JP2015105280A - ボールペン用水性インキ組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献2に記載の発明では、インキ中に還元性を有する物質であるポリフェノールやハイドロキノン誘導体を添加する方法が記載されているが、溶存酸素の減少によりボール結合成分と酸化結合することはなくなるが、還元性を有する物質と溶存酸素と反応する際に生成されるパーオキシドラジカルが攻撃し、ボール結合成分を溶出させてしまう問題があった。さらにインキ中の溶存酸素の減少により、外気との酸素濃度差が大きくなり、ボールホルダー先端部分の極小空間で酸素濃淡電池を形成されることで、ボールホルダーの主成分である鉄が溶出し、さらに溶出した鉄が水酸化物となりボール表面に付着することで、ボール表面が凹凸となり、書き味の滑らかさが失われてしまう問題もあった。
さらに、金属イオン封鎖剤を添加することで、インキ中の溶存酸素が減少によりボールホルダー先端部分極小空間の酸素濃淡電池によりボールホルダーの主成分である鉄が溶出したとしても、この鉄を取り込み錯体化させて安定な状態にし、ボール表面に水酸化物として析出することがなくなるので、良好な書き味を長期継続できるようになる。
また、水と共に各種水溶性有機溶剤が、インキの乾燥防止、低温時での凍結防止などの目的で使用される。具体的には、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、ブチルアルコール等のアルコール類、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、ヘキシレングリコール、2−エチル1,3−ヘキサングリコール、グリセリン、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のグリコール、エチレングリコールエチルエーテル、エチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル等のエーテル、N−メチルピロリドン、2−フェノキシエタノールなどが使用出来る。これらは1種又は2種以上選択して併用できるものである。また、その使用量はインキ全量に対して2〜50重量% が好ましい。2重量%未満では塗布部の乾燥防止効果が弱く使用不能になる恐れがある。50重量%を超えて添加してもその効果の向上は見られず添加することの意味が見い出せない。本発明における水の使用量は、インキの全重量に対して30重量%以上が好ましい。30重量%以下の場合は相対的に水溶性有機溶剤の添加量が増加し、筆跡の乾燥性が悪くなる。
宜必要に応じて使用することもできる。例えば、インキの蒸発防止のためにソルビット、キシリット、テトリット、ペンチット、キシリット、ヘキシット、イノシトール、マルチトール、マルトトリトール、マルトテトラトール、マルトペンタトール、マルトヘキサトール、マルトヘプタトール等の糖アルコールや、尿素、エチレン尿素及びこれらの誘導体を用いることができ、具体的には、PO−10、PO−20、PO−30、PO−40(以上、東和化成工業(株)製)、エスイー30、エスイー100(以上、日研化学(株)製)、ダイヤトールL(以上、サンエイ糖化(株)製)等が挙げられる。また、筆記感を向上させるためにポリエチレングリコール、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピレングリコール、オレイン酸やアシルアミノ酸、タウリン、メチルタウリン等のアルカリ金属塩やアミン塩等の潤滑剤を用いることができ、具体的には、NIKKOLサルコシネートCN−30、同サルコシネートCT−30、同サルコシネートLH、同サルコシネートLN、同サルコシネートLN−30、同サルコシネートLK−30、同サルコシネートMN、同サルコシネートOH、同サルコシネートPN、同CMT−30、同CMT30−T、同LMT、同LMT−30、同MMT、同PMT、同SMT(以上、日光ケミカルズ(株)製)が挙げられる。また、固体潤滑剤として微粒子アルミナ、硫化モリブデン等を用いることができ、具体的には、AKP−20(微粒子アルミナ、平均粒子径0.5μm)、AKP−30(微粒子アルミナ、平均粒子径0.3μm)、AKP−50(微粒子アルミナ、平均粒子径0.2μm)、AKP−3000(微粒子アルミナ、平均粒子径0.6μm)、AKP−G008(微粒子アルミナ、平均粒子径0.1μm)、AKP−G015(微粒子アルミナ、平均粒子径0.1μm)(以上、住友化学工業(株)製)、M−5パウダー(二硫化モリブデン、平均粒子径0.45μm)、Aパウダー(二硫化モリブデン、平均粒子径0.63μm)(以上、株式会社ダイゾー製)、モリパウダーPS(二硫化モリブデン、平均粒子径1.4μm)(以上、住鉱潤滑剤(株)製)が挙げられる。
ウォーターブラック#256L(黒色染料の14%水溶液、オリエント化学工業(株)
製) 38.0重量部
ウォーターイエロー#1(C.I.アシッドイエロー23、オリエント化学工業(株)
製) 1.2重量部
エチレングリコール 6.0重量部
グリセリン 8.0重量部
ジエチレングリコール 6.0重量部
チオジグリコール 8.0重量部
サルコシネートOH(N−オレオイルサルコシン、日光ケミカルズ(株)製)
2.5重量部
ベンゾトリアゾール 0.5重量部
CWK(エチレンジアミン四酢酸のナトリウム塩、オリエント化学工業(株)製)
1.0重量部
プロクセルGXL(1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンの20%ジプロピレングリコール溶液、アビシア(株)製) 0.2重量部
ハイドロキノンスルホン酸カリウム 0.3重量部
AKP−20(微粒子アルミナ、平均粒子径0.5μm、住友化学工業(株)製)
0.1重量部
水酸化ナトリウム 0.3重量部
ケルザンAR(キサンタンガム、三晶(株)製) 0.3重量部
イオン交換水 27.6重量部
上記成分のうち、ケルザンARの全量を水5重量部に攪拌しながら加え1時間攪拌してケルザンAR水溶液を得た。次いで残りの成分を混合し、1時間攪拌して均一に溶解した後ケルザンAR水溶液を加えて更に2時間攪拌して黒色インキを得た。
ウォーターブラック#256L(黒色染料の14%水溶液、オリエント化学工業(株)
製) 37.0重量部
ウォーターイエロー#1(C.I.アシッドイエロー23、オリエント化学工業(株)
製) 1.3重量部
エチレングリコール 6.0重量部
グリセリン 8.0重量部
ジエチレングリコール 5.0重量部
チオジプロピオン酸ナトリウム 9.0重量部
サルコシネートOH(N−オレオイルサルコシン、日光ケミカルズ(株)製)
2.5重量部
ベンゾトリアゾール 0.3重量部
CWK(エチレンジアミン四酢酸のナトリウム塩、オリエント化学工業(株)製)
0.6重量部
プロクセルGXL(1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンの20%ジプロピレングリコール溶液、アビシア(株)製) 0.2重量部
ハイドロキノンスルホン酸カリウム 0.3重量部
AKP−20(微粒子アルミナ、平均粒子径0.5μm、住友化学工業(株)製)
0.1重量部
トリエタノールアミン 3.0重量部
ケルザンAR(キサンタンガム、三晶(株)製) 0.3重量部
イオン交換水 26.4重量部
上記成分のうち、ケルザンARの全量を水5重量部に攪拌しながら加え1時間攪拌してケルザンAR水溶液を得た。次いで残りの成分を混合し、1時間攪拌して均一に溶解した後ケルザンAR水溶液を加えて更に2時間攪拌して黒色インキを得た。
ダイワレッドNo103WB(C.I.アシッドレッド87、ダイワ化成(株)製)
2.8重量部
ウォーターピンク#2(C.I.アシッドレッド92、オリエント化学工業(株)製)
4.0重量部
ウォーターイエロー#6C(C.I.アシッドイエロー42、オリエント化学工業(株)
製) 1.5重量部
エチレングリコール 6.0重量部
グリセリン 8.0重量部
ジエチレングリコール 7.0重量部
チオジグリコール 9.0重量部
サルコシネートOH(N−オレオイルサルコシン、日光ケミカルズ(株)製)
2.5重量部
ベンゾトリアゾール 0.8重量部
ジエチレントリアミノ5酢酸のナトリウム塩(金属イオン封鎖剤、関東化学(株)製)
0.8重量部
プロクセルGXL(1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンの20%ジプロピレングリコール溶液、アビシア(株)製) 0.2重量部
ハイドロキノンスルホン酸カリウム 0.4重量部
AKP−20(微粒子アルミナ、平均粒子径0.5μm、住友化学工業(株)製)
0.1重量部
水酸化ナトリウム 0.3重量部
ケルザンAR(キサンタンガム、三晶(株)製) 0.3重量部
イオン交換水 56.3重量部
上記成分のうち、ケルザンARの全量を水5重量部に攪拌しながら加え1時間攪拌してケルザンAR水溶液を得た。次いで残りの成分を混合し、1時間攪拌して均一に溶解した後ケルザンAR水溶液を加えて更に2時間攪拌して赤色インキを得た。
ダイワレッドNo103WB(C.I.アシッドレッド87、ダイワ化成(株)製)
2.8重量部
ウォーターピンク#2(C.I.アシッドレッド92、オリエント化学工業(株)製)
4.0重量部
ウォーターイエロー#6C(C.I.アシッドイエロー42、オリエント化学工業(株)
製) 1.5重量部
エチレングリコール 6.0重量部
グリセリン 8.0重量部
ジエチレングリコール 8.0重量部
ジチオジグリコール 7.0重量部
サルコシネートOH(N−オレオイルサルコシン、日光ケミカルズ(株)製)
2.5重量部
ベンゾトリアゾール 0.4重量部
シュウ酸のナトリウム塩(金属イオン封鎖剤、関東化学(株)製) 0.3重量部
プロクセルGXL(1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンの20%ジプロピレングリコール溶液、アビシア(株)製) 0.2重量部
ハイドロキノンスルホン酸カリウム 0.8重量部
AKP−20(微粒子アルミナ、平均粒子径0.5μm、住友化学工業(株)製)
0.1重量部
トリエタノールアミン 3.0重量部
ケルザンAR(キサンタンガム、三晶(株)製) 0.3重量部
イオン交換水 55.1重量部
上記成分のうち、ケルザンARの全量を水5重量部に攪拌しながら加え1時間攪拌してケルザンAR水溶液を得た。次いで残りの成分を混合し、1時間攪拌して均一に溶解した後ケルザンAR水溶液を加えて更に2時間攪拌して赤色インキを得た。
ダイワレッドNo106WB(C.I.アシッドレッド52、ダイワ化成(株)製)
0.7重量部
ダイワ青色1号(C.I.アシッドブルー9、ダイワ化成(株)製) 1.8重量部
ウォーターブルー#119(トリフェニルメタン系青色染料、分子式C51H56N3NaO7S2、オリエント化学工業(株)製) 2.0重量部
エチレングリコール 6.0重量部
グリセリン 8.0重量部
ジエチレングリコール 7.5重量部
チオジグリコール 8.5重量部
サルコシネートOH(N−オレオイルサルコシン、日光ケミカルズ(株)製)
2.5重量部
ベンゾトリアゾール 0.9重量部
CWK(エチレンジアミン四酢酸のナトリウム塩、オリエント化学工業(株)製)
0.5重量部
プロクセルGXL(1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンの20%ジプロピレングリコール溶液、アビシア(株)製) 0.2重量部
ハイドロキノンスルホン酸カリウム 0.3重量部
AKP−20(微粒子アルミナ、平均粒子径0.5μm、住友化学工業(株)製)
0.1重量部
水酸化ナトリウム 0.3重量部
ケルザンAR(キサンタンガム、三晶(株)製) 0.3重量部
イオン交換水 60.4重量部
上記成分のうち、ケルザンARの全量を水5重量部に攪拌しながら加え1時間攪拌してケルザンAR水溶液を得た。次いで残りの成分を混合し、1時間攪拌して均一に溶解した後ケルザンAR水溶液を加えて更に2時間攪拌して青色インキを得た。
ダイワレッドNo106WB(C.I.アシッドレッド52、ダイワ化成(株)製)
0.7重量部
ダイワ青色1号(C.I.アシッドブルー9、ダイワ化成(株)製) 1.8重量部
ウォーターブルー#119(トリフェニルメタン系青色染料、分子式C51H56N3NaO7S2、オリエント化学工業(株)製) 2.0重量部
エチレングリコール 6.0重量部
グリセリン 8.0重量部
ジエチレングリコール 7.5重量部
チオジプロピオン酸ナトリウム 9.5重量部
サルコシネートOH(N−オレオイルサルコシン、日光ケミカルズ(株)製)
2.5重量部
ベンゾトリアゾール 0.3重量部
ジエチレントリアミノ5酢酸のナトリウム塩(金属イオン封鎖剤、関東化学(株)製)
1.0重量部
プロクセルGXL(1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンの20%ジプロピレングリコール溶液、アビシア(株)製) 0.2重量部
ハイドロキノンスルホン酸カリウム 1.0重量部
AKP−20(微粒子アルミナ、平均粒子径0.5μm、住友化学工業(株)製)
0.1重量部
トリエタノールアミン 3.0重量部
ケルザンAR(キサンタンガム、三晶(株)製) 0.3重量部
イオン交換水 56.1重量部
上記成分のうち、ケルザンARの全量を水5重量部に攪拌しながら加え1時間攪拌してケルザンAR水溶液を得た。次いで残りの成分を混合し、1時間攪拌して均一に溶解した後ケルザンAR水溶液を加えて更に2時間攪拌して青色インキを得た。
ダイワIJイエロー306H(C.I.ダイレクトイエロー123、ダイワ化成(株)
製) 0.3重量部
ダイワ青色1号(C.I.アシッドブルー9、ダイワ化成(株)製) 1.6重量部
ウォーターブルー#119(トリフェニルメタン系青色染料、分子式C51H56N3NaO7S2、オリエント化学工業(株)製) 0.4重量部
ウォーターイエロー#6C(C.I.アシッドイエロー42、オリエント化学工業(株)製) 1.5重量部
エチレングリコール 6.0重量部
グリセリン 8.0重量部
ジエチレングリコール 8.0重量部
チオジグリコール 8.0重量部
サルコシネートOH(N−オレオイルサルコシン、日光ケミカルズ(株)製)
2.5重量部
ベンゾトリアゾール 0.7重量部
CWK(エチレンジアミン四酢酸のナトリウム塩、オリエント化学工業(株)製)
0.9重量部
プロクセルGXL(1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンの20%ジプロピレングリコール溶液、アビシア(株)製) 0.2重量部
ハイドロキノンスルホン酸カリウム 0.2重量部
AKP−20(微粒子アルミナ、平均粒子径0.5μm、住友化学工業(株)製)
0.1重量部
水酸化ナトリウム 0.3重量部
ケルザンAR(キサンタンガム、三晶(株)製) 0.3重量部
イオン交換水 61.0重量部
上記成分のうち、ケルザンARの全量を水5重量部に攪拌しながら加え1時間攪拌してケルザンAR水溶液を得た。次いで残りの成分を混合し、1時間攪拌して均一に溶解した後ケルザンAR水溶液を加えて更に2時間攪拌して緑色インキを得た。
ダイワIJイエロー306H(C.I.ダイレクトイエロー123、ダイワ化成(株)
製) 0.3重量部
ダイワ青色1号(C.I.アシッドブルー9、ダイワ化成(株)製) 1.6重量部
ウォーターブルー#119(トリフェニルメタン系青色染料、分子式C51H56N3NaO7S2、オリエント化学工業(株)製) 0.4重量部
ウォーターイエロー#6C(C.I.アシッドイエロー42、オリエント化学工業(株)
製) 1.5重量部
エチレングリコール 6.0重量部
グリセリン 8.0重量部
ジエチレングリコール 6.0重量部
チオジプロピオン酸ナトリウム 9.0重量部
サルコシネートOH(N−オレオイルサルコシン、日光ケミカルズ(株)製)
2.5重量部
ベンゾトリアゾール 0.4重量部
シュウ酸のナトリウム塩(金属イオン封鎖剤、関東化学(株)製) 1.0重量部
プロクセルGXL(1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンの20%ジプロピレングリコール溶液、アビシア(株)製) 0.2重量部
ハイドロキノンスルホン酸カリウム 0.7重量部
AKP−20(微粒子アルミナ、平均粒子径0.5μm、住友化学工業(株)製)
0.1重量部
トリエタノールアミン 3.0重量部
ケルザンAR(キサンタンガム、三晶(株)製) 0.3重量部
イオン交換水 59.0重量部
上記成分のうち、ケルザンARの全量を水5重量部に攪拌しながら加え1時間攪拌してケルザンAR水溶液を得た。次いで残りの成分を混合し、1時間攪拌して均一に溶解した後ケルザンAR水溶液を加えて更に2時間攪拌して緑色インキを得た。
ダイワレッドNo106WB(C.I.アシッドレッド52、ダイワ化成(株)製)
2.5重量部
ウォーターブルー#119(トリフェニルメタン系青色染料、分子式C51H56N3NaO7S2、オリエント化学工業(株)製) 0.5重量部
エチレングリコール 6.0重量部
グリセリン 8.0重量部
ジエチレングリコール 7.0重量部
チオジグリコール 7.5重量部
サルコシネートOH(N−オレオイルサルコシン、日光ケミカルズ(株)製)
2.5重量部
ベンゾトリアゾール 0.6重量部
CWK(エチレンジアミン四酢酸のナトリウム塩、オリエント化学工業(株)製)
0.9重量部
プロクセルGXL(1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンの20%ジプロピレングリコール溶液、アビシア(株)製) 0.2重量部
ハイドロキノンスルホン酸カリウム 0.3重量部
AKP−20(微粒子アルミナ、平均粒子径0.5μm、住友化学工業(株)製)
0.1重量部
水酸化ナトリウム 0.3重量部
ケルザンAR(キサンタンガム、三晶(株)製) 0.3重量部
イオン交換水 63.3重量部
上記成分のうち、ケルザンARの全量を水5重量部に攪拌しながら加え1時間攪拌してケルザンAR水溶液を得た。次いで残りの成分を混合し、1時間攪拌して均一に溶解した後ケルザンAR水溶液を加えて更に2時間攪拌して紫色インキを得た。
ダイワレッドNo106WB(C.I.アシッドレッド52、ダイワ化成(株)製)
2.5重量部
ウォーターブルー#119(トリフェニルメタン系青色染料、分子式C51H56N3NaO7S2、オリエント化学工業(株)製) 0.5重量部
エチレングリコール 6.0重量部
グリセリン 8.0重量部
ジエチレングリコール 6.5重量部
ジチオジグリコール 8.0重量部
サルコシネートOH(N−オレオイルサルコシン、日光ケミカルズ(株)製)
2.5重量部
ベンゾトリアゾール 0.5重量部
ジエチレントリアミノ5酢酸のナトリウム塩(金属イオン封鎖剤、関東化学(株)製)
0.5重量部
プロクセルGXL(1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オンの20%ジプロピレングリコール溶液、アビシア(株)製) 0.2重量部
ハイドロキノンスルホン酸カリウム 0.9重量部
AKP−20(微粒子アルミナ、平均粒子径0.5μm、住友化学工業(株)製)
0.1重量部
トリエタノールアミン 3.0重量部
ケルザンAR(キサンタンガム、三晶(株)製) 0.3重量部
イオン交換水 60.5重量部
上記成分のうち、ケルザンARの全量を水5重量部に攪拌しながら加え1時間攪拌してケルザンAR水溶液を得た。次いで残りの成分を混合し、1時間攪拌して均一に溶解した後ケルザンAR水溶液を加えて更に2時間攪拌して紫色インキを得た。
実施例5において、ハイドロキノンスルホン酸カリウムとチオジグリコールとCWKを抜いた以外は同様に為して青色インキを得た。
実施例1において、ハイドロキノンスルホン酸カリウムとCWKを抜いた以外は同様に為して黒色インキを得た。
実施例3において、ハイドロキノンスルホン酸カリウムとCWKを抜いた以外は同様に為して青色インキを得た。
実施例2において、ハイドロキノンスルホン酸カリウムとチオジプロピオン酸ナトリウムを抜いた以外は同様に為して黒色インキを得た。
実施例4において、ハイドロキノンスルホン酸カリウムとジチオジグリコールを抜いた以外は同様に為して赤色インキを得た。
実施例6において、ハイドロキノンスルホン酸カリウムとチオジプロピオン酸ナトリウムを抜いた以外は同様に為して青色インキを得た。
実施例8において、ハイドロキノンスルホン酸カリウムとチオジプロピオン酸ナトリウムを抜いた以外は同様に為して緑色インキを得た。
実施例10において、ハイドロキノンスルホン酸カリウムとジチオジグリコールを抜いた以外は同様に為して紫色インキを得た。
実施例2において、ハイドロキノンスルホン酸カリウムを抜いた以外は同様に為して黒色インキを得た。
実施例4において、ハイドロキノンスルホン酸カリウムを抜いた以外は同様に為して赤色インキを得た。
実施例6において、ハイドロキノンスルホン酸カリウムを抜いた以外は同様に為して青色インキを得た。
実施例8において、ハイドロキノンスルホン酸カリウムを抜いた以外は同様に為して緑色インキを得た。
実施例10において、ハイドロキノンスルホン酸カリウムを抜いた以外は同様に為して紫色インキを得た。
実施例1において、チオジグリコールとCWKを抜いた以外は同様に為して黒色インキを得た。
実施例3において、チオジグリコールとジエチレントリアミノ5酢酸のナトリウム塩を抜いた以外は同様に為して赤色インキを得た。
実施例4において、チオジグリコールとシュウ酸のナトリウム塩を抜いた以外は同様に為して赤色インキを得た。
実施例5において、チオジグリコールとCWKを抜いた以外は同様に為して青色インキを得た。
実施例6において、チオジプロピオン酸ナトリウムとジエチレントリアミノ5酢酸のナトリウム塩を抜いた以外は同様に為して青色インキを得た。
実施例7において、チオジグリコールとCWKを抜いた以外は同様に為して緑色インキを得た。
実施例8において、チオジプロピオン酸ナトリウムとシュウ酸のナトリウム塩を抜いた以外は同様に為して緑色インキを得た。
実施例9において、チオジグリコールとCWKを抜いた以外は同様に為して紫色インキを得た。
実施例10において、ジチオジグリコールとジエチレントリアミノ5酢酸のナトリウム塩を抜いた以外は同様に為して紫色インキを得た。
実施例1において、チオジグリコールを抜いた以外は同様に為して黒色インキを得た。
実施例2において、チオジプロピオン酸ナトリウムを抜いた以外は同様に為して黒色インキを得た。
実施例7において、チオジグリコールを抜いた以外は同様に為して緑色インキを得た。
実施例9において、チオジグリコールを抜いた以外は同様に為して紫色インキを得た。
実施例1において、CWKを抜いた以外は同様に為して黒色インキを得た。
実施例5において、CWKを抜いた以外は同様に為して青色インキを得た。
実施例7において、CWKを抜いた以外は同様に為して緑色インキを得た。
実施例9において、CWKを抜いた以外は同様に為して紫色インキを得た。
初期と経時後(ボールペンサンプルを50℃30%RHの恒温槽に、ペン先を下向きにして90日間放置したボールペン)の試験サンプルのボール表面の粗さ(算術平均粗さ(Ra))を走査型プローブ顕微鏡SPI−400((株)日立ハイテクサイエンス製)を用いて、任意の20μm×20μmの表面粗さを測定した。
初期と経時後(ボールペンサンプルを50℃30%RHの恒温槽に、ペン先を下向きにして90日間放置したボールペン)の試験サンプルを、自動筆記機を用いて、筆記荷重100gf、筆記速度2mm/秒、筆記角度70条件で、直線筆記し、筆記方向にかかる荷重を測定し、筆記抵抗値を測定した。
Claims (1)
- 水と、着色剤と、ハイドロキノンスルホン酸及びその塩と、分子内にスルフィド基及び/又はジスルフィド基を有する化合物と、金属イオン封鎖剤とから少なくともなるボールペン用水性インキ組成物。
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JP2013246209A JP2015105280A (ja) | 2013-11-28 | 2013-11-28 | ボールペン用水性インキ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013246209A JP2015105280A (ja) | 2013-11-28 | 2013-11-28 | ボールペン用水性インキ組成物 |
Publications (1)
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JP2013246209A Pending JP2015105280A (ja) | 2013-11-28 | 2013-11-28 | ボールペン用水性インキ組成物 |
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