JP2011047346A5 - - Google Patents

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ここで、センタートンネルカバー31Dの上縁部は、その内側に配されたメインフレーム4に近接してこれに沿うように傾斜して設けられており、エンジン20の吸気系は、フロントサイドカバー31Bと、アンダーサイドカバー31Cと、センタートンネルカバー31Dとの内側であってメインフレーム4下方のスペースに配設されている。
詳述すると、自動二輪車1では、エアクリーナ64が、メインフレーム4の前部下方に設けられ、側面視でセンタートンネルカバー31Dの左右下縁、フロントサイドカバー31Bおよびアンダーサイドカバー31Cに重なる位置に配置される。また、エアクリーナ64からシリンダ部26に至る吸気系部品(コネクティングチューブ63、スロットルボディ62、吸気管61)は、メインフレーム4の下方かつエアクリーナ64後方において、側面視でアンダーサイドカバー31Cに重なる位置であって、車体中心(車幅方向中心)に沿って上下に連なるように配置される。
さらに、この第1遮蔽壁82は、エアクリーナケース91の左右壁からエアクリーナケース91の左右の側方遮蔽壁82Cおよびエアクリーナケース91の下壁からエアクリーナケース91よりも幅広で下方に延びる下遮蔽壁82Dを有しており、これら遮蔽壁82C、82Dによってエアクリーナケース91の左右および下方からのダストの侵入を抑止している。
この場合、左右の側方遮蔽壁82Cは、図5に示すように、車体前面視で、走行風導入開口部31Fにおけるエアクリーナケース91左右の隙間を塞ぐので、ケース91左右へのダストの侵入を抑止する。これによって、エアクリーナケース91上下左右からダストが侵入し難くすることができる。
左右一対のステー98は、このケース本体95をメインフレーム4に取り付けるための取付部材であり、図8、図2および図3に示すように、ケース本体95をメインフレーム4の下方から上方へ移動して左右のステー98間にメインフレーム4を入れ、各ステー98をメインフレーム4にボルト固定することによってメインフレーム4にケース本体95が固定される。この場合、このケース本体95の左右中心線L1と、車体中心線L0(車幅方向の中心線)とが一致するように固定され、つまり、ケース本体95は、その左右中心をメインフレーム4の左右中心に沿わせて配設される。
また、ケース本体95の上面部の左右中央部には、メインフレーム4およびガセット部4Fが入る凹部82Bが設けられており、ケース本体95をメインフレーム4に固定した場合には、ケース本体95の凹部82の左右に位置する左右の吸気ダクト接続部92が、メインフレーム4の左右に位置し、図2および図3に示すように、側面視でメインフレーム4に重なるようになっている。
図2および図3に示すように、自動二輪車1のエンジン20は、クランクケース22から前方に突出して略水平に配置されるシリンダ部26を有するため、シリンダ部26とメインフレーム4との間の間隔が広くなっている。
また、このシリンダ部26とメインフレーム4とエアクリーナ64とで略囲まれる空間には、小型部品である吸気系部品(吸気管61、スロットルボディ62、コネクティングチューブ63)や、イグニッションコイル71が配置されるだけであり、車両構成部品が少ない空間である。
本構成では、図2および図3に示すように、エアクリーナ64に一端がつながる吸気ダクト110が、側面視で、メインフレーム4とシリンダ部26との間にできる空間Sに位置し、この吸気ダクト110の後端開口110Bが、エンジン20のクランクケース22の前面よりも車体前側に間隔を空けた位置で開口する。すなわち、吸気ダクト110の開口が、車両構成部品が少ない空間Sに開口しており、外気を取り込み易くなっている。
次に吸気ダクト110について詳述する。
図9は左側の吸気ダクト110を示す図であり、より具体的には、図9(A)は側面図、図9(B)は前端開口側から見た図、図9(C)は後端開口側から見た図、図9(D)は上面図である。また、図10は、右側の吸気ダクト110を示す図であり、図10(A)は側面図、図10(B)は前端開口側から見た図、図10(C)は後端開口側から見た図、図10(D)は上面図である。なお、図9(A)(B)()、図10(A)(B)()には、各開口近傍におけるメインフレーム4の位置を模式的に示している。
ここで、この左右一対の吸気ダクト110は、一方(本例では左側)のダクト長が他方よりも長く形成される点を除いて左右対称形状であるため、以下、左側の吸気ダクト110のみを詳述する。
ここで、図11は、自動二輪車1にエアクリーナ64を取り付けた状態で吸気ダクト110を周辺構成と共に模式的に示す断面図である。この図に示すように、左右の吸気ダクト110間にはメインフレーム4が位置し、このメインフレーム4および左右の吸気ダクト110を上方から側方にかけて覆うように、センタートンネルカバー31Dが配置されている。
本構成では、吸気ダクト110の上面110Xが、メインフレーム4の上面より下方に位置すると共に、車幅方向でメインフレーム4から離れるに従って下方に傾斜するので、左右の吸気ダクト110のレイアウトに必要な幅が上方に行くほど小さくなる。このため、同図に示すように、センタートンネルカバー31Dを吸気ダクト110の上面110Xに寄せて配置することで、メインフレーム4の左右の外側方でセンタートンネルカバー31Dが上方へ張り出すのを抑えることができ、センタートンネルカバー31Dの大型化を抑えることができる。
しかも、左側の吸気ダクト110の上面110Xは、エアクリーナ64の後端よりも後ろに突出する突出部RBが後方に行くほどその傾斜角度が大きくなるので、後方に行くほど左側の吸気ダクト110をレイアウトするのに必要な幅が小さくなる(例えば、図4参照)。従って、吸気ダクト110の後方ほど、センタートンネルカバー31Dの車幅方向への張り出しを小さくでき、運転者が乗降時にまたぐ跨ぎ部Mの幅を小さくすることができる。
すなわち、コネクティングチューブ63の上流開口63Aは、左右一対の吸気ダクト接続部92のうち、ダクト長が長い吸気ダクト110が接続される吸気ダクト接続部92近傍に位置する。言い換えれば、この上流開口63Aは、ダクト長が短い吸気ダクト110が接続される吸気ダクト接続部92と車体中心線L0を挟んで反対側に位置する。
この場合、車体中心線L0を挟んでダクトの長い側である左側の吸気ダクト110に、スロットルボディ62へつながるコネクティングチューブ63のエアクリーナ64内の開口を設けるので、コネクティングチューブ63の開口から出てくる吸気音がエアクリーナ64内であまり減衰せずにコネクティングチューブ63の開口に近いダクトの長い側である左側の吸気ダクト110に伝わっても、ダクトが長いため吸気音を低減することができ、エアクリーナ64の外に漏れる吸気音を小さくすることができる。また、コネクティングチューブ63の上流開口63Aを下向きにすることによっても、乗員側へ伝わる吸気音を効率よく小さくできる。
さらに、コネクティングチューブ63には、吸気音低減用のレゾネータ65が取り付けられている。このレゾネータ65は、ヘルホルの共鳴の原理を利用して吸気音を小さくする共鳴器であり、清浄空気室β内で環状に蛇行するコネクティングチューブ63で囲まれる空間内に収まるようにコネクティングチューブ63に設けられた係止部63Dに固定される。これによって、エアクリーナ64内の限られたスペースを利用して十分な容量を有するレゾネータ65を配置できる。
このようにして、自動二輪車1では、左右一対の吸気ダクト110により吸気された空気が外気導入室αに導入され、エアクリーナエレメント100により清浄化されて清浄空気室βに導入され、コネクティングチューブ63を通ってスロットルボディ62などの他の吸気系部品を介してエンジン20に供給される。
以上説明したように、本実施の形態では、エアクリーナ64の吸気開口(外気吸入口)92Aに取り付けられる吸気ダクト110が、センタートンネルカバー31D(車体カバー31)とメインフレーム4とエアクリーナ64とで囲まれた空間内をメインフレーム4に沿って車両後方に直線状に延出するので、メインフレーム4と車体カバー31とエアクリーナ64とで囲まれてできるデッドスペースを有効に活用して吸気ダクト110を直線状に長く配置でき、吸気ダクト10の構造を簡易にすると共に吸気抵抗を低減することができる。
この場合、吸気ダクト110が蛇行しないので、蛇行構造にする場合に比して、吸気ダクト110の構造を簡易にでき、かつ、吸気抵抗を小さくできる。
また、吸気ダクト110の後端開口110Bを、水平エンジンのシリンダ部26とメインフレーム4との間にできる車両構成部品が少ない空間Sに開口させるので(図1〜図3参照)、外気を取り込み易くできる。
また、本構成では、図3に示すように、自動二輪車1の前下部側方を覆うアンダーサイドカバー31Cに、各吸気ダクト110の下方でスロットルボディ62と側面視で重なる位置に空気抜き用の開口部31Wを左右一対で設けている。このため、車体前方からのダストを含む走行風がスロットルボディ62側へと流れた場合に、この走行風を上記開口部31Wから車外へ排出させることができる。これによって、車体前方からのダストをより吸気し難くすることができる。
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