JP2015017355A - 横編機に使用される編糸把持切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャリッジを必要とせずに編糸の把持・切断を可能にする横編機に使用される編糸把持切断装置を提供する。
【解決手段】複数の編針が配置された少なくとも1つの針床1を有する横編機に使用される編糸把持切断装置3は、少なくとも1本の編糸を把持することができて待機位置と把持位置との間を移動可能な複数のフック6を備えている。さらに、編糸把持切断装置3は、針床の端部に固定可能であり、横編機の針床1に固定されるとその針床1の平面に延在するように構成されている。本発明にかかる編糸把持切断装置3は、複数のフック6を互いに独立して移動させることが可能な作動手段(9、10、12、13、14、15、51、140、141、150、151)を備え、この作動手段が、少なくとも1つのモータを含む駆動手段4、5と運動学的に連結されていることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は横編機の分野に関し、特に編糸を把持・切断する装置に関する。さらに、本発明はそのような装置を備えた横編機に関する。
横編機では、編糸を編糸ガイドによって針床の各針に供給する。編糸で編成を行う際には、編糸を把持・切断することが多い。
特許文献1には、編糸の把持・切断を可能にするための、横編機に使用される既知の編糸把持切断装置が記載されている。この装置は、針床の上を移動するキャリッジによって作動される。しかし、キャリッジを用いて装置を作動させる構成は、例えば横編機の生産性を大幅に低下させるというような多くの課題を含む。
韓国公開特許第10−2005−0014665号公報
本発明の第1の目的は、編糸の把持(又は挟持)・切断を可能にする、横編機に使用される編糸把持切断装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、横編機に使用される編糸把持切断装置であって、装置の作動にあたり、従来から使用されていた針床の上を移動するキャリッジを必要としない編糸把持切断装置を提供することである。
本発明の第3の目的は、編糸把持切断装置であって、装置の各フックを個々に互いに独立して作動させることができる編糸把持切断装置を提供することである。
本発明の第4の目的は、横編機に使用される編糸把持切断装置であって、低コストで製造することができる編糸把持切断装置を提供することである。
本発明の第5の目的は、横編機に使用される編糸把持切断装置であって、嵩ばらず、特に、横編機の針床間に位置する空間が混雑することを回避できる編糸把持切断装置を提供することである。
本発明の第6の目的は、編糸把持切断装置であって、必要に応じて寸法(サイズ)を変更できるように構成可能である編糸把持切断装置を提供することである。
上記の目的は、複数の編針が配置された少なくとも1つの針床を有する横編機に使用される編糸把持切断装置であって、次の特徴を具備した編糸把持切断装置によって達成することができる。この編糸把持切断装置は、少なくとも1本の編糸を把持することができて、待機位置と把持位置との間を移動可能な複数のフックを備えている。また、この編糸把持切断装置は、前記針床の端部に固定可能であり、前記横編機の前記針床に固定されるとき、その針床の平面に延在するように構成されている。さらに、この編糸把持切断装置は、前記複数のフックを互いに独立して移動させることが可能な作動手段を備えている。この作動手段は、少なくとも1つのモータを含む駆動手段に運動学的に連結されている。
上記の編糸把持切断装置は、横編機の少なくとも1つの針床に対してその針床の平面に延在するようにして固定することができるので、針床の上下方向に場所をとらないから嵩ばらず、横編機の針床間に位置する空間が混雑することを回避できる。また、上記の編糸把持切断装置は、複数のフックを互いに独立して移動させることができる。
本発明の一構成において、前記駆動手段は、第1の電気モータおよび第2の電気モータで構成されている。
この場合、本発明にかかる編糸把持切断装置は、2つの電気モータを用いるだけでよい。これにより、編糸把持切断装置の製造コストを低下させることができる。
他の構成において、前記作動手段は、第1組の作動バーおよび第2組の作動バーと、前記駆動手段をこれら第1組の作動バーおよび第2組の作動バーと運動学的に連結するように構成・配置された連結手段とを含む。
さらなる他の構成において、前記連結手段は、前記第1組の作動バーを全て同時に移動させることができるように構成・配置され、さらに、前記第2組の作動バーを全て同時に移動させることができるように構成・配置されている。
本発明において、前記駆動手段は、前記第1組の作動バーを前記第2組の作動バーと独立して駆動することができるように構成・配置されてもよい。
本発明において、前記連結手段は、少なくとも1つの第1の歯車が設けられた第1の軸を含むものでもよい。
本発明において、前記連結手段は、少なくとも1つの第2の歯車が設けられた第2の軸を含むものでもよい。
本発明において、前記第1の歯車は、前記第1組の作動バーのラックに噛合するものでもよい。
本発明において、前記第2の歯車は、前記第2組の作動バーのラックに噛合するものでもよい。
本発明のさらなる他の構成において、前記第1組の作動バーの各作動バーには、操作オン位置と非操作オン位置との間を移動可能であるように配置されたレバーが設けられている。
本発明において、前記レバーには、第1のパイロット部が設けられていてもよい。
本発明において、前記レバーには、第2のパイロット部が設けられていてもよい。
本発明において、前記第2組の作動バーの各作動バーは、そのバーの少なくとも一部に設けられてバーの長手方向に延びるカム経路を有するものでもよい。
本発明において、前記カム経路は、少なくとも1つの突起を有するものでもよい。
本発明において、前記複数のフックが、それぞれ切欠きを有するものでもよい。
本発明において、前記編糸把持切断装置は、前記フックの位置を判定する検出手段を備えるものでもよい。
本発明にかかる横編機は、前記編糸把持切断装置を少なくとも1つ備える。
本発明のさらなる特徴および利点は、添付の図面を参照しながら行う、以下の説明から明らかとなる。
本発明にかかる編糸把持切断装置を設けた、横編機の針床を示す斜視図である。 本発明にかかる編糸把持切断装置を上方からみた斜視図である。 本発明にかかる編糸把持切断装置を下方からみた斜視図である。 本発明にかかる編糸把持切断装置を下方からみた斜視図である。 本発明にかかる編糸把持切断装置の底面詳細図である。 図4Aの編糸把持切断装置の一部拡大図である。 第1組の作動バーを示す図である。 第2組の作動バーを示す図である。 同装置のフックを示す図である。 レバーを操作オン位置から非操作オン位置に移動させる過程を示す図である。 レバーを操作オン位置から非操作オン位置に移動させる過程を示す図である。 フックの把持切断位置から把持位置への移動、およびフックの把持位置から把持切断位置への移動を可能にする全体過程を示す図である。 フックの把持切断位置から把持位置への移動、およびフックの把持位置から把持切断位置への移動を可能にする全体過程を示す図である。 フックの把持切断位置から把持位置への移動、およびフックの把持位置から把持切断位置への移動を可能にする全体過程を示す図である。 フックの把持切断位置から把持位置への移動、およびフックの把持位置から把持切断位置への移動を可能にする全体過程を示す図である。 フックの把持切断位置から把持位置への移動、およびフックの把持位置から把持切断位置への移動を可能にする全体過程を示す図である。
図1に、横編機の針床1を示す。同図の右側(二点鎖線の下方)をみると、針床1に、従来における編成時に特定の編糸を把持する編糸把持切断装置2が仮想的に取り付けられている。この従来の編糸把持切断装置2は、編成時に横編機の針床の上を移動する上述したキャリッジ(図示なし)によって作動されていた。
同図の左側をみると、針床1の他方の端部には、本発明にかかる編糸把持切断装置3が固定されている。図示のように、本発明にかかる編糸把持切断装置3は、横編機の針床1に固定された状態では、その針床1の平面から延長して配置される。なお、本発明にかかる編糸把持切断装置3は、針床1の如何なる端部および横編機の如何なる針床にも固定可能である。以上のような配置構成により、本発明にかかる編糸把持切断装置3は、従来のようにキャリッジを有しないから、針床の上下方向に嵩ばらず、横編機の針床間に位置する空間が混雑することを回避できる。また、分かり易くするために図1には本発明にかかる編糸把持切断装置3を1つしか示していないが、本発明にかかる編糸把持切断装置3が複数の針床を含む横編機に使用可能であることは明らかである。
図2Aは、本発明にかかる編糸把持切断装置3を上方からみた図であり、図2Bは、同装置を下方からみた図である。
好ましい実施形態において、編糸把持切断装置3は、フック6の作動を可能にする2つの電気モータ4、5を備えている。電気モータ4、5によるフック6の作動については後述する。このように本発明にかかる編糸把持切断装置3は2つの電気モータで駆動可能なので、低コストで製造することができる。
このように図2A、図2Bおよび前述の説明では、モータ4、5を2つ設ける構成を採用している。しかしながら、変形例として、2つの出力シャフトを有する単一個のモータと、これら2つの出力シャフトを互いに独立して駆動させる手段とを設ける構成が考えられる。
本発明にかかる編糸把持切断装置3は、待機位置(図7A)と把持位置(図7C)との間を移動可能な複数のフック6を備えている。フック6は、横編機の編糸ガイドによって供給される編糸を把持し、つぎに編糸を切断することができる。
図2A及び図2Bに示す編糸把持切断装置3に設けられたフック6の数は16である(図4A)。しかしながら、フック6の数は、それよりも少なくすることも多くすることもできる。すなわち、この編糸把持切断装置3は、多数または少数のフック6を備えるように必要に応じて寸法(サイズ)を設定することができる。編糸把持切断装置3は、さらに、内部の作動機構を塵やホコリから保護することができるケース7を備えている。
図3は、本発明にかかる編糸把持切断装置3を、保護用のケース7を取り外した状態で下方からみた斜視図である。図示のように、モータ4の出力ピニオン8は、いわゆる「レバー軸」である第1の軸10の歯車9に噛合する。同様に、モータ5の出力ピニオン11は、いわゆる「セレクタ軸」である第2の軸13の歯車12に噛合する。これにより、モータのシャフトが回転すると、そのシャフトに連結した軸が回転する。
第1の軸10(レバー軸)および第2の軸13(セレクタ軸)には、複数の歯車14が設けられている。他の図から明らかなように、各歯車14は、作動バー15に対し、当該作動バー15の長さの少なくとも一部にわたって設けられたラックを介して噛合する。歯車14の数は、編糸把持切断装置3のフック6の数に合致する。したがって、作動バー15の数は、編糸把持切断装置3のフック6の数の2倍に相当する。
図4Bは、本発明にかかる編糸把持切断装置3における一部16(図4A)を拡大して示す詳細図である。
図4Bには、レバー軸10の歯車140が、作動バー150に設けられたラックを介して、当該作動バー150と噛合する状態、さらには、セレクタ軸13の歯車141が、作動バー151に設けられたラックを介して、当該作動バー151と噛合する状態が示されている。これらの連結部分の動作の詳細については、図7A〜図7Eを参照しながら後述する。つまり、レバー軸10は当該レバー軸10に係合する作動バー150に作用し、セレクタ軸13は当該セレクタ軸13に係合する作動バー151に作用する。
したがって、図示の編糸把持切断装置3は、一例として、第1組の作動バー150および第2組の作動バー151を備えることになる。後述するように、第1組の作動バー150は、フック6と直接相互作用することによって当該フック6の移動を可能にする。また、後述するように、第2組の作動バー151は、フック6の選択を可能にする。
しかしながら、モータ4、5、および作動バー150、151のラックに噛合する歯車14が設けられた軸10、13を使用する構成は、想定され得る実施形態の1つに過ぎない。この変形例として、これらモータ4、5、軸10、13および歯車14を、作動バー150、151を作動させることができる別の手段に置き換えることが考えられる。例えば、各作動バーを、その作動バーを並進させることができるリニアモータと連結するようにしてもよい。
図5Aは、第1組の作動バー150のうちの1つの作動バーを示す斜視図である。第1組の作動バー150の各作動バーには、その作動バーの少なくとも一部に設けられてバーの長手方向に延びるラック(同図において下部)が設けられているとともに、軸52を中心として操作オフ位置(同図において番号0で示された位置)と操作オン位置(番号1で示された位置)との間を回動可能なレバー51(セレクタ)が設けられている。レバー51には、第1のパイロット部53が設けられている。この第1のパイロット部53は、後述するように、セレクタ軸13によって作動される第2組の作動バー151のうちの隣接する作動バー151に設けられたカム経路55(図5B)内を摺動する。カム経路55には、第1のパイロット部53に係止することでレバー51を操作オフ位置から操作オン位置に移行させる突起56が設けられている。変形例として、カム経路55には、複数の突起56が設けられてもよい。
なお、第2組の作動バー151の各作動バーは、突起56の配置構成を異ならせることにより、互いに異なるカム経路55を有するものとすることができる。
レバー51(図5A)には、さらに、第2のパイロット部54が設けられている。第2のパイロット部54は、フック6の選択用の切欠き61(図5C)と相互作用する。
図6A及び図6Bは、編糸把持切断装置3の複数のフック6のうちの1つについて、編糸を把持することができる把持切断位置から、編糸ガイド(図示なし)によって供給される編糸を把持することができる把持位置への移動を可能にする過程を示す図である。
図6Aでは、第2組の作動バー151のうちの1つの作動バーが、セレクタ軸13の回転運動によって矢印Aの方向に後退移動する。同図には、さらに、第1組の作動バー150のうちの1つの作動バーのレバー51の第1のパイロット部53が、カム経路55内に位置している状態が示されている。レバー51は操作オフ位置にあり、フック6は待機位置にある。
図6Bには、前記過程の続きであって、第2組の作動バー151のうちの1つの作動バーが、セレクタ軸13の回転によって矢印Bの方向に前進する状態が示されている。より具体的に述べると、同図には、作動バーが矢印Bの方向に前進して、第1のパイロット部53が、カム経路55の突起56に突き当たって乗り上げる(係止する)状態が示されている。このときレバー51が操作オン位置に切り替わる。これにより、レバー51の第2のパイロット部54がフック6の選択用の切欠き61内に入り込む。このようにフック6が選択された状態で、軸10、13を適切に回転させることにより、第1組の作動バー150と第2組の作動バー151との、作動バー同士の同期運動が生じる。これにより、フック6が、待機位置から把持位置へと移動する。
図7A〜図7Eに、本発明にかかる編糸把持切断装置3の複数のフック6のうちの1つについて、これを選択・選択解除する方法の詳細を示す。理解し易いように、各図ごとに、左側からみた図と右側からみた図の両方を用意した。
図7Aでは、レバー51は操作オフ位置にある。
図7Bでは、軸13の回転により、第2組の作動バー151のうちの1つの作動バーが矢印Cの方向に移動するように駆動される。そして、第1のパイロット部53がカム経路55内を摺動して突起56に係止する。すると、レバー51が操作オン位置へと回動し、第2のパイロット部54がフック6の選択用の切欠き61内に収容される。このようにして、フック6がレバー51と係合する。
図7Cでは、レバー51がフック6に係合した状態で、軸10、13を同じ回転方向に同時に作動させる。軸10、13の同期回転により、第1組の作動バー150と第2組の作動バー151とが、作動バー同士の同期運動を生じるように駆動される。このとき、第1のパイロット部53が突起56に係止するので、第2のパイロット部54も選択用の切欠き61内にとどまる。これにより、フック6は、編糸ガイドによって送出される編糸を把持することができる把持位置に向かって矢印Bの方向に移動する。
図7Dには、フック6を把持位置から待機位置に戻す過程が示されている。軸10、13を逆方向に同時に作動することにより、第1組の作動バー150と第2組の作動バー151とが矢印Aの方向に移動する。すると、レバー51が操作オン位置にあり、かつ、第2のパイロット部54がフック6の選択用の切欠き61内にとどまっているので、フック6も矢印Aの方向に移動する。このようにして、フック6が把持位置から待機位置へと移行する。
図7Eには、フック6の選択解除段階が示されている。軸13により、第2組の作動バー151のうちの1つの作動バーを、第1のパイロット部53が突起56の位置から離脱するように移動させる。すると、レバー51が操作オフ位置に切り替わり、第2のパイロット部54がフック6の選択用の切欠き61から離脱する。この時点で、フック6とレバー51との係合が終了する。
上記のようにして、フック6は、待機位置と、横編機の編糸ガイドによって送出される編糸を把持(挟持)することができる把持位置との間を移動することができる。図7A〜図7Eには、さらに、各フック6に少なくとも1つの鋭利な縁部6’が設けられているのが示されている。これにより、編糸ガイドによって送出された編糸をフック6で把持した状態で、当該編糸ガイドによってその編糸が引き戻されると、鋭利な縁部6’によって編糸が自動的に切断される。この変形例として、編糸ガイドによって停止している編糸を、フック6によって把持した状態を維持したまま、当該フック6を把持位置から待機位置に移行させることにより、その編糸の切断を行うようにしてもよい。このようにして、本発明にかかる編糸把持切断装置3は、編糸の把持(挟持)・切断を可能にする。
当然ながら、図示した過程の各段階は、編糸把持切断装置3の全てのフック6に適用可能である。したがって、本発明にかかる編糸把持切断装置3は、複数のフック6を互いに独立して選択・選択解除することができる。
編糸把持切断装置3は、さらに、フック6の位置および前記ラックの位置を常に判定することができる検出手段(図示せず)を備えている。この検出手段は、少なくとも1つの光ファイバ、および前記作動バーに配置された少なくとも1つの光センサを含む。具体的に述べると、このような検出手段は、レバー51が操作オン位置にあるか否かや、フック6が把持位置にあるかまたは待機位置にあるかを判定することができる。
前記検出手段は、本発明にかかる編糸把持切断装置3が固定される横編機のハードウェア・ソフトウェア手段と相互作用可能に連結されている。この場合、前記検出手段は、例えば停電などの際に、横編機への電力が復帰したときの本発明にかかる編糸把持切断装置3のフック6の位置(把持位置又は待機位置)および第1組の作動バー150のレバー51の位置(操作オン位置又は操作オフ位置)を判定することができる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。したがって、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
1 針床
3 編糸把持切断装置
4、5 駆動手段
6 フック
9、10、12、13、14、15、51、140、141、150、151
作動手段

Claims (17)

  1. 複数の編針が配置された少なくとも1つの針床(1)を有する横編機に使用される編糸把持切断装置(3)であって、
    少なくとも1本の編糸を把持することができて、待機位置と把持位置との間を移動可能な複数のフック(6)を備えており、さらに、
    当該編糸把持切断装置は、前記針床の端部に固定可能であり、前記横編機の前記針床に固定されるとき、その針床の平面に延在するように構成されている、編糸把持切断装置において、
    当該編糸把持切断装置が、前記複数のフックを互いに独立して移動させることが可能な作動手段(9、10、12、13、14、15、51、140、141、150、151)を備え、この作動手段が、少なくとも1つのモータを含む駆動手段(4、5)と運動学的に連結されていることを特徴とする、編糸把持切断装置。
  2. 請求項1に記載の編糸把持切断装置において、前記駆動手段が、第1の電気モータ(4)および第2の電気モータ(5)で構成されていることを特徴とする、編糸把持切断装置。
  3. 請求項1または2に記載の編糸把持切断装置において、前記作動手段が、第1組の作動バー(150)および第2組の作動バー(151)と、前記駆動手段をこれら第1組の作動バー(150)および第2組の作動バー(151)と運動学的に連結させるように構成・配置された連結手段(9、10、12、13、14、51)とを含むことを特徴とする、編糸把持切断装置。
  4. 請求項3に記載の編糸把持切断装置において、前記連結手段(9、10、12、13、14、51)が、前記第1組の作動バー(150)を全て同時に移動させることができるように構成・配置され、さらに、前記第2組の作動バー(151)を全て同時に移動させることができるように構成・配置されていることを特徴とする、編糸把持切断装置。
  5. 請求項3に記載の編糸把持切断装置において、前記駆動手段(4、5)が、前記第1組の作動バー(150)を前記第2組の作動バー(151)と独立して駆動することができるように構成・配置されていることを特徴とする、編糸把持切断装置。
  6. 請求項3から5のいずれか一項に記載の編糸把持切断装置において、前記連結手段(9、10、12、13、14、51)が、少なくとも1つの第1の歯車(140)が設けられた第1の軸(10)を含むことを特徴とする、編糸把持切断装置。
  7. 請求項3から5のいずれか一項に記載の編糸把持切断装置において、前記連結手段(9、10、12、13、14、51)が、少なくとも1つの第2の歯車(141)が設けられた第2の軸(13)を含むことを特徴とする、編糸把持切断装置。
  8. 請求項6に記載の編糸把持切断装置において、前記第1の歯車(140)が、前記第1組の作動バー(150)のラックに噛合することを特徴とする、編糸把持切断装置。
  9. 請求項7に記載の編糸把持切断装置において、前記第2の歯車(141)が、前記第2組の作動バー(151)のラックに噛合することを特徴とする、編糸把持切断装置。
  10. 請求項3から9のいずれか一項に記載の編糸把持切断装置において、前記第1組の作動バー(150)の各作動バー(150)に、操作オン位置と操作オフ位置との間を移動可能であるように配置されたレバー(51)が設けられていることを特徴とする、編糸把持切断装置。
  11. 請求項10に記載の編糸把持切断装置において、前記レバー(51)に、第1のパイロット部(53)が設けられていることを特徴とする、編糸把持切断装置。
  12. 請求項10に記載の編糸把持切断装置において、前記レバー(51)に、第2のパイロット部(54)が設けられていることを特徴とする、編糸把持切断装置。
  13. 請求項3から12のいずれか一項に記載の編糸把持切断装置において、前記第2組の作動バー(151)の各作動バー(151)が、そのバーの少なくとも一部に設けられてバーの長手方向に延びるカム経路(55)を有していることを特徴とする、編糸把持切断装置。
  14. 請求項13に記載の編糸把持切断装置において、前記カム経路(55)が、少なくとも1つの突起(56)を有していることを特徴とする、編糸把持切断装置。
  15. 請求項1から14のいずれか一項に記載の編糸把持切断装置において、前記複数のフックが、それぞれ切欠き(61)を有していることを特徴とする、編糸把持切断装置。
  16. 請求項1から15のいずれか一項に記載の編糸把持切断装置において、当該編糸把持切断装置が、前記フックの位置を判定する検出手段を備えていることを特徴とする、編糸把持切断装置。
  17. 請求項1から16のいずれか一項に記載の編糸把持切断装置を少なくとも1つ備えることを特徴とする、横編機。
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