JP2008500891A - 濾過器用の濾過プレート組立体 - Google Patents

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Abstract

スラリーから固体成分及び液体成分を分離するように構成された濾過器(20)。濾過器(20)は、複数の濾過チャンバー(70)を画成するように協働する複数の濾過プレート組立体(46)を含んでおり、濾過チャンバー(70)のそれぞれは、濾過プレート(68)が互いに関して閉鎖位置にあるときに開放部分(98)を持つ周辺部(96)を画成している。それぞれの濾過プレート組立体(46)は、開放部分(98)を閉鎖するように構成された閉鎖体(104)を含んでいる。好ましくは、閉鎖体(104)は、濾過プレート(68)を引き離すことなく、粒子状ケーキが濾過チャンバー(70)から取り出されることを許容するように、開放位置へ移動可能となっている。

Description

関連出願
この出願は、2004年12月20日付けで出願された出願番号第11/027,203号(2004年3月9日付けで出願された米国仮特許出願第60/551,442号の優先権を主張するもの)の継続出願である。
引用による組み込み
上記で引用した先行出願の全体は、ここで引用されることにより組み込まれたものとされ、この明細書の一部となる。
背景
発明の分野
本発明は、概して、混合物から固体成分及び液体成分を分離する分野に関連する。より具体的には、本発明は、改良された濾過プレート組立体及びそれに関連する方法及び濾過装置に関連する。
関連技術の説明
液体−固体混合物すなわちスラリーの液体成分及び固体成分を分離することは、多くの産業において必要な又は望ましいプロセスである。多くの濾過の用途において、スラリーは廃棄物であり、且つ、固体物体及び液体物体に分離し、それらを個別に処分することが望ましい。しばしば、固体成分は有害な材料であり、液体成分は再利用又はリサイクルされる。他の用途においては、例えばジュース産業のようなところでは、液体成分は最終生成物となるであろう。このような用途において、固体成分は、ジュースに対して純度及び透明度を与えるために液体から望ましく分離される。
液体と固体とを分離する一つの方法は、表面濾過として知られている。表面濾過プロセスにおいて、液体−固体混合物は、重力又は比較的低い圧力の影響下で、濾過要素を通過する。混合物の液体成分が濾過要素を通過する一方で、固体成分は主として濾過要素の表面上に保持される。しかしながら、この種類の濾過プロセスでは、いったん濾過要素の表面が固体粒子状物体で実質的に覆われると、液体はもはや濾過要素を通過することができない。濾過要素は、このため、清掃されるか、又は、取り替えられなければならない。従って、表面濾過プロセスは、低濃度の固体物体を有するスラリーを濾過するためにのみ有用である。
比較的高濃度の固体物体を有するスラリーを濾過する他の方法は、移動濾過原理下で動作する、濾過プレス(フィルタープレス)として知られる装置を用いるものである。濾過プレスは、互いに隣接して配置される一連の濾過プレートを利用する。濾過プレートのそれぞれの対の間に空間が画成され、且つ、それぞれの空間は、濾過媒体で覆われている。典型的には、それぞれの濾過プレートは、それぞれの対のプレートの間の全ての空間が互いに連通することを許容する中央開口を含んでいる。入口は、濾過媒体の上流側の相互接続空間へスラリーを導入するために設けられている。一つ又はそれよりも多くの出口は、濾過媒体の下流側のそれぞれの空間と連通している。
スラリーは、濾過プレートの間の個別の空間の全てを満たすために、入口を介して導入される。いったん空間が満たされたら、入ってくるスラリーの送出圧力は、液体成分が濾過媒体を介して移動し、且つ、固体粒子状物体が濾過媒体の上流の空間内で保持されるように、増加する。濾過された液体すなわち濾過物は、出口へ移動し、ここで排出される。濾過サイクルは、それぞれの空間が実質的に固体状物体で満たされるまで続く。従って、濾過プレスは、表面濾過方法の場合のように濾過媒体の表面積に依存するというよりはむしろ、実質的に空間の全容積を利用するものである。
濾過サイクル後にそれぞれの個別の空間内に残る固体粒子状「ケーキ」は、その後の濾過サイクルの準備のために取り出されなければならない。粒子状ケーキの取り出しは、手作業で、又は、場合によっては自動的に達成される。いずれの場合でも、濾過プレートは、粒子状ケーキが濾過キャビティから排出されることを許容するように、少なくとも粒子状ケーキの厚さに等しい距離だけ互いから引き離されなければならない。100以上もの多数の個別のプレートが使用されるので、清掃プロセスは、非常に時間がかかるものとなり、且つ、これにより、濾過プレスが利用されていない過剰な休止時間がもたらされることとなる。その上、濾過プレスは、プレートを引き離すための空間を与えるために、濾過プレートの長さよりも実質的に長くなければならない。さらにまた、引き離される必要がある多数のプレートを提供することとなるため、既存の濾過プレスで採用されている、完全に自動化された濾過清掃システムは、複雑なものとなり、且つ、しばしば途方もなく高価なものとなる。
発明の概要
好ましい実施形態及び方法は、費用に対して最も効率のよい方法で、濾過プレスのための自動的なケーキの排出を許容するものである。好ましい実施形態及び方法は、個別の濾過プレートが密集位置すなわち圧縮位置に維持されている状態で、粒子状ケーキが濾過プレスの濾過チャンバーから排出されることを許容するものである。すなわち、好ましくは、ケーキの排出は、粒子状ケーキの厚さよりも短い距離だけ引き離された個別の濾過プレートによって許容されるものである。より好ましくは、個別の濾過プレートは、粒子状ケーキの排出中に、互いに接触した状態に維持される。
一つの実施形態において、濾過プレート組立体は、第1濾過プレート及び第2濾過プレートを含んでいる。第1濾過プレートは、第1表面を有し、第2濾過プレートは、第1表面に対向する第2表面を有している。第1濾過プレート及び第2濾過プレートは、互いに関して開放位置と閉鎖位置との間で移動可能である。濾過プレートが閉鎖位置にあるときに、第1表面の内側部分は、周辺部を有する濾過チャンバーを第1表面と第2表面との間に画成するように、第2表面の内側表面から離間している。濾過プレート組立体は、第1濾過プレートと第2濾過プレートとの間にシールを作り出して、これにより周辺部にシール部分を画成することが可能である。シール部分は、濾過プレート組立体がまた周辺部の開放部分を画成するように、周辺部の全体の長さよりも短い長さだけ延びている。開放部分は、粒子状ケーキが濾過チャンバーから取り出されることを許容するようにその寸法及び形状が決められている。濾過プレート組立体は、また、開放部分を閉鎖する第1位置と開放部分を閉鎖しない第2位置との間で移動可能であるように構成された閉鎖体を有している。閉鎖体はさらに、第1位置において周辺部の開放部分をシールすることが可能である。
他の実施形態において、濾過方法は、濾過プレート組立体により、シールされた濾過チャンバーを形成することを含む。濾過プレート組立体は、第1濾過プレート、第2濾過プレート及び閉鎖体を有している。第1濾過プレート及び第2濾過プレートは、濾過チャンバーを部分的に閉鎖して、これにより前記濾過チャンバーの開放部分を画成するように、互いに関して開放位置から閉鎖位置まで移動可能である。閉鎖体は、シールされた濾過チャンバーの開放部分を閉鎖するように構成されている。スラリーは、濾過チャンバーへ導入される。スラリーの液体は、濾過チャンバーの少なくとも一部分を覆う濾過媒体を介して、濾過チャンバー内で粒子状ケーキが形成されるまで押し込まれるが、この粒子状ケーキは、濾過チャンバーの実質的な部分を占有する。閉鎖体は、閉鎖位置において第1濾過プレート及び第2濾過プレートを維持しながら取り出され、且つ、粒子状ケーキは、濾過チャンバーの開放部分を介して排出される。
さらに他の実施形態において、濾過プレスは、支持表面を含むフレームを有している。濾過プレスは、静止ヘッドと、可動ヘッドと、複数の濾過プレートとを有している。濾過プレートは、静止ヘッドと可動ヘッドとの間にて支持表面により支持されている。複数の濾過プレートは、引き離し位置と圧縮位置との間で支持表面に沿って互いに関して移動可能である。力生成器は、可動ヘッドと静止ヘッドとの間にて複数の濾過プレートを締め付けるように、静止ヘッドへ向かう方向に可動ヘッドに対して力を印加するように構成されている。濾過プレートの隣接した対は、力生成器が複数の濾過プレートの間にシールを作り出すのに十分な力を印加したときに、部分的にシールされた濾過チャンバーを形成するように構成されている。濾過チャンバーの周辺部は、開放部分を有している。閉鎖体は、開放部分を閉鎖するように構成されている。閉鎖体は、複数の濾過プレートが圧縮位置にある状態で、粒子が濾過チャンバーから取り出されることを許容するように開放部分から取り出されることが可能である。
好ましい実施形態は、濾過プレートの濾過チャンバー部分の境界となる溝を含む濾過プレート用の濾過媒体組立体である。濾過媒体組立体は、濾過媒体部分及びシールを含んでいる。濾過媒体部分は、濾過媒体部分を介して液体が通過することを許容するとともに、濾過媒体部分を介して粒子状物体が通過することを抑制するように構成されている。シールは、前記濾過媒体部分の周縁部に固定されるとともに、濾過プレートの溝内に受け入れられるように構成されている。
本濾過プレス組立体についての、これらの及び他の特徴、観点及び利点は、好ましい実施形態の図面に関連して説明される。これらの実施形態は、本発明を説明するものではあるが、本発明を限定するものではない。図面は18の図を含んでいる。
発明を実施するための形態
好ましい実施形態の詳細な説明
濾過プレスは、スラリー又はスラッジのような液体−固体混合物から液体成分及び固体成分を分離するのに使用される。例えば、ここで説明される濾過プレスは、概して参照符号20により言及されるものであり、プロセス流体、産業廃棄物、都市廃棄物を濾過したり、又は、他の装置での成分分離を実行したりするために使用され得るものである。濾過プレス20は、また、各種の他の産業で使用されてもよい。
濾過プロセス中に、濾過プレス20により画成された濾過チャンバー内で、固体が堆積し、且つ、粒子状(バルク)ケーキを形成する。濾過プレス20は、好ましくは、以下でより詳細に説明されるように、濾過プレートが互いから完全に引き離される必要がなく、濾過チャンバーからケーキを素早く排出するための機構を含んでいる。例えば、一つの構成において、ケーキは、濾過チャンバーへのアクセスを許容する可動閉鎖体を使用することにより、濾過プレスから取り出されることが可能である。ここで開示されている方法及び構造は、濾過プレスの文脈で説明されているが、ここでの開示の観点から当業者に明らかとなるであろう、任意の幅広い種類の濾過用途での応用にも向けられるものである。さらに、当業者であれば、以下に開示される多くの実施形態又はその部分が変更されたり、及び/又は、さらなる実施形態を形成するように互いに組み合わされてもよいということ、及び、どの単一の特徴も濾過プレスの動作にとって本質的なものではないということを理解するであろう。従って、以下に説明される濾過プレス組立体の特定の特徴及び観点は、また、各種の他の濾過装置でも使用されるとよい。
図1は、スラッジ又はスラリーの固体成分及び液体成分を分離するように構成された濾過プレス20を図示している。好ましくは、濾過プレス20は、エンドスタンド22、濾過プレート集成体24及びヘッドスタンド26を含んでいる。濾過プレート集成体24は、エンドスタンド22とヘッドスタンド26との間に配置されている。一対のレール28は、エンドスタンド22とヘッドスタンド26との間に延びており、且つ、好ましくは、濾過プレート集成体24を支持している。図示された構成において、濾過プレート集成体24のそれぞれの濾過プレートは、もし所望であれば、個別の濾過プレートの一つ又はそれよりも多くのものを取り除いたり又は取り替えたりすることを許容するために、又は、濾過媒体へのアクセスを与えるために、他の濾過プレートから引き離されてもよい。しかしながら、その代わりとして、濾過プレートが一緒に接続されて、所望に応じて、濾過プレート間の相対的な移動を許容するか又は抑制するかのいずれかがなされるように構成されてもよい。一つの構成において、濾過プレート集成体の一部分又は全ては、材料の単一で一体的な部品から作り上げられてもよい。
一般に、濾過プレス20は、濾過プレート集成体24の濾過キャビティを介してスラリーを通過させるものであるが、濾過プレート集成体24は、スラリーの固体成分を保持し且つ液体成分が濾過プレート集成体24から出ることを許容すなわち濾過するために、濾過媒体を利用している。収集された固体成分は、それぞれの濾過キャビティ内で、粒子状材料のケーキを形成するように堆積する。濾過サイクルの最後において、ケーキは、濾過プレート集成体24から取り出されることが可能であり、その結果、その後の濾過サイクルが実行されることが可能となる。
エンドスタンド22は、好ましくは、コントローラ30、ハウジング32、及び油圧力ユニット34のような力生成器を含んでいる。油圧力ユニット34は、好ましくは、濾過プレート集成体24のそれぞれの濾過プレートの間にシールを作り出すのに十分なレベルの締付力を濾過プレート集成体24へ印加するように構成されている。エンドスタンド22は、また、一対のレール28の一側端部を支持しており、且つ、好ましくは、少なくとも油圧力ユニット34の油圧シリンダー36の一部を含む、油圧力ユニット34の一部分を収容している。
好ましくは、コントローラ30は、使用者が濾過プレス20の動作パラメータを制御することを許容するように構成されている。例えば、一つの構成において、コントローラ30は、スラリー供給パラメータ(スラリーの供給圧力又は流量のようなもの)の調節、及び濾過プレート集成体24を締め付ける際に油圧シリンダー36により加えられる力の調節を許容する数値制御器である。図示された実施形態において、コントローラ30は、ハウジング30の頂部に配置されている。しかしながら、コントローラ30は、コントローラ30への容易なアクセスを与えるように、他の適切な位置に設けられることが可能である。
図示された実施形態において、ハウジング32は、油圧力ユニット34をおおよそ収容する内部チャンバー39を画成している。ハウジング32は、好ましくは、油圧力ユニット34への容易なアクセスを与える扉41を含んでいる。当業者であれば、油圧力ユニット34の少なくとも一部分を収容するのに適切であるようなハウジング32の各種の形状及び配置構成があることを理解するであろう。幾つかの構成において、ハウジング32は、必要とされないか又は望ましくないかもしれない。
油圧力ユニット34は、濾過プレート集成体24の少なくとも一部分に対して力を印加するように油圧シリンダー36に圧力をかけるように構成されている。図示された実施形態において、油圧シリンダー36は、本体38と、本体38の一側端部から外側へ延びるシャフトすなわちピストンロッド40とを有している。ピストンロッド40は、濾過プレート集成体24に対して締付力を選択的に印加したり又は解放したりするために、本体38からみて内側及び外側へ移動することが可能である。
好ましくは、ピストンロッド40の露出端部は、可動ヘッド42に連結されており、この可動ヘッド42は、濾過プレート集成体24のうちヘッドスタンド26の反対側の端部に一対のレール28により支持されている。ピストンロッド40は、静止ヘッド44(好ましくはヘッドスタンド26により支持されている)へ向けて濾過プレート集成体24に対して締付力を選択的に印加するために、可動ヘッド42をレール28に沿って移動させるように構成されている。従って、油圧シリンダー36は、濾過プレート集成体24を選択的に圧縮したり又は解放したりするために、エンドスタンド22へ向けて又はそれから離れるように可動ヘッド42を濾過プレス20の長手方向軸に沿って移動させることが可能である。
好ましくは、濾過プレート集成体24は、概して参照符号46により言及される、少なくとも一つの濾過プレート組立体を含んでいる。より好ましくは、濾過プレート集成体24は、スラリーから固体を濾過するように協働する複数の濾過プレート組立体46を含んでいる。望ましくは、それぞれの個別の濾過プレートは、端部の濾過プレートを除いて、それぞれの隣接した濾過プレートと濾過キャビティを形成するものである。従って、濾過プレート組立体46のそれぞれの個別の濾過プレートは、以下でより詳細に説明されるように、端部のプレートを除いて、二つの別個の濾過プレート組立体46の一部を形成するものである。
スラリー源48は、図1のスラリーライン50で示されているように、濾過プレス20に対して、より具体的には濾過プレート集成体24に対して、スラリーを提供するものである。図示された実施形態において、スラリー源48により提供されたスラリーは、濾過プレート集成体24の隅部に配置された供給通路52を通過する。代替的な構成において、供給通路52は、図4を参照して以下に説明されるように、濾過プレート集成体24の中央部分を通るように配置されていてもよい。
供給通路52は、濾過プレート集成体24のそれぞれの濾過キャビティ内へスラリーを導入するものである。スラリーが濾過プレート集成体24を通過するときに、ある量のスラリーは、図1の矢印53で示されているように、濾過プレート組立体46内にある濾過キャビティを満たすように供給通路52から放射状に流れる。スラリーは、それが供給通路から進み出た後に濾過媒体を通過することにより濾過されるが、この濾過媒体は、スラリーの固体成分を保持するとともに、スラリーの液体成分すなわち濾過物が複数の出口通路56のうちの一つの開口54内へ進むことを許容するものである。濾過物は、濾過媒体の下流側にあるそれぞれの濾過キャビティと連通するとともにヘッドスタンド26を通過する、出口通路56を介して流れる。濾過物は、収集されるか又は所望のように使用されるように、出口58から排出される。
図示された実施形態において、濾過プレート組立体46は、閉鎖位置すなわち圧縮位置と引き離し位置との間で略水平方向軸に沿って移動可能である、垂直方向に向くプレートである。しかしながら、代替的な構成において、濾過プレート組立体46は、図18を参照して以下に説明されるように、垂直方向に積み重ねられてもよいし、又は、任意の他の適切な向きであってもよい。濾過プレート集成体24を形成する濾過プレート組立体46の数は、濾過プレス20の所望の収容能力に依存して大きく変化し得るものである。一般に、それぞれの濾過サイクル中に相当量のスラリーを濾過することが意図される濾過プレス20に対しては、多数の濾過プレート組立体46が設けられるが、一方で、より低量の濾過用途に対しては、すなわち濾過されるべきスラリーが比較的低濃度の固体を有する場合には、より少ない数の濾過プレート組立体46で十分であるであろう。さらにまた、濾過プレート組立体46は、また、所望の収容能力を与えるようにその寸法が変化してもよい。好ましくは、濾過プレート組立体46は、約18インチから約58インチの高さ及び幅の寸法、すなわち、約2平方メートルまでの面積を持っている。他の構成においては、より多くの濾過プレート組立体46が望ましいかもしれない。
好ましくは、一対のレール28の上部表面は、濾過プレート集成体24のそれぞれの濾過プレートの対向する側に設けられたハンドル47を支持する。レール28は、濾過プレート集成体24の対向する側に配置されている。好ましくは、ハンドル47は、個別の濾過プレートが互いから引き離されることを許容するために濾過プレート組立体46がレール28に沿って移動することが可能であるように、レール28の上部表面に滑動自在に係合している。
可動ヘッド42は、好ましくは、可動ヘッド42がレール28に沿って移動することを許容するようにレール28の上部表面に沿って滑動する滑りブラケット60を含んでいる。従って、先に説明したように、油圧力ユニット34は、濾過プレート集成体24の一部分又は全てを選択的に圧縮したり又は解放したりするために、可動ヘッド42を一対のレール28に沿って移動させることが可能である。その代わりとして、可動ヘッド42は、車輪又はローラ、又は任意の他の適切な構成により、レール28に対して相対的に移動してもよい。一つの代替的な構成において、一対のレール28は、単一のレールにより置き換えられてもよく、この単一のレールは、場合によっては、濾過プレート集成体24の上方に位置付けられてもよい。このような構成は、高架式濾過プレスとして言及されるものである。
図1〜図3において、濾過プレート集成体24は、閉鎖位置にある様子が示されている。図示されていないけれども、好ましくは、濾過プレート集成体24の個別のプレートは、少なくとも幾つかのプレート46が互いから離間して、濾過プレート集成体24の濾過キャビティの少なくとも一部分を露出させたり、又は、一つ又はそれよりも多くの個別の濾過プレートの取り外し又は取り替えを許容したり、又は、濾過媒体へのアクセスを与えたりするように、非圧縮位置すなわち開放位置へ移動することが可能である。しかしながら、好ましくは、濾過プレート集成体24は、濾過サイクルの最後において、以下でより詳細に説明されるように、濾過プレートを互いから大きく引き離すことなく、粒子状物体を濾過チャンバーから出して空にすることを許容するように構成されている。従って、濾過プレートが互いから引き離されない、又は、一体的なユニットとして組み立てられたり又は一体的な構造として形成される、といった代替的な構成が可能である。一つの構成において、濾過プレートは、好ましくは所定の距離まで濾過プレートが互いから引き離されることを許容する、ディジーチェーンの構成又はベローズタイプの構成により、相互接続されていてもよい。
図2を参照すると、好ましくは、濾過プレス20は、源48から濾過プレート集成体24へスラリーを送出し、且つ、濾過プレート集成体24から出口58へ濾過物を送出するように構成された、流体循環システム62を含んでいる。図示された構成において、流体システム62は、図1を参照して以上に説明された出口通路56に連通した複数の出口通路64とともに、供給通路52を含んでいる。
好ましくは、供給通路52は、スラリーポンプ66から静止ヘッド44を介して濾過プレート集成体24の濾過キャビティ内へ延びている。スラリーポンプ66は、スラリー源48から供給通路52へスラリーを送出するように構成されている。出口通路64は、内部出口通路56からの濾過物を収集し、且つ、濾過物を出口58へ送出するものであり、この出口58は、濾過物を適当な場所へ排出するように構成されている。幾つかの用途において、濾過物は、所望の最終生成物であり、且つ、収集されるものであるかもしれない。他の用途において、濾過物は、例えば産業廃棄物除去システムのような適当な機構を介して、処分されるものであるかもしれない。
図3を参照すると、濾過プレート集成体24は、好ましくは、複数の濾過プレート組立体46を含んでいる。図示された構成において、濾過プレート集成体24は、後尾部濾過プレート68a、幾つかの中間濾過プレート68及び先頭部濾過プレート68bを含んでいる。一般に、全ての濾過プレートは、先頭部及び後尾部濾過プレート68a,68bも含めて、参照符号68を用いて言及される。当業者であれば、濾過プレート68、及び結果として得られる濾過チャンバーが、濾過プレート集成体24の長手方向軸に沿って見たときに、略矩形状、円形状又は任意の他の適切な形状であり得ることを理解するであろう。
好ましくは、一対の濾過プレート68は、互いに協働して、濾過チャンバー70を画成する濾過プレート組立体46を形成する。好ましくは、先頭部及び後尾部濾過プレート68a,68bの両方は、片面のものである。すなわち、それぞれは、一つの他の濾過プレートとのみ協働し、且つ、プレート68a,68bは、中間濾過プレート68の対向する端部に配置される。中間濾過プレート68は、好ましくは、それぞれ、それぞれの隣接した濾過プレート68と協働する。従って、中間濾過プレート68は、それぞれ、二つの他の濾過プレート68と協働し、且つ、二つの濾過プレート組立体46の一部分を形成する。
図示された実施形態において、フレーム72は、濾過プレート68のそれぞれの間に挿置されている。フレーム72は、濾過チャンバー70の厚さの少なくとも一部分を画成するように、濾過プレート68を互いから離間させている。特定の構成において、フレーム72を使用することは、濾過チャンバー70の全体の厚さがフレーム72の厚さにより決定されるように、濾過チャンバー70に対向する濾過プレート68の表面が平面状であることを許容するものである。このような構成は、例えば紙製の濾過媒体が使用されるときのように、濾過プレート68に対して平坦な内側表面が望ましいときに、利点がある。他の構成においては、フレーム72が省かれてもよく、且つ、濾過チャンバー70は、協働する濾過プレート68の凹部部分により画成されてもよい。従って、図示された濾過プレート組立体は、濾過プレート68及びフレーム72の両方を含んでいるけれども、フレーム72なしで濾過チャンバー70を形成することもまた可能であり、この場合には、当業者であれば理解するように、濾過プレート68がフレーム72と略同等の機能を与えることになる。
それぞれの濾過プレート68は、好ましくは、濾過プレート68の対向する側にて濾過チャンバー70との間での流体連通を許容する隅部開口74を含んでいる。それと一緒に、隅部開口74は、濾過チャンバー70の全ての間での流体連通を許容する、濾過プレート集成体24を通る中央入口通路76を画成している。従って、入口通路76は、入口通路52からのスラリーがそれぞれの濾過チャンバー70へ送出されることを許容する。他の構成において、入口通路76は、濾過プレート集成体24内にある他の場所に配置されることが可能である。例えば、通路76は、濾過プレート68の中央部内に形成されてもよい。このような構成は、図4を参照して以下でより詳細に説明される。
図3及び図3aを参照すると、好ましくは、それぞれの濾過プレート68は、濾過チャンバー70の少なくとも一部分を覆う濾過媒体80の下流側に配置された流体通路78を含んでいる。通路78は、好ましくは、濾過媒体80の実質的な部分に沿って配置され、且つ、スラリーの液体成分が出口通路56へ流れることを許容するように構成されている。図示された構成において、通路78は、チャネル82に流体連通した濾過プレート68内の凹部領域であり、チャネル82は今度は出口通路56に接続されている。濾過媒体80を通過する液体は、通路78で受け入れられ、そしてそれから、入口通路52と出口通路56との間の圧力の差のために、チャネル82を介して出口通路56へと進む。
通路78は、濾過媒体80を介して濾過物を受け入れ且つそれから濾過物を通路56へ送出するのに適した任意の形状又は寸法を持つことが可能である。例えば、濾過プレートは、濾過媒体を濾過プレート68の表面から離間させて流体が流れるための空間を作り出すようにその表面に突出部を含んでいてもよい。所望の通路78を実現するために、任意の他の適切な構成を使用することも可能である。
好ましくは、濾過媒体80は、特定の寸法を持つ固体がそれを通過することを防止しながら、液体がそれを通過することを許容する、透過性材料であるとよい。濾過媒体80は、例えば、濾布、スクリーン、紙、又は粒子をスラリーから取り除くための任意の他の本体であり得る。図示された実施形態において、濾過媒体80は、好ましくは、チャンバー70の垂直方向壁の実質的に全体を規定している。さらに、濾過媒体80は、チャンバー70の一対の垂直方向壁の実質的な部分を規定している。
図3〜図5bを参照すると、好ましくは、濾過プレート68と、挿置されたフレーム72との間に、シールが形成されている。図4bを参照すると、濾過チャンバー70の周辺部の少なくとも一部分は、濾過プレート68及びフレーム72が互いに接触したとき、すなわち閉鎖位置にあるときに、開放している。すなわち、濾過プレート68及びフレーム72は、濾過チャンバー70の周辺部の開放部分に沿っては互いに接触していない。周辺部の閉鎖部分は、濾過プレート68及びフレーム72が互いに接触してその間にシールを形成するところに画成されている。シールは、十分な締付力すなわち閉鎖力が濾過プレート集成体24に印加されたときに、シールされた場所で、濾過プレート68とフレーム72との間を流れることによりスラリーが流体チャンバー70を出ていくということを抑制、及び好ましくは防止するものである。
図3aを参照すると、フレーム72は、濾過プレート68の表面86に対向する表面84を含んでいる。フレーム72及びプレート68が閉鎖位置にあるときに、表面86は、シール88を形成するように表面84に押圧されている。同様に、中間濾過プレート68は、フレーム72の表面92に対向する表面90を含んでいる。フレーム72及び濾過プレート68が閉鎖位置にあるときに、表面90の少なくとも一部分は、シール94を形成するように表面92の少なくとも一部分に押圧されている。幾つかの構成において、別個のシーリング部材が、シール88,94を形成するのを援助するのに使用されてもよい。例えば、シール88,94のそれぞれは、濾過プレート68とフレーム72の一部分との間で圧縮されるゴム部材(例えば、Oリング又はガスケット)を含むことが可能である。しかしながら、当業者であれば、チャンバー70の一体性を確実にするために使用することが可能な他の手段があることを理解するであろう。
以上に説明したように、好ましくは、濾過プレート68及びフレーム72は、チャンバー70の周辺部96を画成するように協働する。図示された構成において、チャンバーの周辺部は、概して、濾過プレート集成体24の長手方向軸に対向する濾過チャンバー70の部分を言及するものである。シール88,94は、以上に説明したように濾過プレート集成体24の濾過チャンバー70から流体が漏れることができないように、周辺部96にシール部分を与えるものである。好ましくは、濾過チャンバー70のそれぞれは、同様の方法でシールされる。シール88,94により規定されたシール部分は、好ましくは、以上に説明したように周辺部96の開放部分98が画成されるように、チャンバー70の周辺部96の全体の長さよりも短い長さを持っている。以上に説明したように、幾つかの構成においては、フレーム72が省かれ、且つ、隣接した濾過プレート68が、互いに接触していてもよい。
図示された実施形態において、フレーム72は、濾過チャンバー70を完全に取り囲んではおらず、開放部分98の実質的な部分を画成している。開放部分98は、粒子状ケーキ102が開放部分98を介して濾過プレート68の間から出ていくことを許容する出口100と連通している。
図4a及び図4bを参照すると、閉鎖体104は、周辺部96の開放部分を閉鎖するように、且つ、濾過チャンバー70をシールするためにフレーム72及び/又は濾過プレート68との間でシールを作り出すように、構成されている。従って、閉鎖体104及び閉鎖位置にある複数の濾過プレート24については、図4aに示されているように、濾過チャンバー70がシールされて、濾過サイクルが実行されるとよい。閉鎖体104は、濾過チャンバー70の開放部分98の形状及び寸法に依存して、多くの代替的な形状及び寸法を呈してもよい。例えば、図示された構成において、閉鎖体104は、長く延びたフランジの形状であるとよい。
いったん濾過サイクルが完了すると、閉鎖体104は、開放部分98を介しての濾過チャンバー70へのアクセスを許容するように、図4bに示されているような開放位置へ移動するとよい。好ましくは、複数の濾過プレート24は閉鎖位置に残るが、一方、閉鎖体104は、開放位置まで移動する。場合によっては、油圧力ユニット34は、濾過プレート集成体24がもはや十分に濾過チャンバー70をシールするほどには圧縮されないように、その圧力が減少されてもよい。しかしながら、好ましくは、濾過プレート集成体24は、何ら著しい程度には引き離されず、且つ、より好ましくは、濾過チャンバー70の幅よりも大きな距離だけ引き離されることはない。幾つかの構成においては、しかしながら、濾過チャンバー70の幅よりも大きな距離だけ濾過プレート68を引き離すことが望ましいかもしれない。
図4bを参照すると、好ましくは、開放部分98は、チャンバー70からのケーキ102(図4a)の簡便な取り出しのために構成され且つ寸法が決められている。図示された構成において、開放部分98の幅W1(濾過プレート組立体24の長手方向軸に沿った距離)は、チャンバー70の幅W2におよそ等しい。しかしながら、代替的な構成において、開放部分98の幅W1は、チャンバー70の幅W2よりも小さいか又は大きくてもよい。従って、好ましくは濾過プレート68を大きく引き離すことなく、ケーキが濾過プレス20から取り出されることを許容する、ということに適した、開放部分98の各種の適切な形状及び寸法がある。
図示された構成において、閉鎖体104は、スクレーパー組立体106を担持している。スクレーパー組立体106は、粒子状ケーキ102を濾過チャンバー70から取り出すのを援助するように構成されている。好ましくは、スクレーパー組立体は、閉鎖体104により担持されており、且つ、従って、濾過チャンバー70を介して閉鎖体104の移動に伴って移動する。図3a及び図4bを参照すると、フレーム72は、スクレーパー組立体106の少なくとも一部分を受け入れるように構成された溝108を画成している。閉鎖体104が濾過サイクルの最後でその閉鎖位置から移動するときに、スクレーパー組立体106は、好ましくは、濾過チャンバー70を介して移動し、且つ、濾過チャンバー70の周辺部96の開放部分98を介して排出される粒子状ケーキ102の少なくとも一部分を取り出す。
スクレーパー組立体106は、好ましくは、粒子状ケーキ102を取り出すのを援助するために、濾過チャンバー70の幅に亘って少なくとも部分的に延びる表面を含んでいる。好ましくは、スクレーパー組立体106は、粒子状ケーキ102を濾過チャンバー70の周辺部96の開放部分98へ向けて移動させるのを援助する複数の表面を含んでいる。それに加えて、スクレーパー組立体106は、スクレーパー組立体106が濾過チャンバー70から取り出されるときに粒子状ケーキ102を粉砕するのを援助するために、濾過チャンバー70を少なくとも部分的に区分けする追加部分110を含んでいるとよい。
濾過プレス20の動作時に、濾過プレート集成体24は、シールされた濾過チャンバー70を形成するために、閉鎖位置へ移動する。可動ヘッド42と静止ヘッド44との間にあるプレート(すなわち濾過プレート68及びフレーム72)は、加圧されたスラリーを収容するための、シールされた濾過チャンバー70を形成するように、濾過プレート68が隣接した濾過プレート68又はフレーム72に接触するまで、一緒になるように締め付けられる。
閉鎖体104は、図6に示されているように、開口100を塞いで濾過チャンバー70を閉鎖するために、閉鎖位置へ移動する。閉鎖体104が閉鎖位置にあるときに、チャンバー70内の流体は、開放部分98を通過して開口100から出てくることが抑制される。
濾過サイクル中に、スラリー源48は、図1のライン50により示されている方向に従って、ヘッドスタンド26を通過して濾過プレート集成体24内へ入るスラリーを提供する。通路52は、図3に示されているように、隅部入口通路76に沿って濾過プレート集成体24内へスラリーを導入する。スラリーが濾過チャンバー70を通過するときに、チャンバー70内の圧力は、スラリーの液体成分が濾過媒体80を通過して通路78内へ入り且つそれから通路56内へ入って濾過プレート集成体24から出ていく、ということを引き起こす。濾過媒体80は、チャンバー70内にてスラリーの固体成分を捕捉する。チャンバー70内の固体は、粒子状ケーキ102を形成するように堆積する。
濾過サイクルの最後において、粒子状ケーキ内に残る何らかの液体の少なくとも一部分は、随意的に、圧搾又は加圧サイクル中にケーキに対して圧力を印加することにより、取り除かれることが可能である。図4a及び図4bを参照すると、ケーキ102内の湿気を取り除くための圧力を印加するために、ポンプ(例えば、ダイヤフラム圧搾ポンプ111)が、ケーキ102のいずれかの側にて一対の通路112内へ加圧流体を供給するように構成されている。図示された構成において、それぞれの通路112は、濾過プレート68の表面と柔軟な膜114とにより画成されており、柔軟な膜114は、当業者であれば理解するように、濾過プレート68と濾過媒体80との間に挿置されている。通路112内の加圧流体は、対向する膜114の間にあるケーキを圧搾する。
膜114がケーキ102に対して圧力を印加するときには、液体は、ケーキ102から濾過媒体80を介して通路78内へ入るように押し出される。膜114により画成された突出部116は、スラリーの液体成分を出口通路56(図3)内へ通すための通路78を形成するために、膜114と濾過媒体80との間に空間を与える。圧搾サイクルは、好ましくは、スクレーパー組立体106によるケーキの取り出しを促進するために、密度の高いケーキ102を形成するとよい。例えば、圧搾サイクルは、好ましくは、閉鎖体104及びスクレーパー組立体106を閉鎖位置から開放位置へを移動させるのに必要とされる力を減少させる。一つの構成において、それぞれの濾過チャンバー70は、好ましくは濾過ケーキ102を一つの側からのみ圧搾するように構成された唯一つの柔軟な膜114を含んでいる。従って、ケーキ圧搾構成の総数が減少し、これにより、製造コストが減少する。このような構成は、しばしば、「混合パック」として言及される。
もし望ましければ、ケーキ102をさらに乾燥させるために、除去サイクルが利用されてもよい。一つの構成においては、ガス(例えば、空気)がチャンバー70内へ入れられ又はチャンバー70から出てくるとよい。ケーキ102内の湿気は、ガスがケーキ102を通って及びケーキ102に沿って吹き付けられるときに、取り除かれる。ガスの温度は、外気温度、室温でもよいし、又は、加熱されていてもよい。さらにまた、ケーキ102を乾燥させるのを援助するために、濾過チャンバー70が真空に引かれてもよい。他の構成において、スクレーパー組立体106、又は、濾過プレート集成体24又は濾過プレス20の任意の他の適切な構成要素は、粒子状ケーキ102を粉砕するのを援助するために、振動するように構成されてもよい。振動モータ(図示せず)は、スクレーパー組立体又は他の構成要素に振動を与えるのに使用されるとよい。粒子状ケーキ102をさらに乾燥及び/又は粉砕する、当業者から見て明らかな他の方法は、単独で、又は、任意の適切な組み合わせで、使用されてもよい。
図4は、図1の濾過プレス20の変形例を図示している。図4の濾過プレス20は、好ましくは、図1の濾過プレスと実質的に類似したものであり、且つ、従って、同様の参照符号が同様の構成要素を示すために使用されている。図1の濾過プレス20と図4の濾過プレス20との間の一つの差異は、当業者であれば理解するように、図4の濾過プレス20が、入口通路52を、濾過プレート集成体24の略中央部に位置付けている点である。たいていの他の点については、図4の濾過プレス20は、図1の濾過プレスと実質的に類似しており、且つ、従って、さらに詳細には説明しない。
図1の濾過プレス20に戻って、図5〜図12を参照すると、濾過プレス20は、好ましくは、また、閉鎖体104の複数の細長い部材すなわちフランジ120に接続された、閉鎖体アクチュエータすなわち閉鎖体レール118を含んでいる。閉鎖体レール118は、濾過プレート集成体24に関しての閉鎖体104の略均一な移動を与えるために、且つ、閉鎖体104の幾つか又は全てを同時に移動させるために、使用されるとよい。閉鎖体104は、好ましくは、濾過プレート組立体46から外に閉鎖体104(及び、もし設けられていれば、スクレーパー組立体106)を移動させるように、垂直方向に移動する。代替的な構成において、閉鎖体104は、用途によっては、フレーム72に関して独立して移動することも可能である。それに加えて、レール118は、開放位置と閉鎖位置との間で閉鎖体104を移動させるように構成された、油圧力ユニットのような力生成器に連結されることも可能である。
図7を参照すると、閉鎖体104及びスクレーパー組立体106は、濾過チャンバー70へのアクセスを許容するように部分的に開放した位置で、図示されている。図示された位置は、閉鎖体レール118を濾過プレート集成体24に関して下方へ移動させることにより、実現することが可能である。
図8を参照すると、閉鎖体104は、スクレーパー組立体106の上部端部部分が濾過チャンバー70の底部部分の近くに配置されるように、位置付けられている。従って、好ましくは、開放位置において、スクレーパー組立体106の実質的な部分は、フレーム72の下部端部から延びている。
図13を参照すると、濾過プレート組立体46は、濾過プレス20から分離して示されている。図示された構成において、一対の濾過プレート68は、以上に説明した濾過プレート組立体46を作り出すように、フレーム72のいずれかの側に配置されている。閉鎖体104は、フレーム72の開口100から部分的に延びる位置で、図示されている。好ましくは、開口100は、閉鎖体104の一部分を受け入れるように構成されている。一つの構成において、開口100は、スクレーパー組立体106の側部126を受け入れるとともに係合するように構成された端部122,124を有している。図示された位置から、閉鎖体104は、閉鎖体104が、フレーム72内へ矢印128aの方向に、側部126を端部122,124に沿って滑動しながら、前進することにより、閉鎖位置へ移動する。閉鎖体104は、フランジ120がフレーム72の下部部分すなわち表面130に接触するまで前進する。
フランジ120がフレーム72及び/又は濾過プレート68との間のシールを形成するように、閉鎖体104が閉鎖位置(図6に示されている)に到達した後に、スラリーがチャンバー70内へ通されるとよく、これにより、スラリーが開口100から漏れることが抑制される。閉鎖体104が閉鎖位置から矢印128bの方向に移動するときには、チャンバー70内に配置されたケーキの少なくとも一部分が、好ましくは、スクレーパー組立体106により援助されて、開口100を介して取り出されることが可能である。ケーキは、濾過プレート組立体46が閉鎖位置にあり、且つ、好ましくは、濾過プレート68とフレーム72との間のシールを維持しながら、チャンバー70から取り出されることが可能である。以上に説明したように、幾つかの構成において、シール圧力は、複数の濾過プレート24から解放されるが、しかしながら、好ましくは、濾過プレート68は、濾過チャンバー70の幅よりも大きな距離だけは互いに引き離されない。
図15を参照すると、フレーム72は、閉鎖体104及び/又はスクレーパー組立体106を受け入れ且つ保持するように構成されることが可能である。図示された構成において、フレーム72は、略U字形状の組立体を作り出す三つの部分を含んでいる。フレーム72は、好ましくは、一対の略矩形状部分132,134と、部分132,134の一方の端部の間に配置されるとともにそれらを接続する部分136とを含んでいる。図示された構成において、部分132,134及び136は、図4a及び図4bを参照して以上に説明した、濾過チャンバー70の周辺部96の三つの側部を形成するように協働する。しかしながら、フレーム72は、他の形状を持つ濾過チャンバー70を画成するように、他の配置構成を持つことが可能である。
好ましくは、フレーム72は、濾過チャンバー70に対向するそれぞれの垂直方向の側に、スクレーパー組立体106の一方の側を受け入れるように構成された、溝すなわちスロット108を画成している。それに加えて、部分136は、スロット108がスクレーパー組立体106の少なくとも一部分を受け入れる略U字形状の溝又はチャネルであるように、スロット108の一部分を画成している。従って、スクレーパー組立体106の一方の側は、スロット108の一方の側と滑動自在に係合し、スクレーパー組立体106の他方の側は、スロット108の他方の側と滑動自在に係合し、且つ、スクレーパー組立体106の上部端部は、スロット108の上部部分と係合する。
フレーム72の部分132,134は、好ましくは、また、ハンドルとして機能するように構成された、ハンドル又は他の突出構造体137を含んでいる。フレーム132は、また、入口及び出口通路52,56の一部分をそれぞれ画成する一対の穴138,140を含んでいる。
図9及び図16を参照すると、スクレーパー組立体106は、好ましくは、濾過媒体80へ向けて洗浄流体を噴霧するように構成された噴霧器組立体142を支持している。好ましくは、噴霧器組立体142は、スクレーパー組立体106の上部部分に配置され、且つ、濾過チャンバー70の濾過媒体80を洗浄するために、スクレーパー組立体106及び閉鎖体104と一緒に移動可能となっている。図示された実施形態において、噴霧器組立体142は、洗浄流体源144と、供給マニホールド146と、少なくとも一つのノズル又は噴霧器148とを備えている。
洗浄流体源144(図9)は、洗浄流体を供給マニホールド146へ提供するものである。洗浄流体は、流体源144から供給マニホールド146へ任意の適切な流体通路を介して移動する。しかしながら、好ましくは、流体通路の一部分は、スクレーパー組立体106内に画成されているとよい。洗浄流体源144は、噴霧器組立体142から噴霧され且つチャンバー70を洗浄するのに適した任意の流体を送出することが可能である。図示された実施形態において、洗浄流体源144は、洗浄剤を含む又は含まない、水の形態の液体を提供するものである。一つの実施形態において、洗浄液体は、濾過媒体80から固体を効果的に且つ素早く取り除くために、温度制御が行われるとよい。例えば、流体源144は、噴霧器148が濾過媒体80を素早く洗浄する高圧噴霧149を作り出すことができるように、噴霧器148へ加熱水を高圧で送出することが可能である。当業者であれば、流体源144が、濾過プレート集成体24を洗浄するのに使用することが可能な任意の流体(例えば、空気、水、液状化学品)を提供することが可能であることを理解するであろう。
噴霧器148は、洗浄用噴霧を濾過媒体80の少なくとも一部分へ向けて差し向けるように構成及び調整されている。図示された実施形態において、噴霧器148は、チャンバー70内に配置された粒子を除去し且つ取り除くために、洗浄流体源144から濾過媒体80へチャンバー70の少なくとも一部分に沿って流体を送出する。例えば、少なくとも一つの噴霧器148は、噴霧状の洗浄流体149を濾過媒体80の表面の少なくとも一部分へ向けて差し向けることが可能である。
好ましくは、噴霧器組立体142は、一つ以上の(図示された構成では四つの)噴霧器148を有しており、四つの噴霧器148のうちの一対は、濾過チャンバー70の一方の側を噴霧するように配列され、一方、他方の一対は、濾過チャンバー70の他方の側を噴霧するように配列されている。閉鎖体104がフレーム72に関して移動するときに、噴霧器148は、好ましくは、粒子状ケーキが排出された後に維持される粒子状物体を除去し且つ取り除くために、洗浄流体噴霧149を濾過媒体80へ向けて差し向ける。
図16を参照すると、スクレーパー組立体106は、好ましくは、スクレーパー組立体106の本体152の上部部分から本体152の下部部分へ延びる一対の側部126であって、少なくとも一つのスクレーパー部材110に接続された一対の側部126を含んでいる。本体152の内側部分は、チャンバー70の少なくとも一部分、好ましくはチャンバー70の周辺部96の少なくとも一部分を画成している。
スクレーパー部材110は、対向する端部154a,154bと、それらの間の細長い部分156とを含んでいる。スクレーパー部材110の端部154a,154bは、スクレーパー組立体106の側部126に連結されている。好ましくは、スクレーパー部材110は、噴霧器組立体142とフランジ120との間に配置され、且つ、互いに略平行となっている。閉鎖体104が閉鎖位置にあるとき、スクレーパー部材110は、好ましくは、濾過プレート組立体46の長手方向軸に垂直な方向に、濾過チャンバー70に亘って実質的に完全に延びている。
図示された実施形態において、それぞれのスクレーパー部材110の細長い本体156は、略水平方向に向けられ、且つ、略矩形状の形状をなしている。しかしながら、スクレーパー部材110は、ケーキ102の移動を引き起こすために他の適切な形状を持つことが可能である。例えば(ただし限定になるものではないが)、スクレーパー部材110は、概して、円形状、楕円形状、又は多角形状の断面を持っていてもよい。さらにまた、理解されることではあると思うが、図示された実施形態において、スクレーパー部材110は略水平方向に向けられているけれども、他の構成において、スクレーパー部材110は他の向きを持っていてもよい。例えば、スクレーパー部材110は、スクレーパー組立体106が水平方向に移動するように構成されているようなときには、垂直方向に向けられていてもよい。従って、幾つかの好ましい構成において、スクレーパー部材110は、スクレーパー組立体106の移動の方向に実質的に垂直である方向に向けられている。
スクレーパー組立体106は、濾過チャンバー70から固体を取り除くように構成された、任意の適切な数のスクレーパー部材110を有することが可能である。一つの実施形態において、スクレーパー組立体104は、一つのスクレーパー部材110を有している。他の実施形態において、スクレーパー組立体104は、複数のスクレーパー部材110を有している。図示された実施形態においては、スクレーパー組立体104が、四つのスクレーパー部材110を有している。スクレーパー部材110のそれぞれは、他のスクレーパー部材110に類似した形状を持つことが可能である。しかしながら、その代わりとして、スクレーパー部材110が、他のスクレーパー部材110とは異なった形状を持つことも可能である。さらにまた、スクレーパー部材110は、側部126に沿った異なった位置に配置されることが可能である。図示された実施形態においては、スクレーパー部材110が、本体152の上部部分158と本体152の下部部分160との間で略均等に離間している。しかしながら、スクレーパー部材110は、ここで説明するような所望のスクレーピング(掻き出し)及び熱特性のために、部分158,160の間で不均等に離間していてもよい。
好ましくは、スクレーパー部材110は、濾過プレート集成体24の濾過チャンバー70内に形成される粒子状ケーキの少なくとも一部分に掛かり且つ区分けするように構成されている。図4aに図示されているように、例えば、ケーキ102は、ある量のスラリーの固体成分が濾過プレート集成体24により捕捉された後にスクレーパー部材110の少なくとも一部分を取り囲んでいる。閉鎖体104が濾過プレートに関して移動したときに、スクレーパー部材110の外側表面162が粒子状ケーキ102に掛かり、ケーキ102を粉砕してそれを開口100を介して且つ濾過プレート集成体24から出すように下方へ押し出す。従って、好ましくは、スクレーパー部材110は、粒子状ケーキ102を粉砕するのを援助するための十分な構造特性を持っている。図5〜図16における図示された実施形態において、スクレーパー部材110は、濾過チャンバー70の実質的に全体に亘って延びている。幾つかの構成において、スクレーパー部材110は、濾過媒体80に接触していてもよい。
一つの構成において、スクレーパー部材110は、粒子状ケーキを乾燥させるのを援助するために濾過チャンバー70内の粒子状ケーキと熱的に連通するように、加熱流体源(図示せず)から加熱流体を循環させるように構成されている。図16に図示されているように、好ましくは、スクレーパー部材110の少なくとも一部分は、チャンバー70内のケーキ102と熱的に連通するために、加熱流体(例えば、蒸気又は油圧油のようなもの)を搬送するための内部通路又はチャネル164を画成している。チャネル164は、スクレーパー部材110の長手方向軸と略整列した長手方向軸を持っており、且つ、好ましくは、個別のスクレーパー部材110のチャネル164は、粒子状ケーキ102の乾燥すなわち湿気の減少のために、濾過チャンバー60の全体に亘って加熱流体を循環させるように、互いに連通している。
図16を参照すると、好ましくは、スクレーパー組立体106は、少なくとも一つの支えボス166を担持している。その代わりとして、スクレーパー組立体106が何も設けられていないときには、支えボスは、閉鎖体104により担持されるとよい。当業者であれば理解するように、支えボス166は、濾過サイクル中における濾過プレート集成体24の長手方向軸に沿った濾過プレート68の変形に抗するために、濾過プレート68を支持するように構成されている。図示された実施形態においては、唯一の支えボス166が設けられており、この支えボス166は、スクレーパー組立体106の中央領域の近くにある一対のスクレーパー部材110に接続された略中実のプレートである。スクレーパー組立体106がチャンバー70内にあるときには、支えボス166は、チャンバー70の壁の間に挿置されており、且つ、チャンバー70の壁の少なくとも一部分の実質的な変位を防止するように構成されている。さらにまた、支えボス166は、スクレーパー部材110に対する構造的な支持を提供することが可能である。図示されてはいないけれども、複数の支えボス166が閉鎖体104に連結されていてもよい。
支えボス166は、チャンバー70の所望の構造的な特性及び構成配置に依存して、各種の形状をとることができる。例えば、支えボス166は、概して、正方形状、矩形状、円形状、又は楕円形状であってもよく、且つ、スクレーパー部材110のような一つ又はそれよりも多くの部材に取り付けられていてもよい。支えボス166は、また、スクレーパー組立体が閉鎖位置と開放位置との間で移動するときにチャンバー70内に形成されたケーキを除去するように構成された表面を画成していてもよい。
好ましくは、支えボス166は、濾過チャンバー70の軸方向の幅に亘って実質的に延びている。すなわち、濾過プレス20の長手方向軸に沿った、濾過チャンバー70の寸法である。より好ましくは、支えボス166は、濾過プレートが閉鎖位置にあるときに、それぞれの濾過プレート68の濾過媒体に接触する。好ましくは、支えボス166は、濾過チャンバー70が約20インチよりも多くの高さ又は幅の寸法(濾過プレス20の長手方向軸に略垂直である平面内での寸法)を持つ場合に設けられる。しかしながら、所望であれば、20インチよりも少ない寸法を持つ濾過チャンバー70に対して、一つ又はそれよりも多くの支えボスが設けられてもよい。当業者であれば、ボス166と濾過プレート68との間の所望の相互作用に依存して、支えボス166の適切な寸法、配置構成及び向きを決定することが可能であろう。
図示されていないけれども、閉鎖体104及びスクレーパー組立体106は、独立して動作することが可能な別個の構成要素であり得る。一つの実施形態においては、例えば、閉鎖体104は、好ましくは、開口100を閉鎖するためのフランジ120を含んでいる。スクレーパー組立体106は、もし設けられていれば、好ましくは、濾過プレート集成体24の濾過チャンバー70内に配置される。閉鎖体104は、スクレーパー組立体106がケーキ102を取り出すのに利用されることが可能であるように、濾過サイクル後に取り出されるとよい。幾つかの構成において、スクレーパー組立体106は、必要とされないか又は望ましくないかもしれず、且つ、従って、設けられないかもしれない。
図14及び図15を参照すると、好ましくは、フレーム72及び濾過プレート68は、スラリーが濾過チャンバー70内で加圧されるときの、粒子濾過プレート68とフレーム72との間の相対的な移動を減少又は消滅させるために、一緒になるようにキー結合されている。好ましくは、フレーム72は、チャンバー70内での流体圧力に応じた、フレーム72の放射状方向への拡張を抑制するために、少なくとも一つの濾過プレート68にキー結合されている。図14及び図15の図示された実施形態において、フレーム72は、プレート68上の突出部すなわちキー170を受け入れるように構成されたキー穴168を有している。好ましくは、フレーム72は、部分132,134のそれぞれに、プレート68の対応する一対のキー170に噛み合うように調整された一対のキー穴168を有している。さらに、フレーム72の両側は、好ましくは、フレーム72の両側にあるプレート68がフレーム72にキー結合されるように、キー穴168を有している。
図示されていないけれども、キー穴168は、プレート68上の構造を受け入れるように構成された、穴、又は他の構造体であり得る。その代わりとして、フレーム72は、プレート68のキー穴内に受け入れられるように構成されたキーすなわち突出部を有することも可能である。他の実施形態において、フレーム72及びプレート68は、それらの間の相対的な移動を防止するように互いに係合するように構成された***部又は溝を有することも可能である。その上、別個のキー部材が、プレート68及びフレーム72の両方にある穴に係合するように設けられていてもよい。さらにまた、フレーム72の放射状の拡張を抑制するための他の方法として、例えば(ただし限定になるものではないが)、フレーム72内の内部又は外部ブレーシングのようなものが利用されてもよい。一つの構成において、側部レール28は、放射状の拡張を抑制するようにフレーム72の側部に接触するように構成されているとよい。このような構成において、レール28は、フレーム72の長さの実質的な部分又はフレーム72の全体の長さにさえ接触するようにその寸法が決められているとよい。
図10を参照すると、閉鎖体104が閉鎖位置で図示されている。好ましくは、以上に説明したように、閉鎖体104は、動作中に流体が濾過チャンバー70から漏れることを防止するように、フレーム72及び/又はプレート68との間のシールを形成している。好ましくは、閉鎖体104とフレーム72及び/又はプレート68との間に形成されるシールは、実質的に、スラリーが濾過チャンバー70から流れることを防止している。
以上に説明したように、粒子状ケーキ102は、ケーキ102を乾燥させるのを援助するように、加熱されるとよい。加熱流体は、好ましくは、チャネル164内の流体からの熱がケーキ102に伝達され且つ従ってケーキを加熱するように、スクレーパー組立体106のチャネル164を通過する。好ましくは、チャネル164は、濾過プレート集成体24内のケーキを効果的に温めるように十分な量の流体がスクレーパー部材110を通過することが可能であるように、その寸法が決められている。ケーキ102の加熱は、ケーキ102が簡便な取り出し及び収集のために十分に乾燥した状態になることを確実にするために、圧搾サイクルと組み合わせて使用されることが可能である。
以上に説明したように、ケーキ102をさらに乾燥させるために、除去サイクルが利用されるとよい。一つの実施形態においては、ガス(例えば、空気)がチャンバー70内へ入り且つチャンバー70から出ていく。ケーキ102内の湿気は、ガスがケーキ102を介して及びケーキ102に沿って吹き付けられるときに、取り除かされる。
閉鎖体104は、スクレーパー組立体106を移動させて、濾過チャンバー70から粒子状ケーキ102を取り出すのを援助するために、閉鎖位置から開放位置へ移動することが可能である。閉鎖体104は、隣接した濾過プレート68に関して閉鎖体104を下方へ移動させ且つ開口100から出すことにより、閉鎖位置から移動することが可能である。このような移動は、チャンバー70内のケーキを開口100から出すことを促す。閉鎖体104が閉鎖位置から開放位置へ移動する速度は、ケーキ102の特性により決定されるとよい。
好ましくは、濾過プレート68は、閉鎖体104が開放位置へ移動するときに、フレーム72に接触する閉鎖位置又はその近くに残る。従って、濾過プレート集成体24は、濾過プレート68(及びフレーム72)が、閉鎖体104が閉鎖位置から開放位置へ移動している間に互いに関して比較的圧縮された位置にあるように、ヘッド42,44の間で保持されるとよい。さらに、幾つかの閉鎖体104は、レール118を移動させることにより、閉鎖位置から開放位置へ同時に移動することが可能である。従って、チャンバー70は、濾過プレート68及びフレーム72を互いから引き離すことなく、固体を空にすることが可能である。
その代わりとして、ピストンロッド40が、濾過プレート集成体24への圧縮力を減少させるために、引っ込められてもよい。濾過プレート集成体24への圧力が減少された後に、閉鎖体104は、ケーキを排出するために閉鎖位置から開放位置へ移動するとよい。圧力が減少されることにより、閉鎖体104の簡便な取り出し及びケーキ102の簡便な取り出しを促進することが可能になる。他の構成において、濾過プレート68及びフレーム72は、粒子状ケーキ102を排出するのに必要とされる力をさらに減少させるために、小さな距離だけ引き離されているとよい。しかしながら、好ましくは、プレート68は、濾過チャンバー70又は粒子状ケーキ102の幅W1よりも大きな距離は引き離されていない。
濾過サイクル中にスラリーが濾過プレート集成体24内で濾過される間、閉鎖体104は、好ましくは、閉鎖位置にあり、且つ、噴霧器組立体142は、噴霧器148から実質的にほとんど流体が噴霧されないように、オフ状態にある。濾過サイクルの最後に、閉鎖体104は、閉鎖体104を隣接した濾過プレート68に関して移動させて開口100から出すことにより、閉鎖位置から移動する。このような移動は、以上に説明したように、チャンバー70内のケーキ102が開口100から排出されるのを援助する。好ましくは、閉鎖体104は、それから閉鎖位置へ移動し、且つ、濾過チャンバー70の上部から底部へ濾過媒体80の全体の長さを実質的に洗浄するように閉鎖体104が開口100から引き出されながら、噴霧器148が、噴霧状の洗浄流体を濾過媒体80へ向けて差し向けるように稼働される。
図17は、図13の濾過プレート組立体46の変形例を図示している。図17の濾過プレート組立体46は、図13の濾過プレート組立体46と実質的に類似しており、且つ、このため、同様の参照符号が同様の構成要素を示すために使用されている。図17は、二つのフレーム72及び三つの濾過プレート68を含む、一対の個別の濾過プレート組立体46を図示している。以上に説明したように、第1濾過プレート組立体46は、最前部プレート68、最前部フレーム72及び中間プレート68を含んでいる。第2濾過プレート組立体は、最後部プレート68、最後部フレーム72及び中間プレート68を含んでいる。従って、中間プレート68は、それぞれの図示された濾過プレート組立体46の一部分を形成している。さらにまた、最前部及び最後部プレート68は、図示された濾過プレート組立体46に隣接した濾過プレート組立体(図示せず)の一部分を形成するとよい。
図17の濾過プレート組立体46は、図1〜図16に関連して説明された任意の濾過プレート組立体46に実質的に類似したものである。しかしながら、図17の組立体46において、最前部濾過プレート組立体46及び最後部濾過プレート組立体46の閉鎖体104及びスクレーパー組立体106は、濾過プレート組立体46の異なった側から開放する。すなわち、閉鎖体104及びスクレーパー組立体106は、濾過プレート組立体46から、組立体46の長手方向軸Aに関して互いに異なった放射状方向へ延びている。好ましくは、閉鎖体104及びスクレーパー組立体106は、濾過プレート組立体46の対向する側から延びており、且つ、より好ましくは、濾過プレート組立体46の対向する垂直方向の側から延びている。閉鎖体104及びスクレーパー組立体106は、別個の閉鎖機構により又は同一の閉鎖機構により移動するとよい。このような構成は、隣接した濾過キャビティの粒子状ケーキからの干渉を受けることなく粒子状ケーキが容易に排出されることを許容するように、隣接した閉鎖体104とスクレーパー組立体106との間に追加の空間を与える。
図18(a)及び図18(b)を参照すると、図1の濾過プレス20の変形例が図示されている。好ましくは、図18(a)及び図18(b)の濾過プレス20は、図1の濾過プレス20と実質的に類似したものであり、且つ、このため、同様の参照符号が同様の構成要素を示すために使用されている。しかしながら、図18(a)及び図18(b)の濾過プレス20において、濾過プレート集成体24の長手方向軸は、略垂直方向に向けられている。従って、このような構成では、図1の濾過プレス20に比較して、ほとんどフロアースペースが使用されない。
濾過プレス20は、好ましくは、油圧シリンダー34を収容するフレーム組立体150により支持されている。油圧シリンダー34は、濾過プレート集成体24に対して締付力を選択的に印加したり又は取り除いたりするように構成されている。油圧シリンダー34は、個別の濾過プレート68(及び、もし設けられていれば、フレーム70)が互いに引き離されることを許容するように、引っ込められるように構成されているとよい。好ましくは、例えばケーブル又はチェーンのようなリンク構造体152は、油圧シリンダー34が引き戻されたときに、濾過プレート68(及び、もし設けられていれば、フレーム70)がリンク構造体により離間した関係で保持されるように、隣接した濾過プレート68(又は、フレーム70及び濾過プレート68)を相互接続するとよい。
好ましくは、図18(a)及び図18(b)の濾過プレス20は、図1の濾過プレス20を参照して説明されたものと望ましくは類似した、閉鎖体104及びスクレーパー組立体106を含んでいる。図18(a)及び図18(b)の濾過プレス20において、隣接した閉鎖体104及びスクレーパー組立体106は、隣接した濾過キャビティの粒子状ケーキからの干渉を受けることなく粒子状ケーキが排出されることを許容するように、濾過プレート集成体24の異なった側(好ましくは、対向する側)から取り出される。好ましくは、濾過プレス20は、閉鎖体レール118及び閉鎖体104を移動させるように構成された駆動機構154を備えている。望ましくは、駆動機構154は、濾過プレス20の長手方向軸に略平行な方向への直線移動を、濾過プレス20の長手方向軸に略垂直な方向への閉鎖体レール118の直線移動へと変換するように構成されたリンク装置を備えている。しかしながら、閉鎖体レール118及び/又は閉鎖体104を移動させるための他の適切な構成が、また、使用されてもよい。
図19及び図20は、濾過媒体80の周縁端の周りにシール部材200を組み込んだ、好ましい濾過媒体組立体を含む、濾過プレート68を図示している。有利なこととして、このような構成では、濾過媒体80及びシール部材200は、一つのユニットして、濾過プレート68から取り外され且つ取り替えられるとよい。図示された構成は、濾過媒体80を濾過プレート68へ組み付けるのに必要とされる時間の量を減少させることが可能であり、且つ、それに加えて、以下でより詳細に説明されるように、濾過プレート68の製造を簡易化することが可能である。
先に説明したように、濾過媒体80は、濾過プレート68を協働させることにより画成された濾過チャンバー70(図3)の一部分を覆うものであり、且つ、液体物体が濾過媒体を通過して濾過チャンバー70へ出ることを許容しながら特定の固体の粒子状物体を捕捉するように動作する。図20を参照すると、濾過プレート68は、濾過媒体80の周縁部の周りを延びる溝202を画成している。図示された溝202は、略矩形状の形状をなし、且つ、シール部材200の略矩形状の部分を受け入れる。シール部材200は、その上、シール部材200の矩形状の部分から突出する突出部204を含んでいるとよく、且つ、望ましくは、シール部材200の溝202内での保持力を向上させるために、シール部材200が溝202内へ挿入されるときに、圧縮される。所望であれば、突出部204は、連続的なリブを作り出すためにシール部材200の全体の長さに亘って延びているとよいが、又は、その代わりとして、突出部204は、シール部材200の長さ方向に沿って非連続的であってもよい。さらにまた、シール部材200及び溝202の矩形状の断面が図示されているけれども、当業者であれば理解するように、シール部材200及び溝202の他の適切な構成及び形状が使用されてもよい。
図示されているように、シール部材200が溝202内に位置付けられるときには、シール部材200は、好ましくは、濾過プレート68によりその三つの側部が取り囲まれている。望ましくは、シール部材200の露出表面は、二つの部材間にシールを形成するようにフレーム72又は濾過プレート68のいずれかの対向する表面に接触するように構成された、ガスケット表面206を画成する。好ましくは、ガスケット表面206は、この技術分野で現在使用されているガスケット部材(典型的には、濾過媒体80とは別個のOリングタイプの部材)と類似の態様で形作られている。図示されたガスケット表面206は、その断面が半円形状をなしており、且つ、好ましくは、ガスケット表面206が濾過チャンバー70(図3)の全体の境界となるように、シール部材200の全体の長さに亘って延びている。しかしながら、ガスケット表面206は、もし所望であれば、他の適切な断面形状を備えていてもよい。
以上に説明したように、好ましくは、濾過媒体80は、濾過媒体80及びシール部材200が濾過プレート68から一つのユニットとして取り外し可能で且つ取り替え可能であるように、シール部材200に固定されている。図示された構成において、濾過媒体80の周縁端は、図20に図示されているように、シール部材200内に埋め込まれている。一つの特に好ましい実施形態において、シール部材200は、熱可塑性高分子材料(好ましくは、プラスチゾル)から作製されている。プラスチゾルは、プラスチック用可塑剤及び他の材料を組み合わせた、PVC(ポリ塩化ビニル)材料であるとよい。好ましくは、プラスチゾルは、濾過媒体80の周縁端が液化プラスチゾル材料内へ導入されるように、熱を加えることにより液体状態へ変換されることが可能である。いったん濾過媒体80の周縁端がプラスチゾル材料内へ導入されると、プラスチゾル材料は、冷却及び凝固されることが許容され、これにより、濾過媒体80の周縁端をシール部材200内に埋め込む。このような構成は、現在のところ好ましいものではあるけれども、濾過媒体80をシール部材200に固定するための他の適切な構成(例えば、機械的締結手段、接着剤、オーバーモールド工程、又は、他の適切な接合方法を含むもの)が、使用されてもよい。
有利なこととして、図19及び図20の図示された構成は、濾過プレート68を簡易に作製することを許容する。図示された構成において、濾過媒体80及びシール部材200は、シール部材200を単一の溝202内へ挿入することにより、濾過プレート68となるように組み付けられるとよい。従来技術の構成では、濾過媒体が、濾過プレートの第1の溝内に組み付けられ、且つ、ガスケット部材が、濾過プレートの第2の溝内に組み付けられることとなるが、これにより、追加の溝、及び濾過プレートのより複雑な構成が必要となる。これは、それぞれの溝が別個に機械加工され又はそうではなく形成される必要があるからである。その上、図示された濾過媒体80及びシール部材200は、シール部材200を溝202内へ挿入することにより、濾過プレート68に単一のステップで組み付けられることが可能であり、一方、従来技術の構成は、二つのはっきりとしたステップを必要とする。
本発明を特定の実施形態に基づいて説明してきたが、当該技術分野の通常の技能を有する者(当業者)に明らかな他の実施形態もまた本発明の範囲内にある。従って、各種の変更及び変形が本発明の精神及び範囲を離れることなくなされてもよい。例えば、各種の構成要素は所望のように位置が変えられてもよい。さらに、特徴、観点及び利点の全てが本発明を実施するのに必ずしも必要とされるわけではない。従って、本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲によってのみ規定されることが意図されている。
図1は、本発明の特定の特徴、観点及び利点を持つ複数の濾過プレート組立体を含む濾過プレスの斜視図である。 図2は、図1の濾過プレスの端部部分の斜視図である。 図3は、濾過プレート組立体により画成された濾過キャビティを図示する、図2の3−3線に沿ってとられた、図1の濾過プレスの断面図である。それぞれの濾過キャビティ内にスクレーパー組立体が配置されている。 図3aは、図3の3a−3a線に沿ってとられた、図3の濾過プレスの拡大部分図である。図3aは、濾過物を濾過キャビティから出口チャネルへ送る流れチャネルを示している。 図4は、図3の濾過プレスの実施形態の変形例の断面図である。図4の濾過プレスは、図3の濾過プレスの隅部供給チャネルとは対照的に、中央供給チャネルを介して個々の濾過キャビティへスラリーを導入するものである。 図5aは、濾過キャビティの周辺部の開放部分をシールする閉鎖体を含む、一つの濾過プレート組立体の垂直方向断面図である。好ましくは、閉鎖体によりスクレーパー組立体が担持されている。 図5bは、閉鎖体及びスクレーパー組立体が取り除かれた、図4aの濾過プレート組立体の垂直方向断面図である。 図6は、閉鎖位置にある閉鎖体を図示する、図1の濾過プレスの断面図である。 図7は、部分的に開放した位置にある閉鎖体を図示する、図1の濾過プレスの断面図である。 図8は、開放位置にある閉鎖体を図示する、図1の濾過プレスの断面図である。 図9は、図7の濾過プレスの拡大部分図である。 図10は、閉鎖体が閉鎖位置にある、図6の濾過プレスの横方向断面図である。 図11は、閉鎖体が部分的に開放した位置にある、図7の濾過プレスの横方向断面図である。 図12は、閉鎖体が開放位置にある、図8の濾過プレスの横方向断面図である。 図13は、濾過プレスから取り除かれた濾過プレート組立体の斜視図であり、部分的に開放した位置にある閉鎖体及びスクレーパー組立体を図示するものである。濾過プレート組立体は、フレームにより引き離された一対の濾過プレートを含んでいる。 図14は、図13の濾過プレート組立体の一つの濾過プレートの斜視図である。 図15は、図13の濾過プレート組立体のフレームの斜視図である。 図16は、図13の濾過プレート組立体の閉鎖体及びスクレーパー組立体の斜視図である。 図17は、二つの隣接した濾過プレート組立体のスクレーパー組立体が濾過プレート組立体の対向する側から取り出される、図13の濾過プレート組立体の変形例の斜視図である。 図18(a)は、図1の濾過プレスの変形例である。図18(a)の濾過プレスにおいて、濾過プレートの長手方向軸は、実質的に垂直方向を向く態様で差し向けられている。好ましくは、多くの他の点において、図18(a)の濾過プレスは、図1の濾過プレスと実質的に類似したものである。図18(b)は、閉鎖体及びスクレーパーが開放位置にある、図18(a)の濾過プレスを示している。隣接したスクレーパー及び閉鎖体は、排出されるべき粒子状ケーキのための空間を与えるために、濾過プレート組立体の対向する側から開放されるように構成されている。 図19は、一体化されたユニットを形成するように濾過媒体及びシール部材が一緒に固定された、濾過媒体組立体を含む、濾過プレートの斜視図である。 図20は、図19の20−20線に沿ってとられた、図19の濾過プレートの断面図であり、濾過媒体及びシールをより詳細に図示するものである。

Claims (33)

  1. 濾過プレート組立体であって、
    第1表面を有する第1濾過プレートと、
    前記第1表面に対向する第2表面を有する第2濾過プレートとを備え、前記第1濾過プレート及び前記第2濾過プレートは、互いに関して開放位置と閉鎖位置との間で移動可能であり、前記閉鎖位置において、前記第1表面の内側部分は、周辺部を有する濾過チャンバーを前記第1表面と前記第2表面との間に画成するように、前記第2表面の内側表面から離間しており、
    前記濾過プレート組立体は、前記第1濾過プレートと前記第2濾過プレートとの間にシールを作り出して、これにより前記周辺部にシール部分を画成することが可能であり、前記シール部分は、前記濾過プレート組立体がまた前記周辺部の開放部分を画成するように、前記周辺部の全体の長さよりも短い長さだけ延びており、前記開放部分は、粒子状ケーキが前記濾過チャンバーから取り出されることを許容するようにその寸法及び形状が決められており、さらに、
    前記開放部分を閉鎖する第1位置と前記開放部分を閉鎖しない第2位置との間で移動可能であるように構成された閉鎖体を備え、前記閉鎖体はさらに、前記第1位置において前記周辺部の前記開放部分をシールすることが可能である、濾過プレート組立体。
  2. 前記第1濾過プレートと前記第2濾過プレートとの間にフレームをさらに備え、前記フレームは、前記周辺部の前記開放部分の少なくとも一部分を画成する、請求項1の濾過プレート組立体。
  3. 前記周辺部は四つの側部を有し、前記フレームは、前記周辺部の三つの側部の境界となっている、請求項2の濾過プレート組立体。
  4. 前記フレームは、前記濾過チャンバー内の圧力に応じて前記フレームが拡張することを抑制するように、前記第1濾過プレート及び前記第2濾過プレートのうちの少なくとも一つにキー結合されている、請求項2の濾過プレート組立体。
  5. 前記閉鎖体は、スクレーパーを担持し、前記スクレーパーは、前記第1表面と前記第2表面との間にて延びるスクレーパー表面を有するとともに、前記閉鎖体が前記第2位置へ向けて移動したときに前記濾過チャンバー内にある粒子状ケーキが前記開放部分へ向けて押し出されるように構成されている、請求項1の濾過プレート組立体。
  6. 前記スクレーパー表面は、前記第1表面から前記第2表面まで前記濾過チャンバーに亘って実質的に完全に延びている、請求項5の濾過プレート組立体。
  7. 前記スクレーパーは、前記濾過チャンバー内にある粒子状ケーキを区分けする、互いから離間した複数のスクレーパー表面を備えている、請求項5の濾過プレート組立体。
  8. 前記スクレーパーは、前記濾過チャンバー内にある粒子状ケーキとの間で流体が熱的な伝達をとるように構成された内部流体通路を備えている、請求項5の濾過プレート組立体。
  9. 前記閉鎖体は、少なくとも一つの噴霧ノズルを担持し、前記噴霧ノズルは、洗浄流体源に接続されるとともに、前記第1表面及び前記第2表面のうちの少なくとも一つへ向けて噴霧状の洗浄流体を差し向けるように構成されている、請求項5の濾過プレート組立体。
  10. 前記閉鎖体は、前記濾過チャンバー内へ延びる部分を備え、前記部分は、前記第1表面から前記第2表面まで前記濾過チャンバーに亘って実質的に延びる少なくとも一つの支えボスを支持する、請求項1の濾過プレート組立体。
  11. 前記周辺部は、外部周辺部を含み、前記外部周辺部の長さは、前記シール部分の長さに、前記開放部分の長さを加えたものに等しい、請求項1の濾過プレート組立体。
  12. 濾過方法であって、
    第1濾過プレート、第2濾過プレート及び閉鎖体を備えた濾過プレート組立体により、シールされた濾過チャンバーを形成することを含み、前記第1濾過プレート及び前記第2濾過プレートは、前記濾過チャンバーを部分的に閉鎖して、これにより前記濾過チャンバーの開放部分を画成するように、互いに関して開放位置から閉鎖位置まで移動可能であり、前記閉鎖体は、前記シールされた濾過チャンバーの前記開放部分を閉鎖するように構成されており、
    前記濾過チャンバーへスラリーを導入することを含み、
    前記スラリーの液体成分を、前記濾過チャンバーの少なくとも一部分を覆う濾過媒体を介して、前記濾過チャンバー内で粒子状ケーキが形成されるまで押し込むことを含み、前記粒子状ケーキは、前記濾過チャンバーの実質的な部分を占有するものであり、
    前記閉鎖位置において前記第1濾過プレート及び前記第2濾過プレートを維持すること、
    前記閉鎖体を取り出すこと、及び、
    前記粒子状ケーキを前記濾過チャンバーの前記開放部分を介して排出することを含む、濾過方法。
  13. 前記第1濾過プレートと前記第2濾過プレートとの間にフレームを配置することをさらに含み、前記フレームは、前記開放部分を少なくとも部分的に画成する、請求項12の方法。
  14. 前記濾過チャンバー内の圧力に応じて前記フレームが拡張することを抑制するように、前記フレームを前記第1濾過プレート及び前記第2濾過プレートのうちの少なくとも一つにキー結合することをさらに含む、請求項13の方法。
  15. 前記粒子状ケーキの前記排出は、前記開放部分から離れるような前記閉鎖体の移動に伴って前記濾過チャンバーを介して移動可能なスクレーパーにより促進される、請求項12の方法。
  16. 濾過サイクル中に前記濾過チャンバー内にスクレーパーを提供することをさらに含み、前記スクレーパーは、前記粒子状ケーキを区分けするように構成されている、請求項12の方法。
  17. 濾過サイクル中に前記濾過チャンバー内にスクレーパーを提供すること、前記スクレーパーの内部流体通路内に加熱流体を循環させることにより、前記濾過チャンバー内にある前記粒子状ケーキを乾燥させることをさらに含む、請求項12の方法。
  18. 前記濾過チャンバーの前記開放部分を介して前記粒子状ケーキの前記排出を行った後であって且つ前記閉鎖位置において前記第1濾過プレート及び前記第2濾過プレートを維持している間に、前記濾過媒体へ向けて噴霧状の洗浄流体を差し向けることをさらに含む、請求項12の方法。
  19. 濾過サイクル中に前記濾過チャンバー内に少なくとも一つの支えボスを配置することにより、前記濾過チャンバーの外側の圧力に応じた前記第1濾過プレート及び前記第2濾過プレートの変形に抗することをさらに含み、前記支えボスは、前記閉鎖体より担持されている、請求項12の方法。
  20. 濾過プレスであって、
    支持表面を含むフレームと、
    静止ヘッドと、
    可動ヘッドと、
    前記静止ヘッドと前記可動ヘッドとの間にて前記支持表面により支持される複数の濾過プレートであって、前記複数の濾過プレートは、引き離し位置と圧縮位置との間で前記支持表面に沿って互いに関して移動可能である、複数の濾過プレートと、
    前記可動ヘッドと前記静止ヘッドとの間にて前記複数の濾過プレートを締め付けるように、前記静止ヘッドへ向かう方向に前記可動ヘッドに対して力を印加するように構成された力生成器とを備え、
    前記濾過プレートの隣接した対は、前記力生成器が前記複数の濾過プレートの間にシールを作り出すのに十分な力を印加したときに、部分的にシールされた濾過チャンバーを形成するように構成され、前記濾過チャンバーの周辺部は、開放部分を備えており、さらに、
    前記開放部分を閉鎖するように構成された閉鎖体であって、前記閉鎖体は、前記複数の濾過プレートが前記圧縮位置にある状態で、粒子が前記濾過チャンバーから取り出されることを許容するように前記開放部分から取り出されることが可能である、閉鎖体を備えた、濾過プレス。
  21. 前記複数の濾過プレートの前記それぞれの間に挿置されたフレームをさらに備え、それぞれの前記フレームは、前記濾過チャンバーの対応する一つのものの前記周辺部の前記開放部分の少なくとも一部分を画成する、請求項20の濾過プレス。
  22. 前記複数の濾過プレートは、前記可動ヘッドの移動の方向に整列した長手方向軸を規定し、一つの前記濾過チャンバーの前記開放部分は、隣接した前記濾過チャンバーの前記開放部分から前記長手方向軸に関して半径方向にずれている、請求項20の濾過プレス。
  23. 前記複数の閉鎖体のそれぞれは、スクレーパーを担持し、前記スクレーパーは、前記濾過チャンバーに亘って延びるスクレーパー表面を有するとともに、前記閉鎖体が前記開放部分から取り出される位置まで移動したときに前記濾過チャンバー内にある粒子状ケーキが前記開放部分へ向けて押し出されるように構成されている、請求項20の濾過プレス。
  24. 前記開放部分を閉鎖する位置から、前記開放部分から取り出される位置まで、前記複数の閉鎖体を移動させるように構成された駆動機構をさらに備えた、請求項23の濾過プレス。
  25. 前記スクレーパーのそれぞれは、前記濾過チャンバー内にある粒子状ケーキを区分けする、互いから離間した複数のスクレーパー表面を備えている、請求項23の濾過プレス。
  26. 前記スクレーパーは、前記濾過チャンバー内にある粒子状ケーキとの間で流体が熱的な伝達をとるように構成された内部流体通路を備えている、請求項23の濾過プレス。
  27. 前記複数の閉鎖体のそれぞれは、少なくとも一つの噴霧ノズルを担持し、前記噴霧ノズルは、洗浄流体源に接続されるとともに、前記開放部分を閉鎖する位置に前記閉鎖体があるときに前記濾過チャンバー内に配置されており、前記噴霧ノズルは、前記濾過チャンバー内にある濾過媒体へ向けて噴霧状の洗浄流体を差し向けるように構成されている、請求項20の濾過プレス。
  28. 前記複数の閉鎖体のそれぞれは、前記濾過チャンバー内へ延びる部分を備え、前記部分は、前記濾過チャンバーの外側の圧力のために前記濾過チャンバーが潰れることを抑制するように前記濾過チャンバーに亘って実質的に延びる少なくとも一つの支えボスを支持する、請求項20の濾過プレス。
  29. 前記周辺部は、外部周辺部を含み、前記外部周辺部の長さは、前記開放部分の長さに、前記濾過チャンバーの前記部分的にシールされた部分の長さを加えたものに等しい、請求項20の濾過プレス。
  30. 濾過器用の濾過プレート組立体であって、
    第1濾過プレートと、
    第2濾過プレートとを備え、前記第1濾過プレート及び前記第2濾過プレートは、前記濾過プレート組立体が閉鎖位置にあるときに前記第1濾過プレートと前記第2濾過プレートとの間の幅を画成する濾過チャンバーを作り出すように協働し、さらに、
    前記濾過チャンバーの前記幅の全体に亘って実質的に延びるとともに、前記濾過チャンバーから取り出されることが可能である、支えボスを備えた、濾過プレート組立体。
  31. 濾過プレート用の濾過媒体組立体であって、前記濾過プレートは、前記濾過プレートの濾過チャンバー部分の境界となる溝を含み、前記濾過媒体組立体は、
    濾過媒体部分であって、前記濾過媒体部分を介して液体が通過することを許容するとともに、前記濾過媒体部分を介して粒子状物体が通過することを抑制するように構成された濾過媒体部分と、
    前記濾過媒体部分の周縁部に固定されるとともに、前記濾過プレートの前記溝内に受け入れられるように構成されたシールとを備えた、濾過媒体組立体。
  32. 前記周縁部は前記シール内に埋め込まれている、請求項31の濾過媒体組立体。
  33. 前記シールは、成形可能材料から作製されている、請求項32の濾過媒体組立体。
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