(Photodiode:PD)、電荷結合素子(Charge−Coupled Device:CCD)等が用いられる。
受光器18がレンズ32とレンズ34との間に配置されるため、受光素子16も同様に、レンズ32とレンズ34との間に配置される。ここで、受光素子16がレンズ32とレンズ34との間に配置されるとは、図1に示されるように、レンズ34の外径端(表面R(radius)と裏面Rの仮想接点)を通ってZ軸方向に延びる線Pで構成される円筒面に対し内側に受光素子16が配置されることをいう。
図3(a)に、受光器18の構成の一例を示す。図3(a)は、受光器18を、Z軸方向から見た平面図である。図1に示す受光器18は、図3(a)のX−X’で切断した断面図を表している。図3(a)に示すように、受光器18は、一例として、中央に略円形の開口部18Bを有する略円形の基板18Aの上に、複数の受光素子16(図3(a)では、60個の例が示されている)が面状(アレイ状)に配置されて構成されている。計測装置10では、この複数の受光素子16の全体を受光領域RAとして反射光RFを受光する。なお、図3(a)では、基板18A上の全面に複数の受光素子16を配置した形態の受光器18を例示しているが、これに限られず、反射光RFの受光範囲等に応じて受光素子16を基板18Aの一部に配置した形態の受光器18としてもよい。
受光領域RAで受光される反射光RFの範囲は、一例として、光軸Mに平行な軸を中心とした角度0°〜40°の範囲の反射光RFである。この反射光RFが受光領域RAで受光されると、各受光素子16の受光光量により立体的な分布が形成される。完全拡散面において反射された場合のように、反射光RFが等方的な場合には、この立体的な分布の、Z軸を含む平面で切断した断面の形状は、図3(b)に示すように略ガウス曲線となる。
なお、図3(b)の横軸の受光素子番号1〜6は、図3(a)に示した受光素子16の番号1〜6に対応している。また、受光領域RAにおける受光素子16と受光素子16との間では反射光RFが受光されないので、実際の出力分布は離散的となるが、図3(b)ではこれを省略して図示している。
さらに、計測装置10では、受光素子16の受光面と開口縁42AとがZ軸方向上同じ位置とされているので、受光素子16の受光面とレンズ34との距離F2は、レンズ34の焦点距離f2と同じ長さとされている。このため、対象物OBの位置がZ軸方向において上下に変動して、あるいは、Y軸方向において左右に変動して、異なる発光素子からの照射光IFが照射されても、対象物OBへの照射位置が同じである限り、受光領域RAにおける出力分布は常に一定となる。
換言すれば、対象物OBとして照射径程度の大きさの微小な領域を仮定すると、この対象物OBがZ軸方向において上下に、あるいは、Y軸方向において左右に移動した場合、異なる発光素子12による異なる照射光IFで照射され、異なる反射光RFを反射することになるが、本実施の形態に係る計測装置10では、受光領域RAに含まれる受光素子16全体による出力分布は、反射光RFの発生位置によらず常に同じ出力分布となる。
制御部20は、図4に示すように、CPU(Central Processing Unit)100、ROM(Read Only Memory)102、およびRAM(Random Access Memory)104を含んで構成されている。CPU100は、計測装置10の全体を統括、制御し、ROM102は、計測装置10の制御プログラム、あるいは後述する異常個所特定処理プログラム等を予め記憶する記憶手段であり、RAM104は、制御プログラム等のプログラムの実行時のワークエリア等として用いられる記憶手段である。CPU100、ROM102、及びRAM104は、バスBUSによって相互に接続されている。
バスBUSには、発光器14、受光器18、及び対象物OBを移動させるための移動装置(図示省略)を駆動する駆動部52が接続されており、発光器14、受光器18、及び駆動部52の各々は、バスBUSを介してCPU100の制御を受ける。
図5を参照して、制御部20による発光器14及び受光器18の制御について説明する。図5(a)は、上述したように発光器14の発光素子12を順次発光させる場合において、ある発光素子12を発光させるための発光パルス信号P1を、図5(b)は、次の発光素子12を発光させるための発光パルス信号P2を各々示している。図5(a)、(b)に示すように、本実施の形態に係る発光器14の制御では、発光パルス信号P1と発光パルス信号P2との間に、予め定められた期間の無信号(0レベル)時間が設けられている(図5の時刻t2、t4に対応する部分)。図5(c)は、発光パルス信号P1、P2によって発光素子12から発生した照射光IFによる反射光RFを、受光器18で受光する際の読取パルスを示している。この読取パルスにより、受光器18に含まれる全受光素子16(つまり、受光領域RA内の受光素子16)の受光光量が読み取られ、出力分布を示す信号とされる。
まず、発光パルス信号P1によって発生した照射光IFの反射光RFを、時刻t1において全受光素子16で読み取る。いま、全受光素子16の個数をk個とすると、各受光素子16からk個の受光信号Sr(1)、Sr(2)、・・・、Sr(k)が得られる。次に、時刻t2において、発光パルス信号P1と発光パルス信号P2との間の0レベルの受光光量を全受光素子16によって読み取る。全受光素子16で読み取られたk個の0レベルの受光信号をSr0(1)、Sr0(2)、・・・、Sr0(k)とする。次に、全受光素子16の反射光RFの受光信号と0レベルの受光信号との差分、すなわち、Sr(1)−Sr0(1)、Sr(2)−Sr0(2)、・・・、Sr(k)−Sr0(k)を算出し、このk個の差分値を受光光量の出力分布とする。発光パルス信号P2以降も同様にして出力分布を算出する。算出された出力分布は、RAM104等の記憶手段に一時的に記憶させてもよい。
なお、上記のように、反射光RFの受光信号から無信号時の受光信号を減算して反射光RFによる出力分布を示す信号を生成するのは、外乱光による影響を除くためであり、外乱光の影響が無視できる場合には、反射光RFの受光信号をそのまま出力分布を示す信号としてもよい。また、この場合には、連続する発光パルス信号の間を空ける必要もなく、さらには、受光するタイミングは読取パルスで決まるので、一部が重なっていてもよい。
次に、図6を参照して、対象物OBの反射特性(例えば、表面の凹凸度合)を計測する場合の計測装置10の動作について説明する。図6(a)ないし(c)は、発光器14の発光素子12A、12C、12Bが順次発光した場合の、照射光IFの光束、及び、照射光IFが対象物OBの表面200で反射し、受光器18に導かれる反射光RFの光束を各々示している。
まず、対象物OBが−X方向に移動して、対象物OBの先端が計測領域Tに進入すると、時間差を設けて各発光素子12が順次発光し、対象物OBに向けて照射光IFが個別照射される。そして、対象物OBの後端が計測領域Tを通り抜けるまで、発光素子12Aから発光素子12Bまでの1周期の発光が繰り返される。先述したように、この発光素子12の発光制御は、制御部20によって実行される。
各発光素子12で発光された照射光IFの光束は、レンズ32によって、レンズ34の方向に向くようにその発散度合が変えられる。レンズ32によって発散度合が変えられた光束は、絞り40によって絞られる(制限される)。絞り40によって絞られた光束はレンズ34によって集光され、Z軸方向(光軸Mに平行な方向)から対象物OBに照射される。換言すれば、対象物OBは、照射光IFのレンズ34による集光点付近に配置される。本実施の形態に係る照射光は、先述したように、対象物OBの表面200において、一例として数10μmφ程度まで集光される。
対象物OBに照射された照射光IFは、対象物OBの表面200で反射し、反射光RF(図6では、矢印付点線で示されている)を生成する。反射光RFの光束は、レンズ34によって、各受光素子16の方向に向かうように方向が変えられる。レンズ34を透過した反射光RFは、各受光素子16によって受光される。
対象物OBの表面200の状態に応じ、照射光IFは様々な方向に反射されるが、本実施の形態では、先述したように、照射光のIFの表面200への入射点を通る、光軸Mに平行な軸を中心として0°〜40°の角度の範囲の反射光RFを受光する。従って、1個の発光素子12から発光される照射光IFに対応する受光器18の受光領域RAは、略円形となる。図3(a)の受光領域RAは、その一例を示したものである。
各受光素子16で受光された受光信号は、先述したように、制御部20の制御によって、予め定められたタイミングで読み取られる。読み取られた受光信号はRAM104等の記憶手段に一時的に記憶されてもよい。制御部20は、各発光素子12に対応する受光信号(輝度信号)を用いて受光領域RAにおける出力分布(受光プロファイル)を生成する。この出力分布には反射光RFの角度情報が含まれるので、例えば対象物OBの凹凸度合が計測される。
以上詳述したように、本実施の形態に係る計測装置10によれば、発光素子12からの光が対象物OBに向けて個別照射され反射した反射光RFを受光素子16で受光することにより、対象物OBの形状の変化や表面状態等が精密に計測される。
ところで、計測装置10のような計測装置は、実際の製品の生産ラインで使用される場合も多い。実際の製品の生産ラインでは、精密な計測もさることながら、極力計測時間を低減することが求められる。一方、生産ラインにおける計測装置10の重要な用途として、製品に、特にその表面に異常(欠陥)が存在するか否かを検査する検査装置としての用途がある。以下では、本実施の形態に係る計測装置10を、製品に異常箇所が存在するか否か検査する検査装置として用いた場合を例にとり、異常箇所が存在する場合の異常個所の特定時間をより低減する方法について説明する。
計測装置10を検査装置として用いた場合、通常対象物OBを移動させつつ複数の発光素子12からの照射光IFを対象物OBに個別照射し、対象物OBからの反射光RFを対象物OBの全体に亘って取得し、この全体の反射光RFを用いて対象物OBにおける異常個所を計測する。このような検査方法によれば、異常個所の位置、範囲、状態等について精緻な計測がなされる。
しかしながら、上記の検査方法では、複数の発光素子12を順次発光させる時間、反射光RFを順次受光し反射光量として処理する時間等に起因して、計測時間が大きくなるという問題がある。つまり、発光素子12の個数をN個、1回の計測における対象物OBの−X方向への移動ステップの数をM回とすれば、N×M回の発光が必要になる。計測時間は、この発光素子12のN×M回の発光に要する時間と、M回の−X方向へのステップ移動に要する時間に依存して決定される。なお、計測時間には受光素子16及び受光素子16に接続された受光回路の処理時間も含まれるが、ここではこれらの時間を発光時間に含めて考える。
一方、反射光量を一度に取得するために複数の発光素子12を同時に発光させて反射光量を取得すると、異常個所の計測(特定)精度が落ちる。これは、発光素子12を同時に発光させると、1つの受光素子16に、対象物OB上の様々な照射位置に起因する反射光RF、つまり、複数の発光素子12に起因する反射光RFが混在して入力されるので、異常箇所の位置、大きさ、状態等に関する情報が全体の反射光の中に埋没してしまう(コントラストが悪くなる)ためである。
そこで、本発明では、反射光量の計測を第1の計測と、第2の計測との2段階に分けることにした。つまり、発光素子12を同時発光させた照射光IFを欠陥箇所に照射させて(全体照射して)取得した反射光RFでは、様々な方向の照射光IFに対する反射光RFが合成されるので、欠陥箇所を含む大まかな異常個所は特定されるものの、正確なエッジを含む欠陥箇所の検出までは難しい。そこで、同時発光による計測を行った後、特定された大まかな異常個所に対して順次発光による照射光IFを照射し(個別照射)、各個別照射により対象物OBで反射た反射光RFを取得し、該反射光を用いて正確なエッジを含む欠陥箇所の検出を行うこととした。
より詳細には、第1の計測として、対象物OBを−X方向に移動させつつ複数の発光素子12を同時発光させて全体照射し全体の全反射光量を取得し、該全反射光量用いて反射光量の異常の有無を判定すると共に反射光量が異常な対象物OBの領域を光量異常領域として特定する。次に、第2の計測として、光量異常領域を含む走査領域において対象物OBを移動させつつ発光素子12を順次発光させて部分反射光量を取得し、部分反射光量を用いて対象物の異常領域を詳細に計測(特定)する。
第1の計測では、異常個所の位置、大きさ、状態等に関する精密な情報は得られないものの、異常個所の有無、及び異常個所の大まかな領域(光量異常領域)が判別される。しかも、この光量異常領域は、対象物OBを−X方向に移動させるステップ数だけの発光回数であるM回によって取得される。
一方、第2の計測では、発光素子12を順次発光させて個別照射しつつ、光量異常領域をカバーするステップ数だけ、対象物OBを−X方向に移動させて部分反射光量を取得する。なお、順次発光においては、複数の発光素子12の全てについて順次発光させる必要はなく、光量異常領域をカバーする照射光IFが生成される分だけの発光素子12を発光させてもよい。この際の、発光させる発光素子12の個数をN’(<N)個とする。個別照射では分解能の高い反射光量が取得されるので、異常箇所の特定精度が落ちることもなく、対象物OBにおける異常個所のより詳細な情報、例えば異常個所のX−Y平面上の座標等が取得される。
ここで、光量異常領域をカバーする−X方向の移動のステップ数をM’(<M)回とすれば、発光素子12の発光回数はN’×M’回であり、全体照射のM回を加えれば、本実施の形態に係る発光回数は(N’×M’+M)回となる。多くの場合M’はMに比べて十分小さいので、(N’×M’+M)<N×Mとなる。また、−X方向へのステップ移動数は、上記計測方法でM回、本実施の形態に係る計測方法で(M+M’)回であるが、M’は小さいので、(M+M’)≒Mである。従って、本実施の形態に係る計測方法の計測時間は、上記計測方法に係る計測時間と比較して大幅に低減される。なお、上記検討では、各移動ステップにおいて発光させる発光素子12の個数は全てN’個と仮定したが、むろん移動ステップごとにその個数を変えてもよい。また、第1の計測において光量異常領域が検出されなければ、発光素子12の全発光回数はM回であり、計測時間はさらに低減されることになる。
以下、図7及び図8を参照して、本実施の形態に係る計測装置10の動作についてより詳細に説明する。
まず、第1の計測では、図7(a)に示すように、対象物OBを−X方向に予め定められたステップで移動させつつ発光器14の発光素子12を同時に発光させ、発光素子12の個数分だけの照射光IF(平行光)を対象物OBの表面に同時に照射する。この全体照射においては、移動ステップごとに発光素子12の発光を停止させつつ行うことを基本とするが、これに限られず、発光素子12を発光させ続けて対象物OBを移動させてもよい。そして、発光素子12の個数分だけの照射光IFによる反射光(図示省略)を合算して受光器18の受光素子16で受光する。この全体照射によって、対象物OBの全体に亘る反射特性(正反射や拡散反射等の分布)が受光素子16を介して出力される。なお、図7(a)は、対象物OBの表面に光量異常領域(他の領域と反射特性が異なる領域)がない場合を示している。
一方図7(b)は、対象物OBの表面に光量異常領域Qが存在する場合を示している。
光量異常領域Qが存在する場合は、受光素子16を介して得られる反射特性は図7(a)の場合と異なったものとなる。この異なる反射特性によって、光量異常領域Qの有無が判断されると共に、光量異常領域Qの範囲が、例えばX−Y平面における座標で取得される。この全体照射は、予め定められたX軸方向のステップ単位で対象物OBを−Xに移動させつつ、対象物OBの全体に亘って行われる。
次に、第2の計測では、光量異常領域Qに発光器14からの照射光IFが照射される位置に、対象物OBが移動される。そして、図7(c)に示すように、発光器14の発光素子12を順次発光させ、つまり、照射光IFを図7(c)に示す矢印Aの方向に移動させつつ対象物OBに照射光IFを照射する。そして、各照射点ごとの反射特性を受光素子16を介して取得することにより、光量異常領域Qの位置、大きさ、状態等に関する精緻な情報が取得される。なお、本第2の計測においては、より計測精度(欠陥位置の特定精度)を向上させるために、第1の計測に対して計測条件を変更してもよい。例えば、X軸方向の移動ステップをより細かく、例えば1/2にする、順次発光させる発光素子12の数を増加させる等の変更が考えられる。
なお、上記実施の形態では、第1の計測の全体照射において発光素子12を全て同時に発光させる形態を例示して説明したが、これに限られず、例えばひとつおきのように発光素子12の一部を発光させる形態としてもよい。また、上記実施の形態では、第2の計測の個別照射において光量異常領域Qに対応する発光素子12のみを発光させる形態を例示して説明したが、これに限られず、発光素子12の全てを順次発光させる形態としてもよい。
次に、図8を参照して、対象物OB上の照射光IFについてより詳細に説明する。図8では、5個の発光素子12を発光させる場合の照射光IFを例示している。図8は、対象物OBに照射された照射光IFのスポットS(S1〜S5)を、図1に示す計測装置10の上方(Z軸方向)から見た状態を示している。図8(a)〜(d)は第1の計測時におけるスポットSの状態を、図8(e)〜(i)は第2の計測時におけるスポットSの状態を、各々示している。
図8(a)〜(d)に示す第1の計測では、対象物OBが−X方向に座標X1、X2、X3、X4のステップで移動している。5個の発光素子12を同時発光させた場合の照射光IFのスポットをS1〜S5で示している。また、5個の発光素子12を順次発光させる場合は、図6(a)〜(c)に示すように発光させる発光素子12が−Y方向に移動するので、スポットS1〜S5は+Y方向に移動する。そこで、スポットS1〜S5に対応する発光素子12を順にy1〜y5と表記している。
図8(a)〜(d)では、図8(a)、(b)、(d)に示すように座標X1、X2、X4では光量異常領域Qが検出されず、図8(c)に示すように座標X3で光量異常領域Qが検出された例を示している。光量異常領域Qの検出は、例えば反射光の受光量を予め定められた基準受光量と比較して行われる。図8(c)に示すように、光量異常領域QはスポットS2、S3を含む領域であり、第1の計測による出力は座標X3となる。むろん、第1の計測による出力は1点の座標に限られず、Xmin〜Xmaxのような範囲で取得されることもある。ただし、この段階では、光量異常領域Qの発生要因となる欠陥の詳細までは判別されない。
一方、第2の計測では、図8(e)〜(i)に示すように、対象物OBのX軸上の位置を座標X3に固定し、発光素子y1〜y5を順次発光させて個別照射を行う。この個別照射によって、各々発光素子y2、y3に対応するスポットS2、S3の照射位置に存在する欠陥の詳細情報、すなわち欠陥の位置、大きさ、状態等に関する精緻な情報が取得される。上述したように、発光素子y2、y3による対象物OB上の照射位置は予め分かっている。従って、スポットS2、S3による反射光RFを受光素子16で受光することにより、異常(欠陥)箇所の形状の変化や表面状態等が、その位置も含めて取得されるのである。なお、実際の第2の計測においては、第1の計測による出力である座標X3だけでなく、その前後、例えば座標X2、X4においても個別照射を行って反射特性を取得することが好ましい。このことにより、欠陥領域の検出漏れが抑制される。
次に、図9を参照して、本実施の形態に係る計測装置10によって、異常個所の特定を行うための異常個所特定処理プログラムについて説明する。図9は、本実施の形態に係る異常個所特定処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。図9に示す処理は、例えば、ユーザにより図示しない入力部を介して実行開始の指示がなされると、制御部20のCPU100がROM102等の記憶手段から本異常個所特定処理プログラムを読み込み、実行する。
図9に示すように、まずステップS100で、対象物OBのX軸方向の位置を設定する。本実施の形態では、対象物OBの移動は、設定された位置から予め定められたステップ(単位移動距離)単位で−X方向に移動させることにより行う。
次のステップS102では、発光素子12を同時に発光させ全体照射を行う。この全体照射により、発光素子12の個数分の照射光IFが平行光として対象物OBの表面に照射される。本ステップでの同時発光においては、発光後一旦全発光素子12を消灯させるが、むろん第1の計測が終了するまで発光を維持したままであってもよい。
次のステップS104では、照射光IFによる反射光RFの受光量を受光素子16を介して取得する。
次のステップS106では、X軸方向の全ステップ位置における受光量の取得が完了したか否かについて判定する。当該判定が否定判定となった場合には、ステップS108で対象物を−X方向に1ステップ移動させてステップS100に戻り、全体照射を継続する。一方、ステップS106で肯定判定となった場合には、ステップS110に移行する。
ステップS110では、各ステップ位置における受光量と、予め設定しておいた基準受光量とを比較する。基準受光量は、ある領域が光量異常領域Qであるか否かについて判定する基準であり、例えば受光量の下限値で与えられる。しかしながら、これに限られず、基準受光量は、上限値で、あるいは下限値及び上限値の双方で与えられてもよい。基準受光量は、予め実験、シミュレーション等により求め、ROM102等の記憶手段に記憶させておいてもよい。
次のステップS112では、ステップS110における比較の結果、各ステップ位置における受光量のうち、基準受光量の範囲外であるものが存在するか否か、つまり、受光量が基準受光量の範囲外となる基準外ステップ位置があるか否かについて判定する。当該判定が否定判定となった場合には、本異常個所特定処理プログラムを終了する。一方、当該判定が肯定判定となった場合には、ステップS114に移行する。基準外ステップ位置は、RAM104等の記憶手段に一時的に記憶させてもよい。対象外ステップ位置は、例えば、X座標、又はX座標の範囲で与えられる。本ステップまでが上記第1の計測に相当する。
ステップS114では、対象物OBを、ステップS112で求めた基準外ステップ位置に移動させ、対象物OBのX軸方向の位置を設定する。
次のステップS116では、発光素子12を順次発光させ、対象物OBに対する個別照射を行う。本ステップにおける個別照射は、全発光素子12について順次発光させてもよいし、例えば光量異常領域Qへの照射光IFを生成する発光素子12のみについて順次発光させてもよい。
次のステップS118では、ステップS116における個別照射による照射光IFの各々に対する反射光RFの受光量を取得する。
次のステップS120では、全部の基準外ステップ位置について個別照射が完了したか否かについて判定する。当該判定が否定判定となった場合には、ステップS122で、対象物OBのX方向の位置を1ステップ移動させてステップS114に戻り、個別照射を継続する。一方、当該判定が肯定判定となった場合には、ステップS124に移行する。
ステップS124では、ステップS118で取得した反射光RFの受光量に基づいて光量異常領域Qの詳細情報、すなわち、欠陥の位置、大きさ、表面の状態等を示す情報を取得する。その後、本異常個所特定処理プログラムを終了する。以上までのステップが、上記の第2の計測に相当する。
[第2の実施の形態]
図10を参照して、本実施の形態に係る計測装置について説明する。本実施の形態は、上記実施の形態の第1の計測において、全体照射を分割全体照射に変更した形態である。
従って、本実施の形態に係る計測装置は上記実施の形態に係る計測装置10と同様なので、必要な場合には図1、2等を参照することとし、計測装置の図示を省略する。
ところで、計測装置10においては、基本的に、1個の発光素子12の照射光IFでも、受光素子16で受光される反射光RFの光量が計測に十分な光量となるように設定されている。従って、対象物OBの欠陥領域の大きさと全体照射による反射光の光量との関係、あるいは欠陥が存在する場合の反射光の光量と存在しない(つまり正常な場合)の反射光の光量との差分と、全体照射による反射光の光量との関係に配慮する必要がある。つまり、例えば、欠陥領域が小さいとその欠陥領域の状態を反映した反射光の光量、すなわち光量異常領域Qの反射光の光量は小さくなるが、このような場合において全発光素子12を同時発光させると、光量異常領域Qによる反射光が同時発光による反射光の中に埋没し、光量異常領域Qのコントラストが下がり、欠陥位置特定の精度が劣化することが想定される。また、多くの発光素子12からの照射光IFによる反射光RFが合算された光が受光素子16で受光されるので、欠陥のエッジがより曖昧になることが想定される。
そこで、本実施の形態では、発光素子12を予め定められたグループに分割して複数の発光素子グループを構成し、この発光素子グループ単位で発光させ、第1の計測における全体照射を行っている。
図10を参照して、本実施の形態に係る分割全体照射についてより詳細に説明する。図10は、対象物OBへの照射光IFによるスポットS(S1〜S18)を図1示す計測装置10の上方より見た図であり、発光素子12の個数は一例とし18個としている。
図10(a)は、発光素子12のグループ分けの一例を説明する図である。すなわち、本実施の形態では、18個の発光素子12を6個ずつの3グループ、つまりグループG1、G2、G3に分割している。なお、このグループ分けする発光素子12の個数は、想定される光量異常領域Qの大きさ(欠陥領域の大きさ)に応じて決めればよい。例えば、想定される欠陥領域の大きさが大きい場合には、9個ずつの2グループ、想定される欠陥領域の大きさが中程度の場合には、6個ずつの3グループ、想定される欠陥領域の大きさが小さい場合には、3個ずつの6グループとすればよい。また、必要な場合には、1個ずつ発光させてもよい、つまり個別照射を行ってもよい。このような基準でグループ分けし、同時発光させる発光素子12の数を限定することにより、コントラストがより明瞭になるので、欠陥領域の特定精度が高められる。
本実施の形態に係る分割全体照射においては、いずれかの発光素子グループを発光させてもよいし、全ての発光素子グループを順次発光させてもよい。なお、上記のようなグループ分けの内容は、ROM102等の記憶手段に記憶させておいてもよい。また、実際の計測においては、固定されたグループによる分割同時発光としてもよいし、計測のつどグループを切り替えて分割同時発光を行うようにしてもよい。
図10(b)〜(d)は、全ての発光素子グループを順次発光させる場合の分割同時発光における発光素子12の動作を示している。すなわち、図10(b)に示すように、まずグループG1を発光させ、グループG1の分割全体照射による反射光RFを受光素子16で受光する。次に、図10(c)に示すように、グループG2を発光させ、グループG2の分割全体照射による反射光RFを受光素子16で受光する。最後に、図10(d)に示すように、グループG3を発光させ、グループG3の分割全体照射による反射光RFを受光素子16で受光する。グループG1、G2、G3の各分割全体照射による反射光RFの受光量は、CPU100により合成され、この合成された受光量を用いて光量異常領域Qが存在するか否かが判断される。
本実施の形態に係る全体照射を採用した場合の異常個所特定処理は、図8に示すフローチャートのステップS102において、分割同時発光を行うようにすればよく、その余のステップは上記実施の形態と同様である。
本実施に係る計測装置によれば、個々の分割全体照射において欠陥領域の良好なコントラストが確保され、欠陥領域のエッジの検出能力も高められる。
さらに、本実施の形態に係る分割全体照射によれば、同時に、受光素子16の飽和も抑制される。すなわち、本実施の形態に係る計測装置では、上述したように、1個の発光素子12からの照射光IFでも、受光素子16で受光される反射光RFの光量が計測に十分な光量となるように設定されている。換言すれば、受光素子16が飽和する直前の状態で使用されている。従って、本実施の形態に係る受光素子16は飽和しやすいともいえるが、本実施の形態に係る分割全体照射を用いることにより、受光素子16の飽和もより低減される。
なお、上記実施の形態では、発光素子12をグループ分けするに際し、連続する発光素子12ごとにグループ分けする形態を例示して説明したが、これに限られない。例えば、100個の発光素子12を有する発光器14について10のグループにグループ分けすることを考えた場合、発光素子グループ(1、2、・・・、10)、(11、12、・・・、20)、・・・、(91、92、・・・、100)とグループ分けするのが上記実施の形態である。ただし、かっこ内の数字は連続する発光素子12に連続して付した番号である。これを、例えば、離散的な発光素子12の番号でグループ分けしてもよい。つまり、発光素子グループ(1、11、・・・、91)、(2、12、・・・、92)、・・・、(10、20、・・・、100)のようにグループ分けしてもよい。
そして、各発光素子グループごとに順次連続発光させ、各々の反射光RFを受光素子16で受光する。このような形態によれば、離れた計測点の反射光RFの積算値を受光することになるが、各々の同時発光の結果に異常値があれば、あらためて、例えば発光素子グループ(1、11、・・・、91)を順次発光させて詳細な異常領域を計測する。このような形態によれば、例えば周期的でかつ比較的長く連続するような欠陥の計測に有効である。
また、上記実施の形態では、分割全体照射を採用して欠陥領域のコントラストを向上させる形態を例示して説明したが、これに限られない。例えば、全体照射において、個々の発光素子12の発光光量を減少させてもよいし、あるいは受光素子16に接続される受光回路の利得を減少させてもよい。発光素子12の発光光量の低減は、例えば発光素子12に流す電流によって調整される。あるいは、逆に、第2の計測の順次発光において発光素子12の発光光量を増加させてもよいし、受光素子16に接続される受光回路の利得を増加させてもよい。
また、上記各実施の形態の第1の計測で実行される同時発光においては、発光器14を構成する複数の発光素子12の発光光量にばらつきがあると、計測結果が不正確となることも想定される。この発光光量のばらつきに対処する方法として、例えば、予め各発光素子12の発光光量を測定しておき、計測時に各発光素子12の発光光量を略等しくなるように制御する方法がある。
すなわち、基準受光素子を用いて予め各発光素子12の発光光量を測定し、ROM102等の記憶手段に記憶させておく。また、各発光素子12を駆動する駆動回路は、個々の発光素子12の発光光量を制御可能なように構成しておく。そして、計測時において、各発光素子12の発光光量が予め定められた目標値となるように、つまり、記憶されている各発光素子の発光量と目標値との差分を埋めるように各発光素子12をフィードバック制御する。
あるいは、例えば実際の計測の前処理として、発光器14の各発光素子12の発光光量を受光器18に配置された受光素子16で測定し、RAM104等の記憶手段に記憶させておく。そして、計測時において、各発光素子12の発光光量が予め定められた目標値となるように発光素子12をフィードバック制御してもよい。
また、上記各実施の形態では、対象物OBの全体の、あるいは部分の計測に際し対象物OBを移動する形態を例示して説明したが、これに限られない。対象物OBの全体の、あるいは部分の計測に際しては発光器14と対象物OBとが相対的に移動すればよいので、対象物OBを固定し、発光器14を移動させる形態としてもよい。
10 計測装置
12、12A、12B、12C 発光素子
14 発光器
14A 基板
16 受光素子
18 受光器
18A 基板
18B 開口部
20 制御部
30 光学系
32 レンズ
34 レンズ
40 絞り
42 開口部
42A 開口縁
52 駆動部
100 CPU
102 ROM
104 RAM
200 表面
BUS バス
IF 照射光
M 光軸
RF 反射光
OB 対象物
P1、P2 発光パルス信号
Q 光量異常領域
RA 受光領域
S、S1〜S18 スポット
T 計測領域

Claims (7)

  1. 対象物へ照射する照射光を発生する複数の発光部と、
    前記対象物に照射された前記照射光が反射された反射光を受光し反射光量を出力する受光部と、
    前記対象物と前記照射光とを相対的に移動させる相対移動を行う移動部と、
    前記移動部により前記相対移動を行いつつ前記複数の発光部を同時発光させて前記対象物の全体の全反射光量を取得し、前記全反射光量において反射光量異常が存在する場合に、前記反射光量異常に対応する前記対象物の光量異常領域を特定する第1の計測、及び、 少なくとも前記光量異常領域を含む前記対象物の一部の領域である走査領域において前記移動部による前記相対移動を行いつつ前記複数の発光部を順次発光させて前記走査領域内における前記対象物の部分反射光量を取得し、前記部分反射光量を用いて前記対象物の異常領域を計測する第2の計測を実行するように制御する制御部と、
    を含む計測装置。
  2. 前記移動部は、単位移動距離ごとに前記対象物と前記照射光とを相対的に移動させ、
    前記制御部は、前記第2の計測における前記相対移動の前記単位移動距離を、前記第1の計測における前記相対移動の前記単位移動距離よりも小さくなるようにして前記相対移動を行う
    請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記制御部は、前記第1の計測における前記光量異常領域を、前記相対移動の方向及び前記相対移動の方向に交差する方向の少なくとも一方の方向の範囲である異常範囲で特定し、
    前記走査領域を、前記異常範囲に予め定められた範囲を付加した領域とする
    請求項1又は請求項2に記載の計測装置。
  4. 前記制御部は、前記第1の計測において前記複数の発光部のうちの一部の発光部を同時発光させる
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の計測装置。
  5. 前記一部の発光部の個数は前記異常領域の大きさに応じて設定された
    請求項4に記載の計測装置。
  6. 前記複数の発光部は複数の発光部グループにグループ分けされており、
    前記制御部は、前記第1の計測において、前記複数の発光部グループをグループ単位で順次に発光させて前記同時発光を行う
    請求項4又は請求項5に記載された計測装置。
  7. 前記複数の発光部の各々は前記対象物の表面上の互いに異なる位置に前記照射光を照射するように構成され、
    前記制御部は、前記第2の計測において、前記複数の発光部のうち前記走査領域に照射光を照射する位置の発光部を順次発光させる
    請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の計測装置。
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