JP2008147563A - ばらつきのあるledによる均一バックライトの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】液晶用バックライト等のLED応用装置を生産する際に、所望の色温度を持つLEDだけでなく、その他の色温度を持つLEDも使用して全面的に均一な色温度を作り出すことを課題とする。さらに、生産される各ランクのLEDを最も利用率が高いように使用することを課題とする。
【解決手段】所定の生産工場単位から生産されるLEDの色温度座標中における色温度分布情報を取得する色温度分布情報取得ステップと、取得された色温度分布情報に基づいて、前記LEDの一部を構成するLED集団であってその合成光が所定の色温度となり、かつ、最も前記LEDの利用率が高い最適集団を特定する色温度最適集団特定ステップと、特定された最適集団からLED応用装置に対して実装される小集団を、その小集団の合成光が前記所定の色温度となるように選抜して実装する最適色温度選抜実装ステップとからなるLED応用装置の生産方法を提供する。
【選択図】 図5
【解決手段】所定の生産工場単位から生産されるLEDの色温度座標中における色温度分布情報を取得する色温度分布情報取得ステップと、取得された色温度分布情報に基づいて、前記LEDの一部を構成するLED集団であってその合成光が所定の色温度となり、かつ、最も前記LEDの利用率が高い最適集団を特定する色温度最適集団特定ステップと、特定された最適集団からLED応用装置に対して実装される小集団を、その小集団の合成光が前記所定の色温度となるように選抜して実装する最適色温度選抜実装ステップとからなるLED応用装置の生産方法を提供する。
【選択図】 図5
Description
この発明は、液晶用バックライト等のLED応用装置の生産方法であって、色温度や光強度にばらつきのある多数のLEDを組み合わせて、均一の色温度や光強度を持つLED応用装置を生産するための生産方法に関する。
LEDの生産段階においては、同様に生産しても異なる色温度や光強度を持つLEDが生産される。生産されたLEDは色温度(色調)や光強度(光度)によってランク分けがなされる。ここで、一般に色温度は図1のような国際照明委員会によるCIE1931色度図の色度座標を用いて表される。LEDを用いて液晶用バックライト等を生産する場合は、全面に渡って均一な色温度や光強度が要求されるため、ランク分け後の所望の色温度や光強度を持つLEDのみを使用していた。
しかし、例えば所望の色として白色光を選択した場合においては、白色の色温度を持つLEDを使わなくとも、補色の関係にある色温度をもつLEDの光を混合することにより人の目にはほぼ白色に見える光を作り出すことが可能である。
特開2005−183986号公報
昼光色とほぼ同じ色温度を持つ光を作り出す白色LEDとして、InGaN系を用いた青色LEDにYAG蛍光体を塗布したものがある。この白色LEDの示す分光放射スペクトルは図3中の曲線(a)のようになり、昼光色の標準光源の分光放射スペクトル(b)とは異なる。しかし、図上方の四角内を見ると色温度や色度座標は同じ値となり、白色LEDの光は昼光色の標準光源とほぼ同じに見えることが分かる。そこで、このような発光特性を示すInGaN−YAG白色LEDに代表される擬似白色LEDを大量に生産して液晶用バックライト等に使用しているが、生産される擬似白色LEDは色温度のばらつきが大きくそのままでは採用できない。そこで、細かな色温度のランク分けを行い、必要な色温度のLEDのみを選別して望みの白色を作成していた。しかし、LEDのランク毎に選別して必要な色温度を持つLEDのみを使用しているため、LEDを大量に生産する必要があり、ひいてはバックライトの生産が困難となっていた。また、ランク毎の歩留まりによってLEDのコストが高価になり、バックライト自体も高価なものにならざるを得なかった。
そこで、液晶用バックライト等のLED応用装置を生産する際に、所望の色温度を持つLEDだけでなく、その他の色温度を持つLEDも使用して全面的に均一な色温度を作り出すことを課題とする。さらに、生産される各ランクのLEDを最も利用率が高いように使用することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明者は、以下のLED応用装置の生産方法及びLEDチップリールを提供する。
第一の発明は、所定の生産工場単位から生産されるLEDの色温度座標中における色温度分布情報を取得する色温度分布情報取得ステップと、取得された色温度分布情報に基づいて、前記LEDの一部を構成するLED集団であってその合成光が所定の色温度となり、かつ、最も前記LEDの利用率が高い最適集団を特定する色温度最適集団特定ステップと、特定された最適集団からLED応用装置に対して実装される小集団を、その小集団の合成光が前記所定の色温度となるように選抜して実装する最適色温度選抜実装ステップとからなるLED応用装置の生産方法を提供する。
第二の発明は、所定の生産工場単位から生産されるLEDの色温度座標中における色温度分布情報をそれぞれのLEDの光強度でランク分けした光強度ランク付色温度分布情報を取得する光強度ランク付色温度分布情報取得ステップと、取得された光強度ランク付色温度分布情報に基づいて、前記LEDの一部を構成するLED集団であってその合成光が所定の色温度となり、その合成光の平均光強度が所定の光強度となり、かつ、最も前記LEDの利用率が高い最適集団を特定する光強度最適集団特定ステップと、特定された最適集団からLED応用装置に対して実装される小集団を、その小集団の合成光が前記所定の色温度となり、かつ、平均光強度が所定の光強度となるように選抜して実装する光強度選抜実装ステップとからなるLED応用装置の生産方法を提供する。
第三の発明は、LEDチップを保持したチップマウンター用のLEDチップリールであって、LEDチップリールに保持されているLEDチップの合成光がLEDチップをマウントする基板に対して定められる所定の色温度となるLEDチップリールを提供する。また、第四の発明は、第三の発明に記載のLEDチップリールであって、テープに保持されているLEDチップの色温度の並び順を識別する色温度並順識別子を有するLEDチップリールを提供する。
第五の発明は、所定の生産工場単位から生産されるLEDの色温度座標中における色温度分布情報を取得する第二色温度分布情報取得ステップと、取得された色温度分布情報に基づいて、前記LEDの一部を構成する集団であってその合成光が所定の色温度となるような実装集団を選抜して実装する第二最適色温度選抜実装ステップとからなるLED応用装置の生産方法を提供する。
第六の発明は、所定の生産工場単位から生産されるLEDの色温度座標中における色温度分布情報をそれぞれのLEDの光強度でランク分けした光強度ランク付色温度分布情報を取得する第二光強度ランク付色温度分布情報取得ステップと、取得された光強度ランク付色温度分布情報に基づいて、前記LEDの一部を構成する集団であってその合成光が所定の色温度となり、その合成光の平均光強度が所定の光強度となるような実装集団を選抜して実装する第二光強度選抜実装ステップとからなるLED応用装置の生産方法を提供する。
本発明のLED応用装置の生産方法によれば、必要な色温度のLEDのみを選別して使用しなくても、所定の生産工場単位から生産されるLEDを最も利用率が高いように使用して、均一な色温度を持つLED応用装置を生産することができる。そのため、各ランクに属するLEDを有効に使用でき、破棄されるLEDの数も減るので生産コストを抑えることができる。また、本発明のLEDリールチップによれば、色温度並順識別子に従ってLEDを載置していくだけで所望の色温度を再現することが可能である。
以下に各発明を実施するための最良の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。なお、以下の実施形態と請求項の関係は次の通りである。実施形態1は、主に請求項1、5などについて説明する。実施形態2は、主に請求項2、6などについて説明する。実施形態3は、主に請求項3、4などについて説明する。
<<実施形態1>>
<<実施形態1>>
<実施形態1:概要>本実施形態では、所定の生産工場にて生産され、色温度別にランク分けがされたLEDを最も利用率が高いように使用して、均一な色温度を持つLED応用装置を生産する方法について説明する。
<実施形態1:構成>本実施形態に係るLED応用装置の生産方法は、色温度分布情報取得ステップと、色温度最適集団特定ステップと、最適色温度選抜実装ステップとからなる。
<実施形態1:各構成の説明>
(色温度分布情報取得ステップ)
まず、色温度分布情報取得ステップとは、所定の生産工場単位から生産されるLEDの色温度座標中における色温度分布情報を取得するステップである。例えば、所定の生産工場単位で生産されるLEDを色温度によってランク分けし、生産されたLEDが各ランクにどのぐらいの割合で分布するかという分布情報を取得する。所定の生産工場単位から生産されるLEDとは、LEDを構成する物質や発光色(赤、青、白)などを指定して生産されるLED群のことを表す。所定の工場で同様の工程を経て生産されるので、生産されるLEDの色温度分布はほぼ同じになると考えられる。また、色温度によるランク分けは、図1のようなCIE1931色度図の色度座標等を用いて行う。例えば、擬似白色LEDであれば、図1の真ん中に示されている直線で囲まれた領域においてaからiまでの9ランクにランク分けがされる。このランク分けは、図2の表に基づいてなされている。実際には、検査対象のLEDの発する光の色度座標が(0.282,0.264)であった場合にはランクdに分類するというようにランク分けがされる。そして、生産されたLEDが各ランクにどのぐらいの割合で分布するかという情報を取得する。また、このステップにおいて取得される色温度分布情報は、生産された1つ1つのLEDがそれぞれどのような色温度を持つかという分布情報であっても良い。
まず、色温度分布情報取得ステップとは、所定の生産工場単位から生産されるLEDの色温度座標中における色温度分布情報を取得するステップである。例えば、所定の生産工場単位で生産されるLEDを色温度によってランク分けし、生産されたLEDが各ランクにどのぐらいの割合で分布するかという分布情報を取得する。所定の生産工場単位から生産されるLEDとは、LEDを構成する物質や発光色(赤、青、白)などを指定して生産されるLED群のことを表す。所定の工場で同様の工程を経て生産されるので、生産されるLEDの色温度分布はほぼ同じになると考えられる。また、色温度によるランク分けは、図1のようなCIE1931色度図の色度座標等を用いて行う。例えば、擬似白色LEDであれば、図1の真ん中に示されている直線で囲まれた領域においてaからiまでの9ランクにランク分けがされる。このランク分けは、図2の表に基づいてなされている。実際には、検査対象のLEDの発する光の色度座標が(0.282,0.264)であった場合にはランクdに分類するというようにランク分けがされる。そして、生産されたLEDが各ランクにどのぐらいの割合で分布するかという情報を取得する。また、このステップにおいて取得される色温度分布情報は、生産された1つ1つのLEDがそれぞれどのような色温度を持つかという分布情報であっても良い。
(色温度最適集団特定ステップ)
次に、色温度最適集団特定ステップとは、所定の生産工場単位から生産されるLEDの中からその合成光が所定の色温度となり、かつ、最も前記LEDの利用率が高い最適集団を特定するステップであり、取得された色温度分布情報に基づいて決定される。このステップにおいては、まず、所定の色温度を決定する。また、実装される基板の配置パターンにより所定の色温度を作るためにLEDを何個組み合わせられるかを決定する。基板の配置パターンとは、実装されるLED応用装置毎に決まっているものであり、図4のような様々な場合が考えられる。この図において、点線はLEDの配置箇所を示している。図4(a)のように、2組のLED配置箇所が隣接しており、それが点在しているような場合には、1つのLEDで所定の色温度を持つLED2つを1組として配置、及び2つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるLEDを1組として配置することが出来る。また、図4(b)のように、3組のLED配置箇所が隣接しており、それが点在しているような場合には、1つのLEDで所定の色温度を持つLED3つを1組として配置、及び3つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるLEDを1組として配置することが出来る。この場合にはさらに、1つのLEDで所定の色温度を持つLED1つと2つのLEDで所定の色温度を持つLEDを組み合わせた3つのLEDを1組として配置することも可能である。さらに、図4(c)のように、4組のLED配置箇所が隣接しており、それが点在しているような場合には、1つのLEDで所定の色温度を持つLED4つを1組として配置、2つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるLEDを2セットで1組として配置、1つのLEDで所定の色温度を持つLED1つと3つのLEDで所定の色温度を持つLEDを組み合わせた4つのLEDを1組として配置、及び4つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるLEDを1組として配置することが出来る。また、図4(d)のようにLEDを一面に一様に並べる場合には、所定の色温度を作るためにLEDを組み合わせられる最大の数は、何個のLEDの合成光であれば人が見たときに所定の色温度の光であると認識されるかということで決まる。
次に、色温度最適集団特定ステップとは、所定の生産工場単位から生産されるLEDの中からその合成光が所定の色温度となり、かつ、最も前記LEDの利用率が高い最適集団を特定するステップであり、取得された色温度分布情報に基づいて決定される。このステップにおいては、まず、所定の色温度を決定する。また、実装される基板の配置パターンにより所定の色温度を作るためにLEDを何個組み合わせられるかを決定する。基板の配置パターンとは、実装されるLED応用装置毎に決まっているものであり、図4のような様々な場合が考えられる。この図において、点線はLEDの配置箇所を示している。図4(a)のように、2組のLED配置箇所が隣接しており、それが点在しているような場合には、1つのLEDで所定の色温度を持つLED2つを1組として配置、及び2つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるLEDを1組として配置することが出来る。また、図4(b)のように、3組のLED配置箇所が隣接しており、それが点在しているような場合には、1つのLEDで所定の色温度を持つLED3つを1組として配置、及び3つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるLEDを1組として配置することが出来る。この場合にはさらに、1つのLEDで所定の色温度を持つLED1つと2つのLEDで所定の色温度を持つLEDを組み合わせた3つのLEDを1組として配置することも可能である。さらに、図4(c)のように、4組のLED配置箇所が隣接しており、それが点在しているような場合には、1つのLEDで所定の色温度を持つLED4つを1組として配置、2つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるLEDを2セットで1組として配置、1つのLEDで所定の色温度を持つLED1つと3つのLEDで所定の色温度を持つLEDを組み合わせた4つのLEDを1組として配置、及び4つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるLEDを1組として配置することが出来る。また、図4(d)のようにLEDを一面に一様に並べる場合には、所定の色温度を作るためにLEDを組み合わせられる最大の数は、何個のLEDの合成光であれば人が見たときに所定の色温度の光であると認識されるかということで決まる。
次に、前ステップで取得された色温度分布情報及び基板の配置パターンの情報に基づいて、生産されたLEDの中から最適集団を特定する。最適集団とは、生産されたLEDの利用率が最も高いような集団である。例えば、図4(a)のように、2組のLED配置箇所が隣接しており、それが点在しているような場合には、まず、1つのLEDで所定の色温度を持つLEDを全て抽出し、次に、2つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるLEDを全て抽出する。この作業により抽出されたLEDの集団が最適集団となる。次に、図4(b)のように3組のLED配置箇所が隣接しており、それが点在しているような場合には、まず、1つのLEDで所定の色温度を持つLEDを全て抽出する。このとき抽出されたLEDの数をA個とする。次に、2つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるLEDの組をAセット、もしくは、2つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるLEDの最大の数がAセット以下である場合にはその最大の数のLEDを抽出する。これにより、2つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるLEDは1つのLEDで所定の色温度を持つLEDと組み合わせて使用することができる。そして最後に、3つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるLEDを全て抽出する。この作業により最適集団が特定される。さらに、図4(c)のように、4組のLED配置箇所が隣接しており、それが点在しているような場合も同様に、まず、1つのLEDで所定の色温度を持つLEDを全て抽出する。このとき抽出されたLEDの数をB個とする。次に、2つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるLEDを全て抽出する。これは2セットで1組として使用する。次に、3つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるLEDの組をBセット、もしくはそれ以下しか組み合わせが出来ない場合にはその全てを抽出する。さらに、4つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるLEDを全て抽出する。この作業により最適集団が特定される。また、図4(d)のようにLEDを一面に一様に並べる場合には、所定の色温度を作るためにLEDをいくつ組み合わせても良いので、まず、1つのLEDで所定の色温度を持つLEDを全て抽出する。次に、2つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるLEDを全て抽出する。さらに、3つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるLEDを全て抽出する。・・・というように、組み合わせるLEDの数を1つずつ増やして所定の色温度を作るLEDの組み合わせを全て抽出していく。なお、組み合わせられる最大の数は、先述の通り、何個のLEDの合成光であれば人が見たときに所定の色温度の光であると認識されるかということで決まる。また、色温度最適集団特定ステップにて抽出されなかったLEDは次に生産されるLEDの集団に混ぜる。
(最適色温度選抜実装ステップ)
また、最適色温度選抜実装ステップとは、特定された最適集団からLED応用装置に対して実装される小集団を、その小集団の合成光が前記所定の色温度となるように選抜して実装するステップである。このステップにおいては、まず、色温度最適集団特定ステップにより特定された最適集団の中から、実際にLED応用装置に実装するLEDを所定の色温度を持つような組み合わせで選抜する。そして、その選抜されたLEDを全体として所定の色温度となるような並び順に実装する。この最適色温度選抜実装ステップによる実装を繰り返すことにより、最終的には前ステップにおいて最適集団に選ばれていた全てのLEDを使用できる。
また、最適色温度選抜実装ステップとは、特定された最適集団からLED応用装置に対して実装される小集団を、その小集団の合成光が前記所定の色温度となるように選抜して実装するステップである。このステップにおいては、まず、色温度最適集団特定ステップにより特定された最適集団の中から、実際にLED応用装置に実装するLEDを所定の色温度を持つような組み合わせで選抜する。そして、その選抜されたLEDを全体として所定の色温度となるような並び順に実装する。この最適色温度選抜実装ステップによる実装を繰り返すことにより、最終的には前ステップにおいて最適集団に選ばれていた全てのLEDを使用できる。
<実施形態1:処理の流れ>次に、本実施形態に係る処理の流れの一例について具体例を用いて説明する。まず、図5は、本実施形態に係るLED応用装置の生産方法の処理フローを示す図である。色温度分布情報取得ステップ(S0501)においては、まず、ステップS0501aにおいて所定の生産工場単位から生産されるLEDを色温度によってランク分けする。そして、ステップS0501bにおいて全てのLEDが各ランクにどのぐらいの割合で分布するかという分布情報を取得する。図6はCIE1931色度図の一部を拡大したものである。簡単のために、色温度のランク分けは図のようにx軸とy軸に平行な直線で囲まれる領域に分けられるとする。また、各ランクの名前は、1段目が左からa、b、c、2段目が左からd、e、f、3段目がg、h、iとする。例えば、図7(a)のように所定の生産工場単位から生産されるLEDの割合が、a:b:c:d:e:f:g:h:iが2:4:3:3:1:1:5:2:4であるという色温度分布情報を取得する。この数字の意味は、25個のLEDがあるとそのうち2個の割合でランクaに属するものが含まれており、4個の割合でランクbに属するものが含まれており、3個の割合でランクcに属するものが含まれており、・・・(以下、省略)ということである。
次に、色温度最適集団特定ステップ(S0502)においては、まず、ステップS0502aにおいて実装される基板の配置パターンにより所定の色温度を作るためにLEDを何個組み合わせられるかを決定する。まずはケース1として、図4(c)のように4組のLED配置箇所が隣接しており、それが点在しているような配置パターンの基板に対する最適集団の特定方法(S0502b)を説明する。なお、所定の色温度はランクeの色温度であり、組み合わせることにより所定の色温度となるLEDの組み合わせとその比率は、aとi、bとh、cとg、dとfを1:1で組み合わせたもの、bとgとiを1:1:1で組み合わせたものであるとする。これは、色温度座標中においてeを中心として対する位置にあるランクを組み合わせたものである(図6)。最初に、1つのLEDで所定の色温度eを持つLEDを全て抽出する。これは、図7(c)のステップ1の作業に当たる。なお、eの色温度を持つLEDは、25個中1個の割合で含まれている。抽出の結果、残ったLEDはa:b:c:d:e:f:g:h:iが2:4:3:3:0:1:5:2:4である。次に、ステップ2においてステップ1の抽出後に残ったLEDについて、2つのLEDを組み合わせた合成光が所定の色温度となる組み合わせを抽出する。a:i、b:h、c:g、d:fが1:1の割合で組み合わせられるので、a:b:c:d:f:g:h:iを2:2:3:1:1:3:2:2の割合で使用できる。そこで、これらを全て抽出する。この結果、残ったLEDは、a:b:c:d:e:f:g:h:iが0:2:0:2:0:0:2:0:2である。次に、ステップ3においてステップ2の抽出後に残ったLEDについて、3つのLEDを組み合わせた合成光がeの色温度となる組み合わせを抽出する。b:g:iが1:1:1の割合で組み合わせられるので、b:g:iを2:2:2で抽出することが考えられる。しかし、3つのLEDを組み合わせは、1つのLEDで所定の色温度を持つLEDと組み合わせて使用する。この場合には、3つで所定の色温度となるLEDの組み合わせの数は25個のLEDのうち2の割合であるが、1つのLEDで所定の色温度を持つLEDの数は25個のLEDのうち1の割合であるので、b:g:iを1:1:1で抽出する。さらに、ステップ3の抽出後に残ったLEDについて、4つのLEDを組み合わせた合成光が所定の色温度となる組み合わせを抽出するが、残ったLEDはb:d:g:iであり、これを組み合わせても所定の色温度とはならないとの判断をし、ここで、色温度最適集団特定ステップは終了する。この結果、図7(b)に示したように特定される最適集団はa:b:c:d:e:f:g:h:iが2:3:3:1:1:1:4:2:3となり、LEDを25個中20個の割合で使用できることが分かる。このとき、LED利用率は80パーセントになる。一方、所定の色温度eを持つLEDのみを使用した場合は、LEDを25個中1個の割合でしか使用できないため、LED利用率は4パーセントとなる。
次に、ケース2として、図4(d)のようにLEDを一面に一様に並べるような配置パターンの基板に対する最適集団の特定方法(S0502b)を説明する。図8(a)は所定の生産工場単位から生産されるLEDの色温度分布情報である。最初に、1つのLEDで所定の色温度eを持つLEDを全て抽出する。これは、図8(c)のステップ1の作業に当たる。抽出の結果、残ったLEDはa:b:c:d:e:f:g:h:iが2:4:3:3:0:1:5:2:4である。次に、ステップ2においてステップ1の抽出後に残ったLEDについて、2つのLEDを組み合わせた合成光が所定の色温度となる組み合わせを抽出する。ケース1と同様に、a:i、b:h、c:g、d:fが1:1の割合で組み合わせられるので、a:b:c:d:f:g:h:iを2:2:3:1:1:3:2:2の割合で使用できる。そこで、これらを全て抽出する。この結果、残ったLEDは、a:b:c:d:e:f:g:h:iが0:2:0:2:0:0:2:0:2である。次に、ステップ3においてステップ2の抽出後に残ったLEDについて、3つのLEDを組み合わせた合成光がeの色温度となる組み合わせを抽出する。ケース1と同様に、b:g:iが1:1:1の割合で組み合わせられるので、b:g:iを2:2:2の割合で使用できる。そこで、これらを全て抽出する。この結果、残ったLEDは、a:b:c:d:e:f:g:h:iが0:0:0:2:0:0:0:0:0である。さらに、ステップ3の抽出後に残ったLEDについて、4つのLEDを組み合わせた合成光が所定の色温度となる組み合わせを抽出するが、残ったLEDはdのみであり、組み合わせは作れないので、ここで、色温度最適集団特定ステップは終了する。この結果、図8(b)に示したように特定される最適集団はa:b:c:d:e:f:g:h:iが2:4:3:1:1:1:5:2:4となり、LEDを25個中23個の割合で使用できることが分かる。このとき、LED利用率は92パーセントになる。
最後に、最適色温度選抜実装ステップ(S0503)においては、まず、ステップS0503aにおいて色温度最適集団特定ステップによって特定された最適集団の中からLED応用装置に対して実装される小集団が選抜される。この小集団は実装される基板の配置パターンによっても異なる。そこで、ケース1(図4(c))及びケース2(図4(d))の場合を例に具体的に説明する。
まず、ケース1の4組のLED配置箇所が隣接しており、それが点在しているような配置パターンの基板にして実装する場合であり、LEDが1万個必要であった場合には、例えば、2つのLEDを組み合わせることにより所望の色温度となるcとgを5000個ずつの小集団を選抜する。この組み合わせはaとiに変えても良いし、cとgとaとiが2500個ずつであっても良い。また、3つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるb、g、iと1つのLEDで所定の色温度を持つeをそれぞれ2500個ずつ選抜しても良い。そして、ステップS0503bにおいて選抜されたLEDを全体として所定の色温度となるような並び順に実装する。図9に基板のパターン及び実装例について示した。図9に示したように、隣接した4組のLED配置箇所に、選抜した小集団のLEDを所定の色温度を持つように配置する。図9(a)のようにcとg2つずつを市松模様のように並べても良いし、図9(b)のようにcとgとaとiを1つずつ並べても良い。また、図9(c)のようにbとgとiとeを1つずつ並べても良い。つまり、閉じられた隣接するLED配置箇所内において所定の色温度を持つように配置すればよい。
次に、ケース2のLEDを一面に一様に並べるような配置パターンの基板に対して実装する場合であり、LEDが3000個必要であった場合には、例えば、2つのLEDを組み合わせることにより所望の色温度となるcとgを1500個の小集団を選抜する。他の例としては、3つのLEDを組み合わせることにより所定の色温度となるb、g、iをそれぞれ1000個ずつの小集団を選抜しても良い。そして、ステップS0503bにおいて選抜されたLEDを全体として所定の色温度となるような並び順に実装する。図10に基板のパターン及び実装例について示した。図10に示したように、組み合わせる必要があるLEDは隣接させて正方形に近い形に配置する。図10(a)のようにcとgをc同士、g同士が隣り合わないように市松模様状に並べても良いし、図10(b)のようにbとgとiを正方形に近い形に隣接して配置してもよい。ただし、この場合には3×3の任意の領域内に存在する9個のLEDにより合成光が作られると仮定した。他にも実装する基板の配置パターンやLEDの組み合わせによって多種多様な選抜方法及び実装方法が考えられる。
また、色温度最適集団特定ステップは省略することが可能である。その意味は、所定の生産工場単位から生産されるLEDの中から最適集団を特定せずに、実際に実装するLEDを直接抽出しても構わないということである。
<実施形態1:効果>本実施形態に係るLED応用装置の生産方法によれば、必要な色温度のLEDのみを選別して使用しなくても、所定の生産工場単位から生産されるLEDを最も利用率が高いように使用して、均一な色温度を持つLED応用装置を生産することができる。また、所望の色温度を持つLEDの歩留まりが悪い場合であっても、コストを抑えて生産することが可能である。
<<実施形態2>>
<<実施形態2>>
<実施形態2:概要>実施形態1に記載のLED応用装置の生産方法を基本とし、さらに光強度のランク分けまでも考慮したLED応用装置の生産方法について説明する。
<実施形態2:構成>本実施形態に係るLED応用装置の生産方法は、光強度ランク付色温度分布情報取得ステップと、光強度最適集団特定ステップと、光強度選抜実装ステップとからなる。
<実施形態2:各構成の説明>
(光強度ランク付色温度分布情報取得ステップ)
まず、光強度ランク付色温度分布情報取得ステップとは、所定の生産工場単位から生産されるLEDの色温度座標中における色温度分布情報をそれぞれのLEDの光強度でランク分けした光強度ランク付色温度分布情報を取得するステップである。色温度によるランク分けは、実施形態1と同様に図1のようなCIE1931色度図の色度座標等を用いて行う。また、光強度によるランク分けは図11(a)の表に基づいてなされ、ある一定の電流(ここでは20mA)をLEDに流したときに発する光の光強度によって決定する。ここで、各光強度ランクの名前は、光の強い順にランク1、ランク2、ランク3、・・・、ランク9とする。例えば、検査対象のLEDが発する光の光強度が1250mcdであった場合にはランク5に分類するというようにランク分けがされる。なお、通常は各光強度ランクに属するLEDの割合は図11(b)のように、ある光強度ランクをピークにそれよりも強い光強度を持つLEDの割合やそれよりも弱い光強度を持つLEDの割合は徐々に少なくなるという分布を示す。従来は、生産されたLEDの中から所望の光強度を持つLEDのみを選別して使用するか、もしくは、例えば図11(b)中のA領域のような限られたランクに属するLEDのみを使用していたが、本件発明においては、ランク1からランク9までの全てのLEDが使用する対象となる。そして、生産されたLEDが各色温度ランク及び各光強度ランクにどのぐらいの割合で分布するかという光強度ランク付色温度分布情報を取得する。また、このステップにおいて取得される光強度ランク付色温度分布情報は、生産された1つ1つのLEDがそれぞれどのような色温度及び光強度を持つかという分布情報であっても良い。
まず、光強度ランク付色温度分布情報取得ステップとは、所定の生産工場単位から生産されるLEDの色温度座標中における色温度分布情報をそれぞれのLEDの光強度でランク分けした光強度ランク付色温度分布情報を取得するステップである。色温度によるランク分けは、実施形態1と同様に図1のようなCIE1931色度図の色度座標等を用いて行う。また、光強度によるランク分けは図11(a)の表に基づいてなされ、ある一定の電流(ここでは20mA)をLEDに流したときに発する光の光強度によって決定する。ここで、各光強度ランクの名前は、光の強い順にランク1、ランク2、ランク3、・・・、ランク9とする。例えば、検査対象のLEDが発する光の光強度が1250mcdであった場合にはランク5に分類するというようにランク分けがされる。なお、通常は各光強度ランクに属するLEDの割合は図11(b)のように、ある光強度ランクをピークにそれよりも強い光強度を持つLEDの割合やそれよりも弱い光強度を持つLEDの割合は徐々に少なくなるという分布を示す。従来は、生産されたLEDの中から所望の光強度を持つLEDのみを選別して使用するか、もしくは、例えば図11(b)中のA領域のような限られたランクに属するLEDのみを使用していたが、本件発明においては、ランク1からランク9までの全てのLEDが使用する対象となる。そして、生産されたLEDが各色温度ランク及び各光強度ランクにどのぐらいの割合で分布するかという光強度ランク付色温度分布情報を取得する。また、このステップにおいて取得される光強度ランク付色温度分布情報は、生産された1つ1つのLEDがそれぞれどのような色温度及び光強度を持つかという分布情報であっても良い。
(光強度最適集団特定ステップ)
次に、光強度最適集団特定ステップとは、所定の生産工場単位から生産されるLEDの中からその合成光が所定の色温度となり、その合成光の平均光強度が所定の光強度となり、かつ、最も前記LEDの利用率が高い最適集団を特定するステップであり、取得された光強度ランク付色温度分布情報に基づいて決定される。このステップにおいては、まず、所定の色温度及び光強度を決定する。また、実装される基板の配置パターンにより所定の色温度及び光強度を作るためにLEDを何個組み合わせられるかを決定する。基板の配置パターンとは、実装されるLED応用装置毎に決まっているものであり、図4のような様々な場合が考えられる。前ステップで取得された光強度ランク付色温度分布情報及び基板の配置パターンの情報に基づいて、生産されたLEDの中から最適集団を特定する。最適集団とは、生産されたLEDの利用率が最も高いような集団である。最適集団の特定方法は基本的に実施形態1と同様であり、色温度のみでなく、光強度についてもさらにランク分けされている場合として考えられる。まず、同色温度ランク内のLEDに対して組み合わせることにより平均光強度が所定の光強度となるLED群の組み合わせを決める。ここで、組み合わせの方法は、LEDの光強度分布と所定の平均光強度との関係によって決まる。例えば、LEDの数が図11(b)のような光強度分布を持っており、所定の平均光強度がランク5であった場合には、ランク5よりも強い光を持つLEDと弱い光を持つLEDが1:1の割合で存在するので、この割合で組み合わせると良い。また、同じくLEDの数が図11(b)のような光強度分布を持っており、所定の平均光強度がランク6であった場合には、ランク6よりも強い光を持つLEDと弱い光を持つLEDの数が異なり、1:3程度の割合で存在するので、このような割合で組み合わせると良い。その後、所定の平均光強度を持つLED群と組み合わせることにより所定の色温度を作り出せる関係の色温度を持つLED群とを組み合わせることで、所定の色温度、所定の平均光強度を持つLED群を作ることができる。なお、組み合わせることにより所定の色温度となるLED群の総合光強度が同じでなければならない点に注意する必要がある。
次に、光強度最適集団特定ステップとは、所定の生産工場単位から生産されるLEDの中からその合成光が所定の色温度となり、その合成光の平均光強度が所定の光強度となり、かつ、最も前記LEDの利用率が高い最適集団を特定するステップであり、取得された光強度ランク付色温度分布情報に基づいて決定される。このステップにおいては、まず、所定の色温度及び光強度を決定する。また、実装される基板の配置パターンにより所定の色温度及び光強度を作るためにLEDを何個組み合わせられるかを決定する。基板の配置パターンとは、実装されるLED応用装置毎に決まっているものであり、図4のような様々な場合が考えられる。前ステップで取得された光強度ランク付色温度分布情報及び基板の配置パターンの情報に基づいて、生産されたLEDの中から最適集団を特定する。最適集団とは、生産されたLEDの利用率が最も高いような集団である。最適集団の特定方法は基本的に実施形態1と同様であり、色温度のみでなく、光強度についてもさらにランク分けされている場合として考えられる。まず、同色温度ランク内のLEDに対して組み合わせることにより平均光強度が所定の光強度となるLED群の組み合わせを決める。ここで、組み合わせの方法は、LEDの光強度分布と所定の平均光強度との関係によって決まる。例えば、LEDの数が図11(b)のような光強度分布を持っており、所定の平均光強度がランク5であった場合には、ランク5よりも強い光を持つLEDと弱い光を持つLEDが1:1の割合で存在するので、この割合で組み合わせると良い。また、同じくLEDの数が図11(b)のような光強度分布を持っており、所定の平均光強度がランク6であった場合には、ランク6よりも強い光を持つLEDと弱い光を持つLEDの数が異なり、1:3程度の割合で存在するので、このような割合で組み合わせると良い。その後、所定の平均光強度を持つLED群と組み合わせることにより所定の色温度を作り出せる関係の色温度を持つLED群とを組み合わせることで、所定の色温度、所定の平均光強度を持つLED群を作ることができる。なお、組み合わせることにより所定の色温度となるLED群の総合光強度が同じでなければならない点に注意する必要がある。
(光強度選抜実装ステップ)
また、光強度選抜実装ステップとは、特定された最適集団からLED応用装置に対して実装される小集団を、その小集団の合成光が前記所定の色温度及び光強度となるように選抜して実装するステップである。このステップにおいては、まず、光強度最適集団特定ステップにより特定された最適集団の中から、実際にLED応用装置に実装するLEDを所定の色温度及び光強度を持つような組み合わせで選抜する。そして、その選抜されたLEDを全体として所定の色温度及び光強度となるような並び順に実装する。この最適色温度選抜実装ステップによる実装を繰り返すことにより、最終的には前ステップにおいて最適集団に選ばれていた全てのLEDを使用できる。
また、光強度選抜実装ステップとは、特定された最適集団からLED応用装置に対して実装される小集団を、その小集団の合成光が前記所定の色温度及び光強度となるように選抜して実装するステップである。このステップにおいては、まず、光強度最適集団特定ステップにより特定された最適集団の中から、実際にLED応用装置に実装するLEDを所定の色温度及び光強度を持つような組み合わせで選抜する。そして、その選抜されたLEDを全体として所定の色温度及び光強度となるような並び順に実装する。この最適色温度選抜実装ステップによる実装を繰り返すことにより、最終的には前ステップにおいて最適集団に選ばれていた全てのLEDを使用できる。
<実施形態2:処理の流れ>次に、本実施形態に係る処理の流れの一例について具体例を用いて説明する。まず、図12は、本実施形態に係るLED応用装置の生産方法の処理フローを示す図である。光強度ランク付色温度分布情報取得ステップ(S1201)においては、まず、ステップS1201aにおいて、所定の生産工場単位から生産されるLEDを色温度及び光強度でランク分けをする。そして、ステップS1201bにおいて、各色温度ランク及び各光強度ランクにどのぐらいの割合でLEDが分布しているかという光強度ランク付色温度分布情報を取得する。ここでは、実施形態1と同様に図6のようにランクaからランクiの9ランクの色温度ランクに分けるとする。また光強度ランクは図11(a)のようにランク1からランク9の9つの光強度ランクに分けられるとする。得られる光強度ランク付色温度分布情報は図13(a)のようになる。ここで、色温度のランクではaランクに属するもののうち、光強度ではランク1に属するものをa1、ランク2に属するものをa2、ランク3に属するものをa3、・・・と呼ぶことにする。この図13(a)の表の数字の意味は、250個のLEDがあるとそのうち2個の割合でa1に属するものが含まれており、4個の割合でランクa2に属するものが含まれており、6個の割合でランクa3に属するものが含まれており、・・・(以下、省略)ということである。
次に、色温度最適集団特定ステップ(S1202)においては、まず、ステップS1202aにおいて実装される基板の配置パターンにより所定の色温度を作るためにLEDを何個組み合わせられるかを決定する。具体例として、図4(c)のように4組のLED配置箇所が隣接しており、それが点在しているような配置パターンの基板に対する最適集団の特定方法(S1202b)を説明する。なお、所定の色温度はランクeの色温度であり、所定の平均光強度はランク5の光強度であるとする。組み合わせることにより所定の色温度及び所定の平均光強度となるLEDの組み合わせとその比率は、e1:e9、e2:e8、e3:e7、e4:e6、a5:i5、b5:h5、c5:g5、d5:f5を1:1で組み合わせたもの、a1:a9:i1:i9、b1:b9:h1:h9、c1:c9:g1:g9、d1:d9:f1:f9、a2:a8:i2:i8、b2:b8:h2:h8、c2:c8:g2:g8、d2:d8:f2:f8、a3:a7:i3:i7、b3:b7:h3:h7、c3:c7:g3:g7、d3:d7:f3:f7、a4:a6:i4:i6、b4:b6:h4:h6、c4:c6:g4:g6、d4:d6:f4:f6を1:1:1:1で組み合わせたものがこれに当たるとする。最初に、図14のステップ1において、1つのLEDで所定の色温度e及び所定の光強度5をもつLEDを全て抽出する。次に、図15のステップ2において、ステップ1の抽出後に残ったLEDについて2つのLEDで所定の色温度及び所定の平均光強度をもつLEDを抽出する。まず、所定の色温度を持つLEDであり、光強度が異なるLEDについて、e1:e9、e2:e8、e3:e7、e4:e6が1:1の割合で組み合わせられるので、e1:e2:e3:e4:e6:e7:e8:e9が1:2:3:4:4:3:2:1:の割合で抽出できる。また、所定の光強度(ランク5)をもつが、色温度が異なるLEDについて、a5:i5、b5:h5、c5:g5、d5:f5を1:1の割合で組み合わせられるので、a5:b5:c5:d5:f5:g5:h5:i5を5:5:5:5:5:5:5:5の割合で抽出できる。これらを全て抽出する。さらに、図16のステップ3において、ステップ2の抽出後に残ったLEDについて3つのLEDで所定の色温度及び所定の平均光強度をもつLEDを抽出するが、この組み合わせは存在しないので、4つのLEDで所定の色温度及び所定の平均光強度をもつLEDを抽出する。a1:a9:i1:i9、b1:b9:h1:h9、c1:c9:g1:g9、d1:d9:f1:f9、a2:a8:i2:i8、b2:b8:h2:h8、c2:c8:g2:g8、d2:d8:f2:f8、a3:a7:i3:i7、b3:b7:h3:h7、c3:c7:g3:g7、d3:d7:f3:f7、a4:a6:i4:i6、b4:b6:h4:h6、c4:c6:g4:g6、d4:d6:f4:f6を1:1:1:1の割合で組み合わせられるので、a1:b1:c1:d1:f1:g1:h1:i1:a2:b2:c2:d2:f2:g2:h2:i2:a3:b3:c3:d3:f3:g3:h3:i3:a4:b4:c4:d4:f4:g4:h4:i4:a6:b6:c6:d6:f6:g6:h6:i6:a7:b7:c7:d7:f7:g7:h7:i7:a8:b8:c8:d8:f8:g8:h8:i8:a9:b9:c9:d9:f9:g9:h9:i9を1:1:1:1:1:1:1:1:2:2:2:2:2:2:2:2:3:3:3:3:3:3:3:3:4:4:4:4:4:4:4:4:4:4:4:4:4:4:4:4:3:3:3:3:3:3:3:3:2:2:2:2:2:2:2:2:1:1:1:1:1:1:1:1の割合で抽出できる。さらに、残ったLEDはaランクに属するもののみであるのでこれは使用できない。そこで、光強度最適集団特定ステップは終了する。この結果、特定される最適集団は図13(b)のようになり、LEDを250個中225個の割合で使用できることが分かる。このとき、LED利用率は90パーセントになる。
最後に、光強度選抜実装ステップ(S1203)においては、まず、ステップS1203aにおいて光強度最適集団特定ステップによって特定された最適集団の中からLED応用装置に対して実装される小集団が選抜される。この小集団は実装される基板の配置パターンによっても異なる。そこで、図4(c)の場合を例に具体的に説明する。図4(c)のように4組のLED配置箇所が隣接しており、それが点在しているような配置パターンの基板に対して実装する場合であり、LEDが1万個必要であった場合には、例えば、所定の色温度を持つが光強度が異なるe3とe7を5000個ずつの小集団を選抜する。この組み合わせはe1とe9に変えても良いし、e2とe3とe7とe8が2500個ずつであっても良い。また、所定の平均光強度を持つが色温度が異なるc5とg5を5000個ずつの小集団を選抜しても良いし、所定の色温度も平均光強度も持たないが組み合わせることにより所定の色温度及び平均光強度を持つa1とa9とi1とi9が2500個ずつであっても良い。そして、ステップS1203bにおいて選抜されたLEDを全体として所定の色温度となるような並び順に実装する。図17に基板のパターン及び実装例について示した。図17に示したように、隣接した4組のLED配置箇所に選抜した小集団のLEDを所定の色温度を持つように配置する。図17(a)のようにe3とe7を2つずつ市松模様のように並べても良いし、図17(b)のようにe2とe3とe7とe8を1つずつ並べても良い。また、図17(c)のようにa1とa9とi1とi9を1つずつ並べても良い。つまり、閉じられた隣接するLED配置箇所内において所定の色温度及び平均光強度を持つように配置すればよい。他にも、実装する基板の配置パターンやLEDの組み合わせによって多種多様な選抜方法及び実装方法が考えられる。
また、光強度最適集団特定ステップは省略することが可能である。その意味は、所定の生産工場単位から生産されるLEDの中から最適集団を特定せずに、実際に実装するLEDを直接抽出しても構わないということである。
さらに、LED応用装置の全体を均一の色温度及び光強度にすること以外にも、最左部に赤色のLEDを配置し、そこから右側に進むにつれて橙色、黄色、緑色、青色、藍色、そして最右部に紫色のLEDを配置するなど、わざと全体に色ムラをつけるように実装することも可能である。また、全体に光強度のムラをつけることも同様にして可能である。
<実施形態2:効果>本実施形態に係るLED応用装置の生産方法によれば、必要な色温度及び必要な光強度を持つLEDのみを選別して使用しなくても、所定の生産工場単位から生産されるLEDを最も利用率が高いように使用して、均一な色温度及び光強度を持つLED応用装置を生産することができる。また、補色の関係を持つが光強度が異なるために組み合わせても所定の色温度とならないという問題を、同じ光強度を持つものを選んで組み合わせることで解決することができる。
<<実施形態3>>
<<実施形態3>>
<実施形態3:概要>本実施形態では、均一の色温度を持つLED応用装置を作ることができるLEDチップリールについて説明する。さらに色温度並順識別子により配列方法が識別可能であるLEDチップリールについて説明する。
<実施形態3:構成>本実施形態に係るLEDチップリールは、LEDチップを保持したチップマウンター用のLEDチップリールであってLEDチップリールに保持されているLEDチップの合成光がLEDチップをマウントする基板に対して定められる所定の色温度となることを特徴とする。さらに、テープに保持されているLEDチップの色温度の並び順を識別する色温度並順識別子を有することを特徴とする。つまり、LEDチップリールに保持されているLEDを保持されている順に基板に対してマウントすると基板に対して定められる所定の色温度にすることができる。なお、保持されているLEDは所定の色温度を持つLEDだけではなく、多種類の色温度を持つLEDが混在しているという特徴を持つ。また、色温度並順識別子とは、LEDチップリールに保持されているLEDをどのような配置方法で並べれば均一の色温度となるかを示すものである。
<実施形態3:処理の流れ>次に、本実施形態に係るLEDチップリールに並べられたLEDチップの並び順及び色温度並順識別子の記載方法について具体例を用いて説明する。まず、図18は、本実施形態に係るLEDチップリールを使用するときのフローを示す図である。まず、ステップS1801においてLEDを実装する基板の配置パターンを決定する。これは、生産するLED応用装置によって決まる。ここでは、図4(b)のように3組のLED配置箇所が隣接しており、それが点在しているような配置パターンを持つLED応用装置に対して使用するものとする。次に、ステップS1802において生産するLED応用装置の色温度を選択する。例えば、所望の色温度が図6のランクeであるとする。なお、実施形態1と同様に、組み合わせることにより所定の色温度eとなるLEDの組み合わせとその比率は、aとi、bとh、cとg、dとfを1:1で組み合わせたもの、bとgとiを1:1:1で組み合わせたものであるとする。また、ステップS1801とステップS1802は順番が逆であっても構わない。そして、ステップS1803においてこの状況に相応しいLEDチップリールを選択する。なお、LEDチップリールを選択は色温度並順識別子の記載に基づいて行う。前記この状況に相応しいLEDチップリールとは、どのような並び順を持っているものであれば良いかを説明する。なお、3組の隣接したLED配置箇所に順にLEDを配置し3つ全てにLEDを配置し終えると、次の3組のLED配置箇所に移動するという配置方法を採るとする。これは、図19のLEDをマウントする基板1902a中に示した番号の順のようになる。この場合、LEDチップリールには、3つのLEDの合成光が所定の色となるようなLEDを3つ毎に並べれば良い。よって、実施形態1の色温度最適集団特定ステップで示した最適集団特定方法で抽出された最適集団のLEDの全てを1つのLEDチップリールの中にその組み合わせごとに並べることが可能である。例えば、e、c、g、b、g、i、・・・と並んでいるLEDチップリールが考えられる。このLEDチップリールの色温度並順識別子には、「色温度e、3組用」という旨の記載がされていると良い。また他の例として、1つで所定の色温度を持つeと1:1で組み合わせることにより所定の色温度となるcとgのLEDがe、c、g、e、c、g、・・・と繰り返し並んでいるLEDチップリール1901が考えられる。このLEDチップリール1901を用いれば、図19(a)のように、3組のLED配置箇所が隣接しており、それが点在しているような配置パターンの基板であっても載置可能であるし、図19(b)のようにLEDを一面に一様に並べるような配置パターンの基板であっても、1902b中に示した番号の順に並べることができる。ただし、この場合には3×3の任意の領域内に存在する9個のLEDにより合成光が作られると仮定した。そこで、この色温度並順識別子1903には「色温度e、3組用、一面用」という旨の記載がされていると良い。さらに、基板に対して配置する順序などが示されていても良い。そして、ステップS1804において、色温度並順識別子に従ってLEDを実装することにより、均一の色温度を持つLED応用装置を作ることができる。
さらに、このLEDチップリールは保持されているLEDが複数列になっていても良い。この場合は隣り合う複数のLEDを組み合わせた合成光が所望の色温度を持つように並んでいると良い。図20はLEDが2列に並んでいるLEDチップリール2001である。同図(a)のように4組のLED配置箇所が隣接しており、それが点在しているような配置パターンを持つLED応用装置に対して使用する場合には、同図中に番号を示した順に実装することができる。また、このLEDチップリールを用いて(b)のように一面に実装することも可能である。ただし、この場合には2×2の任意の領域内に存在する4個のLEDにより合成光が作られると仮定した。そこで、この色温度並順識別子2003には「色温度e、偶数組用、一面用」という旨の記載がされていると良い。この色温度並順識別子はリールの外枠に記載されていても良いし、リールテープの裏側に連続的に記載されていても良い。他にも多種多様なLEDチップリールやチップリールの選択方法、色温度並順識別子の記載の方法が考えられる。
<実施形態3:効果>本実施形態に係るLEDチップリールによれば、LED応用装置に対し、色温度並順識別子に従ってLEDを載置していくだけで所望の色温度を再現することが可能である。
S0501 色温度分布情報取得ステップ
S0502 色温度最適集団特定ステップ
S0503 最適色温度選抜実装ステップ
S0502 色温度最適集団特定ステップ
S0503 最適色温度選抜実装ステップ
Claims (6)
- 所定の生産工場単位から生産されるLEDの色温度座標中における色温度分布情報を取得する色温度分布情報取得ステップと、
取得された色温度分布情報に基づいて、前記LEDの一部を構成するLED集団であってその合成光が所定の色温度となり、かつ、最も前記LEDの利用率が高い最適集団を特定する色温度最適集団特定ステップと、
特定された最適集団からLED応用装置に対して実装される小集団を、その小集団の合成光が前記所定の色温度となるように選抜して実装する最適色温度選抜実装ステップと、
からなるLED応用装置の生産方法。 - 所定の生産工場単位から生産されるLEDの色温度座標中における色温度分布情報をそれぞれのLEDの光強度でランク分けした光強度ランク付色温度分布情報を取得する光強度ランク付色温度分布情報取得ステップと、
取得された光強度ランク付色温度分布情報に基づいて、前記LEDの一部を構成するLED集団であってその合成光が所定の色温度となり、その合成光の平均光強度が所定の光強度となり、かつ、最も前記LEDの利用率が高い最適集団を特定する光強度最適集団特定ステップと、
特定された最適集団からLED応用装置に対して実装される小集団を、その小集団の合成光が前記所定の色温度となり、かつ、平均光強度が所定の光強度となるように選抜して実装する光強度選抜実装ステップと、
からなるLED応用装置の生産方法。 - LEDチップを保持したチップマウンター用のLEDチップリールであって、
LEDチップリールに保持されているLEDチップの合成光がLEDチップをマウントする基板に対して定められる所定の色温度となるLEDチップリール。 - 請求項3に記載のLEDチップリールであって、テープに保持されているLEDチップの色温度の並び順を識別する色温度並順識別子を有するLEDチップリール。
- 所定の生産工場単位から生産されるLEDの色温度座標中における色温度分布情報を取得する第二色温度分布情報取得ステップと、
取得された色温度分布情報に基づいて、前記LEDの一部を構成する集団であってその合成光が所定の色温度となるような実装集団を選抜して実装する第二最適色温度選抜実装ステップと、
からなるLED応用装置の生産方法。 - 所定の生産工場単位から生産されるLEDの色温度座標中における色温度分布情報をそれぞれのLEDの光強度でランク分けした光強度ランク付色温度分布情報を取得する第二光強度ランク付色温度分布情報取得ステップと、
取得された光強度ランク付色温度分布情報に基づいて、前記LEDの一部を構成する集団であってその合成光が所定の色温度となり、その合成光の平均光強度が所定の光強度となるような実装集団を選抜して実装する第二光強度選抜実装ステップと、
からなるLED応用装置の生産方法。
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