JP7334101B2 - 耐圧試験機 - Google Patents

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Description

本発明は、高温物搬送用分割ロールの軸受などのような水冷式軸受に内蔵された冷却水経路の耐水圧試験に使用される耐圧試験機に関する。
製鉄所において高温のスラブを搬送するエリアなどにおいては、例えば、図15に示すような、高温物搬送用分割ロール500が使用されている。図15,図16に示すように、高温物搬送用分割ロール500においては、水冷式軸受架台505上に、3本のロール501a,501b,501cが同一直線をなすように取り付けられ、それぞれのロール501a,501b,501cの両端部に水冷式軸受10が配置されている。
なお、図15に示すように、稼働中の高温物搬送用分割ロール500において、ロール501a,501b,501cの両端部に配置された水冷式軸受10はそれぞれ着脱可能なカバー13で覆われている。
図17~図20に示すように、水冷式軸受10においては、冷却水を流通させるための通水路11が内蔵され、通水路11と連通する複数の開口部12,12が底面14に開設されている。図17,図18に示すように、水冷式軸受10の正面下方には、軸受面15に潤滑油を供給するための給由口16と、軸受面15を循環した潤滑油を排出するための排油口17と、が設けられている。また、水冷式軸受10の底面14には、水冷式軸受10の軸心10cと平行をなす凹溝19が設けられ、この凹溝19を挟んで対称をなす位置にそれぞれ雌ネジ孔18,18が設けられている。
図19,図20に示すように、通水路11は、底面14の開口部12,12からそれぞれ垂直に立ち上る垂直部11a,11aと、垂直部11a,11aの上端からそれぞれ左右側面方向に延びる水平部11b,11bと、軸受面15の外周部分を包囲するとともに水平部11b,11bを連通する倒立U字状の周回部11cと、を備えている。
図15に示すように、稼働中の高温物搬送用分割ロール500に対して、矢線V方向から冷却水が供給され、供給された冷却水は図15中のロール501aの左端の水冷式軸受10(図20参照)の一方の開口部12から垂直部11a内に流入し、水平部11b、周回部11c、他方の水平部11b及び垂直部11aを経由して他方の開口部12から流出する。
ロール501aの左端の水冷式軸受10から流出した冷却水は、通水管502内を流動してロール501aの右端の水冷式軸受10(図20参照)の一方の開口部12から流入して通水路11内を一巡して他方の開口部12から流出し、隣接するロール501bの左端の水冷式軸受10(図20参照)の一方の開口部12から流入して通水路11内を一巡して他方の開口部12から流出する。
ロール501bの左端の水冷式軸受10から流出した冷却水は、通水管503内を流動してロール501bの右端の水冷式軸受10(図20参照)の一方の開口部12から流入し、以下、前述と同様のルートを経由し、通水管504内を流動し、最終的には、ロール501cの右端の水冷式軸受10(図20参照)の他方の開口部12から流出し、矢線W方向に排水される。
ところで、図15に示す高温物搬送用分割ロール500を構成する水冷式軸受10については、定期的なメンテナンスが行われた場合、あるいは、緊急的な補修などが行われた場合、メンテナンス後(補修後)の水冷式軸受10に対し、通水路11の耐水圧を確認するため耐圧試験が行われている。
従来の耐圧試験においては、図21に示すような、試験用治具20が使用されている。試験用治具20は、水冷式軸受10を載置可能な支持盤21と、支持盤21内に設けられた複数の通水経路(図示せず)と連通する給水管22並びに排水管23を備え、給水管22の途中には開閉バルブ26が取り付けられている。支持盤21の上面には給水管22と連通する接続部24と、排水管23と連通する接続部25とが開設されている。また、支持盤21には複数の貫通孔27,27が開設されている。
図21に示すように、試験用治具20の支持盤21上に水冷式軸受10を載置すると、図18に示す水冷式軸受10の底面14の複数の開口部12,12がそれぞれ支持盤21の接続部24,25と同軸上で接続され、同じく、底面14の複数の雌ネジ孔18,18が支持盤21の複数の貫通孔27,27と同軸上で連通される。
このように、試験用治具20の支持盤21上に水冷式軸受10を載置した後、支持盤21の下面側から貫通孔27,27に向かって雄ネジ28,28を差し込み、それぞれ雌ネジ孔18,18に螺合させて締め付けると、水冷式軸受10が支持盤21に固定される。
この後、開閉バルブ26を開いて、所定の給水源(図示せず)から給水管22を経由して圧送された試験水を水冷式軸受10の通水路11(図20参照)内に充填し、排水管23側を閉止し、通水路11内に所定の水圧が生じた状態で所定時間保持し、保持中の通水路11からの漏水の有無を確認することにより、耐圧試験の合否判断が行われている。
一方、本発明とは技術分野が異なるが、高圧送水ホースや高圧送水ホース端末部などの耐圧試験に使用される機材として、例えば、特許文献1に記載された「消防用送水管耐圧試験機」や、特許文献2に記載された「消防用ホース端末部耐圧試験機」などがある。
特開2004-154332号公報 特開2005-221475号公報
図21に示すように、従来の試験用治具20を用いた耐圧試験においては、一つの試験用治具20で1台の水冷式軸受10の耐圧試験しか実行できないので、試験作業の効率が悪いという問題がある。
また、水冷式軸受10を試験用治具20にセットする場合、水冷式軸受10を天地逆に反転させ、底面14(図18参照)を上に向けた状態にしなければ、雄ネジ28,28の螺着作業などを行うことができないので、反転作業にも多大な労力が費やされている。
さらに、試験用治具20による耐圧試験中は、互いに一体化した水冷式軸受10及び試験用治具20を所定姿勢に保持するために、別途、姿勢保持手段を設けなければならないので、この固定作業にも多大な労力が必要である。
一方、特許文献1に記載された「消防用送水管耐圧試験機」や特許文献2に記載された「消防用ホース端末部耐圧試験機」は、それぞれ消防用送水管や消防用ホース端末部の耐圧試験を行うために特化されたものであるため、図15~図19に示す水冷式軸受の耐圧試験に使用することはできない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、水冷式軸受の耐圧試験を効率化することができ、水冷式軸受の着脱作業を容易且つ安全に行うことができ、水冷式軸受の姿勢保持手段を別途設ける必要もない、耐圧試験機を提供することにある。
本発明に係る耐圧試験機は、
冷却水を流通させるための通水路が内蔵され、前記通水路と連通する複数の開口部が底面に開設された構造を有する水冷式軸受の前記通水路の耐圧機能を試験する耐圧試験機であって、
複数の水冷式軸受を載置可能な試験台と、
前記水冷式軸受を前記試験台に着脱可能に固定する固定手段と、
前記試験台を一定姿勢に保つ保持手段と、
前記試験台の上面において、前記試験台に載置される水冷式軸受の複数の開口部とそれぞれ接続可能な位置に開設された複数の接続口と、
前記接続口を経由して前記水冷式軸受の通水路に試験液体を充填するため前記試験台に設けられた給液経路と、を備えたことを特徴とする。
前記耐圧試験機においては、前記給液経路を前記試験台の内部に設けることができる。
前記耐圧試験機においては、前記給液経路を前記試験台の下方に設けることもできる。
前記耐圧試験機においては、前記固定手段として、前記水冷式軸受の下面側に開設された雌ネジ孔と、前記試験台を貫通して前記雌ネジ孔に螺着可能な雄ネジと、を設けることができる。
前記耐圧試験機においては、前記試験台及び前記保持手段を搬送可能な車輪を設けることもできる。
本発明により、水冷式軸受の耐圧試験を効率化することができ、水冷式軸受の着脱作業を容易且つ安全に行うことができ、水冷式軸受の姿勢保持手段を別途設ける必要もない、耐圧試験機を提供することができる。
本発明の実施形態である耐圧試験機を示す一部省略平面図である。 図1に示す耐圧試験機を矢線P方向から見た一部省略側面図である。 (a)は図2中のA-A線方向から見た正面図であり、(b)は図2中のB-B線における一部省略断面図であり、(c)は図2中のC-C線における一部省略断面図である。 図1に示す耐圧試験機の試験台に水冷式軸受をセットする過程を示す一部省略斜視図である。 図1に示す耐圧試験機の試験台に水冷式軸受をセットし、台車に搭載した状態を示す一部省略斜視図である。 図5に示す耐圧試験機の一部省略側面図である。 図6中の矢線Q方向から見た耐圧試験機の一部省略正面図である。 本発明のその他の実施形態である耐圧試験機の試験台に水冷式軸受をセットした状態を示す一部切断側面図である。 図8中の矢線R方向から見た一部切欠正面図である。 図8に示すD-D線から見た耐圧試験機の一部省略平面図である。 図8中の矢線S方向から見た耐圧試験機の一部省略底面図である。 本発明のその他の実施形態である耐圧試験機の試験台に水冷式軸受をセットした状態を示す一部切断側面図である。 図12中のE-E線から見た対圧試験機の一部省略平面図である。 図12中の矢線T方向から見た耐圧試験機の一部省略底面図である。 高温物搬送用分割ロールを示す一部省略斜視図である。 図15中の矢線U方向から見た高温物搬送用分割ロールの一部省略拡大図である。 図16に示す高温物搬送用分割ロールを構成する水冷式軸受の正面図である。 図17に示す水冷式軸受の一部省略底面図である。 図17中のF-F線における一部省略断面図である。 図19中のG-G線における水冷式軸受の一部省略断面図である。 図17に示す水冷式軸受を従来の耐圧試験機にセットする過程を示す一部省略斜視図である。
以下、図1~図14に基づいて、本発明の実施形態である耐圧試験機100,200,300について説明する。
初めに、図1~図7に基づいて耐圧試験機100について説明する。図4,図5に示すように、本実施形態に係る耐圧試験機100は、複数の水冷式軸受10の通水路11の耐圧機能を同時に試験することができる機器である。水冷式軸受10は、図17~図20に基づいて説明した前述の水冷式軸受10と同じ構造、機能を有するものであるため、説明を省略する。
図1~図5に示すように、耐圧試験機100は、複数の水冷式軸受10を載置可能な複数の試験台1L,1Rと、水冷式軸受10を試験台1L,1Rに着脱可能に固定する固定手段である雌ネジ孔18及び雄ネジ28と、試験台1L,1Rを一定姿勢に保つ保持手段である保持プレート2及び台車3と、試験台1L,1Rの上面1aにおいて試験台1L,1Rに載置される水冷式軸受10の底面14の複数の開口部12,12(図18参照)とそれぞれ接続可能な位置に開設された複数の接続口4,4と、接続口4,4を経由して水冷式軸受10の通水路11に試験液体を充填するため試験台1L,1Rに内蔵された給液経路5と、を備えている。
試験台1L,1Rには、雄ネジ28を挿通するための複数の貫通孔6が開設され、試験台1L,1Rの上面1aにはそれぞれ凸条部7が設けられている。水冷式軸受10を試験台1L,1Rにセットする際に、水冷式軸受10の底面14の凹溝19(図17参照)と凸条部7とが互いに嵌合する。
図1,図2に示すように、耐圧試験機100においは、2台の試験台1L,1Rが同一平面上に配列され、試験台1L,1Rは2本の管状体8,8で連結されている。図1において試験台1Lの左側に内蔵された給液経路5aには給液管21が接続され、試験台1Rの右側に内蔵された給液経路5dには排液管23が接続されている。また、試験台1Lの右側に内蔵された給液経路5bと、試験台1Rの左側に内蔵された給液経路5cとは、管状体8内に挿通された通液管22により連通されている。図4に示すように、給液管21及び排液管23にはそれぞれ開閉弁21v,23vが設けられている。
図5~図7に示すように、耐圧試験機100においては、複数の車輪31を有する台車3の載荷部32に立設された保持プレート2上に試験台1L,1Rの下面が固着され、これによって試験台1L,1Rが一定姿勢(水平姿勢)に保持されている。台車3の車輪31は回転自在であるため、作業者(図示せず)はハンドル33を握って押したり、引いたりすることにより耐圧試験機100を任意の場所まで搬送することができる。
ここで、図4,図5に基づいて、耐圧試験機100の使い方について説明する。図4に示すように、試験台1L,1Rの上面1aにそれぞれ水冷式軸受10を載置し、試験台1L,1Rの下方から貫通孔6に向かって雄ネジ28を差し込み、水冷式軸受10の雌ネジ孔18に螺着すると、水冷式軸受10が試験台1L,1Rに固定される。このとき、図5に示すように、保持プレート2の存在により、試験台1L,1Rの下面と台車3の載荷部32との間には所定の隙間が形成されているため、雄ネジ28の螺着作業は容易かつ安全に行うことができる。
試験台1L,1Rに対して複数の水冷式軸受10がセットされたら、給液管21を給液手段(例えば、給水設備)に接続し、排液管23を排液手段(例えば、排水設備)に接続した後、開閉弁21v,23vを開いて、試験液体(例えば、水)を複数の水冷式軸受10の通水路11(図20参照)に流入させる。
全ての水冷式軸受10の通水路11に試験液体が充填されたことが確認されたら、開閉弁23vを閉じ、複数の水冷式軸受10の通水路11に所定の液圧が生じた状態とする。この状態で一定時間保持し、それぞれ水冷式軸受10からの漏液の有無を確認することによって耐圧試験の合否を判断する。
耐圧試験が終わったら、開閉弁21vを閉じ、開閉弁23vを開いて、水冷式軸受10の通水路11内の試験液体を排出する。この後、雄ネジ28を緩めて水冷式軸受10の雌ネジ孔18から離脱させれば、水冷式軸受10を試験台1L,1Rから取り外すことができる。
このように、耐圧試験機100は複数の水冷式軸受10の耐圧試験を同時に行うことができるので、耐圧試験を効率化することができる。また、耐圧試験機100においては、水平状態に保持された試験台1L,1Rの上面1aに対して水冷式軸受10を正立姿勢のままで着脱することができるので、水冷式軸受10の着脱作業を容易且つ安全に行うことができ、水冷式軸受の姿勢保持手段を別途設ける必要もない、
なお、耐圧試験機100は、2台の試験台1L,1Rを備えているが、これに限定するものではないので、3台以上の試験台を設けることもできる。
次、図8~図11並びに図12~図14に基づいて耐圧試験機200,300について説明する。なお、耐圧試験機200,300の構成部分において、前述した耐圧試験機100の構成部分と共通する部分については、図1~図7中に記載した符号と同符号を付して説明を省略する。
図8~図11に示す耐圧試験機200においては、複数(4個)の水冷式軸受10を載置可能な1台の試験台201を備え、試験台201の上面201aに載置される複数の水冷式軸受10の通水路11(図20参照)に試験液体を充填するための給液経路(給液管202、排液管203)が試験台201の下方に露出状態で設けられている。給液管202及び排液管203の端部にはそれぞれ開閉弁202v,203vが設けられている。
試験台201に対する水冷式軸受10の固定手段は、前述した耐圧試験機100と同様に、雌ネジ孔18及び雄ネジ28であるが、耐圧試験機200においては、試験台201の下面201bと雄ネジ28の頭部との間に管状のスペーサ29が嵌装されている。
試験台201の上面201aに複数の水冷式軸受10をセットした後、給液管202、排液管203の端部をそれぞれ給液手段、排液手段に接続し、開閉弁202v,203vを開いて、複数の水冷式軸受10の通水路11(図20参照)に試験液体を充填した後、排液管203の開閉弁203vを閉じ、複数の水冷式軸受10の通水路11に所定の液圧が生じた状態とする。この状態で一定時間保持し、それぞれ水冷式軸受10からの漏液の有無を確認することによって耐圧試験の合否を判断することができる。
耐圧試験機200においては、給液経路(給液管202、排液管203)が試験台201の下方に露出状態で設けられ、複数の水冷式軸受10の通水路11を並列状に連通した状態で液圧を加えることができる。なお、給液管202並びに排液管203は同じ構造、機能を有しているため、互いに逆に使用することもできる。
耐圧試験機200は、前述した耐圧試験機100と同様の機能並びに作用効果を発揮する。
次に、図12~図14に基づいて耐圧試験機300について説明する。なお、耐圧試験機300の構成部分において前述した耐圧試験機200と共通する部分については、図8~図11中の符号と同符号を付して説明を省略する。
図12~図14に示す耐圧試験機300においては、複数(3個)の水冷式軸受10を載置可能な1台の試験台301を備え、試験台301の上面301aに載置される複数の水冷式軸受10の通水路11(図20参照)に試験液体を充填するための給液経路(給液管302、排液管303)が試験台301の下方に露出状態で設けられている。給液管302及び排液管303の端部にはそれぞれ開閉弁302v,303vが設けられている。
試験台301の上面301aに複数の水冷式軸受10をセットした後、給液管302、排液管303の端部をそれぞれ給液手段、排液手段に接続し、開閉弁302v,303vを開いて、複数の水冷式軸受10の通水路11(図20参照)に試験液体を充填した後、排液管303の開閉弁303vを閉じ、複数の水冷式軸受10の通水路11に所定の液圧が生じた状態とする。この状態で一定時間保持し、それぞれ水冷式軸受10からの漏液の有無を確認することによって耐圧試験の合否を判断することができる。
耐圧試験機300の機能並びに作用効果は、前述した耐圧試験機100,200と同様であるが、耐圧試験機300の優れている点は、耐圧試験機200よりもコンパクトであることである。
なお、図1~図14に基づいて説明した耐圧試験機100,200,300は本発明に係る耐圧試験機を例示するものであり、本発明に係る耐圧試験機は、前述した耐圧試験機100,200,300に限定されない。
本発明に係る耐圧試験機は、高温物搬送用分割ロールを使用する製鉄所やその他の製造業などの産業分野において広く利用することができる。
1L,1R,201,301 試験台
1a,201a,301a 上面
2 保持プレート
3 台車
4 接続口
5,5a,5b,5c,5d 給液経路
6 貫通孔
7 凸条部
8 管状体
10 水冷式軸受
11 通水路
11a 垂直部
11b 水平部
11c 周回部
12 開口部
13 カバー
16 給油口
17 排油口
18 雌ネジ孔
19 凹溝
21 給液管
21v,23v,202v,203v,302v,203v 開閉弁
22 通液管
23 排液管
28 雄ネジ
30 台車
31 車輪
32 載荷部
33 ハンドル
201b,301b 下面

Claims (5)

  1. 冷却水を流通させるための通水路が内蔵され、前記通水路と連通する複数の開口部が底面に開設された構造を有する水冷式軸受の前記通水路の耐圧機能を試験する耐圧試験機であって、
    複数の水冷式軸受を載置可能な試験台と、
    前記水冷式軸受を前記試験台に着脱可能に固定する固定手段と、
    前記試験台を一定姿勢に保つ保持手段と、
    前記試験台の上面において、前記試験台に載置される水冷式軸受の複数の開口部とそれぞれ接続可能な位置に開設された複数の接続口と、
    前記接続口を経由して前記水冷式軸受の通水路に試験液体を充填するため前記試験台に設けられた給液経路と、
    前記給液経路の一端に接続される通液管と、前記給液経路の他端に接続される排液管と、
    前記通液管および前記排液管に設けられる開閉弁であり、閉じることで、試験液体により前記通水路に所定の液圧が生じた状態とする開閉弁と、
    を備えた耐圧試験機。
  2. 前記給液経路を前記試験台の内部に設けた請求項1記載の耐圧試験機。
  3. 前記給液経路を前記試験台の下方に設けた請求項1記載の耐圧試験機。
  4. 前記固定手段として、前記水冷式軸受の下面側に開設された雌ネジ孔と、前記試験台を貫通して前記雌ネジ孔に螺着可能な雄ネジと、を備えた請求項1~3の何れかの項に記載の耐圧試験機。
  5. 前記試験台及び前記保持手段を搬送可能な車輪を設けた請求項1~4の何れかの項に記載の耐圧試験機。
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