JP2009269513A - カーテンエアバッグ用ブラケット及びカーテンエアバッグ装置 - Google Patents

カーテンエアバッグ用ブラケット及びカーテンエアバッグ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】インフレータをカーテンエアバッグに重複するよう配置し、かつ全体の小容量化を図る。
【解決手段】車体1の側方に沿ってカーテン状に展開するカーテンエアバッグ20とカーテンエアバッグ20を膨張展開させるための圧力ガスを供給するインフレータ10とを結合して車体1に取り付けるための構造体ブラケット40Eであって、構造体ブラケット40Eが、カーテンエアバッグ20の縁部に形成された取付片23を取り付けるためのリテーナ重複位置取付部89を有するリヤピラーブラケット53と、リヤピラーブラケット53と連結してインフレータ10をカーテンエアバッグ20と略平行かつ近接する配置で保持するインフレータブラケット52とを有し、リテーナ重複位置取付部89が、インフレータブラケット52に保持されたインフレータ10の外周部に離間して臨む配置に形成されている。
【選択図】図12

Description

本発明は、自動車等の車体の側方に沿ってカーテン状に展開するカーテンエアバッグを車体に取り付けるためのカーテンエアバッグ用ブラケット、及びこれを有するカーテンエアバッグ装置に関する。
従来より、自動車等の車両の衝突時にガスを導入して膨張展開するエアバッグの1つとして、車体の側方に沿ってカーテン状に展開するいわゆるカーテンエアバッグが知られている。このカーテンエアバッグは、通常時は車体の室内の天井部と側面部との交叉隅部に沿って細長く折り畳んで収納されており、側突等により側方からの衝撃を受けた際には内部にガスが導入され、車体の側方に沿って下方に膨張展開するようになっている。
一般に、このカーテンエアバッグは、エアバッグの縁部に所定間隔で設けられた複数の取付片(取付片部)を、それら取付片を保持するためのカーテンエアバッグ用ブラケットを介して上記車室内の交叉隅部に設けた複数箇所の取付部にボルト等で固定することによって、車幅方向両側において車体に取り付けられる。
そして、車両室内における取り付け位置に応じてカーテンエアバッグの保持強度・固定強度を確保するなどの目的のために、一箇所に取り付けるカーテンエアバッグ用ブラケットが車両前後方向に対して長い寸法で形成される場合がある。このような長尺構成となるブラケットは、輸送時の小容量化や車両への取り付けの容易さを考慮して、あらかじめ車両前後方向に複数に分割されたものを一体に結合しつつ一つのブラケットとして車両に取り付ける構成のものが提案されている。このようなカーテンエアバッグ用ブラケットとしては、例えば特許文献1に記載のものがある。
特開2008−12976号公報(図12など)
近年では、車両室内における座席の多列化(3列以上)に伴い、車両前後方向で室内全体に渡ってカーテンエアバッグを展開させる必要があることから、インフレータをカーテンエアバッグの延長上に配置することが困難となり、インフレータをカーテンエアバッグと重複する配置で設ける構成が多く採用されている。さらに、これらカーテンエアバッグ、インフレータ、及びブラケットとを含めた装置全体の小容量化が要求されている。
本発明の目的は、インフレータをカーテンエアバッグに重複するよう配置し、かつ全体の小容量化を図ることができるカーテンエアバッグ用ブラケット及びカーテンエアバッグ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1発明のカーテンエアバッグ用ブラケットは、車体の側方に沿ってカーテン状に展開するカーテンエアバッグと前記カーテンエアバッグを膨張展開させるための圧力流体を供給するインフレータとを結合して前記車体に取り付けるためのカーテンエアバッグ用ブラケットであって、前記カーテンエアバッグ用ブラケットが、前記カーテンエアバッグの縁部に形成された取付片を取り付けるためのエアバッグ固定取付部を有するエアバッグブラケットと、前記エアバッグブラケットと連結して前記インフレータを前記カーテンエアバッグと略平行かつ近接する配置で保持するインフレータブラケットとを有しており、前記エアバッグブラケットの前記エアバッグ固定取付部が、前記インフレータブラケットに保持された前記インフレータの外周部に離間して臨む配置に形成されていることを特徴とする。
一般に、車体の側方に沿ってカーテン状に展開するカーテンエアバッグは、当該カーテンエアバッグの縁部に所定間隔で設けられた複数の取付片を、カーテンエアバッグ用ブラケットを介して車体の室内の天井部と側面部との交叉隅部に設けたエアバッグ固定部に固定することによって、車体に取り付けられる。このとき、カーテンエアバッグの取付片は、カーテンエアバッグ用ブラケットのエアバッグ固定取付部に取り付けられるようになっている。
ここで、本願第1発明では、エアバッグブラケットのエアバッグ固定取付部が、インフレータブラケットに保持されたインフレータの外周部に離間して臨む配置に形成されている。これにより、エアバッグブラケットとインフレータブラケットからなるカーテンエアバッグ用ブラケットが、インフレータとカーテンエアバッグを平行かつ近接する配置で支持・結合する構成であっても、エアバッグブラケットのエアバッグ固定取付部とインフレータの外周部との間に常に適宜の離間距離を確保でき、車体に対するカーテンエアバッグの正常な取り付け状態を維持することができる。この結果、インフレータをカーテンエアバッグに重複するよう配置し、かつ全体の小容量化を図ることができる。
第2発明のカーテンエアバッグ用ブラケットは、上記第1発明において、前記インフレータブラケットは、前記エアバッグブラケットとの重複部分に前記車体へ仮止めするための係止が可能な係止爪を有し、前記エアバッグブラケットは、前記インフレータブラケットとの重複部分に前記係止爪の係止状態を視認可能な視認孔を有していることを特徴とする。
これにより、先に車体に対して係止爪で係止したことによるエアバッグブラケットの仮止め状態を常に視認孔を介して視認しつつ、インフレータブラケットを含めたカーテンエアバッグ用ブラケット全体の取り付け(又は組み立て)を行うことができるため、カーテンエアバッグの取り付け作業性を向上することができる。
第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、前記インフレータブラケットは、前記インフレータを保持するリテーナと、このリテーナに締結具によって締結されるとともに前記エアバッグブラケットに連結されるリテーナブラケットとを有し、前記リテーナブラケットにおける前記リテーナの締結位置には、前記車体に面接して設置される設置面に対して前記締結具の突出寸法を収容可能な段差形状の偏差締結部が形成されていることを特徴とする。
これにより、リテーナブラケットの偏差締結部にボルトを介してリテーナを連結した場合でも、リテーナブラケット全体の車体への設置面からボルトの端部を突出させることを抑制できるため、カーテンエアバッグ用ブラケット全体を適正に取り付けることができる。
第4の発明は、上記第1乃至第3の発明において、前記インフレータと前記カーテンエアバッグとの結合部分の外周の少なくとも 一部を包囲して前記結合部分の振動を規制する振動規制部を備え、前記インフレータブラケットと前記エアバッグブラケットの少なくとも一方に連結する規制保持ブラケットを有していることを特徴とする。
これにより、インフレータの点火作動によって圧力流体がカーテンエアバッグに供給されている際に、インフレータとカーテンエアバッグの結合部分が過剰に振動するのを振動規制部で規制することができ、カーテンエアバッグへの負荷を低減させることができる。
上記目的を達成するために、第5発明のカーテンエアバッグ装置は、車体の側方に沿ってカーテン状に展開するカーテンエアバッグと、前記カーテンエアバッグを膨張展開させるための圧力流体を供給するインフレータと、前記カーテンエアバッグと前記インフレータとを結合して前記車体に取り付けるためのカーテンエアバッグ用ブラケットとを備えるカーテンエアバッグ装置であって、前記カーテンエアバッグ用ブラケットが、前記カーテンエアバッグの縁部に形成された取付片を取り付けるためのエアバッグ固定取付部を有するエアバッグブラケットと、前記エアバッグブラケットと連結して前記インフレータを前記カーテンエアバッグと略平行な配置で保持するインフレータブラケットとを有しており、前記エアバッグブラケットの前記エアバッグ固定取付部が、前記インフレータブラケットに保持された前記インフレータの外周部に離間して臨む配置に形成されていることを特徴とする。
カーテンエアバッグ装置は、車体の室内の天井部と側面部との交叉隅部に沿ってカーテンエアバッグが細長く折り畳まれた状態で収納されている。側突等により側方からの衝撃を受けた際には、インフレータからカーテンエアバッグ内部にガスが導入され、カーテンエアバッグが車体の側方に沿って下方に膨張展開する。
ここで一般のカーテンエアバッグ装置は、カーテンエアバッグの縁部に所定間隔で設けられた複数の取付片を、カーテンエアバッグ用ブラケットを介して車体の室内の天井部と側面部との交叉隅部に設けたエアバッグ固定部に固定することによって、車体に取り付けられる。このとき、カーテンエアバッグの取付片は、カーテンエアバッグ用ブラケットのエアバッグ固定取付部に取り付けられるようになっている。
本願第5発明では、エアバッグブラケットのエアバッグ固定取付部が、インフレータブラケットに保持されたインフレータの外周部に離間して臨む配置に形成されている。これにより、エアバッグブラケットとインフレータブラケットからなるカーテンエアバッグ用ブラケットが、インフレータとカーテンエアバッグを平行かつ近接する配置で支持・結合する構成であっても、エアバッグブラケットのエアバッグ固定取付部とインフレータの外周部との間に常に適宜の離間距離を確保でき、車体に対するカーテンエアバッグの正常な取り付け状態を維持することができる。この結果、インフレータをカーテンエアバッグに重複するよう配置し、かつ全体の小容量化を図ることができる。
本発明によれば、インフレータをカーテンエアバッグに重複するよう配置し、かつ全体の小容量化を図ることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置を自動車に取付けた状態を模式的に示す説明図である。また、図2は、この例の具体的なカーテンエアバッグ装置全体の外観側面図である。なお以下においては、説明の便宜上、車体の運転席側(車体前方に向かって右側)に取り付けるカーテンエアバッグ装置とその一部を図示して説明するものとし、また特に説明しない限り、図中の左側が車体の前方側、図中の右側が後方側とし、図中の上下方向が車体の上下方向として説明する。また、図3はカーテンエアバッグの収納時の状態を一部破断して示す斜視図であり、特にこの図においては、図中の左下手前に向かう方向が車体の前方側に対応する。
これら図1、図2、及び図3において、図示する例の自動車の車体1の室内には前後方向に3列の座席列が設けられており、その車体1の室内の天井部と側面部との交叉隅部にカーテンエアバッグ装置21が設けられている。
カーテンエアバッグ装置21は、折り畳んだカーテンエアバッグ20の全体を破断可能な被覆材22で被覆し保持した構成のエアバッグ保持体30(詳細は後述する)と、カーテンエアバッグ装置21の後方側でエアバッグ保持体30と重複する位置にカーテンエアバッグ20に圧力ガス(圧力流体)を供給するインフレータ10と、エアバッグ保持体30を車体1に取り付けるための複数のブラケット40A,40B,40C,40D、及びエアバッグ保持体30とインフレータ10とを連結させて車体1に取り付けるための構造体ブラケット(カーテンエアバッグ用ブラケット;詳細は後述する)40Eとを有している。そして、自動車の側面衝突時や横転時等には、衝突を検知してインフレータ10に点火信号を送るセンサ(図示せず)がこれを検知し、インフレータ制御回路(図示せず)からインフレータ10のイニシエータ(図示せず)に起動信号が入力されて上記イニシエータが起動し、インフレータ10が作動され、エアバッグ膨張用の圧力ガスが噴出されてカーテンエアバッグ20が膨張して、図1に2点鎖線20′で示すように下方向に展開し乗員の頭部を拘束する。
エアバッグ保持体30においては、図3に示すように、カーテンエアバッグ20が断面矩形を呈するようにつづら折り状に上下方向に重ねて折り畳まれた状態で、被覆材22によって保持される。このとき、カーテンエアバッグ20の上端の縁部に突設された耳状の取付片23が、被覆材22の上面部の車体側に設けられた細長い開口部(スロット)25を通って上方に突出されている。
取付片23は、カーテンエアバッグ20の長手方向に沿って複数個設けられ、各取付片23には取付具(例えば後述の図7、図9中に示すリベット81や取付ボルト等)用の挿通孔24が設けられており、被覆材22の車室側の側面部には、上下方向の開口26が長手方向に沿って複数個設けられ、この開口26を通して被覆材22の外部からカーテンエアバッグ20が折り畳み状態を目視観察し得るようになっている。
被覆材22の車室側の側面部と底面部とが交わる車室側の隅部には、エアバッグ20の膨張時に被覆材22の破断点となる破断部27が設けられている。この被覆材22の外周は、破断可能な複数のバンド29により所定間隔毎に巻回保持されている。そしてこのように被覆材22とその内部に保持されたカーテンエアバッグ20の全体がエアバッグ保持体30を構成している。
エアバッグ保持体30は、長手方向に略弓状に湾曲した形状をし、車体1の室内の天井部と側面部との交叉隅部、具体的にはAピラー11(フロントピラー)からルーフサイドレール2に沿う弓形形状の部分に設けられたエアバッグ固定部28に対し、ブラケット40A,40B,40C,40D及び構造体ブラケット40Eを介して固定されている。
ブラケット40Aは、エアバッグ保持体30の車体前方側の先端に位置する取付片23に取り付けられてAピラー11の内部に固定されている。このブラケット40Aは、特に詳細構造の図示はしないが、エアバッグ保持体30内のカーテンエアバッグ20の車体前方側先端部に設けた取付片23を挿通させて折り返すための折返し孔が形成されており、その折返し孔に挿通させた取付片23を折返して重なった部分に留め具(例えばリベット等)で留めることでカーテンエアバッグ20の先端にブラケット40Aを取り付けている。
ブラケット40Cは、この例では上記エアバッグ固定部28における、車体1の前方から2番目に位置するBピラー12に設けられており、またブラケット40Bは、この例ではエアバッグ固定部28におけるブラケット40Aとブラケット40Cの間に2箇所設けられている。なお、ブラケット40Cは、特に詳細構造の図示はしないが、カーテンエアバッグ20の取付片23を取り付けるためのエアバッグ取付部43を2つ有するブラケットである。また、ブラケット40Bは、詳細は後述するが、上記ブラケット40Aと同様にエアバッグ保持体30内のカーテンエアバッグ20の取付片23を挿通させて折り返すための折返し孔が形成されており、その折返し孔に挿通させた取付片23を折り返して重なった部分に留め具を留めることでブラケット40Bが取り付けられる構成となっている(後述の図4、図5、図6参照)。
ブラケット40Dは、この例では上記エアバッグ固定部28における、車体1の前方から2番目に位置するBピラー12(第2ピラー)と車体1の前方から3番目に位置するCピラー13(第3ピラー)との間に2箇所設けられている。このブラケット40Dは、詳細は後述するが、エアバッグ保持体30内のカーテンエアバッグ20の取付片23を取り付けるためのエアバッグ取付部43を複数(この例では2つ)有しており、取付片23を複数のエアバッグ取付部43に対し選択的に取り付け可能な構成となっている(後述の図7、図8参照)。
構造体ブラケット40Eは、この例では上記エアバッグ固定部28における、車体1の前方から3番目に位置するCピラー13(第3ピラー)と車体1の後部のDピラー14(リヤピラー)との間に設けられている。この構造体ブラケット40Eは、詳細は後述するが、エアバッグ保持体30内のカーテンエアバッグ20の取付片23を取り付けるためのエアバッグ取付部43を複数(この例では4つ)有しており、さらにインフレータ10をエアバッグ保持体30に平行かつ近接する配置で保持固定できる構成となっている(後述の図9、図12、及び図13参照)。
図4は、図2中のブラケット40Bを含む部分IVを拡大して表した図であり、図5はこの部分IVのバンド29を破断して取付片23を展開した状態を表した図であり、図6(a)はブラケット40Bのみの詳細構造を表す正面図、図6(b)はブラケット40Bを図6(a)中X1方向から見た上面図、図6(c)はブラケット40Bを図6(a)中Y1方向から見た側面図である。
これら図4、図5、及び図6に示すように、ブラケット40Bは、略矩形形状に形成された底板部41の車室外側(幅方向の一方側であって、図6(a)中紙面奥側、図6(b)中上側、図6(c)中右側)に、上方に折り曲げて形成され、ブラケット40Bを車体1に対し取り付けるための車体取付部45を有している。これにより、ブラケット40B全体は図6(c)に示すように横から見て略「L」字型の形状となっている。車体取付部45は、その下方側の一部分の幅寸法が底板部41の長手方向の長さと同じ寸法であって、それより上方側のほとんどの部分が上記下方側一部分の中央位置で比較的狭い幅寸法で形成されている。
この車体取付部45は、その中心位置が上記中心面A上となるように1つ設けられている。車体取付部45には、ブラケット40Bを車体1に固定するための取付具(例えばリベットや取付ボルト等)挿通用の挿通孔46が、その中心位置が車体取付部45全体の中心線上となるように設けられている。上記取付具を車体取付部45の挿通孔46に挿通させ車体側の上記エアバッグ固定部28に設けた嵌合孔(図示せず)に嵌合させることにより(取付ボルトの場合にはネジ孔に締結させることにより)、ブラケット40Bが車体1に固定される。
またブラケット40Bは、底板部41の幅方向中央位置でその長手方向全長より短いスリット形状の折返し孔48が、底板部41の長手方向と平行な配置で形成されている。エアバッグ保持体30内のカーテンエアバッグ20の取付片23を、この折返し孔48に挿通させて折返し、それにより重なった部分を留め具(例えばリベット等)で留めることでカーテンエアバッグ20にブラケット40Bが取り付けられている(図5参照)。そして、取付片23の余っている部分を折り畳んでバンド29を巻き付けて固定することにより、ブラケット40Bをエアバッグ保持体30に密着させて取り付けることができる(図4参照)。
自動車の側面衝突時や横転時等にインフレータ10から供給された圧力ガスがカーテンエアバッグ20内に流入した際には、まずバンド29と被覆材22が破断し、折り畳まれていた取付片23が伸びるとともにカーテンエアバッグ20が下方に膨張展開する。このとき、急激な張力による反動がブラケット40Bに付加されるが、この反動張力は取付片23が取り付けられている底板部41に直接付加され、またこの底板部41は車体1に固定されている車体取付部45に対して直交して折り曲げられている部分であるため、底板部41が塑性変形することで反動張力を吸収することができる。この結果、車体1に対するカーテンエアバッグ20の適正な取り付け状態を維持することができる。
また、底板部41の折返し孔48を、底板部41と車体取付部45との間の折り曲げ部から距離Lで離間させた配置で形成することで、反動張力が付加される力点を折り曲げ部から離間させることができ、すなわち底板部41に十分な塑性変形の幅を与えることができる。
図7は、図2中のブラケット40Dを含む部分VIIを拡大して表した図であり、図8(a)はブラケット40Dのみの詳細構造を表す正面図、図8(b)はブラケット40Dを図8(a)中X2方向から見た上面図、図8(c)はブラケット40Dを図8(a)中Y2方向から見た側面図である。
これら図7、及び図8(a)乃至図8(c)に示すように、ブラケット40Dは、カーテンエアバッグ20の取付状態(図1に示す状態)でのカーテンエアバッグ20の長手方向に対応する車体前後方向(図8(a)及び図8(b)中左右方向)において、中心位置となる中心面Aを中心に略左右対称形状となるように形成されている。このブラケット40Dは、底板部42の車室内側(図8(a)中紙面手前側、図8(b)中下側、図8(c)中左側)に、上方に折り曲げて形成され、カーテンエアバッグ20に形成された取付片23を取り付けるためのエアバッグ取付部43を複数(この例では2つ)有している。これらエアバッグ取付部43,43は、上記中心面Aを中心に左右対称となるように、左右各側において中心面Aから同距離となる位置に同数ずつ(この例では1つずつ)設けられている。各エアバッグ取付部43には、カーテンエアバッグ20の取付片23をエアバッグ取付部43に固定するための取付具(例えば図7中や後述の図9中に示すリベット81や取付ボルト等)挿通用の挿通孔44が、上記中心面Aから同距離となる位置にそれぞれ設けられている。カーテンエアバッグ20の取付片23を、2つのエアバッグ取付部43のうちのいずれか(図7に示す例では車体前方側で図中右側)に選択的に重ね合わせた状態で、上記取付具を取付片23の挿通孔24及びエアバッグ取付部43の挿通孔44に挿通させることにより(取付ボルトの場合には挿通後ナット(図示せず)と螺合させることにより)、カーテンエアバッグ20の取付片23がブラケット40Dの2つのエアバッグ取付部43に対し選択的に取り付けられる。
またブラケット40Dは、底板部42の車体側(図8(a)中紙面奥側、図8(b)中上側、図8(c)中右側)に、上記エアバッグ取付部43と同様に上方に折り曲げて形成され、ブラケット40Dを車体1に対し取り付けるための車体取付部45を有している。この車体取付部45は、その中心位置が上記中心面A上となるように1つ設けられている。車体取付部45には、ブラケット40Dを車体1に固定するための取付具(例えばリベットや取付ボルト等)挿通用の挿通孔46が、その中心位置が上記中心面A上となるように設けられている。上記取付具を車体取付部45の挿通孔46に挿通させ車体側の上記エアバッグ固定部28に設けた嵌合孔(図示せず)に嵌合させることにより(取付ボルトの場合にはネジ孔に締結させることにより)、ブラケット40Dが車体1に固定される。
またブラケット40Dは、車体取付部45の左右両側において同数ずつ(この例では1つずつ)車体側に折り曲げて形成され、車体側の上記エアバッグ固定部28に設けられた嵌合孔(図示せず)に嵌合可能な突起部47,47を有している。エアバッグ保持体30内のカーテンエアバッグ20をブラケット40Dを介して車体1に取り付けた際に、上記突起部47が車体側の上記エアバッグ固定部28に設けられた嵌合孔に嵌合することにより、ブラケット40Dの左右いずれかのエアバッグ取付部43にカーテンエアバッグ20の取付片23が固定されることにより発生する回転力によってブラケット40Dが車体取付部45(より正確には挿通孔46)回りに回転することを防止できる。
図9(a)は、カーテンエアバッグ装置21のうちの構造体ブラケット40Eの周囲部分の外観を表す側面図、図9(b)は同じく構造体ブラケット40Eの周囲部分の分解図である。なお、図9(a)においては、エアバッグ保持体30の一部を破断してインフレータ10との結合状態を示している。
これら図9(a)、図9(b)に示すように、構造体ブラケット40E全体は車体前後方向(図中左右方向)に長い構造体であり、これは主に、それぞれ車体前後方向に長い3列目ブラケット(規制保持ブラケット)51、インフレータブラケット52、及びリヤピラーブラケット(エアバッグブラケット)53の3つのブラケット要素をほぼ直線的な配置で連結して組み立てた構成となっている。
3列目ブラケット51は、構造体ブラケット40E全体のうちの車体前方側部分(図中左側の部分)を構成するブラケット要素であり、車体1における3列目の座席列の上方に対応する位置(もしくはCピラー13に対応する位置)に取り付けられるものである(図1参照)。そしてこの3列目ブラケット51は、エアバッグ保持体30内のカーテンエアバッグ20が流体供給管82を介してインフレータ10と結合するカーテンエアバッグ20の流体供給口20aの周囲を保持するものとなっている。
リヤピラーブラケット53は、構造体ブラケット40E全体のうちの3列目ブラケット51より車体後方側部分(図中右側の部分)を構成するブラケット要素であり、車体1におけるCピラー13の後方からDピラー14(リヤピラー)までに対応する位置に取り付けられるものである。そしてこのリヤピラーブラケット53は、エアバッグ保持体30の車体後方側端部(図中右側の端部)を保持するものとなっている。
インフレータブラケット52は、車体前後方向で上記リヤピラーブラケット53と重複して、上記3列目ブラケット51の車体後方側(図中右側)に配置されるブラケット要素であり、その上方にはインフレータ10が保持される。また後に詳述するように、インフレータブラケット52は、その上方でインフレータ10を保持するリテーナ61と、その下方でリテーナ61に締結されるリテーナブラケット62からなっている(後述の図10参照)。
リテーナブラケット62の車体前後方向の両端にそれぞれ一つずつ連結孔83が形成されており、リヤピラーブラケット53にはそれら2つの連結孔83にそれぞれ対応する位置に連結孔83が形成され、3列目ブラケット51の車体後方側端部にはリテーナブラケット62の車体前方側端部の連結孔83に対応する連結孔83が形成されている。そしてそれぞれ対応する連結孔83どうしを重ねて一致させたところに留鋲84(この例では、抜けを防ぐスレッドが形成された樹脂製クリップ)を貫通して留めることで、3列目ブラケット51、インフレータブラケット52、及びリヤピラーブラケット53が一体的に連結して構造体ブラケット40Eが構成される。
また、各ブラケット要素51,52,53の各連結孔83の近傍には取付孔85が形成されており、構造体ブラケット40Eとして連結している状態では対応する取付孔85どうしが一致して構造体ブラケット40Eを車体1に固定するための取付孔85を形成する。また各ブラケット要素には独自の取付孔85も形成されており、これら取付孔85に取付具(例えばリベットや取付ボルト等;特に図示せず)を挿通して車体側の上記エアバッグ固定部28に設けた嵌合孔(図示せず)に嵌合させることにより(取付ボルトの場合にはネジ孔に締結させることにより)、構造体ブラケット40Eが車体1に固定される。
また、3列目ブラケット51とリヤピラーブラケット53は、それぞれの適宜箇所(この例ではそれぞれ2箇所ずつ)にエアバッグ保持体30内のカーテンエアバッグ20に形成された取付片23を取り付けるためのエアバッグ取付部43を有している。各エアバッグ取付部43には、カーテンエアバッグ20の取付片23をエアバッグ取付部43に固定するための取付具(例えば図示する例のリベット81や取付ボルト等)挿通用の挿通孔44がそれぞれ設けられている。カーテンエアバッグ20の取付片23を、それぞれ対応するエアバッグ取付部43に重ね合わせた状態で、取付具であるリベット81を取付片23の挿通孔24及びエアバッグ取付部43の挿通孔44に挿通させてかしめることにより(取付ボルトの場合には挿通後ナット(図示せず)と螺合させることにより)、カーテンエアバッグ20の取付片23が構造体ブラケット40Eの各エアバッグ取付部43に対し取り付けられる。
全体が円筒形状に形成されているインフレータ10は、前述したようにインフレータブラケット52の上方に位置するリテーナ61の内部に保持されることで、インフレータ10はエアバッグ保持体30(及びその内部のカーテンエアバッグ20)に対して平行かつ近接した配置に固定される。そして全体が略「へ」の字型形状に形成されている上記流体供給管82の一端がインフレータ10の車体前方側端部に挿入されているとともに、他端がカーテンエアバッグ20の流体供給口20aに挿入されていることで、インフレータ10とカーテンエアバッグ20の内部が連通した状態となっている。
図10(a)は、インフレータブラケット52の分解図であり、図10(b)は、図10(a)中のXb−Xb線により示した断面図である。
これら図10(a)、図10(b)において、前述したように、インフレータブラケット52は、その上方でインフレータ10を保持するリテーナ61と、その下方でリテーナ61に締結されるリテーナブラケット62からなっている。
リテーナ61は、薄板を曲げて略円筒形状に形成されたリテーナ本体部61aと、その薄板の両端を下方に曲げて合致させ略矩形形状に形成されたリテーナ取付部61bとを有している。
リテーナブラケット62は、全体が略矩形形状に形成された薄板であり、前述したようにその両端にはそれぞれ連結孔83と取付孔85が形成されている。また、この例では、リテーナブラケット62の車体後方側(図中右側)の連結孔83と取付孔85の間には、打ち抜き加工した一部を折り曲げて係止爪62aが形成されている。そしてリテーナブラケット62の長手方向中央位置には、上記リテーナ61のリテーナ取付部61bがボルト(締結具)86とナット(締結具)87とにより締結される偏差締結部62bが形成されている(なお、図10(a)では明確化のため別々に図示しているが、この例ではボルト86は偏差締結部62に溶接にて一体化されている)。この偏差締結部62bは、リテーナ61のリテーナ取付部61bより少し大きく、ほぼ相似する形状で、その周囲の平面に対して段差がつくように形成されている。
なお、上述したように、リテーナ61において、リテーナ本体部61aは薄板を曲げて略円筒形状に形成され、リテーナ取付部61bはそのリテーナ本体部61aの両端をそれぞれ下方に折り曲げて2枚形成されている。しかし、このリテーナ61は、リテーナブラケット62へ取り付ける前の状態では、図中の破線で示すように2枚のリテーナ取付部61bどうしが十分な間隔で離間しており、リテーナ本体部61bの内径が少し大きめに形成されてその内部へのインフレータ10(特に図示せず)の遊嵌挿入を容易にしている。そしてリテーナ本体部61bの内部にインフレータ10を挿入した後には、図中矢印Bに示すように2枚のリテーナ取付部61bを密着させて重ねることで、リテーナ本体部61bの内周面がインフレータ10を適正に把持して固定する。
この例では、構造体ブラケット40Eが車体1に取り付けられる際に、リテーナブラケット62が車体1に面接して設置される側(図10(a)中の裏側、図10(b)中の左側)の設置面62cに対してボルト86のヘッド部86aの突出寸法(ヘッド部の厚み寸法)を収容可能な段差形状で偏差締結部62bが形成されている。
リテーナ61の2枚のリテーナ取付部61bはそれらが密着した状態のまま、リテーナブラケット62の上記設置面62cと反対側(図10(a)中の表側、図10(b)中の右側)の面で偏差締結部62bと重なり、それぞれ等間隔の配置で一致する3箇所に形成された締結孔88にリテーナブラケット62の上記設置面62c側からボルト86のスタッド86b部を挿入し、そしてボルトヘッド部86aが偏差締結部62bに溶接で固定され、また反対側に突出したスタッド68bをナット87で締結してリテーナ61とリテーナブラケット62とが締結される。
図11(a)、図11(b)は、3つのブラケット要素51,52,53を連結させてエアバッグ保持体30を保持させる具体的な作業工程を表す図である。
まず、図11(a)において、先に上記図10で示したようにリテーナ61とリテーナブラケット62とをボルト86とナット87で締結してインフレータブラケット52を組み立てておき、そこに流体供給管82を挿入したインフレータ10を取り付ける。
また一方、3列目ブラケット51とリヤピラーブラケット53とで対応する連通孔83どうし(3列目ブラケット51の車体後方側の連通孔83とリヤピラーブラケット53の車体前方側の連通孔83)を一致させ、かつ両ブラケット要素51,53を略一直線上に配置した状態で作業台(特に図示せず)に固定し、そこにエアバッグ保持体30を適正な位置に保持させる。
このとき、3列目ブラケット51はエアバッグ保持体30の車室外側(図11中紙面奥側)の側面と上下方向両面の3面を囲むように保持し、リヤピラーブラケット53はエアバッグ保持体30の車室外側と車室内側の両側面と上方面の3面を囲むように保持する。また、ブラケット要素51,53側に複数設けてあるエアバッグ取付部43の挿通孔44と、それぞれ対応するエアバッグ保持体30側の取付片23の挿通孔24とを一致させる。
次に図11(b)に示すように、流体供給管82の先端をエアバッグ保持体30内のカーテンエアバッグ20が有する流体供給口20aに挿入し、その外周を適宜のクランプ(特に図示せず)などで締め付けて結合する。なお、この段階ではまだ流体供給口20aとその周囲の塑性により、インフレータ10及びインフレータブラケット52は流体供給口20aを基点に自由に回動可能となっている。
そしてこの状態で、ブラケット要素51,53側のエアバッグ取付部43の挿通孔44と、それぞれに対応して一致させたエアバッグ保持体30側の取付片23の挿通孔24に取付具としてのリベット81を貫通してかしめることで、エアバッグ保持体30をブラケット要素52,53に固定させる。なお、この際に行われる各リベット81のかしめ作業では、上述したようにインフレータブラケット52が自由に回動できるため、何ら干渉を受けることなく容易に行うことができる。
そして最後に、各ブラケット要素51,52,53のそれぞれ対応する連結孔83どうしを重ねて一致させたところに留鋲84を貫通して留めることで、3列目ブラケット51、インフレータブラケット52、及びリヤピラーブラケット53が一体的に連結して構造体ブラケット40Eが構成され、これにエアバッグ保持体30が保持固定されることになる。なお、各ブラケット要素51,52,53どうしの重なる配置関係としては、リテーナブラケット52が最も車室外側(図11中紙面奥側)に位置し、それから順に3列目ブラケット51、リヤピラーブラケット53が車室内側(図11中紙面手前側)に重なる配置関係となる。
図12は、図9(a)中のXII−XII線により示したカーテンエアバッグ装置21の断面図である。この図12及び図9(a)において、本実施形態のカーテンエアバッグ装置21の例では、リヤピラーブラケット53が備える2つのエアバッグ取付部43のうちの一つが、インフレータブラケット52のリテーナ61と車体前後方向で重複する配置で設けられており、以下においてこのエアバッグ取付部を特にリテーナ重複位置取付部(エアバッグ固定取付部)89と称呼するものとする。
一般的なインフレータ10は、その軸方向寸法が十分に長い円筒形状に形成されており、そしてこの例のインフレータブラケット52を含む構造体ブラケット40Eは、インフレータ10をエアバッグ保持体30に対して平行かつ近接した配置で保持する。さらに、前述したように3列目ブラケット51を含む構造体ブラケット40Eは、カーテンエアバッグ20のうち圧力ガスが供給される流体供給口20aの周囲の部分を保持することから、構造体ブラケット40Eにおいては比較的狭くかつ均等な間隔でエアバッグ取付部43を配置し、カーテンエアバッグ20の取付片23を固定する必要がある。以上のことから、リテーナ重複位置取付部89がリテーナ61と車体前後方向で重複する配置で設けられる場合が多い。そして本実施形態の構造体ブラケット40Eでは、リテーナ重複位置取付部89がインフレータブラケット52に保持されたインフレータ10の外周部に離間して臨む配置に形成されている。
前述したようにこの例では、リヤピラーブラケット53のリテーナ重複位置取付部89(エアバッグ固定取付部)とそれに対応するカーテンエアバッグ20の取付片23とが、リベット81(取付具)のかしめによって固定されている。またこの例では、このリテーナ重複位置取付部89でのリベット固定点位置が、インフレータブラケット52におけるリテーナ61とリテーナブラケット62とのボルト86による締結点位置の一つと、車体前後方向(図9(a)中の左右方向、図11中の紙面直交方向)において一致している。
このように完成された構造体ブラケット40E中においてリベット固定点とボルト締結点が近接する配置関係となる場合でも、構造体ブラケット40Eが元々分割された各ブラケット要素51,52,53を連結して組み立てる構成となっていることにより、インフレータブラケット52とリヤピラーブラケット53とを連結させる前の段階でそれぞれのリベットのかしめ作業とボルトの締結作業を広い空間で行うことができ、組み立て作業性が高い構成となっている。
また上述したようにリテーナ重複位置取付部89がインフレータブラケット52に保持されたインフレータ10の外周部に離間して臨む配置に形成されていることにより、リテーナ重複位置取付部89とインフレータ10の外周部との間に常に適宜の離間距離を確保でき、リテーナ重複位置取付部89のリベット81と、インフレータブラケット52のボルト86との接触干渉を回避して正常な取付状態を維持できる。
また、図12に示すように、インフレータブラケット52が組み立てられた状態では、ボルト86のヘッド部86aが偏差締結部62bの段差内に収容されており、リテーナブラケット62の設置面62cからボルト86の一部が突出することがない。これは、ボルト86の挿入方向が逆(つまりボルト86とナット87の位置が逆)の場合でも、偏差締結部62bの段差寸法を適宜設定すれば同様となる。また図示するように、リテーナ本体部61aの外周側面がリテーナブラケット62の設置面62cの延長平面に外接する配置となっている場合、構造体ブラケット40Eは車体1のエアバッグ固定部28の表面28a(二点鎖線で仮想的に図示)に対して密着した設置が可能となる。
図13は、図9(a)中のXIII−XIII線により示したカーテンエアバッグ装置21の断面図である。この図13及び図9(a)、図9(b)において、前述したようにインフレータブラケット52のリテーナブラケット62の車体後方側には係止爪62aが形成されており(図10参照)、またリヤピラーブラケット53にはリテーナブラケット62の係止爪62aに対応して重複する部分に視認孔53aが形成されている。そしてインフレータブラケット52とリヤピラーブラケット53とが連結されて構造体ブラケット40Eが組み上がっている状態では、図13に示すようにリテーナブラケット62の係止爪62aとリヤピラーブラケット53の視認孔53aが重なる配置となり、図9(a)に示した側面から係止爪62aを容易に視認することができる。
構造体ブラケット40Eを車体1のエアバッグ固定部28に取り付ける際には、作業者が一人でも容易に取り付けることができるよう、車体側の上記エアバッグ固定部28に形成された係止孔28b(例えば角孔)にリテーナブラケット62の係止爪62aを挿入・係止させて仮止めできるようになっている。そして作業者は視認孔53aを介して係止爪62aの係止状態をいつでも視認できるため、安定した取り付け作業を行うことができる。
図14は、図9(b)中の矢視Zから見た3列目ブラケット51の一部を拡大して表した斜視図である。この図14及び図9(a)、図9(b)において、前述したように3列目ブラケット51はカーテンエアバッグ20の流体供給口20aの周囲を保持しており、そして3列目ブラケット51はこの流体供給口20aに挿入される流体供給管82の外周のうち上方側と横側(図9(a)中の奥側)を包囲する形状の振動規制部51aが形成されている。この例では、振動規制部51aの上面にさらに補強板90がリベット91を介して締結されており、この補強板90の縁部が下方に折り曲げられているため、流体供給管82を図9(a)中の手前側からも包囲している。
以上説明した構成である本実施形態のカーテンエアバッグ装置21によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、本実施形態のカーテンエアバッグ装置21においては、リヤピラーブラケット53のリテーナ重複位置取付部89が、インフレータブラケット52に保持されたインフレータ10の外周部に離間して臨む配置に形成されていることにより、リヤピラーブラケット53とインフレータブラケット52を含む構造体ブラケット40Eが、インフレータ10とエアバッグ保持体30(カーテンエアバッグ20)とを平行かつ近接する配置で支持・結合する構成であっても、リヤピラーブラケット53のリテーナ重複位置取付部89とインフレータ10の外周部との間に常に適宜の離間距離を確保でき、車体1に対するカーテンエアバッグ20の正常な取り付け状態を維持することができる。この結果、インフレータ10をカーテンエアバッグ20に重複するよう配置し、かつ全体の小容量化を図ることができる。
また、本実施形態においては、先に車体1に対して係止爪62aで係止したことによるリヤピラーブラケット53の仮止め状態を常に視認孔53aを介して視認しつつ、インフレータブラケット52を含めた構造体ブラケット40E全体の取り付け(又は組み立て)を行うことができるため、カーテンエアバッグ装置21の取り付け作業性を向上することができる。
また、本実施形態においては、リテーナブラケット62の偏差締結部62bにボルト86を介してリテーナ61のリテーナ取付部61bを連結した場合でも、リテーナブラケット62全体の車体1への設置面62cからボルト86の端部を突出させることを抑制できるため、構造体ブラケット40E全体を適正に取り付けることができる。
また、本実施形態においては、インフレータ10の点火作動によって圧力ガスが流体供給管82を介してカーテンエアバッグ20の流体供給口20aに供給されている際に、インフレータ10とカーテンエアバッグ20の結合部分である流体供給管82が過剰に振動するのを振動規制部51aで規制することができ、カーテンエアバッグ20への負荷を低減させることができる。
また、本実施形態におけるブラケット40Bは、カーテンエアバッグ20の膨張展開時に生じる反動張力が底板部41に直接付加されるが、この底板部41は車体1に固定されている車体取付部43に対して直交して折り曲げられている部分であるため、底板部41が塑性変形することで反動張力を吸収することができる。この結果、車体1に対するカーテンエアバッグ20の適正な取り付け状態を維持することができる。
また、本実施形態におけるブラケット40Bは、底板部41の折返し孔48を、底板部41と車体取付部43との間の折り曲げ部から距離Lで離間させた配置で形成していることで、反動張力が付加される力点を折り曲げ部から離間させることができ、すなわち底板部41に十分な塑性変形の幅を与えることができる。
また、本実施形態におけるブラケット40Dは、カーテンエアバッグ20の取付片23を取り付けるためのエアバッグ取付部43を2つ有し、カーテンエアバッグ20の取付片23を2つのエアバッグ取付部43に対し選択的に取り付け可能な構成とする。これにより、例えばカーテンエアバッグ20の取付片23の間隔が比較的狭い場合には、ブラケット40D,40D同士における互いに内側となるエアバッグ取付部43,43に取付片23をそれぞれ取り付けたり(図1に示す状態)、例えばカーテンエアバッグ20の取付片23の間隔が比較的広い場合には、ブラケット40D,40D同士における互いに外側となるエアバッグ取付部43に取付片23をそれぞれ取り付けたりといったように、カーテンエアバッグ20に形成された取付片23の間隔に応じ、ブラケット40Dの2つのエアバッグ取付部43,43の中から対応する位置のエアバッグ取付部43を選択し、取付片23を当該エアバッグ取付部43に取り付けることができる。その結果、取付片23の間隔が異なる複数のカーテンエアバッグ20に対し同一のブラケット40Dを適用することが可能となり、汎用性を向上することができる。
また、ブラケット40Dが左右対称形状となるように形成されている。これにより、同一のブラケット40Dを車体1の車幅方向両側に適用することが可能となり、ブラケット40Dの汎用性をさらに向上することができる。
また、ブラケット40Dは、左右それぞれの側に同数(上記実施形態では1つ)のエアバッグ取付部43を有している。これにより、ブラケット40Dの左右対称形状を維持しつつ、エアバッグ取付部43を複数(上記実施形態では2つ)有するブラケット構成を実現することができる。
また、ブラケット40Dは、左右方向略中心位置である中心面A上に、ブラケット40Dを車体1に対し取り付けるための車体取付部45を1つ有している。これにより、左右対称形状を維持しつつ、車体取付部45を有するブラケット構成を実現することができる。また、車体取付部45が1つであるので、車体取付部45を複数有するブラケットを用いてカーテンエアバッグ20を車体1に取り付ける場合に比べ、車体1への取り付け作業が容易となる。
また、ブラケット40Dは、車体取付部45の左右両側に、車体側の上記エアバッグ固定部28に設けられた嵌合孔(図示せず)に嵌合可能な突起部47,47を有している。すなわち、ブラケット40Dの左右いずれかのエアバッグ取付部43にカーテンエアバッグ20の取付片23が固定されると、その重量により左右方向略中心位置の車体取付部45回りにブラケット40Dを回転させようとする回転力が発生するが、本実施形態では車体1に設けられた嵌合孔にブラケット40Dの突起部47,47が嵌合することにより、上記回転力によりブラケット40Dが車体取付部45回りに回転することを防止することができる。また、車体1の嵌合孔にブラケット40Dの突起部47を嵌合させることにより、ブラケット40Dを車体側に取り付ける際に、位置決めを容易に行えるという効果もある。
なお、上述の実施形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
本発明の実施形態に係るカーテンエアバッグ装置を自動車に取付けた状態を模式的に示す説明図である。 具体的なカーテンエアバッグ装置全体の外観側面図である。 カーテンエアバッグの収納時の状態を一部破断して示す斜視図である。 図2中の部分IVを拡大して表した図である。 部分IVのバンドを破断して取付片を展開した状態を表した図である。 ブラケットの詳細構造を表す正面図、上面図、及び側面図である。 図2中の部分VIIを拡大して表した図である。 ブラケットの詳細構造を表す正面図、上面図、及び側面図である。 カーテンエアバッグ装置のうちの構造体ブラケットの周囲部分の側面図、及び分解図である。 インフレータブラケットの分解図、及び断面図である。 3つのブラケット要素を連結させてエアバッグ保持体を保持させる具体的な作業工程を表す図である。 図9(a)中のXII−XII線により示したカーテンエアバッグ装置の断面図である。 図9(a)中のXIII−XIII線により示したカーテンエアバッグ装置の断面図である。 図9(b)中の矢視Zから見た3列目ブラケットの一部を拡大して表した斜視図である。
符号の説明
1 車体
10 インフレータ
20,20′ カーテンエアバッグ
20a 流体供給口
21 カーテンエアバッグ装置
30 エアバッグ保持体
40A〜D ブラケット
40E 構造体ブラケット(カーテンエアバッグ用ブラケット)
43 エアバッグ取付部
45 車体取付部
47 突起部
48 折返し孔
51 3列目ブラケット(規制保持ブラケット)
51a 振動規制部
52 インフレータブラケット
53 リヤピラーブラケット(エアバッグブラケット)
53a 視認孔
61 リテーナ
62 リテーナブラケット
62a 係止爪
62b 偏差締結部
62c 設置面
82 流体供給管
89 リテーナ重複位置取付部(エアバッグ固定取付部)

Claims (5)

  1. 車体の側方に沿ってカーテン状に展開するカーテンエアバッグと前記カーテンエアバッグを膨張展開させるための圧力流体を供給するインフレータとを結合して前記車体に取り付けるためのカーテンエアバッグ用ブラケットであって、
    前記カーテンエアバッグ用ブラケットが、
    前記カーテンエアバッグの縁部に形成された取付片を取り付けるためのエアバッグ固定取付部を有するエアバッグブラケットと、
    前記エアバッグブラケットと連結して前記インフレータを前記カーテンエアバッグと略平行かつ近接する配置で保持するインフレータブラケットとを有しており、
    前記エアバッグブラケットの前記エアバッグ固定取付部が、前記インフレータブラケットに保持された前記インフレータの外周部に離間して臨む配置に形成されていることを特徴とするカーテンエアバッグ用ブラケット。
  2. 請求項1記載のカーテンエアバッグ用ブラケットにおいて、
    前記インフレータブラケットは、前記エアバッグブラケットとの重複部分に前記車体へ仮止めするための係止が可能な係止爪を有し、前記エアバッグブラケットは、前記インフレータブラケットとの重複部分に前記係止爪の係止状態を視認可能な視認孔を有していることを特徴とするカーテンエアバッグ用ブラケット。
  3. 請求項1又は2記載のカーテンエアバッグ用ブラケットにおいて、
    前記インフレータブラケットは、前記インフレータを保持するリテーナと、このリテーナに締結具によって締結されるとともに前記エアバッグブラケットに連結されるリテーナブラケットとを有し、前記リテーナブラケットにおける前記リテーナの締結位置には、前記車体に面接して設置される設置面に対して前記締結具の突出寸法を収容可能な段差形状の偏差締結部が形成されていることを特徴とするカーテンエアバッグ用ブラケット。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ用ブラケットにおいて、
    前記インフレータと前記カーテンエアバッグとの結合部分の外周の少なくとも 一部を包囲して前記結合部分の振動を規制する振動規制部を備え、前記インフレータブラケットと前記エアバッグブラケットの少なくとも一方に連結する規制保持ブラケットを有していることを特徴とするカーテンエアバッグ用ブラケット。
  5. 車体の側方に沿ってカーテン状に展開するカーテンエアバッグと、前記カーテンエアバッグを膨張展開させるための圧力流体を供給するインフレータと、前記カーテンエアバッグと前記インフレータとを結合して前記車体に取り付けるためのカーテンエアバッグ用ブラケットとを備えるカーテンエアバッグ装置であって、
    前記カーテンエアバッグ用ブラケットが、
    前記カーテンエアバッグの縁部に形成された取付片を取り付けるためのエアバッグ固定取付部を有するエアバッグブラケットと、
    前記エアバッグブラケットと連結して前記インフレータを前記カーテンエアバッグと略平行な配置で保持するインフレータブラケットとを有しており、
    前記エアバッグブラケットの前記エアバッグ固定取付部が、前記インフレータブラケットに保持された前記インフレータの外周部に離間して臨む配置に形成されていることを特徴とするカーテンエアバッグ装置。
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