JP2016181667A - イメージセンサーおよびその製造方法 - Google Patents

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Soon-Ik Jeon
スンイク ジョン
ドックュン チョイ
Deok Gyun Choi
ドックュン チョイ
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Myung Ho Kim
ミョンホ キム
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Abstract


【課題】 酸化物半導体を用いた薄膜トランジスタを含むイメージセンサーおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のイメージセンサーは、基板上に形成されたソース電極およびドレイン電極と、前記ソース電極およびドレイン電極に接触する酸化物半導体層と、前記酸化物半導体層上に形成された第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜上に形成されたゲート電極と、前記ドレイン電極に接続されるフォトダイオードとを含んでなり、前記酸化物半導体層は、前記ゲート電極によって覆われる紫外線非照射部分と、前記ゲート電極によって覆われない紫外線照射部分とから構成されたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、イメージセンサーに係り、より詳しくは、酸化物半導体を用いた薄膜トランジスタを含むイメージセンサーおよびその製造方法に関する。
従来は、医療または工業用X線撮影に、フィルムおよびスクリーンを利用する方式が採用されたが、このような場合には、撮影されたフィルムの現像および保管上の問題などに起因して費用および時間の面で非効率的であった。
これを改善するために、デジタル方式のイメージセンサーが現在広く用いられている。デジタル方式のイメージセンサーはCCD(charge coupled device)方式、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)方式、TFT(thin film transistor)方式などに分類できる。
ここで、TFT方式は、TFT基板を利用する方式であって、イメージセンサーを大面積に製造することができるという利点がある。このようなTFT方式のイメージセンサーには、マトリックス状に配置された画素に薄膜トランジスタおよびフォトダイオードが構成される。
一般に、薄膜トランジスタの半導体層としてアモルファスシリコンが使用される。ところが、アモルファスシリコンは、結晶シリコンと比較して移動度などの電気的特性が良くない。
これを改善するために、最近、酸化物半導体を使用することが提案された。酸化物半導体は、アモルファスシリコンと比較して移動度特性が数倍〜十数倍大きく、オフ電流(off current)特性などにも優れるという利点を持つ。
一方、イメージセンサーのセンシング能力向上のために駆動電流が向上することが好ましく、このために、酸化物半導体の比抵抗を減少させる方法が要求される。それ故に、従来は、He、Arなどのガスを用いたプラズマ処理(plasma treatment)方法や、SiNx蒸着の際に発生するHを用いたH拡散法などが採用されている。ところが、このような従来の方法はイメージセンサーの製作への応用には限界がある。
すなわち、プラズマ処理方法は、連続工程の際に素子の信頼性を確保し難く、チャンネル保護層が必須的であり、後続工程によって電気的特性が低下するという問題がある。H拡散法は、有効チャネル長さを減少させ、工程単価が高く、複雑であるという問題がある。
本発明は、従来に比べて改善された方法で酸化物半導体の比抵抗を減少させることができる方案を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のある観点によれば、基板上に形成されたソース電極およびドレイン電極と、前記ソース電極およびドレイン電極に接触する酸化物半導体層と、前記酸化物半導体層上に形成された第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜上に形成されたゲート電極と、前記ドレイン電極に接続されるフォトダイオードとを含んでなり、前記酸化物半導体層は、前記ゲート電極によって覆われる紫外線非照射部分と、前記ゲート電極によって覆われない紫外線照射部分とから構成されたことを特徴とする、イメージセンサーを提供する。
ここで、前記フォトダイオードは、前記ドレイン電極から延長された第1電極と、前記第1電極上に形成された半導体層と、前記半導体層上に形成された第2電極とを含み、前記第1絶縁膜は前記第2電極上に位置することができる。
前記ゲート電極および第1絶縁膜上に位置し、前記第1絶縁膜と共に前記ソース電極を露出させる第1コンタクトホール、および前記第2電極を露出させる第2コンタクトホールを含む第2絶縁膜と、前記第2絶縁膜上に位置し、前記第1コンタクトホールを介して前記ソース電極に接続される読み出し配線と、前記第2絶縁膜上に位置し、前記第2コンタクトホールを介して前記第2電極に接続されるバイアス配線とを含むことができる。
本発明の他の観点によれば、基板上にソース電極とドレイン電極を形成する段階と、前記ソース電極およびドレイン電極に接触し、第1部分と第2部分からなる酸化物半導体層を形成する段階と、前記酸化物半導体層上に第1絶縁膜を形成する段階と、前記第1絶縁膜上に、前記第1部分を覆い且つ前記第2部分を覆わないゲート電極を形成する段階と、前記ゲート電極を紫外線遮断マスクとして用いて紫外線照射を行う段階とを含み、前記ドレイン電極はフォトダイオードに接続されることを特徴とする、イメージセンサーの製造方法を提供する。
ここで、前記第1絶縁膜を形成した後、熱処理を介して前記酸化物半導体層をアニーリングする段階を含むことができる。
前記ゲート電極を形成するエッチングマスクとしてのフォトレジストパターンが前記ゲート電極上に位置した状態で、前記紫外線照射を行うことができる。
本発明によれば、酸化物半導体層は、ゲート電極によって覆われる紫外線非照射部分と、ゲート電極の外部に露出した紫外線照射部分とから構成される。
これにより、酸化物半導体層の比抵抗が減少し、イメージセンサーの駆動電流が向上できてイメージセンサーの光センシング能力が向上できる。
本発明の実施形態に係るイメージセンサーの画素を概略的に示す断面図である。 本発明の実施形態に係るイメージセンサーの製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るイメージセンサーの製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るイメージセンサーの製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るイメージセンサーの製造方法を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るイメージセンサーの駆動電流特性を示す図である。 本発明の実施形態に係るイメージセンサーの酸化物半導体の比抵抗特性を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。
本発明の実施形態に係るイメージセンサーとしては、X線だけでなく、可視光線などを検出するイメージセンサーが使用できる。
図1は本発明の実施形態に係るイメージセンサーの画素を概略的に示す断面図である。
図1を参照すると、本発明の実施形態に係るイメージセンサー200は、マトリックス状に配置された多数の画素Pを含む。
各画素Pには、入射した光を電気的信号に変換するフォトダイオードPD、およびフォトダイオードPDと電気的に接続され、スキャン信号に応じてオン/オフスイッチング動作を行って電気的信号を読み出し配線271へ出力する薄膜トランジスタTが構成される。
説明の便宜のために、薄膜トランジスタTが形成された領域を第1領域A1とし、フォトダイオードPDが形成された領域を第2領域A2とする。
基板210上の第1領域A1には、互いに離隔したソース電極およびドレイン電極221、222が形成されている。ソース電極およびドレイン電極221、222は単一層構造または多重層構造で形成できる。例えば、モリブデン(Mo)/アルミニウム(Al)/モリブデン(Mo)の三重層構造で形成できる。
ドレイン電極222は第2領域A2に延長できる。このように第2領域A2に延長されて形成された部分はフォトダイオードPDの第1電極225として機能する。このように、フォトダイオードPDは第1電極225を介して薄膜トランジスタTと電気的に接続できる。
ソース電極とドレイン電極221、222が形成された基板210上の第1領域A1には、両側でソース電極およびドレイン電極221、222と重畳して接触するように構成された酸化物半導体層230が形成される。ソース電極221とドレイン電極222の間の酸化物半導体層230領域はチャネル領域として機能する。
酸化物半導体層230は、例えば、IGZO(Indium Gallium Zinc Oxide)、ZTO(Zinc Tin Oxide)およびZIO(Zinc Indium Oxide)のいずれかからなってもよいが、これに限定されない。
一方、ソース電極およびドレイン電極221、222の形成前に、基板210上にバッファ層が形成できる。このようなバッファ層は、基板210から流出する不純物によって酸化物半導体層230が損傷することを防止する機能を果たすことができる。
酸化物半導体層230上には第1絶縁膜235が形成できる。第1絶縁膜235は無機絶縁物質、例えばSiOやSiNxからなってもよい。第1絶縁膜235は、ゲート絶縁膜であって、実質的に基板210の全面上に形成できる。
一方、酸化物半導体層230は、第1絶縁膜235が形成された状態で熱処理を介してアニーリング(annealing)できる。
第1絶縁膜235上には、酸化物半導体層230に対応してゲート電極240を形成することができる。ゲート電極220は単一層構造または多重層構造で形成できる。例えば、モリブデン(Mo)/アルミニウム(Al)の二重層構造で形成できる。
特に、本発明の実施形態では、ゲート電極240は、酸化物半導体層230の中央部を覆い且つ酸化物半導体層230の両側を露出させる形で形成できる。すなわち、平面視において、酸化物半導体層230は、ゲート電極240によって覆われる中央の第1部分B1と、ゲート電極240によって覆われない両側部分の第2部分B2とから構成できる。
この際、第1部分B1は、ゲート電極220によって覆われて紫外線UVに晒されない紫外線非露出部分に該当し、第2部分B2は、ゲート電極220によって覆われなくて紫外線に晒される紫外線露出部分に該当する。
前述したように、第1領域A1に構成されたソース電極およびドレイン電極221、222、酸化物半導体層230並びにゲート電極240は、トップゲート(top gate)方式の薄膜トランジスタTを構成する。
第1電極225上に半導体層250が形成され、半導体層250上には第2電極255が形成できる。
ここで、第1電極225および第2電極255のうち、いずれか一方はカソード(cathode)として機能し、残りの他方はアノード(anode)として機能する。説明の便宜のために、第1電極225はカソードとして機能し、第2電極255はアノードとして機能する場合を例として挙げる。
このような場合、第2電極255は、第1電極225と比較して高い仕事関数を有する物質から構成できるが、例えば、透明導電性物質として、ITO(indium-tin-oxide)、IZO(indium-zinc-oxide)およびITZO(indium-tin-zinc-oxide)のいずれかから構成できる。
フォトダイオードPDとして、例えば、PIN型フォトダイオードが使用できるが、これに限定されない。PIN型フォトダイオードが使用される場合、半導体層250はn+層251、i層252およびp+層253を含むことができる。半導体層250はアモルファスシリコンから形成できるが、これに限定されない。一方、フォトダイオードPDは、第1絶縁膜235によって覆われた状態で形成できる。
ゲート電極240および第1絶縁膜235上には、保護層である第2絶縁膜260が実質的に基板210の全面にわたって形成できる。第2絶縁膜260は、例えば、SiOやSiNxなどの無機絶縁物質からなってもよく、アクリルなどの有機絶縁物質からなってもよい。
第2絶縁膜260および第1絶縁膜235には、ソース電極221を露出させる第1コンタクトホール261、および第2電極255を露出させる第2コンタクトホール262が形成できる。
第2絶縁膜260上には読み出し配線271とバイアス配線272が形成できる。読み出し配線271は第1コンタクトホール261を介してソース電極221に接続される。バイアス配線272は、第2コンタクトホール262を介して第2電極255に接続され、第2電極255にバイアス電圧を印加することができる。
読み出し配線271およびバイアス配線272は単一層構造または多重層構造で形成できる。例えば、モリブデン(Mo)/アルミニウム(Al)/モリブデン(Mo)の三重層構造で形成できる。
一方、第2絶縁膜260上には、ゲート電極240を覆うブラックマトリックス273が形成できる。このようなブラックマトリックス273は、読み出し配線およびバイアス配線271、272を形成する工程で同一の物質から形成できる。
前述したように、本発明の実施形態によれば、酸化物半導体層230は、ゲート電極240によって覆われる紫外線非照射部分たる第1部分B1と、ゲート電極240の外部に露出した紫外線照射部分たる第2部分B2とから構成される。
このような構成によって、ゲート電極240を紫外線マスクとして紫外線を照射すると、酸化物半導体層230の第2部分B2に紫外線が照射されて酸化物半導体層230の比抵抗が減少する。
これにより、イメージセンサー200の駆動電流、すなわちデータ電流が向上でき、イメージセンサー200の光センシング能力が向上できる。
以下、図2を参照して、本発明の実施形態に係るイメージセンサーの製造方法について説明する。
図2a〜図2dは本発明の実施形態に係るイメージセンサーの製造方法を示す断面図である。
まず、図2aを参照すると、基板210の全面上に、少なくとも一つの金属物質からなる第1導電層を形成し、該第1導電層の上部にn+アモルファスシリコン層、純粋アモルファスシリコン層、p+アモルファスシリコン層、および第2導電層を蒸着する。
その後、マスク工程を行い、n+アモルファスシリコン層、純粋アモルファスシリコン層、p+アモルファスシリコン層、および第2導電層をパターニングする。これにより、第2領域A2に半導体層250および第2電極255を形成する。
次いで、第1導電層をパターニングし、第1領域A1において互いに離隔した状態のソース電極およびドレイン電極221、222を形成する。
ドレイン電極222から第2領域A2に延長された第1電極225は、その上部の半導体層250および第2電極255と共にフォトダイオードPDを構成する。
次に、図2bを参照すると、ソース電極およびドレイン電極221、222が形成された基板210上に酸化物半導体を蒸着し、マスク工程を行って第1領域A1に酸化物半導体層230を形成する。
その後、酸化物半導体層230の形成された基板210上に第1絶縁膜235を形成する。
次いで、第1絶縁膜235の形成された基板210に熱処理を施すことにより、酸化物半導体層230に対するアニーリング(annealing)工程を行うことができる。
その次、図2cを参照すると、第1絶縁膜235上に少なくとも一つの金属物質からなる第3導電層を形成し、該第3導電層の上部にフォトレジストを形成する。その後、フォトレジストに対して露光および現像を行うことにより、フォトレジストパターン245を形成する。
次に、フォトレジストパターン245をエッチングマスクとして第3導電層をパターニングすることにより、ゲート電極240を形成する。
この際、ゲート電極240は下側の酸化物半導体層230の一部を覆うように形成される。すなわち、ゲート電極240は、酸化物半導体層230の第1部分B1を覆い、第1部分B1の両側の第2部分B2(すなわち、ソース電極およびドレイン電極221、222と接触する部分)を覆っていない。
その後、ゲート電極240およびその上部のフォトレジストパターン245を紫外線遮断マスクとして、紫外線(UV)照射を行う。これにより、酸化物半導体層230の第2部分B2には紫外線が照射される。一方、他の例として、フォトレジストパターン245を除去した後、ゲート電極240を紫外線遮断マスクとして用いて紫外線照射工程を行うこともできる。
このような紫外線照射工程を介して、酸化物半導体層230の比抵抗が減少できる。
紫外線照射工程の後、フォトレジストパターン245を除去するストリップ工程を行う。
次に、図2dを参照すると、ゲート電極240の形成された基板210上に第2絶縁膜260を形成する。
その後、マスク工程を行って第1および2絶縁膜235、260をパターニングすることにより、ソース電極221を露出させる第1コンタクトホール261、および第2電極255を露出させる第2コンタクトホール262を形成する。
次いで、第2絶縁膜260上に、少なくとも一つの金属物質からなる第4金属層を形成し、これに対してマスク工程を行ってパターニングする。これにより、第1コンタクトホール261を介してソース電極221に接続する読み出し配線271、および第2コンタクトホール262を介して第2電極255に接続するバイアス配線272を形成する。しかも、ゲート電極240を覆うブラックマトリックス273を形成することができる。
前述したような工程を介して、本発明の実施形態に係るイメージセンサーを製造することができる。
図3は本発明の実施形態に係るイメージセンサーの駆動電流特性を示す図、図4は本発明の実施形態に係るイメージセンサーの酸化物半導体の比抵抗特性を示す図である。
図3では、薄膜トランジスタTFTのオン状態で、比較例として紫外線を照射していない場合の駆動電流特性グラフと、本実施例として紫外線を照射した場合の駆動電流特性グラフを一緒に示した。
図4では、比較例1としてアニーリングおよび紫外線照射が行われていない場合の酸化物半導体の比抵抗と、比較例2としてアニーリングのみが行われた場合の酸化物半導体の比抵抗と、本実施例としてUVを照射した場合の酸化物半導体の比抵抗を一緒に示した。
まず、図3を参照すると、紫外線を照射した場合は、紫外線を照射していない場合と比較して駆動電流特性が著しく向上することを確認することができる。
図4を参照すると、アニーリングおよび紫外線照射が一緒に行われた場合に比抵抗が著しく減少することを確認することができる。
前述したように、本発明の実施形態によれば、酸化物半導体層は、ゲート電極によって覆われる紫外線非照射部分と、ゲート電極の外部に露出した紫外線照射部分とから構成される。
これにより、酸化物半導体層の比抵抗が減少し、イメージセンサーの駆動電流が向上できてイメージセンサーの光センシング能力が向上できるようになる。
前述した本発明の実施形態は、本発明の一例であって、本発明の精神に含まれる範囲内で自由な変形が可能である。よって、本発明は、添付された特許請求の範囲およびこれと等価の範囲内における本発明の変形を含む。
200 イメージセンサー
210 基板
221 ソース電極
222 ドレイン電極
225 第1電極
230 酸化物半導体層
235 第1絶縁膜
240 ゲート電極
250 半導体層
251 n+層
252 i層
253 p+層
255 第2電極
260 第2絶縁膜
261 第1コンタクトホール
262 第2コンタクトホール
271 読み出し配線
272 バイアス配線
273 ブラックマトリックス
A1、A2 第1領域、第2領域
B1、B2 第1部分、第2部分

Claims (6)

  1. 基板上に形成されたソース電極およびドレイン電極と、
    前記ソース電極およびドレイン電極に接触する酸化物半導体層と、
    前記酸化物半導体層上に形成された第1絶縁膜と、
    前記第1絶縁膜上に形成されたゲート電極と、
    前記ドレイン電極に接続されるフォトダイオードとを含んでなり、
    前記酸化物半導体層は、前記ゲート電極によって覆われる紫外線非照射部分と、前記ゲート電極によって覆われない紫外線照射部分とから構成されたことを特徴とする、イメージセンサー。
  2. 前記フォトダイオードは前記ドレイン電極から延長された第1電極と、前記第1電極上に形成された半導体層と、前記半導体層上に形成された第2電極とを含み、
    前記第1絶縁膜は前記第2電極上に位置することを特徴とする、請求項1に記載のイメージセンサー。
  3. 前記ゲート電極および前記第1絶縁膜上に位置し、前記第1絶縁膜と共に前記ソース電極を露出させる第1コンタクトホール、および前記第2電極を露出させる第2コンタクトホールを含む第2絶縁膜と、
    前記第2絶縁膜上に位置し、前記第1コンタクトホールを介して前記ソース電極に接続される読み出し配線と、
    前記第2絶縁膜上に位置し、前記第2コンタクトホールを介して前記第2電極に接続されるバイアス配線とを含むことを特徴とする、請求項2に記載のイメージセンサー。
  4. 基板上にソース電極およびドレイン電極を形成する段階と、
    前記ソース電極およびドレイン電極に接触し、第1部分と第2部分からなる酸化物半導体層を形成する段階と、
    前記酸化物半導体層上に第1絶縁膜を形成する段階と、
    前記第1絶縁膜上に、前記第1部分を覆い且つ前記第2部分を覆わないゲート電極を形成する段階と、
    前記ゲート電極を紫外線遮断マスクとして用いて紫外線照射を行う段階とを含んでなり、
    前記ドレイン電極はフォトダイオードに接続されることを特徴とする、イメージセンサーの製造方法。
  5. 前記第1絶縁膜を形成した後、熱処理を介して前記酸化物半導体層をアニーリングする段階を含むことを特徴とする、請求項4に記載のイメージセンサーの製造方法。
  6. 前記ゲート電極を形成するエッチングマスクとしてのフォトレジストパターンが前記ゲート電極上に位置した状態で、前記紫外線照射を行うことを特徴とする、請求項4に記載のイメージセンサーの製造方法。
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