JP2011070908A - 導電材分散液、電極ペーストおよび導電材被覆活物質 - Google Patents

導電材分散液、電極ペーストおよび導電材被覆活物質 Download PDF

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Abstract

【課題】良好な分散性および導電性を確保することのできる導電材分散液、その導電材分散液が用いられる電極ペーストおよび導電材被覆活物質を提供すること。
【解決手段】導電材、分散剤および分散媒を含有する導電材分散液であって、導電材が、平均一次粒子径が40nm以下であり、かつ、平均分散粒子径が400nm以下であるカーボンブラックであるか、または、平均外径が30nm以下であり、かつ、凝集せずに分散しているカーボンナノチューブであり、分散剤が、非イオン性分散剤を含有する。
【選択図】なし

Description

本発明は、リチウムイオン電池の製造に好適である導電材分散液、電極ペーストおよび導電材被覆活物質に関する。
近年、携帯電話やノート型パーソナルコンピュータなどの普及に伴って、リチウムイオン電池が注目されている。リチウムイオン電池は、通常、炭素系材料からなる負極と、リチウムイオンを可逆的に出入りさせる活物質を含有する正極と、それらを浸漬する非水系電解質とを備えており、正極は、活物質、導電材およびバインダからなる電極ペーストを、集電板に塗工することより製造されている。
正極では、導電材の配合により、活物質の導電性が高められるが、活物質に対する導電材の分散が不十分であると、導電性の改善も不十分となる。
そのため、電極活物質、導電助剤、バインダおよび極性溶媒を含有し、導電助剤を分散した際の平均粒径が500nm以下である、リチウムイオン電池の電極形成用スラリーが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、このリチウムイオン電池の電極形成用スラリーでは、アミノ基含有有機酸、アミノ基含有有機酸塩、イミノ基含有有機酸、イミノ基含有有機酸塩の群から選択される1種の分散改良剤を添加している。
特開2006−309958号公報
しかるに、上記のようなスラリーでは、導電助剤の分散平均粒径が500nm以下であるとともに、平均一次粒子径も小さいほうが分散性の向上を図ることができる。
しかし、特許文献1に記載のスラリーでは、平均一次粒子径の小さい分散導電助剤を、分散平均粒径が500nm以下となるように分散させると、導電性の向上を図れない場合がある。
本発明の目的は、良好な分散性および導電性を確保することのできる導電材分散液、その導電材分散液が用いられる電極ペーストおよび導電材被覆活物質を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の導電材分散液は、導電材、分散剤および分散媒を含有し、前記導電材が、平均一次粒子径が40nm以下であり、かつ、平均分散粒子径が400nm以下であるカーボンブラックであり、前記分散剤が、非イオン性分散剤を含有することを特徴としている。
また、本発明の導電材分散液において、前記カーボンブラックの純度が、99.9〜100%であることが好適である。
また、本発明の導電材分散液において、前記導電材は、アセチレンブラック、ファーネスブラックおよびケッチェンブラックからなる群から選択される少なくとも1種のカーボンブラックであることが好適である。
また、本発明の導電材分散液は、導電材、分散剤および分散媒を含有し、前記導電材が、平均外径が30nm以下であり、かつ、凝集せずに分散しているカーボンナノチューブであり、前記分散剤が、非イオン性分散剤を含有することを特徴としている。
また、本発明の導電材分散液において、前記カーボンナノチューブの純度が、90〜100%であることが好適である。
また、本発明の導電材分散液において、前記分散剤の溶解度パラメータと、前記分散媒の溶解度パラメータとの差が、2.0以下であることが好適である。
また、本発明の電極ペーストは、上記した導電材分散液、活物質およびバインダを含有することを特徴としている。
また、本発明の導電材被覆活物質は、上記した導電材分散液および活物質を配合後、乾燥させることにより、前記活物質が前記導電材によって被覆されていることを特徴としている。
また、本発明の導電材被覆活物質において、前記導電材が、前記活物質の表面を、10%以上被覆していることが好適である。
また、本発明の電極ペーストは、上記した導電材被覆活物質、分散媒およびバインダを含有することを特徴としている。
また、本発明の電極ペーストは、リチウムイオン電池の正極に用いられることが好適である。
本発明の導電材分散液では、導電材が、平均一次粒子径が40nm以下であり、かつ、平均分散粒子径が400nm以下であるカーボンブラックであるか、または、平均外径が30nm以下であり、かつ、凝集せずに分散しているカーボンナノチューブであり、分散剤が、非イオン性分散剤を含有している。そのため、良好な分散性および導電性を確保することができる。
そのため、本発明の導電材分散液から調製される電極ペーストおよび導電材被覆活物質が用いられるリチウムイオン電池は、高出力を実現することができる。
実施例1の分散液中の導電材(カーボンブラック)の走査型電子顕微鏡写真の画像処理図である。 比較例1の分散液中の導電材(カーボンブラック)の走査型電子顕微鏡写真の画像処理図である。 実施例7の分散液中の導電材(カーボンナノチューブ)の走査型電子顕微鏡写真の画像処理図である。
本発明の導電材分散液は、導電材、分散剤および分散媒を含有している。
導電材としては、カーボンブラックまたはカーボンナノチューブが挙げられる。
カーボンブラックは、工業的に品質制御して製造される炭素微粒子であり、製造法により、例えば、アセチレンブラック、ファーネスブラック、ケッチェンブラック、チャンネルブラック、サーマルブラックなどが挙げられる。電池の高容量化およびサイクル特性の向上の観点から、好ましくは、アセチレンブラック、ファーネスブラックおよびケッチェンブラックが挙げられる。
そして、本発明において、カーボンブラックの平均一次粒子径は、40nm以下、好ましくは、35nm以下、さらに好ましくは、30nm以下、通常、10nm以上、さらには、15nm以上である。カーボンブラックの平均一次粒子径が上記上限を超えると、分散後の性能が低下する。また、上記下限を下回ると分散が困難となる場合がある。また、カーボンブラックの平均分散粒子径は、400nm以下、好ましくは、300nm以下、さらに好ましくは、280nm以下、通常、50nm以上、さらには、100nm以上である。
さらに、カーボンブラックの純度は、例えば、99.90〜100%、好ましくは、99.95〜100%である。
また、カーボンブラックは、単一種類のものを単独使用、または、複数種類のものを2種以上併用することもできる。
カーボンナノチューブは、通常、略円筒形状をなした炭素結晶であり、その平均外径が、30nm以下、好ましくは、20nm以下、さらに好ましくは、15nm以下、通常、1nm以上、さらには、5nm以上である。カーボンナノチューブの平均外径が上記上限を超えると、分散性が低下する。
そして、本発明において、カーボンナノチューブは、導電材分散液において、凝集せずに、1本ずつ独立して分散している。カーボンナノチューブが、凝集せずに1本ずつ独立して分散していないと、分散性が低下する。
さらに、カーボンナノチューブの純度は、例えば、90〜100%、好ましくは、95〜100%である。
このようなカーボンナノチューブとして、具体的には、昭和電工社製VGCF-X(平均外径30nm)、ARKEMA社製C100(平均外径10−15nm)、U100(平均外径10−15nm高純度品)、Nanocyl社製NC7000(平均外径10nm)、NC2150、NC3100、BAYER社製BaytubesC150(平均外径13−16nm)、BaytubesC150P(平均外径13−16nm)、保土ヶ谷化学社製MWNT(平均外径40−90nm)などが挙げられる。
また、カーボンナノチューブは、単一種類のものを単独使用、または、複数種類のものを2種以上併用することもできる。
本発明では、分散剤として、イオン性官能基を有さない非イオン性分散剤が用いられる。非イオン性分散剤としては、被膜形成後にバインダとして作用して、電気特性に影響を及ぼさないもの、あるいは、電極の作製時に、加熱処理で除去される低分解温度のものが好適であるが、極性溶媒によってわずかにイオン性を示すもの、あるいは、溶媒に対する溶解性を向上させるために、官能基で修飾してわずかにイオン性をもたせるものであってもよい。そのようなものとして、例えば、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリヘキサフルオロプロピレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸、ポリビニルブチラール、ポリアクリルアミド、ポリウレタン、ポリジメチルシロキサン、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、各種ゴム、リグニン、ペクチン、ゼラチン、キサンタンガム、ウェランガム、サクシノグリカン、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、セルロース系樹脂、ポリアルキレンオキサイド、ポリビニルエーテル、ポリビニルピロリドン、キチン類、キトサン類、デンプンなどが挙げられる。
これら非イオン性分散剤は、単独使用または2種以上併用することもできる。
これらのうち、電極ペーストの製造方法において、後述する被覆工程がない方法(以下、第1の方法とする。)により、電極ペーストを調製する場合には、好ましくは、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、セルロース系樹脂、ポリアルキレンオキサイド、ポリビニルアセタール、ポリビニルエーテル、キチン類、キトサン類、デンプンが挙げられる。また、電極ペーストの製造方法において、後述する被覆工程がある方法(以下、第2の方法とする。)により、電極ペーストを調製する場合には、いずれの分散剤をも用いることができる。
ポリビニルアルコールは、完全ケン化型、部分ケン化型のいずれのタイプでもよく、重合度も、1000以下の低分子量体から1500以上の高分子量体まで、いずれのタイプでも用いることができる。
ポリビニルアルコールとして、具体的には、日本合成化学社製、商品名:ゴーセノールKP−06(ケン化度:71.0〜75.0モル%)、KL−05(ケン化度:78.5〜81.5モル%)などのK型シリーズ(部分ケン化型)、GL−03(ケン化度:86.5〜89.0モル%)などのG型シリーズ(部分ケン化型)、C−500(ケン化度:95.0〜97.0モル%)、A−300(ケン化度:97.0〜98.5モル%)などのA型シリーズ(準完全ケン化型)、NL−05(ケン化度:98.5モル%以上)などのN型シリーズ(完全ケン化型)などが挙げられる。
ポリビニルピロリドンとしては、重量平均分子量(粘度測定法)が8000〜300万の範囲のものが好ましく、具体的には、BASFジャパン社製、商品名:ルビテック(Luvitec)K17(K値:15.0〜19.0、低分子量)、K30(K値27.0〜33.0)、K80(K値74.0〜82.0)、K85(K値84.0〜88.0)、K90(K値88.0〜92.0)、K90HM(K値92.0〜96.0、高分子量)、ISP社製、K15、K30、K90、K120などが挙げられる。ポリビニルピロリドンは、粘度上昇防止の観点から、好ましくは、K値が150以下、さらには、K値が100以下である。
セルロース系樹脂としては、セルロースのアルコール可溶化ブチレート、セルロースアセテート、セルロースアセテートブチレート、セルロースブチレート、シアノエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、ニトロセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロースアンモニウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースなどが挙げられる。
ポリアルキレンオキサイドとしては、例えば、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、ポリエチレンオキサイド・ポリプロピレンオキサイド共重合体などが挙げられる。
ポリエチレンオキサイドとして、具体的には、明成化学工業社製、商品名:アルコックスR−150(平均分子量:10〜17万)、R−400(平均分子量:18〜25万)、R−1000(平均分子量:25〜30万)、E−30(平均分子量:30〜50万)、E−45(平均分子量:60〜80万)、E−60(平均分子量:100〜120万)、E−75(平均分子量:200〜250万)、E−100(平均分子量:250〜300万)、E−130(平均分子量:300〜350万)、E−160(平均分子量:360〜400万)、E−240(平均分子量:400〜500万)が挙げられる。
ポリエチレンオキサイド・ポリプロピレンオキサイド共重合体として、具体的には、明成化学工業社製、商品名:アルコックスEP−10X(平均分子量:約100万)、EP−20X(平均分子量:約80万)が挙げられる。
ポリアルキレンオキサイドは、平均分子量が大きくなると粘度が増加するので、それに伴って導電材分散液の粘度が上昇する。かかる観点から、ポリアルキレンオキサイドの平均分子量(重量平均分子量)は、例えば、2万以上、500万以下、好ましくは、300万以下、さらに好ましくは、100万以下である。
分散剤の溶解度パラメータ(SP値δ((cal・cm1/2)は、公知の各種方法から求めることができる。例えば、(1)溶解法、すなわち、分散剤を溶解する溶媒のSP値から推定する方法(H.Burrell,Official Digest,27(369),726(1950))、(2)膨潤法、すなわち、溶解困難な分散剤については、膨潤度が最大となる溶媒のSP値から推定する方法(同上)、(3)分散剤の極限粘度から求める方法、すなわち、溶媒中の分散剤の極限粘度は、分散剤のSP値と溶媒のSP値とが一致する時に最大値を示すので、分散剤を、各種SP値を有する溶媒に溶解させて、それぞれ極限粘度を測定し、極限粘度の最大値を与える溶媒のSP値から分散剤のSP値を推定する方法(H.Ahmed,M,Yassen,J.Coat.Technol.,50,86(1970)、W.R.Song, D.W.Brownawell,Polym.Eng.Sci.,10,222(1970))、(4)分子引力定数から求める方法、すなわち、分散剤を構成する各官能基または原子団の分子引力定数(G)およびモル容積(V)から、式SP値=ΣG/Vにより求める方法(D.A.Small,J.Appl.Chem.,3,71(1953)、K.L.Hoy,J.Paint Technol.,42,76(1970))などから、求めることができる。
また、各種樹脂のSP値(文献値)は、例えば、ポリマーハンドブック(第4版P−VII698−711)などに記載されるSP値を用いることもできる。
本発明において、分散媒としては、上記分散剤を高濃度に溶解し得るものが好適であり、例えば、ペンタン、ノルマルヘキサン、オクタン、シクロペンタン、シクロヘキサンなどの脂肪族炭化水素系溶媒、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、シメンなどの芳香族炭化水素系溶媒、例えば、フルフラルなどのアルデヒド系溶媒、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノンなどのケトン系溶媒、例えば、酢酸ブチル、酢酸エチル、酢酸メチル、ブチルプロピオネート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、3−メトキシブチルアセテート、エチレングリコールジアセテートなどのエステル系溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコールジメチルエーテルなどのエーテル系溶媒、例えば、メタノール、エタノール、ノルマルプロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、オクチルアルコール、シクロヘキサノール、アリルアルコール、ベンジルアルコール、クレゾール、フルフリルアルコールなどのアルコール系溶媒、例えば、グリセロール、エチレングリコール、ジエチレングリコールなどのポリオール系溶媒、例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテルなどのアルコールエーテル系溶媒、例えば、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミドなどの非プロトン性極性溶媒、および水などが挙げられる。
これら溶媒は、単独使用または2種以上併用することもできる。
上記した各種溶媒のうち、電極ペーストの製造方法において、第1の方法により電極ペーストを調製する場合には、好ましくは、非プロトン性極性溶媒および水が用いられる。また、上記した各種溶媒のうち、電極ペーストの製造方法において、第2の方法により電極ペーストを調製する場合には、第1分散媒(後述)として、いずれの溶媒をも用いることができ、また、第2分散媒(後述)として、好ましくは、非プロトン性極性溶媒および水が用いられる。
また、分散媒は、具体的な調製においては、分散剤の溶解性が極めて高いものが選択される。分散剤の溶解性が極めて高い分散媒を用いれば、分散媒を蒸発乾固させるときに、高濃度に至るまで導電材を均一に分散させることができる。
また、分散媒(混合溶媒)の溶解度パラメータ(SP値δ((cal・cm1/2))は、次式から求められる。次式は、溶剤ハンドブックから引用しており、各溶媒のδ値は、25℃のときの値が用いられる。
δmix=(xδ+xδ+・・・xδ)/(x+x・・・+x)xはモル分率、Vは混合成分の分子容を示す。
また、本発明の電極ペーストは、上記した導電材分散液、活物質およびバインダを含有している。
活物質は、具体的には、リチウムイオン電池の正極活物質であり、例えば、リチウムコバルト酸化物、リチウムマンガン酸化物、リチウムニッケル酸化物、リチウム鉄酸化物、などのリチウム遷移金属酸化物、例えば、リチウム鉄リン酸、ニッケルマンガンコバルト酸化物、酸化マンガンなどが挙げられる。好ましくは、リチウム遷移金属酸化物が挙げられる。これら活物質は、単独使用または2種以上併用することもできる。
バインダとしては、例えば、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリヘキサフルオロプロピレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸、ポリビニルブチラール、ポリアクリルアミド、ポリウレタン、ポリジメチルシロキサン、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、スチレンブタジエンゴムなどの各種ゴム、リグニン、ペクチン、ゼラチン、キサンタンガム、ウェランガム、サクシノグリカン、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、セルロース系樹脂、ポリアルキレンオキサイド、ポリビニルエーテル、ポリビニルピロリドン、キチン類、キトサン類、デンプンなどが挙げられる。これらバインダは、単独使用または2種以上併用することもできる。
また、バインダは、調製時において、粉末状、粒状などの固体、溶液または分散液(ディスパージョン、エマルジョンなど)など、その形態は制限されない。
また、バインダは、電極ペーストにおいて、例えば、0.3重量%以上、好ましくは、0.5重量%以上、例えば、25重量%以下、好ましくは、20重量%以下の割合で含有される。0.3重量%未満では、塗工特性が不十分となる場合があり、一方、25重量%を超過すると、電池特性が低下する場合がある。
そして、本発明の導電材分散液および電極ペーストは、各成分を配合するのみの第1の方法と、活物質を導電材により一旦被覆し、その後、ペーストを調製する第2の方法との、2つの方法からそれぞれ調製することができる。
まず、第1の方法について詳述する。
第1の方法では、本発明の導電材分散液は、導電材、分散剤および分散媒を配合して、攪拌することにより、調製する。
各成分の配合割合は、分散剤は、導電材100重量部に対して、導電材がカーボンブラックの場合には、例えば、0.1〜30重量部、好ましくは、0.1〜20重量部であり、導電材がカーボンナノチューブの場合には、例えば、30〜200重量部、好ましくは、50〜150重量部である。また、分散媒は、導電材100重量部に対して、導電材がカーボンブラックおよびカーボンナノチューブのいずれの場合にも、例えば、200〜4000重量部、好ましくは、400〜2000重量部である。
分散剤の配合割合が上記範囲より少ないと、分散が不十分となり、一方、分散剤の配合割合が上記範囲より多いと、電極ペーストから得られる被膜の電気抵抗が高くなる場合がある。
また、分散剤および分散媒は、好ましくは、分散剤の溶解度パラメータと、分散媒の溶解度パラメータとの差が、2.0以下、さらには、1.5以下となるように選択する。分散剤および分散媒を、このように選択すれば、導電材を均一に分散させることができる。
そして、導電材、分散剤および分散媒を配合した後、ビーズミルやボールミルなどの公知の混合装置によって、導電材がカーボンブラックの場合には、所定の平均分散粒子径(400nm以下)となるまで分散させる。また、導電材がカーボンナノチューブの場合には、1本ずつ独立するまで分散させる。これにより、本発明の導電材分散液を調製することができる。
次いで、第1の方法において、電極ペーストを調製するには、上記した導電材分散液、活物質およびバインダを配合する。
各成分の配合割合は、活物質100重量部に対して、導電材分散液が、例えば、3〜80重量部、好ましくは、6〜40重量部である。
また、第1の方法では、電極ペーストを、導電材、分散剤、分散媒、活物質およびバインダを、同時または段階的に、配合することにより調製することもできる。
その場合には、導電材およびバインダの配合割合は、活物質100重量部に対して、導電材が、カーボンブラックの場合には、例えば、0.5〜15重量部、好ましくは、1〜9重量部であり、カーボンナノチューブの場合には、例えば、0.05〜15重量部、好ましくは、0.2〜9重量部であり、バインダが、例えば、6〜100重量部、好ましくは、12〜50重量部である。
活物質に対する導電材の配合割合が過度に少ないと、導電性が低くなるため電池特性が低下する場合があり、一方、活物質に対する導電材の配合割合が過度に多いと、分散が不均一となって電池特性が低下する場合がある。
また、各成分は、配合後、ビーズミルやボールミルなどの公知の混合装置によって、導電材がカーボンブラックの場合には、所定の平均分散粒子径(400nm以下)となるまで分散させる。また、導電材がカーボンナノチューブの場合には、1本ずつ独立するまで分散させる。これにより、本発明の電極ペーストを調製することができる。
次に、第2の方法について詳述する。
第2の方法では、本発明の導電材分散液は、導電材、分散剤および第1分散媒を配合して、攪拌することにより、調製する。
各成分の配合割合において、分散剤は、導電材100重量部に対して、導電材がカーボンブラックの場合には、例えば、0.1〜30重量部、好ましくは、0.1〜20重量部であり、導電材がカーボンナノチューブの場合には、例えば、30〜200重量部、好ましくは、50〜150重量部である。また、第一分散媒は、導電材100重量部に対して、導電材がカーボンブラックおよびカーボンナノチューブのいずれの場合にも、例えば、200〜4000重量部、好ましくは、400〜2000重量部である。
分散剤の配合割合が上記範囲より少ないと、分散が不十分となり、一方、分散剤の配合割合が上記範囲より多いと、電極ペーストから得られる被膜の電気抵抗が高くなる場合がある。
また、分散剤および第1分散媒は、好ましくは、分散剤の溶解度パラメータと、第1分散媒の溶解度パラメータとの差が、2.0以下、さらには、1.5以下となるように選択する。分散剤および第1分散媒を、このように選択すれば、導電材を均一に分散させることができる。
そして、導電材、分散剤および第1分散媒を配合した後、ビーズミルやボールミルなどの公知の混合装置によって、導電材がカーボンブラックの場合には、所定の平均分散粒子径(400nm以下)となるまで分散させる。また、導電材がカーボンナノチューブの場合には、1本ずつ独立するまで分散させる。これにより、本発明の導電材分散液を調製することができる。
次いで、第2の方法において、電極ペーストを調製するには、まず、上記した導電材分散液と活物質とを配合した後、乾燥させることにより、活物質が導電材によって被覆された導電材被覆活物質を調製する。その後、導電材被覆活物質、第2分散媒およびバインダを配合する。
導電材被覆活物質の調製において、導電材分散液と活物質との配合割合は、活物質100重量部に対して、導電材分散液が、例えば、3〜80重量部、好ましくは、6〜40重量部である。
また、導電材、分散剤、第1分散媒および活物質を、同時または段階的に、配合することもでき、その場合には、導電材の配合割合は、活物質100重量部に対して、導電材がカーボンブラックの場合には、例えば、0.5〜15重量部、好ましくは、1〜9重量部であり、導電材がカーボンナノチューブの場合には、例えば、0.05〜15重量部、好ましくは、0.2〜9重量部である。
活物質に対する導電材の配合割合が過度に少ないと、導電性が低くなるため電池特性が低下する場合があり、一方、活物質に対する導電材の配合割合が過度に多いと、活物質の表面に対する導電材の被覆が不均一となって電池特性が低下する場合がある。
また、各成分は、配合後、ビーズミルやボールミルなどの公知の混合装置によって、導電材がカーボンブラックの場合には、所定の平均分散粒子径(400nm以下)となるまで分散させる。また、導電材がカーボンナノチューブの場合には、1本ずつ独立するまで分散させる。
その後、調製された分散液を、常圧または減圧下において、例えば、80〜300℃で乾燥させたり、あるいは、400〜900℃、好ましくは、500〜800℃で、例えば、1〜10時間、好ましくは、3〜5時間焼結させる。加温処理では、電気特性の向上を図るべく、好ましくは、分散剤を焼失させる。また、乾燥処理は、まず、分散媒を減圧留去し、その後、加熱処理することもできる。これによって、活物質が導電材によって被覆された導電材被覆活物質が調製される。
導電材被覆活物質において、活物質の表面に対する導電材の被覆率は、例えば、10%以上、好ましくは、30%以上、さらに好ましくは、80%以上、もしくは、完全に被覆(すなわち、100%)する。被覆率が高くなれば導電性が良好となり、電池特性が向上する。
なお、被覆率は、例えば、EPMA分析により活物質の表面のマップを作成して、被覆処理前後の炭素量を比較することにより算出することができる。また、走査型電子顕微鏡写真を撮影し、それを画像処理することにより求めることもできる。
そして、第2の方法では、導電材被覆活物質、第2分散媒およびバインダを配合して、電極ペーストを得る。
各成分の配合割合は、導電材被覆活物質の活物質100重量部に対して、第2分散媒が、例えば、4〜70重量部、好ましくは、8〜35重量部であり、バインダが、例えば、6〜100重量部、好ましくは、12〜50重量部である。
なお、上記により得られる導電材分散液および電極ペーストには、本発明の優れた効果を阻害しない範囲において、公知の添加剤、例えば、リン化合物、硫黄化合物、有機酸、アミン化合物やアンモニウム化合物などの窒素化合物、有機エステル、各種シラン系、チタン系およびアルミニウム系のカップリング剤などを添加することができる。公知の添加剤は、単独使用または2種以上併用することができる。
リン化合物としては、例えば、トリブチルホスフィン、トリフェニルホスフィン、亜リン酸トリエチル、亜リン酸トリフェニルなどが挙げられる。
硫黄化合物としては、例えば、ブタンチオール、n−ヘキサンチオール、硫化ジエチル、テトラヒドロチオペンなどが挙げられる。
有機酸としては、例えば、酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン酸、アクリル酸、クロトン酸、カプリン酸、ステアリン酸、オレイン酸、しゅう酸、琥珀酸、アジピン酸、マレイン酸、グルタール酸、安息香酸、2−メチル安息香酸、4−メチル安息香酸およびそれら混合物などが挙げられる。
アミン化合物としては、例えば、メチルアミン、エチルアミン、n−プロピルアミン、n−ブチルアミン、n−ヘキシルアミン、n−ヘプチルアミン、2−エチルヘキシルアミン、n−オクチルアミン、ノニルアミン、デシルアミン、ドデシルアミン、ドコデシルアミン、ヘキサデシルアミン、オクタデシルアミン、イソプロピルアミン、イソブチルアミン、イソオクチルアミン、イソアミルアミン、アリルアミン、シアノエチルアミン、シクロプロピルアミン、シクロヘキシルアミン、シクロペンチルアミン、アニリン、N,N−ジメチルアニリン、ベンジルアミン、アニシジン、アミノベンゾニトリル、ピペリジン、ピラジン、ピリジン、ピロール、ピロリジン、メトキシアミン、メトキシエチルアミン、メトキシエトキシエチルアミン、メトキシエトキシエトキシエチルアミン、メトキシプロピルアミン、エトキシアミン、n−ブトキシアミン、2−ヘキシルオキシアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、アミノアセトアルデヒドジメチルアセタール、ヒドロキシアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、メチルジエタノールアミン、2−ヒドロキシプロピルアミン、N−エチルジエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、アミノエチルエタノールアミン、ジメチルエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、トリエタノールアミン、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、トリトリエチレンジアミン、トリエチレンテトラミン、ヘキサメチレンジアミン、2−エチルジアミン、2,2−(エチレンジオキシ)ビスエチルアミン、テトラメチルプロピレンジアミン、モルホリン、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリン、N−メチルピペリジン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、ジエチレントリアミン、トリ−n−ブチルアミン、アンモニウムヒドロキシド、イミダゾル、ジアザビシクロウンデセン、ジアザビシクロオクタン、タウリン、ヒドラジン、ヘキサメチレンイミン、ポリアリルアミン、ポリエチレンイミン、アジピン酸ジヒドラジドなどが挙げられる。
アンモニウム化合物としては、例えば、2−エチルヘキシルカルバミン酸2−エチルヘキシルアンモニウム、2−エチルヘキシル炭酸2−エチルヘキシルアンモニウム、2−シアノエチルカルバミン酸2−シアノエチルアンモニウム、2−シアノエチル炭酸2−シアノエチルアンモニウム、2−メトキシエチルカルバミン酸2−メトキシエチルアンモニウム、2−メトキシエチル炭酸2−メトキシエチルアンモニウム、n−ブチルカルバミン酸n−ブチルアンモニウム、n−ブチル炭酸n−ブチルアンモニウム、t−ブチルカルバミン酸t−ブチルアンモニウム、t−ブチル炭酸t−ブチルアンモニウム、イソブチルカルバミン酸イソブチルアンモニウム、イソブチル炭酸イソブチルアンモニウム、イソプロピルカルバミン酸イソプロピルアンモニウム、イソプロピルカルバミン酸トリエチレンジアミニウム、イソプロピル炭酸イソプロピルアンモニウム、イソプロピル炭酸トリエチレンジアミニウム、エチルカルバミン酸エチルアンモニウム、エチルヘキシルカルバミン酸ピリジニウム、エチル炭酸エチルアンモニウム、オクタデシルカルバミン酸オクタデシルアンモニウム、オクタデシル炭酸オクタデシルアンモニウム、カルバミン酸アンモニウム、ジオクタデシルカルバミン酸ジオクタデシルアンモニウム、ジオクタデシル炭酸ジオクタデシルアンモニウム、ジブチルカルバミン酸ジブチルアンモニウム、ジブチル炭酸ジブチルアンモニウム、トリエトキシシリルプロピルカルバミン酸トリエトキシシリルプロピルアンモニウム、トリエトキシシリルプロピル炭酸トリエトキシシリルプロピルアンモニウム、ヘキサメチレンイミンカルバミン酸ヘキサメチレンイミニウム、ヘキサメチレンイミン炭酸ヘキサメチレンイミニウムアンモニウム、ベンジルカルバミン酸ベンジルアンモニウム、ベンジル炭酸ベンジルアンモニウム、メチルデシルカルバミン酸メチルデシルアンモニウム、メチルデシル炭酸メチルデシルアンモニウム、モルホリンカルバミン酸モルホリニウム、モルホリン炭酸モルホリウム、重炭酸2−エチルヘキシルアンモニウム、重炭酸2−シアノエチルアンモニウム、重炭酸2−メトキシエチルアンモニウム、重炭酸t−ブチルアンモニウム、重炭酸アンモニウム、重炭酸イソプロピルアンモニウム、重炭酸ジオクタデシルアンモニウム、重炭酸トリエチレンジアミニウム、重炭酸ピリジニウムなどやその誘導体、あるいは、それらの混合物などが挙げられる。
有機エステルとしては、酢酸エチル、酢酸イソブチル、酢酸−n−ブチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、酪酸メチル、アクリル酸メチル、しゅう酸ジメチル、琥珀酸ジメチル、クロトン酸メチル、安息香酸メチル、2−メチル安息香酸メチル、およびそれら混合物などが挙げられる。
シランカップリング剤としては、ビニルトリメトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピル−トリス(β−メトキシエトキシ)シラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルメトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N,N−ビス(β−ヒドロキシエチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−クロルプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキシエトキシシラン)、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシランなどが挙げられる。
チタンカップリング剤としては、例えば、テトラブチルチタネート、テトラオクチルチタネート、イソプロピルトリイソステアロイルチタネート、イソプロピルトリデシルベンセンスルフォニルチタネート、ビス(ジオクチルパイロフォスフェート)オキシアセテートチタネート、トリメトキシチタネート、テトラメトキシチタネート、トリエトキシチタネート、テトラエトキシチタネート、テトラプロポキシチタネート、クロロトリメトキシチタネート、クロロトリエトキシチタネート、エチルトリメトキシチタネート、メチルトリエトキシチタネート、エチルトリエトキシチタネート、ジエチルジエトキシチタネート、フェニルトリメトキシチタネート、フェニルトリエトキシチタネート、およびそれらの混合物などが挙げられる。
アルミニウム系カップリング剤としては、例えば、各種アルミニウムキレート、アルキルアセトアセテートアルミニウムジイソプロピレート、アルミニウム・ビスエチルアセテート・ジイソプロピレート、アセトアルコジシアルミニウムジイソプロビレート、およびそれらの混合物などが挙げられる。
そして、本発明の導電材分散液では、導電材が、平均一次粒子径が40nm以下であり、かつ、平均分散粒子径が400nm以下であるカーボンブラックであるか、または、平均外径が30nm以下であり、かつ、凝集せずに分散しているカーボンナノチューブであり、分散剤が、非イオン性分散剤を含有している。そのため、良好な分散性および導電性を確保することができる。
その結果、本発明の導電材分散液から調製される電極ペーストおよび導電材被覆活物質が用いられるリチウムイオン電池は、高出力を実現することができる。
なお、本発明の導電材分散液、それから調製される電極ペーストおよび導電材被覆活物質は、上記したリチウムイオン電池に限らず、他の電池の活物質としても、有効に用いられる。
以下、本発明を、実施例および比較例に基づいて詳述するが、本発明は、実施例および比較例によって限定されるものではない。
また、実施例および比較例における各種測定値は、以下の方法から求めた。
粘度:BM型粘度計(VISCOMETER、TOKIMEC社製)を使用して、25℃にて測定した。粘度が8000mPa・s未満のものは、ローターNo.3を、粘度が8000mPa・s以上のものは、ローターNo.4を用いた。
分散平均粒径:分散液中の導電材の分散平均粒径は、光散乱法粒度分析計(日機装社製「マイクロトラックUPA150」)にて測定した粒子径分布のD50(50体積%の粒子が、当該粒子径以下の大きさであることを示す。)の値とした。
被覆率:活物質の表面に対する導電材の被覆率は、走査型電子顕微鏡写真(倍率:5000倍または15000倍)の画像処理により求めた。
電気抵抗:電極抵抗は、アプリケーターを用いて、電極ペーストをアルミ箔上に塗布した後、乾燥機にて100℃、20分間乾燥し、得られたサンプルを電極板で挟んで、40kg/cmで加圧しながら、電極板の厚み方向での抵抗を測定し、その値とした。
実施例1(第1の方法による調製)
ビーズミルに、分散媒としてのN−メチル−2−ピロリドン17.5重量部、導電材としてのアセチレンブラック(平均一次粒子径25nm、pH9、純度99.99%)2重量部、および、分散剤としてのエチルヒドロキシエチルセルロース0.15重量部を投入し、表1に示す粘度および平均分散粒子径になるまで混練分散して、導電材分散液を調製した。
次いで、正極活物質としてのセルシードC5H(LiCoO、日本化学工業社製)100 重量部を、導電材分散液に添加して混練分散し、さらに、バインダとしてのポリフッ化ビニリデン(KFポリマーL1120、クレハ社製)25重量部(純分3重量部)を添加して混練分散することにより、電極ペーストを調製した。その後、得られた電極ペーストから電極抵抗を測定した。その結果を表1に示す。
実施例2〜8および比較例1〜6(第1の方法による調製)
表1に示す配合処方に従って、実施例1と同様の方法により、実施例2〜8および比較例1〜6を調製し、電極抵抗を測定した。その結果を表1に示す。なお、カーボンナノチューブの混練分散では、ビーズミルを用いて、1本ずつ独立するまで分散させた。
実施例9(第2の方法による調製)
ビーズミルに、分散媒としてのテトラヒドロフラン17.5重量部、導電材としてのアセチレンブラック(平均一次粒子径30nm、pH8.5、純度99.99%)2重量部、および、分散剤としてのエポキシ樹脂0.15重量部を投入し、表2に示す粘度および平均分散粒子径になるまで混練分散して、導電材分散液を調製した。
次いで、正極活物質としてのセルシードC5H(LiCoO、日本化学工業社製)100重量部を、導電材分散液に添加して混練分散し、その後、テトラヒドロフランを減圧留去し、500℃で10時間加熱して、導電材により正極活物質が被覆された導電材被覆活物質を得た。活物質の表面に対する導電材の被覆率は、50%であった。
その後、導電材被覆活物質に、分散媒としてのN−メチル−2−ピロリドン17.5重量部およびバインダとしてのポリフッ化ビニリデン(KFポリマーL1120、クレハ社製)25重量部(純分3重量部)を添加して混練分散することにより、電極ペーストを調製した。その後、得られた電極ペーストから電極抵抗を測定した。その結果を表2に示す。
実施例10〜16および比較例7〜13(第2の方法による調製)
表2に示す配合処方に従って、実施例9と同様の方法により、実施例10〜16および比較例7〜13を調製し、電極抵抗を測定した。その結果を表2に示す。なお、カーボンナノチューブの混練分散では、ビーズミルを用いて、1本ずつ独立するまで分散させた。
また、実施例1、7および比較例1の分散液中の導電材の走査型電子顕微鏡写真の画像処理図を、図1〜3にそれぞれ示す。
なお、表1、表2中の成分の詳細は、下記の通りである。
PVP−K120:ポリビニルピロリドン、重量平均分子量300万、ISP社製
PVP−K90:ポリビニルピロリドン、重量平均分子量130万、ISP社製
ソルスパース24000:ポリエチレンイミンと、12?ヒドロキシステアリン酸などから誘導される酸基を有するポリエステル樹脂との反応物であって、アミドまたはアミン塩構造の分散剤(両性分散剤)、アビシア社製
ディスパービック−161:ウレタン系分散剤(カチオン性分散剤、アミン価11mgKOH/g、固形分30重量%)
セルシードC5H:LiCoO、日本化学工業社製
セルシードC10N:LiCoO、日本化学工業社製
セルシードNMC:NiMnCo、日本化学工業社製
セルシードC10N:LiCoO、日本化学工業社製
マンガン酸リチウム:LiMnO、本荘ケミカル社製
NAT−5050:LiNiCoAlO、戸田工業社製
ポリフッ化ビニリデン:KFポリマーL1120、クレハ社製
ポリ塩化ビニリデン:L502、L513、旭化成工業社製、D−5071、大日本インキ化学社製
スチレンブタジエンゴム:BM−400B、日本ゼオン社製

Claims (11)

  1. 導電材、分散剤および分散媒を含有し、
    前記導電材が、平均一次粒子径が40nm以下であり、かつ、平均分散粒子径が400nm以下であるカーボンブラックであり、
    前記分散剤が、非イオン性分散剤を含有することを特徴とする、導電材分散液。
  2. 前記カーボンブラックの純度が、99.9〜100%であることを特徴とする、請求項1に記載の導電材分散液。
  3. 前記導電材は、アセチレンブラック、ファーネスブラックおよびケッチェンブラックからなる群から選択される少なくとも1種のカーボンブラックであることを特徴とする、請求項1に記載の導電材分散液。
  4. 導電材、分散剤および分散媒を含有し、
    導電材が、平均外径が30nm以下であり、かつ、凝集せずに分散しているカーボンナノチューブであり、
    前記分散剤が、非イオン性分散剤を含有することを特徴とする、導電材分散液。
  5. 前記カーボンナノチューブの純度が、90〜100%であることを特徴とする、請求項4に記載の導電材分散液。
  6. 前記分散剤の溶解度パラメータと、前記分散媒の溶解度パラメータとの差が、2.0以下であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の導電材分散液。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の導電材分散液、活物質およびバインダを含有することを特徴とする、電極ペースト。
  8. 請求項1〜6のいずれかに記載の導電材分散液および活物質を配合後、乾燥させることにより、前記活物質が前記導電材によって被覆されていることを特徴とする、導電材被覆活物質。
  9. 前記導電材が、前記活物質の表面を、10%以上被覆していることを特徴とする、請求項8に記載の導電材被覆活物質。
  10. 請求項8または9に記載の導電材被覆活物質、分散媒およびバインダを含有することを特徴とする、電極ペースト。
  11. リチウムイオン電池の正極に用いられることを特徴とする、請求項7または10に記載の電極ペースト。
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