JP2008051979A - 光源装置およびその製造方法、露光装置ならびに画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】半導体レーザ120と、レーザ光を光束に変換するカップリングレンズ130と、半導体レーザ120およびカップリングレンズ130を保持するホルダ110と、カップリングレンズ130をホルダ110に固定する光硬化性樹脂135とを含んでなる光源装置の製造方法である。光硬化性樹脂135を硬化させる紫外線ランプUVLを、カップリングレンズ130を基準に半導体レーザとは反対側に配置するとともに、カップリングレンズ130を基準に紫外線ランプUVLとは反対側に反射手段として鏡Mを配置する。そして、紫外線UVを硬化前の光硬化性樹脂135にカップリングレンズ130の前側から直接照射するとともに、鏡Mにより反射させてカップリングレンズ130の後側からも照射し、光硬化性樹脂135を硬化させる。
【選択図】図4
Description
画像形成装置は、近年コンパクト化、低価格化が求められており、前記した静電潜像の形成のためのレーザ光線を発する光源装置も、小型かつ簡易な構造が求められている。その一方で、当然のことながら高い製品精度も求められている。
そのため、カップリングレンズの前後に光硬化性樹脂がはみ出て塗布された場合でも、光硬化性樹脂の全体を一時に確実に硬化させることができる。したがって、簡易な構成でありながら、高精度な光源装置を製造することが可能となる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
参照する図面において、図1は、本発明の実施形態に係るレーザプリンタの側断面図であり、図2は、スキャナ部の平面図である。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧板7を備えている。また、フィーダ部4は、給紙トレイ6の一端側端部の上方に設けられる給紙ローラ8および給紙パット9と、給紙ローラ8に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられる紙粉取りローラ10,11を備えている。さらに、フィーダ部4は、紙粉取りローラ10,11に対して下流側に設けられるレジストローラ12を備えている。
画像形成部5は、スキャナ部16、プロセスカートリッジ17、定着部18などを備えている。
スキャナ部16は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、図2に示すように、光源装置100、シリンドリカルレンズ25、ポリゴンミラー19、fθレンズ20、反射鏡22を備えている。シリンドリカルレンズ25は、ポリゴンミラー19の面倒れを補正するために、光源装置100からのレーザ光を副走査方向に絞って、ポリゴンミラー19に入射させる。ポリゴンミラー19は、六角形の各辺の部分に鏡が形成されたもので、それ自身回転されつつ、シリンドリカルレンズ25を通過したレーザ光を反射することで、主走査方向にレーザ光を偏向および走査する。fθレンズ20は、ポリゴンミラー19により等角速度で走査されたレーザ光を、等速度で走査するように変換しつつ、感光ドラム27の表面にレーザ光を結像させる。
光源装置100の構成の詳細については、後述する。
プロセスカートリッジ17は、スキャナ部16の下方に配設され、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着される構造となっている。そして、このプロセスカートリッジ17の外枠を構成する中空の筐体51内には、現像カートリッジ28、感光ドラム27、スコロトロン型帯電器29および転写ローラ30が主に設けられている。
定着部18は、プロセスカートリッジ17の下流側に配設され、加熱ローラ41、加熱ローラ41と対向して配置され加熱ローラ41を押圧する加圧ローラ42、および、これら加熱ローラ41および加圧ローラ42の下流側に設けられる1対の搬送ローラ43を備えている。そして、このように構成される定着部18では、用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ41と加圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させ、その後、その用紙3を搬送ローラ43によって、排紙パス44に搬送するようにしている。なお、排紙パス44に送られた用紙3は、排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に排紙されるか、あるいは、排紙ローラ45の逆回転およびフラッパ49の切替によって装置内に戻されて、複数の反転搬送ローラ50で画像形成部5の上流側に反転状態で再供給されて両面印刷がなされるようになっている。
図3は、光源装置の斜視図であり、図4は、光源装置の断面図である。
図3に示すように、光源装置100は、ホルダ110に、半導体レーザ120とカップリングレンズ130が固定されて構成されている。
ホルダ110は、アルミニウム合金からなる板材を板金加工してなる部材である。
ホルダ110は、半導体レーザ120が固定されるレーザ保持壁111と、カップリングレンズ130が固定される台状のレンズ保持部112と、レーザ保持壁111とレンズ保持部112とをつなぐ接続部113とを備えてなる。
ホルダ110は、金属から構成するのが望ましい。そうすれば、レンズ保持部112の表面(上面)は、光、特に光硬化性樹脂135を硬化させるための光を反射可能になる。そのため、レンズ保持部112の表面で光を反射して、光硬化性樹脂135の硬化を促進することができる。
そのため、半導体レーザ120とカップリングレンズ130との間には、図4に領域Aで示したような空間が形成され、この領域Aが後述する鏡Mなどの反射手段を配置する反射手段挿入部として機能する。
下壁113aには、ホルダ110をスキャナ部16のケース101に固定するためのネジ穴116が形成されている。
光硬化性樹脂135は、カップリングレンズ130とホルダ110、詳しくはレンズ保持部112との間だけでなく、カップリングレンズ130の前後にはみ出して配置されている。このようにカップリングレンズ130の前後にはみ出して光硬化性樹脂135が配置されることで、カップリングレンズ130が薄い場合であっても、カップリングレンズ130の前後の面とレンズ保持部112との間で光硬化性樹脂135がレンズを保持するので、カップリングレンズ130をしっかりと固定することができる。
なお、カップリングレンズ130は、半導体レーザ120との相対位置を調整した上で固定できるように、レンズ保持部112からは若干離れた位置で固定されている。
接続部113は、カップリングレンズ130がレンズ保持部112に接着される位置よりも半導体レーザ120が出射するレーザ光の光路から離れて配置され、反射手段挿入部が形成されているので、この反射手段挿入部に鏡Mなどの反射手段を配置して、カップリングレンズ130の前方から照射した硬化光を反射させ、カップリングレンズ130の前後から照射光を光硬化性樹脂135に当てることができる。そのため、カップリングレンズ130の前後にはみ出して配置された光硬化性樹脂135を一時に全体的に硬化させることで、しっかりとカップリングレンズ130を固定できる。すなわち、簡易な構成ながら光源装置100の精度を向上させることができる。
また、カップリングレンズ130の前側および後側と、ホルダ110(レンズ保持部112)との間で光硬化性樹脂135が硬化されることで、カップリングレンズ130が薄い場合でも、しっかりとホルダ110に固定できる。
次に、光源装置100の製造方法を説明する。
まず、半導体レーザ120をレーザ保持壁111に圧入固定した後、プリント基板125をネジ128によりレーザ保持壁111に固定する。
そして、ホルダ110をスキャナ部16のケース101にネジ129により固定する。
次に、レンズ保持部112の溝112aに光硬化性樹脂135を塗布する。このとき、カップリングレンズ130が配置されると想定される位置の前後にわたって光硬化性樹脂135を塗布する。こうすることで、カップリングレンズ130を配置したときに、カップリングレンズ130の前後に光硬化性樹脂135をはみ出させることができる。この状態で、カップリングレンズ130とホルダ110(レンズ保持部112)との間に光硬化性樹脂135が配置されるとともに、カップリングレンズ130の前後にはみ出して光硬化性樹脂135が配置されることになる。
次に、カップリングレンズ130の前方に紫外線ランプUVLを設置し、光硬化性樹脂135に紫外線UVを前方から照射することで光硬化性樹脂135を硬化させる。この紫外線UVは、カップリングレンズ130の前方から直接光硬化性樹脂135に当たるとともに、鏡Mで反射されて、カップリングレンズ130の後からも光硬化性樹脂135に当たる。そのため、光硬化性樹脂135は、その全体が一時に硬化する。
なお、紫外線UVは、カップリングレンズ130の前側から照射すればよいが、光硬化性樹脂135の全体に当たるように適宜斜め上方から当てるようにするとよい。
また、カップリングレンズ130の後側から別途紫外線を照射するのは、レーザ保持壁111の存在により困難な場合も多いところ、本実施形態の製造方法によれば、カップリングレンズ130の後側から紫外線UVを照射する必要もなく、簡易に光源装置100を製造することができる。
<変形例1>
図5は、変形例1に係る光源装置の製造方法を説明する図である。
図5に示すように、鏡Mは、静止させておくのではなく、紫外線UVを照射している間、向きを変えるようにしてもよい。このようにすることで、紫外線UVが鏡Mにより広い範囲に照射されるので、光硬化性樹脂135の塗布範囲にムラがあっても確実に硬化させることができる。図5においては、鏡Mをy軸周りに回動させて前後に傾けているが、鏡Mをx軸周りに回動させて左右に回動させてもよい。
図6は、変形例2に係る光源装置の製造方法を説明する図である。
図6に示すように、光硬化性樹脂135の硬化に用いる鏡M1には、レーザ光Lが透過可能な貫通孔H1が形成されている。カップリングレンズ130の位置を確定させる前に、この鏡M1を、貫通孔H1がレーザ光Lの光路に位置するように配置し、半導体レーザ120からレーザ光Lを照射する。そして、レーザ光Lが鏡M1およびカップリングレンズ130を通過した後の傾きおよびフォーカスの少なくとも1つを確認しながら、カップリングレンズ130の向きおよびx−y方向の位置、z方向の位置を調整する。そして、カップリングレンズ130の位置および向きが確定したら、紫外線UVを照射する。
このようにして、鏡M1に貫通孔H1があることで、レーザ光Lを照射しながら、カップリングレンズ130の調整・固定ができるので、カップリングレンズ130の位置を高精度に調整することができる。
なお、鏡M1をレーザ光Lが一部でも通過可能であればよいので、貫通孔H1の位置に、ハーフミラーや、透明のフィルムが配置されていてもよい。もっとも、光路長が、装置の使用時と同じ状態でカップリングレンズ130の調整をするのが望ましいので、単なる貫通孔によりレーザ光Lを通過させるのが望ましい。
図7は、変形例3に係る光源装置を説明する図である。
図7に示すように、変形例3に係る光源装置100Aは、レーザ保持壁111とレンズ保持部112とを接続する接続部140が、レーザ保持壁111の下端から前方に延びる下壁141と、下壁141の前端から下方に延びて、レンズ保持部112の後端につながる前壁142とからなる。つまり、光源装置100Aのホルダ110Aは、カップリングレンズ130がレンズ保持部112に接着される位置よりも接続部140がレーザ光の光路に近い形態である。
このような光源装置100Aのホルダ110Aは、ホルダ110Aを金属など硬化光を反射可能な材質で構成していれば、前壁142の前面143が反射手段として機能することができる。すなわち、光硬化性樹脂135を紫外線UVの照射により硬化させるときに、前壁142の前面143に紫外線UVが反射して、カップリングレンズ130の後側から紫外線UVを当てることが可能となる。
図8は、変形例4に係る光源装置を説明する図である。
図8に示すように、変形例4に係る光源装置100Bは、実施形態に係る光源装置100に対して、接続部113の前壁113bを上方に延ばして鏡M2を形成した形態である。鏡M2は、レーザ光Lの光路に対応して貫通穴H2が形成されている。
すなわち、光源装置100Bは、半導体レーザ120とカップリングレンズ130の間に反射手段としての鏡M2が配置された形態であり、また、反射手段がホルダ110の一部として形成された形態である。
このような形態の光源装置100Bでも、ホルダ110Bを金属など硬化光を反射可能な材質で構成していれば、光硬化性樹脂135を紫外線UVの照射により硬化させるときに鏡M2で紫外線UVを反射して、カップリングレンズ130の後側から紫外線UVを当てることが可能となる。
図9は、変形例5に係る光源装置を説明する図である。
図9に示すように、変形例5に係る光源装置100Cは、ホルダ110Cの一部が反射手段として機能する形態である。具体的には、レーザ保持壁111の上部が前方に倒れるように傾いて鏡M3を形成している。このように、レーザ保持壁111の一部が紫外線UVを反射して光硬化性樹脂135へ向けて照射可能なように半導体レーザ120の光軸に対して傾斜していることで、光硬化性樹脂135を硬化させるために紫外線UVを照射すれば、鏡M3が紫外線UVを反射する。このようにして、カップリングレンズ130の後側からも光硬化性樹脂135に紫外線UVを照射することができる。
なお、この変形例5では、レーザ保持壁111の上部を前方へ折り曲げるようにして鏡M3をホルダ110Cに一体に形成しているが、ホルダ110Cとは別個に鏡となる部材を用意し、レーザ保持壁111の上部に取り付けてもよい。
図10は、変形例6に係る光源装置を説明する図である。
図10に示すように、変形例6に係る光源装置100Dは、ホルダ110Dのレンズ保持部112Aが、台状ではなく、レーザ保持壁111と対面した立ち壁状に形成されている。カップリングレンズ130は、この立ち壁状のレンズ保持部112Aの頂部に載る形態で光硬化性樹脂135により接着され、固定されている。
また、この光源装置100Dを製造するときには、半導体レーザ120のパッケージ121を反射手段として用いることができる。例えば、図10の紫外線UVで示したように、パッケージ121の前面部分を反射手段とすることができる。
このようにパッケージ121を反射手段とした場合でも、カップリングレンズ130の前側から照射した紫外線UVをパッケージ121で反射して、カップリングレンズ130の後側から光硬化性樹脂135に紫外線UVを照射することができる。
前記実施形態では、画像形成装置としてレーザプリンタ1を例示したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
前記実施形態では、転写手段の一例として転写ローラ30を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば非接触型のものを採用してもよい。
前記実施形態では、記録シートの一例として、厚紙、はがき、薄紙などの用紙3を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばOHPシートであってもよい。
前記各実施形態では、現像剤の一例としてトナー、現像手段の一例として現像カートリッジ28、偏向器の一例としてポリゴンミラー19、走査レンズの一例としてfθレンズ20、露光装置の一例としてスキャナ部16、感光体の一例として感光ドラム27を採用したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、本発明の趣旨を逸脱しない限り、材料や構造を適宜変更可能であることはいうまでもない。
3 用紙
5 画像形成部
16 スキャナ部
17 プロセスカートリッジ
18 定着部
19 ポリゴンミラー
20 fθレンズ
21 補正レンズ
25 シリンドリカルレンズ
27 感光ドラム
28 現像カートリッジ
30 転写ローラ
31 現像ローラ
41 加熱ローラ
42 加圧ローラ
100〜100D 光源装置
110〜110D ホルダ
111 レーザ保持壁
112,112A レンズ保持部
113,140 接続部
113a,141 下壁
113b,142 前壁
120 半導体レーザ
121 パッケージ
122 開口
130 カップリングレンズ
135 光硬化性樹脂
140 接続部
A 領域(反射手段挿入部)
H1,H2 貫通孔
L レーザ光
M〜M3 鏡
UV 紫外線
UVL 紫外線ランプ
Claims (16)
- 半導体レーザと、前記半導体レーザからのレーザ光を光束に変換するカップリングレンズと、前記半導体レーザおよび前記カップリングレンズを保持するホルダと、前記カップリングレンズを前記ホルダに固定する光硬化性樹脂とを含んでなる光源装置の製造方法であって、
前記光硬化性樹脂を硬化させる硬化光の光源を、前記カップリングレンズを基準に前記半導体レーザとは反対側に配置するとともに、前記カップリングレンズを基準に前記光源とは反対側に反射手段を配置し、
前記光源からの硬化光を硬化前の前記光硬化性樹脂に前記カップリングレンズの前側から直接照射するとともに、前記硬化光を前記反射手段により反射させて前記カップリングレンズの後側からも照射し、前記光硬化性樹脂を硬化させることを特徴とする光源装置の製造方法。 - 前記反射手段を、前記半導体レーザと前記カップリングレンズとの間に配置することを特徴とする請求項1に記載の光源装置の製造方法。
- 前記ホルダは、前記反射手段を配置可能な空間として反射手段挿入部が形成され、前記反射手段を前記反射手段挿入部に配置して前記光源から前記硬化光を照射することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光源装置の製造方法。
- 前記反射手段は、前記半導体レーザから出射されるレーザ光を通過可能に構成され、
前記半導体レーザからレーザ光を出射して、前記カップリングレンズを通過した前記レーザ光の傾きおよびフォーカスの少なくとも1つを確認しながら、前記光源から前記硬化光を照射することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光源装置の製造方法。 - 前記反射手段は、前記ホルダの一部として形成されまたは前記ホルダに別部材として固定されるとともに、前記半導体レーザから出射されるレーザ光を通過可能に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3に記載の光源装置の製造方法。
- 前記反射手段は、前記ホルダの一部として形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光源装置の製造方法。
- 前記反射手段の向きを変えながら前記光源から前記硬化光を照射することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光源装置の製造方法。
- 前記半導体レーザのパッケージが前記反射手段であることを特徴とする請求項1に記載の光源装置の製造方法。
- 前記ホルダのうち前記半導体レーザを保持しているレーザ保持壁が前記反射手段を形成しており、前記レーザ保持壁の少なくとも一部は、前記硬化光を反射して前記光硬化性樹脂へ照射できるように前記半導体レーザの光軸に対し傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の光源装置の製造方法。
- 半導体レーザと、前記半導体レーザからのレーザ光を光束に変換するカップリングレンズと、前記半導体レーザおよび前記カップリングレンズを保持するホルダと、前記カップリングレンズを前記ホルダに固定する光硬化性樹脂とを含んでなる光源装置であって、
前記ホルダは、
前記半導体レーザを保持するレーザ保持壁と、
前記カップリングレンズを保持するレンズ保持部と、
前記レーザ保持壁と前記レンズ保持部とを接続する接続部とを有し、
前記接続部は、前記カップリングレンズが前記レンズ保持部に接着される位置よりも、前記半導体レーザが照射するレーザ光の光路から離れて配置されたことを特徴とする光源装置。 - 半導体レーザと、前記半導体レーザからのレーザ光を光束に変換するカップリングレンズと、前記半導体レーザおよび前記カップリングレンズを保持するホルダと、前記カップリングレンズを前記ホルダに固定する光硬化性樹脂とを含んでなる光源装置であって、
前記ホルダは、
前記半導体レーザを保持するレーザ保持壁と、
前記カップリングレンズを保持するレンズ保持部と、
前記レーザ保持壁と前記レンズ保持部とを接続する接続部とを有し、
前記接続部は、少なくとも一部に、前記光硬化性樹脂を硬化させるための光を反射する反射面を有していることを特徴とする光源装置。 - 半導体レーザと、前記半導体レーザからのレーザ光を光束に変換するカップリングレンズと、前記半導体レーザおよび前記カップリングレンズを保持するホルダと、前記カップリングレンズを前記ホルダに固定する光硬化性樹脂とを含んでなる光源装置であって、
前記レーザ光が通過する開口を有し、前記光硬化性樹脂を硬化させるための硬化光を反射する反射手段を、前記半導体レーザと前記カップリングレンズとの間に備えたことを特徴とする光源装置。 - 半導体レーザと、前記半導体レーザからのレーザ光を光束に変換するカップリングレンズと、前記半導体レーザおよび前記カップリングレンズを保持するホルダと、前記カップリングレンズを前記ホルダに固定する光硬化性樹脂とを含んでなる光源装置であって、
前記ホルダは、前記半導体レーザを保持するレーザ保持壁を有し、当該レーザ保持壁は、前記光硬化性樹脂を硬化させるための硬化光を反射するため、前記半導体レーザの光軸に対し傾斜した反射面を備えたことを特徴とする光源装置。 - 前記光硬化性樹脂は、前記カップリングレンズの前記レーザ光の入射側および出射側の両方にはみ出して配置されていることを特徴とする請求項10から請求項13のいずれか1項に記載の光源装置。
- 感光体上に光を走査させて静電潜像を形成するための露光装置であって、
請求項10から請求項14のいずれか1項に記載の光源装置と、
前記光源装置から出射されたレーザ光を絞るシリンドリカルレンズと、
前記シリンドリカルレンズを通過したレーザ光を反射して、主走査方向に偏向および走査させる偏向器と、
前記偏向器により偏向および走査されたレーザ光を前記感光体に結像させる走査レンズとを備えたことを特徴とする露光装置。 - 記録シート上に画像を形成する画像形成装置であって、
請求項15に記載の露光装置と、
前記露光装置によりレーザ光が走査されて静電潜像が形成される感光体と、
前記感光体に現像剤を供給する現像手段と、
前記現像剤で形成された像を前記記録シート上に転写する転写手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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