JP2016047744A - 入出荷支援システム及び入出荷支援方法 - Google Patents

入出荷支援システム及び入出荷支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】自動倉庫からの入出荷を効率的に行うことを課題とする。
【解決手段】無人搬送車1の走行ルートを制御する制御装置と、積載した物品9の向きを変えずに、走行方向を90°単位で変えることができる無人搬送車1とを有し、無人搬送車1は、物品9を積載する積載装置を有し、積載場所にて、積載装置に物品9を積載し、制御装置の制御に従って、無軌道の走行領域Z1を走行することで、荷下ろし場所まで移動し、荷下ろし場所に到着すると、積載装置を動作させて、積載した物品9を下ろすことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動倉庫から物品を入出荷する際における入出荷支援システム及び入出荷支援方法の技術に関する。
自動倉庫に保管されている物品を、人手を介さずに入出庫するためのシステムが知られている。
このようなシステムにおいて、自動倉庫から出庫された物品を出荷場所まで搬送したり、入荷場所から自動倉庫の入庫位置まで搬送したりする搬送装置として、ループコンベア、ループ有軌道台車、ループ無軌道台車等が用いられている。
例えば、特許文献1に記載の技術では、ある製造行程で処理されたカセットが、無人搬送車によって自動倉庫の工程内搬送移載口に運ばれる。その後、カセットは搬送ロボットにより、自動倉庫の上段に設けられた工程間搬送移載口にセットされると、天井搬送車にセットされ、天井搬送車によって次の製造工程に運ばれる。
特開2006−213526号公報
しかしながら、ループコンベア、ループ有軌道台車、ループ無軌道台車を用いた搬送装置では、搬送方向を転回するための場所が必要である。このように、方向を転回する場所では、物品の授受ができないため、無駄なスペースが生じてしまう。
さらに、ループ内を多数の無人搬送車が走行するため、渋滞が起きやすく、また、1つの無人搬送車において、メンテナンスが必要となると、システム全体を停止させる必要が生じてしまい、作業が非効率的となってしまう。
特許文献1に記載の技術においても、無人搬送車はループ軌道を走行するので、前記した課題を有している。
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、効率的な入出荷支援システム及び入出荷支援方法を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明は、積載した物品の向き変えずに、走行方向を変えることができる無人搬送車が、積載場所で物品を積載し、無軌道の走行領域を走行して、荷下ろし場所に到着すると、前記物品を荷下ろしすることを特徴とする。
本発明によれば、効率的な入出荷支援システム及び入出荷支援方法を提供することができる。
第1実施形態に係る入出荷支援システムの構成を示す図である。 第1実施形態に係る入出荷支援システムのブロック図である。 第1実施形態に係る無人搬送車の外観の例を示す図である。 第1実施形態に係る制御装置の機能ブロック図である。 第1実施形態に係る無人搬送車の機能ブロック図である。 第1実施形態に係る入出荷支援システムの動作概念図である。 第1実施形態に係る物品の積載及び荷下ろしの手法を示す図である。 第1実施形態に係る入出荷支援システムの動作手順を示すフローチャート(その1)である。 第1実施形態に係る入出荷支援システムの動作手順を示すフローチャート(その2)である。 第1実施形態に係る集荷計画情報の例を示す図である。 本実施形態に対する比較例を示す図である。 第2実施形態に係る入出荷支援システムの構成を示す図である。 第2実施形態に係る無人搬送車の外観の例を示す図である。 第2実施形態に係る入出荷支援システムの動作概念図である。 第2実施形態に係る物品の積載及び荷下ろしの手法を示す図である。 第2実施形態に係るチェーンコンベアと、無人搬送車との関係を示す図である。 第2実施形態に係る入出荷支援システムの処理手順を示すフローチャート(その1)である。 第2実施形態に係る入出荷支援システムの処理手順を示すフローチャートで(その2)ある。 本実施形態に係る入出荷支援システムの別の例を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1実施形態]
(システム構成)
図1は、第1実施形態に係る入出荷支援システムの構成を示す図である。
入出荷支援システムZは、自動倉庫2、複数の無人搬送車1、入出荷コンベア3及び制御装置4(図2)を有する。
自動倉庫2は、物品9を保管しており、入出庫コンベア21を有している。自動倉庫2は、制御装置4からの指示に従って物品9を入出庫コンベア21に送りだしたり、入出庫コンベア21から入庫する物品9を取得したりする。本実施形態において、入出庫コンベア21はローラコンベア22を有しており、該ローラコンベア22は制御装置4からの指示によって動作したり、停止したりする。
無人搬送車1は、無軌道の走行領域Z1を走行して、物品9を搬送する。走行領域Z1の床面は、図示しない格子に区切られており、各格子の中心には格子の位置情報が格納されているマーカ(不図示)が設置されている。無人搬送車1は、制御装置4から経路情報を受信すると、無人搬送車1の底面に備わっているカメラ103(図5)で、床面に設置されているマーカを読み取ることで、自身の現在位置を推定しつつ、経路情報に沿った走行を行う。無人搬送車1については後記して説明する。ここでは、マーカとしてバーコードが用いられるものとする。
入出荷コンベア3は、無人搬送車1のステーションを兼ねており、無人搬送車1から受け取った物品9を入出荷支援システムZ外へ運び出す。入出荷コンベア3はローラコンベア31を有している。入出荷コンベア3の一方は、無人搬送車1が物品9を積載又は荷下ろしするために近接停車する場所となっている。そして、他方は、作業員等が物品9を入出荷コンベア3に積載したり、作業員が入出荷コンベア3から物品9を荷下ろししたりする場所となっている。
なお、本実施形態では自動倉庫2(入出庫コンベア21)と、入出荷コンベア3とを適宜、積載コンベアC1、荷下ろしコンベアC2と記載する。
すなわち、自動倉庫2に物品9を入庫する場合、物品9は、入出荷コンベア3で搬送された後、無人搬送車1に積載され、その後入出庫コンベア21に荷下ろしされ、自動倉庫2に入庫される。この場合、入出荷コンベア3が積載コンベアC1であり、入出庫コンベア21が荷下ろしコンベアC2となる。
逆に、自動倉庫2から物品9が出庫される場合、物品9は、自動倉庫2から出庫された後、入出庫コンベア21で搬送される。そして、物品9は無人搬送車1に積載された後、入出荷コンベア3に荷下ろしされる。この場合、入出庫コンベア21が積載コンベアC1であり、入出荷コンベア3が荷下ろしコンベアC2となる。
また、入出庫コンベア21のローラコンベア22及び入出荷コンベア3のローラコンベア31を、ローラコンベアC11と適宜記載する。
(システムブロック図)
図2は、第1実施形態に係る入出荷支援システムのブロック図である。
入出荷支援システムZは、制御装置4、自動倉庫コントローラ6、自動倉庫2、コンベアコントローラ7、入出荷コンベア3、無人搬送車コントローラ8、複数の無人搬送車1等を有している。
制御装置4は、自動倉庫コントローラ6や、コンベアコントローラ7や、無人搬送車コントローラ8を介して、自動倉庫2や、入出荷コンベア3、無人搬送車1の制御を行う。また、制御装置4には、クライアント端末5が接続されており、物品9の入出荷に関する情報等がクライアント端末5を介して、制御装置4に入力される。
自動倉庫2には、前記したように、入出庫コンベア21が備わっており、自動倉庫2から出庫又は入庫される物品9(図1)は入出庫コンベア21を介して、無人搬送車1に積載又は無人搬送車1から荷下ろしされる。また、自動倉庫2は、自動倉庫コントローラ6を介して制御装置4から指示を受信し、受信した指示に基づいて物品9の入出庫を行う。
入出荷コンベア3は、自動倉庫2へ入庫される物品9や、自動倉庫2から出庫される物品9が、入出荷支援システムZの外部から運ばれてくるコンベアである。前記したように、入出荷コンベア3の一方は、無人搬送車1が物品9を積載又は荷下ろしするために近接停車する場所である。また、他方は、作業員等が物品9を入出荷コンベア3に積載したり、作業員が入出荷コンベア3から物品9を荷下ろししたりする場所となっている。
無人搬送車1は、無人搬送車コントローラ8を介して、制御装置4から経路情報等を受信し、受信した経路情報に基づいて目的地まで自走する。また、無人搬送車1は、目的地に到着したか否か、物品9の積載や荷下ろしが完了したか否かといった情報を、無人搬送車コントローラ8を介して制御装置4へ送信している。
無人搬送車1の詳細については、後記する。なお、無人搬送車コントローラ8と、無人搬送車1とは無線による通信が行われる。また、制御装置4と自動倉庫コントローラ6との間、自動倉庫コントローラ6と自動倉庫2との間、制御装置4とコンベアコントローラ7との間、コンベアコントローラ7と入出荷コンベア3との間は、有線による通信でも、無線による通信でもよい。
なお、自動倉庫コントローラ6、コンベアコントローラ7、無人搬送車コントローラ8は省略可能である。この場合、制御装置4と、自動倉庫2、入出荷コンベア3、無人搬送車1とが、直接通信を行う。
(無人搬送車の外観)
図3は、第1実施形態に係る無人搬送車の外観の例を示す図である。
図3に示すように、無人搬送車1は本体装置11と積載装置(積載部)12とを有している。本体装置11の下部には、駆動輪105(図5)が備えられており、走行しつつ、走行方向を変えることが可能である。無人搬送車1の方向転回は、例えば、左右の駆動輪105のうち、一方の駆動輪105が他方の駆動輪105に対して逆向きに回転する等して行われる。また、本体装置11の底面にはカメラ103(図5)が備えられている。前記したように走行領域Z1(図1)の床面は、格子状に区切られており、各格子の中央には格子の位置情報が格納されているバーコード(不図示)が設置されている。無人搬送車1は、本体装置11底面のカメラ103で、床面に設置されているバーコードを読み取ることで、自身の現在位置を推定する。
なお、無人搬送車1は、基本的に+90°、±180°又は−90°に回転することが可能であるが、それ以外の角度に回転してもよい。ちなみに、ここでは無人搬送車1を上からみて時計まわりを「+」、反時計まわりを「−」としている。
積載装置12は、物品9(図1)を載置するための装置である。本体装置11は、積載装置12とは独立に方向を変えることができる(符号D11)。このようにすることで、積載装置12の方向はそのままで、本体装置11のみ走行方向を変えることができる。
本実施形態では、図3に示されているように、積載装置12にローラコンベア14が備えられている。
ローラコンベア14の積載・荷下ろし口には、ストッパ13が設置されている。無人搬送車1に設置されているローラコンベア14に物品9が積載される際には、積載側、すなわち、物品9が運ばれてくる側(物品9が移動してくる側)のストッパ13が下降する。同様に、無人搬送車1に設置されているローラコンベア14から物品9が荷下ろしされる際には、荷下ろし側、すなわち物品9が運び出される側(物品9が移動していく側)のストッパ13が下降する。それ以外の場合、ストッパ13は図3に示すような状態となっている。
このようなストッパ13を備えることで、無人搬送車1の走行中に物品9がローラコンベア14から落下するのを防いだり、ローラコンベア14への物品9の積載中に、積載側の反対側から物品9が落下したりするのを防ぐことができる。
(制御装置の機能ブロック図)
図4は、第1実施形態に係る制御装置の機能ブロック図である。
制御装置4は、例えばPC(Personal Computer)等であり、RAM(Random Access memory)等のメモリ401、CPU(Central Processing Unit)402、HD(Hard Disk)等の記憶装置403、送受信装置404を有している。
送受信装置404は、無人搬送車コントローラ8を介して無人搬送車1と情報の送受信を行ったり、自動倉庫コントローラ6を介して自動倉庫2と情報の送受信を行ったり、庫ベアコントローラ7を介して入出荷コンベア3と情報の送受信を行ったりする。また、送受信装置404はクライアント端末5から入力された情報を受け付ける。
そして、記憶装置403に格納されているプログラムがメモリ401に展開され、CPU402によって実行されることで、処理部410や、処理部410を構成する搬送計画部411、移動制御部412、搬入出制御部413が具現化している。
また、記憶装置403には、搬送が行われる物品9(図1)に関する情報が格納されている集荷計画情報431が格納されている。集荷計画情報431は後記して説明する。
搬送計画部411は集荷計画情報431を生成する。
移動制御部412は、無人搬送車1が移動する経路の情報である経路情報を生成し、無人搬送車コントローラ8を介して、無人搬送車1へ送信する。
搬入出制御部413は、自動倉庫2の入出庫コンベア21や、入出荷コンベア3を、自動倉庫コントローラ6や、コンベアコントローラ7を介して、作動させたり、停止させたりする。また、集荷計画情報431に基づいて、自動倉庫2に物品9の出庫や、入庫を指示する。
(無人搬送車の機能ブロック図)
図5は、第1実施形態に係る無人搬送車の機能ブロック図である。
無人搬送車1は、ROM(Read Only memory)等のメモリ101、CPU102、送受信装置106等を有している。
また、無人搬送車1は、カメラ103、自在輪104、駆動輪105、積載装置12を有している。
カメラ103は、前記したように、無人搬送車1の本体装置11(図3)の底面中央に備えられており、走行領域Z1(図1)の床面に設置されているバーコードを読み取る。
自在輪104は、無人搬送車1の走行や、方向転回を補助するための車輪であり、処理部110による制御が行われないものである。自在輪104は、例えば、無人搬送車1の進行方向を前とした場合、前部に1対、後部に1対の計4つ備えられたり、前後に1対ずつ備えられていたりするものである。
駆動輪105は、無人搬送車1を前進、後進又は方向転回させるための車輪である。駆動輪105は、例えば、無人搬送車1の左右に1対備えられるものである。前記したように、例えば無人搬送車1の方向転回は、左右の駆動輪105のうち、一方の駆動輪105が他方の駆動輪105に対して逆向きに回転する等して行われる。
積載装置12は図3において説明済みであるので、ここでの説明を省略する。
送受信装置106は、無人搬送車コントローラ8を介して制御装置4と情報の送受信を行う。
そして、メモリ101に格納されているプログラムが、CPU102によって実行されることで、処理部110や、処理部110を構成する信号制御部111、走行制御部112、積載装置制御部113が具現化している。
信号制御部111は、目的地に到着した際の到着通知や、積載が完了した旨の通知である積載完了通知、荷下ろしが完了した旨の通知である荷下ろし完了通知等を、無人搬送車コントローラ8を介して、制御装置4へ送信する。
走行制御部112は、走行領域Z1の床面に設置されているバーコードを無人搬送車1の底面に設置されているカメラ103で読み取ると、読み取ったバーコードから自身の現在位置を推定する。そして、走行制御部112は、推定した現在位置と、制御装置4から送信された経路情報とを基に目的地まで走行する。
積載装置制御部113は、積載装置12におけるローラコンベア14の回転や、ストッパ13の上昇、下降等を行う。
(システム動作図)
次に、図6を参照して、本実施形態に係る入出荷支援システムの動作概念図を説明する。
自動倉庫2(図1)から入出庫コンベア21に物品9が出庫されると、入出庫コンベア21のローラコンベア22が回転することによって物品9が積載場所まで運ばれる。そして、予め出庫が行われる入出庫コンベア21に近接して停車している無人搬送車1の積載装置12(ローラコンベア14:図3)に物品9が積載される。なお、図6において、無人搬送車1上の矢印は無人搬送車1の進行方向を示している。
物品9を積載した無人搬送車1は、符号W11〜W13に示すように、90°単位で方向を変えながら走行領域Z1を走行して、制御装置4から指定された入出荷コンベア3まで走行する。このとき、できる限り最短ルートで入出荷コンベア3にたどり着くよう走行する。
入出荷コンベア3に到着した無人搬送車1は、入出荷コンベア3に近接して停車し、積載装置12はローラコンベア14を回転するとともに、荷下ろし側のストッパ13(図3)を下降させる。また、入出荷コンベア3のローラコンベア31も回転を始める。すると、無人搬送車1の積載装置12上の物品9が、積載装置12(図12)から入出荷コンベア3へと移動していく。
また、自動倉庫2への入庫が行われる場合、入出荷コンベア3に物品9が運ばれてくると、予め入出荷コンベア3に近接して停車している無人搬送車1はローラコンベア14を回転するとともに、積載側のストッパ13を下降させる。これとともに、入出荷コンベア3のローラコンベア31が回転することによって、物品9が無人搬送車1の積載装置12に積載される。
物品9を積載した無人搬送車1は、90°単位で方向を変えながら走行領域Z1を走行して、制御装置4から指定された自動倉庫2の入出庫コンベア21まで走行する。このとき、できる限り最短ルートで入出庫コンベア21にたどり着くよう走行する。
入出庫コンベア21に到着した無人搬送車1は、入出庫コンベア21に近接して停車し、積載装置12のローラコンベア14を回転させるとともに、荷下ろし側のストッパ13を下降させる。また、入出庫コンベア21のローラコンベア22も回転を始める。すると、無人搬送車1の積載装置12上の物品9が、積載装置12から入出庫コンベア21へと移動していく。
つまり、積載場所W1で入出庫コンベア21A(21)から物品9を積載した無人搬送車1は、制御装置4(図2)から送信された経路W2に沿って荷下ろし場所W3まで走行する。荷下ろし場所W3に到着した無人搬送車1は入出荷コンベア3A(3)上に物品9を荷下ろしする。ちなみに、経路W2に沿って無人搬送車1が走行する場合、入出庫コンベア21Aが積載コンベアC1となり、入出荷コンベア3Aが荷下ろしコンベアC2となる。
また、積載場所W6で入出荷コンベア3B(3)から物品9を積載した無人搬送車1は、制御装置4(図2)から送信された経路W7に沿って荷下ろし場所W8まで走行する。荷下ろし場所W8に到着した無人搬送車1は入出庫コンベア21B(21)上に物品9を荷下ろしする。ちなみに、経路W7に沿って無人搬送車1が走行する場合、入出荷コンベア3Bが積載コンベアC1となり、入出庫コンベア21Bが荷下ろしコンベアC2となる。
このようにすることで、物品9は最短ルートで自動倉庫2の入出庫コンベア21から入出荷コンベア3まで運ばれる。
なお、図6における符号W22,W23については後記する。
(積載及び荷下ろし)
図7は、第1実施形態に係る物品の積載及び荷下ろしの手法を示す図である。
図7(a)は、物品9の積載時の動作を示す図である。
図7(a)に示すように、無人搬送車1が積載コンベアC1に近接して停車すると、積載側(積載コンベアC1側)のストッパ13a(13)が下降し、無人搬送車1のローラコンベア14が回転するとともに、積載コンベアC1のローラコンベアC11も回転する。これにより、物品9は積載コンベアC1から無人搬送車1の積載装置12(ローラコンベア14)に積載される。
なお、積載コンベアC1は、前記したように自動倉庫2に物品9を入庫する場合、入出荷コンベア3であり、自動倉庫2から物品9を出庫する場合、入出庫コンベア21である。
図7(b)は、物品9の荷下ろし時の動作を示す図である。
図7(b)に示すように、無人搬送車1が荷下ろしコンベアC2に近接して停車すると、荷下ろし側(荷下ろしコンベアC2側)のストッパ13b(13)が下降し、無人搬送車1のローラコンベア14が回転するとともに、荷下ろしコンベアC2のローラコンベアC11も回転する。これにより、物品9は無人搬送車1の積載装置12(ローラコンベア14)から、荷下ろしコンベアC2に荷下ろしされる。
なお、荷下ろしコンベアC2は、前記したように自動倉庫2に物品9を入庫する場合、入出庫コンベア21であり、自動倉庫2から物品9を出庫する場合、入出荷コンベア3である。
(フローチャート)
図8及び図9は、第1実施形態に係る入出荷支援システムの動作手順を示すフローチャートである。適宜、図1〜図5を参照する。図8及び図9では、1台の無人搬送車1に注目した処理を示すが、実際には、図8及び図9に示す処理が無人搬送車1毎に行われている。
まず、制御装置4の搬送計画部411が、入力された集荷情報を基に集荷計画情報431を生成する(図8のS101)。ステップS101の処理は、例えば、図示しないクライアント端末5を介して管理者が制御装置4に入力した情報を基に、制御装置4の搬送計画部411が、空いている無人搬送車1や、空いている積載コンベアC1及び荷下ろしコンベアC2を検索して生成する。
(集荷計画情報)
図10は、第1実施形態に係る集荷計画情報の例を示す図である。
集荷計画情報には、「物品ID(Identification)」、「積載」、「荷下ろし」、「無人搬送車ID」等の各情報が格納されている。
「物品ID」とは、搬送の対象となる物品9に割り振られているIDである。物品IDは、クライアント端末5を介して、物品9に関する情報が入力されると、制御装置4によって割り振られるIDである。
「積載」には、無人搬送車1への積載が行われる位置に関する情報が格納されている。
「荷下ろし」には、無人搬送車1からの荷下ろしが行われる位置に関する情報が格納されている。
「無人搬送車ID」には、物品9を搬送する無人搬送車1のIDが格納されている。
例えば、物品ID「F1005」は、無人搬送車ID「AGV03」の無人搬送車1によって「A03」の位置で積載され、搬送され、「E04」で荷下ろしされる。
ちなみに、物品ID「F2032」、「F3051」のレコードにおいて、「積載」、「荷下ろし」、「無人搬送車ID」の欄が空欄であるが、これらの物品9については、まだ入出庫の計画がなされていないことを示している。
図8の説明に戻り、制御装置4の移動制御部412は、無人搬送車1の現在位置を基に、積載場所までの経路情報を生成し(S102)、生成した経路情報を、無人搬送車コントローラ8を介して、処理対象となる無人搬送車1へ送信する(S103)。
ちなみに、制御装置4は処理対象となる無人搬送車1の現在位置を、例えば、以下の手順で取得する。制御装置4の移動制御部412が、無人搬送車コントローラ8を介して、無人搬送車1に位置通知要求を送信する。位置通知要求を受信した無人搬送車1の信号制御部111は、自身の位置に関する情報を、無人搬送車コントローラ8を介して送信する。無人搬送車1自身の位置は、床面に設置されているバーコードを、無人搬送車1底面に設置されているカメラ103で読み取ることにより取得する。
経路情報を受信した無人搬送車1の走行制御部112は、走行領域Z1の床面に設置されているバーコードを基に無人搬送車1自身の位置を推定し、指定された積載場所まで移動する(S201)。
そして、無人搬送車1の走行制御部112は、走行領域Z1の床面に設置されているバーコードを基に、目的地である積載場所に到着したか否かを判定する(S202)。
ステップS202の結果、到着していない場合(S202→No)、無人搬送車1の走行制御部112はステップS201の移動を行う。
ステップS202の結果、到着している場合(S202→Yes)、無人搬送車1の信号制御部111は、積載場所に到着した旨の情報(到着通知)を、無人搬送車コントローラ8を介して制御装置4へ送信する(S203)。その後、無人搬送車1の積載装置制御部113が、積載コンベアC1側のストッパ13を下降させ(S204)、積載装置12に備えられているローラコンベア14を回転させる(S205)。このとき、無人搬送車1のローラコンベア14と、積載コンベアC1のローラコンベアC11とが接するように、走行制御部112は無人搬送車1を停車させる。
一方、無人搬送車1から到着通知を受信した制御装置4の搬入出制御部413は、積載コンベアコントローラを介して、積載コンベアC1にローラコンベアC11の回転を指示する(S104)。積載コンベアコントローラとは、自動倉庫2から物品9が出庫される場合では自動倉庫コントローラ6であり、自動倉庫2へ物品9が入庫される場合ではコンベアコントローラ7である。
ローラコンベアC11の回転を指示された積載コンベアC1は、ローラコンベアC11を回転させる(S301)。このとき、積載コンベアC1が自動倉庫2の入出庫コンベア21である場合、制御装置4の搬入出制御部413は集荷計画情報431を基に、物品9の出庫を指示し、自動倉庫2は指示された物品9の出庫を行う。
これにより、積載コンベアC1から無人搬送車1への物品9の積載が行われる。
無人搬送車1の積載装置制御部113は、物品9の積載が完了したか否かを判定している(S206)。積載が完了したか否かは、例えば、単位時間における積載装置12にかかる重量の変化を積載装置制御部113が監視すること等で行われる。この場合、単位時間内に積載装置12にかかる重量が変化(増加)していれば、積載装置制御部113は積載が完了していないと判定し、積載装置12にかかる重量が単位時間変化しなければ、積載装置制御部113は積載が完了したと判定する。
ステップS206の結果、物品9の積載が完了していない場合(S206→No)、積載装置制御部113はステップS205へ処理を戻す。
ステップS206の結果、物品9の積載が完了している場合(S206→Yes)、無人搬送車1の信号制御部111は、積載が完了した旨の通知(積載完了通知)を、無人搬送車コントローラ8を介して制御装置4へ送信する(S207)。
そして、無人搬送車1の積載装置制御部113は、積載装置12のローラコンベア14を停止させ(S208)、下降させていたストッパ13を上昇させる(S209)。
一方、無人搬送車1から積載完了通知を受信した制御装置4の搬入出制御部413は、積載コンベアコントローラを介して、積載コンベアC1にローラコンベアC11の停止を指示する(S105)。
ローラコンベアC11の停止を指示された積載コンベアC1は、ローラコンベアC11を停止させる(S302)。
制御装置4の移動制御部412は、処理対象となっている無人搬送車1の現在位置(積載場所の位置)を基に、荷下ろし場所までの経路情報を生成し(図9のS121)、生成した経路情報を、無人搬送車コントローラ8を介して、処理対象となる無人搬送車1へ送信する(S122)。
経路情報を受信した無人搬送車1の走行制御部112は、走行領域Z1の床面に設置されているバーコードを基に無人搬送車1自身の位置を推定し、指定された荷下ろし場所まで移動する(S221)。
そして、無人搬送車1の走行制御部112は、走行領域Z1の床面に設置されているバーコードを基に、目的地である荷下ろし場所に到着したか否かを判定する(S222)。
ステップS222の結果、到着していない場合(S222→No)、無人搬送車1の走行制御部112はステップS221の移動を行う。
ステップS222の結果、到着している場合(S222→Yes)、無人搬送車1の信号制御部111は、荷下ろし場所に到着した旨の情報(到着通知)を、無人搬送車コントローラ8を介して制御装置4へ送信する(S223)。その後、無人搬送車1の積載装置制御部113が、荷下ろしコンベアC2側のストッパ13を下降させ(S224)、積載装置12に備えられているローラコンベア14を回転させる(S225)。このとき、無人搬送車1のローラコンベア14と、荷下ろしコンベアC2のローラコンベアC11とが接するように、走行制御部112は無人搬送車1を停車させる。
一方、無人搬送車1から到着通知を受信した制御装置4の搬入出制御部413は、荷下ろしコンベアコントローラを介して、荷下ろしコンベアC2にローラコンベアC11の回転を指示する(S123)。荷下ろしコンベアコントローラとは、自動倉庫2から物品9が出庫される場合ではコンベアコントローラ7であり、自動倉庫2へ物品9が入庫される場合では自動倉庫コントローラ6である。
ローラコンベアC11の回転を指示された荷下ろしコンベアC2は、ローラコンベアC11を回転させる(S321)。
これにより、無人搬送車1から荷下ろしコンベアC2への物品9の荷下ろしが行われる。
無人搬送車1の積載装置制御部113は、物品9の荷下ろしが完了したか否かを判定している(S226)。荷下ろしが完了したか否かは、例えば、単位時間における積載装置12にかかる重量の変化を積載装置制御部113が監視すること等で行われる。この場合、単位時間内に積載装置12にかかる重量が変化(減少)していれば、積載装置制御部113は荷下ろしが完了していないと判定し、積載装置12にかかる重量が一定時間変化しなければ、積載装置制御部113は荷下ろしが完了したと判定する。
ステップS226の結果、物品9の荷下ろしが完了していない場合(S226→No)、積載装置制御部113はステップS225へ処理を戻す。
ステップS226の結果、物品9の荷下ろしが完了している場合(S226→Yes)、無人搬送車1の信号制御部111は、荷下ろしが完了した旨の通知(荷下ろし完了通知)を、無人搬送車コントローラ8を介して制御装置4へ送信する(S227)。
そして、無人搬送車1の積載装置制御部113は、積載装置12のローラコンベア14を停止させ(S228)、下降させていたストッパ13を上昇させる(S229)。
その後、無人搬送車1の走行制御部112は、所定の待機場所等へ無人搬送車1自身を移動させる。なお、所定の待機場所を指定せず、無人搬送車1の走行制御部112は、他の無人搬送車1と回避しつつ、走行領域Z1を走行して、次の指示を待機するようにしてもよい。
(第1実施形態のまとめ)
図11は、本実施形態に対する比較例を示す図である。
比較例における自動出荷システムZbでは、ループ状の軌道(ループ軌道R)上を無人搬送車1等が周回することで、物品9の入出庫を行っている。
このようなループ軌道R上を無人搬送車1が走行する入出荷支援システムZbでは、符号W21で示されるように、無人搬送車1の方向を転回する箇所が必要となる。このような場所では、積載場所や、荷下ろし場所を設置することができないので、冗長な箇所が生じ、無人搬送車1が走行する走行領域Z1を広くする必要がある。そのため、建屋を大きくする必要がある。
これに対し、本実施形態の入出荷支援システムZによれば、図6に示すように、軌道を必要としないため、比較例の技術のような冗長な箇所が生じることがなく、比較例と比べて走行領域Z1を小さくすることができ、建屋を小さくすることができる。すなわち、省スペース化を図ることができる。
また、比較例の入出荷支援システムZbは、軌道上を無人搬送車1等が走行するため、符号W21で示されるように、無人搬送車1の方向を転回する場所の半径を大きくとる必要がある。
これに対し、本実施形態の入出荷支援システムZでは、図3で前記したように積載装置12の方向はそのままで、本体装置11のみの方向を変えることができるので、図6の符号W11〜W13のように方向転回のための半径を極めて小さくすることができる。
特に、本実施形態のように、左右の駆動輪105のうち、一方の駆動輪105が他方の駆動輪105に対して逆向きに回転することで方向転回を行うことで、無人搬送車1はスピンターンを行うことができ、方向転回のための半径を極めて小さくすることができる。
また、比較例の入出荷支援システムZbでは、物品9を積載した無人搬送車1はループ軌道Rに沿って周回することしかできない。そのため、例えば、符号W22で積載し、符号W23で荷下ろしをする場合、ループ軌道Rに沿って符号W22から符号W23まで移動するため、無人搬送車1は遠回りをする必要がある。
これに対し、本実施形態の入出荷支援システムZでは、図6に示すように、最短距離で符号W22から符号W23まで到達することができる。
さらに、比較例の入出荷支援システムZbでは、同時に搬送できる量は限られているが、本実施形態によれば、比較例の技術と比べて格段に多くの搬送を同時に行うことができる。
つまり、比較例の入出荷支援システムZbでは、前記したように冗長な経路を介して物品9を搬送する。これに対し、本実施形態の入出荷支援システムZでは、最短距離で物品9を搬送することができるため、結果として比較例の入出荷支援システムZbと比べて、多くの物品9を搬送することができる。
また、比較例の入出荷支援システムZbでは、ループを走行している無人搬送車1に故障が生じたり、メンテナンスが必要になったり、無人搬送車1を追加する必要が生じたりすると、走行している無人搬送車1のすべてを停止させる必要がある。そして、多くの場合、復旧するまで、無人搬送車1の走行を再開することができない。
これに対して、本実施形態の入出荷支援システムZでは、無人搬送車1を走行させた状態のまま、必要な無人搬送車1のみを取り除いたり、無人搬送車1を追加したりすることができるので、作業を大幅に効率化することができる。
さらに、比較例の入出荷支援システムZbでは、ある入出荷コンベア3や、入出庫コンベア21に不具合が生じて、積載や、荷下ろしの作業が遅くなった場合、渋滞が生じる可能性がある。
これに対し、本実施形態の入出荷支援システムZでは、不具合が生じた入出荷コンベア3や、入出庫コンベア21のみの積載、荷下ろしが影響を受け、その他の積載、荷下ろしの作業には影響しないため、渋滞が生じるおそれがない。
また、比較例の入出荷支援システムZbでは、無人搬送車1に不具合が生じて、走行速度が落ちた場合、渋滞が生じてしまうおそれがある。
これに対し、本実施形態の入出荷支援システムZでは、不具合が生じた無人搬送車1のみを走行領域Z1から外せばよいので、無人搬送車1に不具合が生じて、走行速度が落ちた場合でも渋滞が生じるおそれがない。
そして、比較例の入出荷支援システムZbでは、ループ軌道Rがあるため、レイアウトを大幅に変更することができない。
これに対し、本実施形態の入出荷支援システムZでは、積載場所や、荷下ろし場所の一部を突出させたり、引っ込めたりすることによる走行領域Z1の変形が容易にできる。例えば、走行領域Z1の形状が変化しても、新たに加わった床面にバーコードを設置したり、使用されなくなった床面のバーコードを経路情報生成の際に使用禁止したりすることで、レイアウトの変更に対して容易に対処できる。
また、既にループ軌道Rによる入出荷支援システムZbが設置されている場合、ループ軌道Rの部分を床面による走行領域Z1とすることで、本実施形態に係る入出荷支援システムZに改変することが容易にできる。
また、比較例の入出荷支援システムZbでは、物品9の搬送量が多いときでも、少ないときでも動作する無人搬送車1の台数が決められているので、搬送が滞ったり、逆に搬送を行っていない無人搬送車1が生じたりすることがある。
これに対し、本実施形態の入出荷支援システムZによれば、搬送量に応じて動作する無人搬送車1の数を調整することができる。
このように、本実施形態に係る入出荷支援システムZによれば、効率的な物品9の搬送を可能にすることができる。
[第2実施形態]
(システム構成)
図12は、第2実施形態に係る入出荷支援システムの構成を示す図である。
第2実施形態に係る入出荷支援システムZaが、図1に示す入出荷支援システムZと異なる点は、自動倉庫2に備えられている入出庫コンベア21aがローラコンベアではなく、両側に1対のベルトを有するチェーンコンベア22aとなっている点である。また、入出荷コンベア3aにおけるコンベアがローラコンベアではなく、チェーンコンベア31aとなっている点も、図1の入出荷支援システムZと異なる点である。
また、無人搬送車1aの積載装置が第1実施形態のようにローラコンベア14(図3)を有していない点も、図1に示す入出荷支援システムとは異なる点である。無人搬送車1aについては後記して説明する。
なお、本実施形態では自動倉庫2(入出庫コンベア21a)と、入出荷コンベア3aとを適宜、積載コンベアC1、荷下ろしコンベアC2と適宜記載する。
すなわち、自動倉庫2に物品9を入庫する場合、物品9は、入出荷コンベア3aに搬送された後、無人搬送車1に積載され、その後入出庫コンベア21aに荷下ろしされた後、自動倉庫2に入庫される。この場合、入出荷コンベア3aが積載コンベアC1であり、入出庫コンベア21aが荷下ろしコンベアC2となる。
逆に、自動倉庫2から物品9が出庫される場合、物品9は、自動倉庫2から出庫された後、入出庫コンベア21aに搬送される。そして、無人搬送車1に積載された後、入出荷コンベア3aに荷下ろしされる。この場合、入出庫コンベア21aが積載コンベアC1であり、入出荷コンベア3aが荷下ろしコンベアC2となる。
また、入出庫コンベア21aのチェーンコンベア22a、入出荷コンベア3aのチェーンコンベア31aを、チェーンコンベアC11aと適宜記載する。
(無人搬送車の外観)
図13は、第2実施形態に係る無人搬送車の外観の例を示す図である。
第2実施形態では、無人搬送車1aはローラコンベア14(図3)を備えていない。
なお、第2実施形態に係る無人搬送車1aにおいて積載装置12aは昇降(符号D21)が可能である。また、図3に示す無人搬送車1と同様、無人搬送車1aにおいて、本体装置11は、積載装置12aに対して独立に回転可能である(符号D22)。
また、図13の例では、本体装置11の底面中央に備えられているカメラ103(図5)とは別に、積載装置12aの上面中央にカメラ103aが設置されている。このカメラ103aの機能については後記して説明する。
その他の構成は、図3に示す無人搬送車1と同様であるので、ここでの説明を省略する。
なお、入出荷支援システムZaのシステムブロック図は入出庫コンベア21が入出庫コンベア21aになったこと、入出荷コンベア3が入出荷コンベア3aになったこと、無人搬送車1が無人搬送車1aになったこと以外は図2と同様であるので、ここでの図示及び説明を省略する。
また、制御装置4の機能ブロック図は図4と同様であるので、ここでの図示及び説明を省略する。
さらに、無人搬送車1aの機能ブロック図は、積載装置12が積載装置12aになったこと、カメラ103aが加わったこと以外は、図5と同様であるので、ここでの図示及び説明を省略する。
(システム動作図)
次に、図14を参照して、本実施形態に係る入出荷支援システムの動作概念図を説明する。
図14における動作について、図6で示す動作と同様の点は説明を省略し、異なる点のみを説明する。
図6に示す第1実施形態において、無人搬送車1は、入出庫コンベア21や、入出荷コンベア3に近接して物品9の積載、荷下ろしを行うが、図14に示す第2実施形態では、入出庫コンベア21aや、積載場所あるいは荷下ろし場所に到着した無人搬送車1aは、入出庫コンベア21aや、入出荷コンベア3aのチェーンコンベア22a,31aの下に潜り込む(W31)ことで、物品の積載あるいは荷下ろしを行う。以下、このことを説明する。
図14における無人搬送車1aの動作は、図6と同様であるので、図6と同様の符号を付し、ここでは説明を省略する。
ちなみに、経路W41に沿って無人搬送車1aが走行する場合、入出庫コンベア21aAが積載コンベアC1となり、入出荷コンベア3aAが荷下ろしコンベアC2となる。同様に、経路W42に沿って無人搬送車1aが走行する場合、入出荷コンベア3aBが積載コンベアC1となり、入出庫コンベア21aBが荷下ろしコンベアC2となる。
(積載及び荷下ろし)
図15は、第2実施形態に係る物品の積載及び荷下ろしの手法を示す図である。
図15(a)に示すように、無人搬送車1aが積載コンベアC1に到着すると、無人搬送車1aは積載コンベアC1の下に潜り込む。そして、無人搬送車1aは積載装置12aを上昇させることで、物品9を積載装置12aに積載する。
同様に、図15(a)に示すように、物品9を積載している無人搬送車1aが荷下ろしコンベアC2に到着すると、無人搬送車1aは荷下ろしコンベアC2の下に潜り込む。そして、無人搬送車1aは積載装置12aを下降させることで、物品9を積載装置12aから荷下ろしする。
なお、積載コンベアC1は、前記したように自動倉庫2に物品9を入庫する場合、入出荷コンベア3aであり、自動倉庫2から物品9を出庫する場合、入出庫コンベア21aである。
同様に、荷下ろしコンベアC2は、前記したように自動倉庫2に物品9を入庫する場合、入出庫コンベア21aであり、自動倉庫2から物品9を出庫する場合、入出荷コンベア3aである。
図16は、第2実施形態に係るチェーンコンベアと、無人搬送車との関係を示す図である。
図16は、図15(a)の矢印A側からみた図である。
図16に示すように、無人搬送車1aの本体装置11の高さはチェーンコンベアC11aより低くなっており、無人搬送車1aがチェーンコンベアC11aの下に潜り込めるようになっている。
そして、無人搬送車1aの積載装置12aの幅は、2本のチェーンコンベアC11aの幅よりも狭くなっている。また、図16(a)に示すように、積載装置12aが上昇している状態では、積載装置12aの上面がチェーンコンベアC11aより高くなり、図16(b)に示すように積載装置12aが下降している状態では、積載装置12aの上面がチェーンコンベアC11aより低くなるようになっている。そして、物品9の幅がチェーンコンベアC11a内側の幅よりも広くなるようにすることで、図16(a)に示すように、積載装置12aを上昇させるとチェーンコンベアC11a上の物品9を積載装置12aに積載できる。同様に、物品9が積載装置12aに積載されている状態で、積載装置12aを下降させると、図16(b)に示すように、物品9をチェーンコンベアC11aに載置することができる。
従って、図15(a)に示すように、無人搬送車1aへの物品9の積載時では、無人搬送車1aが、物品9を積載しているチェーンコンベアC11aの下に潜り込んで、積載装置12aを、チェーンコンベアC11aの高さ以上をなるよう上昇させると、物品9が積載装置12aに積載される。
また、図15(b)に示すように、無人搬送車1aからの物品9の荷下ろし時では、物品9を積載している無人搬送車1aがチェーンコンベアC11aの下に潜り込んで、積載装置12aを、チェーコンベアC11aの高さ以下になるよう下降させると、物品9のみがチェーンコンベアC11aに載置される。チェーンコンベアC11aが作動すれば、チェーンコンベアC11aに載置された物品9はチェーンコンベアC11a上を搬送されていく。
(フローチャート)
図17及び図18は、第2実施形態に係る入出荷支援システムの処理手順を示すフローチャートである。適宜、図1、図2、図4、図5、図13を参照する。図17及び図18では、1台の無人搬送車1aに注目した処理を示すが、実際には、図17及び図18に示す処理が無人搬送車1a毎に行われている。
制御装置4における図17のステップS151〜S153及び無人搬送車1aにおける図17のステップS251〜S253は、図8におけるステップS101〜S103及びステップS201〜S203と同様の処理であるので、ここでは説明を省略する。
無人搬送車1aから到着通知を受信した制御装置4の搬入出制御部413は、積載コンベアコントローラを介して、積載コンベアC1にチェーンコンベアC11aの回転を指示する(S154)。積載コンベアコントローラとは、自動倉庫2から物品9が出庫される場合では自動倉庫コントローラ6であり、自動倉庫2へ物品9が入庫される場合ではコンベアコントローラ7である。
チェーンコンベアC11aの回転を指示された積載コンベアC1は、チェーンコンベアC11aを回転させる(S351)。このとき、積載コンベアC1が自動倉庫2の入出庫コンベア21aである場合、制御装置4の搬入出制御部413は集荷計画情報431を基に、物品9の出庫を指示し、自動倉庫2は指示された物品9の出庫を行う。
また、ステップS253の後、無人搬送車1aの積載装置制御部113は、無人搬送車1aの上に物品9が到着したか否かを判定する(S254)。無人搬送車1aの上に物品9が到着したか否かの判定は、例えば、積載装置12a上面の中央に設置されているカメラ103aが、物品9中央に貼付されているバーコードを読み取ったか否かによって行われる。
ステップS254の結果、無人搬送車1aの上に物品9が到着していない場合(S254→No)、積載装置制御部113は、ステップS254へ処理を戻す。
ステップS254の結果、無人搬送車1aの上に物品9が到着した場合(S254→Yes)、無人搬送車1aの信号制御部111は、物品9が無人搬送車1aの上に到着した旨の通知(物品到着通知)を、無人搬送車コントローラ8を介して制御装置4へ送信する(S255)。
無人搬送車1aから物品到着通知を受信した制御装置4の搬入出制御部413は、積載コンベアコントローラを介して、積載コンベアC1にチェーンコンベアC11aの停止を指示する(S155)。
チェーンコンベアC11aの停止を指示された積載コンベアC1は、チェーンコンベアC11aを停止させる(S352)。
ステップS255で物品到着通知を制御装置4へ送信した無人搬送車1aの積載装置制御部113は、積載装置12aを上昇させる(S256)。これにより、積載コンベアC1のチェーンコンベアC11a上の物品9が積載装置12aに載置される。
その後、制御装置4は図18のステップS171,S172の処理を行い、無人搬送車1aは図18のステップS271〜S273の処理を行う。ステップS171,S172の処理は図9のステップS121,S122、ステップS271〜S273の処理は図9のステップS221〜S223の処理と同様であるので、ここでの説明は省略する。
無人搬送車1aから到着通知を受信した制御装置4の搬入出制御部413は、荷下ろしコンベアコントローラを介して、荷下ろしコンベアC2にチェーンコンベアC11aの回転を指示する(S173)。荷下ろしコンベアコントローラとは、自動倉庫2から物品9が出庫される場合ではコンベアコントローラ7であり、自動倉庫2へ物品9が入庫される場合では自動倉庫コントローラ6である。
チェーンコンベアC11aの回転を指示された荷下ろしコンベアC2は、チェーンコンベアC11aを回転させる(S371)。
また、ステップS273の後、無人搬送車1aの積載装置制御部113は積載装置12aを下降させる(S274)。これにより、物品9が荷下ろしコンベアC2のチェーンコンベアC11aに載置される。
ステップS274の後、無人搬送車1aの信号制御部111は制御装置4へ荷下ろしが完了した旨の通知(荷下ろし完了通知)を送信する(S275)。
その後、無人搬送車1aは、予め決められた待機場所等へ移動する。
(第2実施形態のまとめ)
第2実施形態によれば、第1実施形態と比して無人搬送車1aの構成を簡素なものとすることができる。また、第2実施形態によれば、第1実施形態と比して無人搬送車1aの処理を簡素なものとすることができる。
なお、図17のステップS254において、無人搬送車1aの上に物品9が到着したか否かを、積載装置12a中央に備えられているカメラ103aが物品9の底面中央に貼付されているバーコードを読み取ったか否かによって判定するとしているがこれに限らない。例えば、積載装置12a中央に赤外線照射装置を上向きに備えておき、この赤外線照射装置から照射された赤外線の反射光が検出されたか否かで、無人搬送車1aの上に物品9が到着したか否かが判定されてもよい。
(別の例)
図19は、本実施形態に係る入出荷支援システムの別の例を示す図である。
図19に示す入出荷支援システムでは、無人搬送車1の出入口G1が設けられており、無人搬送車1は、出入口G1から排出されたり、投入されたりすることが可能である。
このようにすることで、無人搬送車1による物品9の搬送の流れを乱すことなく、無人搬送車1のメンテナンスや、新たな無人搬送車1の投入が可能となる。
それ以外の構成は、図6と同様であるので、図6と同様の符号を付し、ここでの説明は省略する。
また、作業員が作業する場所に、図示しない作業指示端末が設けられてもよい。制御装置4は、物品9が入出荷コンベア3aによって運ばれると、作業指示端末の表示装置(不図示)に、物品9が運ばれてくる旨の情報を、物品9の種類等といった物品9に関連する情報とともに表示させてもよい。
また、本実施形態では、積載コンベアC1や、荷下ろしコンベアC2において、ローラコンベアC11や、チェーンコンベアC11aが用いられているものとしたが、コンベアの形態はこれに限らず、ベルトコンベアのような形式でもよい。無人搬送車1,1aの積載装置12におけるコンベアの形式についても同様である。
このように、本実施形態では、積載装置12,12aの構造を物品9の形式に合わせて柔軟に変更することができる。
また、本実施形態に係る入出荷支援システムZ,Zaでは、自動走行2の入出庫コンベア21,21aを経由して自動倉庫2に対する入出庫が行われているが、入出庫コンベア21,21aが省略されてもよい。この場合、自動走行2の図示しないスタッカクレーンが、無人搬送車1,1aから直接物品9を取得する構成としてもよい。
同様に、本実施形態に係る入出荷支援システムZ,Zaでは、入出荷コンベア3,3aを経由して物品の入出荷が行われているが、入出荷コンベア3,3aが省略されてもよい。この場合、ピッキング作業員が、無人搬送車1,1aから直接物品9をピッキングする構成としてもよい。
また、本実施形態では、床面にバーコードが設置されているとしたが、これに限らず、バーコードの代わりにQR(Quick response)コード(登録商標)が設置されてもよい。このようにすることで、バーコードより情報量を増やすことができ、広大な走行領域Z1でも本実施形態を適用することができる。
また、マーカとしてRFID(Radio Frequency Identification)タグが用いられてもよい。なお、マーカとしてRFIDタグを用いる場合、無人搬送車1,1aには、本体装置11の底面に設置されているカメラ103の代わりにRFIDタグリーダが搭載される。このようにすることで、さらに多くの情報をマーカに有することができ、正確な位置推定が可能となる。
また、第2実施形態では、物品9の底面に図示しないバーコードを貼付し、無人搬送車1aは積載装置12の中央に設置されているカメラ103aが該バーコードを読み取ることで、物品9の真下に到着したか否かを判定しているが、これに限らない。例えば、バーコードの代わりにQRコード(登録商標)が用いられてもよい。あるいは、バーコードの代わりにRFIDタグが物品9の底面に貼付されてもよい。バーコードの代わりにRFIDタグが物品9の底面に貼付される場合、積載装置12の中央に設置されているカメラ103aの代わりにRFIDタグリーダが搭載される。このようにすることで、例えば、物品9の情報をRFIDタグに格納することで、物品9の積載時に無人搬送車1aが積載するべき物品9であるか否かを確認すること等ができる。
また、本実施形態では、制御装置4が無人搬送車1,1aに対し、積載場所から荷下ろし場所までの経路情報を生成・送信し、無人搬送車1,1aは、受信した経路情報に従って、目的地(荷下ろし場所)まで走行するとしたが、これに限らなくてもよい。例えば、無人搬送車1,1aは、走行領域Z1の床面に設置されている格子にたどり着く毎に、バーコードから現在位置を読み取って制御装置4に送り、制御装置4は受信した無人搬送車1,1aの位置を基に、次に向かう方向を指示してもよい。つまり、無人搬送車1,1aは、床面に設置された格子毎に制御装置4から向かうべき方向を指示されてもよい。このようにすることで、各無人搬送車1,1aの現在位置を制御装置4がリアルタイムで管理することができるので、無人搬送車1,1aの衝突を回避させる等といったことが可能となる。
また、本実施形態では、走行領域Z1の床面に設置されたバーコードの情報から無人搬送車1,1aの現在位置を推定しているが、これに限らず、可能であれば、予め作成されている環境地図を基に、無人搬送車1,1aの現在位置を推定してもよい。この場合、無人搬送車1,1aには、図示しない所定角度の範囲でレーザを照射するレーザ距離センサが備えられ、該レーザ距離センサによって得られる形状データと、環境地図とが比較されることで、無人搬送車1,1aの現在位置が推定される。
また、本実施形態において、無人搬送車1,1aは、制御装置4からの指示に従って動作しているが、個々の無人搬送車1,1aが、図4に示す制御装置4の構成を有することで、制御装置4が省略されてもよい。この場合、例えば、個々の無人搬送車1,1a同士で通信が行われることで、どの無人搬送車1,1aがどの物品9を搬送しているか、どの位置に存在しているか等を各無人搬送車1,1aが管理する。これにより、個々の無人搬送車1,1aが自律的に物品9を搬送する。また、この場合、個々の無人搬送車1,1aが集荷計画情報431を有している。
また、本実施形態では、無人搬送車1,1aが積載場所へ向かうとき、積載場所から荷下ろし場所へ向かうときのそれぞれにおいて、制御装置4が経路情報を生成、送信しているが、これに限らなくてもよい。例えば、無人搬送車1,1aが積載場所へ向かうとき、制御装置4は、積載場所へ向かう経路情報を生成するとともに、積載場所から荷下ろし場所へ向かう経路情報も生成し、積載場所へ向かう経路情報と積載場所から荷下ろし場所へ向かう経路情報とを同時に無人搬送車1,1aへ送信してもよい。
また、本実施形態において、無人搬送車1,1aの方向転回は、無人搬送車1,1aにおける左右の駆動輪105のうち、一方の駆動輪105が他方の駆動輪105に対して逆向きに回転する等して行われるとしたが、これに限らない。例えば、自在輪104の代わりに、走行制御部114による制御が可能な方向転回輪を有し、この方向転回輪の方向を変えることによって無人搬送車1,1aの方向が転回されるようにしてもよい。
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を有するものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、無人搬送車1,1aのすべてが図3に示す構造をしていたり、図13に示す構造をしていたりする必要はない。つまり、図3に示す構造を有する無人搬送車1や、図13に示す構造を有する無人搬送車1aや、その他の構造を有する無人搬送車1が混在していてもよい。この場合、入出庫コンベア21,21aや、入出庫コンベア21、入出庫コンベア21aが混在していたり、入出荷コンベア3、入出荷コンベア3aが混在していたりしてもよい。無人搬送車1,1aは、自身の積載装置12,12aの形状に合う入出庫コンベア21,21aや、入出荷コンベア3,3で、物品9の積載・荷下ろしをしてもよい。
また、前記した各構成、機能、各部110〜113,410〜413、記憶装置403等は、それらの一部又はすべてを、例えば集積回路で設計すること等によりハードウェアで実現してもよい。また、図4、図5に示すように、前記した各構成、機能等は、CPU等のプロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、HDに格納すること以外に、メモリや、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又は、IC(Integrated Circuit)カードや、SD(Secure Digital)カード、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に格納することができる。
また、各実施形態において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんどすべての構成が相互に接続されていると考えてよい。
1,1a 無人搬送車
2 自動倉庫
3,3a 入出荷コンベア
4 制御装置
5 クライアント端末
6 自動倉庫コントローラ
7 コンベアコントローラ
8 無人搬送車コントローラ
9 物品
11 本体装置
12,12a 積載装置(積載部)
13 ストッパ
14 無人搬送車のローラコンベア
21,21a 入出庫コンベア
22 入出庫コンベアのローラコンベア
22a 入出庫コンベアのチェーンコンベア
31 入出荷コンベアのローラコンベア
31a 入出荷コンベアのチェーンコンベア
110 無人搬送車の処理部
111 信号制御部
112 走行制御部
113 積載装置制御部
410 制御装置の処理部
411 搬送計画部
412 移動制御部
413 搬入出制御部
431 集荷計画情報
C1 積載コンベア
C2 荷下ろしコンベア
C11 ローラコンベア
C11a チェーンコンベア
W1,W6 積載場所
W3,W8 荷下ろし場所
Z,Za 入出荷支援システム
Z1 走行領域

Claims (5)

  1. 積載した物品の向きを変えずに、走行方向を変えることができる無人搬送車
    を有し、自動倉庫からの前記物品の出荷又は前記自動倉庫への前記物品の入荷を支援する入出荷支援システムであって、
    前記無人搬送車は、
    前記物品を積載する積載部を有し、積載場所にて前記積載部に前記物品を積載し、無軌道の走行領域を走行することで、荷下ろし場所まで移動し、前記荷下ろし場所に到着すると、前記積載した物品を下ろす
    ことを特徴とする入出荷支援システム。
  2. 前記無人搬送車は、
    前記積載部としてローラコンベアを備えており、
    前記積載場所及び前記荷下ろし場所にローラコンベアが備えられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の入出荷支援システム。
  3. 前記積載部には、前記積載部に積載されている物品が落下しないようにするためのストッパが備えられており、
    前記積載部に前記物品を積載する時は、前記物品が移動してくる側のストッパが下降し、
    前記積載部から前記物品を下ろす時は、前記物品が移動していく側のストッパが下降する
    ことを特徴とする請求項2に記載の入出荷支援システム。
  4. 前記無人搬送車において、
    前記積載部は、昇降が可能であり、
    前記積載場所及び前記荷下ろし場所には、チェーンコンベアが備えられており、
    前記無人搬送車は、前記積載場所に到着すると、前記積載部を、前記積載場所のチェーンコンベアよりも低くした状態で、前記積載場所のチェーンコンベアの下に潜り込んだ後、前記積載部を、前記積載場所のチェーンコンベアよりも高くなるよう、前記積載部を上昇させ、
    前記無人搬送車は、前記荷下ろし場所に到着すると、前記積載部を、前記荷下ろし場所のチェーンコンベアよりも高くした状態で、前記荷下ろし場所のチェーンコンベアの下に潜り込んだ後、前記積載部を、前記荷下ろし場所のチェーンコンベアよりも低くなるよう、前記積載部を下降させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の入出荷支援システム。
  5. 無人搬送車を有し、自動倉庫からの物品の出荷又は前記自動倉庫への前記物品の入荷を支援する入出荷支援システムにおける入出荷支援方法であって、
    積載した前記物品の向きを変えずに、走行方向を変えることができる前記無人搬送車が、
    前記物品を積載する積載部を有し、積載場所にて前記積載部に前記物品を積載し、無軌道の走行領域を走行することで、荷下ろし場所まで移動し、前記荷下ろし場所に到着すると、前記積載した物品を下ろす
    ことを特徴とする入出荷支援方法。
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