JP2009228948A - 冷蔵庫 - Google Patents

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愼一 堀井
Taro Yamaguchi
太郎 山口
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Abstract

【課題】引き出し式の貯蔵室の実収納容積の増加を図りつつ、構造的強度の低下を抑止する。
【解決手段】断熱箱体101と、断熱箱体101の内方に形成される前面が開口する引出式の貯蔵室と、貯蔵室の前面開口を開閉自在に閉塞する引出扉201と、断熱箱体の貯蔵室を区画する仕切壁と、固定レールと移動レールとを有し、固定レールと移動レールとを予め組み込んだ状態で内箱壁又は仕切壁に固定し、引出扉と断熱箱体とを伸縮自在に接続するとともに貯蔵室の内部に備えた容器を前後に移動可能とするレール装置202と、を備えた冷蔵庫において、レール装置202は、引出扉201の上下方向中央部より下方、かつ左右方向両端部に接続されるとともに、容器206の底部の左右両端を支持したことにより、引き出し式の貯蔵室の実収納容積の増加を図ることができる。
【選択図】図4A

Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に引出式の貯蔵室を形成する引き出し構造に関する。
従来、冷蔵庫は、奥まで無駄なく貯蔵できる、使い勝手がよい等の観点から、冷蔵庫の下段に引き出し式の貯蔵室を備えることが多い。このような引き出し式の貯蔵室は、貯蔵室を出し入れする際の円滑性、貯蔵室への食品の出し入れの容易性、および、貯蔵室を形成する容器の着脱の容易性などが求められている。
そこで、引き出し式の貯蔵室の使い勝手を向上させる技術も開示されている(例えば、特許文献1または特許文献2参照)。
図10は、従来の冷蔵庫100の側断面を示す図である。
図10に示す従来の冷蔵庫100は、断熱箱体101内に、冷蔵室102、温度変更が可能な切換室106、切換室106に併設された製氷室(図示せず)、野菜室103、および冷凍室104を貯蔵室として備えている。
断熱箱体101は、外箱112と内箱110と、外箱112および内箱110の間に充填された断熱材111と、で形成されている。
野菜室103の構成要素である容器206は、野菜室103の引出扉201に接続された2つのレール装置202に支持されている。
また、冷凍室104の構成要素である容器206は、冷凍室104の引出扉201に接続された2つのレール装置202に支持されている。
野菜室103および冷凍室104はそれぞれこのような構成であることにより、断熱箱体101に対して出し入れ可能な引き出し式の貯蔵室となっている。
ここで、従来の冷蔵庫において前面開口を閉塞するための引出扉201について説明する。
図11は、引出扉を奥側から示す斜視図である。
図11に示すように、引出扉201には、扉フレーム205が引出扉201に対して垂直突出状に取り付けられている。当該扉フレーム205は、引出扉201に取り付けられ、移動レールと固定レールを備えたレール装置202(図示せず)がスライド可能に係合し、引出扉201を垂直方向に起立させた状態のまま水平方向に引き出し押し戻すことができるようになっている。
図12は、引出扉と容器との関係を冷蔵庫の奥側から示す断面図である。
図12に示すように、容器206は、2本のレール装置202の間に配置され、容器206の高さ方向略中央部で2本のレール装置202に支持されている。また、容器206は、レールで支持されている部分から下方に向かって徐々に幅が狭くなる形状が採用されている。これは、容器206を成型する際には成形性確保のために金型の抜き勾配が必要となるためである。
特開2006−177653号公報 特開2006−214642号公報
ところが近年、冷蔵庫の外形寸法を維持しながら冷蔵庫の構成要素の配置等を工夫することなどにより実収納可能な内容積を増加させる傾向にある。
従来の引出式の貯蔵室が備える容器は、レール装置と係合する部分から下方に行くほど徐々に小さくなるような構成が採用されているため、断熱箱体101と容器206との間に、対象物を収納することのできない実収納無効部300(図12参照)が存在し、十分な収納容積を確保することが困難となっている。
これは、容器206を成型する際に金型の抜き勾配が必要となるため、レール装置202が配置された位置より下方にある容器206の幅は大きくすることができない。その結果、レール装置202が配置された場所の下方には、実収納無効部300が存在することになっている。
また、金型を工夫し、レール装置202が配置された位置より下方にある容器206の実収納無効部300を収納可能な形状にした場合、容器206の形状が歪になり、レール装置202の下部に存在する容器の収納空間は食品が取り出し難く、使い勝手の悪い引き出し収納を備えた冷蔵庫となる。
本願発明は、上記従来の課題を解決するもので、引き出し式の貯蔵室を備える冷蔵庫であって、引出式の貯蔵室に広い実収納容積を確保することのできる冷蔵庫の提供を目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本願発明の冷蔵庫は、内箱と外箱と前記内箱と前記外箱との間に充填した断熱材とよりなる断熱箱体と、前記断熱箱体の内方に形成される前面が開口する引出式の貯蔵室と、前記貯蔵室の前面開口を開閉自在に閉塞する引出扉と、前記断熱箱体の貯蔵室を区画する仕切壁と、固定レールと移動レールとを有し、前記固定レールと前記移動レールとを予め組み込んだ状態で前記内箱壁又は前記仕切壁に固定し、前記引出扉と前記断熱箱体とを伸縮自在に接続するとともに前記貯蔵室の内部に備えた容器を前後に移動可能とするレール装置と、を備えた冷蔵庫において、前記レール装置は、前記引出扉の上下方向中央部より下方、かつ左右方向両端部に接続されるとともに、前記容器の底部の左右両端を支持したものである。
これによって、レール装置が容器の底部の左右両端に取り付けられているため、レール装置に支持される容器の大型化、大容積化を図ることが可能となる。
本発明の冷蔵庫は、引出式の貯蔵室において、広い実収納空間を確保することができる。
請求項1に記載の発明は、内箱と外箱と前記内箱と前記外箱との間に充填した断熱材とよりなる断熱箱体と、前記断熱箱体の内方に形成される前面が開口する引出式の貯蔵室と、前記貯蔵室の前面開口を開閉自在に閉塞する引出扉と、前記断熱箱体の貯蔵室を区画する仕切壁と、固定レールと移動レールとを有し、前記固定レールと前記移動レールとを予め組み込んだ状態で前記内箱壁又は前記仕切壁に固定し、前記引出扉と前記断熱箱体とを伸縮自在に接続するとともに前記貯蔵室の内部に備えた容器を前後に移動可能とするレール装置と、を備えた冷蔵庫において、前記レール装置は、前記引出扉の上下方向中央部より下方、かつ左右方向両端部に接続されるとともに、前記容器の底部の左右両端を支持したことにより、レール装置が容器の底部の左右両端に取り付けられているため、レール装置に支持される容器の大型化、大容積化を図ることが可能となり、引出式の貯蔵室において、広い実収納空間を確保することができる。さらに、透明の容器と組み合わせることで、視認性を向上させることもできる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記引出扉は、前記レール装置の前記引出扉に接続される部分である基端部よりも奥側の前記レール装置と前記レール装置の基端部より上方の前記引出扉の部分とを接続した補強部材を備えたことにより、引出扉とレール装置との取付部が引出扉の下部に有ると、引出扉の上部を持って引き出したり押し戻したりした場合、引出扉とレール装置との取付部にかかるモーメントが比較的大きくなるが、取付部よりも上方に補強部材が取り付けられているため、引出扉とレール装置との取付部にかかるモーメントが小さくなるため、引出扉とレール装置との取付部を破損から保護することが可能となる。すなわち、レール装置が引出扉の下部に取り付けられることによる強度的問題点を、補強部材を用いることにより解決することが可能となる。また、使い易さの観点から、引き出し扉のハンドル部を上部に設けられた構成において、モーメントを効果的に小さくできることに対して、特に効果が大きい。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記補強部材は、棒状体であることにより、補強部材を単純な棒状体とすることにより、比較的入手が容易で部品コストを低下させることが可能となる。また、容器外周を流れる風の流れを阻害することがなく、風路抵抗を抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2から4のいずれか一項に記載の発明において、前記補強部材は、前記補強部材の先端部にレール固定部を設け、前記レール装置は、前記レール装置の先端部近傍に前記レール固定部を固定するための鉤形状部を設けたことにより、レール固定部をレール装置に設けられた鉤形状部に引っ掛けることにより、簡単な構成で、補強部材とレール装置とを確実に固定することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、前記引出扉に直接に固定され、前記レール装置に沿って前記レール装置と接合され、前記レール装置を構造的に強化した強化部材を備えたことにより、容器を支持し、容器に収納される収納物の荷重を支持するレール装置の強度を向上させることができ、引出扉を引き出した際に発生するレール装置の撓みを防止し、スムーズに引出扉の出し入れを行うことが可能となる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、前記引出扉は、前記引出扉の奥側面のほぼ全面を覆う内側板を備え、前記内側板と前記レール装置の基端部とを接続する取付部材は、前記内側板を射出成形することにより前記内側板と一体成形したことにより、内側板全体を射出成形で形成し、取付部材を内側板と一体で形成することで、部品点数を増すことなく、レール装置と引出扉とを接続できる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、前記引出扉は、前記引出扉の奥側面のほぼ全面を覆う内側板を備え、前記内側板と前記レール装置の基端部とを接続する取付部材は、前記内側板と別体であることにより、内側板全体を射出成形で形成せず、真空成型で形成された肉薄で構造的に脆弱な内側板を用いることができ、取付部材は、内側板とは異なる材質等の条件を選択が可能となり、製造コストを抑制しつつ、必要な強度を確保することが可能となり、レール装置と引出扉とを接続できる。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の発明において、前記容器は、前記容器の間口幅が前記容器の内底幅より大きくしたことにより、容器の成型性を確保することができ、また、貯蔵室内に存在する無効収納空間が貯蔵室下方にできることになり、その空間にレール装置を配置することにより、容器内の収納可能空間を最大に広げることが可能となる。
請求項9に記載の発明は、請求項1から8のいずれか一項に記載の発明において、一組の前記レール装置は、同一平面上にレール取付部を備えたことにより、容器の左右に取り付けられたレール装置が、同一高さ位置に設置することができ、その結果、引出扉の平行度が確保されることにより、冷蔵庫の外観品位が確保できる。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記レール装置は、前記内箱を介してレール保持部材に取り付けられたことにより、レール装置に掛かる荷重と同方向にレール保持部材が存在するため、レール装置に掛かる荷重を効率良く受けられるため、レール装置の強度向上を図ることができる。
請求項11に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記レール装置は、前記仕切壁を介してレール保持部材に取り付けられたことにより、レール装置に掛かる荷重と同方向にレール保持部材が存在するため、レール装置に掛かる荷重を効率良く受けられるため、レール装置の強度向上を図ることができる。また、レール保持部材は、仕切壁の組立てと同一工程で組立てることができ、その後、内箱に仕切壁を組み込みことが可能となるため、レール保持部材を取り付けるにあたっては、内箱組立て工程よりも仕切壁組立て工程の方が、組立て工程に必要となる作業空間が小さく行えるため、作業性の向上を図ることができる。
請求項12に記載の発明は、請求項2から11のいずれか一項に記載の発明において、前記補強部材を備えた前記引出扉を複数の貯蔵室に設けたことにより、冷蔵庫の引出式の貯蔵室内の空間を、より有効に実収納空間をして利用することが可能となり、冷蔵庫の収納量の増大を図ることができる。
請求項13に記載の発明は、請求項2から12のいずれか一項に記載の発明において、前記補強部材は部分的に折り曲げたことにより、容器の支持する部分を高い位置で、より長く設けることが可能となり、容器の左右を確実に支持することができ、保持し易くなる。また、補強部材を外側に広げる方向へ曲げることで、容器の形状が補強部材によって制限される位置が広がるため、補強部材が存在する位置の容器の幅を広げることが可能となり、容器をさらに大きくすることが可能である。
請求項14に記載の発明は、請求項2から13のいずれか一項に記載の発明において、前記容器と前記補強部材とを勘合させたことにより、容器の位置規制を確実に行うことができ、さらに容器の左右変形をより抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図である。
図1に示すように、本実施の形態にかかる冷蔵庫100は、観音開き式の扉を上部に備える冷蔵庫100であり、冷蔵庫100の内方と外方とを断熱状態で隔てる断熱箱体101内に複数に区画された貯蔵室を備えている。
冷蔵庫100の内の複数に区画された貯蔵室は、その機能(冷却温度)によって冷蔵室102、製氷室105、庫内の温度が変更できる切換室106、野菜室103、および冷凍室104等と区別して称されることがある。
冷蔵庫100の最上部に位置する冷蔵室102の前面開口部には、例えばウレタンのような発泡断熱材を発泡充填した回転式の断熱扉107が設けられ、棚状の収納空間となっている。
また、冷蔵室102の下方に配置される製氷室105、切換室106、野菜室103、および冷凍室104は引出式の収納空間となされている。
断熱箱体101は、金属製の外箱112と樹脂製の内箱110との間に例えば硬質発泡ウレタンなどの断熱材111を充填して形成される少なくとも一面が開口した直方体の箱体である。この断熱箱体101は、外方の雰囲気(大気)から断熱箱体101の内方に流入しようとする熱を遮断する機能を有している。
冷蔵室102は、冷蔵保存のために収容物が凍らない程度の低い温度に維持される貯蔵室である。具体的な温度の下限としては、通常1〜5℃で設定されている。
野菜室103は、断熱箱体101の最下部に配置され、主として野菜の冷蔵を目的とした貯蔵室である。また、野菜室103は、冷蔵室102と同等もしくは若干高い温度設定となされている。具体な温度の下限としては、2℃〜7℃である。なお、低温にするほど葉野菜の鮮度を長期間維持することが可能である。
冷凍室104は、冷凍温度帯に設定される貯蔵室である。具体的には、冷凍保存のために通常−22〜−18℃で設定されているが、冷凍保存状態の向上のために、たとえば−30や−25℃の低温で設定されることもある。
製氷室105は、内方に製氷機(図示せず)を設け製氷機で氷を作りその氷を保存する貯蔵室である。設定温度は冷凍室104とほぼ同等である。
切換室106は、冷蔵庫100に取り付けたれた操作盤により、用途に応じ冷蔵温度帯から冷凍温度帯まで切り換えることができる。
これらの異なる温度帯を複数に区画するために、断熱箱体101内のそれぞれの温度帯の間には仕切壁108が設置されている。
図2は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図であり、図1におけるA−A線で切断した状態を示している。
図2に示すように、冷蔵庫100に備えられる貯蔵室のうち引出式の貯蔵室には、前面開口を閉塞する引出扉201と、引出扉201と断熱箱体101とを伸縮自在に接続するとともに貯蔵室の内部に備えた容器206を前後に移動可能とするレール装置202とが設けられている。さらに、冷蔵庫100は、扉フレーム205と、容器206と、を備えている。
ここで、扉フレーム205は、特許請求の範囲での「強化部材」に相当する。
引出扉201は、貯蔵室の開口を開閉自在に閉塞することができる断熱性を備えた板状の部材であり、奥側周縁にパッキン207を備えている。当該パッキン207は、引出扉201が貯蔵室の開口を閉塞した状態で断熱箱体101等と密着し、冷気が漏れるのを防いでいる。
図3は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫のレール装置を示す斜視図である。
図3に示すように、レール装置202は、三段に重ねられた三つのレールを有し、第2レール(ミドルレール221)が第1レール(キャビネットレール222)に対して移動可能であり、かつ、第3レール(トップレール203)が第2レール(ミドルレール221)に対して移動可能であることにより、全体として伸縮可能である。
トップレール203とミドルレール221とが、特許請求の範囲での「移動レール」に相当し、キャビネットレール222が、特許請求の範囲での「固定レール」に相当する。
固定レールと移動レールは、それぞれ回転支持部材(図示せず)で支持され、固定レールと移動レールを予め組み込んだ状態で、レール装置202を内箱110壁に固定する。
レール装置202は、キャビネットレール222のレール取付部223が断熱箱体101の内箱110に取り付けられ、また、レール装置202は、トップレール203とミドルレール221とキャビネットレール222とが相互にスライド自在となされることで、レール装置202全体として伸縮自在となっている。従って、引出扉201は、レール装置202の伸縮軌道に沿って断熱箱体101に対し引き出されたり押し戻されたりすることが可能となっている。
図4Aは、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の扉フレームによって引出扉とレール装置とを接続した状態を示す斜視図である。
図4Aに示すように、引出扉201は、奥側面のほぼ全面を覆う内側板211と、扉フレーム205と、を備えている。内側板211は、引出扉201を構成する部材の一つであり、真空成形により形成される板状の部材である。内側板211に直接に固定された扉フレーム205は、ビスなどを用いてトップレール203に接続されることにより、引出扉201は、レール装置202の機能により引き出されたり押し戻されたりすることが可能となっている。
引出扉201、特に引出扉201の上端部を持って引き出したり押し戻したりしたときに発生する応力が、トップレール203の基端部に集中するのを緩和するため、扉フレーム205の基端部は、三角形の薄板状部281になっている。扉フレーム205は、扉フレーム205の一辺に対応する端縁が引出扉201の内側板211に沿うように折曲される折曲部241を備えており、折曲部241は、トップレール203の基端部より上方の引出扉201の部分に取り付けられている。三角形の薄板状部281を扉フレーム205に設けることで、扉フレーム205と引出扉201との固定部の大きさを高さ方向に大きくすることにより、引出扉201に対して下部に取り付けられているレール装置202と引出扉201との取付部の強度不足を補い、スムーズな引出扉の開閉を行うことが可能となる。
また、引出扉201を持って引き出したり押し戻したりした場合であっても、応力がトップレール203の取付部に集中することはなく、折曲部241や扉フレーム205を介して接続されている部分に分散するため、全体として引出扉201とトップレール203との取付強度を向上することが可能となる。これは、トップレール203が引出扉201の下部に取り付けられている本実施の形態のような場合には、特に有効である。
仮に、レール装置202を引出扉201の上下方向中央部付近に取り付けた場合において必要となる最低限の強度を確保した扉フレーム205を用いて、本実施の形態の位置と同様に、レール装置202を引出扉201の上下方向中央部より下方に配置した状態で、引出扉201を前後に開閉操作を行った場合、扉フレーム205の引出扉201との固定部側の強度不足により、扉フレーム205、若しくは内側板211に変形が起こり、結果として、引出扉201に備えられているパッキン207が断熱箱体101から離れ、隙が発生し、冷蔵庫内に着霜等の品質不良へと繋がる可能性もある。
引出扉201とトップレール203との取付部が引出扉201の下部に有ると、引出扉201の上部を持って引き出したり押し戻したりした場合、取付部にかかるモーメントが比較的大きくなるが、本実施の形態は、取付部よりも上方に三角形の薄板状部281を設けた扉フレーム205が取り付けられているため、取付部にかかるモーメントが小さくなるためトップレール203の取付部を破損から保護することが可能となる。つまり、本実施の形態では、三角形の薄板状部281を設けた扉フレーム205を設けることで、引っ張り力の支点となる位置を上方とすることができる。
図4Bは、本発明の実施の形態1における冷蔵庫のレール装置の間に容器を配置した状態を奥側から示す断面図である。
図4Bに示すように、容器206は、野菜やペットボトルに充填された飲料、冷凍食品などを収容するための容器であり、上面が開口した樹脂製の箱体である。容器206は、下部の両端部に内方に向く段部262が形成されるように幅が狭い狭幅部261を備えている。そして容器206は、狭幅部261が2本のトップレール203の間に配置され、段部262が扉フレーム205の上面に載置されることで、トップレール203に支持される。
このように、トップレール203が引出扉201の下部の両角に設けられているため、容器206の内、幅を狭くしなければならない狭幅部261をできる限り短く抑えることが可能となる。従って、容器206は、収納容積ができる限り広くなるような形状を採用することが可能となる。
図5は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫のレール装置と容器の配置を示した要部拡大図である。
本実施の形態では、図5の(A)に示すように、容器206は、下部の両端部に内方に向く段部262が形成されるように幅が狭い狭幅部261を備えるものとしたが、図5の(B)や図5の(C)に示すように、容器206の側面はほぼストレート形状とし、容器206は段部262を設けないで、レール装置202は、容器206の底部の左右両端の側方で支持したり(図5の(B)参照)、あるいは、容器206の底部の左右両端の下方で支持したり(図5の(C)参照)してもよい。なお、図5では、レール装置202と容器206の位置関係を示すものであって、扉フレーム205は、省略して図示していない。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2における冷蔵庫の引出扉を冷蔵庫から取り出した状態で示す斜視図である。
補強部材204は、引出扉201、特に引出扉201の上端部を持って引き出したり押し戻したりしたときに発生する力の多くを、引出扉201の上下方向の上部と、レール装置202の先端部分で受け止めるための部材であり、丸棒状となっている。
補強部材204は、基端部がレール装置202の基端部より上方であって引出扉201の上下方向中央部よりも上部に取り付けられ、先端部がトップレール203の基端部よりも奥側であってトップレール203の先端近傍部分に取り付けられている。補強部材204の基端部には、取付板242が補強部材204と一体成形されており、取付板242が内側板211の裏側の発泡断熱材内に固定された平板状の金属板(図示せず)に、内側板211を介してビス等により固定されている。
これにより、引出扉201を持って引き出したり押し戻したりした場合であっても、補強部材204と内側板211とトップレール203とで大きな三角形が形成されるため、これら全体が歪みにくくなり、結果として図4Aで示した扉フレーム205を大型化した場合と同等の効果が得られることになり、トップレール203と引出扉201との取付強度を向上させることが可能となる。
なお、図4Aに示すように、レール装置202を引出扉201の上下方向中央部より下方、かつ、左右方向両端部に取り付ける場合、引出扉201とレール装置202とを結合する扉フレーム205に強度が求められるため、扉フレーム205の基端部は、三角形状の薄板になっており、扉フレーム205自体の形状が大きくなり、扉フレーム205を成形するために必要となる材料の量が増加するが、本実施の形態のように、丸棒状の補強部材204を用いることで、強度を確保するための必要な材料を削減できる。
また、丸棒状であることにより、空気抵抗が少なくなり、容器206外周を流れる風の流れを阻害することなく、効率よく冷却することができる。
また、容器206を底面で支持することにより、容器206の変形や、位置ズレ、ガタツキ等が発生するなどにより、開閉動作が悪化し、最悪の場合は引出扉201が完全に閉まらないといった問題が懸念される。このとき、容器206側方に補強部材204を配置することで、容器206の変形を抑制でき、上記の問題を解決することができる。特に、手前部に大物収納が可能な収納形態の容器に対して、手前上部を左右方向を抑止することは効果がある。
さらに、容器206の上部に別の容器が摺動する二段容器構造とする場合は、容器206の間口が広がるなどの変形をすると上段容器の摺動性が劣化するため、容器206左右と補強部材204とを勘合する構造を設けることで、上記問題点を解決できる。
ここで、丸棒状は加工が容易であり、手が触れたときの安全性という観点から、補強部材204を丸棒状としたが、四角柱の棒状や、これら以外の形状でも構わない。
また、トップレール203の基端部から、補強部材204が取り付けられる部分の手前に渡って標準的な大きさの扉フレーム205が取り付けられている。これは、収納物の荷重を支持するトップレール203の構造的強度を向上させるためである。なお、図6中において、扉フレーム205はトップレール203の基端部からトップレール203の先端部近傍にまで渡って取り付けられているが、扉フレーム205は、比較的短くすることも可能である。
また、本実施の形態では、補強部材204は、補強部材204の先端部がトップレール203の先端部近傍と接続されるものとしたが、補強部材204の先端部が扉フレーム205の先端部近傍に接続され、その後、補強部材204を取り付けた扉フレーム205をトップレール203に接合してもかまわない。
トップレール203は、引出扉201の奥側面に設けられている内側板211に対し、略垂直に突出状態で取り付けられている。またトップレール203は、引出扉201の上下方向中央部より下方であって、本実施の形態の場合、内側板211の下端部近傍に取り付けられている。さらに、引出扉201に対し2本のトップレール203が左右対称に取り付けられており、2本のトップレール203の左右方向の取付け位置は、内側板211の両端部である。すなわち、トップレール203は、内側板211の下部の両角部に略垂直で突出状に取付け部材212を介して取り付けられている。
ここで、「略垂直」という語は、垂直、または、合理的に垂直とみなせる範囲を示すものとして用いている。
補強部材204を備えた引出扉を複数の貯蔵室に設けたことにより、冷蔵庫の引出式の貯蔵室内の空間を、より有効に実収納空間をして利用することが可能となり、冷蔵庫の収納量の増大を図ることができる。
なお、実施の形態1および実施の形態2では、レール装置202は引出扉201に対して、扉フレーム205を介して接続されたが、後述する、実施の形態3および実施の形態4で示すように、レール装置202は引出扉201に対して、扉フレーム205を介さずに、レール装置202が直接に引出し扉201に接続されるものでもかまわない。
すなわち、特許請求の範囲で示す「接続」とは、レール装置202が扉フレーム205を介して引出扉201に取り付けられるものと、また、レール装置202が扉フレーム205を介さず直接に引出扉201に取り付けられるものと、の両方を含むものである。
なお、実施の形態1および実施の形態2では、容器206はレール装置202に対して、扉フレーム205を介して支持されたが、後述する、実施の形態3および実施の形態4で示すように、容器206はレール装置202に対して、扉フレーム205を介さずに、容器206が直接にレール装置202に支持されるものでもかまわない。
すなわち、特許請求の範囲で示す「支持」とは、容器206が扉フレーム205を介してレール装置202に支持されるものと、また、容器206が扉フレーム205を介さず直接にレール装置202に支持されるものと、の両方を含むものである。
(実施の形態3)
図7Aは、本発明の実施の形態3における冷蔵庫の内側板を射出成形で形成した引出扉を冷蔵庫から取り出した状態を示す斜視図である。
なお、同図中上記と同様の機能を備える部分または部材には同じ符号を付している。また、上記と同様の説明となる部材や部分等については、その説明を省略する。
図7Aに示すように、補強部材204は、引出扉201、特に引出扉201の上端部を持って引き出したり押し戻したりしたときに発生する力の多くを、引出扉201の上下方向の上部と、レール装置203の先端部分で受け止めるための部材であり、丸棒状となっている。また、内側板211全体を射出成形で形成し、トップレール203の取付部材212を内側板211と一体で形成した。
補強部材204を内側板211とトップレール203の先端部に取り付けられていることにより、トップレール203の基端部の内側板211との取付け部に求められる強度が小さくなる。
また、内側板211全体を射出成形で形成することにより、内側板211の部分的な補強がリブ等によって可能となり、内側板211自体の強度を向上できる。内側板211によって、トップレール203の取付部材212を形成することにより、トップレール203先端部を固定するために用いられていた扉フレーム205が不必要となる。
また、内側板211に基端部を固定された補強部材204の先端にレール固定部250を設け、補強部材204の先端に設けたレール固定部250をトップレール203に設けられた鉤形状部280に引っ掛けることにより、簡単な構成で、補強部材204とレール装置202とを確実に固定することができる。その後、トップレール203の基端部を内側板211の取付部材212に固定する。
内側板211全体を射出成形で形成し、取付部材212を内側板211と一体で形成することで、部品点数を増すことなく、レール装置と引出扉とを接続できる。
なお、図7Aに示すように、丸棒状の補強部材204は、直線ばかりでなく部分的に折れ曲がっていてもかまわない。つまり、補強部材204を部分的に折れ曲げることにより、容器206の支持する部分を高い位置で、より長く設けることが可能となり、容器206の左右を確実に支持することができ、保持し易くなる。
また、補強部材204を外側に広げる方向へ曲げることで、容器206の形状が補強部材204によって制限される位置が広がるため、補強部材204が存在する位置の容器206の幅を広げることが可能となり、容器206をさらに大きくすることが可能である。
図7Bは、本発明の実施の形態3における冷蔵庫のレール装置の間に容器を配置した状態を奥側から示す断面図である。
図7Bに示すように、容器206は、野菜やペットボトルに充填された飲料、冷凍食品などを収容するための容器であり、上面が開口した樹脂製の箱体である。容器206は、下部の両端部に内方に向く段部262が形成されるように幅が狭い狭幅部261を備えている。そして容器206は、狭幅部261が2本のトップレール203の間に配置され、段部262がトップレール203の上面に載置されることで、トップレール203に支持される。
このように、トップレール203が引出扉201の下部の両角に設けられているため、容器206の内、幅を狭くしなければならない狭幅部261をできる限り短く抑えることが可能となる。従って、容器206は、収納容積ができる限り広くなるような形状を採用することが可能となる。
なお、本実施の形態では、図7Bに示すように、容器206は、下部の両端部に内方に向く段部262が形成されるように幅が狭い狭幅部261を備えるものとしたが、図5の(B)や図5の(C)に示すように、容器261の側面はほぼストレート形状とし、容器261は段部262を設けないで、レール装置202は、容器206の底部の左右両端の側方で支持したり(図5の(B)参照)、あるいは、容器206の底部の左右両端の下方で支持したり(図5の(C)参照)してもよい。
また、図7Bに示すように、補強部材204に容器206のフランジ部を引っ掛け、勘合させることにより、容器206の位置規制を確実に行うことができ、さらに容器206の左右変形をより抑制することができる。容器206の取り外しの観点からも、引出扉201とレール装置202とが組立てられた状態の引出扉に、容器206を上から置くように設置することにより、容器206と補強部材204との勘合が可能であり、容器206の清掃などで容器206を取り外す際でも容易に取り外しを行うことができ、使い勝手のよい冷蔵庫を提供することができる。
なお、本実施の形態では、補強部材204と容器206との勘合手段としては、成型性の観点から、容器206のフランジ部を引っ掛けて勘合する手段を用いた。別の手段としては、容器206に突起形状を設ける等により勘合を行うことが可能である。
また、本実施の形態では、扉フレーム205が存在しない状態で補強部材204と容器206との勘合を説明したが、補強部材204と容器206とを勘合する形態は、扉フレーム205の有無に関わらず可能である。
図8は、本発明の実施の形態3における冷蔵庫のレール装置の保持形態における斜視図である。
図8に示すように、キャビネットレール222のレール取付部223を下部に配置した場合、内箱110又は仕切壁108にビス271によって固定される。なお、図8中では、内箱110又は仕切壁108は省略しており、図示していない。このとき、取り付け面となる内箱110又は仕切壁108は主に樹脂によって成型されているため、内箱110又は仕切壁108に直接ビス271を固定しても、レール装置202にかかる荷重に耐え得る強度が確保できない。そこで、レール装置202を確実に固定する手段として、レール装置202は、内箱110や仕切壁108を介して、レール保持部材270に取り付ける。レール保持部材270は主に鉄などの金属材料によって形成される。また、レール保持部材270を断熱材111内に埋没させることにより、レール保持部材270の保持力をより向上させることが可能となる。
さらに、レール保持部材270は、仕切壁108に取り付けられる場合、仕切壁108組立て時に、レール保持部材270も一緒に組立て、その後、内箱110に組み込み、発泡断熱材を充填する。
また、固定レールであるキャビネットレール222のレール取付部223を下部に配置し、内箱110又は仕切壁108に固定する。これにより、レール装置202が取り付け易くなり、また、容器206の底部の幅を大きくすることが可能となり、収納量の増量ができる。
(実施の形態4)
図9は、本発明の実施の形態4における冷蔵庫の引出扉を冷蔵庫から取り出した状態を示す斜視図である。
本実施の形態が、実施の形態3と異なるのは、内側板211とレール装置202のトップレール203の基端部とを接続する取付部材212が、内側板211と一体化か別体かである点であるので、実施の形態3とは異なる部分を中心に説明する。
図9に示すように、内側板211とレール装置202のトップレール203の基端部とを接続する取付部材212は、内側板211と別体である。
これによれば、内側板211全体を射出成形で形成せず、真空成型で形成された肉薄で構造的に脆弱な内側板211を用いることができ、取付部材212は、形状や材質等の条件を内側板211とは異なる選択が可能となる。これにより、製造コストを抑制しつつ、必要な強度を確保することが可能となる。
具体的には、取付部材212の材質としては、ABSやPSやPPである。
以上のように、本願発明にかかる冷蔵庫は、広い実収納空間を確保することができるので、引き出し式の貯蔵室を備える冷蔵庫に利用可能であり、さらに、引き出しを備えたユニットキッチンなどにも展開が可能である。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 図1のA−A線切断面を示す図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫のレール装置を示す斜視図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の扉フレームによって引出扉とレール装置とを接続した状態を示す斜視図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫のレール装置の間に容器を配置した状態を奥側から示す断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫のレール装置と容器の配置を示した要部拡大図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の引出扉を冷蔵庫から取り出した状態で示す斜視図 本発明の実施の形態3における冷蔵庫の内側板を射出成形で形成した引出扉を冷蔵庫から取り出した状態を示す斜視図 本発明の実施の形態3における冷蔵庫のレール装置の間に容器を配置した状態を奥側から示す断面図 本発明の実施の形態3における冷蔵庫のレール装置の保持形態における斜視図 本発明の実施の形態4における冷蔵庫の引出扉を冷蔵庫から取り出した状態を示す斜視図 従来の冷蔵庫を示す断面図 従来の引出扉とレールとの関係を示す斜視図 従来のレールと容器との関係を示す断面図
符号の説明
100 冷蔵庫
101 断熱箱体
102 冷蔵室
103 野菜室(貯蔵室)
104 冷凍室(貯蔵室)
105 製氷室
106 切換室
107 断熱扉
108 仕切壁
110 内箱
111 断熱材
112 外箱
201 引出扉
202 レール装置
203 トップレール(移動レール)
204 補強部材
205 扉フレーム(強化部材)
206 容器
207 パッキン
211 内側板
212 取付部材
213 リブ
221 ミドルレール(移動レール)
222 キャビネットレール(固定レール)
223 レール取付部
241 折曲部
242 取付板
250 レール固定部
261 狭幅部
262 段部
270 レール保持部材
271 ビス
280 鉤形状部
300 実収納無効部

Claims (14)

  1. 内箱と外箱と前記内箱と前記外箱との間に充填した断熱材とよりなる断熱箱体と、前記断熱箱体の内方に形成される前面が開口する引出式の貯蔵室と、前記貯蔵室の前面開口を開閉自在に閉塞する引出扉と、前記断熱箱体の貯蔵室を区画する仕切壁と、固定レールと移動レールとを有し、前記固定レールと前記移動レールとを予め組み込んだ状態で前記内箱壁又は前記仕切壁に固定し、前記引出扉と前記断熱箱体とを伸縮自在に接続するとともに前記貯蔵室の内部に備えた容器を前後に移動可能とするレール装置と、を備えた冷蔵庫において、前記レール装置は、前記引出扉の上下方向中央部より下方、かつ左右方向両端部に接続されるとともに、前記容器の底部の左右両端を支持した冷蔵庫。
  2. 前記引出扉は、前記レール装置の前記引出扉に接続される部分である基端部よりも奥側の前記レール装置と前記レール装置の基端部より上方の前記引出扉の部分とを接続した補強部材を備えた請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記補強部材は、棒状体である請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記補強部材は、前記補強部材の先端部にレール固定部を設け、前記レール装置は、前記レール装置の先端部近傍に前記レール固定部を固定するための鉤形状部を設けた請求項2から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記引出扉に直接に固定され、前記レール装置に沿って前記レール装置と接合され、前記レール装置を構造的に強化した強化部材を備えた請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記引出扉は、前記引出扉の奥側面のほぼ全面を覆う内側板を備え、前記内側板と前記レール装置の基端部とを接続する取付部材は、前記内側板を射出成形することにより前記内側板と一体成形した請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記引出扉は、前記引出扉の奥側面のほぼ全面を覆う内側板を備え、前記内側板と前記レール装置の基端部とを接続する取付部材は、前記内側板と別体である請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記容器は、前記容器の間口幅が前記容器の内底幅より大きくした請求項1から7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  9. 一組の前記レール装置は、同一平面上にレール取付部を備えた請求項1から8のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記レール装置は、前記内箱を介してレール保持部材に取り付けられた請求項9に記載の冷蔵庫。
  11. 前記レール装置は、前記仕切壁を介してレール保持部材に取り付けられた請求項9に記載の冷蔵庫。
  12. 前記補強部材を備えた前記引出扉を複数の貯蔵室に設けた請求項2から11のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  13. 前記補強部材は部分的に折り曲げた請求項2から12のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  14. 前記容器と前記補強部材とを勘合させた請求項2から13のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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