JP5795989B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。
ハンドルに取付けられたブレーキレバーからキャリパ等の制動装置まで延びるブレーキホースが、種々の位置でクランプ又はガイドされた自動二輪車が特許文献1に開示されている。この特許文献1記載の自動二輪車では、ブレーキホースをフロントフォークの伸縮部分と非伸縮部分とにそれぞれ支持し、ブレーキホースを車幅方向に湾曲させる配索構造を採用している。
特開平4−254279号公報
しかし、上記特許文献1のブレーキホースの配索構造を、ブレーキホースの車幅方向外側に他部材が配置される車両に適用する場合は、車幅方向外側にブレーキホースが膨らむと、上記他部材とブレーキホースとが接触する可能性があり、当該他部材の形状、配置位置等が制約される課題がある。
具体的には、上記他部材がフロントフェンダやフロントカウル(フロントカバー)である場合には、これらの車体カバーを車幅方向外側に大きく膨らんだ形状にする必要が生じる場合等があり、カバー類が大型化して車両全体が大型化するとともに、デザインに大きな制約が生じる場合がある。
そこで、本発明は、ブレーキホースが車幅方向外側に膨らむのを抑制した鞍乗型車両を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、ハンドル(12)に取付けられた前輪ブレーキレバー(12R)と、前輪(6)に制動力を与える前輪ブレーキ装置(26)と、前記前輪ブレーキレバー(12R)の操作力を前記前輪ブレーキ装置(26)に伝達する前伝達部材(28)と、前記ハンドル(12)の回転に合わせてヘッドパイプ(11)に回転可能に軸支されたステアリング軸(9)と、前記ステアリング軸(9)の下端に、上下方向に伸縮可能な一対のフロントフォーク(7)を車幅方向に並んだ状態で支持するボトムブリッジ(8)と、を備える鞍乗型車両であって、前記前伝達部材(28)を、車幅方向に延びるように、前記ボトムブリッジ(8)に支持する第1支持部材(36)と、前記前伝達部材(28)を、上下方向に延びるように、一対の前記フロントフォーク(7)のうちの一方に支持する第2支持部材(37)と、を備え、前記前伝達部材(28)が、前記第1支持部材(36)と前記第2支持部材(37)との間で湾曲するように配索されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の鞍乗型車両において、少なくとも前記ヘッドパイプ(11)を車幅方向外側から覆う車体カバー(17,20)を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の鞍乗型車両において、前記前輪ブレーキ装置(26)は、前記フロントフォーク(7)の後方に配置され、前記第1支持部材(36)は、前記ボトムブリッジ(8)の後方に配置されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の鞍乗型車両において、連動ブレーキレバー(12L)と、前記ヘッドパイプ(11)に支持され、前記連動ブレーキレバー(12L)の操作力を、前記前輪ブレーキ装置(26)、及び後輪(5)に制動力を付与する後輪ブレーキ装置それぞれに分配する連動装置(30)と、前記連動装置(30)から前記前輪ブレーキ装置(26)に操作力を伝達する連動伝達部材(32)と、をさらに備え、前記前伝達部材(28)及び前記連動伝達部材(32)は、前記第1支持部材(36)及び前記第2支持部材(37)によって、並んで支持されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の鞍乗型車両において、前記前伝達部材(28)及び前記連動伝達部材(32)は、第3支持部材(38)によって前記ボトムブリッジ(8)に、車幅方向への移動を規制された状態で支持されることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の鞍乗型車両において、正面視で、前記連動装置(30)及び前記第3支持部材(38)は、前記ヘッドパイプ(11)を挟んで対向する位置に配置されることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の鞍乗型車両において、前記ボトムブリッジ(8)は、車幅方向の中心線(CL1)に沿って後方に凸となる略三角形状であり、前記第1支持部材(36)及び前記第3支持部材(38)は、前記ボトムブリッジ(8)に固定され、前記第1支持部材(36)、前記第3支持部材(38)、並びに、これら第1支持部材(36)及び第3支持部材(38)を固定する前記ボトムブリッジ(8)の取付孔(8A,8B)はそれぞれ、車幅方向の中心線(CL1)よりも車幅方向外側に配置されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前伝達部材において第1支持部材と第2支持部材との間に位置する部位の一部が、フロントフォークの伸縮動に応じて上下方向に動くので、当該部位が車幅方向に膨らむのを抑制できる。これにより、前伝達部材の車幅方向外側に配置される部材の形状等が制約されるのを抑制できる。
請求項2に記載の発明によれば、前伝達部材において第1支持部材と第2支持部材との間に位置する部位が車幅方向に膨らむのを抑制できるので、当該部位に近接する車体カバーの大型化とデザインの制約を抑制できる。
請求項3に記載の発明によれば、ボトムブリッジの後方はデットスペースになることが多く、この部分に前伝達部材を配索してスペースを有効に利用し、また前輪ブレーキ装置と第1支持部材との間の距離を極力小さくして、前伝達部材の屈曲を極力小さくできる。さらに、フロントフォーク及びボトムブリッジによって飛石等から前伝達部材を保護できる。
請求項4に記載の発明によれば、連動装置の連動伝達部材が、前伝達部材と合わせて配索されるので、部品点数を抑えることができる。
請求項5に記載の発明によれば、転舵による前伝達部材及び連動伝達部材の引張が、前伝達部材における第3支持部材と前輪ブレーキレバーとの間の部位、及び連動伝達部材における第3支持部材と連動装置との間の部位で行われるようになり、転舵による、両部材における第1支持部材と第2支持部材との間の部位への影響を与え難いようにすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、連動伝達部材の第3支持部材と連動装置との間における距離を確保して、転舵時の連動伝達部材に対する引張への影響を十分に抑制できる。
請求項7に記載の発明によれば、第1支持部材及び第3支持部材が後方に大きく出っ張ることを抑制できる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車の正面図である。 車体カバーを取り外した状態の上記自動二輪車の車両前部の左側面図である。 車体カバーを取り外した状態の上記自動二輪車の車両前部の右側面図である。 車体カバーを取り外した状態の上記自動二輪車の車両前部の正面図である。 図3のA−A線に沿って見た車両前部の矢視図である。 図3のB−B線に沿って見た車両前部の矢視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下で用いる図面において、矢印FRは車両の前方を示し、矢印UPは車両の上方を示し、矢印LHは車両の左方を示している。
図1に本実施形態に係るスクータ型の自動二輪車1が示され、この自動二輪車1はエンジン及び動力伝達機構を含むスイングユニット4を備えている。スイングユニット4の後部に後輪5が回転可能に支持され、スイングユニット4の前方に前輪6が配置されている。前輪6は左右一対のフロントフォーク7の下部に回転可能に支持されている。
左右のフロントフォーク7の上部にはボトムブリッジ8が架設され、ボトムブリッジ8の車幅方向中央にステアリング軸9が立設されている。図2に示されるように、ステアリング軸9は、車幅方向の中心線CL1上でボトムブリッジ8に結合している。図1に戻り、ステアリング軸9は、車体フレーム10の前端に設けられたヘッドパイプ11に回転可能に支持されており、これにより、上記フロントフォーク7がヘッドパイプ11に操向可能に支持されている。また、ステアリング軸9の上部には操向ハンドル12が設けられている。なお、図中L1はステアリング軸9の軸線を示している。
車体フレーム10は、ヘッドパイプ11と、ヘッドパイプ11から後下方に向けて延び、その後湾曲して後方に向けて延びるメインフレーム13と、メインフレーム13の後端から後上方に向けて延びる左右一対のリヤフレーム14と、を備えている。メインフレーム13の水平方向に延びる部位の上方には、運転者が足を載せるステップフロア15が、略水平状態で延びるように配置され、リヤフレーム14の上方には、シート16が配置されている。
また、スイングユニット4のエンジンの回転動力は、動力伝達機構を介して後輪5に伝達され、本実施形態では動力伝達機構はベルト式の無段変速機構を含んで構成されている。スイングユニット4は、リンク部材14Aによってリヤフレーム14の前端に支持されて、上下方向に揺動可能になっている。
図1及び図2に示されるように、前輪6の上方には、フロントフェンダ17が設けられ、フロントフェンダ17は、左右のフロントフォーク7の上部、ボトムブリッジ8、及びヘッドパイプ11の下部を、少なくとも車幅方向外側(側方)から覆っている。このフロントフェンダ17はボトムブリッジ8に固定され、ボトムブリッジ8とともに軸線L1を軸中心に回転する。また、フロントフェンダ17の上方には、シート16に着座して、足をステップフロア15に載せた運転者の足を前方から覆うレッグシールド18が設けられている。
レッグシールド18は、ステップフロア15の前端から上方に延びてヘッドパイプ11の周囲を覆とともに、ヘッドパイプ11の上方に至り、その上端が上方に向けて開放している。ここで、ステアリング軸9は、ヘッドパイプ11から上方に突出し、この突出した部位で操向ハンドル12を固定している。そして、図2に示されるように、操向ハンドル12は、ステアリング軸9との固定位置から上方に向かうに従い車幅方向外側の左右双方に延び、レッグシールド18から外側に露出している。ここで、レッグシールド18から外側に露出した操向ハンドル12の右端部には、前輪ブレーキレバー12Rが揺動可能に支持され、操向ハンドル12の左端部には、連動ブレーキレバー12Lが揺動可能に支持されている。
レッグシールド18は、前方に位置して該レッグシールド18の前面部を形成するフロントカバー20と、フロントカバー20の後方に位置して該レッグシールド18の後面部を形成するインナーカバー21と、を有している。フロントカバー20は、側面視で角部を前方に向けたL字状に形成され、その上下方向略中央から上端に至る上部でヘッドパイプ11を前方から覆っている。
また、フロントカバー20の上下方向略中央から下端に至る下部は、ボトムブリッジ8、及びヘッドパイプ11の下部等を車幅方向外側から覆っている。また、図2に示されるように、フロントカバー20の上記下部の正面側は、前輪6及びフロントフェンダ17との干渉を避けるために切り欠かれている。
一方、インナーカバー21は、横断面で後方に凸の弧状に形成されて上下方向に延び、フロントカバー20と協働して、ヘッドパイプ11の周囲、及びメインフレーム13を車幅方向外側等から覆っている。また、レッグシールド18の上方には、ハンドルカバー22が設けられ、このハンドルカバー22は、操向ハンドル12の車幅方向中央を覆っている。
図3、図4及び図5には、フロントフェンダ17及びレッグシールド18が取り外された状態の車両前部が示されている。ここで、これら図に示されるように、左右のフロントフォーク7はそれぞれ、ボトムブリッジ8に上端を固定するインナーチューブ23と、インナーチューブ23を内側に嵌入させてインナーチューブ23に対して伸縮可能とされるアウターチューブ24と、を備えている。
インナーチューブ23とアウターチューブ24との間には、図示省略するスプリングが設けられ、このスプリングによってアウターチューブ24は伸長する方向に付勢されている。また、インナーチューブ23とアウターチューブ24との間には、アウターチューブ24の伸縮動を減衰させるオイル等が封入されている。
アウターチューブ24の下端に前輪6が支持されており、前輪6には、前輪6の左方において前輪6と同軸に配置されて、前輪6と一体に回転するブレーキディスク25が設けられている。前輪6は、ブレーキディスク25がアウターチューブ24の後方に配置された前輪ブレーキ装置であるブレーキキャリパ26に挟み込まれることで制動される。図3に示されるように、ブレーキキャリパ26は、左のアウターチューブ24の下部後面にブラケット27を介して支持され、図5に示されるように、正面視で左のフロントフォーク7に重なる位置にある。
ブレーキキャリパ26は、前輪ブレーキレバー12Rの操作に応じてブレーキディスク25を挟み込み、前輪ブレーキレバー12Rとブレーキキャリパ26は、前輪ブレーキホース28によって接続されている。本実施形態では、操向ハンドル12において前輪ブレーキレバー12Rに隣接してマスタシリンダ12Mが設けられ、前輪ブレーキレバー12Rの操作によってマスタシリンダ12M内でピストンが作動して油圧が生じ、この生じた油圧が、前輪ブレーキホース28を介してブレーキキャリパ26に作用することで、ブレーキキャリパ26が作動する。
また、本実施形態では、連動ブレーキレバー12Lの操作力を分配して、ブレーキディスク25に制動力を付与するとともに、後輪5に対しても制動力を付与する連動装置30が設けられている。連動装置30は、図3、図5に示されるように、ヘッドパイプ11の左方に配置され、このヘッドパイプ11の側部に支持されている。この連動装置30は、連動ブレーキレバー12Lと上側連動ブレーキホース31によって接続されるとともに、ブレーキキャリパ26と下側連動ブレーキホース32によって接続され、さらに、後輪5と後側連動ブレーキホース33によって接続されている。
なお、ヘッドパイプ11の前部には、バッテリ40を収容したバッテリボックス41が支持されている。また、上記後側連動ブレーキホース33は、説明便宜上、途中で切断して示している。
連動装置30は、油圧によって前輪6に制動力を付与し、ワイヤの引張よって制動力を後輪5に付与するものであり、連動装置30内には、図示省略するマスタシリンダが設けられている。上側連動ブレーキホース31及び後側連動ブレーキホース33は、アウタホース内にワイヤを挿通させたもので構成され、下側連動ブレーキホース32は上記マスタシリンダで生じた油圧を伝達可能なホースで構成されている。
そして、連動装置30では、連動ブレーキレバー12Lの操作によって、上側連動ブレーキホース31の上記ワイヤが引っ張られることで、上記マスタシリンダに油圧が生じて、この生じた油圧が下側連動ブレーキホース32を介してブレーキキャリパ26に作用するとともに、上側連動ブレーキホース31の上記ワイヤの引張りが、後側連動ブレーキホース33に伝達され、後側連動ブレーキホース33のワイヤによって後輪5のブレーキに制動力が付与される。
なお、連動装置30には、その内部のマスタシリンダのブレーキオイルを貯留するリザーバータンク34がリザーバホース35を介して接続されており、リザーバホース35は、連動装置30から右上方に延びて車幅方向の中心線CL1を跨ぎ、ヘッドパイプ11よりも上方の位置で車体適所に支持されている。
前輪ブレーキレバー12Rから下方に延びる前輪ブレーキホース28は、レッグシールド18の上端からレッグシールド18内に進入して下方に延び、ボトムブリッジ8の右側端部後方に至り、このボトムブリッジ8の右側端部後方の位置から左方に延びて、車幅方向の中心線CL1を跨いでボトムブリッジ8の左側端部後方に至り、このボトムブリッジ8の左側端部後方の位置から下方に湾曲して、ブレーキキャリパ26に接続するように配索されている。
また、連動ブレーキレバー12Rから下方に延びる上側連動ブレーキホース31は、レッグシールド18の上端からレッグシールド18内に進入して下方に延び、連動装置30に接続されるように配索されている。ここで、上側連動ブレーキホース31は、連動ブレーキレバー12Rと連動装置30との間で撓んだ状態で配索されている。
また、連動装置30から下方に延びる下側連動ブレーキホース32は、連動装置30の上部から右下方に延び、車幅方向の中心線CL1を跨いでボトムブリッジ8の右側端部後方に至り、このボトムブリッジ8の右側端部後方の位置から左方に延びて、再度車幅方向の中心線CL1を跨いでボトムブリッジ8の左側端部後方に至り、このボトムブリッジ8の左側端部後方の位置から下方に湾曲して、ブレーキキャリパ26に接続するように配索されている。
ここで、図6に示されるように、ボトムブリッジ8において車幅方向の中心線CL1からやや左方にオフセットした位置には、前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32を、車幅方向に延びるように支持するための第1支持部材36が設けられ、左のフロントフォーク7のアウターチューブ24の上部には、上記各ホースを、上下方向に延びるように、支持するための第2支持部材37が設けられている。また、ボトムブリッジ8の右側端部の後部には、前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32を、ボトムブリッジ8から車幅方向に移動させないように支持するための第3支持部材38が設けられている。
そして、これら各支持部材36〜38によって、前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32が支持されることで、前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32は、そのヘッドパイプ11の上部近傍の位置からブレーキキャリパ26に至るまでの間の部位が並んだ状態で保持されている。
図6、図7に示されるように、第1支持部材36は、車幅方向の中心線CL1に沿って後方に凸となる鈍角の略二等辺三角形状のボトムブリッジ8において車幅方向の中心線CL1からやや左方にオフセットした位置に形成された取付孔8Aに、ボルト46によってボルト締結されたステー部36Aと、ステー部36Aの先端に設けられ、前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32を挿通させる支持孔36B,36Cを有する支持部36Dと、を有している。
取付孔8Aは、ボトムブリッジ8の車体中心一方側である、車幅方向の中心線CL1からやや左方にオフセットした位置であって、ボトムブリッジ8の後端よりも前方に位置する当該ボトムブリッジ8における部位に、車幅方向外側後方に突出するように形成されたボス50に形成されており、この取付孔8Aは、ボス50の先端から車幅方向内側前方に向けて延びており、その内面に、上記ボルト46が締結される雌ねじ部を形成されている。ステー部36Aは、取付孔8Aからボトムブリッジ8の後端に向けた斜面に沿って後方に延びた後、下方に向けて屈曲するL字状に形成され、その下方に延びる部位の下端(先端)で支持部36Dを固定支持している。支持孔36B,36Cは、支持部36Dにおいて上下方向に並んで形成され、それぞれ車幅方向に沿って貫通しており、これにより、前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32が車幅方向に延びるように支持される。ここで、支持部36Dは、その右側端部が、車幅方向の中心線CL1よりもわずかに左方に位置し、またボトムブリッジ8の後部に近接するように配置されている。
また、図3、図6に示されるように、第2支持部材37は、アウターチューブ24から後方に突出した突出部24Aに、ボルト47によってボルト締結されたステー部37Aと、ステー部37Aの先端に設けられ、前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32を挿通させる支持孔37B,37Cを有する支持部37Dと、を有している。
ステー部37Aは,突出部24Aから車幅方向内側に延びた後、後方に延び、その後端で支持部37Dを固定支持している。支持孔37B,37Cは、支持部37Dにおいて前後方向に並んで形成され、それぞれ上下方向に沿って貫通しており、これにより、前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32が上下方向に延びるように支持される。なお、詳しくは、支持部37Dは、その支持孔37B,37Cの軸線がフロントフォーク7の延在方向に沿うように配置されている。
また、図5に示されるように、支持部37Dによって支持された前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32は、正面視でフロントフォーク7に重なっている。また、ここで言うまでも無く、第2支持部材37は、車幅方向の中心線CL1よりも左方に位置している。
一方で、図6、図7に示されるように、第3支持部材38は、ボトムブリッジ8において車幅方向の中心線CL1から右方にオフセットした位置に形成された取付孔8Bに、ボルト48によってボルト締結されたステー部38Aと、ステー部38Aの先端に設けられ、前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32を挿通させる支持孔38B,38Cを有する支持部38Dと、を有している。
取付孔8Bは、ボトムブリッジ8の車体中心他方側である、車幅方向の中心線CL1から右方にオフセットした位置であって、ボトムブリッジ8の後端よりも前方に位置する当該ボトムブリッジ8の部位に形成されており、当該部位の外面から、この取付孔8Bは、車幅方向内側前方に向けて延びており、その内面に、上記ボルト48が締結される雌ねじ部を形成されている。ステー部38Aは、取付孔8Aから上方に延びた後、右方に向けて屈曲するL字状に形成され、その右方に延びる部位の先端で支持部38Dを固定支持している。支持孔38B,38Cは、支持部38Dにおいて車幅方向に並んで形成され、それぞれ上下方向に沿って貫通しており、これにより、前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32が、ボトムブリッジ8から車幅方向に移動しないように支持される。
ここで、図2、図5に示されるように、前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32において支持部38Dよりも上方に位置する部位はそれぞれ、適宜車幅方向に凸となるように湾曲され、撓んだ状態とされており、これにより操向ハンドル12の転舵時に各ホースに負荷される引張応力が緩和されるようになっている。また、本実施形態では、図5に示されるように、正面視で、連動装置30及び第3支持部材38が、ヘッドパイプ11を挟んで対向する位置に配置されている。
また、図1、図2に参照されるように、本実施形態では、前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32において第3支持部材38から第2支持部材37までの間に位置する部位が概ね、フロントフェンダ17によって車幅方向外側及び後方から覆われ、前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32において第3支持部材38から上方に延びる部位は、フロントフェンダ17の外側に露出するようになっている。ここで、フロントフェンダ17は、ボトムブリッジ8に固定されるが、ボトムブリッジ8との間で隙間を空けた状態で固定される。そして、この隙間から前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32が、レッグシールド18の内側からフロントフェンダ17の内側に進入するようになっている。
以上に記載したように本実施形態の自動二輪車1は、操向ハンドル12に取付けられた前輪ブレーキレバー12Rと、前輪6に制動力を与える前輪ブレーキ装置であるブレーキキャリパ26と、前輪ブレーキレバー12Rの操作力をブレーキキャリパ26に伝達する前伝達部材である前輪ブレーキホース28と、操向ハンドル12の回転に合わせてヘッドパイプ11に回転可能に軸支されたステアリング軸9と、ステアリング軸9の下端に、上下方向に伸縮可能な一対のフロントフォーク7を車幅方向に並んだ状態で支持するボトムブリッジ8と、前輪ブレーキホース28を、車幅方向に延びるように、ボトムブリッジ8に支持する第1支持部材36と、前輪ブレーキホース28を、上下方向に延びるように、一対のフロントフォーク7のうちの一方に支持する第2支持部材37と、を備えており、前輪ブレーキホース28が、第1支持部材36と第2支持部材37との間で湾曲するように配索されている。
したがって、前輪ブレーキホース28において第1支持部材36と第2支持部材37との間に位置する部位の一部が、図6の二点鎖線に参照されるように、フロントフォーク7の伸縮動に応じて上下方向に動くので、当該部位が車幅方向に膨らむのを抑制できる。これにより、前輪ブレーキホース28の車幅方向外側に配置される部材の形状等が制約されるのを抑制できる。具体的に、本実施形態では、特に、フロントフェンダ17及びこれの外側に位置するレッグシールド18のフロントカバー20の大型化とデザインの制約を抑制できる。
また、本実施形態の自動二輪車1では、ブレーキキャリパ26が、フロントフォーク7の後方に配置され、第1支持部材36が、ボトムブリッジ8の後方に配置される。これによれば、ボトムブリッジ8の後方はデットスペースになることが多く、この部分に前輪ブレーキホース28を配索してスペースを有効に利用し、またブレーキキャリパ26と第1支持部材36との間の距離を極力小さくして、前輪ブレーキホース28の屈曲を極力小さくできる。さらに、フロントフォーク7及びボトムブリッジ8によって飛石等から前輪ブレーキホース28を保護できる。
また、本実施形態の自動二輪車1は、連動ブレーキレバー12Lと、ヘッドパイプ11に支持され、連動ブレーキレバー12Lの操作力を、ブレーキキャリパ26、及び後輪5に制動力を付与する後輪ブレーキ装置(図示略)それぞれに分配する連動装置30と、連動装置30からブレーキキャリパ26に操作力を伝達する連動伝達部材である下側連動ブレーキホース32と、をさらに備え、前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32が、第1支持部材36及び第2支持部材37によって、並んで支持されるが、これによれば、下側連動ブレーキホース32が、前輪ブレーキホース28と合わせて配索されるので、部品点数を抑えることができる。
また、本実施形態の自動二輪車1では、前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32が、第3支持部材38によってボトムブリッジ8に、車幅方向への移動を規制された状態で支持される。これによれば、転舵による前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32の引張が、前輪ブレーキホース28における第3支持部材38と前輪ブレーキレバー12Lとの間の部位、及び下側連動ブレーキホース32における第3支持部材38と連動装置30との間の部位で行われるようになり、転舵による、両部材における第1支持部材36と第2支持部材37との間の部位への影響を与え難いようにすることができる。
また、本実施形態の自動二輪車1では、正面視で、連動装置30及び第3支持部材38が、ヘッドパイプ11を挟んで対向する位置に配置されるので、下側連動ブレーキホース32の第3支持部材38と連動装置30との間における距離を確保して、転舵時の下側連動ブレーキホース32に対する引張への影響を十分に抑制できる。
また、本実施形態の自動二輪車1では、ボトムブリッジ8が、車幅方向の中心線CL1に沿って後方に凸となる略三角形状であり、第1支持部材36及び第3支持部材38がボトムブリッジ8に固定され、第1支持部材36、第3支持部材38、並びに、これら第1支持部材36及び第2支持部材37を固定するボトムブリッジ8の取付孔8A,8Bがそれぞれ、車幅方向の中心線CL1よりも車幅方向外側に配置されるので、第1支持部材36及び第3支持部材38が後方に大きく出っ張ることを抑制できる。
以上で本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、フロントフェンダ17の内側に、前輪ブレーキホース28及び下側連動ブレーキホース32が配索されるようにしたが、フロントフェンダ17の外側に配索されるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、スクータ型の自動二輪車1に本発明を適用した例を説明したが、本発明の鞍乗型車両は、スクータ型車両に限定されず、例えば、ヘッドパイプからメインフレームが後方に延び、運転者が比較的前傾で乗車するスポーツタイプの自動二輪車や、所謂アメリカンタイプの自動二輪車、また電動二輪車等、種々の車両を含むものである。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
5 後輪
6 前輪
8 ボトムブリッジ
9 ステアリング軸
11 ヘッドパイプ
12 操向ハンドル
12R 前輪ブレーキレバー
12L 連動ブレーキレバー
17 フロントフェンダ(車体カバー)
20 フロントカバー(車体カバー)
26 ブレーキキャリパ(前輪ブレーキ装置)
28 前輪ブレーキホース(前伝達部材)
30 連動装置
32 下側連動ブレーキホース(連動伝達部材)
36 第1支持部材
37 第2支持部材

Claims (7)

  1. ハンドル(12)に取付けられた前輪ブレーキレバー(12R)と、前輪(6)に制動力を与える前輪ブレーキ装置(26)と、前記前輪ブレーキレバー(12R)の操作力を前記前輪ブレーキ装置(26)に伝達する前伝達部材(28)と、前記ハンドル(12)の回転に合わせてヘッドパイプ(11)に回転可能に軸支されたステアリング軸(9)と、前記ステアリング軸(9)の下端に、上下方向に伸縮可能な一対のフロントフォーク(7)を車幅方向に並んだ状態で支持するボトムブリッジ(8)と、を備える鞍乗型車両であって、
    前記前伝達部材(28)を、車幅方向に延びるように、前記ボトムブリッジ(8)に支持する第1支持部材(36)と、
    前記前伝達部材(28)を、上下方向に延びるように、一対の前記フロントフォーク(7)のうちの一方に支持する第2支持部材(37)と、を備え、
    前記前伝達部材(28)が、前記第1支持部材(36)と前記第2支持部材(37)との間で湾曲するように配索されることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 少なくとも前記ヘッドパイプ(11)を車幅方向外側から覆う車体カバー(17,20)を備えることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記前輪ブレーキ装置(26)は、前記フロントフォーク(7)の後方に配置され、
    前記第1支持部材(36)は、前記ボトムブリッジ(8)の後方に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗型車両。
  4. 連動ブレーキレバー(12L)と、
    前記ヘッドパイプ(11)に支持され、前記連動ブレーキレバー(12L)の操作力を、前記前輪ブレーキ装置(26)、及び後輪(5)に制動力を付与する後輪ブレーキ装置それぞれに分配する連動装置(30)と、
    前記連動装置(30)から前記前輪ブレーキ装置(26)に操作力を伝達する連動伝達部材(32)と、をさらに備え、
    前記前伝達部材(28)及び前記連動伝達部材(32)は、前記第1支持部材(36)及び前記第2支持部材(37)によって、並んで支持されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記前伝達部材(28)及び前記連動伝達部材(32)は、第3支持部材(38)によって前記ボトムブリッジ(8)に、車幅方向への移動を規制された状態で支持されることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両。
  6. 正面視で、前記連動装置(30)及び前記第3支持部材(38)は、前記ヘッドパイプ(11)を挟んで対向する位置に配置されることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗型車両。
  7. 前記ボトムブリッジ(8)は、車幅方向の中心線(CL1)に沿って後方に凸となる略三角形状であり、
    前記第1支持部材(36)及び前記第3支持部材(38)は、前記ボトムブリッジ(8)に固定され、
    前記第1支持部材(36)、前記第3支持部材(38)、並びに、これら第1支持部材(36)及び第3支持部材(38)を固定する前記ボトムブリッジ(8)の取付孔(8A,8B)はそれぞれ、車幅方向の中心線(CL1)よりも車幅方向外側に配置されることを特徴とする請求項5又は6に記載の鞍乗型車両。
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