JP6326903B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録装置に関する。
従来から、被記録媒体に画像を形成する記録装置が使用されている。このうち、記録装置の異常を記録装置内で発生する音により検出する記録装置が開示されている。
例えば、特許文献1から3には、記録装置の異常を記録装置内で発生する音により検出する記録装置が開示されている。
一方、近年、被記録媒体の切断ユニットを備える記録装置が使用されている。
特開2008−304872号公報 特開2006−201316号公報 特開2007−79263号公報
被記録媒体の切断ユニットを備える記録装置においては、切断ユニットによる被記録媒体に対する切れ味が低下するなどし、被記録媒体の切断不良が発生する場合がある。
しかしながら、記録装置の異常を記録装置内で発生する音により検出する検出部を備える記録装置であっても、検出部の構成や位置によっては被記録媒体の切断不良を検出できない場合があった。
なお、特許文献1から3で開示される記録装置は、被記録媒体の切断ユニットを備える記録装置における被記録媒体の切断不良に関する記載がなく、被記録媒体の切断不良を検出できる構成にはなっていない。
そこで、本発明の目的は、被記録媒体の切断ユニットを備える記録装置において、前記切断ユニットによる前記被記録媒体の切断不良の発生を検出することである。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の記録装置は、被記録媒体に対して移動して該被記録媒体を切断する切断ユニットを備え、前記切断ユニットは、該切断ユニットの移動により発生する音を収音する収音部を有することを特徴とする。
本発明の第2の態様の記録装置は、前記第1の態様において、前記切断ユニットは、前記被記録媒体と切断する刃を有し、前記収音部の受音部は、前記刃に向けて配置されていることを特徴とする。
本発明の第3の態様の記録装置は、前記第1又は第2の態様において、前記切断ユニットの移動方向をガイドするガイド部を備え、前記収音部の受音部は、前記ガイド部に向けて配置されていることを特徴とする。
本発明の第4の態様の記録装置は、前記第1又は第2の態様において、前記収音部は、シリコンマイクであることを特徴とする。
本発明の第5の態様の記録装置は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、前記収音部の収音結果に基づいて前記切断ユニットの移動を制御する制御部を備えることを特徴とする。
本発明の第6の態様の記録装置は、前記第5の態様において、前記制御部は、基準音と前記収音部が収音した音とを比較して前記被記録媒体の切断不良が発生しているか否かを判断するとともに、前記切断不良が発生していると判断した場合に、前記切断ユニットの移動を停止するよう制御することを特徴とする。
本発明の第7の態様の記録装置は、前記第6の態様において、前記制御部は、前記切断不良が発生していると判断した場合に、前記切断不良が発生していることを表す情報を出力することを特徴とする。
本発明の第8の態様の記録装置は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、前記収音部が収音した音を処理する処理部を備え、該処理部は、第1の所定時間の間の繰り返しの前記切断ユニットの移動で発生した音を収音して求めた第1収音値と、第2の所定時間の間の繰り返しの前記切断ユニットの移動で発生した音を収音して求めた第2収音値と、を比較可能に出力する出力部を備えることを特徴とする。
本発明の第10の態様の記録装置は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、前記収音部が収音した音を処理する処理部を備え、該処理部は、第1の所定時間の間の繰り返しの前記切断ユニットの移動で発生した音を収音して前記切断ユニットの移動方向における位置に対する音圧の値の関係を求めた第1音圧・位置グラフと、第2の所定時間の間の繰り返しの前記切断ユニットの移動で発生した音を収音して前記切断ユニットの移動方向における位置に対する音圧の値の関係を求めた第2音圧・位置グラフと、を比較可能に出力する出力部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、被記録媒体の切断ユニットを備える記録装置において、前記切断ユニットによる前記被記録媒体の切断不良が発生することを抑制することが可能になる。
本発明の一実施例に係る記録装置を表す概略側面図。 本発明の一実施例に係る記録装置のブロック図。 本発明の一実施例に係る記録装置の被記録媒体の切断ユニットを表す正面図。 本発明の一実施例に係る記録装置の被記録媒体の切断ユニットを表す斜視図。 本発明の一実施例に係る記録装置の被記録媒体の切断ユニットを表す側面図。 本発明の一実施例に係る記録装置の収音結果の一例の概念を表すグラフ。 本発明の一実施例に係る記録装置の収音結果の一例の概念を表すグラフ。
以下に、本発明の一実施例に係る記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
最初に、本実施例の記録装置1における概要について説明する。
図1は本発明の一実施例に係る記録装置1を表す概略側面図である。
図1で表されるように、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pのセット部14から、被記録媒体Pの支持部であるプラテン2、プラテン3及びプラテン4を介して、被記録媒体Pの巻取部15まで、被記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する。すなわち、セット部14から巻取部15までが記録装置1における被記録媒体Pの搬送経路であり、プラテン2、プラテン3及びプラテン4は該搬送経路に設けられた被記録媒体Pの支持部である。なお、セット部14は回転方向Cに回転して被記録媒体Pを送出し、巻取部15は回転方向Cに回転して被記録媒体Pを巻き取る。
なお、本実施例の記録装置1は、ロール状の被記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成であるが、このような構成に限定されず、単票状の被記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成であってもよい。単票状の被記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成である場合、被記録媒体Pのセット部14として、例えば、所謂、給紙(給送)トレイ及び給紙(給送)カセットなどと呼ばれるものを使用してもよい。また、被記録媒体Pの回収部として、巻取部15以外の回収部として、例えば、所謂、排出用受部、排紙(排出)トレイ及び排紙(排出)カセットなどと呼ばれるものを使用してもよい。
なお、本実施例では記録面16が外側になるように巻かれているロール式の被記録媒体Pを使用しているので、被記録媒体Pをセット部14から送出する際、セット部14の回転軸は回転方向Cに回転する。一方、記録面16が内側になるように巻かれているロール式の被記録媒体Pを使用する場合は、セット部14の回転軸は回転方向Cとは逆回転して被記録媒体Pを送出することが可能である。
そして、同様に、本実施例の巻取部15は被記録媒体Pの記録面16が外側になるように巻き取るので、巻取部15の回転軸は回転方向Cに回転する。一方、記録面16が内側になるように巻き取る場合は、巻取部15の回転軸は回転方向Cとは逆回転して被記録媒体Pを巻き取ることが可能である。
本実施例の記録装置1のプラテン2にはヒーター6が設けられている。ヒーター6は、記録部としての記録ヘッド9により記録を実行する前に被記録媒体Pを加熱(所謂プレ加熱)するために設けられている。
なお、本実施例の記録装置1は、ヒーター6を用いて、被記録媒体Pの記録面16とは反対側の面17側から被記録媒体Pをプレ加熱する構成となっている。しかしながら、例えば、被記録媒体Pの記録面16側から赤外線を照射して被記録媒体Pを加熱可能なヒーターを用いて、記録面16側から被記録媒体Pをプレ加熱する構成としてもよい。
また、本実施例の記録装置1は、プラテン2とプラテン3の間に、搬送方向Aと交差する方向Bの回転軸を有し、被記録媒体Pの面17に送り力を付与する駆動ローラー5が設けられている。そして、駆動ローラー5と対向する位置(上部)には方向Bの回転軸を有する従動ローラー7が設けられている。そして、ローラー対を構成する駆動ローラー5と従動ローラー7とで被記録媒体Pを挟持して被記録媒体Pを搬送することができる。すなわち、駆動ローラー5と従動ローラー7とで搬送部18を構成している。ここで、従動ローラーとは、被記録媒体Pの搬送に伴って回転するローラーを意味する。
また、被記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する際は、駆動ローラー5は回転方向Cに回転し、従動ローラー7は回転方向Cとは逆方向に回転する。そして、被記録媒体Pを搬送方向Aとは逆方向に搬送する際は、駆動ローラー5は回転方向Cとは逆方向に回転し、従動ローラー7は回転方向Cに回転する。
また、本実施例の記録装置1は、プラテン3と対向する側に記録部としての記録ヘッド9が備えられている。記録装置1は、キャリッジ8を介して搬送方向Aと交差する方向Bに記録ヘッド9を往復移動させながら、記録ヘッド9のインク吐出面から被記録媒体Pにインクを吐出させて所望の画像を形成する。
なお、本実施例の記録装置1は、往復移動しながら記録する記録ヘッド9を備えているが、インクを吐出するノズルを搬送方向Aと交差する方向Bに複数設けた所謂ラインヘッドを備える記録装置でもよい。
ここで、「ラインヘッド」とは、被記録媒体Pの搬送方向Aと交差する方向Bに形成されたノズルの領域が、被記録媒体Pの方向B全体をカバー可能なように設けられ、記録ヘッド又は被記録媒体Pの一方を固定し他方を移動させて画像を形成する記録装置に用いられる記録ヘッドである。なお、ラインヘッドの方向Bのノズルの領域は、記録装置が対応している全ての被記録媒体Pの方向B全体をカバー可能でなくてもよい。
また、プラテン3と対向する位置であって記録ヘッド9の上方には、記録ヘッド9による記録領域に向けて電磁波を照射可能な加熱部としてのヒーター10が設けられている。
なお、本実施例のヒーター10はプラテン3と対向する位置に設けられ、被記録媒体Pの記録面16側の表面を35℃から50℃に加熱可能な赤外線ヒーターである。ここで、好ましい赤外線の波長は0.76〜1000μmである。一般的に、赤外線は波長によってさらに、近赤外線、中赤外線、遠赤外線に区分され、区分の定義は様々であるが、おおよそ波長域は、0.78〜2.5μm、2.5〜4.0μm、4.0〜1000μmとなる。なかでも中赤外線を用いることが好ましい。
また、本実施例の記録装置1は、記録ヘッド9の搬送方向Aにおける下流側に、被記録媒体Pを切断可能な切断ユニットとしてのカッター11が設けられている。カッター11は、方向Bに移動することにより被記録媒体Pを方向Bに沿って切断することができる。そして、カッター11には、シリコンマイク12(図3、図4及び図5参照)が設けられている。
このように、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pに対して方向Bに移動して該被記録媒体Pを切断するカッター11を備え、カッター11は該カッター11の移動により発生する音を収音するシリコンマイク12を有している。
このため、被記録媒体Pの切断不良音等の異常音の検出が可能になり、カッター11による被記録媒体Pの切断不良の発生を検出可能としている。そのため、早期に切断不良を検出することができ、切断不良に気づかずに被記録媒体Pを無駄にすることを抑制できる。
なお、被記録媒体Pの切断不良には、被記録媒体Pが所望の切断状態に切断されない場合のほか、被記録媒体Pを切断する際に被記録媒体Pに皺等を発生させる場合等も含まれる。
ここで、シリコンマイクとは、単結晶シリコンを素材として半導体微細加工技術で制作する小型のマイクロフォンである。
なお、収音部としては、単一指向性の収音部のほうがノイズの影響を受けにくくなるので好ましいが、単一指向性の収音部に限定されない。
また、上記のように、本実施例の記録装置1は、収音部としてシリコンマイク12を使用している。シリコンマイクは小型で収音効果が高いうえ、耐久性に優れ様々な環境下で長期にわたり使用可能である。このため、収音したい場所に近接して配置させているとともに、高精度且つ高耐久性の収音部としている。
また、プラテン3よりも搬送方向Aにおける下流側のプラテン4と対向する位置には、電磁波を照射可能なヒーター13を備えている。ヒーター13は、本実施例の記録装置1で用いられるインクを乾燥させるため、被記録媒体Pの表面を60℃から120℃に加熱可能な赤外線ヒーターであるが、このような乾燥装置に限定されない。例えば、乾燥装置として、赤外線ヒーター等の加熱装置のほか、ファン等の送風装置等を使用することもできる。
なお、本実施例の記録装置1は、図1で表されるように、駆動ローラー5と従動ローラー7で構成される搬送部18が搬送方向Aにおいて記録ヘッド9の上流側に設けられている。しかしながら、搬送部18が搬送方向Aにおいて記録ヘッド9を挟んで両側に設けられてもよい。搬送部18が前記両側に設けられる構成では、前記両側において被記録媒体Pを挟持できるので、ジャムなどの搬送不良を効果的に抑制できる。
なお、記録装置1の構成部材として、従来の記録装置に設けられる構成部材をさらに備えていてもよい。
次に、本実施例の記録装置1における電気的な構成について説明する。
図2は、本実施例の記録装置1のブロック図である。
制御部20には、記録装置1の全体の制御を司るCPU21が設けられている。CPU21は、システムバス22を介して、CPU21が実行する各種制御プログラム等を格納したROM23と、データを一時的に格納可能なRAM24と、接続されている。
また、CPU21は、システムバス22を介して、記録ヘッド9を駆動するためのヘッド駆動部25と接続されている。
また、CPU21は、システムバス22を介して、ヒーター6、10及び13を駆動するためのヒーター駆動部26と接続されている。
また、CPU21は、システムバス22を介して、キャリッジ8を方向Bに移動させるためのキャリッジモーター28、セット部14の駆動源である送出モーター29、駆動ローラー5の駆動源である搬送モーター30、巻取部15の駆動源である巻取モーター31、カッター11を駆動する(カッター11を方向Bに移動させる)ためのカッターモーター33、を駆動させるためのモーター駆動部27と接続されている。
さらに、CPU21は、システムバス22を介して、シリコンマイク12、記録データ等を記録装置1に入力するPC19、と接続される入出力部32と接続されている。
このような構成により、制御部20は、シリコンマイク12の収音結果に基づいてカッター11の移動を制御している。例えば、カッター11が移動する際に異常音が発生した場合にカッター11の移動を停止させるなど、自動で、該カッター11の移動を制御している。
詳細には、制御部20は、基準音とシリコンマイク12が収音した音とを比較して被記録媒体Pの切断不良が発生しているか否かを判断するとともに、前記切断不良が発生していると判断した場合に、カッター11の移動を停止するよう制御している。
このため、カッター11の移動を続行させていた場合には被記録媒体Pの切断不良により被記録媒体P等に損傷を与えていた場合であっても、被記録媒体P等の損傷を抑制することができる。
ここで、「基準音」とは、カッター11の移動が正常なときのシリコンマイク12で収音した際の音であり、予めROM23に格納されているものである。
被記録媒体Pの切断不良が発生しているか否かの判断に関して、収音結果の一例の概念を表すグラフである図6を用いて詳細に説明する。図6(A)は記録装置1の使用開始直後の各周波数に対する音圧の概念を表すグラフであり、図6(B)は記録装置1を所定期間使用した後の各周波数に対する音圧の概念を表すグラフであり、図6(C)は記録装置1をさらに所定期間使用した後の各周波数に対する音圧の概念を表すグラフである。
図6(A)〜図6(C)を比較すると、所定周波数Fsにおいて音圧のピーク値SP0、SP1、SP2があり、その値が図6(A)、図6(B)、図6(C)と進むにつれて大きくなっている。
そこで、本実施例の記録装置1では、所定周波数Fsにおける音圧の値で被記録媒体Pの切断不良が発生しているか否かを判断している。例えば、図6(B)の所定周波数Fsにおける音圧の値SP1では、被記録媒体Pの切断不良が発生していないと判断し、図6(C)の所定周波数Fsにおける音圧の値SP2では、被記録媒体Pの切断不良が発生していると判断する。
ただし、このような判断方法に限定されず、例えば、シリコンマイク12の全検出周波数領域において、所定値以上の音圧を検出した場合に被記録媒体Pの切断不良が発生していると判断する判断方法としてもよい。
また、本実施例の制御部20は、被記録媒体Pの切断不良が発生していると判断した場合に、被記録媒体Pの切断不良が発生していることを表す情報を出力する。
このため、外部の表示装置であるPC19に該情報を出力してPC19のモニターに該情報を表示させることにより、ユーザーに被記録媒体Pの切断不良が発生していることを報知することができる構成になっている。
次に、本実施例のカッター11におけるシリコンマイク12の取付け位置について説明する。
図3は本実施例のカッター11を表す正面図であり、図4は本実施例のカッター11を表す斜視図であり、図5は本実施例のカッター11を表す側面図である。
本実施例のカッター33は、図10から図12で表されるように、対向する位置に丸刃34及び35を備えている。そして、この対向する部分に被記録媒体Pが挟まれるようにカッター11を配置させてガイド部としてのガイド軸36に沿って方向Bに移動(摺動)させることにより、搬送方向Aと交差する方向Bに被記録媒体Pを切断することが可能に構成されている。
シリコンマイク12は、丸刃34の近傍に設けられており、このような構成により、被記録媒体Pの切断音やガイド軸36に対する摺動音などを収音可能である。
ここで、シリコンマイク12の受音部は丸刃34に向けて配置されている。すなわち、本実施例のカッター11は被記録媒体Pと接触する丸刃34を有し、シリコンマイク12の受音部は丸刃34に向けて配置されている。
このため、カッター11が移動する際に被記録媒体Pと丸刃34及び35との接触部分において発生する音を効果的に収音可能になり、カッター11の移動の際の異常、即ち被記録媒体Pの切断不良を効果的に検出することができる構成になっている。
なお、本実施例の記録装置1はカッター11の移動方向をガイドするガイド軸36を備えているが、シリコンマイク12の受音部をガイド軸36に向けて配置してもよい。
このような構成とすることによって、カッター11が移動する際に発生するカッター11のガイド軸36に対する摺動音を効果的に収音可能になり、カッター11の移動の際の異常、即ち被記録媒体Pの切断不良を効果的に検出することができるためである。
本実施例の記録装置1は、このように、カッター11にシリコンマイク12を備えている。このため、シリコンマイク12は、カッター11が移動する際に被記録媒体Pと丸刃34及び35との接触部分において発生する音のほか、カッター11の摺動音、カッター11を移動させるベルト37の弛みに起因する異音、ベルト37と接続されたカッターモーター33の異音なども収音することができる。このような構成により、カッター11の摺動音、ベルト37の弛みに起因する異音、カッターモーター33の異音などに基づく被記録媒体Pの切断不良も検出可能である。
また、制御部20に、シリコンマイク12が収音した音を処理させ、制御部20に、第1の所定時間の間の繰り返しのカッター11の移動で発生した音を収音して求めた第1収音値(例えば第1の所定時間の間の平均値)と、第2の所定時間の間の繰り返しのカッター11の移動で発生した音を収音して求めた第2収音値(例えば第2の所定時間の間の平均値)と、を比較可能に出力させてもよい。
ここで、制御部20は、所定時間の間の繰り返しのカッター11の移動で発生した全移動の音を使って収音値を求めることに限定されず、例えば数回置きの音を使って収音値を求めてもよい。第1収音値を数回置きで求めた場合は、第2収音値も同様に数回置きで求めるようにする。
第1の所定時間と第2の所定時間は前後に連続する関係に限定されず、適宜の時間又は長期間を置いた時間同士の関係にしてもよい。
「比較可能に出力する」とは、収音値を表示画面に表示する、印刷する等、ユーザーが比較できるものであればどのような出力の仕方であってもよい。
このような構成とすることで、ユーザーにカッター11の劣化状態を詳細に把握させることが可能になる。
図7は、収音結果の一例の概念を表すグラフであるとともに、制御部20によりPC19に出力されPC19のモニターに表示された、第1音圧・位置グラフと第2音圧・位置グラフであり、縦軸が音圧を、横軸が方向Bにおける位置を表している。
なお、図7(A)は被記録媒体Pの切断不良が発生していない場合の第1音圧・位置グラフであり、図10(B)は被記録媒体Pの切断不良が発生している場合の第2音圧・位置グラフである。
図7(A)では方向Bにおけるいずれの位置においても音圧が略一定であるのに対し、図7(B)では音圧にピークが出ている。
すなわち、図7(B)では該ピークが出る位置に対応してガイド部36に傷や変形が発生するなどして、カッター11の移動に不具合が出ている。
このようなグラフを表示することにより、本実施例の記録装置1は、ユーザーにカッター11の劣化状態を報知させている。
また、制御部20に、シリコンマイク12が収音した音を処理させ、制御部20に、第1の所定時間の間の繰り返しのカッター11の移動で発生した音を収音して方向Bにおける位置に対する音圧の値の関係を求めた第1音圧・位置グラフと、第2の所定時間の間の繰り返しのカッター11の移動で発生した音を収音して方向Bにおける位置に対する音圧の値の関係を求めた第2音圧・位置グラフと、を比較可能に出力させてもよい。
ここで、制御部20は、所定時間の間の繰り返しのカッター11の移動で発生した全移動の音を使って音圧・位置グラフを求めることに限定されず、例えば数回置きの音を使って音圧・位置グラフを求めてもよい。第1音圧・位置グラフを数回置きで求めた場合は、第2音圧・位置グラフも同様に数回置きで求めるようにする。
第1の所定時間と第2の所定時間は前後に連続する関係に限定されず、適宜の時間又は長期間を置いた時間同士の関係にしてもよい。
「比較可能に出力する」とは、前記音圧・位置グラフを表示画面に表示する、印刷する等、ユーザーが比較できるものであればどのような出力の仕方であってもよい。
このような構成とすることで、ユーザーにカッター11の劣化状態を詳細に把握させることが可能になる。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。
以上、本発明について具体的な実施例に基づいて詳述した。ここで、本発明について、もう一度まとめて説明する。
本発明の第1の態様の記録装置1は、被記録媒体Pに対して移動して該被記録媒体Pを切断する切断ユニット11を備え、切断ユニット11は、該切断ユニット11の移動により発生する音を収音する収音部12を有することを特徴とする。
本態様によれば、切断ユニット11は、該切断ユニット11の移動により発生する音を収音する収音部12を有する。このため、被記録媒体Pの切断不良音等の異常音の検出が可能になり、切断ユニット11による被記録媒体Pの切断不良の発生を検出することができる。
なお、「被記録媒体Pの切断不良」とは、被記録媒体Pが所望の切断状態に切断されない場合のほか、被記録媒体Pを切断する際に被記録媒体Pに皺等を発生させる場合等も含まれる。
ここで、「収音部」とは、音を受音部で受けて電気信号に変換するものを意味する。「受音部」とは、音(音圧)を受けて振動する部分を意味する。なお、「音」は人間の可聴領域の周波数のものに限らず非可聴領域の周波数も含む。
本発明の第2の態様の記録装置1は、前記第1の態様において、前記切断ユニットは、前記被記録媒体と切断する刃を有し、前記収音部の受音部は、前記刃に向けて配置されていることを特徴とする。
本態様によれば、切断ユニット11は、被記録媒体Pと接触する刃34及び35を有し、収音部12の受音部は、刃34に向けて配置されている。このため、切断ユニット11が移動する際に被記録媒体Pと刃34及び35との接触部分において発生する音を効果的に収音可能になり、該移動の際の異常、即ち被記録媒体Pの切断不良を効果的に検出することができる。
本発明の第3の態様の記録装置1は、前記第1又は第2の態様において、切断ユニット11の移動方向をガイドするガイド部36を備え、収音部12の受音部は、ガイド部36に向けて配置されていることを特徴とする。
本態様によれば、切断ユニット11の移動方向をガイドするガイド部36を備え、収音部12の受音部は、ガイド部36に向けて配置されている。このため、切断ユニット11が移動する際に発生する切断ユニット11のガイド部36に対する摺動音を効果的に収音可能になり、該移動の際の異常、即ち被記録媒体Pの切断不良を効果的に検出することができる。
本発明の第4の態様の記録装置1は、前記第1又は第2の態様において、収音部12は、シリコンマイクであることを特徴とする。
本態様によれば、収音部12はシリコンマイクである。シリコンマイクは小型で収音効果が高いうえ、耐久性に優れ様々な環境下で長期にわたり使用可能である。このため、収音したい場所に近接して配置させることができるとともに、高精度且つ高耐久性の収音部とすることができる。
本発明の第5の態様の記録装置1は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、収音部12の収音結果に基づいて切断ユニット11の移動を制御する制御部20を備えることを特徴とする。
本態様によれば、収音部12の収音結果に基づいて切断ユニット11の移動を制御する制御部20を備える。このため、切断ユニット11が移動する際に異常音が発生した場合に切断ユニット11の移動を停止させるなど、自動で、該切断ユニット11の移動を制御することができる。
本発明の第6の態様の記録装置1は、前記第5の態様において、制御部20は、基準音と収音部12が収音した音とを比較して被記録媒体Pの切断不良が発生しているか否かを判断するとともに、前記切断不良が発生していると判断した場合に、切断ユニット11の移動を停止するよう制御することを特徴とする。
本態様によれば、制御部20は、基準音と収音部12が収音した音とを比較して被記録媒体Pの切断不良が発生しているか否かを判断するとともに、前記切断不良が発生していると判断した場合に、切断ユニット11の移動を停止するよう制御する。このため、切断ユニット11の移動を続行させていた場合には被記録媒体Pの切断不良により被記録媒体P等に損傷を与えていた場合であっても、被記録媒体P等の損傷を抑制することができる。
ここで、「基準音」とは、切断ユニット11の移動が正常なときの収音部12で収音した際の音を意味し、例えば、予め記録装置1に格納されたものである。
本発明の第7の態様の記録装置1は、前記第6の態様において、制御部20は、前記切断不良が発生していると判断した場合に、前記切断不良が発生していることを表す情報を出力することを特徴とする。
本態様によれば、制御部20は、前記切断不良が発生していると判断した場合に、前記切断不良が発生していることを表す情報を出力する。このため、外部の表示装置19などに前記情報を出力して表示させることにより、ユーザーに切断不良が発生していることを報知することができる。
本発明の第8の態様の記録装置1は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、収音部12が収音した音を処理する処理部20を備え、該処理部20は、第1の所定時間の間の繰り返しの切断ユニット11の移動で発生した音を収音して求めた第1収音値と、第2の所定時間の間の繰り返しの切断ユニット11の移動で発生した音を収音して求めた第2収音値と、を比較可能に出力する出力部20を備えることを特徴とする。本態様によれば、ユーザーに切断ユニット11の劣化状態を詳細に把握させることが可能になる。
本発明の第9の態様の記録装置1は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、収音部12が収音した音を処理する処理部20を備え、該処理部20は、第1の所定時間の間の繰り返しの切断ユニット11の移動で発生した音を収音して切断ユニット11の移動方向における位置に対する音圧の値の関係を求めた第1音圧・位置グラフと、第2の所定時間の間の繰り返しの切断ユニット11の移動で発生した音を収音して切断ユニット11の移動方向における位置に対する音圧の値の関係を求めた第2音圧・位置グラフと、を比較可能に出力する出力部20を備えることを特徴とする。本態様によれば、ユーザーに切断ユニット11の劣化状態を詳細に把握させることが可能になる。
1 記録装置、2 プラテン、3 プラテン、4 プラテン、5 駆動ローラー、
6 ヒーター、7 従動ローラー、8 キャリッジ、9 記録ヘッド、
10 ヒーター、11カッター(切断ユニット)、12 シリコンマイク(収音部)、
13 ヒーター、14 セット部、15 巻取部、16 被記録媒体Pの記録面、
17 被記録媒体Pの記録面とは反対側の面、18 搬送部、19 PC、
20 制御部(出力部、処理部)、21 CPU、22 システムバス、
23 ROM、24 RAM、25 ヘッド駆動部、26 ヒーター駆動部、
27 モーター駆動部、28 キャリッジモーター、29 送出モーター、
30 搬送モーター、31 巻取モーター、32 入出力部、
33 カッターモーター、34 丸刃(刃)、35 丸刃(刃)、
36 ガイド軸(ガイド部)、37 ベルト、P 被記録媒体

Claims (8)

  1. 被記録媒体に対して移動して該被記録媒体を切断する切断ユニットを備え、
    前記切断ユニットは、該切断ユニットの移動により発生する音を収音する収音部と、前記被記録媒体を切断する刃とを有し、
    前記収音部の受音部は、前記刃に向けて配置されていることを特徴とする記録装置。
  2. 被記録媒体に対して移動して該被記録媒体を切断する切断ユニットと、前記切断ユニットの移動方向をガイドするガイド部とを備え、
    前記切断ユニットは、該切断ユニットの移動により発生する音を収音する収音部を有し、
    前記収音部の受音部は、前記ガイド部に向けて配置されていることを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1または2に記載の記録装置において、
    前記収音部は、シリコンマイクであることを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載の記録装置において、
    前記収音部の収音結果に基づいて前記切断ユニットの移動を制御する制御部を備えることを特徴とする記録装置。
  5. 請求項に記載の記録装置において、
    前記制御部は、基準音と前記収音部が収音した音とを比較して前記被記録媒体の切断不良が発生しているか否かを判断するとともに、前記切断不良が発生していると判断した場合に、前記切断ユニットの移動を停止するよう制御することを特徴とする記録装置。
  6. 請求項に記載の記録装置において、
    前記制御部は、前記切断不良が発生していると判断した場合に、前記切断不良が発生していることを表す情報を出力することを特徴とする記録装置。
  7. 請求項1からのいずれか1項に記載の記録装置において、
    前記収音部が収音した音を処理する処理部を備え、
    該処理部は、第1の所定時間の間の繰り返しの前記切断ユニットの移動で発生した音を収音して求めた第1収音値と、第2の所定時間の間の繰り返しの前記切断ユニットの移動で発生した音を収音して求めた第2収音値と、を比較可能に出力する出力部を備えることを特徴とする記録装置。
  8. 請求項1からのいずれか1項に記載の記録装置において、
    前記収音部が収音した音を処理する処理部を備え、
    該処理部は、第1の所定時間の間の繰り返しの前記切断ユニットの移動で発生した音を収音して前記切断ユニットの移動方向における位置に対する音圧の値の関係を求めた第1音圧・位置グラフと、第2の所定時間の間の繰り返しの前記切断ユニットの移動で発生した音を収音して前記切断ユニットの移動方向における位置に対する音圧の値の関係を求めた第2音圧・位置グラフと、を比較可能に出力する出力部を備えることを特徴とする記録装置。
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