JP7190731B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に、引出式の収納容器の前面開口が回動扉で覆われる冷蔵庫に関する。
一般的な冷蔵庫では、収納性を向上させるために、冷蔵室等の貯蔵室の内部に引出式の収納容器を設けることがある。
引出式の収納容器を有する冷蔵庫では、ガラスなどの仕切棚により貯蔵室が区切られる。そして、仕切棚の下方に、引出式の収納容器が配置される。収納容器の両側には、収納容器を前後方向にスライド可能に保持する保持機構が配設される。収納容器の前面開口は、仕切棚に回動可能に取り付けられたドアで覆われる。
このような収納容器は次のように動作する。即ち、使用者が収納容器を前方に向かって引き出すと、これに伴いドアは上辺を支点として回動し、収納容器の前面開口はドアにより覆われなくなる。よって、使用者は、前面開口を介して収納容器に収納された食品等の出し入れを行うことができる。その後、使用者が収納容器を奥側に向かって押圧することで収納容器を貯蔵室に収納すると、これに伴いドアは逆方向に回動し、収納容器の前面開口はドアで覆われる。
上記した構成の収納容器を有する冷蔵庫は、例えば以下の特許文献1に記載されている。
特開2016-200319号公報
しかしながら、上記した構成の冷蔵庫では、収納容器を収納させる際に騒音が発生してしまう恐れがあった。具体的には、使用者が収納容器を素早く奥側に戻すと、それに応じてドアが速く回動するため、ドアと収納容器の開口部とが接触することで大きな当接音が発生してしまう課題があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、閉動作時に於けるドアと収納容器の開口部との当接音の発生が抑制された冷蔵庫を提供することにある。
本発明の冷蔵庫は、貯蔵室を仕切る仕切棚と、前記仕切棚の下方に引き出し可能な状態で配設され、前方側に開口する前方開口部が形成された引出式収納容器と、前記引出式収納容器が収納されている際に前記前方開口部を塞ぎ、前記仕切棚に回動可能に取り付けられた回動扉と、前記回動扉に接続され、前記回動扉が閉まる際に回転抵抗を発生させるダンパと、を具備し、前記仕切棚は、周縁部において下方に向かって伸びる壁状の側面部と、内部において下方に向かって伸びる壁状のリブと、を有し、前記側面部と前記リブにより囲まれる領域である凹状領域に、前記ダンパを配設することを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、幅方向に於ける前記仕切棚の端部に、前記凹状領域を形成することを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記回動扉の上側辺には、略鈎状の回動支持部が形成され、前記回動支持部に前記ダンパの回転軸が挿入されることを特徴とする。
本発明の冷蔵庫は、貯蔵室を仕切る仕切棚と、前記仕切棚の下方に引き出し可能な状態で配設され、前方側に開口する前方開口部が形成された引出式収納容器と、前記引出式収納容器が収納されている際に前記前方開口部を塞ぎ、前記仕切棚に回動可能に取り付けられた回動扉と、前記回動扉に接続され、前記回動扉が閉まる際に回転抵抗を発生させるダンパと、を具備し、前記仕切棚は、周縁部において下方に向かって伸びる壁状の側面部と、内部において下方に向かって伸びる壁状のリブと、を有し、前記側面部と前記リブにより囲まれる領域である凹状領域に、前記ダンパを配設することを特徴とする。これにより、本発明の冷蔵庫によれば、引出式収納容器を奥側に移動させることで回動扉を閉じる際に、ダンパが回転抵抗を回動扉に与えるので、回動扉が閉まる際の回動動作が遅くなる。よって、回動扉がソフトに閉じるようになり、回動扉が閉まる際に発生する回動扉と収納容器の開口部との当接音の発生を抑制することができる。
また、本発明の冷蔵庫では、幅方向に於ける前記仕切棚の端部に、前記凹状領域を形成することを特徴とする。これにより、本発明の冷蔵庫によれば、ダンパを隠す効果を更に大きくすることができる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記回動扉の上側辺には、略鈎状の回動支持部が形成され、前記回動支持部に前記ダンパの回転軸が挿入されることを特徴とする。これにより、本発明の冷蔵庫によれば、回転扉の回動支持部にダンパの回転軸を挿入する簡易な構成で、回転扉の回動動作を制御することができる。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す側方断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫に組み込まれる仕切棚、引出式収納容器および回動扉を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、(A)は仕切棚および回動扉を示す斜視図であり、(B)は仕切棚にオイルダンパが収納される部分を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、(A)は回動扉およびオイルダンパを示す斜視図であり、(B)は回動扉とオイルダンパとが接続する部分を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫に備えられる引出式収納容器の開閉状況を示す図であり、(A)は引出式収納容器および回動扉を示す斜視図であり、(B)は収納状態に於ける引出式収納容器および回動扉を示す断面図であり、(C)は収納状態に於ける引出式収納容器および回動扉を示す側面図であり、(D)は引き出される途中の引出式収納容器および回動扉を示す断面図であり、(E)は引き出される途中に於ける引出式収納容器および回動扉を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫に備えられる引出式収納容器の開閉状況を示す図であり、(A)は引出状態に於ける引出式収納容器および回動扉を示す断面図であり、(B)は引出状態に於ける引出式収納容器および回動扉を示す側面図であり、(C)は収納される途中の引出式収納容器および回動扉を示す断面図であり、(D)は収納される途中に於ける引出式収納容器および回動扉を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態に係る冷蔵庫10を図面に基づき詳細に説明する。尚、以下の説明では、上下方向は冷蔵庫10の高さ方向を示し、左右方向は冷蔵庫10の幅方向を示す、前後方向は冷蔵庫10の奥行方向を示している。
図1は、冷蔵庫10の風路の概略構成を示す側方断面図である。図1に示す如く、冷蔵庫10は、本体としての断熱箱体11を備え、断熱箱体11の内部に食品等を貯蔵する貯蔵室を形成している。
断熱箱体11は、前面に開口部を有する鋼板製の外箱12と、外箱12内に間隙を持たせて配設されると共に、前面に開口部を有する合成樹脂製の内箱13と、外箱12と内箱13との間隙に充填発泡された発泡ポリウレタン製の断熱材14と、から構成されている。
貯蔵室の内部は、保冷温度や用途に応じて複数の収納室に区分されている。上段から、冷蔵室15、上部冷凍室16、下部冷凍室17、野菜室18が形成されている。
断熱箱体11の各収納室の前面は開口し、上記開口には、各々断熱扉19~断熱扉22が開閉自在に設けられている。具体的には、断熱扉19が冷蔵室15の前面開口を塞ぎ、断熱扉20が上部冷凍室16の前面開口を塞ぎ、断熱扉20が上部冷凍室16の前方開口を塞ぎ、断熱扉21が下部冷凍室17の前方開口を塞ぎ、断熱扉22が野菜室18の前方開口を塞ぐ。断熱扉19は、幅方向端部が断熱箱体11に回動自在に取り付けられている。断熱扉20、断熱扉21および断熱扉22は、前後方向に引出自在に断熱箱体11に配設されている。断熱扉19~断熱扉22は、断熱箱体11と同様の断熱構造を有している。
冷蔵室15と上部冷凍室16とは断熱仕切壁32で区画され、下部冷凍室17と野菜室18とは断熱仕切壁33で区画されている。断熱仕切壁32および断熱仕切壁33は、断熱箱体11と同様の断熱構造を有している。
上部冷凍室16および下部冷凍室17の後方には、冷却室23が形成されており、冷却室23の内部には冷却器24が配置されている。冷却器24と、圧縮機29と、図示しない放熱器と、図示しない減圧手段とは、冷媒配管によって順次接続され、冷却装置としての蒸気圧縮式の冷凍サイクル回路を構成している。
また、冷蔵室15の後方には、送風路26が形成されており、送風路26の一部を開口することで、吹出口27が形成されている。
冷却器24の上部には送風機25が配設されており、冷却器24により冷却された冷却室23の内部の冷気は、送風機25により各貯蔵室に送風される。具体的には、送風機25により送風された冷気の一部は、送風路26および吹出口27を経由して、冷蔵室15に供給される。また、送風機25で送風された冷気の一部は、上部冷凍室16および下部冷凍室17にも供給される。更に、冷蔵室15で送風された冷気の一部は、野菜室18にも供給される。このようにすることで、冷蔵室15、上部冷凍室16、下部冷凍室17および野菜室18は、所定の温度帯域に冷却される。また、冷蔵室15、上部冷凍室16、下部冷凍室17および野菜室18に送風された冷気は、その後、図示しない帰還風路を経由して冷却室23に帰還する。
冷却室23の内部に於いて、冷却器24の下方には、冷却器24に付着した霜を除去するための除霜ヒータ28が配設されている。
冷蔵室15の内部には、内部空間を上下方向に区切る仕切棚30が複数配設されている。最下部に配置された仕切棚30の下方には、引出式収納容器31が配置されている。引出式収納容器31は、前後方向に引出自在に配設されている。引出式収納容器31の前部上方には、回動扉34が配置されている。回動扉34は、仕切棚30に対して回動自在に組み付けられており、引出式収納容器31が奥側に押し込まれている収納状態では、回動扉34は閉じている。一方、引出式収納容器31が前方に引き出されている引出状態では、回動扉34は開いている。このような状態は、図6等を参照して後述する。
図2は、引出式収納容器31、回動扉34および仕切棚30を、前側上方から見た斜視図である。ここでは、引出式収納容器31が上記した冷蔵室15の奥側に収納されている収納状態を示している。
この図を参照して、引出式収納容器31は、上部および前部上側に開口を有する容器である。引出式収納容器31の上部開口は仕切棚30により覆われ、引出式収納容器31の前部上側開口は回動扉34により覆われている。
引出式収納容器31の右方側面の下部を、部分的に右方に向かって突出させることでレール部42が形成されている。レール部42は、前後方向に沿って略直線状に形成されている。レール部42は、上記した内箱13により摺動可能に支持される。
また、引出式収納容器31の右方側面の中間部を右方に向かって壁状に突出させることで、ガイドリブ41が形成されている。ガイドリブ41の前方部分は、下方に向かって湾曲する湾曲形状を呈し、ガイドリブ41の後方部分は、前後方向に沿って略直線形状に伸びている。
ここでは図示しないが、引出式収納容器31の左方側面にも、上記したレール部42およびガイドリブ41が形成されている。
回動扉34の右方端部には、側方突出部35が形成されている。側方突出部35は、後方に向かって立設された板状の部位である。側方突出部35は、右方から見て、略三角形を呈している。側方突出部35の後方端部を右方に向かって略円柱状に突出させることで円柱部36が形成されている。
後述するように、引出式収納容器31の前方への移動に伴い、引出式収納容器31のガイドリブ41が、回動扉34の円柱部36を押すことで、回動扉34は開く方向に回動する。
図3を参照して、回動扉34が仕切棚30に取り付けられる構成を説明する。図3(A)は仕切棚30と回動扉34とを離した状況を後側下方から見た斜視図であり、図3(B)は仕切棚30にオイルダンパ50が収納される構成を後側下方から見た拡大斜視図である。
図3(A)を参照して、回動扉34は、本体部45と、側方突出部35と、回動支持部51,52と、を有している。これらの部位は、射出成形された合成樹脂から成る。
本体部45は、左右方向に沿って細長い長方形状の部位であり、上記した引出式収納容器31の開口を塞ぐ機能を有する。
側方突出部35は、上記したように、右方から見て三角形状を呈する部位であり、後方端部に円柱部36が形成されている。側方突出部35は、本体部45の左右両端部にそれぞれ形成されている。円柱部36は、上記した引出式収納容器31のガイドリブ41に接する部位である。
回動支持部51は、本体部45の上辺左端付近から、後方上側に向かって鈎状に突出する部位である。回動支持部51の端部は、仕切棚30の取付孔43に回動自在に取り付けられる。取付孔43は、仕切棚30の下面に形成されたリブを円形に貫通することで形成されている。
回動支持部52は、本体部45の上辺右端部付近から、後方上側に向かって鈎状に突出する部位である。回動支持部52には、オイルダンパ50が接続される。回動支持部52とオイルダンパ50との関連構成は図4を参照して後述する。
図3(B)を参照して、オイルダンパ50は、仕切棚30の前側右方端部に形成された凹状領域38に収納される。
凹状領域38は、仕切棚30の前側右方端部に形成され、側面部46およびリブ47で周囲から囲まれる部位である。側面部46は、仕切棚30の周縁部から下方に向かって立設された板状部位である。リブ47は、仕切棚30の内部に於いて、下方に向かって立設された板状部位である。
オイルダンパ50は、凹状領域38に収納される。オイルダンパ50は、回動扉34が閉じる際に抵抗力を発生させる部材であり、その具体的機能は後述する。オイルダンパ50は、下方から被覆部材39で覆われる。被覆部材39およびオイルダンパ50は、ビス44により仕切棚30に共締めされる。被覆部材39を用いて、オイルダンパ50を仕切棚30に取り付けることで、オイルダンパ50の取付構造を強固にすることができ、更に、オイルダンパ50を下方から遮蔽することができる。
図4を参照して、回動扉34とオイルダンパ50との関連構成を説明する。図4(A)は、回動扉34とオイルダンパ50とを離した状況を前側上方から見た斜視図であり、図4(B)はオイルダンパ50と回動支持部52とを離した状況を前側上方から見た拡大斜視図である。
図4(A)を参照して、上記したように、回動扉34の上辺には回動支持部51および回動支持部52が形成されている。回動支持部52にオイルダンパ50が接続されることで、後述するように、回動扉34の閉動作が低速化される。一方、回動支持部51は、上記したように、回転自在に仕切棚30に接続される。
図4(B)を参照して、オイルダンパ50は、左方に向かって延出する回転軸53を有している。回転軸53は、左方に沿って伸びる略棒状の鋼材である。回転軸53の先端側の断面は、円の前後方向の両端部を切り欠いた非円形状とされている。
オイルダンパ50は、右方から見て回転軸53が時計回りに回転する際に、回転軸53に抵抗力を付与する。更には、オイルダンパ50は、右方から見て回転軸53が反時計回りに回転する際にも、回転軸53に抵抗力を付与する。
回動支持部52の前側上方の右側面には、挿入孔40が形成されている。右方から見た場合の挿入孔40の形状は、回転軸53の先端部分と略同一とされている。よって、回転軸53の左端部分は、回動支持部52の挿入孔40に隙間無く挿入されている。
回転軸53を挿入孔40に挿入することで、オイルダンパ50の回転軸53と、回動扉34の回動支持部52とは、回転方向に於いて固定される。即ち、回動扉34を回転させると、オイルダンパ50の回転軸53も同期して回転するようになる。このことから、回動扉34が開動作する際には、オイルダンパ50は開動作を阻害しない程度の回転抵抗を発生させる。また、オイルダンパ50は、回動扉34が閉動作する際には、回動扉34に回転抵抗を与え、回動扉34の閉動作を低速化する。
図5および図6を参照して、引出式収納容器31および回動扉34の動作を説明する。
図5(A)、図5(B)および図5(C)に、収納状態の引出式収納容器31を示す。図5(A)は引出式収納容器31および回動扉34を示す斜視図である。図5(B)は図5(A)の切断面線A-Aにおける断面図である。図5(C)は図5(A)に示す引出式収納容器31を右方から見た側面図である。
図5(B)および図5(C)を参照して、収納状態に於いては、引出式収納容器31は冷蔵室15の奥側に配置されており、引出式収納容器31の上側開口は仕切棚30で覆われ、引出式収納容器31の前側開口は回動扉34で覆われている。係る構成により、引出式収納容器31に収納された被貯蔵物を、引出式収納容器31の内部で好適に冷蔵保存することができる。
図5(D)および図5(E)に、使用者が引出式収納容器31を前方に向かって引き出す途中の状況を示す。図5(D)は、この状況に於ける、図5(A)の切断面線A-Aの断面図である。図5(E)は、この状況に於いて、図5(A)に示す引出式収納容器31を右方から見た側面図である。
図5(E)に示すように、引出式収納容器31を手前に引き出すと、引出式収納容器31の側面に形成されたガイドリブ41に、回動扉34の側方突出部35の先端に形成された円柱部36が接触する。ガイドリブ41は、後部が上方に向かって湾曲する湾曲形状を呈している。よって、引出式収納容器31が前方に向かって移動すると、引出式収納容器31のガイドリブ41が、回動扉34の円柱部36を持ち上げる。
このことから、回動扉34はその上端を支点として徐々に時計回りに回動する。このように成ると、図5(D)に示すように、回動扉34の下端と、引出式収納容器31との間に間隙が形成されている。回動扉34が開動作する際には、上記したオイルダンパ50は抵抗力を発生さるが、その抵抗力は引出式収納容器31および回動扉34の開動作を阻害しない程度である。
図6(A)および図6(B)に、使用者が引出式収納容器31を前方に向かって完全に引き出した引出状態を示す。図6(A)は、この状況に於ける、図5(A)の切断面線A-Aの断面図である。図6(B)は、この状況に於いて、図6(A)に示す引出式収納容器31を右方から見た側面図である。
図6(B)を参照して、引出式収納容器31を前方まで引き出すと、回動扉34の側方突出部35の先端に形成された円柱部36は、ガイドリブ41の平坦な後方部分に乗り上げている。これより、回動扉34は時計回りに更に回動し、回動扉34の本体部45は、仕切棚30によりも上方に配置されている。更に、引出式収納容器31の大部分は仕切棚30よりも前方に配置されている。
また、図6(A)に示すように、引出式収納容器31の前方開口部37は、仕切棚30および回動扉34で覆われていない。よって、使用者は、食品等の貯蔵物を、前方開口部37を介して出し入れすることができる。
図6(C)および図6(D)に、使用者が引出式収納容器31を奥側に収納する途中の状況を示す。図6(C)は、この状況に於ける、図5(A)の切断面線A-Aの断面図である。図6(D)は、この状況に於いて、図6(A)に示す引出式収納容器31を右方から見た側面図である。
図6(D)を参照して、使用者が引出式収納容器31の前面を後方に向かって押圧すると、引出式収納容器31は冷蔵室15の後方にスライドする。
引出式収納容器31が後方に向かって移動すると、引出式収納容器31のガイドリブ41が、回動扉34の円柱部36を支持しなくなる。よって、回動扉34は自重により、閉まる方向、即ち反時計回りに回動する。
ここで、図4を参照して説明したように、回動扉34の回動支持部52を回動可能に支持するオイルダンパ50は、回動扉34が反時計回りに回転する際に、回転抗力を発生する。よって、使用者が引出式収納容器31を素早く後方にスライドさせても、回動扉34は抗力を受けながら反時計回りにゆっくりと回転する。よって、回動扉34が完全に閉まることにより、回動扉34が引出式収納容器31に当接しても、その当接により大きな当接音が発生することはない。更には、回動扉34がゆっくりと閉じることで高級感を醸し出すことができる。
更に、本実施形態によれば、図5(D)および図5(E)を参照して説明したように、回動扉34が開動作する際には、オイルダンパ50から生じる回転抵抗は開動作を阻害しない程度であるので、使用者は無理なく引出式収納容器31を手前に素早く引き出すことができる。
更に、本実施形態によれば、図3(B)を参照して説明したように、オイルダンパ50は、側面部46およびリブ47で周囲から囲まれる仕切棚30に配設される。これにより、使用者が図1に示した断熱扉19を開いた場合であっても、使用者の視界にオイルダンパ50が入ることがない。よって、冷蔵室15の内部に於いて、回動扉34の周辺部の外観性を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態を示したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
10 冷蔵庫
11 断熱箱体
12 外箱
13 内箱
14 断熱材
15 冷蔵室
16 上部冷凍室
17 下部冷凍室
18 野菜室
19 断熱扉
20 断熱扉
21 断熱扉
22 断熱扉
23 冷却室
24 冷却器
25 送風機
26 送風路
27 吹出口
28 除霜ヒータ
29 圧縮機
30 仕切棚
31 引出式収納容器
32 断熱仕切壁
33 断熱仕切壁
34 回動扉
35 側方突出部
36 円柱部
37 前方開口部
38 凹状領域
39 被覆部材
40 挿入孔
41 ガイドリブ
42 レール部
43 取付孔
44 ビス
45 本体部
46 側面部
47 リブ
50 オイルダンパ
51 回動支持部
52 回動支持部
53 回転軸

Claims (3)

  1. 貯蔵室を仕切る仕切棚と、
    前記仕切棚の下方に引き出し可能な状態で配設され、前方側に開口する前方開口部が形成された引出式収納容器と、
    前記引出式収納容器が収納されている際に前記前方開口部を塞ぎ、前記仕切棚に回動可能に取り付けられた回動扉と、
    前記回動扉に接続され、前記回動扉が閉まる際に回転抵抗を発生させるダンパと、を具備し、
    前記仕切棚は、周縁部において下方に向かって伸びる壁状の側面部と、内部において下方に向かって伸びる壁状のリブと、を有し、
    前記側面部と前記リブにより囲まれる領域である凹状領域に、前記ダンパを配設することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 幅方向に於ける前記仕切棚の端部に、前記凹状領域を形成することを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
  3. 前記回動扉の上側辺には、略鈎状の回動支持部が形成され、
    前記回動支持部に前記ダンパの回転軸が挿入されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
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