JP2015186895A - 記録装置及び記録装置の異常原因推定方法 - Google Patents

記録装置及び記録装置の異常原因推定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】記録装置において発生する異常について、その異常原因を推定することを可能にする。【解決手段】複数の場所に設けられた収音部35a、35b、35c、35d及び35e(35a〜35e)と、収音部35a〜35eによって収音された音及び収音時刻の各収音部間での比較情報を出力可能な出力部20を備えることを特徴とする記録装置1。このような構成の記録装置1によって、該記録装置1において発生する異常について、その異常原因を推定することが可能になる。【選択図】図1

Description

本発明は、記録装置及び記録装置の異常原因推定方法に関する。
従来から、被記録媒体に画像を形成する記録装置が使用されている。このうち、記録装置の異常を記録装置内で発生する音により検出する記録装置が開示されている。
例えば、特許文献1から3には、記録装置の異常を記録装置内で発生する音により検出する記録装置が開示されている。
特開2008−304872号公報 特開2006−201316号公報 特開2007−79263号公報
しかしながら、特許文献1から3で開示されるような従来の記録装置では、記録装置の異常を記録装置内で発生する音により検出する検出部を備えていても、その異常原因まで推定することはできなかった。
このため、記録装置の異常を検出できても、その異常原因がわからず、その異常原因を取り除くことが困難な場合があった。
そこで、本発明の目的は、記録装置において発生する異常について、その異常原因を推定することを可能にすることである。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の記録装置は、複数の場所に設けられた収音部と、前記収音部によって収音された音及び収音時刻の各収音部間での比較情報を出力可能な出力部を備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様の記録装置は、前記第1の態様において、前記収音部各々によって収音される音の収音時刻差から異常原因を推定する推定部を備え、前記比較情報は、前記異常原因であることを特徴とする。
本発明の第3の態様の記録装置は、前記第1又は第2の態様において、前記収音部は、記録ヘッドを有し被記録媒体の搬送方向と交差する方向に往復移動可能な移動部、前記移動部の駆動部、前記被記録媒体の切断部、及び、前記記録ヘッドと前記被記録媒体との間隔を調整可能な調整部の少なくともいずれか1つの場所に設けられることを特徴とする。
本発明の第4の態様の記録装置は、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、前記収音部として第1収音部と第2収音部と第3収音部とを有し、前記第3収音部は、前記第1収音部が設けられる場所と前記第2収音部が設けられる場所とで構成される直線上から外れた場所に設けられることを特徴とする。
本発明の第5の態様の記録装置は、前記第4の態様において、前記収音部としてさらに第4収音部を有し、前記第4収音部は、前記第1収音部が設けられる場所と前記第2収音部が設けられる場所と前記第3収音部が設けられる場所とで構成される平面上から外れた場所に設けられることを特徴とする。
本発明の第6の態様の記録装置は、前記第1から第5のいずれか1つの態様において、前記収音部は、単一指向性の収音部であることを特徴とする。
本発明の第7の態様の記録装置は、前記第1から第6のいずれか1つの態様において、前記出力部は、前記記録装置が非常停止した際に前記比較情報を出力することを特徴とする。
本発明の第8の態様の記録装置の異常原因推定方法は、複数の場所に設けられた収音部を備える記録装置の異常原因推定方法であって、前記収音部各々によって収音される音の収音時刻差から異常原因を推定することを特徴とする。
本発明によれば、記録装置において発生する異常について、その異常原因を推定することが可能になる。
本発明の一実施例に係る記録装置を表す概略側面図。 本発明の一実施例に係る記録装置を表す概略平面図。 本発明の一実施例に係る記録装置のブロック図。 本発明の一実施例に係る異常原因推定方法を表すフローチャート。 本発明の一実施例に係る記録装置の収音結果の一例の概念を表すグラフ。
以下に、本発明の一実施例に係る記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
最初に、本実施例の記録装置1における概要について説明する。
図1は本発明の一実施例に係る記録装置1を表す概略側面図であり、図2は記録装置1の概略平面図である。
図1で表されるように、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pのセット部14から、被記録媒体Pの支持部であるプラテン2、プラテン3及びプラテン4を介して、被記録媒体Pの巻取部15まで、被記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する。すなわち、セット部14から巻取部15までが記録装置1における被記録媒体Pの搬送経路であり、プラテン2、プラテン3及びプラテン4は該搬送経路に設けられた被記録媒体Pの支持部である。なお、セット部14は回転方向Cに回転して被記録媒体Pを送出し、巻取部15は回転方向Cに回転して被記録媒体Pを巻き取る。
なお、本実施例の記録装置1は、ロール状の被記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成であるが、このような構成に限定されず、単票状の被記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成であってもよい。単票状の被記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成である場合、被記録媒体Pのセット部14として、例えば、所謂、給紙(給送)トレイ及び給紙(給送)カセットなどと呼ばれるものを使用してもよい。また、被記録媒体Pの回収部として、巻取部15以外の回収部として、例えば、所謂、排出用受部、排紙(排出)トレイ及び排紙(排出)カセットなどと呼ばれるものを使用してもよい。
なお、本実施例では記録面16が外側になるように巻かれているロール式の被記録媒体Pを使用しているので、被記録媒体Pをセット部14から送出する際、セット部14の回転軸は回転方向Cに回転する。一方、記録面16が内側になるように巻かれているロール式の被記録媒体Pを使用する場合は、セット部14の回転軸は回転方向Cとは逆回転して被記録媒体Pを送出することが可能である。
そして、同様に、本実施例の巻取部15は被記録媒体Pの記録面16が外側になるように巻き取るので、巻取部15の回転軸は回転方向Cに回転する。一方、記録面16が内側になるように巻き取る場合は、巻取部15の回転軸は回転方向Cとは逆回転して被記録媒体Pを巻き取ることが可能である。
本実施例の記録装置1のプラテン2にはヒーター6が設けられている。ヒーター6は、記録部としての記録ヘッド9により記録を実行する前に被記録媒体Pを加熱(所謂プレ加熱)するために設けられている。
なお、本実施例の記録装置1は、ヒーター6を用いて、被記録媒体Pの記録面16とは反対側の面17側から被記録媒体Pをプレ加熱する構成となっている。しかしながら、例えば、被記録媒体Pの記録面16側から赤外線を照射して被記録媒体Pを加熱可能なヒーターを用いて、記録面16側から被記録媒体Pをプレ加熱する構成としてもよい。
また、本実施例の記録装置1は、プラテン2とプラテン3の間に、搬送方向Aと交差する方向Bの回転軸を有し、被記録媒体Pの面17に送り力を付与する駆動ローラー5が設けられている。そして、駆動ローラー5と対向する位置(上部)には方向Bの回転軸を有する従動ローラー7が設けられている。そして、ローラー対を構成する駆動ローラー5と従動ローラー7とで被記録媒体Pを挟持して被記録媒体Pを搬送することができる。すなわち、駆動ローラー5と従動ローラー7とで搬送部18を構成している。ここで、従動ローラーとは、被記録媒体Pの搬送に伴って回転するローラーを意味する。
また、被記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する際は、駆動ローラー5は回転方向Cに回転し、従動ローラー7は回転方向Cとは逆方向に回転する。そして、被記録媒体Pを搬送方向Aとは逆方向に搬送する際は、駆動ローラー5は回転方向Cとは逆方向に回転し、従動ローラー7は回転方向Cに回転する。
また、本実施例の記録装置1は、プラテン3と対向する側に記録部としての記録ヘッド9が備えられている。記録装置1は、移動部としてのキャリッジ8を介して搬送方向Aと交差する方向Bに記録ヘッド9を往復移動させながら、記録ヘッド9のインク吐出面から被記録媒体Pにインクを吐出させて所望の画像を形成する。
また、本実施例の記録装置1は被記録媒体Pの搬送方向Aと交差する方向Bに延設されるガイド軸11を備え、キャリッジ8は、ガイド軸11を摺動して方向Bに往復移動可能に構成されている。そして、キャリッジ8には、被記録媒体Pと対向する位置に収音部としてのマイク35aが設けられ、ガイド軸11と対向する位置にマイク35bが設けられている。
ここで、マイク35aは、被記録媒体Pと記録ヘッド9とが接触する音などを収音可能なマイクである。そして、マイク35bは、キャリッジ8がガイド軸11を摺動して往復移動する際に発生する音などを収音可能なマイクである。
また、本実施例のキャリッジ8は、図2で表されるように、ベルト40及びキャリッジモーター28(図3参照)等を有するキャリッジ8の駆動部37の駆動力により方向Bに往復移動する。そして、キャリッジ8の駆動部37には、マイク35cが設けられている。
ここで、マイク35cは、キャリッジ8の駆動部37に設けられた不図示のギアの駆動音やキャリッジモーター28の駆動音などを収音可能なマイクである。
また、本実施例の記録装置1では、キャリッジ8は、調整部12により、プラテン3に対して接近する方向及び離間する方向である方向Dに、移動可能である。別の表現をすると、記録ヘッド9と被記録媒体Pとの間隔(所謂PG)を調整可能な調整部12を備えている。そして、調整部12には、マイク35dが設けられている。
ここで、マイク35dは、キャリッジ8を方向Dに移動させるためのPG調整モーター36(図3参照)の駆動音などを収音可能なマイクである。
また、プラテン3と対向する位置であって記録ヘッド9の上方には、記録ヘッド9による記録領域に向けて電磁波を照射可能な加熱部としてのヒーター10が設けられている。
なお、本実施例のヒーター10はプラテン3と対向する位置に設けられ、被記録媒体Pの記録面16側の表面を加熱可能な赤外線ヒーターである。
また、本実施例の記録装置1は、記録ヘッド9の搬送方向Aにおける下流側に、被記録媒体Pを切断可能な切断部としてのカッター33が設けられている。カッター33は、図2で表されるように、ガイド部38に沿って方向Bに移動することにより被記録媒体Pを方向Bに沿って切断することができる。そして、カッター33には、マイク35eが設けられている。
ここで、マイク35eは、被記録媒体Pの切断音やガイド部38に対する摺動音などを収音可能なマイクである。
なお、本実施例のマイク35a、35b、35c、35d及び35e(35a〜35e)は何れも単一指向性のマイクである。このように、収音部としては、単一指向性の収音部のほうがノイズの影響を受けにくくなるので好ましいが、単一指向性の収音部に限定されない。
また、図2で表される配置でマイク35a〜35eは設けられている。このうち、マイク35a、35b及び35eは、記録装置1内で移動可能な構成部材に設けられている。しかしながら、このような構成に経限定されず、被記録媒体Pと記録ヘッド9とが接触する音などを収音可能なマイク、キャリッジ8がガイド軸11を摺動して往復移動する際に発生する音などを収音可能なマイク、被記録媒体Pの切断音やガイド部38に対する摺動音などを収音可能なマイクを記録装置1の内部に固定して設ける構成であってもよい。
また、プラテン3よりも搬送方向Aにおける下流側のプラテン4と対向する位置には、電磁波を照射可能なヒーター13を備えている。ヒーター13は、本実施例の記録装置1で用いられるインクを乾燥させるため、被記録媒体Pの表面を加熱可能な赤外線ヒーターであるが、このような乾燥装置に限定されない。例えば、乾燥装置として、赤外線ヒーター等の加熱装置のほか、ファン等の送風装置等を使用することもできる。
次に、本実施例の記録装置1における電気的な構成について説明する。
図3は、本実施例の記録装置1のブロック図である。
制御部20には、記録装置1の全体の制御を司るCPU21が設けられている。CPU21は、システムバス22を介して、CPU21が実行する各種制御プログラム等を格納したROM23と、データを一時的に格納可能なRAM24と、接続されている。
また、CPU21は、システムバス22を介して、記録ヘッド9を駆動するためのヘッド駆動部25と接続されている。
また、CPU21は、システムバス22を介して、ヒーター6、10及び13を駆動するためのヒーター駆動部26と接続されている。
また、CPU21は、システムバス22を介して、キャリッジ8を方向Bに移動させるためのキャリッジモーター28、セット部14の駆動源である送出モーター29、駆動ローラー5の駆動源である搬送モーター30、巻取部15の駆動源である巻取モーター31、キャリッジ8を方向Dに移動させるためのPG調整モーター36、カッター33を駆動する(カッター33を方向Bに移動させる)ためのカッターモーター34、を駆動させるためのモーター駆動部27と接続されている。
さらに、CPU21は、システムバス22を介して、マイク35a〜35e、記録データ等を記録装置1に入力するPC19、と接続される入出力部32と接続されている。
また、このような構成により、制御部20は、複数の場所に設けられたマイク35a〜35eによって収音された音及び収音時刻の各マイク間での比較情報を出力可能である。
このため、ユーザーに該比較情報を報知させることができ、記録装置1において発生する異常について、その異常原因を推定することを可能にしている。
ここで、「前記収音部によって収音された音及び収音時刻の各収音部間での比較情報」とは、該音を収音した収音部そのもの及び収音時刻そのものの情報のほか、これらに基づく加工データを含む意味である。加工データの例としては、収音時刻のタイムチャートをグラフ化したデータや、異常原因を推定したデータであってそれを表示するためのデータ等が挙げられる。
また、本実施例の記録装置1は該比較情報をPC19に出力しているが、該比較情報を出力していなくても該比較情報を出力可能な構成であればよい。
なお、本実施例では、該比較情報として、マイク35a〜35e各々によって収音される音の収音時刻差から推定される、異常原因をPC19に出力する構成である。
また、本実施例の記録装置1では、制御部20は、推定部として、複数の場所に設けられたマイク35a〜35e各々によって収音される音の収音時刻差から異常原因を推定することが可能になっている。
詳細には、本実施例の記録装置1は、複数の場所に設けられるマイク35a〜35eにおける音の収音順序及び収音タイミング等の音の収音時刻差に対応した異常の発生原因をROM23に格納している。そして、マイク35a〜35eの収音結果とROM23に格納された異常の発生原因とを対応させ、異常の発生原因を推定することが可能に構成されている。このため、異常が発生した場合におけるその異常原因を取り除くことを可能にしている。
具体的には、制御部20は、マイク35a〜35eのうちのどのマイクで音を先に検出し、その後、どのようなタイミングでどのマイクで音を検出したかによって、その異常原因を推定する。
このように、異常原因を推定し、それをPC19に出力してユーザーに報知させることで、ユーザーは、異常が発生した際に、自らによってその原因を取り除くことが可能になる。したがって、該記録装置1のメンテナンス担当者を呼び出す手間や、メンテナンス担当者が来て異常原因を取り除くまでの間、該記録装置1の使用ができなくなり作業時間を無駄にすること等を抑制することが可能になる。
なお、マイク35a〜35eのうちの音を検出したマイク及びそのうちの先に音を検出したマイクと後に音を検出したマイクと、異常原因と、は、ROM21に格納された下記の表1で表されるテーブルに基づいて関係付けられている。
そして、制御部18は、下記の表1であらわされるテーブルに基づいて異常原因を推定する。
Figure 2015186895
ここで、制御部20による、マイク35a〜35e各々によって収音される音の収音時刻差からの異常原因推定方法についての一例を、図4のフローチャートを用いて説明する。
本例は、キャリッジ8と被記録媒体Pとが接触することにより発生したジャムと、カッター33による被記録媒体Pの切断不良とが、両方発生していた場合における異常原因の推定についての一例である。すなわち、表1における「音を検出したマイク」が「マイク35a及び35e」に該当する一例である。
図4は、マイク35a〜35eのうちのマイク35aとマイク35eとでどちらが先に音を検出したかによって、その異常原因が何かを推定する際のフローチャートである。
本実施例の異常原因推定方法においては、ステップS110において音の検出を開始し、ステップS120において収音した音が異常音であることを検出すると、制御部20は、ステップS130において異常音の検出がマイク35aの方が先かマイク35eの方が先かを判断する。
そして、異常音の検出がマイク35aの方が先であると判断した場合はステップS140に進み、異常音の検出がマイク35eの方が先であると判断した場合はステップS160に進む。
ここで、ジャムと切断不良とが両方発生していた場合、ヒーター6及びヒーター10の少なくとも一方の加熱温度が高すぎて被記録媒体Pがコックリングし、このことが原因でジャムと切断不良とが両方発生する場合がある。被記録媒体Pの記録面16と面17との温度差が大きくなって両者の膨張率の差が大きくなり、コックリングが発生するためである。コックリングが発生するとキャリッジ8と被記録媒体Pとが接触し易くなり、ジャムを発生させやすくなる。ジャムが発生すると、そのことで被記録媒体Pが変形し、切断不良を招きやすくなる。
また、ジャムと切断不良とが両方発生していた場合、カッター33の摩耗、及び、ゴミや紙粉や剥離紙などを被記録媒体Pとして用いた場合の糊などのカッター33への付着などにより、カッター33の切れ味が低下し、このことが原因でジャムと切断不良とが両方発生する場合がある。切断不良が発生すると、そのことで被記録媒体Pが変形し、ジャムを招きやすくなる。
音の検出がマイク35aの方が先である場合、先にジャムが発生し、後に切断不良が発生したこととなる。このため、ステップS140では、異常原因をヒーター温度が高すぎることが原因だと判断する。なお、該判断は、異常原因が表1における異常原因Gであると判断したことに対応する。そして、ステップS150に進み、制御部20がPC19にその異常原因であるヒーター温度が高すぎることを表す情報を出力し、PC19にヒーター温度を下げるよう表示させる。
一方、音の検出がマイク35eの方が先である場合、先に切断不良が発生し、後にジャムが発生したこととなる。このため、ステップS160では、異常原因をカッター33の切れ味が低下したことが原因だと判断する。なお、該判断は、異常原因が表1における異常原因Hであると判断したことに対応する。そして、ステップS170に進み、制御部20がPC19にその異常原因であるカッター33の切れ味が低下したことを表す情報を出力し、PC19にカッター33を交換するよう表示させる。
このため、本実施例の異常原因推定方法によれば、記録装置1の異常原因を取り除くことができる。
また、上記の異常原因推定方法の実施例以外にも、例えば、マイク35b及び35cで異常音を検出し、キャリッジ8が非常停止した場合において、マイク35bの異常音の検出が先の場合はガイド軸11とキャリッジ8との摺動不良が原因でキャリッジ8が非常停止したと判断(表1における異常原因I)し、マイク35cの異常音の検出が先の場合はキャリッジモーター28の異常が原因でキャリッジ8が非常停止したと判断(表1における異常原因J)することができる。
別の表現をすると、本実施例の記録装置1の異常原因推定方法は、複数の場所に設けられたマイクを備える記録装置1の異常原因推定方法であって、前記マイク各々によって収音される音の収音時刻差から異常原因を推定する。
このため、各マイクにおける音の収音順序及び収音タイミング等の音の収音時刻差から異常の発生原因を推定可能にしている。そして、音の収音時刻差から異常原因を推定することができ、異常原因を取り除くことが可能になっている。
ここで、本実施例の記録装置1においてマイク35a〜35eで収音した音が異常音であるか否かの判断(異常音の検出)に関して、マイク35a〜35eの収音結果の一例の概念を表すグラフである図5を用いて詳細に説明する。図5(A)は記録装置1の使用開始直後(正常時)の各周波数に対する音圧の概念を表すグラフであり、図5(B)は記録装置1を所定期間使用した後の各周波数に対する音圧の概念を表すグラフである。
図5(A)と図5(B)を比較すると、所定周波数Fsにおいて、音圧のピーク値が、SP0からSP1に大きくなっている。
そこで、本実施例の記録装置1では、所定周波数Fsにおける音圧の値で異常音を発生しているか否かを判断している。
ただし、このような判断方法に限定されず、例えば、マイク35a〜35eの全検出周波数領域において、所定値以上の音圧を検出した場合に異常音を発生していると判断する判断方法としてもよい。
また、上記のように、本実施例の記録装置1では、記録ヘッド9を有し被記録媒体Pの搬送方向Aと交差する方向Bに往復移動可能なキャリッジ8に、マイク35a及び35bが設けられている。また、キャリッジ8の駆動部37に、マイク35cが設けられている。また、被記録媒体Pの切断部であるカッター33に、マイク35eが設けられている。そして、記録ヘッド9と被記録媒体Pとの間隔を調整可能な調整部12に、マイク35dが設けられている。
このため、記録装置1において発生した異常が複数の場所に亘るものであった場合、キャリッジ8、駆動部37、カッター33及び調整部12のいずれの場所での異常が先なのか後なのかを判断でき、このことから、制御部20は異常原因を推定することができる。
なお、本実施例の記録装置1は、キャリッジ8、駆動部37、カッター33及び調整部12に、収音部を設ける構成であるが、収音部を複数の場所に備える構成であればこれらのうちの少なくともいずれか1つの場所に設けられる構成であってもよく、他の構成部材に収音部を設ける構成であってもよい。
また、上記のように、本実施例の記録装置1は、図2で表される配置でマイク35a〜35eが設けられ、このうち、マイク35a、35b及び35eは、記録装置1内で移動可能な構成部材に設けられている。ただし、マイク35a、35b及び35eを記録装置1の内部に固定して設ける構成であってもよい。
このような構成の場合、本実施例のマイク35a〜35eは、何れも、このうちの2つのマイクが設けられる場所を結ぶ直線上から外れた場所に他のマイクが設けられる配置とすることが好ましい。別の表現をすると、収音部として第1収音部と第2収音部と第3収音部とを有し、第3収音部は、第1収音部が設けられる場所と第2収音部が設けられる場所とで構成される直線上から外れた場所に設けられるのが好ましい。
このような構成の場合、制御部20は、1次元ではなく2次元での情報に基づいて異常原因を推定することができ、精度の高い異常原因の推定が可能になるためである。
さらには、本実施例のマイク35a〜35eは、何れも、このうちの3つのマイクが設けられる場所を結ぶ平面上から外れた場所に他のマイクが設けられる配置とすることが好ましい。別の表現をすると、収音部としてさらに第4収音部を有し、第4収音部は、第1収音部が設けられる場所と第2収音部が設けられる場所と第3収音部が設けられる場所とで構成される平面上から外れた場所に設けられるのが好ましい。
このような構成の場合、制御部20は、1次元及び2次元ではなく3次元での情報に基づいて異常原因を推定することができ、特に精度の高い異常原因の推定が可能になるためである。
詳細には、2次元、さらには3次元での情報に基づいて異常原因を推定することのメリットは、音源との位置を変更したことにより特定騒音外の残留騒音の影響を把握出来ることが挙げられる。また、周波数帯域を変化させることで、各マイクで検出感度が良い周波数帯を用いることが出来ることが挙げられる。また、距離減衰特性を利用して、吸収しきれない反射波の影響による誤差が少ない周波数帯にて測定することが出来ることが挙げられる。
また、例えば、ガイド軸11と対向する位置に設けられるマイク35bに対して離れた位置にガイド軸11における音を収音するマイクを設けることで、該マイクで収音した音とマイク35bで収音した音とから残留騒音を除去することで検出精度を向上させることができる。また、ガイド軸11における音のうちのエラー発生時の周波数帯が感度的に収音困難な場合であっても、前記離れた位置に設けられたマイクでエラー検出可能となる。
そして、2次元音場よりも3次元音場の方が記録装置1の設計自由度は上がり、残留騒音の把握レベルも高くなる。
さらに、別の観点から説明すると、各マイクが同時に音を拾った場合で考えると、マイク2つの場合は、音源は2つのマイクを通る線に対して垂直な中央平面上のどこかに存在することまでが把握できる。マイク3つの場合は3つのマイクが存在する平面に対して垂直な中央線上のどこかに絞られる。4つの場合は4つのマイクが乗る球の中心に音源があると確定できる。すなわち、次元が上がるほど音源の存在する可能性がある位置を絞ることができるというメリットがある。ただし、マイク2個の場合はこのような音源位置情報からだけでは異常個所を特定するのは難しい場合があるが、周波数特性や、異常音を発生する可能性がある部品がどこに存在しているかのレイアウト情報などを合わせることにより、異常個所を特定することが可能となる。
また、上記のように、本実施例のマイク35a〜35eは、何れも、単一指向性の収音部である。このため、全指向性(無指向性)の収音部に比べてノイズの影響を受けにくくなっており、制御部20は、精度の高い異常原因の推定が可能になっている。
また、上記のように本実施例の制御部20は、推定した異常原因を出力する出力部としての役割を兼ねている。このため、外部装置であるPC19に異常原因を出力し報知させることにより、ユーザーに異常原因を把握させることができる。
ここで、制御部20は、記録装置1が非常停止した際に、複数の場所に設けられたマイク35a〜35eによって収音された音及び収音時刻の各マイク間での比較情報としての異常原因を出力することが可能である。
このため、記録装置1が非常停止した際に、ユーザーにその異常原因を把握させることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。
上記実施例ではマイク35a〜35eで収音した異常音の中で2つのマイクにおける検出順によって異常原因を推定する構成が記載されているが、検出順だけではなく、検出時間差に応じて、その2つのマイクからの距離を推定することができるので、それによって異常音を発生する部品の場所を絞ることができる。特に4つ以上のマイクでは異常音の検出時間差から異常音を発生している場所を特定できるので、推定した異常原因の確度を高めることがでる。
以上、本発明について具体的な実施例に基づいて詳述した。ここで、本発明について、もう一度まとめて説明する。
本発明の第1の態様の記録装置1は、複数の場所に設けられた収音部35a〜35eと、収音部35a〜35eによって収音された音及び収音時刻の各収音部間での比較情報を出力可能な出力部20を備えることを特徴とする。
本態様によれば、複数の場所に設けられた収音部35a〜35eと、収音部35a〜35eによって収音された音及び収音時刻の各収音部間での比較情報を出力可能な出力部20を備える。このため、ユーザーに該比較情報を報知させることができ、記録装置1において発生する異常について、その異常原因を推定することを可能にしている。
ここで、「前記収音部によって収音された音及び収音時刻の各収音部間での比較情報」とは、該音を収音した収音部そのもの及び収音時刻そのものの情報のほか、これらに基づく加工データを含む意味である。
また、「比較情報を出力可能」とは、該比較情報を出力可能であれば足りるので、該比較情報を出力しない構成であっても、該比較情報を出力可能であればそのような構成も含む意味である。
本発明の第2の態様の記録装置1は、前記第1の態様において、収音部35a〜35e各々によって収音される音の収音時刻差から異常原因を推定する推定部20を備え、前記比較情報は、前記異常原因であることを特徴とする。
本態様によれば、収音部35a〜35eは複数の場所に設けられる。このため、各収音部35a〜35eにおける音の収音順序及び収音タイミング等の音の収音時刻差から異常の発生原因を推定可能になる。そして、音の収音時刻差から推定部20によって異常原因を推定することができ、異常原因を取り除くことが可能になる。
本発明の第3の態様の記録装置1は、前記第1又は第2の態様において、収音部35a〜35eは、記録ヘッド9を有し被記録媒体Pの搬送方向Aと交差する方向Bに往復移動可能な移動部8、移動部8の駆動部37、被記録媒体Pの切断部33、及び、記録ヘッド9と被記録媒体Pとの間隔を調整可能な調整部12の少なくともいずれか1つの場所に設けられることを特徴とする。
本態様によれば、収音部35a〜35eは、記録ヘッド9を有し被記録媒体Pの搬送方向Aと交差する方向Bに往復移動可能な移動部8、移動部8の駆動部37、被記録媒体Pの切断部33、及び、記録ヘッド9と被記録媒体Pとの間隔を調整可能な調整部12の少なくともいずれか1つの場所に設けられる。このため、記録装置1において発生した異常が複数の場所に亘るものであった場合、移動部8、駆動部37、切断部33及び調整部12の少なくともいずれか1つの場所での異常が先なのか後なのかを判断でき、このことから、推定部20は異常原因を推定することができる。
本発明の第4の態様の記録装置1は、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、収音部35a〜35eとして第1収音部と第2収音部と第3収音部とを有し、前記第3収音部は、前記第1収音部が設けられる場所と前記第2収音部が設けられる場所とで構成される直線上から外れた場所に設けられることを特徴とする。
本態様によれば、前記第3収音部は、前記第1収音部が設けられる場所と前記第2収音部が設けられる場所とで構成される直線上から外れた場所に設けられる。このため、推定部20は、1次元ではなく2次元での情報に基づいて異常原因を推定することができる。したがって、精度の高い異常原因の推定が可能になる。
本発明の第5の態様の記録装置1は、前記第4の態様において、収音部35a〜35eとしてさらに第4収音部を有し、前記第4収音部は、前記第1収音部が設けられる場所と前記第2収音部が設けられる場所と前記第3収音部が設けられる場所とで構成される平面上から外れた場所に設けられることを特徴とする。
本態様によれば、前記第4収音部は、前記第1収音部が設けられる場所と前記第2収音部が設けられる場所と前記第3収音部が設けられる場所とで構成される平面上から外れた場所に設けられる。このため、推定部20は、1次元及び2次元ではなく3次元での情報に基づいて異常原因を推定することができる。したがって、特に精度の高い異常原因の推定が可能になる。
本発明の第6の態様の記録装置1は、前記第1から第5のいずれか1つの態様において、収音部35a〜35eは、単一指向性の収音部であることを特徴とする。
本態様によれば、収音部35a〜35eは単一指向性の収音部である。このため、全指向性(無指向性)の収音部に比べてノイズの影響を受けにくくなり、精度の高い異常原因の推定が可能になる。
本発明の第7の態様の記録装置1は、前記第1から第6のいずれか1つの態様において、前記出力部は、前記記録装置が非常停止した際に前記比較情報を出力することを特徴とする。
本態様によれば、前記出力部は、前記記録装置が非常停止した際に前記比較情報を出力する。このため、前記記録装置が非常停止した際に、ユーザーにその異常原因を把握させることができる。
本発明の第8の態様の記録装置1の異常原因推定方法は、複数の場所に設けられた収音部を備える記録装置1の異常原因推定方法であって、収音部35a〜35e各々によって収音される音の収音時刻差から異常原因を推定することを特徴とする。
本態様によれば、前記収音部は複数の場所に設けられる。このため、各収音部35a〜35eにおける音の収音順序及び収音タイミング等の音の収音時刻差から異常の発生原因を推定可能になる。そして、音の収音時刻差から異常原因を推定することができ、異常原因を取り除くことが可能になる。
1 記録装置、2 プラテン、3 プラテン、4 プラテン、5 駆動ローラー、
6 ヒーター、7 従動ローラー、8 キャリッジ(移動部)、9 記録ヘッド、
10 ヒーター、11a ガイド軸、11b ガイド軸、12 調整部、
13 ヒーター、14 セット部、15 巻取部、16 被記録媒体Pの記録面、
17 被記録媒体Pの記録面とは反対側の面、18 搬送部、19 PC、
20 制御部(推定部、出力部)、21 CPU、22 システムバス、
23 ROM、24 RAM、25 ヘッド駆動部、26 ヒーター駆動部、
27 モーター駆動部、28 キャリッジモーター、29 送出モーター、
30 搬送モーター、31 巻取モーター、32 入出力部、
33 カッター(切断部)、34 カッターモーター、
35a〜35e マイク(収音部)、36 PG調整モーター、
37 キャリッジ8の駆動部、38 ガイド部、40 ベルト、P 被記録媒体

Claims (8)

  1. 複数の場所に設けられた収音部と、
    前記収音部によって収音された音及び収音時刻の各収音部間での比較情報を出力可能な出力部を備えることを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、
    前記収音部各々によって収音される音の収音時刻差から異常原因を推定する推定部を備え、
    前記比較情報は、前記異常原因であることを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1又は2に記載の記録装置において、
    前記収音部は、記録ヘッドを有し被記録媒体の搬送方向と交差する方向に往復移動可能な移動部、前記移動部の駆動部、前記被記録媒体の切断部、及び、前記記録ヘッドと前記被記録媒体との間隔を調整可能な調整部の少なくともいずれか1つの場所に設けられることを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置において、
    前記収音部として第1収音部と第2収音部と第3収音部とを有し、
    前記第3収音部は、前記第1収音部が設けられる場所と前記第2収音部が設けられる場所とで構成される直線上から外れた場所に設けられることを特徴とする記録装置。
  5. 請求項4に記載の記録装置において、
    前記収音部としてさらに第4収音部を有し、
    前記第4収音部は、前記第1収音部が設けられる場所と前記第2収音部が設けられる場所と前記第3収音部が設けられる場所とで構成される平面上から外れた場所に設けられることを特徴とする記録装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置において、
    前記収音部は、単一指向性の収音部であることを特徴とする記録装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置において、
    前記出力部は、前記記録装置が非常停止した際に前記比較情報を出力することを特徴とする記録装置。
  8. 複数の場所に設けられた収音部を備える記録装置の異常原因推定方法であって、
    前記収音部各々によって収音される音の収音時刻差から異常原因を推定することを特徴とする記録装置の異常原因推定方法。
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