JP4846055B1 - Led選択装置及びled選択プログラム及びled選択方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】LEDの在庫を抑えながら、色度バラツキの範囲を小さくするLED選択装置を提供する。
【解決手段】コンピュータ10は、LEDが実装されるLEDモジュールを特定し、実装LEDの個数を示し、さらにLEDモジュールの属すべき色度範囲を示す機種情報83と、異なる色度範囲に属するLEDの組合せであり各色度範囲に所属すべきLEDの個数比率が設定され、個数比率の複数のLEDによる合成光が機種情報83の示す色度範囲に属する色度となるLEDの互いに異なる組合せを示す組合せ情報84を記憶する記憶部150と、機種情報83から特定されるLEDモジュールを対象として、LEDモジュールの発光色が機種情報83の示す色度範囲に属し、かつ、実装LEDの個数が機種情報83の示す個数となるように、組合せ情報84を参照してLEDモジュールに実装するべきLEDを実装候補LEDとして選択する実装候補LED選択部170と備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、LEDモジュールに実装するべきLEDを選択するLED選択装置、LED選択プログラム及びLED選択方法に関する。
これまで赤、青、緑などの有色LEDの光を加法混色の原理を用いて混色し目標の光色とする技術は、ディスプレイなどの分野では一般的に使用されてきた。
また、白色光についても、LEDの光色バラツキの課題を解決するため、同様に複数のLEDを組合せて合成光として目標の色度範囲にすることも行われている。
このLEDの組合せ方法は、目標の色度範囲と、その目標色度範囲の外周に接する各色度範囲とを組み合わせることにより、目標色度範囲に入る合成光としている。また、目標色度範囲の外周にある各色度範囲の組合せ個数の調整により、LEDモジュールのLED灯数になるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−147563号公報
しかしながら、従来技術では、1つのLEDモジュールのLED灯数をもとに組合せパターンを決定している。通常は1つのLED種類に対し、そのLEDを使用したLEDモジュールが複数ある。その複数のLEDモジュールは、在庫になっているLEDの色度範囲の分布で、1回の生産で数機種用に生産しなければならない。このため、1つのLEDモジュールごとにLEDの最適な組合せパターンを決めLEDを使用してしまうと、初めのLEDモジュールで良好な色度範囲のLEDを使ってしまい、あとのLEDモジュールで使用するLEDの組合せでは偏った色度範囲に分布したLEDが多く残ってしまう。結果として生産最初のLEDモジュールではLEDの利用率が高かったのに、後のLEDモジュールではLED利用率が悪くなる。この結果、最悪の場合には、在庫LED数としては十分であるが利用できるLEDが存在せずLEDモジュールの生産ができない事態が生じる。このように従来では、1つのLEDモジュールのLED灯数をもとに使用するLEDを決めているので、生産機種の全体をLEDの使用対象とした場合は、LED利用率が悪くなってしまうという課題があった。つまり一つの機種ごとに使用するLEDの組合せを決めていたので、最初のほうの機種は使用可能なLEDが多くあるが、生産が後になる機種ほど使用可能なLEDが限られてしまうという課題があった。
更に、照明分野では従来蛍光ランプが一般的に使われてきた。LEDは蛍光ランプに比べて色度バラツキが非常に大きい。LEDを用いた照明器具に対して蛍光ランプ同等の色度バラツキを実現しようとすると、LEDの存在する色度範囲の区分の分割数を増やし、色度範囲を小さくする必要がある。このとき、従来技術では目標色度範囲の外周に隣接する色度範囲の分割のみであるため、目標色度範囲を更に小さくすることができない課題があった。そのため、目標色度範囲外のLEDを倉庫に在庫して、他の機器へ転用して在庫を減らすことを検討したり、転用ができない場合などはLEDを廃棄したりしなければならなかった。
本発明は、LEDの在庫を抑えながら、色度バラツキの範囲を小さくするLED選択装置、LED選択プログラム及びLED選択方法の提供を目的とする。
この発明のLED選択装置は、
複数のLEDが実装されるLEDモジュールを特定するLEDモジュール識別情報と、前記LEDモジュールに実装される前記複数のLEDの個数を示すLED個数情報と、前記LEDの実装後における前記LEDモジュールの属すべき色度範囲を示すモジュール色度情報とを対応付けて記憶する生産モジュール情報記憶部と、
異なる色度範囲に属するLEDの組合せであって、各色度範囲に所属すべきLEDの個数比率が設定され、前記個数比率の複数のLEDによる合成光が前記モジュール色度情報の示す色度範囲に属する色度となるLEDの互いに異なる組合せを複数記憶するLED組合せ情報記憶部と、
前記生産モジュール情報記憶部に記憶された前記LEDモジュール識別情報から特定される前記LEDモジュールを対象として、前記LEDモジュールの発光色が前記モジュール色度情報の示す前記色度範囲に属し、かつ、実装されるLEDの個数が前記LED個数情報の示す個数となるように、前記LED組合せ情報記憶部に記憶された前記複数の組合せを参照することにより前記LEDモジュールに実装するべきLEDを実装候補LEDとして選択する実装候補LED選択部と
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、LEDの在庫とその在庫を使用して生産されるLED照明装置の機種全体のLED利用率を高くすることができる。よって、過剰なLED在庫を保有しなくても、必要な数の機種の生産ができる。また、LEDの色度範囲で分割する範囲を小さくすることができ、色バラツキの範囲を小さくすることができる。
実施の形態1のLEDモジュール製造システムの構成を説明する図。 実施の形態1のLEDモジュール製造システムの動作を示すフロー。 実施の形態1で使用するCIE1931であらわされる色度図。 実施の形態1の色度分割を説明する図。 実施の形態1のLEDの組合せ情報84を説明する図。 実施の形態1の4灯実装パターンテーブル104を示す図。 実施の形態1の6灯実装パターンテーブル106を示す図。 実施の形態1の12灯実装パターンテーブル112を示す図。 実施の形態1の色度分割と組み合わせ比の関係を説明する図。 実施の形態1の総合実装パターン120を作成方法を示す図。 実施の形態1の総合実装パターン120を示す図。 実施の形態1の出力結果テーブル121を示す図。 実施の形態1の出力結果テーブル121を示す別の図。 実施の形態1のコンピュータ10の基本動作を示す図。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態1のLEDモジュール製造装置のハードウェアの構成を説明する図である。
以下、本実施の形態1のLEDモジュール製造装置の構成について図1を用いて説明する。
本実施の形態1のLEDモジュール製造システム19は、機種生産計画情報81とLED在庫情報82と機種情報83を管理するサーバー8と、サーバー8にネットワークを介して接続され色度選別座標を管理するコンピュータ9と、サーバー8にネットワークを介して接続され組み合わせ情報を管理するコンピュータ10と、コンピュータ9にネットワークを介して接続されるLED選別機11及びテーピング機12と、コンピュータ10にネットワークを介して接続されるはんだ印刷機13、はんだ検査機14、自挿機15、リフロー炉16、電気検査機17及び光学検査機18から構成される。
(LED選別機11)
LED選別機11は、コンピュータ9によって制御されて動作し、LEDが発光したときの色度を測定して、測定した色度により予め設定した区分に選別する。ここで「予め設定した区分に選別」とは、図4の説明で後述する「区分」G01〜G25の25の区分のいずれかの区分に選別することを意味する。以下「区分」というときは、G01等を意味する。
(テーピング機12)
テーピング機12は、コンピュータ9によって制御されて動作し、LED選別機11により区分に選別されたLEDを各色度の区分ごとにテーピングするとともに、テーピングしたそれぞれのLEDの個数情報をコンピュータ9にアップロードする。このように、LED選別機11がLEDを色度区分に選別し、テーピング機12が選別されたLEDを各色度区分に分けられたリールにテーピングするが、この2つの作業の間にLEDの吸着エラーや検査エラーなどによりLEDをロストする可能性がある。このため、サーバー8のLED在庫情報82のデータベースへのアップロードは、最終のテーピングがされたLEDの数とする。なお、LEDのリールへのテーピングまでの間に各作業にて生じた不具合を明確にするため、LEDの数量のカウントはしている。
(はんだ印刷機13)
はんだ印刷機13は、コンピュータ10によって制御されて動作し、各機種ごとに形状やLEDの配置、数量が異なる基板において、この基板に実装されるLEDの電極の位置に設けられたパッドにはんだを印刷する。
(はんだ検査機14)
はんだ検査機14は、コンピュータ10によって制御されて動作し、はんだ印刷機13によって基板に印刷された「はんだ」の状態を確認し、異常がないか検査する。
(自挿機15)
自挿機15は、コンピュータ10によって制御されて動作し、テーピング機12によってテーピングされ各色度範囲の「区分」に分類されたLEDを、サーバー8の、機種情報83、組合せ情報84(組合せテーブル84ともいう)の各データベースの出力により、所望の色度範囲に入る組合せになるように、はんだ印刷機13によってはんだを印刷された各基板に自挿する。LEDの自挿後の各色度範囲ごとのLED在庫情報82は、コンピュータ10を経由してサーバー8にアップロードする。以下に各情報を説明しておく。また、機種生産計画情報81という用語も後に登場するので、あわせて説明しておく。
(1)「機種生産計画情報81」とは、LEDを光源として使用するLED照明装置の機種の生産台数、生産時期等を含む情報である。生産機種ごとに、生産の優先度の情報も持つ。
(2)「LED在庫情報82」とは、例えば図4の区分G01〜G25に属するLEDの在庫数をいう。
(3)「機種情報83」とはLEDを光源として使用するLED照明装置の機種に関する情報である。機種情報83は、複数のLEDが実装されるLEDモジュールを特定する製品型番(LEDモジュール識別情報)、LEDモジュールに実装されるLED個数を示すLED灯数(LED個数情報)、その機種に関してLED実装後におけるLEDモジュールの属すべき色度範囲を示す目標色度(モジュール色度情報)などの情報を含む。
(4)「組合せ情報84」とは、図5で後述する組合せテーブル84である。図5に示すように「組合せ情報84」は、異なる色度範囲(G01,G20等)に属するLEDの組合せ(各行のレコードが一つの組合せ)である。組合せ情報84は、各色度範囲に所属すべきLEDの個数比率(1行目のLED数1、LED数には、個数の比率を示す)が設定されている。組合せ情報84は、個数比率の複数のLEDによる合成光が機種情報の要求する目標色度(モジュール色度情報)の示す色度範囲に属する色度となるLEDの互いに異なる組合せである。
(リフロー炉16)
リフロー炉16は、コンピュータ10によって制御されて動作し、自挿機15によってLEDを自挿された基板を内部に通され、この基板を規定の温度プロファイルで加熱及び冷却することで、はんだ印刷機13によって印刷されたはんだを溶かして、このはんだでLEDの電極を基板に固定し、LEDを基板に実装する。
(電気検査機17)
電気検査機17は、コンピュータ10によって制御されて動作し、リフロー炉16を通すことでLEDを実装されたモジュール基板の導通状態を確認し、LEDが電気的に問題なく実装されているかを検査する。電気検査機17で合格の判定をされたモジュール基板は、光学検査機18での検査工程に進む。なお、電気検査機17で不合格の判定をされたモジュール基板は製品にならず、修正工程にて不良部分を直すか、直すことができない場合は廃棄される。
(光学検査機18)
光学検査機18は、コンピュータ10によって制御されて動作し、電気検査機17を問題なく通過したLEDモジュール基板に電源投入し、このLEDを発光させ所望の色度範囲内に入っているかを検査する。光学検査機18で合格の判定をされたモジュール基板は照明器具で使用され、製品として出荷される。なお、光学検査機18で不合格の判定をされたモジュール基板は製品にならず、修正工程にて不良部分を直すか、直すことができない場合は廃棄される。
図2は、LEDモジュールの生産プログラムの流れを示すフロー図である。次に、図2を用いて、図1のLEDモジュール製造システム19のサーバー8及びコンピュータ9,10の動作(生産プログラム)を説明する。
LEDモジュール製造システム19の動作は、色度分類ブロック1、在庫情報ブロック2、最適組合せ演算ブロック3、LED実装指示ブロック4によって構成される。
(1)色度分類ブロック1は、コンピュータ9によって制御される。
色度分類ブロック1は、LED選別機11を用いることによって、LEDモジュール生産のためにLEDメーカからの購入等により入手したLEDの光学特性を測定し、そのLEDの光学特性の測定結果を所定の色度範囲(図4のG01、G02等の区分)に分類するブロックである。
(2)在庫情報ブロック2は、サーバー8によって制御される。
在庫情報ブロック2は、前回の生産の残りのLED在庫と色度分類ブロック1で分類されたLEDを在庫情報として整理するブロックである。
(3)最適組合せ演算ブロック3は、コンピュータ10によって制御される。
最適組合せ演算ブロック3は、機種生産計画情報81から、LED利用率が最も良くなる使用LEDの組合せを計算するブロックである。
(4)LED実装指示ブロック4は、コンピュータ10によって制御される。LED実装指示ブロック4は、最適組合せ演算ブロック3で確定した組合せを個別機種に展開するブロックである。
(コンピュータ9)
図2において、コンピュータ9は、上記のように色度分類ブロック1を制御する。コンピュータ9は、色度分類ブロック1で得た色度分類の情報をサーバー8に出力する。
(サーバー8)
サーバー8は、上記のように在庫情報ブロック2を制御する。サーバー8は、コンピュータ9から入力された色度分類の情報(図4のG01、G02等の区分への分類の情報)を、現在のLED在庫情報82に反映した反映後のLED在庫情報82と、作業者から入力された機種情報83と、組合せ情報84とをコンピュータ10に出力する。また、サーバー8は、作業者から入力された機種生産計画情報81をコンピュータ9とコンピュータ10にそれぞれ出力する。
(コンピュータ10)
コンピュータ10は、上記のように最適組合せ演算ブロック3とLED実装指示ブロック4とを制御する。コンピュータ10は、サーバー8から入力された機種生産計画情報81、LED在庫情報82、機種情報83、組合せ情報84に基づき、LEDモジュールの生産数の確定(後述する「展開」)を行う。LEDモジュールの生産の使用により減ったLED在庫情報82は、コンピュータ10からサーバー8にフィードバックされる。コンピュータ10は、図1に示すように、記憶部150(生産モジュール情報記憶部、LED組合せ情報記憶部、LED在庫情報記憶部)、実装候補LED選択部160、LED利用判定部170を備えている。記憶部150は、機種生産計画情報81、LED在庫情報82、機種情報83、組合せ情報84等を記憶する。実装候補LED選択部160は、記憶部150に記憶された機種情報83(LEDモジュール識別情報)から特定されるLEDモジュールを対象として、LEDモジュールの発光色が機種情報83の要求する目標色度(モジュール色度情報)の示す色度範囲に属し、かつ、実装されるLED個数が機種情報83の示すLED灯数(LED個数情報の示す個数)となるように、記憶部150に記憶された組合せ情報84を参照することによりLEDモジュールに実装するべきLEDを実装候補LEDとして選択する。また、LED利用判定部170は、記憶部150に記憶されたLED在庫情報82を参照することにより、実装候補LED選択部160によって選択された実装候補LEDが、在庫としてLEDモジュールに利用可能かどうかを判定する。
次に、各ブロックの具体的な動作を説明する。
図3は、CIE1931であらわされる色度図である。
図4、本実施の形態1の色度分割を説明する図である。
図3、図4はLED選別機11によるLEDの選別の基になる情報である。
<色度分類ブロック1>
色度分類ブロック1において、作業者がサーバー8に入力した製造工場における各LED照明器具または各LEDモジュールなどによる機種生産計画情報81により、製造工場で必要なLEDを自社工場で生産または他LEDメーカから購入により入手する(ST1及びST2)。コンピュータ9は、この入手したLEDの色度および光束の測定をLED選別機11で行う(ST3)。このST3での光束の測定は、LEDから出力される光量を調べるものであり、光度値や照度値などで代用することもできる。この測定されたLEDの色度および光束により、これらのLEDが所定の色度範囲区分に分類される(ST4)。
ST3において、LED選別機11が、LEDの色度を図3に示すCIE1931の色度図に従い測定する。図3の色度図には、例として昼白色相当5、白色相当6、電球色相当7の範囲を示している。図4は、図3の色度図の電球色相当7にあたる範囲を用いて分類する色度を表したものである。図4では、図3の色度図の電球色相当7にあたる範囲をG01からG25までの色度範囲に分割している。LED選別機11は、図4の内容を情報として保有しており、この情報に基づき、LED選別機11は、LEDを測定した結果の色度座標により、そのLEDを各G01からG25へと分類する。尚、図4において、色度範囲の分割数は25分割で説明しているが、一つの例示である。製品ごとに使用するLEDの種類により入手できるLEDの色度範囲や光束範囲または目標とする色度の範囲が異なるので、分割数は25分割に限らない。
ST4において、LED選別機11によって所定のG01等の色度範囲の区分に分類された各LEDについて、コンピュータ9がその色度範囲の区分ごとに各LEDの数量を把握する(ST5)。
<在庫情報ブロック2>
在庫情報ブロック2において、サーバー8が前回のLEDモジュール生産時に各色度範囲に分類したが使用されずに余ってしまった残りのLEDの在庫を再度把握したもの(ST6)と、色度分類ブロック1において分類したLEDの在庫の合計を求め、各色度範囲の区分ごとに、LEDの在庫がどのように分布しているかを把握する(ST7)。このST7において、サーバー8が得たLEDの在庫の合計を、サーバー8のLED在庫情報82として記憶する。
<最適組合せ演算ブロック3>
最適組合せ演算ブロック3において、作業者がサーバー8に入力した機種生産計画情報81(ST1)から、コンピュータ10(実装候補LED選択部160)が、LEDの種類ごとに生産するLEDモジュールの機種を分類する(ST8)。LEDの種類により分類された機種は、それぞれ1基板あたりに実装するLEDの数が異なり、また1キャリアボード上にのる基板数が異なり、また連基板となっている場合は単基板の数が異なる。このため、コンピュータ10(実装候補LED選択部160)は、これらの情報をサーバー8の機種情報83のデータベースより読込む(ST9)。次に、コンピュータ10(実装候補LED選択部160)は、読み込んだ各生産機種の実装するLEDの数の情報によりLEDの「実装パターン数」を把握する(ST10)。「実装パターン数」とは、後述の図6〜図8の表の各行を示す。図6〜図8の各行ひとつひとつが「実装パターン」である。
ここで、コンピュータ10(実装候補LED選択部160、LED利用判定部170)によって実行される、色度バラツキを少なくするLEDの組合せ方法と実装するLEDの数から決まる実装パターンについて説明する。
図5は、サーバー8が格納する組合せ情報84である。図5の組合せテーブル84は、予め決定され、サーバー8に格納される。組合せテーブル84のそれぞれの行を「組合せパターン」という。
(組合せパターン)
以下、「組合せパターン」を説明する。図4に示す分類では、分類した色度は、区分G01から区分G25まで25区分に分割している。たとえば、このうち、G13、G14、G18、G19の4区分が、斜線で示す目標色度範囲70に属とする。図5の組合せテーブル84は、図4の目標色度範囲70に属する合成光になるLEDの組合せを示している。例えば、組合せテーブル84の1行目は、G01に属するLEDを1個、G20に属するLEDを2個組み合わせることで、目標色度範囲70に属する合成光を得られることを示している。
これを個数の比として、
(G01:G20)=(1:2)
のように表記する。
同様に図5の2行目は、
(G02:G25)=(1:1)
であることを示している。
すなわち、以下の内容である。
(1)図4において、G01は目標色度範囲70から離れた区分である。このとき、G01のLEDを1個(k個)と、目標色度範囲70の近くのG20に属するLED2個(2k個)とを組み合わせる。
すなわち、(G01:G20)=(1:2)とする。
これにより、G01の光色はG20の光色に引っ張られ、合成光としては目標色度範囲70に属する合成光、つまり、G13、G14、G18、G19のどれかの区分に属する合成光になる。
(2)また、G02とG25に区分に分類されるLEDを1個ずつ組み合わせる。
すなわち、(G02:G25)=(1:1)とする。
これにより、同様に合成光は目標色度範囲70のG13、G14、G18、G19のいずれかの区分に属する。
(3)また、目標色度範囲70のG13に分類されているLEDは単独で目標色度範囲70に入る。
(4)このように、区分G01と区分G20を1:2の関係で組合わせたり、G02とG25を1:1の関係で組合わせたり、G13を単独で使用することにより、同一機種のLEDモジュールどうしの色度バラツキを少なくすることができる。すなわち、目標色度範囲70に所属しないLEDも使用して、目標色度範囲70に属する光色を実現できる。組合せテーブル84の各行は、このような「組合せパターン」を示している。
図6〜図14を参照して、コンピュータ10の基本動作を説明する。
生産する機種(LEDモジュール)は、それぞれ基板に実装するLEDの数が決まっている。
図6は、実装候補LED選択部160の生成する、4灯実装パターンテーブル104を示す。コンピュータ10(実装候補LED選択部160)は、4灯という情報と、組合せテーブル84とから、4灯実装パターンテーブル104を生成する。一基板に4個のLEDを実装する場合の(G01:G20)、(G02:G25)及びG13(単独)の組合せを示す4灯実装パターンテーブル104である。
(1)たとえば、4個のLEDを基板に実装する機種であれば、組合せテーブル84に基づき、図6に示すように、
(G01:G20)=(1:2)
とする3個のLEDと、G13の1個のLEDで、4つのLEDからなる「1通り」の「実装パターン数」ができる。
(2)また、(G02:G25)=(1:1)
とする2個のLEDを2セットとすれば、LED4個の「実装パターン数」が「1通り」できる。このように1:2または1:1、単独とする組合せで、4個のLEDを実装するときの「実装パターン数」は、「4通り」となる。
図7は、6灯実装パターンテーブル106を示す。コンピュータ10(実装候補LED選択部160)は、6灯という情報と、組合せ情報84とから、6灯実装パターンテーブル106を生成する。図7は、6個のLEDを基板に実装する場合の「実装パターン」を示す図である。
6個のLEDを基板に実装する機種であれば、
(G01:G20)=(1:2)
を2セットとすることでLED6個の実装パターンになるなど、LED6個の場合の「実装パターン数」は「7通り」である。
図8は、12灯実装パターンテーブル112を示す。コンピュータ10(実装候補LED選択部160)は、12灯という情報と、組合せテーブル84とから、12灯実装パターンテーブル112を生成する。図8は、12個のLEDを実装するときの「実装パターン数」が「19通り」となることを示す図である。このようにLEDの「実装パターン数」は、各機種の実装するLED灯数により決まる。
尚、ここでの説明ではLEDの個数比率によって、目標色度範囲70に属することとなるLEDの組合せを決めている。しかし、LEDの組合せに関しては、光束や照度、輝度などの各LEDの光量の影響によっても組合せ比率は変わる。
図9は、LEDの組合せに関しての、LEDの光量の影響を説明する図である。図4で25個に分割した色度範囲と、目標色度範囲70に属するようになる「組合せ比」(前述の(G01:G20)=(1:2)等)は、図9に示すように、LEDの仕様範囲における最小光量、最大光量の範囲でLEDどうしを組合わせても、目標色度範囲70に入るように色度分割および組合せとなっている。
色度範囲71は、
(G01、G20)=(MIN,MAX)を示す。
すなわち、G01に属するLEDの光量が最小で、G20に属するLEDの光量が最大のときの合成光の色度範囲を示す。
同様に、
色度範囲72は、
(G01、G20)=(MAX、MIN)を示す。
すなわち、G01に属するLEDの光量が最大で、G20に属するLEDの光量が最小のときの合成光の色度範囲を示す。そして、斜線で示した色度範囲73は、G01の範囲に属するLED1個と、G20の範囲に属するLED2個を組合わせたときに、
各LEDを、
(G01、G20)=(MIN,MAX)〜(MAX、MIN)
と変化するときにできる合成光の色度範囲を示す。よって、サーバー8に格納される図5の組合せテーブル84を、光量と色度とから決めた「組合せパターン」(組合せテーブル84の各行)とすることにより、より細かな組合せとすることができる。したがって、光量の最小と最大の幅が広い仕様のLEDの場合は、LEDの利用率を向上できる。
(532通りの実装パターン)
次に、コンピュータ10(実装候補LED選択部160)は、機種全体として「実装パターン」(以下、総合実装パターン120(実装候補LED)という。図10、図11で後述する)の組合せの合計パターンが何種類か算出する(ST11)。LEDの組合せの合計パターン数は、各機種の実装パターンの積となる。
たとえば、
LEDを4個実装する機種と、6個実装する機種と、12個実装する機種とがあるとする。この場合、図6〜図8で述べたように、実装パターン数はそれぞれ、4通り、7通り、19通りであるので、3つの機種では総合実装パターン数は、図6〜図8に示す表の積となる。
すなわち、
総合実装パターン数=4×7×19=532通りとなり、合計532通りの「総合実装パターン数120」となる。
図10は、合計532通りの場合の総合実装パターン120の求め方を示す。
図11は、求められた総合実装パターン120を示す。
以下、総合実装パターン120をさらに説明する。
コンピュータ10(実装候補LED選択部160)は、これらの実装パターンについて、
「1:2、1:1、単独」
の各パターンが何セット必要か求める。
例えば、
LEDが4灯の機種を8台、
LEDが6灯の機種を10台、
LEDが12灯の機種を5台生産する場合を想定する。
この場合、
図6〜図8に示す実装パターン4−1、6−1、12−1のパターンでは、
1:2が、
(1セット×8台)+(2セット×10台)+(4セット×5台) (式1)
で48セット必要である。
また、1:1は、
(0セット×8台)+(0セット×10台)+(0セット×5台) (式2)
であるため不要である。
単独については、
(1セット×8台)+(0セット×10台)+(0セット×5台) (式3)
で8セット必要となる。
同様に実装パターン4−1、6−1、12−2のパターンでは1:2が
(1セット×8台)+(2セット×10台)+(3セット×5台)
で43セット必要である。
また、1:1は
(0セット×8台)+(0セット×10台)+(1セット×5台)
であるため5セット必要である。
単独については、
(1セット×8台)+(0セット×10台)+(1セット×5台)で13セット必要となる。以下省略する。
図11の総合実装パターン120は、532通りについて、上記の(式1)〜(式3)の求め方を公式化している。つまり、「1:2」等の組合せのセット数は、図6〜図8から得られる4灯、6灯、12灯の1:2の各個数を座標(X,Y,Z)とみたものと、4灯、6灯、12灯の台数を座標(a,b,c)とみたものの内積で得られる。
これらのLEDの532通りの全実装パターンについて、コンピュータ10(実装候補LED選択部160)は、サーバー8から組合せテーブル84の情報を読み込む(ST12)。コンピュータ10(LED利用判定部170)は、組合せテーブル84の組み合わせパターンをもとに、サーバー8のLED在庫情報82を調べることにより、LEDの532通りの実装パターンについて、出力するべき出力結果(後述の図12、図13に示す出力結果テーブル121)を計算する(ST13)。コンピュータ10(LED利用判定部170)は、次のように出力結果を計算する。
(1)サーバー8から入力した機種生産計画情報81には、生産するべき機種台数の他、生産の優先度が含まれる。この例で説明すれば、機種生産計画情報81は、
4灯>6灯>12灯
の順序の優先度を含んでいるとする。4灯のLEDモジュールの生産が最も優先され、ついで6灯が優先され、12灯の生産の優先度が最も低い。この場合、コンピュータ10(LED利用判定部170)は、532通りの実装パターンでの生産可能性を確認するのであるが、例えば実装パターン<1>を確認する場合、優先度の最も高い4灯がLED在庫情報82の示す在庫LEDによって何台(MAX8台)生産可能かを判断し、ついで6灯(MAX10台)、最後に12灯(MAX5台)と生産可能台数を判断する。そして生産可能率、生産台数、生産台数の内訳等を求め、出力結果を、図12、図13に示すような出力結果テーブル121として出力する。
図12、図13は、コンピュータ10(LED利用判定部170)が出力する出力結果テーブル121を示す図である。コンピュータ10(LED利用判定部170)は、出力結果として、実装パターン<1>を例にとれば、実装パターンのセット数「48,0,8」、生産可能率(23台中生産可能な台数%)、生産台数、生産台数の内訳等を出力する。
図12は、生産するべき4灯の8台、6灯の10台、12灯の5台の合計23台のLEDモジュールがすべて生産できる実装パターンを含む図である。図12の出力結果テーブル121における実装パターン<1>は生産可能率が100%であるが、これは生産するべき23台中、23台が在庫のLEDで生産可能なことを示す。コンピュータ10(LED利用判定部170)は、生産可能率が100%の実装パターンが存在する場合には、その実装パターンで各機種のLEDモジュールを生産することを決定し、その実装パターンを選択する。生産可能率が100%の実装パターンが複数ある場合、どれを選ぶべきかの規則をコンピュータ10(LED利用判定部170)に予め設定しておく。例えば、実装パターンの番号の小さいものを選択するという規則でもよいし、合計のLED数が最も多い実装パターンを選択するという規則でもよい。あるいは、図4の区分のうち目標色度範囲70から離れた組のLED同士の組合せパターンを含む実装パターンを選択するという規則でもよい。
図13は、生産可能率100%の実装パターンがなかった場合の出力結果テーブル121を示す図である。コンピュータ10(LED利用判定部170)は、図13の情報を出力し、利用者は、図13の出力結果テーブル121から、所望の実装パターンを選択できる。例えば実装パターン<2>を選ぶ場合は、4灯8台、6灯10台、12灯2台を生産できる。生産可能率100%の実装パターンがなかった場合においても、コンピュータ10(LED利用判定部170)に所定の選択規則を設定することで、実装パターンを選ぶことが可能である。例えば生産可能率のもっとも高い実装パターンを選んでもよい。図13では、実装パターン<1>〜<3>の生産可能率が同率である。このような場合は、生産優先度の高いLEDモジュールが多く含まれている実装パターンを選択するように設定してもよい。この設定では図13の例では、コンピュータ10(LED利用判定部170)は、実装パターン<2>を選択する。コンピュータ10(LED利用判定部170)は、ぞれぞれの実装パターンについて、予め設定された規則に従って、実装パターンを選ぶ(ST14)。
LED実装指示ブロック4において、コンピュータ10(LED利用判定部170)は、選択した実装パターンを使用して、各個別機種へ最適のLEDの組合せを展開する(ST15)。「展開」とは、コンピュータ10が、例えば図13の実装パターン<2>を選択した場合に、「1:2」等の「LEDの組合せ」を実際に、4灯の8台、6灯の10台、12灯2台の各LEDモジュールに配分することを意味する。
実際の生産については、個別のLEDモジュールごとにST15で展開した最適の組合せのLEDを基板1枚1枚に実装しているわけではなく、金属基板であればキャリアボードにLEDを実装するための基板を何枚か搭載してまとめて実装している。また、基板の材質が樹脂基板であれば何枚かの単基板が連結された連基板となっていて、LEDを実装後にこの連基板を分割する。このようなLEDの実装方法をとるため、LEDのモジュール基板への実装指示は、これらのキャリアボードへの搭載枚数または連基板枚数の単位での生産数を確定し、LEDが使用される(ST16)。
上記で説明した図2に示すフローの各ブロックの動作により、コンピュータ10(LED利用判定部170)から、使用されたLEDの数量がサーバー8にフィードバックされる。サーバー8は、フィードバックされたLED数量を、サーバー8のLED在庫情報82のデータベースから差引く(ST17)。
ここで生産したいLEDモジュールの必要数量に達していれば生産が終了する。
LEDモジュールの生産数量が必要数と比べて不足しているのであれば、ST11に戻り、残りの必要機種についてLEDの実装パターンの合計を算出し、再度最適な実装パターンを求める。すなわち、図13でコンピュータ10が実装パターン<2>を選択した場合、12灯が3台不足である。この3台について、再度、ST11に戻り同様の処理を繰り返す。再度、LEDの実装パターンを算出した結果、生産できるLEDモジュールの数が0である場合、処理を終了する。または、残りのLEDモジュールの必要台数が生産できた場合も終了となる(ST18)。
図14は、以上のコンピュータ10の動作をまとめた図である。コンピュータ10の実装候補LED選択部160は、サーバー8から得た機種生産計画情報81等の情報から、4灯実装パターンテーブル104、6灯実装パターンテーブル106、12灯実装パターンテーブル112を生成する。そして、実装候補LED選択部160は総合実装パターン120を生成する。次にLED利用判定部170は、総合実装パターン120、LED在庫情報82及び組合せ情報84を用いて、出力結果テーブル121(図12、図13)を生成し、出力する。
このように、生産したい機種全体についてLEDの最適な組合せパターンを求め、各生産機種に展開することで全体としてLEDの利用率が良くなり、生産工場内のLEDの在庫を少なくすることができる。これにより、在庫になっているLEDについて、各色度範囲のLEDの数量の偏りを少なくし、平均化することで廃棄処分になるLEDの数量を削減できる。よって、廃棄処分となるLEDを削減できるのでCOの排出量を削減できる。
このほか、生産工場内のLEDの在庫を少なくすることによりLEDの変更などの機種更新の時には旧タイプとなり使えずに廃却しなければならないLEDの数量を大幅に削減できるなど、環境に良いLEDモジュールの製造方法を提供することができる。
また、LEDの在庫が少なくなることにより、生産工場内でLEDの在庫を置く倉庫のスペースを削減でき、LEDの在庫管理がし易くなる効果がある。
また、LEDの組合せ方法に1:2などLED1個に対し2個以上のLEDで組合せる方法を用いることで分割する色度範囲を小さくでき、合成光となる色度バラツキの範囲を更に小さくすることができる。
なお、以上の実施の形態では、LED選択装置を説明したが、LED選択装置の動作を、LED選択方法あるいはLED選択プログラムとして把握することも可能である。
1 色度分類ブロック、2 在庫情報ブロック、3 最適組合せ演算ブロック、4 LED実装指示ブロック、5 昼白色相当の色度範囲、6 白色相当の色度範囲、7 電球色相当の色度範囲、8 サーバー、9 コンピュータ、10 コンピュータ、11 LED選別機、12 テーピング機、13 はんだ印刷機、14 はんだ検査機、15 自挿機、16 リフロー炉、17 電気検査機、18 光学検査機、19 LEDモジュール製造システム、70 目標色度範囲、71,72,73 色度範囲、81 機種生産計画情報、82 LED在庫情報、83 機種情報、84 組合せ情報、104 4灯実装パターンテーブル、106 6灯実装パターンテーブル、112 12灯実装パターンテーブル、120 総合実装パターン、121 出力結果テーブル。

Claims (3)

  1. LEDモジュールに実装されるLEDの実装個数を示すLED個数情報と、前記LED個数情報の示す前記実装個数のLEDによる合成光の属すべき色度範囲を示すモジュール色度情報とが対応付けられた複数の機種情報であって、前記LED個数情報の示す前記実装個数が異なると共に、前記モジュール色度情報の示す色度範囲を同じくする複数の機種情報を記憶する生産モジュール情報記憶部と、
    異なる色度範囲に属するLEDの組合せであって、特定の色度範囲に所属すべきLEDの個数と、他の色度範囲に所属すべきLEDの個数との個数比率が設定され、前記個数比率の複数のLEDによる合成光が前記モジュール色度情報の示す色度範囲に属する色度となるLEDの互いに異なる組合せを示す組合せパターンを複数記憶するLED組合せ情報記憶部と、
    前記LED組合せ情報記憶部によって複数記憶されるそれぞれの前記組合せパターンの示す前記特定の色度範囲と前記他の色度範囲との各色度範囲に属するLEDの在庫数が登録されたLED在庫情報を記憶するLED在庫情報記憶部と、
    前記生産モジュール情報記憶部に記憶されたそれぞれの前記機種情報ごとの前記LEDモジュールの生産台数を入力し、入力した前記機種情報ごとの前記LEDモジュールの生産台数と、前記生産モジュール情報記憶部に記憶された前記複数の機種情報と、前記LED組合せ情報記憶部に記憶された複数の前記組合せパターンとに基づいて、前記機種情報ごとの前記LEDモジュールに関してそれぞれの前記生産台数を生産でき、かつ、生産される前記機種情報ごとの前記LEDモジュールの発光色が前記機種情報における前記モジュール色度情報の示す色度範囲に属することとなるLEDの実装パターンを複数算出し、算出した複数の実装パターンからなる総合実装パターンを生成する実装候補LED選択部と、
    前記実装候補LED選択部が生成した前記総合実装パターンと、前記LED組合せ情報記憶部に記憶された複数の前記組合せパターンと、前記LED在庫情報記憶部に記憶された前記LED在庫情報とから、出力結果として、前記総合実装パターンの前記実装パターンごとに、前記実装候補LED選択部が入力したそれぞれの前記生産台数に対する現実に生産可能な台数の比率を示す生産可能率と、前記実装候補LED選択部が入力したそれぞれの前記生産台数に対する現実に生産可能な台数との少なくともいずれかを含む前記出力結果を出力するLED利用判定部と
    を備えたことを特徴とするLED選択装置。
  2. コンピュータを、
    LEDモジュールに実装されるLEDの実装個数を示すLED個数情報と、前記LED個数情報の示す前記実装個数のLEDによる合成光の属すべき色度範囲を示すモジュール色度情報とが対応付けられた複数の機種情報であって、前記LED個数情報の示す前記実装個数が異なると共に、前記モジュール色度情報の示す色度範囲を同じくする複数の機種情報を記憶する生産モジュール情報記憶部、
    異なる色度範囲に属するLEDの組合せであって、特定の色度範囲に所属すべきLEDの個数と、他の色度範囲に所属すべきLEDの個数との個数比率が設定され、前記個数比率の複数のLEDによる合成光が前記モジュール色度情報の示す色度範囲に属する色度となるLEDの互いに異なる組合せを示す組合せパターンを複数記憶するLED組合せ情報記憶部、
    前記LED組合せ情報記憶部によって複数記憶されるそれぞれの前記組合せパターンの示す前記特定の色度範囲と前記他の色度範囲との各色度範囲に属するLEDの在庫数が登録されたLED在庫情報を記憶するLED在庫情報記憶部、
    前記生産モジュール情報記憶部に記憶されたそれぞれの前記機種情報ごとの前記LEDモジュールの生産台数を入力し、入力した前記機種情報ごとの前記LEDモジュールの生産台数と、前記生産モジュール情報記憶部に記憶された前記複数の機種情報と、前記LED組合せ情報記憶部に記憶された複数の前記組合せパターンとに基づいて、前記機種情報ごとの前記LEDモジュールに関してそれぞれの前記生産台数を生産でき、かつ、生産される前記機種情報ごとの前記LEDモジュールの発光色が前記機種情報における前記モジュール色度情報の示す色度範囲に属することとなるLEDの実装パターンを複数算出し、算出した複数の実装パターンからなる総合実装パターンを生成する実装候補LED選択部、
    前記実装候補LED選択部が生成した前記総合実装パターンと、前記LED組合せ情報記憶部に記憶された複数の前記組合せパターンと、前記LED在庫情報記憶部に記憶された前記LED在庫情報とから、出力結果として、前記総合実装パターンの前記実装パターンごとに、前記実装候補LED選択部が入力したそれぞれの前記生産台数に対する現実に生産可能な台数の比率を示す生産可能率と、前記実装候補LED選択部が入力したそれぞれの前記生産台数に対する現実に生産可能な台数との少なくともいずれかを含む前記出力結果を出力するLED利用判定部、
    として機能させるためのLED選択プログラム。
  3. LED選択装置が行うLED選択方法であって、
    生産モジュール情報記憶部が、
    LEDモジュールに実装されるLEDの実装個数を示すLED個数情報と、前記LED個数情報の示す前記実装個数のLEDによる合成光の属すべき色度範囲を示すモジュール色度情報とが対応付けられた複数の機種情報であって、前記LED個数情報の示す前記実装個数が異なると共に、前記モジュール色度情報の示す色度範囲を同じくする複数の機種情報を記憶し、
    LED組合せ情報記憶部が、
    異なる色度範囲に属するLEDの組合せであって、特定の色度範囲に所属すべきLEDの個数と、他の色度範囲に所属すべきLEDの個数との個数比率が設定され、前記個数比率の複数のLEDによる合成光が前記モジュール色度情報の示す色度範囲に属する色度となるLEDの互いに異なる組合せを示す組合せパターンを複数記憶し、
    LED在庫情報記憶部が、
    前記LED組合せ情報記憶部によって複数記憶されるそれぞれの前記組合せパターンの示す前記特定の色度範囲と前記他の色度範囲との各色度範囲に属するLEDの在庫数が登録されたLED在庫情報を記憶し、
    実装候補LED選択部が、
    前記生産モジュール情報記憶部に記憶されたそれぞれの前記機種情報ごとの前記LEDモジュールの生産台数を入力し、入力した前記機種情報ごとの前記LEDモジュールの生産台数と、前記生産モジュール情報記憶部に記憶された前記複数の機種情報と、前記LED組合せ情報記憶部に記憶された複数の前記組合せパターンとに基づいて、前記機種情報ごとの前記LEDモジュールに関してそれぞれの前記生産台数を生産でき、かつ、生産される前記機種情報ごとの前記LEDモジュールの発光色が前記機種情報における前記モジュール色度情報の示す色度範囲に属することとなるLEDの実装パターンを複数算出し、算出した複数の実装パターンからなる総合実装パターンを生成し、
    LED利用判定部が、
    前記実装候補LED選択部が生成した前記総合実装パターンと、前記LED組合せ情報記憶部に記憶された複数の前記組合せパターンと、前記LED在庫情報記憶部に記憶された前記LED在庫情報とから、出力結果として、前記総合実装パターンの前記実装パターンごとに、前記実装候補LED選択部が入力したそれぞれの前記生産台数に対する現実に生産可能な台数の比率を示す生産可能率と、前記実装候補LED選択部が入力したそれぞれの前記生産台数に対する現実に生産可能な台数との少なくともいずれかを含む前記出力結果を出力することを特徴とするLED選択方法。
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