JP2009150780A - 背圧式気体マイクロメータ、複数の被検査孔部の内径同時検査システムおよび内径同時検査方法 - Google Patents

背圧式気体マイクロメータ、複数の被検査孔部の内径同時検査システムおよび内径同時検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ワークの複数の被検査孔部に対する内径同時検査を単一の測定ヘッドで同時実施できて能率向上を図る。
【解決手段】測定ヘッドSには、複数の被検査孔部h1〜h9に対応してヘッド外周面に両端が開口するように、ヘッドSを軸方向に間隔をおいて横切る複数の横通路y1〜y9と、それら横通路に内端が開口し且つ外端がヘッドSの端面まで軸線方向に沿って直線状に延びる複数の縦通路t1〜t9とが形成され、複数の縦通路t1〜t9は、ヘッドSの軸線と直交する投影面で見て、周方向に互いに間隔をおいて環状に配列され、複数の横通路y1〜y9は、前記投影面で見て、孔Whの中心と複数の縦通路t1〜t9とを各々結ぶ相異なる複数の直径線に沿って直線状に延び、更に測定ヘッドSには、縦通路t1〜t9の外端部を外気から遮断して複数の気体導管L1〜L9に個別に連通させる圧縮気体導入手段SAが設けられる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、背圧式気体マイクロメータ、そのマイクロメータを用いた複数の被検査孔部の内径同時検査システムおよび内径同時検査方法に関する。
被検査孔部を有してワークの一端に開口する孔に測定ヘッドを抜差可能に挿入し、その測定ヘッドの外周面に設けた空気噴出口より被検査孔部に対し検査用圧縮空気をそれぞれ噴射して、その噴射時の背圧を測定し、その背圧測定値から被検査孔部の内径(例えば内径寸法や、真円度等)の適否を判定、検査可能とした背圧式空気マイクロメータは、例えば下記特許文献1に示されるように従来公知である。
特開平10−89941号公報
しかしながら上記従来公知の背圧式空気マイクロメータでは、測定ヘッドの外周面に軸方向に間隔をおいて3個の空気噴出口が同一母線上に整列しているため、その3個の空気噴出口と外部の3系統の空気導管との間を接続する3系統の内部通路を測定ヘッド内で相互に独立して取り回す必要があり、それだけその通路構造が複雑化し、コストが嵩む等の問題があり、この問題は、空気噴出口の設置個数を増やせば増やすほどに顕著となる。
また上記従来のものでは、内径検査に当たり、3個の空気噴出口から検査用圧縮空気を順次に噴出させるようになっていて、複数の被検査孔部に対して同時に検査を行うことはできなかったため、作業能率が悪い問題もあった。
本発明は、斯かる実情に鑑みてなされたもので、従来構造の上記問題を解決できるようにした構造簡単な背圧式気体マイクロメータ、同メータを用いた複数の被検査孔部の内径同時検査システムおよび検査方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、互いに同軸上に並ぶ複数の被検査孔部を有してワークに設けられる孔に抜差可能に挿入される測定ヘッドを備え、前記複数の被検査孔部に対し検査用圧縮気体をそれぞれ噴射した時の背圧に基づいて該複数の被検査孔部の内径を同時に検査するために用いる背圧式気体マイクロメータであって、 前記測定ヘッドには、前記複数の被検査孔部にそれぞれ対応して該測定ヘッドの外周面に両端が開口するように、該測定ヘッドをその軸方向に相互に間隔をおいて横切る複数の横通路と、その複数の横通路に内端がそれぞれ開口し且つ外端が該測定ヘッドの基端部の端面まで該測定ヘッドの軸線方向に沿って直線状に延びる複数の縦通路と、該測定ヘッドの基端部外面に開口し且つ前記複数の縦通路の外端部にそれぞれ連通する複数の気体導入口とが形成され、前記複数の縦通路は、前記測定ヘッドの軸線と直交する投影面で見て、周方向に互いに間隔をおいて環状に配列されて相互に独立しており、前記複数の横通路は、前記投影面で見て、前記孔の中心線と前記複数の縦通路とを各々結ぶ相異なる複数の直径線に沿ってそれぞれ直線状に延びており、前記測定ヘッドには、前記複数の縦通路の外端部を外気から遮断して複数の気体導管に個別に連通させる圧縮気体導入手段が設けられ、それら気体導管より前記複数の縦通路の外端部に前記検査用圧縮気体を個別に導入可能であることを特徴とする。
また請求項2の発明は、請求項1の特徴に加えて、前記圧縮気体導入手段が、前記複数の縦通路の外端を閉塞する閉塞手段と、前記測定ヘッドの外面に開口して前記複数の気体導管の下流端をそれぞれ接続可能な複数の気体導入口と、その複数の気体導入口及び前記複数の縦通路の外端部間を個別に連通すべく該基端部内に形成される複数の連絡通路とで構成されることを特徴とする。
また請求項3の発明は、請求項2の特徴に加えて、前記測定ヘッドが、ヘッド先部側よりも大径に形成されていてワークとの係合により該測定ヘッドの挿入限界を規制する拡径基端部を一体に備え、その拡径基端部の外周面に前記複数の気体導入口が周方向に間隔をおいて配設され、複数の連絡通路が前記拡径基端部内を径方向に延びていることを特徴とする。
また請求項4の発明は、請求項2又は3の特徴に加えて、前記測定ヘッドの基端部端面には、作業者により把持し得る有底筒状のホルダが着脱可能に結合され、前記複数の気体導入口にそれぞれ接続される複数の気体導管が、前記ホルダの内部を通して外部に引き出されることを特徴とする。
また請求項5の発明は、請求項3又は4の特徴に加えて、前記ホルダが前記閉塞手段を兼ねることを特徴とする。
また請求項6の発明は、請求項1〜5の何れかの特徴に加えて、前記測定ヘッドは、合金工具鋼を真空焼き入れして形成され、前記複数の縦通路及び前記複数の横通路はそれぞれ細孔放電加工により形成されることを特徴とする。
また請求項7の発明は、ワークの一端に開口する孔に設けられて互いに同軸上に並ぶ複数の被検査孔部に対する内径同時検査システムであって、前記請求項2〜6の何れか1項に記載の背圧式気体マイクロメータと、そのメータの測定ヘッドにおける前記複数の縦通路に前記複数の気体導管を介して検査用圧縮気体を供給可能な圧縮気体源と、前記気体導管にそれぞれ介装される複数の開閉弁と、その各開閉弁と測定ヘッド間の各気体導管に接続されて前記背圧を検出する背圧検出手段と、その背圧検出手段の検出結果を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
また請求項8の発明は、請求項7の特徴に加えて、前記複数の気体導管の途中を纏めてワンタッチで接続・分離可能なワンタッチジョイントを備えたことを特徴とする。
また請求項9の発明は、ワークの一端に開口する孔に設けられて互いに同軸上に並ぶ複数の被検査孔部に対する内径同時検査方法であって、前記請求項2〜6の何れか1項に記載の背圧式気体マイクロメータの測定ヘッドを前記孔に挿入して、その測定ヘッドの外周面に開口する前記複数の横通路の両端開口を該孔の前記複数の被検査孔部にそれぞれ対向させる工程と、前記測定ヘッドの複数の気体導入口に検査用圧縮気体を同時に供給して、前記複数の横通路の両端開口より前記複数の被検査孔部に対し検査用圧縮気体を同時に噴射する工程と、その噴射時の背圧を測定し、その測定された背圧に基づいて前記複数の被検査孔部の内径の適否を判定する工程とを含むことを特徴とする。
以上のように本発明によれば、ワークの一端に開口する孔に設けられて互いに同軸上に並ぶ複数の被検査孔部に対し内径検査を行うに当たり、測定ヘッドをワークの孔に挿入して、その測定ヘッドの外周面に開口する複数の横通路の両端開口を該孔の複数の被検査孔部にそれぞれ対向させ、その状態で測定ヘッド内の複数の縦通路に検査用圧縮気体を同時に供給して、複数の横通路の両端開口より複数の被検査孔部に対し検査用圧縮気体を同時に噴射し、その噴射時の背圧を測定できるようにしたので、複数の被検査孔部に対する内径検査を単一の測定ヘッドにより同時に行うことができ、検査作業の能率向上に大いに寄与することができる。また測定ヘッドの軸線に沿って直線状に延びる前記複数の縦通路は、測定ヘッドの軸線と直交する投影面で見て、周方向に互いに間隔をおいて環状に配列されて相互に独立しており、また複数の被検査孔部に対応した位置で該ヘッドをそれぞれ横切る前記複数の横通路は、前記投影面で見て、孔の中心線と複数の縦通路とを各々結ぶ相異なる複数の直径線に沿ってそれぞれ直線状に延びるので、被検査孔部の数に応じて検査用圧縮気体の通路系統を多くしても、それらを測定ヘッド内部で相互に干渉させることなく無理なく取り回すことができ、それらの加工も比較的容易となり、コスト節減が図られる。
また特に請求項2の発明によれば、測定ヘッド内の複数の縦通路がヘッド基端部の端面まで直線状に延びていても、これら縦通路に検査用圧縮気体を供給する気体導入口を相互に極力離間させてヘッド外面に開口できるため、複数の気体導入口への複数の気体導管の接続を容易に行うことができる。
また特に請求項3の発明によれば、測定ヘッドは、先部側よりも大径に形成されていてワークとの係合により該測定ヘッドの挿入限界を規制する拡径基端部を一体に備え、その拡径基端部の外周面に複数の気体導入口が周方向に間隔をおいて配設されるので、測定ヘッドの先部側が比較的小径であっても、その拡径基端部において複数の気体導入口の開口位置を周方向に互いに十分に離間させることができて、それら複数の気体導入口への気体導管の接続を一層容易に且つ無理なく行うことができる。しかも上記拡径基端部を利用した簡単な構造で、測定ヘッドのワーク孔への挿入限界位置を容易且つ的確に規定することができる。
また特に請求項4の発明によれば、測定ヘッドの基端部端面には、作業者により把持し得る有底筒状のホルダが着脱可能に結合され、複数の気体導入口にそれぞれ接続される複数の気体導管がホルダの内部を通して外部に引き出されるので、上記拡径基端部の外周に複数の気体導管が接続されても、それら気体導管をホルダ内に纏めて通すことで、気体導管の取り回しが簡便となり、ホルダ外部に体裁よく整然と引き出すことができる。また測定ヘッドの把持部となる上記ホルダを、気体導管の保護筒に兼用できて、それだけ構造簡素化が図られる。
また特に請求項5の発明によれば、前記ホルダが複数の縦通路外端の閉塞手段を兼ねるので、前記ホルダを利用して、測定ヘッドの基端部端面に開口する複数の縦通路の外端を纏めて閉塞することができ、その閉塞構造の簡素化が図られる。
また特に請求項6の発明によれば、測定ヘッドは、合金工具鋼を真空焼き入れして形成され、複数の縦通路及び複数の横通路はそれぞれ細孔放電加工により形成されるので、複数の縦通路及び複数の横通路が細く且つ長いものであっても、比較的小径の測定ヘッド内部に無理なく孔加工することができる。
また特に請求項7の発明によれば、ワークの一端に開口する孔に設けられて互いに同軸上に並ぶ複数の被検査孔部に対する内径同時検査システムが比較的簡単な構成で得られ、取り扱いが簡便であると共に、コスト節減が図られる。
また特に請求項8の発明によれば、複数の気体導管の途中を纏めてワンタッチで接続・分離可能なワンタッチジョイントを備えるので、気体導管が複数有っても、その気体導管群の、測定ヘッド側と検査システムにおける検査用圧縮気体供給系との間をワンタッチで簡単に接続・分離することができ、従って、測定ヘッドをメンテナンスしたり或いは他の測定ヘッドと交換したりする場合に、その作業能率を高めることができる。
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
添付図面において、図1〜図7は、本発明の第1実施例を示すものであって、図1は、背圧式空気マイクロメータを含む、複数の被検査孔部の内径同時検査システムの一例を示す全体概要図、図2は、前記マイクロメータの測定ヘッドをワークの孔に挿入した状態を示す側面図、図3は、図2の3−3線拡大断面図、図4は、前記測定ヘッドを先部側から見た斜視図、図5は、図3の5−5線拡大断面図、図6は、図3の6−6線拡大断面図、図7は、図3の7−7線拡大断面図である。また図8は、本発明の第2実施例に係る背圧式空気マイクロメータの測定ヘッドをワークの孔に挿入した状態を示す、図3に対応した断面図である。
先ず、第1実施例について説明する。図2、図3において、ワークとしての自動変速機用バルブボディWの一端に開口する孔Whには、互いに同軸上に並ぶ第1〜第9スプール孔部h1〜h9が相互間に連絡ポートp…を各々挟んで縦列配置される。前記孔Whには、図示しないスプールバルブが嵌挿され、そのスプールバルブは、第1〜第9スプール孔部h1〜h9にそれぞれ摺動可能に嵌合する複数のランド部を外周に有していて、該孔Whにおける摺動位置に応じて連絡ポートp…相互間の連通切換えを行えるようになっている。
第1〜第9スプール孔部h1〜h9は、スプールバルブの作動精度を確保すべく精密機械加工が施され、その加工後において、それらスプール孔部h1〜h9の内径の適否が図1に例示した内径同時検査システムにより検査される。その検査システムは、第1〜第9スプール孔部h1〜h9に対し所定圧力の検査用圧縮空気を個別に噴射した時の背圧に基づいて第1〜第9スプール孔部h1〜h9の内径を同時に検査できるようになっており、以下にその構成を具体的に説明する。
即ち、内径同時検査システムは、本発明に係る背圧式気体マイクロメータとしての空気マイクロメータMと、そのメータMの測定ヘッドSに対し、共通1本の主導管L及びその下流端より分岐した第1〜第9空気導管L1〜L9を介して所定圧力に加圧された検査用圧縮空気を供給可能な圧縮空気源Aと、前記第1〜第9空気導管L1〜L9にそれぞれ介装される第1〜第9開閉弁V1〜V9と、その各開閉弁V1〜V9と測定ヘッドS間の各空気導管L1〜L9に接続されて前記背圧を検出する第1〜第9背圧検出手段S1〜S9と、それら背圧検出手段S1〜S9の検出結果を纏めて表示可能な表示手段としてのモニターMOと、システムの運転操作を行う操作部Kと、システムの運転を制御すべく各構成要素(開閉弁V1〜V9、背圧検出手段S1〜S9、モニターMO、操作部K等)に接続されるマイクロコンピュータよりなる電子制御部Cとを備えている。
前記背圧式空気マイクロメータMは、ワークWの孔Whに挿入し得る測定ヘッドSと、その測定ヘッドSの基端部Se端面に締結ボルトBを以て着脱可能に結合されて作業者により把持し得る有底筒状のホルダHとを備える。
そして、測定ヘッドSは、前記孔Whに抜差可能に挿入される円柱状の軸部Smと、その軸部Smの基端に一体に連設される、該軸部Smよりも大径の拡径基端部Seとより構成されており、その基端部Seの軸部Sm側の端面がバルブボディWの外端に係合することで測定ヘッドSの孔Whへの挿入限界位置が規定される。前記軸部Smの外径は、各スプール孔部h1〜h9の内径より僅かに小さく設定され、即ち、該軸部Smのスプール孔部h1〜h9への挿入時において、後述する横通路y1〜y9より検査用圧縮空気を噴射したときに内径検査に適当な背圧が発生するような微小間隙が、軸部Smの外周面とスプール孔部h1〜h9の内周面との間に設定される。
前記測定ヘッドSには、第1〜第9スプール孔部h1〜h9にそれぞれ対応して該ヘッドSの外周面に両端が開口するように、該ヘッドSをその軸方向に相互に間隔をおいて横切る第1〜第9横通路y1〜y9が軸部Smにおいて形成され、またその第1〜第9横通路y1〜y9に内端がそれぞれ開口し且つ外端が該ヘッドSの基端部Seの端面に開口して該測定ヘッドSの軸線方向に沿って直線状に延びる第1〜第9縦通路t1〜t9が軸部Sm及び基端部Seに跨がって形成される。
第1〜第9縦通路t1〜t9は、測定ヘッドSの軸線と直交する投影面で見て、周方向に互いに等間隔をおいて環状に配列されて相互に独立している。また、第1〜第9横通路y1〜y9は、前記投影面で見て、前記孔Whの中心線Oと前記第1〜第9縦通路t1〜t9の中心線とを各々結ぶ相異なる第1〜第9直径線に沿ってそれぞれ直線状に延びている。
また測定ヘッドSには、第1〜第9縦通路t1〜t9の外端部を外気から遮断して第1〜第9空気導管L1〜L9に個別に連通させる圧縮空気導入手段SAが設けられ、その圧縮空気導入手段SAにより、第1〜第9空気導管L1〜L9より第1〜第9縦通路t1〜t9の外端部に前記検査用圧縮空気を個別に導入できるようになっている。
而して圧縮空気導入手段SAは、第1〜第9縦通路t1〜t9の外端を閉塞する閉塞手段としての前記ホルダHと、測定ヘッドSの外面に開口して第1〜第9空気導管L1〜L9の下流端がそれぞれ接続される第1〜第9空気導入口a1〜a9と、その第1〜第9空気導入口a1〜a9及び第1〜第9縦通路t1〜t9の外端部間を個別に連通する第1〜第9連絡通路i1〜i9とで構成される。
即ち、測定ヘッドSの拡径基端部Seの外周面には、その周方向に等間隔おきに並ぶ第1〜第9空気導入口a1〜a9が開口しており、それら第1〜第9空気導入口a1〜a9と第1〜第9縦通路t1〜t9の外端部との間が、放射状に延びる第1〜第9連絡通路i1〜i9によりそれぞれ連通される。第1〜第9空気導入口a1〜a9には、それら空気導入口a1〜a9に前記検査用圧縮空気を別々に供給するための第1〜第9空気導管L1〜L9の下流端がそれぞれ接続ジョイントj1〜j9を介して着脱可能に接続される。
このように測定ヘッドSの拡径基端部Seの外周面に第1〜第9空気導入口a1〜a9を開設したことにより、測定ヘッドSの先部側(即ち軸部Sm)が比較的小径であっても、その拡径基端部Seの外周面において複数の空気導入口a1〜a9の開口位置を周方向に互いに離間させることができるため、それら複数の空気導入口a1〜a9への空気導管L1〜L9の接続を無理なく容易に行うことができる。しかもこの拡径基端部Seを利用した簡単な構造で、前述のように測定ヘッドSのワーク孔Whへの挿入限界位置を容易且つ的確に規定することができる。
そして、第1〜第9空気導入口a1〜a9にそれぞれ接続される第1〜第9空気導管L1〜L9が、ホルダHの周壁に等間隔置きに開設した複数の横孔Hb、ならびにホルダHの中心孔Haを通してホルダH外端より外部に引き出される。
而して、本実施例のように測定ヘッドSの拡径基端部Seの外周における複数の空気導入口a1〜a9に複数の空気導管L1〜L9が接続されても、それら空気導管L1〜L9の上流部分をホルダH内に纏めて通すことで、空気導管L1〜L9の取り回しが簡便となり、ホルダHの外端より外部に体裁よく整然と引き出すことができる。また測定ヘッドSの把持部となる上記ホルダHを、空気導管L1〜L9の上流部分に対する保護筒に兼用できるため、それだけ構造簡素化が図られる。
しかもそのホルダHは、前記ボルトBの締結により測定ヘッドSの基端部Se端面と密着、結合されることで、該端面における複数の縦通路t1〜t9の外端を纏めて閉塞していて、本発明の閉塞手段に兼用されることから、その閉塞構造の簡素化が図られる。尚、ホルダHとヘッド基端部Seの端面との間には、その間を気密にシールするOリング等の環状シール手段を設けてもよい。この場合、その環状シール手段は、複数の縦通路t1〜t9の外端を纏めて囲繞するものを使用してもよいし、或いは縦通路t1〜t9の個々の外端を個別に囲繞するものを使用してもよい。
測定ヘッドSは、合金工具鋼を真空焼き入れして形成され、また第1〜第9縦通路t1〜t9、第1〜第9横通路y1〜y9並びに第1〜第9連絡通路i1〜i9はそれぞれ細孔放電加工により所定位置・所定形態に形成される。これにより、各々複数の縦通路t1〜t9/横通路y1〜y9/連絡通路i1〜i9が細く且つ長いものであっても、それら通路を比較的小径の測定ヘッドSの内部に精度よく、しかも孔潰れを回避しつつ的確に孔加工することができる。
また、第1〜第9空気導管L1〜L9の途中には、その全部の導管L1〜L9の中間部を纏めてワンタッチで接続・分離可能なワンタッチジョイントJが介装される。このようなワンタッチジョイントJの採用により、空気導管L1〜L9が複数有っても、その空気導管群の、測定ヘッドS側と検査システムにおける検査用圧縮空気供給系との間をワンタッチで簡単に接続・分離することができるため、測定ヘッドSをメンテナンスしたり或いは他の測定ヘッド(例えば後述する第2実施例の測定ヘッドS′)と交換したりする場合に、作業能率を高めることができる。
次に前記第1実施例の作用について説明する。この実施例に係る内径同時検査システムを用いた内径同時検査方法は、空気マイクロメータMの測定ヘッドSをワークとしてのバルブボディWの孔Whに挿入して、その測定ヘッドSの外周面に開口する第1〜第9横通路y1〜y9の両端開口を該孔Whの第1〜第9スプール孔部h1〜h9にそれぞれ対向させる工程と、測定ヘッドSの第1〜第9空気導入口a1〜a9に検査用圧縮空気を同時に供給して第1〜第9横通路y1〜y9の両端開口より第1〜第9スプール孔部h1〜h9に対し同時に噴射する工程と、その噴射時の背圧を測定し、その測定された背圧に基づいて第1〜第9スプール孔部h1〜h9の内径の適否を判定する工程とを含むものであり、以下にその具体的手順の一例を説明する。
先ず、空気マイクロメータMの測定ヘッドSにおける第1〜第9空気導入口a1〜a9に、内径同時検査システムの対応する空気導管L1〜L9をそれぞれ接続した上で、その測定ヘッドSを、それの基端部SeがバルブボディWの外端に当接する挿入限界位置まで該バルブボディWの孔Whに挿入して、そのヘッド軸部Smの外周面に開口する第1〜第9横通路y1〜y9の両端開口を第1〜第9スプール孔部h1〜h9にそれぞれ対向させる。
しかる後に、第1〜第9開閉弁V1〜V9を同時に開弁して、圧縮空気源Aからの検査用圧縮空気を測定ヘッドSの第1〜第9空気導入口a1〜a9に同時に供給すれば、第1〜第9縦通路t1〜t9を経て第1〜第9横通路y1〜y9の両端開口より、検査用圧縮空気が第1〜第9スプール孔部h1〜h9に対し同時に噴射され、その噴射時の背圧が第1〜第9背圧検出手段S1〜S9により測定される。
その測定された背圧データは電子制御部Cに出力され、該制御部Cは、その背圧データに応じてモニターMOに背圧の測定値を表示させる。その表示を見て、作業員は、各スプール孔部h1〜h9の内径の適否を判定する。尚、その適否判定を電子制御部Cに行わせ、その判定結果をモニターMOに表示するようにしてもよい。そして、作業員は、内径が不適と判定されたバルブボディWを不良品として取り除く。
かくして、複数の被検査孔部(第1〜第9スプール孔部h1〜h9)に対する内径検査を単一の測定ヘッドSにより同時に行うことができるため、検査作業の能率向上に大いに寄与することができる。また測定ヘッドSの軸線に沿って直線状に延びる前記複数の縦通路t1〜t9は、測定ヘッドの軸線と直交する投影面で見て、周方向に互いに間隔をおいて環状に配列されて相互に独立しており、また複数の被検査孔部h1〜h9に対応した位置で該ヘッドをそれぞれ横切る前記複数の横通路y1〜y9は、前記投影面で見て、孔の中心線Oと複数の縦通路t1〜t9とを各々結ぶ相異なる複数の直径線に沿ってそれぞれ直線状に延びるので、被検査孔部h1〜h9の数に応じて検査用圧縮空気の通路系統を多く(例えば4系統以上と)しても、それらを測定ヘッドS内部で相互に干渉させることなく無理なく取り回すことができ、それらの細孔放電加工も比較的容易となり、コスト節減が図られる。
ところで第1実施例の測定ヘッドSでは、孔Whにおける被検査孔部h1〜h9が複数個(実施例では9個)のワークに対して単独で対応可能としたものを示したが、孔Whにおける被検査孔部が前記複数個(実施例では9個)を超える場合には、別の少なくとも1個の測定ヘッドS′も併せて使用する必要がある。
図8には、そのような場合に使用される第2実施例の測定ヘッドS′が示されている。即ち、ワークとしてのバルブボディWの孔Whには、第1〜第9スプール孔部h1〜h9に連なって第10〜第18スプール孔部h10〜h18が設けられており、それらスプール孔部h10〜h18の数に対応して、空気マイクロメータM′の測定ヘッドS′には、第1実施例の測定ヘッドSと同様に各々複数の横通路y1〜y9、縦通路t1〜t9、連絡通路i1〜i9、空気導入口a1〜a9等が設けられる。
この第2実施例の測定ヘッドS′の使用態様は、第1実施例の測定ヘッドSのそれと基本的に同じであり、測定ヘッドSを用いた内径同時検査の前又は後に、測定ヘッドS′を用いた内径同時検査が行われる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はそれら実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。
例えば、前記実施例では、検査用圧縮気体として圧縮空気を用いたものを示したが、本発明では、検査用圧縮気体として圧縮空気以外の気体、例えばチッソガス等の不活性ガスを使用してもよい。
また前記実施例では、ワークの孔Whにおける被検査孔部h1〜h9が9個(第1実施例)又は18個(第2実施例)のものを示したが、本発明では、被検査孔部の設置個数は任意の複数であり、2個以上であれば、何個でもよい。
また前記実施例では、測定ヘッドSの軸線方向に沿って直線状に延びる複数の縦通路t1〜t9の、該ヘッド基端部Se側の開口端をホルダHにより閉塞するようにしたものを示したが、本発明では、複数の縦通路t1〜t9の開口端を、ホルダH以外の閉塞手段、例えば、該開口端に差し込んだ栓体で閉塞するようにしてもよい。
また前記実施例では、複数の空気導入口a1〜a9を測定ヘッドSの基端部Seの外周面に並列開口させたものを示したが、その開口位置は、上記基端部Seの外周面に限定されず、例えば、上記基端部Seの外端面であってもよい。この場合、特に測定ヘッドSの軸部Sm,Sm′が大径の場合は、縦通路t1〜t9のヘッド基端部Se側の開口端をそのまま空気導入口a1〜a9として用いるようにしてもよく、そのときは、上記開口端をホルダH等の閉塞手段で特別に閉塞する必要はなくなる。
また前記実施例では、ワークWの複数の被検査孔部としての複数のスプール孔部h1〜h9;h10〜h18の内径を全て同径としたものを示したが、本発明では、それらスプール孔部h1〜h9;h10〜h18の一部又は全部が異径であってもよく、これに合わせて測定ヘッドS,S′の軸部Sm,Sm′の外周面も段付きとなる。
また前記実施例では、測定ヘッドSの拡径基端部SeをバルブボディWの外端に係合させることで測定ヘッドSの孔Whへの挿入限界位置を規定するようにしたものを示したが、本発明では、上記拡径基端部Seとは別個独立した位置決め手段により、測定ヘッドSの孔Whへの挿入限界位置を規定するようにしてもよい。
本発明の第1実施例に係る背圧式空気マイクロメータを含む、複数の被検査孔部の内径同時検査システムの一例を示す全体概要図 前記マイクロメータの測定ヘッドをワークの孔に挿入した状態を示す側面図 図2の3−3線拡大断面図 前記測定ヘッドを先部側から見た斜視図 図3の5−5線拡大断面図 図3の6−6線拡大断面図 図3の7−7線拡大断面図 第2実施例に係る背圧式空気マイクロメータの測定ヘッドをワークの孔に挿入した状態を示す、図3に対応した断面図
符号の説明
A・・・・・・圧縮気体源としての圧縮空気源
a1〜a9・・複数の気体導入口としての第1〜第9空気導入口
H・・・・・・閉塞手段としてのホルダ
h1〜h9・・複数の被検査孔部としての第1〜第9スプール孔部
h10〜h18・・複数の被検査孔部としての第10〜第18スプール孔部
i1〜i9・・複数の第1〜第9連絡通路
M,M′・・・背圧式気体マイクロメータとしての背圧式空気マイクロメータ
MO・・・・・表示手段としてのモニター
J・・・・・・ワンタッチジョイント
L1〜L9・・複数の気体導管としての第1〜第9空気導管
O・・・・・・中心線
S,S′・・・測定ヘッド
SA・・・・・圧縮気体供給手段としての圧縮空気供給手段
Se・・・・・基端部
S1〜S9・・背圧検出手段
t1〜t9・・複数の縦通路としての第1〜第9縦通路
V1〜V9・・複数の開閉弁としての第1〜第9開閉弁
W・・・・・・ワークとしてのバルブボディ
Wh・・・・・孔
y1〜y9・・複数の横通路としての第1〜第9横通路

Claims (9)

  1. 互いに同軸上に並ぶ複数の被検査孔部(h1〜h9;h10〜h18)を有してワーク(W)に設けられる孔(Wh)に抜差可能に挿入される測定ヘッド(S,S′)を備え、 前記複数の被検査孔部(h1〜h9;h10〜h18)に対し検査用圧縮気体をそれぞれ噴射した時の背圧に基づいて該複数の被検査孔部(h1〜h9;h10〜h18)の内径を同時に検査するために用いる背圧式気体マイクロメータであって、
    前記測定ヘッド(S,S′)には、前記複数の被検査孔部(h1〜h9;h10〜h18)にそれぞれ対応して該測定ヘッド(S,S′)の外周面に両端が開口するように、該測定ヘッド(S,S′)をその軸方向に相互に間隔をおいて横切る複数の横通路(y1〜y9)と、その複数の横通路(y1〜y9)に内端がそれぞれ開口し且つ外端が該測定ヘッド(S,S′)の基端部(Se)の端面まで該測定ヘッド(S,S′)の軸線方向に沿って直線状に延びる複数の縦通路(t1〜t9)とが形成され、
    前記複数の縦通路(t1〜t9)は、前記測定ヘッド(S,S′)の軸線と直交する投影面で見て、周方向に互いに間隔をおいて環状に配列されて相互に独立しており、
    前記複数の横通路(y1〜y9)は、前記投影面で見て、前記孔(Wh)の中心線(O)と前記複数の縦通路(t1〜t9)とを各々結ぶ相異なる複数の直径線に沿ってそれぞれ直線状に延びており、
    前記測定ヘッド(S,S′)には、前記複数の縦通路(t1〜t9)の外端部を外気から遮断して複数の気体導管(L1〜L9)に個別に連通させる圧縮気体導入手段(SA)が設けられ、それら気体導管(L1〜L9)より前記複数の縦通路(t1〜t9)の外端部に前記検査用圧縮気体を個別に導入可能であることを特徴とする、背圧式気体マイクロメータ。
  2. 前記圧縮気体導入手段(SA)は、前記複数の縦通路(t1〜t9)の外端を閉塞する閉塞手段(H)と、前記測定ヘッド(S,S′)の外面に開口して前記複数の気体導管(L1〜L9)の下流端をそれぞれ接続ジョイント(j1〜j9)を介して接続可能な複数の気体導入口(a1〜a9)と、その複数の気体導入口(a1〜a9)及び前記複数の縦通路(t1〜t9)の外端部間を個別に連通すべく該基端部(Se)内に形成される複数の連絡通路(i1〜i9)とで構成されることを特徴とする、請求項1に記載の背圧式気体マイクロメータ。
  3. 前記測定ヘッド(S,S′)は、先部側よりも大径に形成されていてワーク(W)との係合により該測定ヘッド(S,S′)の挿入限界を規制する拡径基端部(Se)を一体に備え、その拡径基端部(Se)の外周面に前記複数の気体導入口(a1〜a9)が周方向に間隔をおいて配設され、複数の連絡通路(i1〜i9)が前記拡径基端部(Se)内を径方向に延びていることを特徴とする、請求項2に記載の背圧式気体マイクロメータ。
  4. 前記測定ヘッド(S,S′)の基端部(Se)端面には、作業者により把持し得る有底筒状のホルダ(H)が着脱可能に結合され、前記複数の気体導入口(a1〜a9)にそれぞれ接続される複数の気体導管(L1〜L9)が、前記ホルダ(H)の内部を通してその外端より外部に引き出されることを特徴とする、請求項2又は3に記載の背圧式気体マイクロメータ。
  5. 前記ホルダ(H)が前記閉塞手段を兼ねることを特徴とする、請求項3又は4に記載の背圧式気体マイクロメータ。
  6. 前記測定ヘッド(S,S′)は、合金工具鋼を真空焼き入れして形成され、前記複数の縦通路(t1〜t9)及び前記複数の横通路(y1〜y9)はそれぞれ細孔放電加工により形成されることを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載の背圧式気体マイクロメータ。
  7. ワーク(W)の一端に開口する孔(Wh)に設けられて互いに同軸上に並ぶ複数の被検査孔部(h1〜h9;h10〜h18)に対する内径同時検査システムであって、
    前記請求項1〜6の何れか1項に記載の背圧式気体マイクロメータ(M,M′)と、該メータ(M,M′)の測定ヘッド(S,S′)における縦通路(t1〜t9)に前記複数の気体導管(L1〜L9)を介して検査用圧縮気体を供給可能な圧縮気体源(A)と、前記気体導管(L1〜L9)にそれぞれ介装される複数の開閉弁(V1〜V9)と、その各開閉弁(V1〜V9)と測定ヘッド(S,S′)間の各気体導管(L1〜L9)に接続されて前記背圧を検出する背圧検出手段(S1〜S9)と、その背圧検出手段(S1〜S9)の検出結果を表示する表示手段(MO)とを備えたことを特徴とする、複数の被検査孔部の内径同時検査システム。
  8. 前記複数の気体導管(L1〜L9)の途中を纏めてワンタッチで接続・分離可能なワンタッチジョイント(J)を備えたことを特徴とする、請求項7に記載の複数の被検査孔部の内径同時検査システム。
  9. ワーク(W)の一端に開口する孔(Wh)に設けられて互いに同軸上に並ぶ複数の被検査孔部(h1〜h9;h10〜h18)に対する内径同時検査方法であって、
    前記請求項2〜6の何れか1項に記載の背圧式気体マイクロメータ(M,M′)の測定ヘッド(S,S′)を前記孔(Wh)に挿入して、その測定ヘッド(S,S′)の外周面に開口する前記複数の横通路(y1〜y9)の両端開口を該孔(Wh)の前記複数の被検査孔部(h1〜h9;h10〜h18)にそれぞれ対向させる工程と、
    前記測定ヘッド(M)の複数の気体導入口(a1〜a9)に検査用圧縮気体を同時に供給して、前記複数の横通路(y1〜y9)の両端開口より前記複数の被検査孔部(h1〜h9;h10〜h18)に対し検査用圧縮気体を同時に噴射する工程と、
    その噴射時の背圧を測定し、その測定された背圧に基づいて前記複数の被検査孔部(h1〜h9;h10〜h18)の内径の適否を判定する工程とを含むことを特徴とする、複数の被検査孔部の内径同時検査方法。
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