JP2020060356A - 温度式膨張弁、および、それを備える冷凍サイクルシステム - Google Patents

温度式膨張弁、および、それを備える冷凍サイクルシステム Download PDF

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Abstract

【課題】温度式膨張弁の弁本体の小型化を図ることができ、しかも、蒸発器の出口における冷媒の温度変化をより正確に検出できること。【解決手段】温度式膨張弁は、弁本体10と、弁本体10の上部に取り付けられ弁本体10内の弁体機構を駆動させる弁体機構駆動ユニット12とを主な要素として含んで構成され、弁体機構駆動ユニット12の一部を構成する上蓋14の座部14Tは、蒸発器6の出口に接続される配管Duにおける一部の外周部VDの曲率半径に対応した曲率半径を有する凹部14Rを有し、凹部14Rを形成する薄板金属材料の厚みT1は、上蓋14の座部14Tの他の部分、および、連結部14Cの厚みT2に比して薄く設定されているもの。【選択図】図3

Description

本発明は、温度式膨張弁、および、それを備える冷凍サイクルシステムに関する。
車両に搭載される冷凍サイクルシステムにおいては、冷媒の通過量が蒸発器の出口から排出された冷媒の温度変化に応じて制御される温度式膨張弁が使用されている。そのような温度式膨張弁は、例えば、特許文献1に示されるように、アルミ合金製の弁本体と、弁本体の上部に取り付けられ、後述する弁本体内の戻り通路を通過する冷媒の温度変化に応じて後述する弁体機構を駆動させる弁体機構駆動ユニット(特許文献1においてはパワーエレメントと呼称される)と、を含んで構成されている。
弁本体は、凝縮器からの高圧の冷媒が供給される入口ポートおよび弁室と、弁室内の弁孔(オリフィス)および、出口ポートに連通し出口ポートよりも小径の部分(狭窄部)を通過した冷媒が蒸発器の入口に向けて排出される出口ポートと、蒸発器の出口から排出された冷媒が供給され通過した後、圧縮機に戻される戻り通路と、上述の弁孔を通過する冷媒の流量を制御する弁体機構と、を備えている。
弁室内には、弁座(弁孔の一方の開口端周縁)の弁孔を閉じる方向に、支持部材に固着される弁体を付勢するコイルバネが設けられている。
弁体機構は、弁座に配され弁孔の一方の開口端を開閉する弁体と、一端が上述の弁孔に挿入され弁体に当接し、他端が後述する弁体機構駆動ユニットのストッパ部材の受け部に当接する弁棒とから構成されている。弁棒は、上述の戻り通路および狭窄部を横切るように弁室内の弁体に向けて延びている。戻り通路は、弁体機構駆動ユニットの真下の位置であって弁本体における出口ポートおよび入口ポートと弁体機構駆動ユニットとの間に形成されている。戻り通路の断面積は、出口ポートの断面積に比して大である。
弁体機構駆動ユニットは、上蓋部材および受け部材により形成される閉空間を仕切るダイアフラムと、ダイアフラムと上蓋部材との間に形成され作動ガスが封入される圧力作動室と、受け部材内に移動可能に支持されるストッパ部材とを備えている。
斯かる構成において、凝縮器からの高圧の冷媒が、弁本体の入口ポートに供給され、弁室、弁室内の弁孔および狭窄部を通過する場合、蒸発器の出口から排出された冷媒が弁本体の戻り通路を通過するとき、その冷媒の一部が開口を通じてダイアフラムの下面側に流入することにより、圧力作動室内の圧力が冷媒の温度変化に応じて変化するのでダイアフラムが弁棒を介して弁体を弁座に対し近接または離隔させることとなる。これにより、温度式膨張弁のオリフィスにより減圧される冷媒の流量が蒸発器の出口から排出された冷媒の温度変化に基づいて制御されることとなる。
特開2018−25331号公報
上述のような温度式膨張弁が車両のエンジンルーム内に配置される場合、温度式膨張弁の小型化が要望される。加えて、蒸発器の過熱度が目標値となるように温度式膨張弁のオリフィスの開度が制御される過熱度制御を行う場合、温度式膨張弁は、蒸発器の出口における冷媒の温度変化をより正確に検出する機能を備えることが望ましい。
しかしながら、特許文献1に示される温度式膨張弁は、出口ポートの断面積に比して大なる断面積を有する戻り通路が弁本体内部に設けられるので温度式膨張弁の弁本体の大型化を招く。
以上の問題点を考慮し、本発明は、温度式膨張弁、および、それを備える冷凍サイクルシステムであって、温度式膨張弁の弁本体の小型化を図ることができ、しかも、蒸発器の出口における冷媒の温度変化をより正確に検出できる温度式膨張弁、および、それを備える冷凍サイクルシステムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る温度式膨張弁は、冷媒を蒸発器に供給する配管に配され、冷媒を導く流路を有する弁本体と、流路に形成される弁座の弁ポートに対し近接または離隔可能に弁本体に配され、弁ポートの開口面積を制御する弁体機構部と、弁本体における流路から離隔した端部に配され、ダイアフラムおよび外郭部材により形成される作動圧力室内の圧力に応じてダイアフラムに連結される連結ピンを介して弁体機構を駆動させる弁体機構駆動ユニットと、を備え、弁体機構駆動ユニットの外郭部材は、蒸発器の出口に接続される配管の外周部、または、蒸発器の出口周辺部からの熱を作動圧力室内に伝導させる感温部を有することを特徴とする。
感温部の熱抵抗値は、外郭部材の他の部分の熱抵抗値に比して小であってもよい。斯かる場合、感温部の厚さは、外郭部材の他の部分の厚さに比して小であってもよく、または、感温部の熱伝導率は、外郭部材の他の部分の熱伝導率に比して大であってもよい。
弁体機構駆動ユニットは、連結ピンをダイアフラムに付勢する付勢ばねをさらに備えるものでもよい。
本発明に係る冷凍サイクルシステムは、蒸発器と、圧縮機、および、凝縮器とを備え、上述の温度式膨張弁が、凝縮器の出口と蒸発器の入口との間に配される配管に設けられることを特徴とする。
本発明に係る温度式膨張弁、および、それを備える冷凍サイクルシステムによれば、弁本体における流路から離隔した端部に配され、ダイアフラムおよび外郭部材により形成される作動圧力室内の圧力に応じてダイアフラムに連結される連結ピンを介して弁体機構を駆動させる弁体機構駆動ユニットを備え、弁体機構駆動ユニットの外郭部材は、蒸発器の出口に接続される配管の外周部、または、蒸発器の出口周辺部からの熱を作動圧力室内に伝導させる感温部を有することにより、例えば、戻り通路が弁本体に不要となるので温度式膨張弁の弁本体の小型化を図ることができ、しかも、蒸発器の出口における冷媒の温度変化をより正確に検出できる。
本発明に係る温度式膨張弁の第1実施例の外観を示す斜視図である。 配管の一部とともに示す図1に示される例における左側面図である。 配管の一部とともに、図1におけるIII−III線に沿って示される断面図である。 本発明に係る温度式膨張弁の第2実施例の構成を示す断面図である。 本発明に係る温度式膨張弁の第3実施例の構成を示す断面図である。 図5に示される例における変形例の構成を示す断面図である。 本発明に係る温度式膨張弁の各実施例が適用される冷凍サイクルシステムの構成を概略的に示す図である。
図1は、本発明に係る温度式膨張弁の第1実施例の外観を示す。
後述する弁本体10および弁体機構駆動ユニット12を備える温度式膨張弁は、例えば、図7に示されるように、車両に搭載される冷凍サイクルシステムの配管における凝縮器4の出口と蒸発器6の入口との間に配置されている。温度式膨張弁は、弁本体10の入口ポート10INで、アルミニウム合金製の一次側配管Du2に接続されており、冷媒が流出される弁本体10の出口ポート10OUT(図3参照)でアルミニウム合金製の二次側配管Du3に接続されている。一次側配管Du2は、凝縮器4の出口と温度式膨張弁の弁本体10とを接続し、二次側配管Du3は、蒸発器6の入口と温度式膨張弁の弁本体10の出口ポート10OUTとを接続するものとされる。蒸発器6の出口と凝縮器4の入口との間には、配管Du4およびDu1を介して圧縮機2が接続されている。配管Du4の一端は、温度式膨張弁の弁体機構駆動ユニット12を経由して圧縮機2の吸入口に接続されている。圧縮機2の吐出口に接続される配管Du1の一端は、凝縮器4の入口に接続されている。圧縮機2は、図示が省略される制御部により駆動制御される。これにより、冷凍サイクルシステムにおける冷媒が、例えば、図7に示される矢印に沿って循環されることとなる。
図1において、温度式膨張弁は、一次側配管Du2および二次側配管Du3に接続される弁本体10と、弁本体10の上部に取り付けられ弁本体10内の弁体機構を駆動させる弁体機構駆動ユニット12とを主な要素として含んで構成されている。
弁本体10は、例えば、アルミニウム合金で直方体形状(アルミニウムブロック)に作られている。図2および図3に示されるように、弁本体10における互いに向き合う両端面10Aおよび10Bには、それぞれ、一次側配管Du2に接続される入口ポート10IN、および、二次側配管Du3に接続される出口ポート10OUTが形成されている。端面10Aおよび10Bにおける入口ポート10INおよび出口ポート10OUTに隣接した位置には、取付け用雌ねじ孔10FMAおよび10FMBが形成されている。入口ポート10INは、連通孔10cを介して弁体収容室10Rに連通している。弁体収容室10Rは、案内孔を介してコイルスプリング収容部10Dに連通している。弁体収容室10R、後述する案内孔、および、コイルスプリング収容部10Dは、弁本体10の中心軸線に沿って同心上に形成されている。弁体収容室10Rには、円錐台状の先細部を有する円筒状の弁体30Vが移動可能に配されている。弁体30Vの先細部は、弁体収容室10Rに開口する弁ポート10Pを介して後述する連結ピン28の円柱状の細い先端部に当接している。弁体30Vの内周部には、スプリングピン30が圧入されている。弁体30Vは、スプリングピン30の内周部と弁体収容室10Rとを連通させる連通孔30cを有している。弁体30Vの先細部の角度を鋭角にすることで、弁体がボール弁である場合と比較して制御性は良くなるとともに、また、圧力変化当たりの絞り通路の変化率を小さくすることができる。さらに、弁体がボール弁の場合は流量特性が一定の特性に決まるが、先細部の形状であればテーパの角度を途中で変えることで任意の流量特性とすることもできる。
弁体収容室10Rは、弁ポート10P、および、中継流路10aを介して出口ポート10OUTに連通している。また、中継流路10aは、孔10b、および、案内孔の内周部と後述する連結ピン28の外周部との間の隙間を通じて後述する雌ねじ孔10TSに連通している。
コイルスプリング収容部10Dには、弁体30Vの先細部を弁ポート10Pに対し近接させる方向、即ち、弁ポート10Pを閉じる方向に付勢するコイルスプリング36と、コイルスプリング36の付勢力(復元力)を調整する調整ねじ部材32とが配されている。コイルスプリング36の一端は、弁体30Vにおける端部とスプリングピン30との段差部に係合され、コイルスプリング36の他端は、調整ねじ部材32の内周部に形成される凹部の底部に当接されている。調整ねじ部材32の下端部は、コイルスプリング収容部10Dの開口端部の内周部に形成される雌ねじ部10FMCに捩じ込まれる雄ねじ部32Sを有している。これにより、雄ねじ部32Sがコイルスプリング36の付勢力に抗してコイルスプリング収容部10Dに対し前進または後退させることによって、コイルスプリング36の付勢力が調整されることとなる。また、調整ねじ部材32の上端部の外周部に形成される溝には、コイルスプリング収容部10Dの内周面に当接されるOリング34が装填されている。これにより、コイルスプリング収容部10Dの内部が外部に対し封止される。
弁本体10における上部の雌ねじ孔10TSには、弁体機構駆動ユニット12が取り付けられている。弁体機構駆動ユニット12は、上述の蒸発器6の出口に接続される配管Du4における一部の外周部VDに当接し配管Du4を受け止める円形の上蓋14と、上蓋14の周縁に接合され内部空間を上蓋14と協働して形成する下蓋16と、上蓋14と下蓋16との間の内部空間に配される金属製のダイアフラム18と、ダイアフラム18における下蓋16に向き合う表面に当金22を介して連結される連結ピン28と、を含んで構成されている。
上蓋14は、例えば、薄板金属材料でプレス加工により成形され、下蓋16の周縁と接合される接合部14Bと、配管Du4の一部の外周部VDを受け止める円形の座部14Tと、座部14Tと接合部14Bとを連結する環状の連結部14Cとから構成されている。連結部14Cにおける所定の位置には、後述する作動圧力室12A内に封入される作動ガスを導く導管20の一端が接続されている。なお、導管20の他端は、作動ガスが作動圧力室12A内に封入された後、閉塞される。
座部14Tは、外周部VDの曲率半径に対応した曲率半径を有する凹部14Rを有している。図1に示されるように、凹部14Rは、座部14Tの半径方向に延びている。また、凹部14Rを形成する薄板金属材料の厚みT1は、座部14Tの他の部分、および、連結部14Cの厚みT2に比して薄く設定されている。厚みT1およびT2は、それぞれ、例えば、0.5mm、1.0mmに設定されている。これにより、配管Du4からの熱を作動圧力室12A内に伝える感温部が、座部14Tにより形成される。従って、外周部VDに当接する凹部14Rの熱抵抗値(=肉厚/熱伝導率)が、比較的小となるので配管Du4から作動圧力室12Aに至る熱の熱伝達効率が高められる。また、同時に、感温部以外の部分の肉厚が感温部よりも厚いので感温部が、周囲温度(温度式膨張弁が設置される雰囲気温度)に影響され難くなる。
その結果、感温部の温度検出精度が高められることとなる。また、感温部が、弁体機構駆動ユニット12に設けられることにより、特許文献1に記載される膨張弁に必要とされる戻り通路が弁本体10に不要となるので温度式膨張弁の弁本体の小型化が図られる。さらには感温部が上蓋に設けられることにより、外周部VDと作動ガスとの間には上蓋(の感温部)のみとなるため熱伝達効率が低下することがないようになっている。弁体機構駆動ユニット12における上蓋14および後述する下蓋16によって、外郭部が形成される。
上蓋14と下蓋16との間の内部空間を仕切るダイアフラム18の周縁は、上蓋14の接合部14Bと下蓋16の接合部16Bとにより挟持され溶接されている。これにより、作動圧力室12Aが、ダイアフラム18と上蓋14の内周部により囲まれて形成される。
ダイアフラム18の中央部に当接される当金22を介して連結される連結ピン28は、その中心軸線がダイアフラム18の受圧面に対し略垂直となるように配置されている。連結ピン28は、当金22に固定される固定部と、固定部から中継流路10aに向けて突出し延びる軸部と、軸部の一端に形成される円柱状の細い先端部とからなる。軸部は、雌ねじ孔10TSの中央部に形成されるガイド部の案内孔に摺動可能に配されている。円柱状の細い先端部の直径は、軸部の直径に比して小に設定されている。円柱状の細い先端部の一部は、弁ポート10P内に挿入され、弁体30Vの先細部の端面に当接している。
下蓋16は、例えば、薄板金属材料でプレス加工により成形され、上蓋16の周縁と接合される接合部16Bと、雌ねじ孔10TSに捩じ込まれる雄ねじ部を有する円筒状部と、接合部16Bと円筒状部とを連結する環状の連結部とから構成されている。環状の連結部は、弁本体10における上部の溝に挿入されたOリング24に当接されている。これにより、雌ねじ孔10TSが外部に対し封止される。
下蓋16の円筒状部の内周部とガイド部の外周部との間の環状部分には、付勢ばね26が設けられている。付勢ばね26は、当金22を介して連結ピン28をダイアフラム18に付勢するものとされる。これにより、連結ピン28の振動を抑制し、また部品同士(連結ピン28、ダイヤアラム18、弁体30)の接触による異音も防止できる。
図4は、本発明に係る温度式膨張弁の第2実施例の構成を示す。
図3に示される例における弁体機構駆動ユニット12においては、配管Du4を受け止める円形の上蓋14の座部14Tが、感温部とされているのに対し、その代わりに、図4に示される例においては、蒸発器6の出口周辺部に直接的に固定される弁体機構駆動ユニット42の上蓋44の座部44Aの平坦部44Pが、感温部とされる。なお、図4は、図3に示される例における構成要素と同一の構成要素について同一の符号を付して示し、その重複説明は、省略する。
弁本体10および弁体機構駆動ユニット42を備える温度式膨張弁は、例えば、図7に示されるように、車両に搭載される冷凍サイクルシステムの配管における凝縮器4の出口と蒸発器6の入口との間に配置されている。
温度式膨張弁は、一次側配管Du2および二次側配管Du3に接続される弁本体10と、弁本体10の上部に取り付けられ弁本体10内の弁体機構を駆動させる弁体機構駆動ユニット42とを主な要素として含んで構成されている。
弁体機構駆動ユニット42は、蒸発器6の出口周辺部の平坦な部分に直接的に固定される平坦部44Pを有する円形の上蓋44と、上蓋44の周縁に接合され内部空間を上蓋44と協働して形成する下蓋16と、上蓋44と下蓋16との間の内部空間に配される金属製のダイアフラム18と、ダイアフラム18における下蓋16に向き合う表面に当金22を介して連結される連結ピン28と、を含んで構成されている。
上蓋44は、例えば、薄板金属材料でプレス加工により成形され、下蓋16の周縁と接合される接合部44Bと、蒸発器6の出口周辺部の平坦な部分に固定される平坦部44Pを有する円形の座部44Aと、座部44Aと接合部44Bとを連結する環状の連結部44Cとから構成されている。連結部44Cにおける所定の位置には、作動圧力室42A内に封入される作動ガスを導く導管の一端(不図示)が接続されている。なお、導管の他端は、作動ガスが作動圧力室42A内に封入された後、閉塞される。座部44Aは、円形の平坦部44Pを有している。また、平坦部44Pを形成する薄板金属材料の厚みT1は、連結部44Cおよび接合部44Bの厚みT2に比して薄く設定されている。厚みT1およびT2は、それぞれ、例えば、0.5mm、1.0mmに設定されている。これにより、蒸発器6の出口周辺部からの熱を作動圧力室42A内に伝える感温部が、座部44Aの平坦部44Pにより形成される。従って、平坦部44Pの熱抵抗値(=肉厚/熱伝導率)が、比較的小となるので蒸発器6の出口周辺部から作動圧力室42Aに至る熱の熱伝達効率が高められる。また、同時に、感温部以外の部分の肉厚が感温部よりも厚いので感温部が、周囲温度(温度式膨張弁が設置される雰囲気温度)に影響され難くなる。
上蓋44と下蓋16との間の内部空間を仕切るダイアフラム18の周縁は、上蓋44の接合部44Bと下蓋16の接合部16Bとにより挟持され溶接されている。これにより、作動圧力室42Aが、ダイアフラム18と上蓋44の内周部により囲まれて形成される。下蓋16は、例えば、薄板金属材料でプレス加工により成形され、上蓋44の周縁と接合される接合部16Bと、雌ねじ孔10TSに捩じ込まれる雄ねじ部を有する円筒状部と、接合部16Bと円筒状部とを連結する環状の連結部とから構成されている。下蓋16の円筒状部の内周部とガイド部の外周部との間の環状部分には、付勢ばね26が設けられている。付勢ばね26は、当金22を介して連結ピン28をダイアフラム18に付勢するものとされる。これにより、連結ピン28の振動を抑制し、また部品同士(連結ピン28、ダイアフラム18、弁体30)の接触による異音も防止できる。
図5は、本発明に係る温度式膨張弁の第3実施例の構成を示す。
図3に示される例における弁体機構駆動ユニット12においては、配管Du4を受け止める同一の材質で一体に成形された円形の上蓋14の座部14Tが、感温部とされているのに対し、その代わりに、図5に示される例においては、上蓋54は、上蓋54の座部54Aの材質と上蓋54の連結部54Cおよび接合部54Bの材質とが異なるものとされる。なお、図5は、図3に示される例における構成要素と同一の構成要素について同一の符号を付して示し、その重複説明は、省略する。
弁本体10および弁体機構駆動ユニット52を備える温度式膨張弁は、例えば、図7に示されるように、車両に搭載される冷凍サイクルシステムの配管における凝縮器4の出口と蒸発器6の入口との間に配置されている。
温度式膨張弁は、一次側配管Du2および二次側配管Du3に接続される弁本体10と、弁本体10の上部に取り付けられ弁本体10内の弁体機構を駆動させる弁体機構駆動ユニット52とを主な要素として含んで構成されている。
弁体機構駆動ユニット52は、上述の蒸発器6の出口に接続される配管Du4における一部の外周部VDに当接し配管Du4を受け止める円形の上蓋54と、上蓋54の周縁に接合され内部空間を上蓋54と協働して形成する下蓋16と、上蓋54と下蓋16との間の内部空間に配される金属製のダイアフラム18と、ダイアフラム18における下蓋16に向き合う表面に当金22を介して連結される連結ピン28と、を含んで構成されている。
上蓋54は、下蓋16の周縁と接合される接合部54Bと、配管Du4を受け止める円形の座部54Aと、座部54Aと接合部54Bとを連結する環状の連結部54Cとから構成されている。連結部54Cにおける所定の位置には、後述する作動圧力室52A内に封入される作動ガスを導く導管20の一端が接続されている。なお、導管20の他端は、作動ガスが作動圧力室52A内に封入された後、閉塞される。座部54Aは、例えば、銅合金の薄板材料で円形に作られ、外周部VDの曲率半径に対応した曲率半径を有する凹部54Rを有している。凹部54Rは、座部54Aの半径方向に延びている。連結部54Cおよび接合部54Bは、例えば、ステンレス鋼の薄板材料で作られている。これにより、凹部54Rの熱伝導率は、連結部54Cおよび接合部54Bの熱伝導率に比して大となる。座部54Aの全周縁は、連結部54Cの全周縁に溶接されている。これにより、配管Du4からの熱を作動圧力室52A内に伝える感温部が、座部54Aにより形成される。従って、外周部VDに当接する凹部54Rの熱伝導率が、連結部54Cおよび接合部54Bの熱伝導率に比して大となるので配管Du4から作動圧力室52Aに至る熱の熱伝達効率が高められる。また、同時に、感温部以外の部分の熱伝導率が感温部よりも小さいので感温部が、周囲温度(温度式膨張弁が設置される雰囲気温度)に影響され難くなる。
上蓋54と下蓋16との間の内部空間を仕切るダイアフラム18の周縁は、上蓋54の接合部54Bと下蓋16の接合部16Bとにより挟持され溶接されている。これにより、作動圧力室52Aが、ダイアフラム18と上蓋54の内周部により囲まれて形成される。
下蓋16の円筒状部の内周部とガイド部の外周部との間の環状部分には、付勢ばね26が設けられている。付勢ばね26は、当金22を介して連結ピン28をダイアフラム18に付勢するものとされる。これにより、連結ピン28の振動を抑制し、また部品同士(連結ピン28、ダイアフラム18、弁体30)の接触による異音も防止できる。
上述の図5に示される例においては、座部54Aの全周縁は、連結部54Cの全周縁に溶接されているが、斯かる例に限られることなく、変形例として例えば、図6に示されるように、弁体機構駆動ユニット62の上蓋64における配管Du4を受け止める円形の座部64Aが、ろう付けにより、連結部64Cにおける内周部における円形の開口端周縁に接合されてもよい。なお、図6は、図3に示される例における構成要素と同一の構成要素について同一の符号を付して示し、その重複説明は、省略する。
図6において、温度式膨張弁は、一次側配管Du2および二次側配管Du3に接続される弁本体10と、弁本体10の上部に取り付けられ弁本体10内の弁体機構を駆動させる弁体機構駆動ユニット62とを主な要素として含んで構成されている。
弁体機構駆動ユニット62は、上述の蒸発器6の出口に接続される配管Du4における一部の外周部VDに当接し配管Du4を受け止める円形の上蓋64と、上蓋64の周縁に接合され内部空間を上蓋64と協働して形成する下蓋16と、上蓋64と下蓋16との間の内部空間に配される金属製のダイアフラム18と、ダイアフラム18における下蓋16に向き合う表面に当金22を介して連結される連結ピン28と、を含んで構成されている。
上蓋64は、下蓋16の周縁と接合される接合部64Bと、配管Du4を受け止める円形の座部64Aと、座部64Aと接合部64Bとを連結する環状の連結部64Cとから構成されている。連結部64Cにおける所定の位置には、後述する作動圧力室62A内に封入される作動ガスを導く導管20の一端が接続されている。なお、導管20の他端は、作動ガスが作動圧力室62A内に封入された後、閉塞される。座部64Aは、例えば、銅合金の薄板材料で円形に作られ、外周部VDの曲率半径に対応した曲率半径を有する凹部64Rを有している。凹部64Rは、座部64Aの半径方向に延びている。連結部64Cおよび接合部64Bは、例えば、ステンレス鋼の薄板材料で作られている。これにより、凹部64Rの熱伝導率は、連結部64Cおよび接合部64Bの熱伝導率に比して大となる。これにより、配管Du4からの熱を作動圧力室62A内に伝える感温部が、座部64Aにより形成される。従って、外周部VDに当接する凹部64Rの熱伝導率が、連結部64Cおよび接合部64Bの熱伝導率に比して大となるので配管Du4から作動圧力室62Aに至る熱の熱伝達効率が高められる。また、同時に、感温部以外の部分の熱伝導率が感温部よりも小さいので感温部が、周囲温度(温度式膨張弁が設置される雰囲気温度)に影響され難くなる。
6 蒸発器
10 弁本体
10P 弁ポート
10IN 入口ポート
10OUT 出口ポート
12、42,52,62 弁体機構駆動ユニット
12A、42A、52A、62A 作動圧力室
14、44、54、64 上蓋
14R、54R、64R 凹部
16 下蓋
18 ダイアフラム
Du4 配管

Claims (6)

  1. 冷媒を蒸発器に供給する配管に配され、該冷媒を導く流路を有する弁本体と、
    前記流路に形成される弁座の弁ポートに対し近接または離隔可能に前記弁本体に配され、該弁ポートの開口面積を制御する弁体機構部と、
    前記弁本体における前記流路から離隔した端部に配され、ダイアフラムおよび外郭部材により形成される作動圧力室内の圧力に応じて該ダイアフラムに連結される連結ピンを介して前記弁体機構を駆動させる弁体機構駆動ユニットと、を備え、
    前記弁体機構駆動ユニットの前記外郭部材は、前記蒸発器の出口に接続される配管の外周部、または、前記蒸発器の出口周辺部からの熱を前記作動圧力室内に伝導させる感温部を有することを特徴とする温度式膨張弁。
  2. 前記感温部の熱抵抗値は、前記外郭部材の他の部分の熱抵抗値に比して小であることを特徴とする請求項1記載の温度式膨張弁。
  3. 前記感温部の厚さは、前記外郭部材の他の部分の厚さに比して小であることを特徴とする請求項2記載の温度式膨張弁。
  4. 前記感温部の熱伝導率は、前記外郭部材の他の部分の熱伝導率に比して大であることを特徴とする請求項2記載の温度式膨張弁。
  5. 前記弁体機構駆動ユニットは、前記連結ピンを前記ダイアフラムに付勢する付勢ばねをさらに備えることを特徴とする請求項1記載の温度式膨張弁。
  6. 蒸発器と、圧縮機、および、凝縮器とを備え、
    請求項1乃至請求項5のうちのいずれかに記載の温度式膨張弁が、前記凝縮器の出口と前記蒸発器の入口との間に配される配管に設けられることを特徴とする冷凍サイクルシステム。
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