JP2014162453A - 自動二輪車用ペダル連動ブレーキ装置 - Google Patents

自動二輪車用ペダル連動ブレーキ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ペダル連動ブレーキを採用しても支持ブラケットの数が増えることを抑制する。
【解決手段】ペダルピボット軸21を介して車体へ揺動可能に支持されるブレーキペダル20と、ブレーキペダル20と一体的に形成されて上方に延びる作動アーム28と、作動アーム28へ回動可能に支持されるイコライザ30と、ブレーキペダル20を初期位置側に付勢するリターンスプリング32と、イコライザ30の下端部30bに支持され後輪ブレーキ25を作動させるブレーキロッド27と、イコライザ30の上端部30aに支持され前輪ブレーキ15を作動させる連動ブレーキケーブル17とを備える。サブフレーム9にブラケット33を設け、このブラケット33に連動ブレーキケーブル17を支持するとともに、リターンスプリング32の一端に設けたフック32bをブラケット33に支持し、他端のフック32aを作動アーム28の上端28aへ支持させた。
【選択図】図6

Description

この発明は、自動二輪車用の連動ブレーキ装置(CBS、インテグラルブレーキとも称される)に係り、特に、ブレーキペダルの操作により、前輪ブレーキと後輪ブレーキを連動操作できるペダル連動ブレーキ装置に関する。
なお、本願において用いる方向は、車両を基準とする(各図中には前方をFrontとして矢示する)。
ブレーキペダルを操作すると、後輪ブレーキに制動力を与えるとともに、イコライザで分配された操作力によって前輪ブレーキにも合わせて制動力を与えるペダル連動ブレーキ装置が知られており、例えば特許文献1がある。
特開平9−58434号公報
特許文献1には、ブレーキペダルを作動させると、イコライザを介して前輪ブレーキ及び後輪ブレーキに制動力を与えることが開示されている。しかしこのようなペダル連動ブレーキを採用すると、ブレーキペダルから前輪ブレーキに向けて延びる連動ブレーキケーブルなど種々の部品が増え、しかもこれらの増加部品を支持するために各種ブラケットが増える傾向にある。
そこで、本発明は、ペダル連動ブレーキを採用しても支持ブラケットの数が増えることを抑制することができる自動二輪車用ペダル連動ブレーキ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本請求項1に記載した発明は、
スイングアーム(24)を揺動可能に支持するメインフレーム(6)と、
メインフレーム(6)の後部から後方に延びるリアフレーム(1R)と、
車体又はパワーユニット(4)へ、ペダルピボット軸(21)を介して揺動可能に支持されるブレーキペダル(20)と、
前記ブレーキペダル(20)と一体的に形成されるとともに前記ペダルピボット軸(21)から上方に延びる作動アーム(28)と、
前記作動アーム(28)に回動可能に支持されるイコライザ(30)と、
前記ブレーキペダル(20)を初期位置側に付勢するリターンスプリング(32)と、
前記イコライザ(30)の一端(30a)に支持され前輪ブレーキを作動させる連動ブレーキケーブル(17)と、
前記イコライザ(30)の他端(30b)に支持され後輪ブレーキを作動させる後輪ブレーキ作動部材(27)と、
を備える自動二輪車用ペダル連動ブレーキ装置において、
前記リアフレーム(1R)に前記ブラケット(33)を設け、
このブラケット(33)に前記連動ブレーキケーブル(17)を支持するとともに、
前記リターンスプリング(32)の一端(32b)を前記ブラケット(33)に支持し、他端(32a)を前記作動アーム(28)に支持したことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は上記請求項1において、前記ブラケット(33)は、前記リアフレーム(1R)の内側に配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は上記請求項1又は2において、前記リアフレーム(1R)に沿って前記連動ブレーキケーブル(17)と前記リターンスプリング(32)が配置されていることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は上記請求項1〜3のいずれか1項において、前記作動アーム(28)が前記イコライザ(30)の一端(30a)近傍まで延び、側面視前記イコライザ(30)の一端(30a)近傍で前記リターンスプリング(32)の他端(32a)が前記作動アーム(28)に支持されていることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は上記請求項1〜4のいずれか1項において、前記イコライザ(30)の一端(30a)側の前記連動ブレーキケーブル(17)に対する引っ張り作動を前記作動アーム(28)の作動に対して遅延させるディレイスプリング(34)を設け、
前記ディレイスプリング(34)の一端(34b)を前記ブラケット(33)に支持し、他端(34a)を前記イコライザ(30)の一端(30a)に支持したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、リアフレームに設けたブラケットに、連動ブレーキケーブルを支持するとともに、このブラケットに、他端を作動アームに支持させたリターンスプリングの一端を支持したので、共通のブラケットで連動ブレーキケーブルとリターンスプリングを支持することができる、このため、ペダル連動ブレーキ機構を採用しても、ブラケットの使用個数を低減させることができる。
請求項2の発明によれば、ブラケットがリアフレームの内側に配置されて支持されるので、
リターンスプリング及びブラケット等を、外観上見えにくくなるように隠すことができる。このため、外観性が向上する。
請求項3の発明によれば、リアフレームに沿って連動ブレーキケーブルとリターンスプリングを設けたので、連動ブレーキケーブルとリターンスプリングを、外観上見えにくくなるように隠すことができる。このため、外観性が向上する。
請求項4の発明によれば、作動アームがイコライザの一端部近傍まで延び、側面視イコライザの一端部近傍でリターンスプリングの他端を作動アームに支持させたので、連動ブレーキケーブルとイコライザ及びリターンスプリングと作動アームの支持点が近傍になり、そのうえ、共通のブラケットに対する連動ブレーキケーブルとリターンスプリングの支持点も同じブラケット上で近傍になるため、これら連動ブレーキケーブルとリターンスプリングを支持する際における集中的な作業が可能になり、作業効率が向上する。
請求項5の発明によれば、ディレイスプリングの一端を、連動ブレーキケーブルとリターンスプリングが支持されているブラケットに支持し、他端をイコライザの一端に支持したので、連動ブレーキケーブルとリターンスプリング及びディレイスプリングを、共通のブラケットで支持することができる、このため、ペダル連動ブレーキ機構を採用しても、ブラケットの使用個数を低減させることができる。しかも、ディレイスプリングを外観されにくくして、外観性を向上させることができる。
また、ディレイスプリングとリターンスプリングが同じブラケットに支持されるので、2つのスプリングが互いに近くに設けられることになる。このため、誤組等した場合には互いのバネが干渉しやすくなるので、誤組の防止が図りやすい。
本実施形態に係る自動二輪車の要部右側面図 図1におけるブレーキペダル近傍部を拡大して示す図 車体前部の一部を示す正面図 ペダル連動ブレーキ機構を示す図 ブレーキペダルの作動を示す図 図2の一部について車両左側から示す図 イコライザ及びその周囲部分の平面図 イコライザ及びその周囲部分を前方かつ右上方から示す斜視図 前輪ブレーキの左側面図 前輪ブレーキ内部の構造を示す図
図1〜3において、自動二輪車は、車体フレーム1の前後に前輪2及び後輪3を支持し、前輪2と後輪3の間にパワーユニット4を配置し、車体フレーム1にて支持している。車体フレーム1は前端部に設けられたヘッドパイプ5と、ヘッドパイプ5からパワーユニット4の上を通って斜め下がりに後方へ延びるメインフレーム6と、ヘッドパイプ5からパワーユニット4の前方へ斜め下がり後方へ延びるダウンフレーム7と、メインフレーム6の後部から後方に延びるリアフレーム1Rとを備え、リアフレーム1Rは、メインフレーム6の長さ方向中間部に設けられている屈曲部を略水平につなぐ後方へ延びるシートフレーム8と、シートフレーム8の後端部とメインフレーム6の下端部をなすピボット部22とを斜めにつなぐサブフレーム9とを備える。
フロントフォーク10はトップブリッジ11とボトムブリッジ12に支持され、ヘッドパイプ5に回動可能に支持されるステアリング軸はハンドル13にて回動される。
前輪2はフロントフォーク10の下端部へ車軸14により支持されるとともに、同軸で前輪ブレーキ15が設けられ、ブレーキケーブル16及び連動ブレーキケーブル17で操作される。ブレーキケーブル16の一端は前輪ブレーキ15へ連結され、他端はハンドル13に設けられたブレーキレバー18へ連結されている。ブレーキレバー18を握るとブレーキケーブル16を介して前輪ブレーキ15が作動される。
前輪ブレーキ15は、ブレーキケーブル16と別の連動ブレーキケーブル17にても操作される。連動ブレーキケーブル17は後端がブレーキペダル20の作動アーム28(詳細後述)に支持されるイコライザ30の上端部30a(同)へ連結されている。ブレーキペダル20はメインフレーム6の下端部に設けられたピボット部22に対してペダルピボット軸21にて回動自在に支持されている。ブレーキペダル20のピボット軸21は、パワーユニットに設けられてもよいし、ステップブラケット39に設けてもよい。ステップブラケット39の後端部にはピリオンステップ39aが設けられている(図1、2)。
メインフレーム6の下端部でペダルピボット軸21の近傍となる部分にはピボット部22が設けられている。
ピボット部22は、後方へ湾曲しながら下方へ延びる左右一対のピボット部フレーム22aと、メインフレーム6の下部に溶接された車幅方向へ延びる上クロスパイプ22bと、この下方へ平行に配置された下クロスパイプ22cと、ピボットプレート22dを備え、左右一対のピボット部フレーム22aは、上クロスパイプ22bと、下クロスパイプ22cとを上下に連結している。また、ピボット部フレーム22aにはサブフレーム9の前端部(下端部)が溶接されている。
ピボットプレート22dは左右のピボット部フレーム22aに溶接されて左右一対をなし、この左右のピボットプレート22d間に支持されたピボット軸23を介してスイングアーム24が揺動自在に支持されている。
スイングアーム24の後端部には後輪3及び後輪ブレーキ25が車軸26により同軸で支持されている。
後輪ブレーキ25はブレーキロッド27で操作される。後輪ブレーキ作動部材としてのブレーキロッド27の一端は後輪ブレーキ25へ連結され、他端(前端)はブレーキペダル20に支持されるイコライザ(後述)へ連結される。
前輪ブレーキ15及び後輪ブレーキ25はいずれもドラム式ブレーキ(機械式ブレーキ)である。前輪ブレーキ15はブレーキレバー18により単独で作動するとともに、ブレーキペダル20により後輪ブレーキ25と連動して作動されるペダル連動ブレーキ機構を備えている。
次に、図4及び5を中心にしてペダル連動ブレーキ機構の概要を説明する。
ブレーキペダル20はペダルピボット軸21が挿通されるペダルピボットパイプ21aと、これと一体的に設けられて上方へ延出する作動アーム28を有する。この作動アーム28には、イコライザ30長手方向中間部がイコライザピボット軸31により回動自在に連結されている。イコライザ30は上下方向へ長い板状の金属製であり、上端部30a(本願発明の一端に相当する)と下端部30b(本願発明の他端に相当する)を備える。下端部30bにブレーキロッド27の前端が連結される。ブレーキロッド27の後端は後輪ブレーキ25のブレーキアーム29に連結されている。
イコライザ30の上端部30aには、連動ブレーキケーブル17の後端が連結されている。連動ブレーキケーブル17の前端は、前輪ブレーキ15のブレーキアーム50へ連結されている(図9参照)。ブレーキアーム50には、連動ブレーキケーブル17と別にブレーキケーブル16の下端も連結されている。
連動ブレーキケーブル17は、フロントフォーク10に沿って上方へ延びる前部17c、ヘッドパイプ5で後方へ曲がる前側湾曲部17d、この前側湾曲部17dからメインフレーム6に沿って後方へ延びる傾斜部17e、さらにシートフレーム8に沿って略水平に後方へ延びる水平部17f、シートフレーム8とサブフレーム9の結合部近傍にて下方へ向かって小さな曲率で略90°湾曲する後側湾曲部17g、この後側湾曲部17gより下方で再び前方へ湾曲してからサブフレーム9に沿って斜め下がり前方に延びてイコライザ30の上端部へ接続する部分とを備える。
なお、後側湾曲部17gの下方部分は一部が湾曲パイプ19内に挿通されている。
湾曲パイプ19は、金属等からなる剛性のあるパイプであり、これを予め湾曲させておくことにより、連動ブレーキケーブル17を、サブフレーム9に沿う部分から上方へ曲がり、さらに後側湾曲部17gで前方へ曲がるようにしても、曲げの急な部分が湾曲パイプ19内を低摩擦で移動できる。このため、湾曲パイプ19を使用しない状態では大きな摩擦により作動できなくなるような小さい曲率で曲げることが可能になり、車体フレームに沿わせて配線できるようになった。
図3は、ボトムブリッジ12回りを示し、この図に示すように、連動ブレーキケーブル17の傾斜部17eはメインフレーム6に沿って前方へ延び(図1)、前側湾曲部17dはヘッドパイプ5の側面右側から回り込んで左側へ向かい、ヘッドパイプ5の前面を横切り、前部17cはボトムブリッジ12の左側後部に形成されたコ字状のケーブルガイド12a内を上から下へ通過している。このケーブルガイド12aにはブレーキケーブル16も通されている。
図4中の丸囲み部Aは、作動アーム28及びイコライザ30の各上部に取付けられるリターンスプリングとディレイスプリングを概略表示したものであり、作動アーム28及びイコライザ30の各上部近傍部分を図4の上方から示したものである。
作動アーム28の上端には、リターンスプリング32の他端32a(前端)が連結され、その一端32b(後端)はブラケット33へ連結されている。リターンスプリング32はブレーキペダル20を初期位置(ブレーキペダル20が踏み込まれないブレーキ非作動時における位置)へ戻すよう、初期位置側、すなわち図5において作動アーム28を反時計回り方向へ回動付勢するためのものである。
イコライザ30の上端部30aにも、ディレイスプリング34の他端34a(前端)が連結され、その一端34b(後端)はブラケット33へ連結されている。
ディレイスプリング34は、イコライザ30の上部側における連動ブレーキケーブル17に対する引っ張り作動の開始を、作動アーム28の作動より遅らせるためのものであって、ブレーキペダル20の踏み込み量が所定以上、すなわち、作動アーム28の回動量が所定以上まで、伸びないようにセット荷重が設定され、セット荷重を超えると伸び出して、イコライザ30を戻し方向へ回動するように付勢している。
次に、このペダル連動ブレーキ装置の操作を説明する。
図5の(A)は、前後輪ブレーキの非連動状態におけるブレーキペダル操作、(B)は前後輪ブレーキの連動状態におけるブレーキペダル操作を示す。
まず、(A)において、ブレーキペダル20を中立位置Nから所定の踏み込み量未満の後輪ブレーキ単独作動位置RBまで踏むと、作動アーム28がペダルピボット軸21を中心にリターンスプリング32に抗して時計回り方向(矢示a)へ回動する。
所定の踏み込み量未満の段階では、イコライザ30が作動アーム28と共に回動するが、ディレイスプリング34は伸びず、イコライザ30は作動アーム28に対して反時計回り(矢示b)に相対回動する。このため、ブレーキロッド27のみが前方へ(矢示c)引かれてブレーキアーム29を回動させ、後輪ブレーキ25のみを作動させる。
このとき、前輪ブレーキ15は、連動ブレーキケーブル17が引かれないため、作動しない。但し、イコライザ30は時計回り方向へ回動しないので、連動ブレーキケーブル17は引かれず、前輪ブレーキ15を作動させない。このとき、ブレーキレバー18を引けば、ブレーキケーブル16を介して前輪ブレーキ15を作動させることができる。
(B)に示すように、踏み込み量が所定を超えてブレーキペダル20が連動ブレーキ位置CBまで回動すると、作動アーム28がペダルピボット軸21を中心にリターンスプリング32に抗してより大きく時計回り方向へ回動する(矢示d)。すると、イコライザ30はディレイスプリング34の弾力に打ち勝って、ディレイスプリング34を伸ばすように作動アーム28と共に回動する(矢示e)。
このため、イコライザ30の上端に連結された連動ブレーキケーブル17が引かれ(矢示f)、前輪ブレーキ15を作動させる。また、ブレーキロッド27はより前方へ引かれ(矢示g)、ブレーキアーム29をより大きく回動させ、後輪ブレーキ25の制動力を大きくする。
したがって、前輪ブレーキ15及び後輪ブレーキ25をブレーキペダル20の踏み込みにより同時に作動させる連動ブレーキ状態になる。
以下、図5〜8を中心にして、ペダル連動ブレーキ機構の細部構造について説明する。
図5は車両右側面のうちイコライザ30回りを示す図、図6は図2の一部について車両左側から示す図、図7はイコライザ30回りの平面図、図8はイコライザ30並びにリターンスプリング32、ディレイスプリング34部分を前方かつ右上方から示す斜視図である。
これらの図において、ペダルピボットパイプ21aは車幅方向内側へ延び、メインフレーム6に設けられたステー37及び37aへ回動自在に支持されている(図7)。
作動アーム28はペダルピボットパイプ21aの車両内側となる端部から上方へ突出し、その上端28aは車両左側へ向かって折れ曲がったフランジ状をなし、ここに形成された係止穴38へリターンスプリング32の他端に形成されたフック部32aが係止されている。
イコライザ30は上下方向に長い板状をなし、上下方向中間部にイコライザピボット軸31が左右方向へ突出して設けられ、このイコライザピボット軸31により、作動アーム28の側部に重ねられて回動自在に取付けられ、作動アーム28と一体回動するとともに、作動アーム28に対して相対回動自在になっている。
イコライザ30の上端部30aには、左右方向へ突出する支持軸40が設けられ、この支持軸40の作動アーム28側(車両左側)へ突出する部分には環状溝41が形成され、ここに、ディレイスプリング34の他端に設けられたフック34aが係止される。
イコライザ30の下端部30bには、ブレーキロッド27の前端部が連結されている。
支持軸40の作動アーム28と反対側(車両右側)へ突出する部分は細径部42をなし、ここに、連動ブレーキケーブル17の一端に設けられた環状固定部43が外嵌されている。環状固定部43は細径部42の突出端42a側から外嵌されたワッシャ44と、細径部42へ取付けられるクリップ45により固定される。
細径部42は、環状固定部43を取付ける部分よりも長く突出し、その突出端42a近傍部はストッパ46へ当接可能になっている。
ストッパ46はサブフレーム9へ一端部を溶接されて片持ち式にイコライザ30側へ突出しており、細径部42がストッパ46へ当接すると、イコライザ30の戻し方向における回動が規制される(但し、反対側への回動は許容される)。
すなわち、ストッパ46は、図5における作動アーム28及びイコライザ30の中立状態(ブレーキペダル20が踏み込まれないブレーキ非作動時の状態)において、イコライザ30が反時計回り方向へ回動することを規制し、かつ作動アーム28も同方向への回動が
規制されている。
リターンスプリング32とディレイスプリング34とは、いずれもコイルスプリングであり、並列して配置されて、イコライザピボット軸31よりも斜め後ろ上方にてサブフレーム9へ取付けられているブラケット33との間に、後方斜め上がりに傾斜配置されている。なお、リターンスプリング32とディレイスプリング34は、コイルスプリング以外のバネを使用可能である。
リターンスプリング32は、踏み込まれたブレーキペダル20を中立位置へ戻すように作動アーム28を回動付勢している。
ディレイスプリング34は、連動ブレーキケーブル17を引いて連動ブレーキを作動させることを遅延させる目的で設けられ,所定のセット荷重までは、イコライザ30が連動ブレーキケーブル17を引く方向へ回動することを規制している。
すなわち、ブレーキペダル20の踏み込み量に応じて、イコライザ30によりディレイスプリング34を引く力が変化し、ブレーキペダル20が所定踏み込み量(イコライザ30の引く力が所定のセット荷重となるときにおけるブレーキペダル20の踏み込み量)未満のときは、イコライザ30が作動アーム28と一体に回動しようとするが、上端部側がディレイスプリング34に引っ張られて回動できず、作動アーム28に対して相対回動し、ブレーキロッド27のみが引かれ、連動ブレーキケーブル17は引かれず、後輪ブレーキのみが作動する非連動状態になる。
ブレーキペダル20が所定踏み込み量を超えると、ディレイスプリング34に抗してイコライザ30が回動できるようになり、連動ブレーキケーブル17を引いて前輪ブレーキを作動する連動状態になる。
ブラケット33は、一端がサブフレーム9へ溶接された板金製の本体部47と、線材を略W字状に屈曲させたからなり、係止部35の両端が本体部47へ溶接されている。係止部35に形成された谷状をなす2つの屈曲係止部35a,35bに、リターンスプリング32及びディレイスプリング34の各一端32b,34bが係止されている。
ディレイスプリング34及びリターンスプリング32は、共通する一つのブラケット33に対して、並んで取付けられている。
本体部47は一端がサブフレーム9へ片持ち状に支持され、サブフレーム9より車両内側へ突出する他端部に連動ブレーキケーブル17を挿通した湾曲パイプ19の一端を固定する固定部48が設けられている。連動ブレーキケーブル17はこの固定部48にてブラケット33の本体部47を通過し、湾曲パイプ19に代わって伸縮自在のブーツ49に覆われてイコライザ30まで延び、その先端が環状固定部43へ連結されている。
次に、前輪ブレーキについてより詳細に説明する。図9は、前輪ブレーキ15の側面図であり、この図に示すように、ブレーキアーム50は一端がカム軸51にて前輪ブレーキ15の側面へ回動自在に支持される。ブレーキアーム50の他端側は肥大部52が設けられ、ここに前後方向へ長い長穴53,54が上下2段に形成されている。
長穴53内には、連動ブレーキケーブル17の一端に取付けられたスライド駒55がスライド自在に嵌合している。長穴54内には、ブレーキケーブル16の一端に取付けられたスライド駒56がスライド自在に嵌合している。
連動ブレーキケーブル17及びブレーキケーブル16は、前輪ブレーキ15の支持部57により位置決めされ、ブーツ58,59を介することにより、ブレーキアーム50を図9における反時計回り方向に回動させる方向(作動方向)へ引く。スライド駒55,スライド駒56は長穴53,長穴54の各後端に位置する。長穴53,長穴54のスライド駒55,スライド駒56より前方は、遊び量となっている。
なお、図中の符号16a及び17aは、ブレーキケーブル16及び連動ブレーキケーブル17の各インナーケーブルであり、16b及び17bは各アウターケーブルである。
図10は、前輪ブレーキ15内部の構造を示し、回動軸60を中心に向かい合わせにされた一対のシューアーム61,62がリターンスプリング63により、各先端側が接近する方向へ付勢されている。
各先端間には、カム64が設けられ、カム軸51により回動するようになっている。
カム軸51によりカム64が回動すると、リターンスプリング63に抗してシューアーム61と62を離隔方向へ回動軸60を中心に回動させ、シューアーム61,シューアーム62に設けられたブレーキシュー66,67を、前輪ブレーキ15の外郭をなすドラム15a内面へ摺接させて制動するようになっている。
拡大部に示すように、カム64には、回動方向と反対側部分に切り欠き65が設けられている。この切り欠き65により、シューアーム61,シューアーム62の戻しを大きくして、遊び量を大きくするようになっている。この遊び量確保のため、長穴53,長穴54におけるスライド駒55,スライド駒56より前方の遊び部が形成される。
次に、本実施形態の作用を説明する。
図6及び8に示すように、サブフレーム9(リアフレーム1Rの一部)に取付けられているブラケット33の固定部48に、連動ブレーキケーブル17を挿通した湾曲パイプ19の一端を固定して支持するとともに、このブラケット33の係止部35に、リターンスプリング32の両端に設けられるフックのうち一方側のフック32bを支持したので、共通のブラケット33で連動ブレーキケーブル17とリターンスプリング32を支持することができる、このため、ペダル連動ブレーキ機構を採用しても、ブラケットの使用個数を低減させることができる。
また、ブラケット33がリアフレーム1Rであるサブフレーム9の内側に配置されて溶接により支持されているので、ブラケット33及びこれに支持されるリターンスプリング32や連動ブレーキケーブル17等を、外観上見えにくくなるように隠すことができる。このため、外観性が向上する。
そのうえ、サブフレーム9の内側に沿って連動ブレーキケーブル17とリターンスプリング32を配置したので、サブフレーム9により連動ブレーキケーブル17とリターンスプリング32を、外観上見えにくくなるように隠すことができる。このため、外観性が向上する。
また、作動アーム28の上端28aがイコライザ30の上端部30a近傍まで延び、側面視(図6)でイコライザ30の上端部30a近傍でリターンスプリング32の他端であるフック32aを作動アーム28の上端28aに支持させたので、連動ブレーキケーブル17の環状固定部43に対するイコライザ30の支持点と、リターンスプリング32のフック32aに対する作動アーム28の支持点とが近傍になる。
そのうえ、共通のブラケット33に対する連動ブレーキケーブル17の湾曲パイプ19の端部に対する支持点(固定部48)とリターンスプリング32のフック32bに対する支持点(屈曲支持部35a)も互いに同じブラケット33上で近傍になるため、これら連動ブレーキケーブル17とリターンスプリング32を支持する際における作業効率が向上する。
さらに、リターンスプリング32とディレイスプリング34を並列配置し、ディレイスプリング34の一端であるフック34bを、ブラケット33の屈曲支持部35bに支持させ、他端であるフック34aをイコライザ30の上端部30aに設けられた支持軸40の環状溝41に支持させたので、連動ブレーキケーブル17とリターンスプリング32及びディレイスプリング34を、共通のブラケット33で支持することができる。このため、ペダル連動ブレーキ機構を採用しても、ブラケットの使用個数を低減させることができる。
しかも、ブラケット33の屈曲支持部35aと35bは並設されて近傍に位置し、フック34aを支持する環状溝41と、環状固定部43を支持する細径部42も、支持軸40の同軸上に近接配置され、かつ支持軸40の近傍に作動アーム28の上端28aが位置するから、連動ブレーキケーブル17とリターンスプリング32及びディレイスプリング34は、サブフレーム9の内側へ、車幅方向に並設された状態に配置され、それぞれがサブフレーム9に沿って配置されることになり、外観されにくくなって外観性を向上させることができる。そのうえ、連動ブレーキケーブル17とリターンスプリング32及びディレイスプリング34の支持する際における作業効率が向上する。
そのうえ、ディレイスプリング34とリターンスプリング32が同じブラケット33に支持されるので、2つのスプリングが互いに近くに設けられることになる。このため、誤組等した場合には互いのバネが干渉しやすくなるので、誤組の防止が図りやすい。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の原理内において種々に変形や応用が可能である。
例えば、ブレーキペダル20はピボット部22ではなく、車体フレームの他の部分又はパワーユニット4へ支持させてもよい。
また、ブラケット33を支持する部材は、サブフレーム9に限らず、リアフレーム1Rのいずれか部分であってもよい。
さらに、図10のカム構造は、ドラム式の後輪ブレーキにも適用できる。
15:前輪ブレーキ、17:連動ブレーキケーブル、20:ブレーキペダル、21:ペダルピボット軸、25:後輪ブレーキ、28:作動アーム、30:イコライザ、32:リターンスプリング、33:ブラケット、34:ディレイスプリング

Claims (5)

  1. スイングアーム(24)を揺動可能に支持するメインフレーム(6)と、
    前記メインフレーム(6)の後部から後方に延びるリアフレーム(1R)と、
    車体又はパワーユニット(4)へ、ペダルピボット軸(21)を介して回動可能に支持されるブレーキペダル(20)と、
    前記ブレーキペダル(20)と一体的に形成されるとともに前記ペダルピボット軸(21)から上方に延びる作動アーム(28)と、
    前記作動アーム(28)に回動可能に支持されるイコライザ(30)と、
    前記ブレーキペダル(20)を初期位置側に付勢するリターンスプリング(32)と、
    前記イコライザ(30)の一端(30a)に支持され前輪ブレーキを作動させる連動ブレーキケーブル(17)と、
    前記イコライザ(30)の他端(30b)に支持され後輪ブレーキを作動させる後輪ブレーキ作動部材(27)と、
    を備える自動二輪車用ペダル連動ブレーキ装置において、
    前記リアフレーム(1R)にブラケット(33)を設け、
    このブラケット(33)に前記連動ブレーキケーブル(17)を支持するとともに、
    リターンスプリング(32)の一端(32b)を前記ブラケット(33)に支持し、他端(32a)を前記作動アーム(28)に支持したことを特徴とする自動二輪車用ペダル連動ブレーキ装置。
  2. 前記ブラケット(33)は、前記リアフレーム(1R)の内側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載した自動二輪車用ペダル連動ブレーキ装置。
  3. 前記リアフレーム(1R)に沿って前記連動ブレーキケーブル(17)と前記リターンスプリング(32)が配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載した自動二輪車用ペダル連動ブレーキ装置。
  4. 前記作動アーム(28)がイコライザ(30)の一端(30a)近傍まで延び、側面視イコライザの一端(30a)近傍で前記リターンスプリング(32)の他端(32a)が前記作動アーム(28)に支持されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載した自動二輪車用ペダル連動ブレーキ装置。
  5. 前記イコライザ(30)の一端(30a)側の前記連動ブレーキケーブル(17)に対する引っ張り作動を前記作動アーム(28)の作動に対して遅延させるディレイスプリング(34)を設け、
    前記ディレイスプリング(34)の一端(34b)を前記ブラケット(33)に支持し、他端(34a)を前記イコライザ(30)の一端(30a)に支持したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載した自動二輪車用ペダル連動ブレーキ装置。
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