JP2010235824A - 二軸配向ポリエステルフィルム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】二軸配向ポリエステルフィルムは、示差走査熱量分析(DSC)による結晶化パラメータΔTcgが70〜110℃であり、カルボキシル末端量が0.1〜10当量/トンであり、固有粘度が0.50〜0.90dl/gの二軸配向ポリエステルフィルム。
【選択図】なし
Description
(1)示差走査熱量分析(DSC)による結晶化パラメータΔTcgが70〜110℃であり、カルボキシル末端量が0.1〜10当量/トンであり、固有粘度が0.50〜0.90dl/gであることを特徴とする二軸配向ポリエステルフィルム
(2)125℃の温度、100%RHの湿度で72時間後における少なくとも一方向の破断伸度の保持率が10〜100%であることを特徴とする上記(1)に記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
(3)300℃の温度で30分間における熱分解重量減少量が0〜0.2重量%であることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
(4)300℃の温度で30分間におけるイソシアネート系ガスの発生量が0〜0.05重量%であることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
(5)末端封止剤を0.1〜5重量%含有することを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
(6)末端封止剤がカルボジイミド化合物であることを特徴とする上記(5)に記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
(7)面配向係数fnが0.155〜0.180であることを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれかに記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
(8)上記(1)〜(7)のいずれかに記載の二軸配向ポリエステルフィルムを用いた太陽電池用バックシート。
(9)上記(1)〜(7)のいずれかに記載の二軸配向ポリエステルフィルムを用いた電気絶縁用フィルム。
(1)固有粘度
オルトクロロフェノール中、25℃の温度で測定した溶液粘度から、下式に基づいて計算する。
ηsp/C=[η]+K[η]2×C
ここで、ηsp=(溶液粘度/溶媒粘度)−1であり、Cは溶媒100mlあたりの溶解ポリマー重量(g/100ml、通常1.2)であり、Kはハギンス定数(0.343とする)である。また、溶液粘度と溶媒粘度は、オストワルド粘度計を用いて測定する。
Mauliceの方法によって、カルボキシル末端量を測定した。(文献 M.J.Maulice,F.Huizinga.Anal.Chim.Acta,22 363(1960))。
{ガラス転移温度Tg、結晶化温度Tc、融点Tm、結晶化パラメータΔTcg}
Seiko Instrument(株)製示差走査熱量分析装置DSCII型を用い、試料5mgを速度20℃/分で昇温させてJIS−K7121(1987)に準拠し、ガラス転移温度(Tg)、昇温時の結晶化温度(Tc)および融点(Tm)を測定した。具体的測定法を下記する。
1)JIS−K7121(1987)の3.(1)および3.(3)に記載の方法に基づき、試料の状態調節を行う。なお、3.(3)における状態調節は、25℃から300℃まで昇温速度20℃/分で昇温した後、25℃まで急冷するものとする。
2)次いで、1)にて状態調節した試料を用いて、JIS−K7121(1987)および上記条件に基づき、ガラス転移温度(Tg)、昇温時の結晶化温度(Tc)および融点(Tm)を測定する。また、測定は、25℃から300℃まで昇温速度20℃/分で昇温することにより行う。なお、JIS−K7121(1987)に記載の中間点ガラス転移温度の測定方法に基づいて得られる温度をガラス転移温度(Tg)とする。また、JIS−K7121(1987)に記載の結晶化ピーク温度の測定方法に基づいて得られる温度を結晶化温度(Tc)とする。また、JIS−K7121(1987)に記載の融解ピーク温度の測定方法に基づいて得られる温度を融点(Tm)とする。
3)結晶化パラメータΔTcgを、下式から求める。
・ΔTcg=Tc−Tg。
破断伸度は、ASTM−D882(1999)に基づいて、サンプルを1cm×20cmの大きさに切り出し、チャック間5cm、引っ張り速度300mm/minにて引っ張ったときの破断伸度を測定した。測定は、5サンプルについて測定を実施しその平均値でもって破断伸度E0とした。また、伸度保持率は、試料を測定片の形状(1cm×20cm)に切り出した後、タバイエスペック(株)製プレッシャークッカーにて、温度125℃、湿度100%、圧力1.5atmの条件下で72時間処理を行った後、処理後のサンプルの破断伸度をASTM−D882(1999)に基づいて、チャック間5cm、引っ張り速度300mm/minで引っ張ったときの破断伸度を測定した。測定は、5サンプルについて測定を実施しその平均値でもって破断伸度E1とした。得られた破断伸度E0とE1を用いて、下記式により伸度保持率を算出した。
・伸度保持率(%)=E1/E0×100。
熱分解減少量は、次の熱重量分析機を用い加熱時重量減少率により評価した。
・装置:パーキンエルマー社製TGA7
・測定雰囲気:窒素気流下
・試料仕込み重量:約10mg
・測定条件:
(a)プログラム温度50℃で1分保持
(b)プログラム温度50℃から300℃まで昇温速度20℃/分で熱重量分析を行った際に、100℃の温度に到達した時点の試料重量(W1)を基準とした300℃の温度に到達後、30分間ホールドしたときの試料重量(W2)から、次式によりΔW300℃を求め、そのΔW300℃を熱分解減少量と定め、算出した。
ΔW300℃=(W1−W2)/W1×100(%)。
発生したイソシアネートガスを吸着管(Tenax−GR)で捕集し、次のGC/MS装置にセットし分析を行った。
[発生ガス採取条件]
・加熱温度:300℃
・加熱時間:30分
・パージガス:窒素100mL/分
・サンプル量:1mg
[GS/MS分析]
・熱脱離装置:TDS−A+CIS−4(Gerstel社製)
・熱脱離温度:20℃(2分保持)→280℃(昇温速度60℃/分)
280℃で15分保持
・GC/MS装置:GC6890+MSD5973N(Agilent社製)
・分離カラム:SPB−1Sulfur
(長さ30m 内径0.32mmID 液相膜厚4.0μm
・オーブン条件:40℃→300℃(昇温速度10℃/分)
・キャリアーガス:ヘリウム1.5mL/分
・スプリット比:33:1
・注入口温度:コールドトラップ時−150℃、導入時300℃
・GC/MSトランスファーライン:280℃
・イオン源:EI
・イオン源温度:230℃
・Scan範囲:m/z29〜600
・検量線:同条件でトルエンを分析し、検量線を作成する
イソシアネート基を持つ化合物(2,6−ジイソプロピルフェニルイソシアネート(Mw:203)、1,3,5−トリイソプロピルフェニルジイソシアネート(Mw:286)、および2−アミノ−1,3,5−トリイソプロピルフェニル−6−イソシアネート(Mw:260))の合計をイソシアネートガス発生量とする。
面配向係数は、JIS−K7142(1996)に準拠して測定する。ナトリウムD線を光源として、アッベ屈折率計を用いてMD、TDおよびZD方向の屈折率を測定した。マウント液はヨウ化メチレンを用い、温度25℃、湿度65%RHの条件下で測定した。
・試料幅:25mm
・試料長:30mm
・測定装置:アッベ屈折率計 NAR−1T (株)アタゴ社製
・マウント液:ヨウ化メチレン(ポリエチレンナフタレートの場合は、硫黄ヨウ化メチレン)
・測定環境:温度23℃湿度65%RH。
・算出式:
面配向係数fn=(nMD+nTD)/2−nZD。
二軸配向ポリエステルフィルムを第1層として用い、接着層として“タケラック”(登録商標)A310(三井武田ケミカル(株)製)90重量部と“タケネート”(登録商標)A3(三井武田ケミカル(株)製)を塗布し、その上に第2層として厚さ125μmの二軸延伸ポリエステルフィルム“ルミラー”(登録商標)S10(東レ(株)製を張り合わせた。次に、上記の第2層上に上述の接着層を塗布し、厚さ12μmのバリアロックス“HGTS”(登録商標)(東レフィルム加工(株)製のアルミナ蒸着PETフィルム)を蒸着層が第2層と反対側になるように張り合わせ、厚さ188μmのバックシートを形成した。
・伸度保持率(%)=E1/E0×100
伸度保持率を下記の基準で判定し、耐加水分解性を評価した。
◎:伸度保持率が70%以上
○:伸度保持率が50%以上70%未満
△:伸度保持率が30%以上50%未満
×:伸度保持率が30%未満
判定は、伸度保持率30%以上を合格とし30%未満を不合格とした。
機械強度は、ASTM−D882(1997)に準拠して測定する。装置に次のインストロンタイプの引張試験機を用い、条件は下記のとおりとする。
・測定装置:オリエンテック(株)製フィルム強伸度自動測定装置
“テンシロンAMF/RTA−100”
・試料サイズ:幅10mm×試長間100mm
・引張り速度:200mm/分
・測定環境:温度23℃、湿度65%RH
・測定回数:5回測定し、平均値から算出する
MDとTDのヤング率の合計(トータルヤング率)を算出し、下記基準で評価した。
◎:トータルヤング率が6.5GPa以上
○:トータルヤング率が6.2GPa以上6.5GPa未満
△:トータルヤング率が6.0GPa以上6.2GPa未満
×:トータルヤング率が6.0GPa未満
判定は、トータルヤング率6.0GPa以上を合格とし、6.0GPa未満を不合格とした。なお、○および◎のいずれかであると、機械特性が求められる用途(太陽電池用バックシートや電気絶縁用フィルム)に、より好適に用いることができる。そして、◎であることが最も好ましい。
フィルムの製膜性について、下記の基準で評価した。
○:フィルム破れの発生がほとんどなく、安定製膜が可能である。
△:フィルム破れが時々発生し、製膜安定性が若干低い。
×:フィルム破断が多数発生し、製膜安定性が低い。
フィルム製膜時の押出機周辺の臭気を採取し、上記(6)の方法でイソシアネート系ガス発生量を分析し、低熱分解発生ガス性を下記基準で評価した。
○:発生ガス量が0.015mg/m3未満
△:発生ガス量が0.015mg/m3以上0.035mg/m3未満
×:発生ガス量が 0.035mg/m3以上
判定は、発生ガス量が0.035mg/m3未満を合格とし、発生ガス量が0.035mg/m3以上を不合格とした。
テレフタル酸ジメチル100質量部とエチレングリコール64質量部とをエステル交換反応装置に仕込み、内容物を140℃の温度に加熱して溶解した。その後、内容物を撹拌しながら、酢酸カルシウム0.09質量部および三酸化アンチモン0.03質量部を加え、140〜230℃の温度でメタノールを留出しつつエステル交換反応を行った。次いで、酢酸リチウム0.18質量部とリン酸トリメチルの5重量%エチレングリコール溶液を4.8質量部(リン酸トリメチルとして0.24質量部)添加した。
回転型真空重合装置を用いて、上記の参考例1で得られたPETペレットXを0.1kPaの減圧下230℃の温度で長時間加熱処理し、固相重合を行った。加熱処理時間が長いほど固有粘度は高くなる。処理時間が1時間で固有粘度が0.60、5時間で固有粘度が0.70、15時間で固有粘度が0.80、25時間で固有粘度が0.85、40時間で固有粘度が0.90、100時間で固有粘度が1.0である。
温度275℃に加熱されたニーディングパドル混練部を1箇所設けた同方向回転タイプのベント式2軸混練押出機(日本製鋼所製、スクリュー直径30mm、スクリュー長さ/スクリュー直径=45.5)に、上記の参考例2で得られた固有粘度1.4PETペレットの90質量部と参考例4で作製したポリカルボジイミド10質量部を供給し、スクリュー回転数200回転/分で溶融押出してストランド状に吐出し、温度25℃の水で冷却した後、直ちにカッティングしてブレンドチップ(I)を作製した。
29.5質量%のNCO含量を有する2,4,6−トリイソプロピルフェニル1,3−ジイソシアネート295.0g(1.03モル)を、無水キシレン200ml中の1−メチルホスホレン1−オキシド0.2質量%(0.59g)の存在で100℃の温度に加熱し、かつ二酸化炭素の放出下にこの温度で縮合させた。反応混合物中での5.0質量%のNCO含量が達成された(反応時間約11時間)後、溶剤、残留モノマーおよび触媒残留物を真空で留去した。その結果、7.0質量%のNCO含量および12.6質量%のカルボジイミド含量を有するオリゴマーポリカルボジイミド混合物270.2gが得られた。
275℃の温度に加熱された押出機Eには、参考例2で得られた固有粘度0.85のPETペレット90質量部と、参考例3で得られたブレンドチップ(I)10質量部を180℃の温度で3時間減圧乾燥した後に供給し、窒素雰囲気下Tダイ口金に導入した。次いで、Tダイ口金内から、シート状に押出して溶融単層シートとし、表面温度25℃に保たれたドラム上に静電印加法で密着冷却固化させて未延伸単層フィルムを得た。
固有粘度1.0のPETペレットを使用すること以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、耐加水分解性に優れた特性を有していた。
固有粘度0.6のPETペレットを使用すること以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、製膜性や機械物性が優れた特性を有していた。
参考例3で用いるPETペレットの固有粘度を0.8にすることこと以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを作製した。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、製膜性や機械物性が優れた特性を有していた。
275℃の温度に加熱された押出機Eに、参考例2で得られた固有粘度0.85のPETペレット70質量部、参考例3で得られたブレンドチップ(I)30質量部を180℃の温度で3時間減圧乾燥した後に供給したこと以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、カルボキシル末端量が0.1当量/トンであって耐加水分解性、製膜性、機械物性が優れた特性を有していた。
275℃の温度に加熱された押出機Eに、参考例2で得られた固有粘度1.0のPETペレット80質量部、参考例3で得られたブレンドチップ(I)20質量部を180℃の温度で3時間減圧乾燥した後に供給したこと以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、耐加水分解性に優れた特性を有していた。
275℃の温度に加熱された押出機Eに、参考例2で得られた固有粘度1.0のPETペレットを供給したこと以外は、実施例4と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、機械物性に優れた特性を有していた。
275℃の温度に加熱された押出機Eに、参考例2で得られた固有粘度0.6のPETペレットを供給したこと以外は、実施例4と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、製膜性と機械物性に優れた特性を有していた。
275℃の温度に加熱された押出機Eに、参考例2で得られた固有粘度0.60のPETペレット40質量部と、参考例3で得られたブレンドチップ(I)60質量部を180℃の温度で3時間減圧乾燥した後に供給したこと以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、耐加水分解性、機械物性が優れた特性を有していた。
固有粘度0.90のPETペレットを使用すること以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、耐加水分解性と機械物性に優れた特性を有していた。
固有粘度0.80のPETペレットを使用すること以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、耐加水分解性、製膜性および機械物性に優れた特性を有していた。
固有粘度0.95のPETペレットを使用すること以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ表1と表2に示すように、耐加水分解性と機械物性に優れた特性を有していた。
固有粘度0.70のPETペレットを使用すること以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、固有粘度が0.6であっても耐加水分解性、製膜性および機械物性に優れた特性を有していた。
参考例3で用いるPET原料が固有粘度1.2であること以外は実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、カルボキシル末端量が5当量/トンであっても耐加水分解性、製膜性および機械物性に優れた特性を有していた。
参考例3で用いるPET原料が固有粘度1.0であること以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、カルボキシル末端量が7当量/トンであっても耐加水分解性、製膜性および機械物性に優れた特性を有していた。
2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル100質量部とエチレングリコール60質量部の混合物に、酢酸マンガン・4水和物塩0.03質量部を添加し、150℃の温度から240℃の温度に徐々に昇温しながらエステル交換反応を行った。途中、反応温度が170℃に達した時点で三酸化アンチモン0.024質量部を添加した。また、反応温度が220℃に達した時点で3,5−ジカルボキシベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニウム塩0.042質量部(2mmol%に相当)を添加した。その後、引き続いてエステル交換反応を行い、トリメチルリン酸0.023質量部を添加した。次いで、反応生成物を重合装置に移し、290℃の温度まで昇温し、30Paの高減圧下で重縮合反応を行い、重合装置の撹拌トルクが所定の値(重合装置の仕様によって具体的な値は異なるが、本重合装置で固有粘度0.65のポリエチレン−2,6−ナフタレートが示す値を所定の値とした)を示した。そこで、反応系を窒素パージし常圧に戻して重縮合反応を停止し、冷水にストランド状に吐出し、直ちにカッティングして固有粘度0.65のポリエチレン−2,6−ナフタレートペレットX’を得た。
参考例3の参考例4で作製したポリカルボジイミドを、エポキシ系化合物のHexion Speciality Chemicals社製”カージュラE10P”(登録商標)に変更すること以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、製膜性と機械物性に優れた特性を有していた。
参考例3の参考例4で作製したポリカルボジイミドをオキサゾリン系化合物の日本触媒社製”エポクロスRPS−1005”(登録商標)に変更すること以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、低熱分解発生ガス性に優れた特性を有していた。
参考例3の参考例4で作製したポリカルボジイミドをモノカルボジイミド化合物のラインケミー社製”スタバックゾールI”(登録商標)に変更すること以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、耐加水分解性と機械物性に優れた特性を有していた。
参考例3の参考例4で作製したポリカルボジイミドをカルボジイミド化合物の日清紡社製”カルボジライトLA−1”(登録商標)に変更すること以外は実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、製膜性、機械物性および低熱分解発生ガス性に優れた特性を有していた。
未延伸単層フィルムを加熱したロール群で予熱した後、MD延伸1を行わずに95℃の温度で3.4倍MD延伸2のみを行いトータルで長手方向(MD方向)に3.4倍延伸を行ったこと以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、製膜性に優れた特性を有していた。
一軸延伸フィルムの両端をクリップで把持しながらテンター内の95℃の温度の予熱ゾーンに導き、引き続き連続的に100℃の温度の加熱ゾーンで長手方向に直角な幅方向(TD方向)に4.0倍延伸した。さらに引き続いて、テンター内の熱処理ゾーンで195℃の温度で10秒間の熱処理を施し、さらに195℃の温度で4%幅方向に弛緩処理を行ったこと以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、製膜性と機械物性に優れた特性を有していた。
参考例3で用いるPET原料が固有粘度0.6であること以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、カルボキシル末端量が11当量/トンであったため、耐加水分解性などに劣る特性であった。
固有粘度1.1のPETペレットを使用すること以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、固有粘度が0.95であったため、製膜性や機械物性が劣る特性を有していた。
固相重合を行わず、固有粘度0.55のPETペレットXを使用すること以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、固有粘度が0.49であったため耐加水分解性が劣る特性を有していた。
275℃の温度に加熱された押出機Eに、参考例2で得られた固有粘度1.1のPETペレット99質量部と、参考例3で得られたブレンドチップ(I)1質量部を180℃の温度で3時間減圧乾燥した後に供給したこと以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、固有粘度が0.95でカルボキシル末端量が11当量/トンであるため、耐加水分解性や製膜性が劣る特性を有していた。
押出機Eを285℃の温度に加熱し、固相重合を行わず、固有粘度0.60のPETペレットXを使用したこと以外は、比較例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、固有粘度が0.49で、カルボキシル末端量が11当量/トンで、結晶パラメータΔTcgが60℃であるため、耐加水分解性が劣る特性を有していた。
275℃の温度に加熱された押出機Eに、参考例2で得られた固有粘度1.1のPETペレット60質量部と、参考例3で得られたブレンドチップ(I)40質量部を180℃の温度で3時間減圧乾燥した後に供給したこと以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、固有粘度が0.95で結晶パラメータΔTcgが115℃であるため、耐加水分解性、製膜性、機械物性および低熱分解ガス発生性が劣る特性を有していた。
275℃の温度に加熱された押出機Eに、参考例2で得られた固有粘度0.55のPETペレット30質量部と、参考例3で得られたブレンドチップ(I)70質量部を180℃の温度で3時間減圧乾燥した後に供給したこと以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、固有粘度が0.49であり、耐加水分解性、製膜性および低熱分解ガス発生性が劣る特性を有していた。
ブレンドチップ(I)を使用しないこと以外は、実施例1と同様の方法で二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた二軸配向ポリエステルフィルムを評価したところ、表1と表2に示すように、カルボキシル末端量が15当量/トンで結晶パラメータΔTcgが65℃であるため、耐加水分解性が劣る特性を有していた。
Claims (9)
- 示差走査熱量分析(DSC)による結晶化パラメータΔTcgが70〜110℃であり、カルボキシル末端量が0.1〜10当量/トンであり、固有粘度が0.50〜0.90dl/gであることを特徴とする二軸配向ポリエステルフィルム。
- 125℃の温度、100%RHの湿度で72時間後における少なくとも一方向の破断伸度の保持率が10〜100%であることを特徴とする請求項1に記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
- 300℃の温度で30分間における熱分解重量減少量が0〜0.2重量%であることを特徴とする請求項1〜2に記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
- 300℃の温度で30分間におけるイソシアネート系ガスの発生量が0〜0.05重量%であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
- 末端封止剤を0.1〜5重量%含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
- 末端封止剤がカルボジイミド化合物であることを特徴とする請求項5に記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
- 面配向係数fnが0.155〜0.300であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の二軸配向ポリエステルフィルムを用いた太陽電池用バックシート。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の二軸配向ポリエステルフィルムを用いた電気絶縁用フィルム。
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