JP2014066419A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】
引き出し構造の収納容器の支持強度を向上して、収納容器を大型化しても引き出し動作がスムーズな冷蔵庫を提供すること目的とする。
【解決手段】
冷蔵庫本体1に形成された貯蔵室3と、貯蔵室3を開閉する扉2a,2bと、貯蔵室3内に配置された収納容器50と、収納容器50を載置するベース60と、ベース60の前部の手掛け部51と、貯蔵室3内面に設けられたレール70と、ベース60の後部に設けられてレール70上を移動する移動体67a(67)と、貯蔵室3内の下部前方に設けられてベース60を前後方向に移動可能に支持する第一の支持体71と、を備え、第一の支持体71、レール70、及び移動体67a(67)のそれぞれの摺動部の高さ位置と、手掛け部51の少なくとも一部の高さ位置とが、ベース60底面の高さ位置と近接又は同じくなるように構成する。
【選択図】図14

Description

本発明は、冷蔵庫に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2001−280830号公報(特許文献1)、特許第3378187号公報(特許文献2)がある。
特許文献1には、「前面開口の食品貯蔵室内に収納された食品貯蔵容器が前記前面開口を開閉する扉と共に前後方向へ引き出し可能に支持された従来の冷蔵室は、収納ケースを支持する枠体が、左右の支持体とこの支持体の後端部を連結する連結部材の結合によって構成されている」構成、及び「扉から食品貯蔵室内へ延びて食品貯蔵容器の下部を収納載置する上面開口の容器状支持体を設け、容器状支持体は合成樹脂又は金属の成形にてその側壁及び底壁を一体に形成した」構成が開示されている(要約、図2)。
特許文献2には、「冷蔵庫本体に設けられ、食品等を収納するケースを載置したフレームが取り付けられた引出し扉と、前記フレームの後部に設けられた移動ローラーと、前記本体の内箱の側壁に設けられ、前記移動ローラーが収納されて摺動し、断熱材の発泡圧力に耐えるように側壁面が外側に湾曲したレール部と、前記本体の下側中仕切壁に設けられ、前記フレームが摺動する本体側固定ローラーと、を備えた」構成が開示されている(請求項1)。
特開2001−280830号公報 特許第3378187号公報
特許文献1に記載の従来の構成、すなわち、扉に固定した支持体に収納ケースを支持する構成では、支持体の扉に対する取り付け位置(特に高さ方向)が重要となる。
一般的な冷蔵庫では、引出し式の貯蔵室(冷凍室や野菜室)が冷蔵庫本体の下部に配置されているが、使用者が前屈みにならなくても扉を開閉し易いように、扉の上部に手掛け部が設けられている。
近年、野菜室や冷凍室の収納ケースは、約30〜50kgの食品が収納可能である。係る収納ケースを備えた冷蔵庫の場合、扉の手掛け部の位置と収納ケースを支持する枠体の位置との高さ方向の距離が長くなると、手掛け部に手を掛けて扉を引き出した場合、扉と支持体との接続部に大きな負荷が加わり、この接続部を起点に変形するおそれがある。
また、扉を引き出した時に支持体の手前側が下がることで、支持体の摺動性が悪くなり、スムーズに引き出し難くなるおそれがある。
また、特許文献1のように、金属によって容器状支持体を構成した場合、重量が増加して取り扱い性及び可搬性が低下する。また、コスト高となる。一方、容器状支持体を合成樹脂で構成した場合、収容物を含む収納ケースの重量が大きくなると、容器状支持体が撓み、変形するおそれがある。
次に、特許文献2では、冷凍室や野菜室に比べて収納量の少ない扉(一例として、製氷室扉のように収納量が10kg以下の扉)において、扉上部の手掛け部から離れた下方位置、すなわち、扉の内側下方にフレームの接続部を設けている。しかし、特許文献2では、扉側のみでフレーム及びケースを固定支持する片持ち構造であることから、大きな負荷が加わった時にケースを支持するフレームが撓み、フレームの摺動性が低下する。
また、フレームの撓み寸法分を考慮して、ケース底面と貯蔵室底面との間に隙間寸法を設ける構成としている。そのため、ケースの大型化には限界があった。
そこで本発明は、引き出し構造の収納容器の支持強度を向上して、収納容器を大型化しても引き出し動作がスムーズな冷蔵庫を提供すること目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、冷蔵庫本体に形成された貯蔵室と、該貯蔵室を開閉する扉と、前記貯蔵室内に配置された収納容器と、前記収納容器を載置するベースと、前記ベースの前部の手掛け部と、前記貯蔵室内面に設けられたレールと、前記ベースの後部に設けられて前記レール上を移動する移動体と、前記貯蔵室内の下部前方に設けられて前記ベースを前後方向に移動可能に支持する第一の支持体と、を備え、前記第一の支持体、前記レール、及び前記移動体のそれぞれの摺動部の高さ位置と、前記手掛け部の少なくとも一部の高さ位置とが、前記ベース底面の高さ位置と近接又は同じくなるようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、引き出し構造の収納容器の支持強度を向上して、収納容器を大型化しても引き出し動作がスムーズな冷蔵庫を提供することができる。
本発明の実施例1に係る冷蔵庫の前方斜視図である。 本発明の実施例1に係る冷蔵庫の冷蔵室扉を開いた状態の正面図である。 本発明の実施例1に係る冷蔵庫の縦断面図である。 本発明の実施例1に係る冷蔵庫の右側壁と背面壁を省略した後方斜視図である。 本発明の実施例1に係る冷蔵庫の野菜室周辺の縦断面図である。 本発明の実施例1に係る冷蔵庫の収納容器の正面図である。 図6Aの収納容器の右側面図である。 図6Aの収納容器の後方斜視図である。 本発明の実施例1に係る冷蔵庫のベースの前方斜視図である。 本発明の実施例1に係る冷蔵庫のベースに収納容器を載置した状態の部分断面図である。 図8と異なる実施形態を示す、ベースに収納容器を載置した状態の部分断面図である。 本発明の実施例1に係る冷蔵庫のレール周辺の正面部分断面図である。 本発明の実施例1に係る冷蔵庫の収納容器を引き出した状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る冷蔵庫の収納容器を収めた状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係り、(a)は冷蔵室扉をヒンジと反対の側部から見た斜視図であり、(b)は冷蔵室扉をヒンジ側の側部から見た斜視図である。 本発明の実施例1に係り、冷蔵室扉を90度開いた状態で野菜室の収納容器を引き出した状態の前方斜視図である。 本発明の実施例1に係り、冷蔵室扉を90度開いた状態で野菜室の収納容器を収めた状態の前方斜視図である。 本発明の実施例1に係り、(a)は収納容器を野菜室へ収納した状態、(b)は収納容器を引き出す過渡状態、(c)は収納容器を引き出した状態、をそれぞれ示す図である。 本発明の実施例2に係る第二の支持部の位置を説明する部分斜視図である。 図15の収納容器を除いた状態の部分斜視図である。 本発明の実施例2に係るベースの要部拡大斜視図である。 本発明の実施例2に係る第二の支持部を説明する部分縦断面図である。 本発明の実施例2に係る第一の支持部の取り付け構成を説明する図である。
(実施例1)
以下、図面を参照して、本発明の実施例1に係る冷蔵庫を具体的に説明する。なお、図面において同様な部位や矢印などは同一符号をもって示し、重複した説明を省略する。
<冷蔵庫1の全体構成>
まず、図1、図2、図3及び図4を参照して、冷蔵庫の全体構成について説明する。図1は、本発明の実施例1に係る冷蔵庫の前方斜視図である。図2は、本発明の実施例1に係る冷蔵庫の冷蔵室扉を開いた状態の正面図である。図3は、本発明の実施例1に係る冷蔵庫の縦断面図である。図4は、本発明の実施例1に係る冷蔵庫の右側壁と背面壁を省略した後方斜視図である。
冷蔵庫1は、その本体を構成する冷蔵庫本体1Hに、冷蔵室3と冷凍室6が上下に設けられている。冷蔵室3と冷凍室6の間は、仕切り壁5aによって区画されている。なお、仕切り壁5aは、内部に断熱材を備えており、断熱仕切壁として機能する。
冷蔵庫本体1Hの前方上部には、左右に併設されて、それぞれ一端がヒンジによって回動可能に軸支された回動扉2a,2bを備えており、いわゆるフレンチドアを構成している。図2に示す通り、この回動扉2a,2bは冷蔵室扉であり、冷蔵室扉2a,2bの開閉により、冷蔵室3内の貯蔵物を収納、取出しできる。また、冷蔵庫本体1Hの前方下部には、引出し扉2cが設けられている。この引出し扉2cは冷凍室扉であり、冷凍室扉2cの開閉により、冷凍室5内の貯蔵物の収納、取出しができる。
冷蔵室2には、冷蔵庫本体1Hの内側の左右の両側壁に設けた突出部に支持された、貯蔵物を載置する棚3aが上下方向に複数配設されている。また、冷蔵室3とチルド室4との仕切りも兼ねた収容棚3bが、棚3aよりも低い位置に配設されている。さらに、ドアポケット8が冷蔵室扉2a,2bの冷蔵室2に対向する面(冷蔵室扉2a,2bの背面側)に設けられている。
冷蔵室3内の一部にはチルド室4、野菜室5が設けられている。より具体的には、冷凍室6よりも上方で、仕切り壁5aの上方であって、冷蔵室扉2a,2bの後方空間を、チルド室4、野菜室4として形成している。冷蔵室3及び野菜室5は、一例として約3〜5℃の冷蔵温度帯の貯蔵室である。チルド室4は、一例として0℃程度の温度帯の貯蔵室である。
チルド室4にはチルド室容器4aが配置されており、野菜室5には野菜室容器である収納容器50が配置されている。冷蔵室扉2a,2bを開いた場合、チルド室容器4a及び野菜室容器50は、チルド室4及び野菜室5にそれぞれ収納された状態である。そして、チルド室容器4a及び野菜室容器50を引き出すことで、それぞれの容器内部に貯蔵物を収納、取出しできる。また、引き出した状態のチルド室容器4a及び野菜室容器50を所定位置に収納して、冷蔵室扉2a,2bを閉じる構成である。
本実施例の冷蔵庫1においては、冷蔵空間を構成する冷蔵室3、チルド室4、野菜室5が上から順に配置されており、野菜室容器50は棚3a,3b、チルド室容器4に比べて前方に張り出した形状を成している。このように、野菜室容器50が前方に張り出した空間を有することで、野菜室5の収納空間の大容量化を実現できる。なお、野菜室5に対向する高さ位置においては、野菜室容器50の張り出し部分と干渉しない様に、ドアポケット8は設けられていない。
このように、野菜室容器50が前方に張り出し部分を有することで、大きな外形の野菜等を大量に収容できる。また、冷蔵室扉2a,2b背面の冷蔵室3とチルド室4に対向する位置にドアポケット8を有することで、ペットボトルや紙パック等の飲料、ボトルやチューブ入り調味料等、冷蔵保存が必要な食品を効果的に収容でき、冷蔵室扉2a,2bのいずれかを開くだけでこれら食品の出し入れが容易である。
後述する冷却器12により冷却された冷気は、冷気送風ファン11(冷蔵室送風ファン11a、冷凍室送風ファン11b)を駆動することで、冷蔵室冷気送風ダクト18Rから冷蔵室3、チルド室4、野菜室5に冷気が流れて、冷凍室冷気送風ダクト18Fから冷凍室6に冷気が流れることになる。
冷蔵室3、チルド室4、野菜室5に送風された後の冷気は、冷却器12の配置された冷却器室10の後方に設けた冷蔵室冷気戻りダクト17Rを通り、冷却器室10に戻る。また、冷凍室6に送風された後の冷気は、冷凍室6の後部に設けた冷凍室冷気戻りダクト17Fを通り、冷却器室10に戻る。
次に、チルド室4内には、引き出すことにより取出し可能なチルド室容器4aが配置されている。チルド室容器4aの上部には棚3bが配設されているので、チルド室4内の冷気は棚3bによって遮られて、容器外へ漏れにくくなっている。また、図2に示す通り、チルド室4上部の冷蔵室3の庫内の背面に、切り換えレバー4bが設けられている。この切り換えレバー4bを左右に切り換えることにより、チルド室4内の図示しない冷気口の開閉を操作できる。冷気口を開くことにより、チルド室4内に冷気が導かれる。
従って、使用者がチルド室3の室内の温度を調節することができるので、使用者にとって適した温度管理ができる。なお、本実施例では操作する際の使いやすい高さ位置を考慮して、冷蔵室2の最下段の背面に切り換えレバー4bを設けているが、これに限るものではない。冷蔵庫本体1H内の他の箇所であってもよいし、冷蔵室扉2a,2bを閉じた状態で外部のコントロールパネルから操作できるようにしてもよい。また、情報受信手段を冷蔵庫1に備え、モバイル端末や遠隔操作手段から遠隔で切替入力操作できるようにしてもよい。
次に、冷凍室6は、一例として約−18℃の冷凍温度帯の貯蔵室である。冷凍室6内には、引出し式の上段冷凍室容器6aと、下段冷凍室容器6bが配置されている。下段冷凍室容器6bは、引出し式の冷凍室扉2cに連結した図示しない支持枠に懸架支持されており、冷凍室扉2cの引出動作と共に引き出される。上段冷凍室容器6aは、下段冷凍室容器6bと共に引き出される構成としてもよく、冷凍室扉2cの引き出し時には上段冷凍室容器6aが冷凍室6内に残る構成として、冷凍室扉2c開放後、上段冷凍室容器6aを単独で引き出す構成としてもよい。
冷却器室10は、冷凍室6の後方上部から野菜室5の後方部に突出して形成した空間である。冷却器室10内には、冷凍サイクルの一部を構成する冷却器10と、冷却器10上方の冷気送風ファン11(冷蔵室送風ファン11a、冷凍室送風ファン11b)と、冷却器10下方の除霜ヒータ15が配置されている。冷却器10は、冷凍室6の後方に配置されている。これは、冷却器10は冷凍温度帯の低温度であるため、温度帯の近い冷凍室6に隣接させることで、低温度の影響が隣接する貯蔵室に及ばないようにしている。同時に、冷蔵温度帯の貯蔵室と隣接させると、冷却器10の温度が上昇するばかりでなく、霜が付着しやすくなり、熱交換効率が低下するので、これを避けるためでもある。
冷気送風ファン11は、野菜室5の後方に配置している。より具体的には、冷却器12は冷凍室6後方の高さ方向にできるだけ大きく配置して、冷気送風ファン11は冷凍室6よりも上方の野菜室5の後方に配置している。これは、冷却器12をなるべく大型化して、冷却性能を向上させるためである。特に、貯蔵空間が大形の本実施例のような冷蔵庫では、冷却性能を向上することが必要である。
ここで、仮に冷却器12が野菜室5の後方まで位置すると、野菜室5が冷却器12の影響で低温になり、収納した野菜等が凍結する可能性がある。そこで本実施例では、冷却器12は冷凍室6の後方位置(仕切り壁5aの高さ位置)に留め、冷気送風ファン11を野菜室5の後方に配置している。さらに、冷気送風ファン11の前方で野菜室5の後方には、断熱仕切部5bが配置されている。すなわち、冷気送風ファン11の高さ位置である冷却器室10と野菜室5とは、断熱仕切部5bで断熱的に区画されている。よって、冷却器室10の低温度による影響が野菜室5に及ぶことを抑制している。
冷蔵庫本体1Hの背面下部には、背面側から冷凍室6側に機械室13が形成されている。この機械室13には、圧縮機14が設けられている。冷却器12に付着した霜は除霜ヒータ15により溶かされて、ドレンパイプ16により機械室13に導かれて排水される。
また、本実施例では冷気送風ファン11として、冷蔵室送風ファン11a、冷凍室送風ファン11bの二つを備えている。冷蔵室送風ファン11aを駆動すると、冷蔵室冷気送風ダクト18Rを冷気が通り、冷蔵室3、チルド室4、野菜室5を冷却する。冷凍室送風ファン11bを駆動すると、冷凍室冷気送風ダクト18Fを冷気が通り、冷凍室6を冷却する。
<野菜室5の構成>
次に、図4、図5を参照して、野菜室5の具体的構成について説明する。図5は、本発明の実施例1に係る冷蔵庫の野菜室周辺の縦断面図である。
野菜室5には、収納容器である野菜室容器50が設けられている。野菜室5は、以下の空間で区画されて、野菜室5に野菜室容器50が配置される。すなわち、ドアポケット8の配設されていない冷蔵室扉2a,2bの後面と、仕切り壁5aの上面と、チルド室4との仕切り部4c,4dの下面と、断熱仕切部5bと、野菜室5内の左右の貯蔵室側壁5c(図10参照)で囲まれた空間を野菜室5としている。
野菜室容器50は、後述するベース60に載置されて保持される。使用者は、ベース60の手掛け部51に手をかけて、ベース60と共に野菜室容器50を引き出す構成となっている。
図5に示す通り、冷蔵室3とチルド室4の仕切りを兼ねた棚3bは、冷蔵室扉2a,2bを閉じた状態において、チルド室4前方のドアポケット8に向かって近づくように設けられている。また、チルド室4と野菜室5との間には、チルド室容器4aの下方でチルド室4の底面である仕切り部4cと、仕切り部4cの前方端部から後述する野菜室容器50の前方上部まで成形された仕切り部4dと、が連続して設けられている。つまり、野菜室5及び野菜室容器50は、上方のチルド室4及びチルド容器4aよりも張り出した状態で構成されている。
冷蔵室3内の冷気は、棚3dとドアポケット8により、チルド室容器4a内に流入しにくくなっている。更に、仕切り部4dとドアポケット8の底面により、野菜室容器50に冷気が流入しにくくなっている。つまり、他の室内の冷気がチルド室容器4aや野菜室容器50内に入りにくくすることにより、室温の低下や上昇を防ぐことができ、温度を適切に管理できる。なお、チルド室4へは、切り替えレバー4bの設定により、冷蔵室冷気送風ダクト18Rの一部に設けた吐出口から直接冷気が流入する。
冷蔵室3及びチルド室4に吹き出された冷気は、チルド室容器4aの底面と、仕切り部4c,4d上面との間を通り、チルド室4及び野菜室5後部の冷蔵室冷気戻りダクト17Rから冷却器室10に戻る。
野菜室5は、チルド室容器4aの底面と、仕切り部4c,4d上面との間を通る戻り冷気によって、上部から間接的に冷却される構成である。
<野菜室容器50(収納容器)とベース60の構成>
次に、図6Aから図9を参照して、野菜室容器50(収納容器)とベース60の形状について説明する。図6Aは、本発明の実施例1に係る冷蔵庫の収納容器の正面図である。図6Bは、図6Aの収納容器の右側面図である。図6Cは、図6Aの収納容器の後方斜視図である。図7は、本発明の実施例1に係る冷蔵庫のベースの前方斜視図である。図8は、本発明の実施例1に係る冷蔵庫のベースに収納容器を載置した状態の部分断面図である。図9は、図8と異なる実施形態を示す、ベースに収納容器を載置した状態の部分断面図である。
収納容器50は、ベース60の手掛け部51に沿うように手掛け用の凹部50bが成形されている。従って、収納容器50aをベース60に載置した場合に、凹部50bと手掛け部51側の凸部60bが嵌合するので、収納容器50の載置位置が定まり、凹部50bは収納容器50の位置決め手段としても作用することになる。このように、ベース60に手掛け部51を備えることで、収納容器50の左右前後の移動が抑制されて、収納容器50の安定保持が可能となる。
また、図6Aに示すように、収納容器50の凹部50bの上面には、下方に突出する爪部50cが左右に一対設けられている。さらに、図7に示すように、ベース60の凸部60bの上面には、窪み状の係止部60cが左右に一対設けられている。この構成において、収納容器50の爪部50cが、ベース60の係止部60cに係止することにより、収納容器50のベース60に対する位置が規制されて、ベース60の操作に伴って収納容器50も一体に動作する。
また、図6Cに示す通り、収納容器50の底面には凸部52が設けられ、凹凸形状を有する。これにより、収納容器50がベース60上に保持された状態において、この凸部52が収納容器50底面とベース60上面との間に空間を形成することになる。この空間に空気断熱層が形成されることで、収納容器50内の断熱効果を高め、収納容器50とベース60が相互に熱を伝わりにくくする役割を果たす。従って、野菜室4内の安定した保冷特性を得ることが可能となる。
また、本実施例の収納容器50は、横幅寸法Aが奥行き幅寸法Bよりも大きい構成となっている。従って、一般的に多種類の貯蔵物が貯蔵される収納容器においては、奥行きよりも横幅が長い方が、奥までの視認性が向上するので利便性が向上する。また、このような構成とすることで、野菜室5後方の空間を有効活用でき、設計の自由度を向上させることができる。本実施例では、図5に示すように、野菜室5の後方空間に冷気送風ファン11を配置して、さらに野菜室5と冷気送風ファン11との間に断熱仕切り部5bを配置しているので、断熱仕切り部5bの断熱厚さを大きくとることができる。これにより、冷却器室10からの野菜室5への熱影響を低減でき、野菜室5の温度変化を抑えることができる。
次に、ベース60の構成、特に形状と素材について説明する。図7、図8において、ベース60は、ガラス素材で成形されたガラス部材61と、樹脂素材(例えばポリアセタール)で成形されてガラス部材61端部を囲むように組み合わされた樹脂部材62とから構成されている。
樹脂部材62は、ガラス部材61端部上面の所定幅を覆うように環状に配置された保持部63と、保持部63から上方に立ち上がり収納容器50の前後左右の移動を抑制する側壁64と、側壁64外側の前後方向に設けられて冷蔵庫本体1H側に設けられたレール70(詳細は後述)内をスライドするスライド部65と、が一体的に形成されている。スライド部65は、側壁64より冷蔵庫1の側壁5cの方向に突出するように形成されている(図8、図10参照)。また、図8に示す通り、ベース60は、樹脂部材62の保持部63とスライド部65の端部とで上下に挟みこむようにガラス部材61の端部が覆われ、保持部63と共に収納容器50aを保持している。
また、樹脂部材62の両側後端(スライド部65の後方)には、図7に示すように、移動体であるベース側ローラー(可動ローラー)67を有している。なお、この移動体67はローラーに限らず、スライダー(図14のベース側スライダー67a参照)であってもよい。詳細は後述する。
本実施例においては、野菜室容器50は、横幅寸法Aが奥行き幅寸法Bよりも大きい構成となっている。この野菜室容器50の寸法比率にあわせる様に、ベース60についても横幅寸法Cが奥行き寸法Dよりも大きい構成となっている。
このような寸法比率にする場合、ベース60の両端に設けられたスライド部65と冷蔵庫本体1H側のレール70とを接触させたときに、ベース60中央に向かって撓み力が生じる。このとき、ベース60の中央近傍を含む一部を樹脂に比べて曲げ剛性の高いガラス素材で形成することで、この撓みを抑えることができる。
つまり、ベース60の枠の素材を樹脂で成形し、その底面の一部をガラス素材とすることにより、樹脂や金属で成形したベースと比較して強度を増すことができる。ベース60を上記のように構成することで、荷重負荷の大きい収納容器50において、樹脂のみで成形した場合では、土台が撓みにより変形する恐れがあったが、これを抑制することができる。また、ガラス素材は樹脂や金属と比較して安価なので、製造コストを下げることができる。
加えて、本実施例のようなボトムフリーザータイプの冷蔵庫において、野菜室の背面には冷気送風ファンが配置されて、ベース60にガラス材よりも軟質な樹脂を含む構成とすることにより、ファンの騒音やモータによる振動を吸収することができて、静音効果や防振効果が期待できる。
また、ベース60が冷蔵庫1の構造物(収納容器50、レール70等)と接する部分を樹脂部材62で構成し、その他の部分をガラス部材61で構成することで、ガラス部材61が直接その他の構造物に接触しないようにしている。これにより、ガラス部材61の破損を防止してベース60そのものの強度が確保されて、引き出し式の収納容器50の大型化が図れる。
また、ガラス部材61は可視光に対して透明な素材であっても良いし、半透明、不透明な素材であっても良い。透明もしくは半透明素材を用いた場合には、収納容器50aの空間を仕切る底面が透過して視認できることになるため、使用者に対して容器空間を大きく見せることが可能となる。
なお、本実施例において、樹脂部材62の保持部63とレール部65の端部とで上下に挟みこむようにガラス部材61の外枠が覆われる構成としたが、これに限るものではない。例えば、図9に示す通り、ベース60から保持部63を削除して、ガラス部材61をレール部65の端部に載置する構成としても良い。このような構成とすることにより、ガラス部材61は樹脂部材62に載置されているだけなので、取り外すことができる。従って、ガラス部材61を取り外して丸洗いできるので、清掃性を向上することができる。また、清掃する際、ベース60を樹脂部材62とガラス部材61に分けて持ち運び可能となるので、可搬性を向上させることができる。
また、ベース60にジュースや汁等の液状物が付着した場合でも、ガラス部材61が液状物の成分によって劣化し難いため、長期間、ベース60の強度低下による撓み及び変形し易くなるのを防止できる。これにより、収納容器50に収容物が沢山収容されてベース60に大きな荷重が加わっても、スムーズな引出し操作が可能である。
<レールの構成>
次に、図10、図11A、図11Bを用いて、レールの構成について説明する。図10は、本発明の実施例1に係る冷蔵庫のレール周辺の正面部分断面図である。図11Aは、本発明の実施例1に係る冷蔵庫の収納容器を引き出した状態を示す斜視図である。図11Bは、本発明の実施例1に係る冷蔵庫の収納容器を収めた状態を示す斜視図である。
スライド部65は、後述する第一の支持体である貯蔵室側ローラー71(固定ローラー)を受ける、略コの字状の受け部66を有している。一方、貯蔵室側壁5c下部には、レール70が設けられており、ベース60のスライド部65に取り付けられた可動ローラー67を案内する。これにより、後述するベース60の後方両側面に固着されたベース側ローラー67(可動ローラー)が、野菜室容器50の出し入れに伴い前後方向に回転移動する。
レール70の前方の端部には、貯蔵室側ローラー71(固定ローラー)が固定されており、スライド部65の下面である受け部66を前後に回転移動させる。一方、ベース60の後方両側面には、ベース側ローラー67(可動ローラー)が設けられている。この可動ローラー67は、レール70の底面を図10に破線で示した如く前後に回転移動する。このことにより、ベース60を引き出し可能としている。
本実施例においては、ベース60に手掛け部60aを設け、その手掛け部60aの少なくとも一部の高さ位置と、第一の支持体71(貯蔵室側ローラー(固定ローラー))と、レール70と、移動体67(ベース側ローラー(可動ローラー))とのそれぞれの摺動部の高さ位置が、ベース60底面の高さ位置と近接又は同じくなるようにしている。これにより、使用者が野菜室容器50を水平方向に引き出す力を野菜室容器50の摺動部に直接伝えることができ、小さな力で野菜室容器50の引出しができる。
本実施例において、ベース60のスライド部65に対向するレール70は、冷蔵庫1の左右方向に対して外側に張り出すように形成されている。そして、野菜室5の側壁5cの前後方向に凹状のレール70を形成して、この中にベース60のスライド部65が位置する構成とした。従って、野菜室容器50と、野菜室5の左右両側壁5cとの隙間(クリアランス)を小さくすることができる。その結果、デッドスペースを小さくでき、収納容器50の容積を拡大できる。
<冷蔵室扉の構成>
次に、野菜室容器50を引出した際の、野菜室容器50と冷蔵室扉2a、2bとの関係を、図12、図13A、図13Bを参照して説明する。図12は、本発明の実施例1に係り、(a)は冷蔵室扉をヒンジと反対の側部から見た斜視図であり、(b)は冷蔵室扉をヒンジ側の側部から見た斜視図である。図13Aは、本発明の実施例1に係り、冷蔵室扉を90度開いた状態で野菜室の収納容器を引き出した状態の前方斜視図である。図13Bは、本発明の実施例1に係り、冷蔵室扉を90度開いた状態で野菜室の収納容器を収めた状態の前方斜視図である。
冷蔵室扉2bの貯蔵室側に位置する後面には、飲み物や小物が収容できるドアポケット8を有する。また、冷蔵室扉2bの後面には、貯蔵室側に突出して突出部101,102を後面の左右に設けている。突出部101,102はドアライナーとして機能して、突出部101,102に設けた図示しない係止部にドアポケット8が係止することで、ドアポケット8の位置が規定される。
なお、突出部101が、冷蔵室扉2bを開放した際に手前側に回動してくる側の上下方向に設けられており、突出部102が、ヒンジ部104側の上下方向に設けられている。そして、図12(b)に示すように、少なくとも引き出される野菜室容器50に対向する位置の扉背面部分103の高さ位置には、突出部102が設けられていない。また、ドアポケット8の位置は、扉背面部分103よりも高い位置に設けられており、野菜室容器50を引き出す際に、ドアポケット8が干渉しない位置に設置されている。なお、冷蔵室扉2aについても、冷蔵室扉2bと同様に、扉背面部分103の高さ位置には突出部102及びドアポケット8を設けない構成とする。
野菜室容器50に対向する扉背面部分103に突出部102を設けない構成とすることにより、図13A、図13Bに示す通り、冷蔵室扉2a,2bを90度開けた状態において、野菜室容器50の前方に接触するものがなく、野菜室容器50の引出量を大きくすることができる。従って、冷蔵庫1の投影面積を超える範囲に及んで冷蔵室扉2a,2bを開かずとも(冷蔵室扉2a、2bを冷蔵庫本体1Hの横寸法を超えて開ない状態であっても)、野菜室容器50を引き出すことができる。
また、ヒンジ部104側の扉背面部分103の位置に突出部102を設けない構成としたが、突出部101側も同様に、野菜室容器50に対向する位置に突出部101を設けない構成としてもよい。これにより、野菜室容器50を引き出す際に突出部101の干渉が無くなるので、より手前側に野菜室容器50を引き出す構成とすることができる。
上述の通り、冷蔵室扉2a,2b背面の突出部101,102に部分的に凸部を設けない構成とすることにより、冷蔵室扉2a,2bの左右に壁や家具等の障害物があった場合でも冷蔵室扉2a,2bの開放動作が可能であり、使用者それぞれの居住環境のレイアウトに沿った配置が可能となる。また、冷蔵室扉2a,2bを大きく開く必要が無いので、冷気が漏れにくく、省エネルギー効果がある。
また、ヒンジ部104側の扉背面部分103の位置に突出部102を設けない構成の場合は、野菜室容器50を引き出す際に、ヒンジ部104と反対側の突出部101がストッパーの役割を果たし、野菜室容器50が前方に出過ぎないように止めることができる。従って、不意に野菜室容器50を引き出し過ぎることにより、野菜室容器50が落下することを防ぐことができる。
なお、本実施例においては野菜室容器50を引き出した場合に、少なくとも引き出される野菜室容器50に対向する位置の扉背面には、部分的に凸部を備えない構成としたが、これに限らない。例えば、部分的に凸部を備える構成としても、野菜室容器50に干渉しない高さの凸部を設ける構成としてもよい。また、本実施例において、野菜室容器50について説明したが、引き出し式の収納容器50であれば、それに対向する位置の扉背面に、凸部を部分的に備えない、若しくは収納容器50に干渉しない高さの凸部を備える構成とすればよい。なお、冷蔵室扉2aについては説明を省略したが、冷蔵室扉2bと同様の構成とする。
なお、本実施例において、冷蔵室扉2a,2bを90度開ける構成としたが、これに限られるものではなく、例えば、野菜室容器50を引き出すための手掛け部51に手が掛る程度に冷蔵室扉2a,2bを開いた状態(例えば30度程度)であっても、冷蔵室扉2a,2b背面側に設けられたドアライナー等の凸部と干渉しない様に、野菜室容器50を引き出すことができる。
なお、本実施例において、冷蔵室扉2a,2b後方の最も下部に位置する野菜室容器50に対向する部分のヒンジ部104側に、突出部102を備えない、若しくは野菜室容器50に干渉しない高さの突出部102を設ける構成を説明したが、これに限るものではない。両開き式(フレンチドア)若しくは片開き式(シングルドア)の扉において、引き出し構造を有する収納容器50を設けた構成であれば、その収納容器50の位置に対向して凸部を設けない、若しくは収納容器50に干渉しない高さの凸部を設ける構成とすればよい。また、収納容器50に干渉しない程度の凹部や切欠き設けてもよい。
(実施例2)
次に、本発明の実施例2について、図14から図19を参照して説明する。図14は、本発明の実施例1に係り、(a)は収納容器を野菜室へ収納した状態、(b)は収納容器を引き出す過渡状態、(c)は収納容器を引き出した状態、をそれぞれ示す図である。図15は、本発明の実施例2に係る第二の支持部の位置を説明する部分斜視図である。図16は、図15の収納容器を除いた状態の部分斜視図である。図17は、本発明の実施例2に係るベースの要部拡大斜視図である。図18は、本発明の実施例2に係る第二の支持部を説明する部分縦断面図である。図19は、本発明の実施例2に係る第一の支持部の取り付け構成を説明する図である。
実施例1と異なる点は、ベース側ローラー67をスライダー(移動体67a)とした点である。また、第一の支持体71よりも前方に第二の支持体72を設けた点である。なお、実施例1と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。
図14において、ベース60は、先に説明したように、ガラス部材61と樹脂部材62とから構成されている。従って、ベース60の底面はガラス部材61で剛性があり、樹脂のように撓むことがない。そして、ベース60の手掛け部51に手をかけて前方向の力を加えると、ベース60と共に収納容器50が引き出される構成となっている。
収納容器50aは合成樹脂材で一体成形され、横幅寸法Aが奥行き寸法Bより大きい構成となっている(図6C参照)。この為、収納容器50内に野菜等の収納物を大量に入れると、収納容器50底部は幅方向で40〜50mm下方に撓む。この撓みをサポートするのが、ベース60側のガラス部材61である。すなわち、ガラス部材61は撓んだ状態の収納容器50底部を支えることにより、収納容器50が40〜50mm外側に撓むのを5mm以下(ガラス部材61の撓み量に相当)に抑えている。
移動体67a(ベース側スライダー)は、図14に示すように、下方に突出する円弧状である。また、第二の支持体72(貯蔵室側スライダー)は、第一の支持体71(固定ローラー)と同様、野菜室容器50及びベース60を野菜室5外へ引き出す際に、重心が前方に移動して前倒れすることを防止する。第二の支持体72の上端位置は、第一の支持体71とほぼ同一である。
さらに、第二の支持体72を設ける位置は、図15に示すように、仕切り壁5a(貯蔵室の底壁)上であって、第一の支持体71よりも前方、且つ貯蔵室開口縁73に近い前方寄りとする(例えば貯蔵室開口縁73から20〜40mm後方)。第二の支持体72を設ける仕切り壁5a内には発泡断熱材が充填されており、第二の支持体72の仕切り壁5aに対する取り付け強度を確保している。すなわち、第二の支持体72及び第一の支持体71に野菜室容器50及び収納物の荷重が加わった時、第二の支持体72及び第一の支持体71の位置における高さが変化しないように強度を確保させておく。
<野菜室容器50の引き出し動作>
次に、野菜室5から野菜室容器50を、引き出す時の動作を説明する。
まず、図14(a)において、収納容器50内にはおよそ20〜40kgの野菜等を収納できる。また、収納容器50とベース60は、収納容器50側に突出するベース60側の凸部60b(図7参照)が収納容器50側の凹部50b(図6C参照)に着脱自在に係合することにより、一体化するように組み合わせられている。
また、手掛け部51は使用者の手が掛けられる範囲で、ベース60の下面寄りに設ける。すなわち、ベース60に手掛け部51の少なくとも一部と、野菜室5側の第一の支持体71(固定ローラー)及びレール70、ベース60側の移動体67a(ベース側スライダー)を、ベース60底面の高さ位置と近接又は同じくなるようにしている。これにより、収納容器50の収納容積を拡大することができると共に、引き出し力が摺動部に効率的に伝わり、引出しに要する力を軽減できる。
次に、図14(b)、図15において、第二の支持体72(貯蔵室側スライダー)は仕切り壁5aの貯蔵室開口縁73寄り(一例として、貯蔵室開口縁73から20〜40mm)の位置に設けられている。第二の支持体72は、野菜室容器50が野菜室5の後方に収納された状態(図14(a)の状態)では野菜室容器50に接触せず、野菜室容器50が前方に所定距離引き出されてからベース60に接触する。これにより、野菜室容器50が引き出された状態でも水平に保持するように、野菜室容器50を下方から支持する。
次に、図14(c)において、図14(b)の状態から野菜室容器50を最も前方まで引き出すと、野菜室容器50はレール70よりも手前側に大部分が位置して、ベース60側のスライド部65の後部だけがレール70内に位置する。
この状態では、野菜室容器50前端に下向きの荷重F1が加わり、第二の支持体72(貯蔵室側スライダー)を支点として、レール70とベース60側の移動体67a(ベース側スライダー)の当接点Pで上向きの力が作用する。なお、第二の支持体72が支点となる理由は、レール70内に移動体67aを摺動させる為の僅かな隙間があるためである。
ここで、従来の一般的な冷蔵庫の場合、第一の支持体71が支点となる。一方、本実施例においては、第二の支持体72を第一の支持体71よりも前方に設けている。このことから、移動体67aとレール70の接触部(P部)から、第二の支持体72とベース60の接触部までの距離L1、P部から第一の支持体71とベース60との接触部までの距離L2とした場合、作用点Pにかかる力は、L2/L1分小さくすることができる。この構成により、第一の支持体71、移動体67a、レール70の強度を必要以上に上げる必要性を軽減できる。
本実施例においては、仕切り壁5aの貯蔵室開口縁73近くに設けた第二の支持体72でベース60底面を支えることで、野菜室容器50の前倒れ防止を補助している。
<第一の支持体71とレール70の構成>
次に、図16、図17、図18、図19において、第一の支持体71(固定ローラー)とレール70の関係、及び第一の支持体71の取り付け、取り外し構成について説明する。
図16において、第一の支持体71(固定ローラー)は、貯蔵室側壁5cに設けたレール70前端の開放部70a付近に設けられている。
図17、図18において、74はスライド部65の前方下面に設けた傾斜部である。傾斜部74は、後方側が低くなる傾斜を有している。野菜室容器50を図14(b)又は図14(c)の状態から図14(a)の状態に収納する時、固定ローラー71上に位置する傾斜部74を落とし込み部として機能させる。すなわち、傾斜部74と固定ローラー71上の接点位置で、野菜室容器50の自重が後方に移動する方向に付勢されて、自動的に閉動作させるクローザーの機能を果たす。これにより、野菜室容器50が収納途中で止まらないように収納動作を補助している。
次に、75は仕切り壁5aに設けられた凹部である。この凹部75は、貯蔵室側壁5cに設けた固定ローラー71の直径の略1/2が上下方向で仕切り壁5a内に位置する深さで形成している。固定ローラー71の直径の全体が仕切り壁5aの上方に位置する構成の場合、その寸法分、野菜室容器50の底面位置が上方になり、野菜室容器50の収納容積が減少してしまう。そこで、少なくとも固定ローラー71がベース60の底面に接する上端部分が、仕切り壁5aの上方に露出する構成とする。この構成により、固定ローラー71がベース60と接触して前後の移動を補助すると共に、野菜室容器50の底面位置をより下方にでき、収納容積を増加することができる。
次に、図19において、固定ローラー71の脱着について説明する。野菜室5の側壁に固定された固定ローラー71の取り付け、取り外しは、野菜室容器50を野菜室5から取り外すか、或いは野菜室容器50を固定ローラー71より後方(冷却器室10側)に移動させた状態で行う。固定ローラー71は、螺子76等の締結手段によって貯蔵室側壁5cに固定されている。また、固定ローラー71は、直径の1/2程度が上下方向で仕切り壁5a内に位置するよう取り付けられている。この構成上、図19に示す工具(例えば、ドライバー77)で螺子76を回す作業が困難となる。
そこで、本実施例では凹部75を利用して工具による操作を容易にしている。すなわち、凹部75は固定ローラー71の回動を可能とすることに加えて、固定ローラー71を貯蔵室側壁5cに固定する螺子76等の締結手段の脱着作業を容易にしている。より具体的には、凹部75を形成することで、工具77を図19のように仕切り壁5aに沿うように横に傾けても、工具の先端が螺子76に届き回すことができる。
凹部75は、仕切り壁5aの幅方向(左右方向)に拡大して形成され、貯蔵室側壁5cから所定距離の位置に次第に高くなる傾斜面75aを有している。この傾斜面75aは、工具77の持ち手部分を水平方向から所定角度上に傾けた状態で、螺子76頭部の螺子穴に工具77先端を挿入して操作できるだけの十分な角度で形成する。なお、凹部75上は常に野菜室容器50が位置しているので、使用者から視認され難く、外観意匠性を損なうことがない。
本実施例は以上説明した構成を有するものであるから、次の効果が得られるものである。
まず、冷蔵庫本体1に形成された貯蔵室3と、貯蔵室3を開閉する扉2a,2bと、貯蔵室3内に配置された収納容器50と、収納容器50を載置するベース60と、ベース60の前部の手掛け部51と、貯蔵室3内面に設けられたレール70と、ベース60の後部に設けられてレール70上を移動する移動体67a(67)と、貯蔵室3内の下部前方に設けられてベース60を前後方向に移動可能に支持する第一の支持体71と、を備え、第一の支持体71、レール70、及び移動体67a(67)のそれぞれの摺動部の高さ位置と、手掛け部51の少なくとも一部の高さ位置とが、ベース60底面の高さ位置と近接又は同じくなるようにする。
これにより、収納容器寸法を拡大でき、収納容器の引出し時は、摺動部と手掛け部が略同一線上に位置していることで、使用者の力が摺動部に直接伝わり易く、小さな力で収納容器の引出しが可能となる。
また、第一の支持体71よりも前方に設けられた第二の支持体72を備え、第二の支持体72は、移動体67がレール70の後端側に位置する場合、ベース60の前端よりも前方に位置して、手掛け部51が操作されて移動体67がレール70の後端側から前方に所定距離移動した場合、ベース60を支持することで、収納容器50は前部と後部の高さ位置が変化しないように前後方向に移動する。
これにより、収納容器50が前方に移動して、その大部分がレール70よりも前方に位置した場合でも、第二の支持体72がベース60を支持することで、収納容器50が前方へ傾くことを軽減して、スムーズな引き出し操作とすることができる。
また、ベース60は、ガラス部材61と、ガラス部材61の端部の樹脂部材62と、で構成されて、移動体67aは樹脂部材62に形成されて、第一の支持体71及び第二の支持体72は樹脂部材62を支持する。
これにより、収納容器が樹脂成形品としても、底部には剛性のあるベースがあることにより、撓みが軽減される。
また、移動体67a(67)はローラー又はスライダーであって、第一の支持体71はローラーである。これにより、収納容器のスライド移動がスムーズとなる。
また、第二の支持体72はスライダーであって、内部に発泡断熱材を有する貯蔵室3の底壁(仕切り壁5a)に設ける。
これにより、第二の支持体72に働く荷重を貯蔵室3の底壁に分散することで、剛性を高めることができる。
また、貯蔵室側壁5cと隣接する底壁(仕切り壁5a)は左右方向に所定幅を有する凹部75が形成されて、凹部75の貯御像室側壁5c寄りに第一の支持体71を構成するローラーが配置されて、ローラーの高さ寸法の半分が凹部75に位置する。
これにより、ベース60と仕切り壁5a間寸法を小さくすることができると共に、特別な工具を使用せずに第一の支持体71の脱着が容易となる。
また、収納容器50側に突出するベース60の手掛け部51が、収納容器50側の凹部50bに着脱自在に係合する。これにより、収納容器50とベース60とを一体化させる特別な部品を要することなく、手掛け部51は二重構造となることで強度を向上できる。
1 冷蔵庫
1H 冷蔵庫本体
2a、2b 冷蔵室扉(回動扉)
3 冷蔵室(貯蔵室)
4 チルド室
4a チルド室容器
3a,3b 棚
4b 切り替えレバー
5 野菜室
5a 仕切り壁(冷蔵室−冷凍室断熱仕切壁)
5b 断熱仕切部(野菜室−冷却器室断熱仕切壁)
8 ドアポケット
17R 冷蔵室冷気戻りダクト
17F 冷凍室冷気戻りダクト
18F 冷凍室冷気送風ダクト
18R 冷蔵室冷気送風ダクト
4c、4d 仕切り部(チルド室−野菜室仕切り部)
5c 貯蔵室側壁
50 収納容器(野菜室容器)
50b 凹部
50c 爪部
51 手掛け部
60 ベース
60b 凸部
60c 係止部
61 ガラス部材
62 樹脂部材
63 保持部
64 側壁
65 スライド部
66 受け部
67 移動体(ベース側ローラー、可動ローラー)
67a 移動体(ベース側スライダー)
70 レール
70a 開放部
71 第一の支持体(貯蔵室側ローラー、固定ローラー)
72 第二の支持体(貯蔵室側第二スライダー)
73 貯蔵室開口縁
74 傾斜部
75 凹部
75a 傾斜面
76 螺子
77 工具(ドライバー)
101 突出部(ドアライナー)
102 突出部(ドアライナー)

Claims (6)

  1. 冷蔵庫本体に形成された貯蔵室と、
    該貯蔵室を開閉する扉と、
    前記貯蔵室内に配置された収納容器と、
    前記収納容器を載置するベースと、
    前記ベースの前部の手掛け部と、
    前記貯蔵室内面に設けられたレールと、
    前記ベースの後部に設けられて前記レール上を移動する移動体と、
    前記貯蔵室内の下部前方に設けられて前記ベースを前後方向に移動可能に支持する第一の支持体と、を備え、
    前記第一の支持体、前記レール、及び前記移動体のそれぞれの摺動部の高さ位置と、前記手掛け部の少なくとも一部の高さ位置とが、前記ベース底面の高さ位置と近接又は同じくなるようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記第一の支持体よりも前方に設けられた第二の支持体を備え、
    前記第二の支持体は、前記移動体が前記レールの後端側に位置する場合、前記ベースの前端よりも前方に位置して、前記手掛け部が操作されて前記移動体が前記レールの後端側から前方に所定距離移動した場合、前記ベースを支持することで、前記収納容器は前部と後部の高さ位置が変化しないように前後方向に移動することを特徴とする、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記ベースは、ガラス部材と、該ガラス部材の端部の樹脂部材と、で構成されて、
    前記移動体は前記樹脂部材に形成されて、前記第一の支持体及び前記第二の支持体は前記樹脂部材を支持することを特徴とする、請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記移動体はローラー又はスライダーであって、前記第一の支持体はローラーであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  5. 前記第二の支持体はスライダーであって、内部に発泡断熱材を有する前記貯蔵室の底壁に設けられたことを特徴とする、請求項2に記載の冷蔵庫。
  6. 前記貯蔵室の側壁と隣接する底壁は左右方向に所定幅を有する凹部が形成されて、該凹部の前記側壁寄りに前記第一の支持体を構成する前記ローラーが配置されて、該ローラーの高さ寸法の半分が前記凹部に位置することを特徴とする、請求項4に記載の冷蔵庫。
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