JP2017026191A - 温度膨張弁及び冷凍サイクル - Google Patents

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Abstract

【課題】弁部材2の振動を抑制して、ニードル部21が弁ポート13に繰り返し衝突したり異音が発生するのを防止できる温度膨張弁及び冷凍サイクルを提供する。
【解決手段】弁ポート13及び弁座13aに対向して弁部材2を配置する。弁部材2を作動軸4を介してダイヤフラム装置6で駆動して弁ポート12を開閉する。弁部材2の少なくとも一部の部分を、弁ポート13と弁部材2との絞り部よりも下流側に配置する。弁部材2を弁ポート12から流れる流体の力で軸線Lに対して片側に付勢する、付勢手段を設ける。付勢手段は、弁部材2のDカット面221を有するフランジ部22とする。弁部材2のDカット面221側で冷媒の流量を多くする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートポンプ式の冷凍サイクルの凝縮器と蒸発器との間に接続される温度膨張弁及び冷凍サイクルに関する。
従来、温度膨張弁として、例えば特開平11−270929号公報(特許文献1)に開示されたものがある。この温度膨張弁は、エアコン等の空気調和機の冷凍サイクルにおいて凝縮器と蒸発器との間に設けられる。また、この温度膨張弁は、蒸発器の出口温度を感知する感温筒を備え、この感温筒で感知した温度に応じてダイヤフラムを変位させる。そして、このダイヤフラムの動きを作動軸を介して弁部材に伝達し、弁部材で弁ポートの開度を制御する。これにより、蒸発器の出口温度に応じて冷凍サイクルを循環する冷媒(流体)の流量を制御する。
特開平11−270929号公報
温度膨張弁では、弁ポートと弁部材との間の絞り部で冷媒を絞る作用をするが、この絞り部を通過した後の冷媒にはキャビテーションが生じ、このキャビテーションの破裂により弁部材が微振動し、この振動が作動軸等に伝達され異音を発生することがある。また、特に弁部材がニードル弁の場合、この微振動によって、ニードル弁が弁ポートに繰り返し衝突し、弁ポート(弁座)が摩耗することがある。このような弁部材の振動は、冷媒の流れによっても生じる。
本発明は、弁部材の振動を抑制して、弁部材が弁ポートに繰り返し衝突したり異音が発生するのを防止できる温度膨張弁及び冷凍サイクルを提供することを課題とする。
請求項1の温度膨張弁は、冷凍サイクルの蒸発器の出口側配管の温度に感応して該冷凍サイクルの流体の循環流量を制御する温度膨張弁であって、前記流体を流す弁ポートを開閉する弁部材の少なくとも一部が、該弁ポートと該弁部材との絞り部よりも下流側に位置し、該弁部材を、前記弁ポートから流れる流体の力で該弁ポートの軸線に対して片側に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする。
請求項2の温度膨張弁は、請求項1に記載の温度膨張弁であって、前記付勢手段が、前記弁部材の前記軸線回りに非回転対称な非対称形状部で構成されていることを特徴とする。
請求項3の温度膨張弁は、請求項1に記載の温度膨張弁であって、前記付勢手段が、前記弁ポートの周囲の弁座に形成された前記軸線回りに非回転対称な非対称形状部で構成されていることを特徴とする。
請求項4の温度膨張弁は、請求項2に記載の温度膨張弁であって、前記弁部材が、前記弁ポートに対向して前記下流側から上流側にかけて縮径するニードル部と、該ニードル部の下流側で前記軸線と交差する面方向に拡がるフランジ部と、を有し、前記非対称形状部が前記フランジ部に形成されていることを特徴とする。
請求項5の温度膨張弁は、請求項2に記載の温度膨張弁であって、前記弁部材が、前記弁ポートに対向して前記下流側から上流側にかけて縮径するニードル部と、該ニードル部の下流側で該ニードル部とは別部材で前記軸線と交差する面方向に拡がる板部材とで構成され、前記非対称形状部が前記板部材に形成されていることを特徴とする。
請求項6の温度膨張弁は、請求項3に記載の温度膨張弁であって、前記非対称形状部が、前記弁ポートの前記下流側に形成されたブリード溝であることを特徴とする。
請求項7の温度膨張弁は、請求項3に記載の温度膨張弁であって、前記非対称形状部が、前記弁ポートの前記下流側で前記軸線に対して片側に偏った位置に形成された縦壁部と切り欠き部であることを特徴とする。
請求項8の冷凍サイクルは、流体である冷媒を圧縮する圧縮機と、凝縮器、蒸発器と、前記凝縮器と前記蒸発器との間にて冷媒を膨張させて減圧する請求項1乃至7のいずれか一項に記載の温度膨張弁と、を備えたことを特徴とする。
請求項1の温度膨張弁によれば、付勢手段が、弁ポート通過後の流体の流れによる力を、弁部材に対して弁ポートの軸線の両側に対して非対称に作用させるので、弁部材が弁ポートの軸線と交差する方向に付勢され、弁部材の振動を抑制することができる。その結果、弁部材が弁ポート(あるいは弁座)に繰り返し衝突するのを防止でき、異音(衝突音)が生じることがなくなり静音性が得られる。また、弁ポートが摩耗して流量特性が変化してしまうことを防止できる。
請求項2、4,5の温度膨張弁によれば、弁部座の形状を設定することにより、請求項1と同様な効果が得られる。
請求項3、6,7の温度膨張弁によれば、弁座の形状を設定することにより、請求項1と同様な効果が得られる。
請求項8の冷凍サイクルシステムによれば、請求項1乃至7と同様な効果が得られる。
本発明の第1実施形態の温度膨張弁の縦断面図である。 第1実施形態における弁部材を示す図である。 第1実施形態における弁部材の変形例1を示す上面図及び断面図である。 第1実施形態における弁部材の変形例2を示す上面図及び断面図である。 本発明の第2実施形態の温度膨張弁の縦断面図である。 第2実施形態における弁部材を示す図である。 本発明の第3実施形態の温度膨張弁の縦断面図である。 第3実施形態の温度膨張弁の要部拡大断面図である。 本発明の第4実施形態の温度膨張弁の要部拡大断面図及び弁座部の底面図である。 本発明の実施形態に係る冷凍サイクルの概略構成図である。
次に、本発明の温度膨張弁の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の温度膨張弁の縦断面図、図2は第1実施形態における弁部材を示す図である。図2(A)は弁部材の上面図、図2(B)は弁部材の縦断面図である。
この実施形態に係る温度膨張弁10は金属製の弁本体1を有している。弁本体1には、配管接続孔11と、配管接続孔12と、弁ポート13と、弁室14と、ガイド孔15と、軸受け孔16と、ねじ孔17とが形成されている。配管接続孔11には矢印のように流体が流入する一次側継手11aが取り付けられ、配管接続孔12には矢印のように流体が流出する二次側継手12aが取り付けられている。一次側継手11aは弁室14に連通され、二次側継手12aは弁ポート13を介して弁室14に連通されている。なお、一次側継手11aと二次側継手12aは、ろう付け等により弁本体1と一体に組み付けられている。
弁ポート13の周囲は弁座13aとなっており、弁座13aの内部には、弁ポート13に対向する弁部材2が配設されている。弁部材2は、ニードル部21と、フランジ部22と、ボス部23とで構成されている。ニードル部21は弁ポート13に対向して下流側から上流側にかけて縮径する形状となっている。そして、後述のダイヤフラム装置6の作用により弁部材2のニードル部21が弁ポート13内に進退され、弁ポート13の軸線L方向の位置に応じて弁ポート13を流れる「流体」としての冷媒の流量が制御される。このように、弁ポート13とニードル部21の間隙は冷媒を絞る「絞り部」を構成している。そして、弁部材2は少なくともその一部が、この弁ポート13と弁部材2との絞り部よりも下流側に位置している。
二次側継手12a内にはリング状のストッパ管12bが配設され、このストッパ管12bと弁部材2との間に弁ばね3が圧縮して配設されている。これにより、弁部材2は弁座13aに着座するように付勢されている。なお、ストッパ管12bは中央に導通路12b1を有するとともに外周にかしめ溝12b2を有し、二次継手12aをかしめ溝12b2の部分でかしめることにより、ストッパ管12bが二次側継手12a内に固着されている。
弁部材2のニードル部21の中央には固定孔21aが形成され、弁部材2は固定孔21aにて作動軸4の下端部に固定されている。作動軸4は、弁ポート13とガイド孔15を貫通するとともに、軸受け孔16とねじ孔17内に設けられた軸受け部5で支持されている。そして、この作動軸4はダイヤフラム装置6の動作を弁部材2に伝達する。
軸受け部5は、フッ素樹脂(例えばPTFE)等で形成されたパッキン51と、コイルばね52と、ばね受け53とで構成されている。パッキン51は下端にテーパ面51aを有するとともに中心に作動軸4を通す挿通孔51bを有している。軸受け孔16の底部はすり鉢状のテーパ面16aとなっており、パッキン51のテーパ面51aの角度は、軸受け孔16のテーパ面16aの開角より角度が小さくなっている。また、コイルばね52はパッキン51とばね受け53との間に圧縮して配設されており、ばね受け53はねじ孔17にねじ込まれて固定されている。
これにより、パッキン51は軸受け孔16のテーパ面16aに押しつけられ、このテーパ面16aの傾斜により、パッキン51のテーパ面51aの先端は半径方向に縮径するように付勢される。これにより、弁室14と均圧室65とを気密に分離することができる。また、パッキン51と作動軸4との間に適度な摺動抵抗が生じ、弁部材2のハンチング(弁部材2の軸線L方向の振動)を防止できる。
弁本体1の上部にはダイヤフラム装置6が取り付けられている。ダイヤフラム装置6は、薄型円盤状の上蓋61と下蓋62とによりケース体を構成しており、このケース体が下蓋62の取り付け孔62aにて弁本体1の上部の円環状リブ1aに嵌合され、ろう付けが施されることにより、弁本体1に固定されている。また、上蓋61と下蓋62の間にはダイヤフラム63を備えており、このダイヤフラム63によってダイヤフラム室64と均圧室65が区画されている。下蓋62内には当金66が配設されており、この当金66に作動軸4が当接されている。作動軸4と、ガイド孔15及び軸受け部5の各部材との間にはクリアランスが設けられている。均圧室65は、図示しない継手にて後述の均圧導管6Cに連通され、この均圧導管6Cを介して室内熱交換器20の出口側配管20aに連通されている。これにより、均圧室65の圧力は蒸発器出口の冷媒の圧力となる。
ダイヤフラム室64は、キャピラリチューブ6Aによって感温筒6Bと連通接続されている。感温筒6Bには例えば冷凍サイクルの冷媒と同じガス(及び液)が封入されており、後述のよぅに冷凍サイクルにおける室内熱交換器(蒸発器)の出口側配管に取り付けられる。また、一次側継手11aは冷凍サイクルの凝縮器の出口側配管に接続され、二次側継手12aは蒸発器の入口側配管に接続される。
これにより、ダイヤフラム室64の内圧は、感温筒6Bによる蒸発器の出口側配管の感知温度に応じて変化する。また、均圧室65は蒸発器の出口圧力が加えられる。そして、弁部材2は、感温筒6Bによる感知温度に応じて変位するダイヤフラム63及び当金66による弁開方向の力と、弁ばね3による弁閉力と、均圧室65の圧力との平衡関係により、図1において上下方向に移動し、弁ポート13の実効開口面積(弁開度)を増減する。これにより温度膨張弁10は蒸発器に供給する冷媒の流量を制御する。
弁部材2のフランジ部22は、その一部に軸線Lと平行な面で切断したDカット面221が形成されている。すなわち、弁部材2のこのDカット面221の部分は、軸線L回りに非回転対称な非対称形状部となっている。これにより、弁ポート13を通過した冷媒の流れによる力は、弁部材2に対して弁ポート13の軸線Lの両側(図1では左右側)に対して非対称に作用させる。このように、フランジ部22は「付勢手段」を構成している。
この実施形態では、Dカット面221側を通過する冷媒の流量が多くなり、弁部材2の非対称となる部分での左右方向で流体圧力に圧力差が生じ、弁部材2に対して一方側(軸線Lと交差する方向)に力が作用する。これにより、弁部材2の振動を抑制することができる。その結果、弁部材2が弁座13aに繰り返し衝突するのを防止でき、異音が生じることがなくなり静音性が得られる。また、弁ポート13が摩耗して流量特性が変化してしまうことも防止できる。
図3は弁部材2の変形例1を示す図であり、図3(A)は弁部材の上面図、図3(B)は弁部材の縦断面図である。この変形例1の弁部材2は、図3(A)に示すように平面視の形状が円形のフランジ部24を有しており、このフランジ部24は、図3(B)の断面に示すように、軸線Lの両側の厚みが異なっている。すなわち、弁部材2のフランジ部24は軸線L回りに非回転対称な非対称形状部となっている。
これにより、弁ポート13を通過した冷媒の流れによる力は、弁部材2に対して弁ポート13の軸線Lの両側(図3(B)では左右側)に対して非対称に作用させる。このように、フランジ部24は「付勢手段」を構成している。この変形例1では、フランジ部24の厚みの薄い方が冷媒の流量が多くなるので、弁部材2の非対称となる部分での左右方向で流体圧力に圧力差が生じ、弁部材2に対して一方側(軸線Lと交差する方向)に力が作用する。これにより、第1実施形態と同様に弁部材2の振動を抑制することができ、第1実施形態と同様な効果が得られる。
図4は弁部材2の変形例2を示す図であり、図4(A)は弁部材の上面図、図4(B)は弁部材の縦断面図である。この変形例2の弁部材2は、図4(A)に示すように平面視の形状が円形のフランジ部25を有しており、このフランジ部25の一部に孔251が形成されている。すなわち、弁部材2のフランジ部25は軸線L回りに非回転対称な非対称形状部となる。
これにより、弁ポート13を通過した冷媒の流れによる力は、弁部材2に対して弁ポート13の軸線Lの両側(図4(B)では左右側)に対して非対称に作用させる。このように、フランジ部25は「付勢手段」を構成している。この変形例2では、フランジ部25の孔251が有る側が冷媒の流量が多くなるので、弁部材2の非対称となる部分での左右方向で流体圧力に圧力差が生じ、弁部材2に対して一方側(軸線Lと交差する方向)に力が作用する。これにより、第1実施形態と同様に弁部材2の振動を抑制することができ、第1実施形態と同様な効果が得られる。
図5は第2実施形態の温度膨張弁の縦断面図、図6は第2実施形態における弁部材を示す図である。図6(A)は弁部材を構成する弁体の上面図、図6(B)は同弁体の縦断面図、図6(C)は弁部材を構成する板部材の上面図、図6(D)は同板部材の縦断面図、図6(E)は弁部材の縦断面図である。この第2実施形態において第1実施形態との大きな違いは、弁部材の構成である。以下、第2乃至第4実施形態において、第1実施形態と同じ要素及び対応する要素には同符号を付記して重複する説明は省略する。
この第2実施形態に係る弁部材7は、第1実施形態の弁部材2と略同形状の弁体7Aと、板部材7Bとで構成されている。弁体7Aは、ニードル部71と、フランジ部72と、ボス部73とで構成されている。また、ニードル部71には作動軸4の下端部に固定するための固定孔71aが形成されている。板部材7Bは薄板のプレス部品で皿形の形状をしており、その一部に軸線Lと平行な面で切断したDカット部741が形成され、さらに、中央に嵌合孔75が形成されている。そして、嵌合孔75内に弁体7Aのボス部73を挿入することにより、弁体7Aと板部材7Bが一体に組み付けられている。
この第2実施形態でも、作動軸4の作用により弁部材7のニードル部71が弁ポート13内に進退され、弁ポート13の軸線L方向の位置に応じて弁ポート13を流れる冷媒の流量が制御される。また、弁ポート13とニードル部71の間隙は冷媒を絞る「絞り部」を構成している。そして、弁部材7は少なくともその一部が、この絞り部よりも下流側に位置している。
この第2実施形態では、図6(C)に示すように、弁部材7における板部材7BのDカット部741の部分は、軸線L回りに非回転対称な非対称形状部となっている。これにより、弁ポート13を通過した冷媒の流れによる力は、弁部材7に対して弁ポート13の軸線Lの両側(図5では左右側)に対して非対称に作用させる。このように、板部材7Bは「付勢手段」を構成している。そして、Dカット部741側を通過する冷媒の流量が多くなるので、弁部材7の非対称となる部分での左右方向で流体圧力に圧力差が生じ、弁部材7に対して一方側(軸線Lと交差する方向)に力が作用する。これにより、弁部材7の振動を抑制することができ、第1実施形態と同様な効果が得られる。また、この第2実施形態の板部材7Bは薄板のプレス部品であり、弁部材や弁座等の加工費も抑制できる。
図7は第3実施形態の温度膨張弁の縦断面図、図8は第3実施形態の温度膨張弁の要部拡大断面図である。この第3実施形態において第1実施形態との大きな違いは、弁座13aの形状であり、この第3実施形態における弁部材2は、図4の変形例2におけるフランジ部25の孔251を無くした形状である。
弁座13aには、図8に示すように、弁ポート13の二次継手12a側の端部の一箇所にブリード溝13a1が形成されている。すなわち、この第3実施形態では、弁ポート13とニードル部21の間隙及びブリード溝13aは、冷媒を絞る「絞り部」を構成している。そして、弁部材2は少なくともその一部が、この絞り部よりも下流側に位置している。
この第3実施形態では、弁座13aのブリード溝13a1の部分は、軸線L回りに非回転対称な非対称形状部となっている。これにより、弁ポート13を通過した冷媒の流れによる力は、弁部材2に対して弁ポート13の軸線Lの両側(図7では左右側)に対して非対称に作用させる。このように、ブリード溝13a1は「付勢手段」を構成している。そして、この第3実施形態では、ブリード溝13a1側を通過する冷媒の流量が多くなるので、弁部材2の非対称となる部分での左右方向で流体圧力に圧力差が生じ、弁部材2に対して一方側(軸線Lと交差する方向)に力が作用する。これにより、弁部材2の振動を抑制することができ、第1実施形態と同様な効果が得られる。
図9は第4実施形態の温度膨張弁の要部拡大断面図(図9(A))及び弁座部の底面図(図9(B))である。この第4実施形態において第1実施形態との大きな違いは、弁座13aの形状であり、この第4実施形態における弁部材2は第3実施形態と同様である。弁座13aには弁ポート13の周囲で二次継手12a側(下流側)に延びる円弧状の縦壁部13a2と、この縦壁部13a2の一部を低くした切り欠き部13a3が形成されている。すなわち、縦壁部13a2と切り欠き部13a3は、弁ポート13の下流側で軸線Lに対してそれぞれ片側に偏った位置に形成されている。
この第4実施形態では、縦壁部13a2と切り欠き部13a3は、軸線L回りに非回転対称な非対称形状部となっている。これにより、弁ポート13を通過した冷媒の流れによる力は、弁部材2に対して弁ポート13の軸線Lの両側(図9(A))では左右側)に対して非対称に作用させる。このように、縦壁部13a2と切り欠き部13a3は「付勢手段」を構成している。そして、この第4実施形態では、切り欠き部13a3側を通過する冷媒の流量が多くなるので、弁部材2の非対称となる部分での左右方向で流体圧力に圧力差が生じ、弁部材2に対して一方側(軸線Lと交差する方向)に力が作用する。これにより、弁部材2の振動を抑制することができ、第1実施形態と同様な効果が得られる。
図10は実施形態に係る冷凍サイクルの概略構成図である。この冷凍サイクル100は、ルームエアコン等の空気調和機に利用されるものである。図10において、10は各実施形態の温度膨張弁、20は蒸発器である室内熱交換器、30は凝縮器である室外熱交換器、40は圧縮機である。圧縮機40で圧縮された冷媒は、室外熱交換器30に流入され、温度膨張弁10で絞られ、室内熱交換器20を介して圧縮機40の順に循環される。そして、室外熱交換器30が凝縮器として機能し、室内熱交換器20が蒸発器として機能し、室内等の冷房がなされる。
室内熱交換器20(蒸発器)の出口側配管20aには、温度膨張弁10から延びるキャピラリ6Aを介して感温筒6Bが取り付けられている。そして、感温筒6Aは出口配管20aの温度を感知して、その温度に応じた圧力を前記ダイヤフラム装置6に加え、前記のように温度膨張弁10の弁開度を変化させる。
なお、温度式膨張弁には内部均圧式と外部均圧式とがあり、蒸発器内部の圧力損失の大小により使い分けされている。圧力損失が一定や小さい場合には内部均圧式が用いられ、圧力損失が大きい場合には外部均圧式が用いられる。実施形態では均圧室65内に蒸発器の出口圧力を導入する外部均圧式の例について説明したが、本発明は、均圧導管を備えず、弁室の圧力を均圧室に導入する内部均圧式にも適用できる。
また、以上の説明では、一次側継手11aから流入する冷媒を膨張させて二次側継手12aから流出させる場合について説明したが、実施形態の温度膨張弁10は、二次側継手12aから流入する冷媒を膨張させて一次側継手11aから流出させる場合にも用いることができる。例えば、図10で説明した冷凍サイクルにおいて流路切換弁を設け、冷媒の流路を切り換えることで、冷房モードと暖房モードとを切り換えるような場合にも実施形態の温度膨張弁10を適用することができる。この場合の暖房モードでは室内熱交換器20が凝縮器、室外熱交換器30が蒸発器として機能するため、例えば感温筒6Bと均圧導管6Cとを、圧縮機40の吸入側と流路切換弁との間に取り付けて温度膨張弁10を使用する。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
1 弁本体
11 配管接続孔
12 配管接続孔
13 弁ポート
13a 弁座
13a1 ブリード溝(付勢手段)
13a2 縦壁部(付勢手段)
13a3 切り欠き部(付勢手段)
14 弁室
15 ガイド孔
16 軸受け孔
17 ねじ孔
2 弁部材
21 ニードル部
22 フランジ部(付勢手段)
221 Dカット面
23 ボス部
24 フランジ部(付勢手段)
25 フランジ部(付勢手段)
251 孔
3 弁ばね
4 作動軸
5 軸受け部
6 ダイヤフラム装置
6A キャピラリチューブ
6B 感温筒
61 上蓋
62 下蓋
63 ダイヤフラム
64 ダイヤフラム室
65 均圧室
66 当金
7 弁部材
7A 弁体
7B 板部材(付勢手段)
71 ニードル部
72 フランジ部
73 ボス部
741 Dカット部
75 嵌合孔
10 温度膨張弁
20 室内熱交換器(蒸発器)
20a 出口側配管
30 室外熱交換器(凝縮器)
40 圧縮機
100 冷凍サイクル
L 軸線

Claims (8)

  1. 冷凍サイクルの蒸発器の出口側配管の温度に感応して該冷凍サイクルの流体の循環流量を制御する温度膨張弁であって、
    前記流体を流す弁ポートを開閉する弁部材の少なくとも一部が、該弁ポートと該弁部材との絞り部よりも下流側に位置し、該弁部材を、前記弁ポートから流れる流体の力で該弁ポートの軸線に対して片側に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする温度膨張弁。
  2. 前記付勢手段が、前記弁部材の前記軸線回りに非回転対称な非対称形状部で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の温度膨張弁。
  3. 前記付勢手段が、前記弁ポートの周囲の弁座に形成された前記軸線回りに非回転対称な非対称形状部で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の温度膨張弁。
  4. 前記弁部材が、前記弁ポートに対向して前記下流側から上流側にかけて縮径するニードル部と、該ニードル部の下流側で前記軸線と交差する面方向に拡がるフランジ部と、を有し、前記非対称形状部が前記フランジ部に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の温度膨張弁。
  5. 前記弁部材が、前記弁ポートに対向して前記下流側から上流側にかけて縮径するニードル部と、該ニードル部の下流側で該ニードル部とは別部材で前記軸線と交差する面方向に拡がる板部材とで構成され、前記非対称形状部が前記板部材に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の温度膨張弁。
  6. 前記非対称形状部が、前記弁ポートの前記下流側に形成されたブリード溝であることを特徴とする請求項3に記載の温度膨張弁。
  7. 前記非対称形状部が、前記弁ポートの前記下流側で前記軸線に対して片側に偏った位置に形成された縦壁部と切り欠き部であることを特徴とする請求項3に記載の温度膨張弁。
  8. 流体である冷媒を圧縮する圧縮機と、凝縮器、蒸発器と、前記凝縮器と前記蒸発器との間にて冷媒を膨張させて減圧する請求項1乃至7のいずれか一項に記載の温度膨張弁と、を備えたことを特徴とする冷凍サイクル。
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