JP4333400B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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Description

本発明は、対向車線側の配光範囲を狭くしたすれ違い配光用灯具と高速走行時に車両正面方向に配光範囲を広げる高速配光用灯具とを備えた車両用灯具に関する。
すれ違い配光用灯具を備えた車両において、高速道路走行時に車両前方の遠方視認性を向上させるためにすれ違い配光用灯具の光軸を上げる方法が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開平07−246873号公報 特開平10−175478号公報
しかしながら、遠方視界を確保するためにすれ違い配光用灯具の光軸を上げると、車両手前付近の光量が減少してしまうので、車両前方近傍の視認性が低下し、運転者に不安感を与えるおそれがあるという問題があった。
また、高速走行時に配光範囲を車両正面方向へ広げることにより遠方視界を高めた高速配光用灯具を追加して設ける方法も考えられているが、車両前方に走行車両が存在する場合に、前方走行車両にグレアを与えるおそれがあり、前方走行車両の運転者が眩惑する場合もあり得るという問題があった。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、前方走行車両に対して眩惑を与えることを防止しつつ、高速走行時の遠方視認性を向上させることが可能な車両用灯具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、対向車線側の配光範囲を狭くしたすれ違い配光用灯具と、高速走行時に配光範囲を車両正面方向へ広げることにより遠方視界を高めた高速配光用灯具と、前方走行車両との車間距離を検出する車間距離検出手段と、前記車間距離検出手段により検出された車間距離が、すれ違い配光用灯具の前方配光可能距離以上の場合に前記高速配光用灯具を追加点灯させ、前記前方配光可能距離以下の場合に前記高速配光用灯具を消灯させる制御手段と、走行路面の曲路状況を検出する曲路状況検出手段とを備え、前記制御手段は、前記高速配光用灯具を消灯させている間に前記曲路状況検出手段により検出された曲路の曲率値が、前記車間距離検出手段により前記前方走行車両を検出することが可能な検出角度を逸脱する値であると判断した場合に、前記高速配光用灯具を消灯させたままにしておくことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、対向車線側の配光範囲を狭くしたすれ違い配光用灯具と、高速走行時に配光範囲を車両正面方向へ広げることにより遠方視界を高めた高速配光用灯具と、前方走行車両との車間距離を検出する車間距離検出手段と、自車両の速度を検出する車両速度検出手段と、前記車両速度検出手段により検出された自車両の速度と、前記車間距離検出手段により検出された前方走行車両との車間距離とに基づいて前記前方走行車両の速度を求め、当該前方走行車両と自車両との相対速度に基づいて、両車両の車間距離がすれ違い配光用灯具の前方配光可能距離と一致するまでの時間をすれ違い時間として算出し、両車両の車間距離が高速配光用灯具の配光により前方走行車両にグレアを与えてしまう距離と一致するまでの時間をグレア時間として算出して、算出された前記すれ違い時間が経過した後であってグレア時間が経過する前までに前記高速配光用灯具を消灯させる制御手段と、走行路面の曲路状況を検出する曲路状況検出手段とを備え、前記制御手段は、前記高速配光用灯具を消灯させている間に前記曲路状況検出手段により検出された曲路の曲率値が、前記車間距離検出手段により前記前方走行車両を検出することが可能な検出角度を逸脱する値であると判断した場合に、前記高速配光用灯具を消灯させたままにしておくことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、対向車線側の配光範囲を狭くしたすれ違い配光用灯具と、高速走行時に配光範囲を車両正面方向へ広げることにより遠方視界を高めた高速配光用灯具と、前方走行車両との車間距離を検出する車間距離検出手段と、前記車間距離検出手段により検出された車間距離が、すれ違い配光用灯具の前方配光可能距離以上の場合に前記高速配光用灯具を追加点灯させ、前記前方配光可能距離以下の場合に前記高速配光用灯具を消灯させる制御手段と、走行路面の曲路状況を検出する曲路状況検出手段を備え、前記制御手段は、前記高速配光用灯具を灯させている間に前記曲路状況検出手段によって検出された曲路の曲率値が、前記車間距離検出手段により前記前方走行車両を検出することが可能な検出角度を逸脱する値であると判断した場合に、前記高速配光用灯具を灯させたままにしておくことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、対向車線側の配光範囲を狭くしたすれ違い配光用灯具と、高速走行時に配光範囲を車両正面方向へ広げることにより遠方視界を高めた高速配光用灯具と、前方走行車両との車間距離を検出する車間距離検出手段と、自車両の速度を検出する車両速度検出手段と、前記車両速度検出手段により検出された自車両の速度と、前記車間距離検出手段により検出された前方走行車両との車間距離とに基づいて前記前方走行車両の速度を求め、当該前方走行車両と自車両との相対速度に基づいて、両車両の車間距離がすれ違い配光用灯具の前方配光可能距離と一致するまでの時間をすれ違い時間として算出し、両車両の車間距離が高速配光用灯具の配光により前方走行車両にグレアを与えてしまう距離と一致するまでの時間をグレア時間として算出して、算出された前記すれ違い時間が経過した後であってグレア時間が経過する前までに前記高速配光用灯具を消灯させる制御手段と、走行路面の曲路状況を検出する曲路状況検出手段を備え、前記制御手段は、前記高速配光用灯具を点灯させている間に前記曲路状況検出手段によって検出された曲路の曲率値が、前記車間距離検出手段により前記前方走行車両を検出することが可能な検出角度を逸脱する値であると判断した場合に、当該高速配光用灯具を点灯させたままにしておくことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、車間距離検出手段により検出された車間距離が、すれ違い配光用灯具の前方配光可能距離以上の場合には高速配光用灯具が追加点灯され、前方配光可能距離以下の場合には高速配光用灯具が消灯されるので、前方走行車両の運転者にグレアを与えることを防止しつつ、高速走行時の遠方視界を確保することが可能となる。なお、ここでいう前方配光可能距離とは、自車両の運転者が灯具の配光により視認することが可能な前方視界距離に該当する。
また、請求項2に係る発明によれば、車両速度検出手段により検出された自車両の速度と、車間距離検出手段により検出された前方走行車両との車間距離とに基づいて前方走行車両の速度が求められ、前方走行車両と自車両との相対速度に基づいて両車両の車間距離がすれ違い配光用灯具の前方配光可能距離と一致するまでの時間がすれ違い時間として算出され、両車両の車間距離が高速配光用灯具の配光により前方走行車両にグレアを与えてしまう距離と一致するまでの時間がグレア時間として算出されて、算出されたすれ違い時間が経過した後であってグレア時間が経過する前までに高速配光用灯具が消灯されるので、高速配光用灯具が消灯されてもすれ違い配光用灯具の配光により自車両の運転者が前方走行車両を視認することができ、さらに前方走行車両に対してグレアを与えることを防止することが可能となる。
さらに、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に係る発明によれば、高速配光用灯具を消灯させている間に曲路状況検出手段により検出された曲路の曲率値が、車間距離検出手段により前方走行車両を検出することが可能な検出角度を逸脱する値であると判断した場合には高速配光用灯具が消灯させたままとなり、高速配光用灯具を点灯させている間に曲路状況検出手段によって検出された曲路の曲率値が、車間距離検出手段により前方走行車両を検出することが可能な検出角度を逸脱する値であると判断した場合には、高速配光用灯具を点灯させたままにさせておくので、曲路のカーブにより一時的に前方走行車両を検出できなかったときに、一定の時間だけ高速配光用灯具を点灯してしまうことを防止することができ、曲路走行時の頻繁な灯具の点消灯切り換えを防止することが可能となるとともに、高速配光用灯具の点消灯を減らすことによって製品寿命を長くすることが可能となる。
また、前方走行車両が存在しないにもかかわらず、カーブにおいて側壁を前方走行車両として誤認識してしまうことを防止することが可能となるので、カーブ走行時に高速配光用灯具が消灯して急にすれ違い配光用灯具のみになってしまうという不都合を回避することが可能となる。
さらに、上記した構成に加えて、前記高速配光用灯具の点灯と消灯との切り換えは、前記高速配光用灯具の輝度を段階的に又は連続して変化させることによって実行することとすると、高速配光用灯具の点灯と消灯との切り換えが、高速配光用灯具の輝度を段階的に又は連続して変化させることによって実行されるので、運転者が灯具の点消灯時に視認性の変化を感じにくくなり、運転時の安全性を維持・向上させることが可能となる。
以下、本発明に係る車両用灯具を、図面を用いて詳細に説明する。
本発明に係る車両用灯具は車両用前照灯1であり、図1に示すように、すれ違い配光用灯具2と、高速配光用灯具3と、車両速度検出部4と、車間距離検出部5と、走行環境検出部7と、制御部6とを備えている。
すれ違い配光用灯具2は、図2、図3の符号Aにより示される照射範囲を照らす灯具であり、車両前方右側の照射範囲が左側の照射範囲よりも狭くなっている。これは、日本のように車両進行方向が左側通行である場合に右側前方を明るくすると対向車に対して眩惑を与えてしまうおそれがあるためである。このため、車両の進行方向が右側通行である場合には、対向車線側となる前方左側の配光範囲が狭くなる。
高速配光用灯具3は、図2、図3の符号Bにより示される照射範囲を照らす灯具である。すれ違い配光用灯具2において照射範囲が狭くなった部分を、高速配光用灯具3が照明することによって、運転者は車両前方の遠方視界を確保することが容易となる。
車両速度検出部4は、車両本体(自車)8より車速パルスを受信し、受信した車速パルスに基づいて車両8の走行速度を求める。なお、GPS等を用いて車両8の走行位置を検出して車両8の時間当たりの走行位置変化、つまり移動速度を求めるような構成としても良い。
車間距離検出部5は、ミリ波レーダーセンサ等を用いて前方走行車両(前走車)9との車間距離を検出する。具体的には、電波パルスを車両前方に送信し、前方走行車両9からの反射波を受信するまでの時間と、送信波と反射波の周波数の差とに基づいて、前方走行車両9から自車両8までの車間距離を算出する。なお、車間距離検出部5で用いる車間距離検出方法は、ミリ波レーダーセンサを用いたものには限定されず、カメラで車両前方を撮影し、画像処理を施すことによって車間距離を検出するものであっても良いし、ミリ波の代わりにレーザー、マイクロ波等を用いて検出するものであっても良い。
制御部6には、予めすれ違い配光用灯具2による車両前方への配光可能距離(運転者が視認可能な距離)L1と、高速配光用灯具3による車両前方への配光可能距離L2と、高速配光用灯具3を点灯している場合に、前方走行車両9の運転者に対してグレアを与えてしまう距離L3とが記憶されている。また、灯具点消灯操作レバーの操作位置等に基づいて、車幅灯が点灯した状態であるか、すれ違い配光用灯具2が点灯した状態であるか、高速配光用灯具3が点灯した状態であるかの判断を行う。なお、高速配光用灯具3は、すれ違い配光用灯具2を点灯させた状態でないと点灯させることができず、すれ違い配光用灯具2は、車幅灯を点灯させた状態でないと点灯させることができない。
また、制御部6は、車間距離検出部5により検出された結果に基づいて、前方を走行する車両9が存在するか否かを判断し、前方走行車両9が存在する場合にはその車両9との車間距離をリアルタイムに検出する。
さらに制御部6は、自車両8が走行している道路が高速道路であるか一般道路であるかを走行環境検出部7の検出結果に基づいて判断する。ここで高速道路とは制限速度が80km/h以上の道路を意味する。走行環境検出部7による検出は特定の検出方法には限定されないが、例えば、ナビゲーションシステムにより検出される走行道路状況から判断する方法や、ETC(Electronic Toll Collection:自動料金収受システム)の記録に基ついて走行道路状況を判断する方法や、走行道路の画像を読み取って画像処理を施し、中央分離帯の有無、車線の数、表示板の画像認識等により得られるデータ等を総合的に判断する方法等が該当する。
次に、制御部6が、前方走行車両9の有無およびその車両9との車間距離とに基づいて、高速配光用灯具3を点消灯させる処理を、図4に示したフローチャートに基づいて説明する。
まず、制御部6は、灯具点消灯操作レバーの操作位置等に基づいて、すれ違い配光用灯具2が点灯しているか否かの判断を行う(ステップS.1)。すれ違い配光用灯具2が点灯していない場合には、高速配光用灯具3を点灯させることができないので、確認的に高速配光用灯具3を消灯させて(ステップS.2)一端処理を終了し、その後再度同一処理を繰り返し実行する。
すれ違い配光用灯具2が点灯していると判断した場合、制御部6は、走行環境検出部7の検出結果に基づいて自車両8が高速道路を走行しているか否かの判断を行う(ステップS.3)。自車両8が高速道路を走行していないと判断した場合、つまり、市街地等の一般道路を走行しているものと判断した場合に高速配光用灯具3を点灯すると、対向車等の周囲の車両に対して眩惑等を与えるおそれがある。このため、制御部6は、高速配光用灯具3を消灯して(ステップS.2)一端処理を終了し、再度ステップS.1からの処理を繰り返し実行する。
自車両8が高速道路を走行しているものと判断した場合、制御部6は車両速度検出部4の検出結果に基づいて、自車両8の車両速度が所定速度以上、例えば80km/h以上であるか否かの判断を行う(ステップS.4)。車両速度が所定速度以上でない場合、例えば80km/hよりも低い場合には、車両速度が中速以下であるため高速配光用灯具3を点灯させなくても、すれ違い配光用灯具2の配光で十分な前方視界を確保することが可能であるため、高速配光用灯具3を点灯して遠方視界を確保する必要がない。このため、制御部6は、車両速度が所定速度より低い場合には、高速配光用灯具3を消灯して(ステップS.2)処理を終了し、その後、再度ステップS.1からの処理を繰り返し実行する。
車両速度が所定速度以上の場合、制御部6は、前方走行車両9の有無を車間距離検出部5の検出結果から判断し、前方走行車両9が存在している場合にはその車両9との車間距離が予め記憶されているすれ違い配光用灯具2の配光可能距離L1以上であるか否かの判断を行う(ステップS.5)。
前方走行車両9が存在する場合であってその車間距離がL1以上でない場合には、高速配光用灯具3を点灯しなくても、すれ違い配光用灯具2の照射により前方走行車両9との間の視認性を十分に確保することができるので、高速配光用灯具3を消灯し(ステップS.2)、再度ステップS.1からの処理を繰り返し実行する。特に前方走行車両9との車間距離がL3以下である場合には、高速配光用灯具3を点灯すると前方走行車両9に対してグレアを与えてしまう。このため、車間距離がL3以下の場合、制御部6は、素早く高速配光用灯具3を消灯して(ステップS.2)、グレアを防止する必要が生ずる。
前方走行車両9が存在しない場合、または、前方走行車両9が存在するがその車間距離が距離L1以上である場合、制御部6は高速配光用灯具3を点灯し(ステップS.6)、遠方視界の確保を行う。その後、制御部6は、ステップS.1からの処理を繰り返し実行することによって、車両速度や走行道路状況等に応じて、迅速に高速配光用灯具3の点消灯制御を実行する。
このように、制御部6が、前方走行車両9との車間距離を検出し、車間距離がすれ違い配光用灯具2の前方配光可能距離L1より近い場合には高速配光用灯具3を消灯し、車間距離がすれ違い配光用灯具2の前方配光可能距離L1以上の場合(前方走行車両を検出できない場合を含む)には高速配光用灯具3を点灯することによって、前方走行車両9の運転者にグレアを与えることを防止しつつ、高速走行時の遠方視界を確保することが可能となる。
なお、ステップS.2に示す高速配光用灯具3の消灯処理およびステップS.6に示す高速配光用灯具3の点灯処理は、瞬時に点消灯するだけでなく、時間的に連続して、または段階的に灯具輝度を変化させることによって切り換えても良い。例えば、高速配光用灯具3がいきなり消灯または点灯した場合、運転者は灯具の点消灯により視界が急激に変化してしまうので視界の変化に瞬時に対応することができず、一瞬視界が不明瞭になったり、心理的に不安になったりするおそれがある。このため、高速配光用灯具3の点消灯タイミングをPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)を用いて調整し、輝度を時間的に又は段階的に変化させることが好ましい。具体的には、高速配光用灯具3のランプを、電流や電圧で制御せずに一定の電圧のままで、オンとオフの周期を高速に変化させることで点消灯間隔を調整する。このように、灯具の点消灯の切り換えを輝度の時間的な変化により実現することによって、運転者が灯具の点消灯時に視認性の変化を感じにくくなり、運転時の安全性を維持・向上させることが可能となる。
次に、制御部6が前方走行車両9の車両速度と自車両8の車両速度との相対的な速度差を考慮した上で高速配光用灯具3を点消灯する制御について説明する。なお、基本的な構成および制御方法については実施例1において説明したものと同一であるため、同一符号を用いることとし、実施例1において既に説明を行った事項についてはその説明を省略するものとする。
実施例1において説明したように、制御部6は前方走行車両9の有無および前方走行車両9との車間距離をリアルタイムに検出し、図4に示すようなフローチャートを用いて処理を行っている。しかしながら、前方走行車両9と自車両8との走行速度の差が大きい場合には、両車両の車間距離が急速に縮まってしまうので、車間距離がすれ違い配光用灯具2の前方配光可能距離L1以下となって、さらに、前方走行車両9にグレアを与えてしまう距離L3以下となってから高速配光用灯具3の消灯処理を実行するおそれがある。
このような不都合を回避するために、制御部6は、車間距離検出部5により検出された車間距離と、車両速度検出部4により検出された自車両8の車両速度との時間変化に基づいて前方走行車両9の車両速度を常時検出し、自車両8の車両速度との相対的な速度差を算出することによって、前方走行車両9と自車両8との車間距離が距離L1、L3となる時間を予め算出して高速配光用灯具の消灯処理を実行する。
例えば、自車両8の車両速度を100km/hとし、前方走行車両9の車両速度を80km/hとし、図2に示した距離L1を50m、距離L2を70m、距離L3を40mとすると、両車両は毎秒約5.6mずつ車間距離を縮めながら走行することとなる。高速配光用灯具3を点灯させて自車両8が走行していた場合、すれ違い配光用灯具2だけを点灯させて走行する場合に比べて約3.6秒早く前方走行車両9を視認することが可能となる。したがって、両車両がそのままの速度を維持して走行を続けると、自車両8は3.6秒後にすれ違い配光用灯具2の配光によって前方走行車両9を視認することが可能なるので、この時点、つまり両車両の車間距離が距離L1となる時間(すれ違い時間)から、グレアを与えてしまう距離L3となるまでの時間(グレア時間)までの1.8秒以内に高速配光用灯具3を消灯することによって、高速配光用灯具3を消灯してもすれ違い配光用灯具2の配光により自車両8の運転者が前方走行車両9を視認することが可能となり、さらに前方走行車両9にグレアを与えることを防止することが可能となる。
このように、制御部6が両車両の相対速度に基づいて、自車両8と前方走行車両との車間距離が、予めすれ違い配光用灯具2による車両前方への配光可能距離(運転者が視認可能な距離)L1と一致するすれ違い時間と、高速配光用灯具3により前方走行車両9の運転者に対してグレアを与えてしまう距離L3に一致するグレア時間とを算出し、すれ違い時間からグレア時間までの間に高速配光用灯具3の消灯処理を完了することによって、高速配光用灯具3を消灯してもすれ違い配光用灯具2の配光により自車両8の運転者が前方走行車両9を視認することが可能となり、さらに前方走行車両9にグレアを与えることを防止することが可能となる。
すれ違い時間からグレア時間までの間に行う高速配光用灯具3の消灯処理は、実施例1において説明したように、瞬時に消灯するだけでなく、段階的に、または時間的に連続して灯具の輝度を変化させて消灯させるようにしても良い。
次に、制御部6が、自車両8が走行する道路の曲路状況を曲路状況検出部より検出して高速配光用灯具3の点消灯制御を行う場合について説明する。なお、実施例3において説明する車両用灯具の基本的な構成および制御方法は、実施例1において説明したものと同一であるため、同一符号を用いることとし、実施例1で既に説明を行った事項についてはその説明を省略するものとする。
実施例1において説明したように、制御部6は前方走行車両9の有無および前方走行車両9との車間距離をリアルタイムに検出し、図4に示すようなフローチャートを用いて処理を行っている。しかしながら、車間距離検出部5により前方走行車両9を検出することが可能な角度は、図5(a)〜(c)に示すように、車両前方の一定の検出角度α(αは定数であり、自車両8に搭載される車間距離検出部5の性能により決定される。)に限定されてしまうので、図5(a)に示すように直線道路走行中には検出可能な前方走行車両9が、道路が大きくカーブしている場合には、図5(b)に示すように一時的に検出角度α外に逸脱してしまって検出できなくなってしまい、前方走行車両9は居なくなったものと制御部6が判断するおそれがある。また、前方走行車両9が存在しないのにもかかわらず、図5(c)に示すように、制御部5が、カーブ走行時に車両前方に回り込んだ側壁10を前方走行車両9であると誤検出してしまうおそれがある。
そこで、実施例3に係る車両用前照灯1aにおいては、制御部6が路面の曲路状況を検出し、検出された曲路の曲率値が、距離L1だけ前方を走行する前方走行車両9を車間距離検出部5で検出することが可能な検出角度αを逸脱する値であるか否かを判断して高速配光用灯具3の点消灯処理を行う。
実施例3に係る車両用前照灯1aは、図6に示すように、実施例1に示した車両用灯具1の構成に加えて、曲路状況検出部11を備えている。曲路状況検出部11は、走行中の道路がどの程度カーブしているかを検出するものであり、ステアリングの回転角度θを検出して制御部6に伝達する。制御部6はステアリングの回転角度情報に基づいて走行中の曲路の曲率値Xを算出し、予め記憶されている検出角度αを逸脱する曲率値Y、具体的には、距離L1だけ前方を走行する前方走行車両9を車間距離検出部5で検出することが可能な限界の曲率値Yより小さいか否かの判断を行う。なお、曲路状況検出部11はステアリングの回転角度検出により曲路を検出するものに限定されるものではなく、例えば、ナビゲーションシステムにより検出される現在位置とその道路の地図情報とを参照して求めるものでも良く、また、車両前方の道路状況を撮像して画像処理を施すことによって中央分離帯、センターライン、サイドラインの曲がり具合等に基づいて算出するものであっても良い。
図7に示すフローチャートは実施例3において制御部6が行う高速配光用灯具3の点消灯処理を示したものである。まず制御部6は、図4に示した高速配光用灯具の点消灯切り換え処理を実行する(ステップS。10)。実施例3においても、高速配光用灯具3の点灯を行うためには、走行する道路が高速道路であることや、前方走行車両との車間距離の値等の所定の条件を満たす必要があるため、まず、図4に示すフローチャートのステップS.1〜ステップS.6に示す処理を実行する。
次に制御部6は、曲路状況検出部11より曲路情報を取得し、走行道路の曲率値Xが予め記憶された曲率値Yより小さいか否かを判断する(ステップS.11)。曲率値Xが曲率値Yよりも小さい場合には、走行道路のカーブが大きいため、距離L1前方を走行する前方走行車両9を車間距離検出部5で測定することができなくなる(図5(b)、(c))。このため、制御部6は、ステップS.10において設定された高速配光用灯具3の点灯状態または消灯状態を維持したまま(ステップS.12)、曲率値Xが曲率値Yよりも大きくなるまで、つまり、前方距離L1の位置を走行する前方走行車両9を車間距離検出部5で検出することが可能な曲率値となるまで(カーブが緩やかになるまで)、高速配光用灯具3の点消灯状態を維持し続ける。
具体的に制御部6は、ステップS.10において高速配光用灯具3が点灯状態となっているときに、ステップS.11において曲率値Xが曲率値Yよりも小さくなった場合には、曲率値Xが曲率値Yよりも大きくなるまで高速配光用灯具3を点灯状態とさせたままとし、ステップS.10において高速配光用灯具3が消灯状態となっているときに、ステップS.11において曲率値Xが曲率値Yよりも小さくなった場合には、曲率値Xが曲率値Yよりも大きくなるまで高速配光用灯具3を消灯状態にさせておく。曲率値Xが曲率値Yよりも大きくなった場合には、処理を一度終了し、再度ステップS10からの処理を繰り返し実行する。
図8は、曲路を走行する自車両8のステアリングの回転角度θの時間変化を示したグラフである。運転者がステアリングを切り始めてステアリングの回転に伴って車間距離検出部5により前方走行車両9を検出することが可能な検出角度α度を超えない範囲で車両が旋回する場合には、制御部はステップS.10に示す高速配光用灯具の切り換え処理を実行し、検出角度α度を超えた場合(このときのステアリングの回転角度をφとする。)には、ステップS.12に示すように、高速配光用灯具3の点消灯状態を維持する処理を実行する。ステアリングが戻されて、車間距離検出部5により前方走行車両9を検出することが可能な検出角度まで曲路が緩やかになった場合には、再度ステップS10に示す高速配光用灯具の切り換え処理を繰り返し実行する。
このように、制御部6が曲路状況検出部11より検出された曲路情報に基づいて曲路の曲率値を算出し、算出された曲率値が車間距離検出部5により距離L1だけ前方を走行している前方走行車両9を検出可能な検出角度αから逸脱するものであるか否かを判断することによって、曲路のカーブにより一時的に前方走行車両を検出できなかったときに一定の時間だけ高速配光用灯具3を点灯してしまうことを防止することができ、曲路走行時の頻繁な灯具の点消灯切り換えを防止することが可能となるとともに、高速配光用灯具3の点消灯を減らすことによって製品寿命を長くすることが可能となる。
また、前方走行車両9が存在しないにもかかわらず、カーブにおいて側壁10を前方走行車両9として誤認識してしまうことを防止することが可能となるので、カーブ走行時に高速配光用灯具3が消灯して急にすれ違い配光用灯具2のみになってしまうという不都合を回避することが可能となる。
以上、本発明に係る車両用灯具を、図面を用いて説明したが、本発明は上述したものに限定されるものではない。例えば、上述した高速配光用灯具とすれ違い配光用灯具とは別体として別々に車両に設置することとしたが、1つの灯具を用いてシェード形状の切り換えによってすれ違い配光と、高速配光との切り換えを行うように構成しても良い。
実施例1に係る車両用前照灯の構成を示したブロック図である すれ違い配光用灯具の配光範囲と高速配光用灯具の配光範囲とを平面的に比較して示した図である。 すれ違い配光用灯具の配光範囲と高速配光用灯具の配光範囲とを高さ方向で対比させて示した図である。 実施例1における制御部の制御を示したフローチャートである。 車間距離検出部の検出範囲を示した図であり、(a)は直線道路における検出範囲を示し、(b)は右側にカーブする曲路の右側車線を走行する車両の検出範囲を示し、(c)は右側にカーブする曲路の左側車線を走行する車両の検出範囲を示した図である。 実施例3に係る車両用前照灯の構成を示したブロック図である。 実施例3における制御部の制御を示したフローチャートである。 ステアリングの回動角度と制御部における高速配光用灯具の点消灯制御とを示した図である。
符号の説明
1 車両用前照灯
2 すれ違い配光用灯具
3 高速配光用灯具
4 車両速度検出部(車両速度検出手段)
5 車間距離検出部(車間距離検出手段)
6 制御部(制御手段)
7 走行環境検出部(走行環境検出手段)
8 自車両
9 前方走行車両
10 側壁
11 曲路状況検出手段(曲路状況検出手段)

Claims (4)

  1. 対向車線側の配光範囲を狭くしたすれ違い配光用灯具と、
    高速走行時に配光範囲を車両正面方向へ広げることにより遠方視界を高めた高速配光用灯具と、
    前方走行車両との車間距離を検出する車間距離検出手段と、
    前記車間距離検出手段により検出された車間距離が、すれ違い配光用灯具の前方配光可能距離以上の場合に前記高速配光用灯具を追加点灯させ、前記前方配光可能距離以下の場合に前記高速配光用灯具を消灯させる制御手段と
    走行路面の曲路状況を検出する曲路状況検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記高速配光用灯具を消灯させている間に前記曲路状況検出手段により検出された曲路の曲率値が、前記車間距離検出手段により前記前方走行車両を検出することが可能な検出角度を逸脱する値であると判断した場合に、前記高速配光用灯具を消灯させたままにしておくことを特徴とする車両用灯具。
  2. 対向車線側の配光範囲を狭くしたすれ違い配光用灯具と、
    高速走行時に配光範囲を車両正面方向へ広げることにより遠方視界を高めた高速配光用灯具と、
    前方走行車両との車間距離を検出する車間距離検出手段と、
    自車両の速度を検出する車両速度検出手段と、
    前記車両速度検出手段により検出された自車両の速度と、前記車間距離検出手段により検出された前方走行車両との車間距離とに基づいて前記前方走行車両の速度を求め、当該前方走行車両と自車両との相対速度に基づいて、両車両の車間距離がすれ違い配光用灯具の前方配光可能距離と一致するまでの時間をすれ違い時間として算出し、両車両の車間距離が高速配光用灯具の配光により前方走行車両にグレアを与えてしまう距離と一致するまでの時間をグレア時間として算出して、算出された前記すれ違い時間が経過した後であってグレア時間が経過する前までに前記高速配光用灯具を消灯させる制御手段と
    走行路面の曲路状況を検出する曲路状況検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記高速配光用灯具を消灯させている間に前記曲路状況検出手段により検出された曲路の曲率値が、前記車間距離検出手段により前記前方走行車両を検出することが可能な検出角度を逸脱する値であると判断した場合に、前記高速配光用灯具を消灯させたままにしておくことを特徴とする車両用灯具。
  3. 対向車線側の配光範囲を狭くしたすれ違い配光用灯具と、
    高速走行時に配光範囲を車両正面方向へ広げることにより遠方視界を高めた高速配光用灯具と、
    前方走行車両との車間距離を検出する車間距離検出手段と、
    前記車間距離検出手段により検出された車間距離が、すれ違い配光用灯具の前方配光可能距離以上の場合に前記高速配光用灯具を追加点灯させ、前記前方配光可能距離以下の場合に前記高速配光用灯具を消灯させる制御手段と、
    走行路面の曲路状況を検出する曲路状況検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記高速配光用灯具を灯させている間に前記曲路状況検出手段によって検出された曲路の曲率値が、前記車間距離検出手段により前記前方走行車両を検出することが可能な検出角度を逸脱する値であると判断した場合に、前記高速配光用灯具を灯させたままにしておくことを特徴とする車両用灯具。
  4. 対向車線側の配光範囲を狭くしたすれ違い配光用灯具と、
    高速走行時に配光範囲を車両正面方向へ広げることにより遠方視界を高めた高速配光用灯具と、
    前方走行車両との車間距離を検出する車間距離検出手段と、
    自車両の速度を検出する車両速度検出手段と、
    前記車両速度検出手段により検出された自車両の速度と、前記車間距離検出手段により検出された前方走行車両との車間距離とに基づいて前記前方走行車両の速度を求め、当該前方走行車両と自車両との相対速度に基づいて、両車両の車間距離がすれ違い配光用灯具の前方配光可能距離と一致するまでの時間をすれ違い時間として算出し、両車両の車間距離が高速配光用灯具の配光により前方走行車両にグレアを与えてしまう距離と一致するまでの時間をグレア時間として算出して、算出された前記すれ違い時間が経過した後であってグレア時間が経過する前までに前記高速配光用灯具を消灯させる制御手段と、
    走行路面の曲路状況を検出する曲路状況検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記高速配光用灯具を点灯させている間に前記曲路状況検出手段によって検出された曲路の曲率値が、前記車間距離検出手段により前記前方走行車両を検出することが可能な検出角度を逸脱する値であると判断した場合に、当該高速配光用灯具を点灯させたままにしておくことを特徴とする車両用灯具。
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