JP2008081250A - 歯付きベルト搬送コンベヤ - Google Patents

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Akinobu Ogawa
秋信 小川
Kazufumi Jo
和文 城
Shigenori Kadoyama
茂則 門山
Kazuhiro Yoshida
和浩 吉田
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Seibu Electric and Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】歯付きベルト搬送コンベヤにおいて、搬送振動を低減することを目的とする。
【解決手段】 歯付きベルト搬送コンベヤ1のヘッドプーリ3とテールプーリ4に歯無しの従動の丸プーリを用い、歯付きベルト5の復路側のヘッドプーリ3とテールプーリ4との間の位置に歯付き駆動プーリ8を噛み合わせて回動させる構造とする。これにより、噛み合い時の振動は歯付きベルト5を張設しているヘッドプーリ3とテールプーリ4の部分で減衰するとともに、搬送物Aは歯付きプーリ部を通過しないから搬送物Aに振動が伝達され難くなり、振動に弱い搬送物Aをより高速に搬送することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は歯付きベルト搬送コンベヤに関し、詳しくは歯付き駆動プーリと歯付きベルトとの噛み合い時の振動が搬送面に伝達され難くする技術に関する。
歯付き駆動プーリと歯付きベルトとの噛み合わせにより回動させる歯付きベルト搬送コンベヤが知られている(例えば特許文献1〜3参照)。ところで、歯付きベルト搬送コンベヤは噛み合い時に振動が生じ、搬送物が歯付き駆動プーリ部を通過する際に振動が伝達されて品質に影響を与えることがある。したがって、影響がない程度に搬送速度を低く設定して振動を低減させる必要があり、振動に弱い搬送物を高速に搬送させる用途には向かないものであった。
これに対し、噛み合い時の振動を低減させる技術が特許文献4に開示されている。この技術は、歯付き駆動プーリの歯底に弾性体を嵌め込み、噛み合い時の振動を弾性体で吸収して振動や騒音を低減できるようにしたものである。しかし、この技術でも振動を完全に止めることはできず、しかも搬送物は依然歯付き駆動プーリ部を通過するものであるから、わずかな振動も搬送物に直に伝達されてしまい、例えば薄型ガラス基板など振動に弱い搬送物に対しては搬送速度の向上効果に満足できるものではなかった。
特許第2884145号公報 特開平9−124121号公報 特開2000−351429号公報 特開2006−131316号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、歯付きベルト搬送コンベヤにおいて、搬送振動を低減することにある。
かかる課題を解決するために本発明の請求項1に記載の発明は、歯付きベルト搬送コンベヤの前後のプーリに歯無しの従動の丸プーリを用い、歯付きベルトの復路側のプーリ間位置に歯付き駆動プーリを噛み合わせて回動させる構造とした、歯付きベルト搬送コンベヤである。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、歯付き駆動プーリを前側又は後側のプーリの近接位置に配置したものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、歯付きベルトを歯付き駆動プーリに押圧させるテンションローラを設けたものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前後のプーリにクラウニングプーリを用いたものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかにおいて、前後のプーリに合成樹脂製を用いたものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜5いずれか記載の歯付きベルト搬送コンベヤを所定間隔おいて左右一対設け、左右の歯付き駆動プーリ同士を駆動シャフトで連結して同期して回動させる構造とし、所定間隔おいた複数条の歯付きベルトで搬送物を搬送できるようにした、搬送装置である。
本発明によれば、噛み合い時の振動は歯付きベルトを張設している前後の丸プーリの部分で減衰するとともに、搬送物は従動の歯無しプーリ部を通過するから搬送物に振動が伝達され難くなり、振動に弱い搬送物をより高速に搬送することができるようになる。
本発明では、歯付き駆動プーリを前側のプーリの近接位置に配置すると、駆動力を効率的に伝達できる。歯付きベルトを歯付き駆動プーリに押圧させるテンションローラを設けると、噛み合わせを大きくして駆動力を確実に伝達できる。前後のプーリにクラウニングプーリを用いると、蛇行を防止して蛇行防止装置を省略できる。前後のプーリに合成樹脂製を用いると、歯付きベルトの歯の損傷を低減できる。以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1〜4に示す実施例は、本発明の歯付きベルト搬送コンベヤを左右一対設けて二条の歯付きベルトで薄型ディスプレイ用パネルを搬送できるようにした搬送装置の例である。図1は実施例の搬送装置の側面図、図2は実施例の搬送装置の平面図、図3は実施例の搬送装置の右側面図、図4は実施例の歯付きベルト搬送コンベヤの説明図である。
図中、1は歯付きベルト搬送コンベヤ、2はコンベヤフレーム、3はヘッドプーリ、4はテールプーリ、5は歯付きベルト、6は従動側ブラケット、7は駆動側ブラケット、8は歯付き駆動プーリ、9は駆動シャフト、10は駆動モータ、11はトルクアーム、12はテンションローラ、13はガイドローラ、14はセンサー、Aは搬送物、Cは搬送装置である。
本実施例の歯付きベルト搬送コンベヤ1は、図1〜4に示すようにヘッドプーリ3とテールプーリ4に歯無しの従動の丸プーリを用い、歯付きベルト5の復路側のヘッドプーリ3とテールプーリ4との間で且つヘッドプーリ3と近接する内側位置に歯付き駆動プーリ8を噛み合わせ、歯付き駆動プーリ8の後方位置にテンションローラ12を設けている。この歯付きベルト搬送コンベヤ1を所定間隔おいて左右一対設け、左右の歯付き駆動プーリ8同士を駆動シャフト9で連結し、二条の歯付きベルト5を同期して回動させる搬送装置Cを構成している。尚、本実施例においては、歯付きベルト5が二条の場合のものを示したが、三条以上の複数条の歯付きベルト5を用いてもよい。また、歯付き駆動プーリ8は、後側のテールプーリ4の近接位置に配置してもよい。
ヘッドプーリ3とテールプーリ4はナイロン樹脂製のクラウニングプーリで、直径121.45mm、幅47mm、クラウン高さは0.35mmに形成されている。歯付きベルト5はポリウレタン製で、ベルト幅40mm、ベルト厚み4.5mm、溝ピッチ10mm、溝深さ2.5mmである。歯付き駆動プーリ8はスチール製である。
本実施例と従来技術(ヘッドプーリに歯付き駆動プーリを用いた一般的な構成)による搬送時の振動を測定して比較した。測定位置はヘッドプーリ3付近、搬送速度は30.0m/minと42.0m/minで行った。搬送物Aはガラス基板で、重量5kg、寸法1400×800mmである。結果を以下の表1に示す。
Figure 2008081250
本実施例は従来技術と比較して、搬送速度30.0m/minでは約66%の低減、42.0m/minでは約57%の低減となり、本実施例が42.0m/minの速度で搬送しても従来技術の30.0m/min時より振動が少ない結果となった。また、歯付き駆動プーリ8から離れている搬送面はほとんど振動は測定されなかった。このように、本実施例によれば振動に弱い薄板状の搬送物Aをより高速に搬送できるようになった。
本発明の歯付きベルト搬送コンベヤは、LCDやPDP等の薄型ディスプレイ用パネル、太陽電池などの薄板状で寸法や重量が大きいものや、トレイに入れた小部品など、振動に弱い搬送物の搬送に有用である。
実施例の搬送装置の側面図である。 実施例の搬送装置の平面図である。 実施例の搬送装置の右側面図である。 実施例の歯付きベルト搬送コンベヤの説明図である。
符号の説明
1 歯付きベルト搬送コンベヤ
2 コンベヤフレーム
3 ヘッドプーリ
4 テールプーリ
5 歯付きベルト
6 従動側ブラケット
7 駆動側ブラケット
8 歯付き駆動プーリ
9 駆動シャフト
10 駆動モータ
11 トルクアーム
12 テンションローラ
13 ガイドローラ
14 センサー
A 搬送物
C 搬送装置

Claims (6)

  1. 歯付きベルト搬送コンベヤの前後のプーリに歯無しの従動の丸プーリを用い、歯付きベルトの復路側のプーリ間位置に歯付き駆動プーリを噛み合わせて回動させる構造とした、歯付きベルト搬送コンベヤ。
  2. 歯付き駆動プーリを前側又は後側のプーリの近接位置に配置した、請求項1記載の歯付きベルト搬送コンベヤ。
  3. 歯付きベルトを歯付き駆動プーリに押圧させるテンションローラを設けた、請求項1又は2記載の歯付きベルト搬送コンベヤ。
  4. 前後のプーリにクラウニングプーリを用いた、請求項1〜3いずれか記載の歯付きベルト搬送コンベヤ。
  5. 前後のプーリに合成樹脂製を用いた、請求項1〜4いずれか記載の歯付きベルト搬送コンベヤ。
  6. 請求項1〜5いずれか記載の歯付きベルト搬送コンベヤを所定間隔おいて左右一対設け、左右の歯付き駆動プーリ同士を駆動シャフトで連結して同期して回動させる構造とし、所定間隔おいた複数条の歯付きベルトで搬送物を搬送できるようにした、搬送装置。
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