JP2011138865A - 半導体デバイスの検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の両面に電極を備えた半導体デバイス(例えばパワー半導体デバイス)をウエハ状態のままで検査する場合に、基板の裏面の電極とテスタとの間の電気経路を短くすることで、精度良く検査する。
【解決手段】チャックトップ49の支持面56に対面するようにチャックリード板54を設ける。チャックトップ49の周辺部にはポゴピン60を固定する。ポゴピン60はチャックリード板54に接触する。プローブ20はウエハ18の表面の電極に接触する。プローブ20はケーブル47を経由してテスタ22につながっている。ウエハ18の裏面の電極はチャックトップ49の支持面56に接触する。支持面56はチャックトップ49とポゴピン60とチャックリード板54とケーブル55を経由してテスタ22につながっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板の両面に電極を備えた半導体デバイスの検査装置に関するものである。
基板の両面に電極を備えた半導体デバイスの代表例としてパワー半導体デバイスが知られている。パワー半導体デバイスの一例として、IGBTと略称される絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(insulated gate bipolar transistor)について説明する。図6(A)はIGBTの断面構造図である。基板の一方の面にゲート端子10とエミッタ端子12が存在していて、他方の面にコレクタ端子14が存在している。コレクタ端子14は基板の裏面そのものである。図6(B)はIGBTの図記号である。
このIGBTの電気特性を検査するには、基板の両面に検査用接触子を接触させる必要がある。図7はIGBTを検査する従来の検査装置の側面図であり、一部は断面で示している。この検査装置は、ウエハ上に形成されたIGBTをウエハ状態のままで検査するものである。図7において、チャックトップ16の上にウエハ18が載っている。ウエハ18の表面のゲート端子とエミッタ端子にプローブ20を接触させる。プローブ20はテスタ22と電気的につながっている。ウエハ18の裏面のコレクタ端子はチャックトップ16と電気的に接触している。チャックトップ16はケーブル24を介してテスタ22と電気的につながっている。チャックトップ16は絶縁体26を介して可動ステージ28の上に載っている。可動ステージ28はXYZ方向に移動可能であり、かつ、鉛直軸の周りに回転可能である。可動ステージ28が動くので、可動ステージ28に接続されたケーブル24はケーブルベア30の中を引き回されてからテスタ22につながっている。図7に示すタイプの従来の検査装置は、例えば、特開平5−333098号公報(特許文献1)に示されている。
図7の検査装置において、ケーブル24の長さは例えば約2mを必要とする。ケーブル24が長くなると、その抵抗やインダクタンスが大きくなり、ケーブル24を流れる電流に対して負荷が大きくなる。そのために、検査精度が低下するおそれがある。また、IGBTの動特性を検査するときに、IGBTに高周波信号を印加することがあるが、ケーブル24の長さゆえにIGBTの出力波形がなまってしまう。この点を以下に説明する。図8(A)は高周波の入力パルス信号(IGBTのゲート端子に印加するもの)の波形32を示す。図8(B)はIGBTの出力信号(IGBTのエミッタ端子とコレクタ端子の間に流れる電流)の波形である。IGBTの本来の出力波形34(信号の立上りと立下りに多少の時間を要する。)に対して、現実の出力波形36は、IGBTとテスタとの間の電気経路等の影響で、本来の波形34よりもなまっている。ケーブル24が上述のように長くなると、波形のなまりが大きくなり、動特性の検査精度が著しく低下する。
従来の別の例として図9に示す検査装置も知られている。図9は従来の別の検査装置の側面図であり、一部は断面で示している。この検査装置では、ウエハ18をチャックトップの上に載せずに、ウエハ18を周辺部でクランプして支持している。こうすることで、ウエハ18の表面と裏面の両方にプローブ20a,20bを接触させることを可能にしている。上下のプローブ20a,20bとテスタ22との間はケーブル24a,24bで接続する。ウエハ18はXY方向に(すなわち、水平面内で)移動でき、これによって、プローブ20a,20bとウエハ18との相対位置関係を変えることができる。ウエハ18を移動させるときは、プローブ20a,20bを上下方向に退避させる。このタイプの検査装置では、可動のチャックトップにケーブルをつなぐ構成ではないので、図7の従来例よりもケーブルの長さが短くなる。この図9に示すタイプの従来の検査装置は、例えば、特開2005−303098号公報(特許文献2)に示されている。
図9に示す検査装置は、ウエハの周辺部をクランプしてウエハを動かすので、ウエハの可動機構が図7に示す従来装置よりも複雑になり、コストが高くなる。また、ウエハの温度制御が困難なので、ウエハを高温または低温にして検査する用途には向いていない。
従来のさらに別の例として図10に示す検査装置も知られている。図10は従来のさらに別の検査装置の側面図であり、チャックトップは断面で示している。この検査装置は、ウエハ状態ではなくてチップに分割したあとのIGBTを検査するものである。このタイプの従来の検査装置は、例えば、特開2008−101944号公報(特許文献3)と特開2007−40926号公報(特許文献4)に示されている。特許文献3によれば、図7の従来例に示すようにチャックトップを経由してテスタに電路を接続すると、電路が複雑になって検査を適正に行えないと説明されていて、その問題点を解決するために、セラミック製のチャックトップの上に、チップを載せるための金属膜を配置する構成としている。この金属膜はIGBTチップの裏面のコレクタ端子に接触するものであり、この金属膜の表面とテスタとを電気的に接続することで、負荷の小さい電路としている。同様な構造は特許文献4にも開示されていて、図10は特許文献4に開示された構造を示したものである。図10において、セラミック製のチャックトップ38には複数の導電性部40が設けられている。導電性部40の上にはIGBTのチップ42を載せる。チップ42の表面のゲート端子とエミッタ端子にはプローブ20を接触させる。チップ42の裏面のコレクタ端子は導電性部40に接触している。チップ42の外側において導電性部40の表面にポゴピン44を接触させる。このような接触構造を用いることで、IGBTを高電圧・大電流で測定することができる。ポゴピン44は1本当たりの電流値をあまり大きくとれないが、ポゴピン44の数を増やすことで大電流の測定が可能になる。
特開平5−333098号公報 特開2005−303098号公報 特開2008−101944号公報 特開2007−40926号公報
図10に示す従来装置は、図7に示す従来装置と比較して、IGBTのコレクタ端子とテスタとの間の電気経路が短くなり、検査精度が向上すると考えられる。しかしながら、図10に示す従来装置は、チップに分割したあとの半導体デバイスを検査するものであり、ウエハ状態の半導体デバイスをそのまま検査するのには向いていない。仮に、図10の方式をウエハ上の半導体デバイスの検査に適用することを考えると、次の問題がある。例えば、ウエハの中央付近に存在する半導体デバイスを検査する場合は、プローブ20の下方にウエハの中央付近を位置させることになる(チャックトップをそのように動かす)。一方で、ウエハの外側に露出している導電性部にはポゴピンを接触させる必要がある。ゆえに、プローブ20とポゴピン44は互いに遠く離れることになる。一般に、ウエハ上の半導体デバイスの電極とプローブとの位置合わせは、ウエハを載せているチャックトップの移動によって行われるが、この移動だけでは、ポゴピンの位置合わせはできない。プローブとポゴピンの位置関係は、半導体デバイスのウエハ上の位置によってその都度変化するからである。したがって、ポゴピンを別途位置合わせするための移動機構を、プローブベース側に新たに設ける必要がある。結局、図10の方式をウエハ上の半導体デバイスにも適用するには、検査装置を大幅にかつ複雑に変更しなければならず、そのような変更は現実的ではない。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、基板の両面に電極を備えた半導体デバイスを、複数の半導体デバイスを形成した状態の大きな基板のままで(例えば、ウエハのままで)、その電気特性を精度良く検査できる検査装置を提供することにある。本発明の別の目的は、パワー半導体デバイスの動特性の検査を精度良く行うことができる検査装置を提供することにある。
本発明の検査装置は、基板の両面に電極を備えた半導体デバイスの電気特性を検査するものであって、次の構成を備えている。(ア)前記基板の第1面に存在する電極に接触可能なプローブ。(イ)前記基板を支持するチャックトップであって、前記基板の前記第1面とは反対側にある第2面に存在する電極に接触可能な導電性の平坦な支持面を備えるチャックトップ。(ウ)前記チャックトップと前記プローブとの相対位置関係を、前記支持面に平行な面内における2次元方向と前記支持面に垂直な方向とにおいて変化させる駆動機構。(エ)前記支持面から離れていて前記支持面に対して平行に対面する導電性のチャックリード板であって、前記支持面の外形寸法よりも大きな外形寸法を有するチャックリード板。(オ)前記チャックトップに固定されていて前記支持面と電気的に接続している接触子であって、その先端が前記支持面の高さよりも前記チャックリード板に向かって突き出していて、前記チャックトップと前記チャックリード板の相対位置関係が前記支持面に垂直な方向に変化することで先端が前記チャックリード板に接触可能な接触子。(カ)前記プローブとテスタとを電気的に接続する第1の電気経路。(キ)前記支持面と前記テスタとを前記接触子及び前記チャックリード板を経由して電気的に接続する第2の電気経路。
前記接触子は、好ましくは、互いに近接する複数の接触子からなる接触子群として配置することができ、その接触子群は前記チャックトップの周辺部において周方向に等間隔で配置することができる。
前記プローブはプローブベースに支持されていて、前記チャックリード板は、好ましくは、電気絶縁体を介して前記プローブベースに固定することができる。
本発明は、特にパワー半導体デバイスの動特性の検査(例えば、高電圧・大電流での検査)に好適なものである。パワー半導体デバイスは、例えば、IGBTやパワーMOSFETである。パワーMOSFETの場合、基板の裏面にドレイン電極が存在しているものが本発明の検査装置の検査対象となる。
本発明は、チャックトップの支持面に対面するチャックリード板を備えていて、半導体デバイスの基板の裏側の電極とテスタとの間の電気経路を、チャックトップに設けた接触子とチャックリード板とを経由して構成することにより、従来装置と比較して半導体デバイスの基板の裏側の電極とテスタとの間の電気経路が短くなり、精度の高い検査が可能になる。したがって、従来装置と比較して、例えばパワー半導体デバイスの動特性検査において出力波形のなまりが小さくなる。
図1は本発明の検査装置の一実施例の側面図である。 図2はチャックトップの平面図である。 図3はチャックリード板の平面図である。 図4はチャックリード板とチャックトップとの相対位置関係を示した平面図である。 図5は本発明の検査装置を用いてIGBTを検査する場合の電気回路の一例である。 図6はIGBTの断面構造図と図記号である。 図7は従来の検査装置の側面図である。 図8はIGBTの入力波形と出力波形である。 図9は従来の別の検査装置の側面図である。 図10は従来のさらに別の検査装置の側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳しく説明する。図1は本発明の検査装置の一実施例の側面図であり、一部は断面で示している。この検査装置は、大きく分けると、常時は空間に対して静止している上部装置46と、空間に対して移動可能な下部装置48からなり、上部装置46にテスタ22が接続される。上部装置46はプローブベース50を備えている。プローブベース50には、いくつかの調整機構を介して、プローブ20が取り付けられている。プローブベース50の下面にはセラミック製のサポート52を介して導電性のチャックリード板54が固定されている。サポート52は電気絶縁体である。チャックリード板54は厚さ5mmのアルミニウム製または銅製の円板の表面に金メッキ(またはニッケルメッキかロジウムメッキ)を施したものである。
下部装置48はチャックトップ49を備えている。チャックトップ49は厚さ10〜15mmの銅製の円板の表面に金メッキを施したものである。チャックトップ49の上面には検査対象のウエハ18を載せることができる。チャックトップ49の上面はウエハ18を支持する支持面56であり、この支持面56は本発明における導電性の平坦な支持面に相当する。チャックトップ49はセラミック製の絶縁体26を介して可動ステージ28の上に載っている。可動ステージ28は、図面の左右方向(X方向)と紙面に垂直な前後方向(Y方向)と図面の上下方向(Z方向)に移動可能である。また、この可動ステージ28は、Z方向に延びる回転中心線の周りに回転(θ回転)可能である。XY方向は、チャックトップ49の支持面56に平行な面内の2次元方向に相当し、Z方向は、支持面56に垂直な方向に相当する。このような可動ステージ28の構造は、ウエハプローバ等の検査装置において周知のものであり、その詳しい説明は省略する。可動ステージ28が、本発明における「チャックトップとプローブとの相対位置関係を、チャックトップの支持面に平行な面内における2次元方向と前記支持面に垂直な方向とにおいて変化させる駆動機構」に該当する。なお、可動ステージを用いてチャックトップを移動させる代わりに、チャックトップを静止させてプローブベースを同様に移動させても、チャックトップとプローブとの相対位置関係を変えることができる。
チャックトップ49の周辺部(この実施例では側面)には導電性のポゴピンベース58が固定されている。このポゴピンベース58に複数のポゴピン60が固定されている。ポゴピン60はポゴピンベース58を介してチャックトップ49と電気的に接続している。ポゴピン60はチャックトップ49の支持面56の高さよりも上方に突き出していて、その先端は上方に向かってばね付勢されている。ポゴピン60は、その先端が下方に押されることで後退可能である。ポゴピン60は本発明における接触子に相当する。チャックトップ49が上昇してウエハ18とプローブ20が接触するのと同時に、ポゴピン60とチャックリード板54が接触する。
プローブ20は上部装置46内の電気経路と第1ケーブル47とを経由してテスタ22に電気的に接続している。プローブ20とテスタ22の間の電気経路が本発明における第1の電気経路である。一方、チャックトップ49の支持面56はチャックトップ49とポゴピンベース58とポゴピン60とチャックリード板54と第2ケーブル55とを経由してテスタ22に電気的に接続している。チャックトップ49の支持面56とテスタ22の間の電気経路が本発明における第2の電気経路である。第1の電気経路は、通常、複数の信号線から構成されている。IGBTの検査を例にとると、第1の電気経路には、少なくもゲート端子につながる信号線とエミッタ端子につながる信号線が含まれる。第2の電気経路は、通常、1本の信号線である。IGBTの検査を例にとると、第2の電気経路はコレクタ端子につながる信号線で構成される。なお、チャックトップ49をXY方向に静止させてプローブベース50をXY方向に移動させるタイプの駆動方式を採用する場合は、プローブベース50にテスタ22を搭載すれば、第1ケーブル47と第2ケーブル55は長くならない。
図1に示す構造を採用することで、プローバの構造を大きく変えることなく、ウエハの裏面の端子とテスタとをつなぐ電気経路の長さを、図7に示す従来装置よりも劇的に短くすることができる。また、ウエハ18はチャックトップ49の上に載っているので、チャックトップ49を利用してウエハ18を加熱したり冷却したりすることも容易である。
図2はチャックトップの平面図である。チャックトップ49の側面には、周方向に等間隔で、4個のポゴピンベース58が固定されている。各ポゴピンベース58には6本のポゴピン60が固定されている。互いに近接した6本のポゴピン60はポゴピン群を構成しており、このポゴピン群が4セット設けられている。ポゴピン60の数を増やすことで、ポゴピン経由でも大電流を流すことができる。
図2において、チャックトップ49と大きさを比較するために、チャックリード板54とウエハ18を想像線で示している。ウエハ18の外径は例えば150mmであり、その場合、チャックトップ49の外径は約160mmであり、チャックリード板54の外径は約300mmである。
図3はチャックリード板54の平面図である。チャックリード板54の中央には、プローブ20が通過するための円形の開口62が形成されている。チャックリード板54上のコネクタ63は、チャックリード板54とテスタとつなぐケーブルを接続するためのものである。チャックトップ49とウエハ18は想像線で示している。この図3では、チャックトップ49が図の右方向に移動した状態で描かれていて、チャックトップ49上のウエハ18の左端付近にある半導体デバイスを検査する状態を示している。プローブ20の種類や本数は検査項目に応じて変化するが、例えば、IGBTのゲート端子用に1本、エミッタ端子用に複数本(電流をかせぐため)を用意する。
図4はチャックリード板54とチャックトップ49との相対位置関係を示した平面図である。チャックトップ49は想像線で示している。チャックトップ49が右側に移動した状態で描かれたものについては、その上のウエハ18も想像線で示している。チャックリード板54は空間に対して静止しているが、チャックトップ49は、検査すべき半導体デバイスがウエハ18上のどこに位置しているかによって、XY方向に移動する。すなわち、検査すべき半導体デバイスがチャックリード板54の開口62の下方に来るように、チャックトップ49が移動する。チャックトップ49が移動してもチャックトップ49の周辺部に固定されたポゴピンがチャックリード板54に確実に接触できるように、チャックリード板54の外形寸法はチャックトップ49の外形寸法よりもかなり大きくなっている。
本発明の検査装置で好適に検査できるものは、例えば、パワー半導体デバイスのスイッチング特性、ダイオードの逆復帰時間(Trr:reverse recovery time)、L負荷試験などである。図5は本発明の検査装置を用いてIGBTを検査する場合の電気回路の一例である。IGBT64のゲート端子Gとテスタ22との間には信号線66があり、エミッタ端子Eとテスタ22との間には信号線68がある。二つの信号線66,68が本発明における第1の電気経路に相当する。IGBT64のコレクタ端子Cとテスタ22との間には信号線70がある。この信号線70が本発明における第2の電気経路に相当する。入力信号源72と電源74と負荷76と電圧計78はテスタ22の内部にある。ゲート端子Gとエミッタ端子Eの間に入力信号源72から高周波のパルス信号を印加すると、コレクタとエミッタが導通して負荷76に電流が流れ、そのときに負荷76の両端に発生する電圧を電圧計78で測定する。入力した高周波のパルス信号に対して、電圧計78で測定された出力波形がどのようになっているかを調べることで、IGBT64の動特性を評価できる。
10 ゲート端子
12 エミッタ端子
14 コレクタ端子
16 チャックトップ
18 ウエハ
20,20a,20b プローブ
22 テスタ
24,24a,24b ケーブル
26 絶縁体
28 可動ステージ
30 ケーブルベア
32 入力波形
34 本来の出力波形
36 現実の出力波形
38 セラミック製のチャックトップ
40 導電性部
42 チップ
44 ポゴピン
46 上部装置
47 第1ケーブル
48 下部装置
49 チャックトップ
50 プローブベース
52 サポート
54 チャックリード板
55 第2ケーブル
56 支持面
58 ポゴピンベース
60 ポゴピン
62 開口
63 コネクタ
64 IGBT
66,68,70 信号線
72 入力信号源
74 電源
76 負荷
78 電圧計

Claims (3)

  1. 基板の両面に電極を備えた半導体デバイスの電気特性を検査する検査装置において、次の構成を備える検査装置。
    (ア)前記基板の第1面に存在する電極に接触可能なプローブ。
    (イ)前記基板を支持するチャックトップであって、前記基板の前記第1面とは反対側にある第2面に存在する電極に接触可能な導電性の平坦な支持面を備えるチャックトップ。
    (ウ)前記チャックトップと前記プローブとの相対位置関係を、前記支持面に平行な面内における2次元方向と前記支持面に垂直な方向とにおいて変化させる駆動機構。
    (エ)前記支持面から離れていて前記支持面に対して平行に対面する導電性のチャックリード板であって、前記支持面の外形寸法よりも大きな外形寸法を有するチャックリード板。
    (オ)前記チャックトップに固定されていて前記支持面と電気的に接続している接触子であって、その先端が前記支持面の高さよりも前記チャックリード板に向かって突き出していて、前記チャックトップと前記チャックリード板の相対位置関係が前記支持面に垂直な方向に変化することで先端が前記チャックリード板に接触可能な接触子。
    (カ)前記プローブとテスタとを電気的に接続する第1の電気経路。
    (キ)前記支持面と前記テスタとを前記接触子及び前記チャックリード板を経由して電気的に接続する第2の電気経路。
  2. 請求項1に記載の検査装置において、前記接触子は互いに近接する複数の接触子からなる接触子群として配置されていて、前記接触子群が前記チャックトップの周辺部において周方向に等間隔で配置されていることを特徴とする検査装置。
  3. 請求項1または2に記載の検査装置において、前記プローブはプローブベースに支持されていて、前記チャックリード板は電気絶縁体を介して前記プローブベースに固定されていることを特徴とする検査装置。
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