JP2009184640A - 車両の前照灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】前照灯の照射方向を車両の進行方向になるように制御する車両の前照灯装置において、乗員が物標を視認しやすくする。
【解決手段】車両の前照灯装置1は、車両前方を照射するヘッドライト38と、車両の進行方向を推定する進行方向推定部13と、ヘッドライト38の点灯時に、ヘッドライト38の照射方向を車両の進行方向になるように制御する配光制御部14と、車両前方の照射ターゲットを検出するターゲット検出部15と、配光制御部14による制御時であって、照射ターゲットが検出されたときに、ヘッドライト38の照射方向を照射ターゲットの方向になるように変更する配光変更部17と、車両の走行速度を検出する車速センサ34と、配光変更部17による変更時に、車両の走行速度に基づいて、ヘッドライト38の照射方向の変更角度及び変更速度を変更する条件変更部19とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の前照灯装置に関するものである。
従来から、車両の前方を照射する前照灯の照射方向を制御するものが知られている。
特許文献1のものは、車速とステアリングホイールの操舵角とに基づいて、前照灯の照射方向を運転者の視線方向にすべく制御するようになっている。
また、以前から、前照灯の照射方向を車両の進行方向になるように制御するものが知られている。
特開2003−72460号公報
上述した、前照灯の照射方向を車両の進行方向になるように制御するものでは、歩行者など車両の前方の物標を検出したときには、乗員がその物標を視認することができるよう、前照灯の照射方向をその物標の方向にすべく変更するのが望ましい。
このように、前照灯の照射方向を物標の方向になるように変更する場合、その変更角度や変更速度を適切な大きさにしなければ、乗員はその物標を視認しにくくなるおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、前照灯の照射方向を車両の進行方向になるように制御する車両の前照灯装置において、乗員が物標を視認しやすくすることにある。
第1の発明は、車両の前方を照射する前照灯と、該車両の進行方向を推定する進行方向推定手段と、該前照灯の点灯時に、該前照灯の照射方向を上記進行方向推定手段により推定された車両の進行方向になるように制御する配光制御手段とを備えている車両の前照灯装置であって、上記車両の前方の物標を検出する物標検出手段と、上記配光制御手段による前照灯の照射方向の制御時であって、上記物標検出手段により物標が検出されたときに、上記前照灯の照射方向を該物標の方向になるように変更する配光変更手段と、上記車両の走行速度を検出する車速検出手段と、上記配光変更手段による前照灯の照射方向の変更時に、上記車速検出手段により検出された車両の走行速度に基づいて、上記前照灯の照射方向の変更角度及び変更速度の少なくとも一方を変更する条件変更手段とをさらに備えていることを特徴とするものである。
これにより、配光変更手段による前照灯の照射方向の、物標の方向への変更時には、条件変更手段により、車速検出手段により検出された車両の走行速度に基づいて、前照灯の照射方向の変更角度及び変更速度の少なくとも一方を変更するので、前照灯の照射方向の変更角度や変更速度を車両の走行速度に応じた適切な大きさにすることができる。よって、乗員が物標を視認しやすくすることができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記条件変更手段は、少なくとも上記前照灯の照射方向の変更角度を変更するものであって、上記車両の走行速度が遅いほど、上記前照灯の照射方向の変更角度を大きくするように構成されていることを特徴とするものである。
ところで、乗員が物標を視認しやくするには、車両の走行速度が速いほど、前照灯の照射方向の変更角度を小さくする必要があると考えられる。
ここで、本発明によれば、条件変更手段により、車両の走行速度が遅いほど、前照灯の照射方向の変更角度を大きくするので、より一層、前照灯の照射方向の変更角度を車両の走行速度に応じた適切な大きさにすることができる。
第3の発明は、上記第1又は2の発明において、上記条件変更手段は、少なくとも上記前照灯の照射方向の変更速度を変更するものであって、上記車両の走行速度が遅いほど、上記前照灯の照射方向の変更速度を速くするように構成されていることを特徴とするものである。
ところで、乗員が物標を視認しやくするには、車両の走行速度が速いほど、前照灯の照射方向の変更速度を遅くする必要があると考えられる。
ここで、本発明によれば、条件変更手段により、車両の走行速度が遅いほど、前照灯の照射方向の変更速度を速くするので、より一層、前照灯の照射方向の変更速度を車両の走行速度に応じた適切な大きさにすることができる。
第4の発明は、上記第1〜3のいずれか1つの発明において、上記車両が上記物標に衝突する衝突可能性を判定する衝突可能性判定手段をさらに備えており、上記条件変更手段は、上記車両の走行速度に加えて、上記衝突可能性判定手段により判定された衝突可能性に基づいて、上記前照灯の照射方向の変更角度及び変更速度の少なくとも一方を変更するように構成されていることを特徴とするものである。
これにより、条件変更手段により、車両の走行速度に加えて、衝突可能性判定手段により判定された車両が物標に衝突する衝突可能性に基づいて、前照灯の照射方向の変更角度及び変更速度の少なくとも一方を変更するので、前照灯の照射方向の変更角度や変更速度を車両の走行速度及び衝突可能性に応じた適切な大きさにすることができる。
第5の発明は、上記第1〜4のいずれか1つの発明において、上記配光変更手段は、上記物標が上記前照灯の照射範囲外にあるときにのみ、上記前照灯の照射方向を上記物標の方向にすべく変更するように構成されていることを特徴とするものである。
ところで、物標が前照灯の照射範囲内にあるときには、前照灯の照射方向を変更する必要性が低いと考えられる。
ここで、本発明によれば、物標が前照灯の照射範囲外にあるときにのみ、配光変更手段により、前照灯の照射方向をその物標の方向になるように変更するので、物標が前照灯の照射範囲内にあるときには、前照灯の照射方向を変更しない。よって、前照灯の照射方向を不必要に変更するのを抑制することができる。
第6の発明は、上記第1〜5のいずれか1つの発明において、上記前照灯は、上記車両の左右両側にそれぞれ設けられており、上記配光変更手段は、上記左右両側の前照灯のうち上記物標側の前照灯の照射方向のみ上記物標の方向にすべく変更するように構成されていることを特徴とするものである。
ところで、物標が検出されたときに、左右両側の前照灯の照射方向をその物標の方向になるように変更すると、車両の進行方向の視認性が低下するおそれがある。
ここで、本発明によれば、配光変更手段により、左右両側の前照灯のうち物標側の前照灯の照射方向のみその物標の方向になるように変更するので、車両の進行方向の視認性の低下を抑制することができる。
第7の発明は、上記第1〜6のいずれか1つの発明において、上記車両の乗員の視線を検出する視線検出手段をさらに備えており、上記配光変更手段は、上記視線検出手段により検出された乗員の視線が所定時間継続して上記物標の方向を向いているときにのみ、上記前照灯の照射方向を該物標の方向にすべく変更するように構成されていることを特徴とするものである。
ところで、乗員の視線が継続して物標の方向を向いているときには、乗員がその物標を視認していると思われ、前照灯の照射方向をその物標の方向になるように変更する必要性が高いと考えられる。
ここで、本発明によれば、視線検出手段により検出された乗員の視線が所定時間継続して物標の方向を向いているときにのみ、配光変更手段により、前照灯の照射方向をその物標の方向になるように変更するので、その必要性が高いときにのみ、前照灯の照射方向を物標の方向になるように変更することができる。よって、前照灯の照射方向を不必要に変更するのを抑制することができる。
第8の発明は、上記第1〜6のいずれか1つの発明において、上記車両の乗員の視線を検出する視線検出手段をさらに備えており、上記配光変更手段は、上記視線検出手段により検出された乗員の視線が所定回数上記物標の方向を向いたときにのみ、上記前照灯の照射方向を該物標の方向にすべく変更するように構成されていることを特徴とするものである。
ところで、乗員の視線が所定回数物標の方向を向いたときには、乗員がその物標を視認していると思われ、前照灯の照射方向をその物標の方向になるように変更する必要性が高いと考えられる。
ここで、本発明によれば、視線検出手段により検出された乗員の視線が所定回数物標の方向を向いたときにのみ、配光変更手段により、前照灯の照射方向をその物標の方向になるように変更するので、その必要性が高いときにのみ、前照灯の照射方向を物標の方向になるように変更することができる。よって、前照灯の照射方向を不必要に変更するのを抑制することができる。
本発明によれば、配光変更手段による前照灯の照射方向の、物標の方向への変更時には、条件変更手段により、車速検出手段により検出された車両の走行速度に基づいて、前照灯の照射方向の変更角度及び変更速度の少なくとも一方を変更するので、前照灯の照射方向の変更角度や変更速度を車両の走行速度に応じた適切な大きさにすることができ、よって、乗員が物標を視認しやすくすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る車両V1に搭載された前照灯装置1は、図1に示すように、エレクトリック・コントロール・ユニット(以下、ECUという)10を備えている。このECU10には、フロントレーダー31(図2、図3も参照)とフロントカメラ32(図2、図3も参照)とインナーカメラ33(図2、図3も参照)と車速センサ34(車速検出手段)とヨーレートセンサ35とステアリング舵角センサ36とアクセル開度センサ37とヘッドライト38(前照灯)とが、信号の授受可能に接続されている。
フロントレーダー31は、車両V1の前端部に取り付けられていて、電波のビームを車両V1前方に放射して車両V1前方の障害物からの反射波を検出することにより、その障害物の方向と距離とを決定し、その障害物情報信号をECU10に出力するようになっている。上記フロントカメラ32は、車両V1の上部に取り付けられていて、車両V1前方を撮像し、その画像情報信号をECU10に出力するようになっている。フロントカメラ32は、例えば、撮影距離が50〜60m、撮影画角が40°であって、車両V1前方10m先では約2車線分を、50m先では約5車線分を撮影可能になっている。上記インナーカメラ33は、車両V1のステアリングコラムの上面に設置されていて、運転者D(乗員)の顔を撮像し、その画像情報信号をECU10に出力するようになっている。なお、図3では、図を見易くするため、運転者Dの図示を省略している。
上記車速センサ34は、車両V1の走行速度を検出し、その車速情報信号をECU10に出力するようになっている。上記ヨーレートセンサ35は、車両V1のヨーレートを検出し、そのヨーレート情報信号をECU10に出力するようになっている。上記ステアリング舵角センサ36は、車両V1のステアリングの操舵角を検出し、その舵角情報信号をECU10に出力するようになっている。上記アクセル開度センサ37は、車両V1のアクセルの開度を検出し、その開度情報信号をECU10に出力するようになっている。上記ヘッドライト38は、車両V1の前端部の左右両側にそれぞれ配設されていて、車両V1前方を照射するようになっている。ヘッドライト38は、図4に示すように、光源としてのランプ38aと、このランプ38aからの光を車両V1前方に反射するリフレクター38bと、このリフレクター38bを左右に回転させてその反射面の向きを変更可能にするリフレクター用モータ38cとを有している。
上記ECU10は、図1に示すように、区分線検出部11と曲率算出部12と進行方向推定部13(進行方向推定手段)と配光制御部14(配光制御手段)とを有している。
区分線検出部11は、フロントカメラ32からの画像情報に基づいて、車両V1前方の、白線など道路上の走行区分線を検出するようになっている。上記曲率算出部12は、区分線検出部11により検知された走行区分線に基づいて、車両V1が走行している走行車線(進行路)R1(図5等参照)の曲率を算出するようになっている。上記進行方向推定部13は、曲率算出部12により計算された走行車線R1の曲率や車速センサ34からの車速情報、ヨーレートセンサ35からのヨーレート情報、ステアリング舵角センサ36からの舵角情報、アクセル開度センサ37からの開度情報などに基づいて、車両V1が進行していく進行方向を推定(判定)するようになっている。上記配光制御部14は、ECU10により夜間走行中やトンネル内走行中などヘッドライト38の点灯時で、かついわゆるアダブティブ・フロントライティング・システム(以下、AFSという)がON状態であると判定されたときには、リフレクター用モータ38cを制御することでヘッドライト38の照射軸を左右に回転させることにより、ヘッドライト38の照射方向(配光方向)を進行方向推定部13により推定された車両V1の進行方向にすべく制御するAFS制御を行うようになっている。
図5は、車両V1が直線を走行している場合においてヘッドライト38の照射方向を車両V1の進行方向に一致させた様子を示す概略平面図であり、図6は、車両V1が右カーブを走行している場合においてヘッドライト38の照射方向を車両V1の進行方向に一致させた様子を示す概略平面図である。図5、図6の符号A1は左側のヘッドライト38の照射範囲を、符号A2は右側のヘッドライト38の照射範囲を、それぞれ表している(以下、同じ)。
ECU10は、図1に示すように、ターゲット検出部15(物標検出手段)と視線検出部16(視線検出手段)と配光変更部17(配光変更手段)と配光変更禁止部18と条件変更部19(条件変更手段)とをさらに有している。
ターゲット検出部15は、フロントレーダー31からの障害物情報及びフロントカメラ32からの画像情報に基づいて、車両V1前方の障害物の中から、車両V1と衝突する可能性がある歩行者などヘッドライト38により照射すべき照射ターゲットT(物標。図7等参照)を検出するようになっている。上記視線検出部16は、インナーカメラ33からの画像情報に基づいて、運転者Dの視線Lを検出するようになっている。上記配光変更部17は、配光制御部14によるAFS制御時であって、ターゲット検出部15により照射ターゲットTが検知されたときには、リフレクター用モータ38cを制御することにより、ヘッドライト38の照射方向をその照射ターゲットTの方向にすべく変更するようになっている。より詳しくは、配光変更部17は、AFS制御時であって、照射ターゲットTが認識されたときには、ECU10により、その照射ターゲットTが、走行車線R1外(路側)にあるなどヘッドライト38の照射範囲外にあり、かつ視線検出部16により検知された運転者Dの視線Lが所定時間継続してその照射ターゲットTの方向を向いていると判定されたときにのみ、左右両側のヘッドライト38,38のうちその照射ターゲットT側のヘッドライト38の照射方向のみその照射ターゲットTの方向にする。そして、配光変更部17は、ECU10により車両V1がその照射ターゲットTを通過したと判定されたときには、ヘッドライト38の照射方向を車両V1の進行方向に戻すようになっている。
図7は、車両V1が直線を走行している場合において左側のヘッドライト38の照射方向のみ走行車線R1の左外方に位置する照射ターゲットTの方向に変更させた様子を示す概略平面図であり、図8は、車両V1が右カーブを走行している場合において左側のヘッドライト38の照射方向のみ走行車線R1の左外方の照射ターゲットTの方向に変更させた様子を示す概略平面図である。
図1に示す上記配光変更禁止部18は、ECU10により、照射ターゲットTが走行車線R1の右側方に位置する対向車線R2(図9参照)にあり、かつその対向車線R2を走行している対向車V2(図9参照)が車両V1に接近していると判定されたときには、配光変更部17によるヘッドライト38の照射方向の変更を禁止するようになっている。
図9は、照射ターゲットTが対向車線R2にあり、かつ対向車V2が車両V1に接近している場合においてヘッドライト38の照射方向を車両V1の進行方向に一致させた様子、すなわち右側のヘッドライト38の照射方向を走行車線R1の右外方の照射ターゲットTの方向に変更させるのを禁止した様子を示す概略平面図である。なお、図9では、図を見易くするため、対向車V2の運転者や対向車V2のヘッドライトの照射範囲の図示を省略している。
ところで、上述のように、配光変更部17によりヘッドライト38の照射方向を照射ターゲットTの方向になるように変更する場合、その変更角度や変更速度を車両V1の走行速度に応じた適切な大きさにしなければ、運転者Dはその照射ターゲットTを視認しにくくなるおそれがある。つまり、車速が大きいにも拘わらず、ヘッドライト38の照射方向の変更角度を大きくしたり、その変更速度を大きくしたりすると、運転者Dはその照射ターゲットTを見にくくなる可能性がある。一方、車速が小さいのに、ヘッドライト38の照射方向の変更角度を小さくしたり、その変更速度を小さくすれば、運転者Dはその照射ターゲットTを見づらくなるおそれがある。これらのことは、予め実験などを行うことによって得られた。
そこで、図1に示す上記条件変更部19は、配光変更部17によるヘッドライト38の照射方向の変更時には、車速センサ34により検知された車両V1の走行速度に基づいて、ヘッドライト38の照射方向の変更角度及び変更速度を変更するようになっている。つまり、条件変更部19は、車速に応じてリフレクター38bの回転角度及び回転速度を変更する。具体的には、条件変更部19は、車両V1の走行速度が遅いほど、ヘッドライト38の照射方向の変更角度を大きくし、その変更速度を速くする。本実施形態では、図10に示すように、車速が低速の場合は、ヘッドライト38の照射方向の変更角度、すなわちリフレクター38bの回転角度を大に、ヘッドライト38の照射方向の変更速度、すなわちリフレクター38bの回転速度を高速に、車速が中速の場合は、リフレクター38bの回転角度を中に、その回転速度を中速に、車速が高速の場合は、リフレクター38bの回転角度を小に、その回転速度を低速に設定する。
図11は、車両V1が直線を走行している場合において左側のヘッドライト38の照射方向のみ走行車線R1の左外方の照射ターゲットTの方向に変更させた様子を示す概略平面図であり、図12は、車両V1が右カーブを走行している場合において左側のヘッドライト38の照射方向のみ走行車線R1の左外方の照射ターゲットTの方向に変更させた様子を示す概略平面図である。図11、図12の符号A1の実線は車速が高速の場合における左側のヘッドライト38の照射範囲を、一点鎖線は車速が中速の場合における左側のヘッドライト38の照射範囲を、二点鎖線は車速が低速の場合における左側のヘッドライト38の照射範囲を、それぞれ表している。
以上のようにして、車速に応じた最適なヘッドライト38の照射方向の変更角度及び変更速度を設定するようになっている。
以下、図13、図14のフローチャートを参照しながら、ECU10のAFS制御を説明する。
まず、ステップS1では、AFSがON状態であるか否かを判定する。ステップS1の判定結果がYESの場合はステップS2に進み、NOの場合はステップS1に戻る。ステップS2では、フロントカメラ32からの画像情報に基づいて、車両V1前方の走行区分線を検出し、その検知された走行区分線に基づいて、走行車線R1の曲率を算出する。ステップS3では、その計算された走行車線R1の曲率や車速センサ34からの車速情報、ヨーレートセンサ35からのヨーレート情報、ステアリング舵角センサ36からの舵角情報、アクセル開度センサ37からの開度情報などに基づいて、ヘッドライト38の照射方向を車両V1の進行方向になるように制御する。
ステップS4では、フロントレーダー31からの障害物情報及びフロントカメラ32からの画像情報に基づいて、車両V1前方の障害物の中に照射ターゲットTが存在するか否かを判定する。ステップS4の判定結果がYESの場合はステップS5に進み、NOの場合はステップS2に戻る。ステップS5では、フロントレーダー31からの障害物情報及びフロントカメラ32からの画像情報に基づいて、照射ターゲットTがヘッドライト38の照射範囲外にあるか否かを判定する。ステップS5の判定結果がYESの場合はステップS6に進み、NOの場合はステップS2に戻る。ステップS6では、インナーカメラ33からの画像情報に基づいて、運転者Dの視線Lを検出する。ステップS7では、フロントレーダー31からの障害物情報及びフロントカメラ32からの画像情報に基づいて、その検出された運転者Dの視線Lが所定時間継続して照射ターゲットTの方向を向いているか否かを判定する。ステップS7の判定結果がYESの場合はステップS8に進み、NOの場合はステップS2に戻る。
ステップS8では、フロントレーダー31からの障害物情報及びフロントカメラ32からの画像情報に基づいて、照射ターゲットTが対向車線R2にあるか否かを判定する。ステップS8の判定結果がYESの場合はステップS9に進み、NOの場合はステップS14に進む。ステップS9では、フロントレーダー31からの障害物情報及びフロントカメラ32からの画像情報に基づいて、対向車V2が車両V1に接近しているか否かを判定する。ステップS9の判定結果がYESの場合はステップS10に進み、NOの場合はステップS14に進む。ステップS10では、ヘッドライト38の照射方向を照射ターゲットTの方向になるように変更するのを禁止する。
ステップS11では、フロントレーダー31からの障害物情報及びフロントカメラ32からの画像情報に基づいて、対向車V2が車両V1と擦れ違ったか否かを判定する。ステップS11の判定結果がYESの場合はステップS12に進み、NOの場合はステップS10に戻る。ステップS12では、フロントレーダー31からの障害物情報及びフロントカメラ32からの画像情報に基づいて、車両V1が照射ターゲットTを通過したか否かを判定する。ステップS12の判定結果がYESの場合はスタートにリターンし、NOの場合はステップS13に進む。ステップS13では、車速に応じたリフレクター38bの回転角度及び回転速度で、ヘッドライト38の照射方向を照射ターゲットTの方向になるように変更する。つまり、車速が低速の場合は、リフレクター38bの回転角度を大で、その回転速度を高速で、車速が中速の場合は、リフレクター38bの回転角度を中で、その回転速度を中速で、車速が高速の場合は、リフレクター38bの回転角度を小で、その回転速度を低速で、ヘッドライト38の照射方向を照射ターゲットTの方向にする。その後、ステップS15に進む。
一方、ステップS14では、ステップS13と同様、車速に応じたリフレクター38bの回転角度及び回転速度で、ヘッドライト38の照射方向を照射ターゲットTの方向になるように変更する。ステップS15では、車両V1が照射ターゲットTを通過したか否かを判定する。ステップS15の判定結果がYESの場合はステップS16に進み、NOの場合はステップS14に戻る。ステップS16では、ヘッドライト38の照射方向を車両V1の進行方向に復帰させる。その後、スタートにリターンする。
−効果−
以上により、本実施形態によれば、配光変更部17によるヘッドライト38の照射方向の、照射ターゲットTの方向への変更時には、条件変更部19により、車速センサ34により検出された車両V1の走行速度に基づいて、ヘッドライト38の照射方向の変更角度及び変更速度を変更するので、ヘッドライト38の照射方向の変更角度や変更速度を車両V1の走行速度に応じた適切な大きさにすることができる。よって、運転者Dが照射ターゲットTを視認しやすくすることができる。
ところで、運転者Dが照射ターゲットTを視認しやくするには、車両V1の走行速度が速いほど、ヘッドライト38の照射方向の変更角度を小さくする必要があると考えられる。
ここで、本実施形態によれば、条件変更部19により、車両V1の走行速度が遅いほど、ヘッドライト38の照射方向の変更角度を大きくするので、より一層、ヘッドライト38の照射方向の変更角度を車両V1の走行速度に応じた適切な大きさにすることができる。
ところで、運転者Dが照射ターゲットTを視認しやくするには、車両V1の走行速度が速いほど、ヘッドライト38の照射方向の変更速度を遅くする必要があると考えられる。
ここで、本実施形態によれば、条件変更部19により、車両V1の走行速度が遅いほど、ヘッドライト38の照射方向の変更速度を速くするので、より一層、ヘッドライト38の照射方向の変更速度を車両V1の走行速度に応じた適切な大きさにすることができる。
ところで、照射ターゲットTがヘッドライト38の照射範囲内にあるときには、ヘッドライト38の照射方向を変更する必要性が低いと考えられる。
ここで、本実施形態によれば、照射ターゲットTがヘッドライト38の照射範囲外にあるときにのみ、配光変更部17により、ヘッドライト38の照射方向をその照射ターゲットTの方向になるように変更するので、照射ターゲットTがヘッドライト38の照射範囲内にあるときには、ヘッドライト38の照射方向を変更しない。よって、ヘッドライト38の照射方向を不必要に変更するのを抑制することができる。
ところで、照射ターゲットTが検出されたときに、左右両側のヘッドライト38,38の照射方向をその照射ターゲットTの方向になるように変更すると、車両V1の進行方向の視認性が低下するおそれがある。
ここで、本実施形態によれば、配光変更部17により、左右両側のヘッドライト38,38のうち照射ターゲットT側のヘッドライト38の照射方向のみその照射ターゲットTの方向になるように変更するので、車両V1の進行方向の視認性の低下を抑制することができる。
ところで、運転者Dの視線が継続して照射ターゲットTの方向を向いているときには、運転者Dがその照射ターゲットTを視認していると思われ、ヘッドライト38の照射方向をその照射ターゲットTの方向になるように変更する必要性が高いと考えられる。
ここで、本実施形態によれば、視線検出部16により検出された運転者Dの視線Lが所定時間継続して照射ターゲットTの方向を向いているときにのみ、配光変更部17により、ヘッドライト38の照射方向をその照射ターゲットTの方向になるように変更するので、その必要性が高いときにのみ、ヘッドライト38の照射方向を照射ターゲットTの方向になるように変更することができる。よって、ヘッドライト38の照射方向を不必要に変更するのを抑制することができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、配光変更部17によるヘッドライト38の照射方向の変更時には、車両V1の走行速度に基づいて、ヘッドライト38の照射方向の変更角度及び変更速度を変更するようになっているが、ヘッドライト38の照射方向の変更角度及び変更速度の一方を変更するようにしてもよい。この場合、ヘッドライト38の照射方向の変更角度及び変更速度のうち変更しないものは、例えば、予め所定値に設定しておいてもよい。
また、上記実施形態では、照射ターゲットTがヘッドライト38の照射範囲外にあるときにのみ、ヘッドライト38の照射方向をその照射ターゲットTの方向にすべく変更するようになっているが、その照射ターゲットTがヘッドライト38の照射範囲外にあるか否かに拘わらず、ヘッドライト38の照射方向をその照射ターゲットTの方向にすべく変更するようにしてもよい。但し、ヘッドライト38の照射方向を不必要に変更するのを抑制する観点からは、前者の方が望ましい。
さらに、上記実施形態では、左右両側のヘッドライト38,38のうちその照射ターゲットT側のヘッドライト38の照射方向のみその照射ターゲットTの方向にすべく変更するようになっているが、両方のヘッドライト38,38の照射方向をその照射ターゲットTの方向にすべく変更するようにしてもよい。但し、車両V1の進行方向の視認性の観点からは、前者が望ましい。
さらにまた、上記実施形態では、配光変更部17によるヘッドライト38の照射方向の変更時には、車両V1の走行速度に基づいて、ヘッドライト38の照射方向の変更角度及び変更速度を変更するようになっているが、これに限らない。例えば、ECU10に、車両V1が照射ターゲットTに衝突する衝突可能性を判定する衝突可能性判定部(衝突可能性判定手段)をさらに設けておき、車両V1の走行速度に加えて、衝突可能性判定部により判定された衝突可能性に基づいて、ヘッドライト38の照射方向の変更角度及び変更速度を変更するようにしてもよい(請求項4)。この場合、例えば、図15に示すように、車速が低速の場合であって、衝突可能性が高いときは、リフレクター38bの回転角度を大1に、その回転速度を高速1に、車速が低速の場合であって、衝突可能性が低いときは、リフレクター38bの回転角度を大1よりも小さい大2に、その回転速度を高速1よりも遅い高速2に設定する。また、車速が中速の場合であって、衝突可能性が高いときは、リフレクター38bの回転角度を中1に、その回転速度を中速1に、車速が中速の場合であって、衝突可能性が低いときは、リフレクター38bの回転角度を中1よりも小さい中2に、その回転速度を中速1よりも遅い中速2に設定する。さらに、車速が高速の場合であって、衝突可能性が高いときは、リフレクター38bの回転角度を小1に、その回転速度を低速1に、車速が高速の場合であって、衝突可能性が低いときは、リフレクター38bの回転角度を小1よりも小さい小2に、その回転速度を低速1よりも遅い低速2に設定する。これにより、条件変更部19により、車両V1の走行速度に加えて、衝突可能性判定手段により判定された車両V1が照射ターゲットTに衝突する衝突可能性に基づいて、ヘッドライト38の照射方向の変更角度及び変更速度を変更するので、ヘッドライト38の照射方向の変更角度や変更速度を車両V1の走行速度及び衝突可能性に応じた適切な大きさにすることができる。
また、上記実施形態では、運転者Dの視線Lが所定時間継続して照射ターゲットTの方向を向いているときにのみ、ヘッドライト38の照射方向をその照射ターゲットTの方向にすべく変更するようになっているが、これに限らない。例えば、運転者Dの視線Lが照射ターゲットTの方向に向いているか否かに拘わらず、ヘッドライト38の照射方向をその照射ターゲットTの方向にすべく変更するようにしてもよい。
あるいは、運転者Dの視線Lが所定回数(例えば複数回)照射ターゲットTの方向を向いたときにのみ、ヘッドライト38の照射方向をその照射ターゲットTの方向にすべく変更したりするようにしてもよい(請求項8)。
ところで、運転者Dの視線Lが所定回数照射ターゲットTの方向を向いたときには、運転者Dがその照射ターゲットTを視認していると思われ、ヘッドライト38の照射方向をその照射ターゲットTの方向になるように変更する必要性が高いと考えられる。
ここで、上記構成によれば、視線検出部16により検出された運転者Dの視線Lが所定回数照射ターゲットTの方向を向いたときにのみ、配光変更部17により、ヘッドライト38の照射方向をその照射ターゲットTの方向になるように変更するので、その必要性が高いときにのみ、ヘッドライト38の照射方向を照射ターゲットTの方向になるように変更することができる。よって、ヘッドライト38の照射方向を不必要に変更するのを抑制することができる。
さらに、上記実施形態では、ヘッドライト38のリフレクター38bを左右に回転させてヘッドライト38の照射方向を制御するようになっているが、これに限らず、例えば、ヘッドライト38全体を左右に回転させてヘッドライト38の照射方向を制御するようにしてもよい。
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
このように、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明にかかる車両の前照灯装置は、乗員が物標を視認しやすくする用途等に適用できる。
本発明の実施形態に係る車両の前照灯装置のブロック図である 前照灯装置が搭載された車両の概略側面図である。 前照灯装置が搭載された車両の概略平面図である。 ヘッドライトの概略断面図である。 車両が直線を走行している場合においてヘッドライトの照射方向を車両の進行方向に一致させた様子を示す概略平面図である。 車両が右カーブを走行している場合においてヘッドライトの照射方向を車両の進行方向に一致させた様子を示す概略平面図である。 車両が直線を走行している場合において左側のヘッドライトの照射方向のみ走行車線の左外方の照射ターゲットの方向に変更させた様子を示す概略平面図である。 車両が右カーブを走行している場合において左側のヘッドライトの照射方向のみ走行車線の左外方の照射ターゲットの方向に変更させた様子を示す概略平面図である。 照射ターゲットが対向車線にあり、かつ対向車が車両に接近している場合においてヘッドライトの照射方向を車両の進行方向に一致させた様子を示す概略平面図である。 車速とリフレクターの回転角度及び回転速度との関係を示す図である。 車両が直線を走行している場合において左側のヘッドライトの照射方向のみ走行車線の左外方の照射ターゲットの方向に変更させた様子を示す概略平面図である。 車両が右カーブを走行している場合において左側のヘッドライトの照射方向のみ走行車線の左外方の照射ターゲットの方向に変更させた様子を示す概略平面図である。 ECUのAFS制御のフローチャートの一部である。 ECUのAFS制御のフローチャートの一部である。 車速及び衝突可能性とリフレクターの回転角度及び回転速度との関係を示す図である。
符号の説明
1 車両の前照灯装置
10 ECU
13 進行方向推定部(進行方向推定手段)
14 配光制御部(配光制御手段)
15 ターゲット検出部(物標検出手段)
16 視線検出部(視線検出手段)
17 配光変更部(配光変更手段)
19 条件変更部(条件変更手段)
34 車速センサ(車速検出手段)
38 ヘッドライト(前照灯)
D 運転者(乗員)
L 視線
R1 走行車線
R2 対向車線
T 照射ターゲット(物標)
V1 車両
V2 対向車

Claims (8)

  1. 車両の前方を照射する前照灯と、該車両の進行方向を推定する進行方向推定手段と、該前照灯の点灯時に、該前照灯の照射方向を上記進行方向推定手段により推定された車両の進行方向になるように制御する配光制御手段とを備えている車両の前照灯装置であって、
    上記車両の前方の物標を検出する物標検出手段と、
    上記配光制御手段による前照灯の照射方向の制御時であって、上記物標検出手段により物標が検出されたときに、上記前照灯の照射方向を該物標の方向になるように変更する配光変更手段と、
    上記車両の走行速度を検出する車速検出手段と、
    上記配光変更手段による前照灯の照射方向の変更時に、上記車速検出手段により検出された車両の走行速度に基づいて、上記前照灯の照射方向の変更角度及び変更速度の少なくとも一方を変更する条件変更手段とをさらに備えていることを特徴とする車両の前照灯装置。
  2. 請求項1記載の車両の前照灯装置において、
    上記条件変更手段は、少なくとも上記前照灯の照射方向の変更角度を変更するものであって、上記車両の走行速度が遅いほど、上記前照灯の照射方向の変更角度を大きくするように構成されていることを特徴とする車両の前照灯装置。
  3. 請求項1又は2記載の車両の前照灯装置において、
    上記条件変更手段は、少なくとも上記前照灯の照射方向の変更速度を変更するものであって、上記車両の走行速度が遅いほど、上記前照灯の照射方向の変更速度を速くするように構成されていることを特徴とする車両の前照灯装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両の前照灯装置において、
    上記車両が上記物標に衝突する衝突可能性を判定する衝突可能性判定手段をさらに備えており、
    上記条件変更手段は、上記車両の走行速度に加えて、上記衝突可能性判定手段により判定された衝突可能性に基づいて、上記前照灯の照射方向の変更角度及び変更速度の少なくとも一方を変更するように構成されていることを特徴とする車両の前照灯装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両の前照灯装置において、
    上記配光変更手段は、上記物標が上記前照灯の照射範囲外にあるときにのみ、上記前照灯の照射方向を上記物標の方向にすべく変更するように構成されていることを特徴とする車両の前照灯装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両の前照灯装置において、
    上記前照灯は、上記車両の左右両側にそれぞれ設けられており、
    上記配光変更手段は、上記左右両側の前照灯のうち上記物標側の前照灯の照射方向のみ上記物標の方向にすべく変更するように構成されていることを特徴とする車両の前照灯装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の車両の前照灯装置において、
    上記車両の乗員の視線を検出する視線検出手段をさらに備えており、
    上記配光変更手段は、上記視線検出手段により検出された乗員の視線が所定時間継続して上記物標の方向を向いているときにのみ、上記前照灯の照射方向を該物標の方向にすべく変更するように構成されていることを特徴とする車両の前照灯装置。
  8. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の車両の前照灯装置において、
    上記車両の乗員の視線を検出する視線検出手段をさらに備えており、
    上記配光変更手段は、上記視線検出手段により検出された乗員の視線が所定回数上記物標の方向を向いたときにのみ、上記前照灯の照射方向を該物標の方向にすべく変更するように構成されていることを特徴とする車両の前照灯装置。
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