JP2007196960A - ワイパブレード - Google Patents

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将 藤原
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純 阿部
Takeshi Machida
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Abstract

【課題】2点保持式のワイパブレードにおけるブレードラバーの中間部分の捩れを抑制して、このワイパブレードの払拭性を向上させることである。
【解決手段】ワイパアーム13にウインドガラス14に接するブレードラバー15とブレードラバー15を2点保持するラバーホルダ16とを設ける。ラバーホルダ16を一対の側壁部32と天壁部31とを備える断面コの字形状に形成し、ブレードラバー15の中間部分をラバーホルダ16により覆う構成とする。一対の摺接壁52を備えたスペーサ51をブレードラバー15の長手方向のほぼ中間位置に装着し、このスペーサ51の摺接壁52をブレードラバー15と側壁部32との間に摺接可能に配置する。
【選択図】図2

Description

本発明はワイパアームの先端に取り付けられて車両のウインドガラスを払拭するワイパブレードに関する。
自動車等の車両には、フロントウインドガラスやリアウインドガラス等に付着した雨、雪、虫、前車の飛沫等を拭き取って運転者の視界を確保するためにワイパ装置が設けられている。ワイパ装置は車体に揺動自在に支持されるワイパアームとワイパアームの先端に取り付けられるワイパブレードとを有しており、ワイパモータによりワイパアームが駆動されるとワイパブレードがガラス面上の払拭範囲を揺動してガラス面が払拭されるようになっている。
このようなワイパ装置に用いられるワイパブレードとしては、例えば特許文献1に示されるように、ゴム製のブレードラバーをワイパアームの先端に取り付けられるラバーホルダにより2点保持するようにした構造のものが知られている。この場合、ラバーホルダはブレードラバーの半分程度の長さ寸法に形成され、その長手方向の両端部にそれぞれ保持部を備え、これらの保持部においてブレードラバーを保持するようになっている。一方、ブレードラバーは保持部により保持されるヘッド部とヘッド部に連なるリップ部とを備え、リップ部においてウインドガラスに接触するようになっている。また、ヘッド部には長手方向に延びる装着溝が形成され、これらの装着溝にはそれぞれガラス面より強く湾曲する板ばねが装着されている。これにより、ワイパアームからの押さえ力はラバーホルダの各保持部の2点からブレードラバーに加えられ、その押さえ力により板ばねがガラス面に沿う形状に弾性変形して、ブレードラバーは所定の分布圧でガラス面に弾圧的に接触するようになっている。
特開2005−022632号公報
しかしながら、従来の2点支持式のワイパブレードでは、ブレードラバーはラバーホルダの長手方向の両端部の2点において支持され、その中間部分においては保持されない構造となっているので、ワイパブレードが払拭動作を開始してブレードラバーに払拭抵抗が加わると、その払拭抵抗により板ばねとともにブレードラバーの中間部分が捩れて、ワイパブレードの払拭性が低下するおそれがあった。
本発明の目的は、2点保持式のワイパブレードにおけるブレードラバーの中間部分の捩れを抑制して、このワイパブレードの払拭性を向上させることにある。
本発明のワイパブレードは、ワイパアームの先端に取り付けられ、車両のウインドガラスを払拭するワイパブレードであって、前記ウインドガラスに接触するブレードラバーと、前記ウインドガラスに垂直な方向に弾性変形自在に形成され、前記ブレードラバーに装着される板ばねと、天壁部と一対の側壁部とを備えた断面コの字形状に形成され、前記ブレードラバーの中間部分を覆うとともに長手方向両端部に設けられる一対の保持部により前記ブレードラバーを保持するラバーホルダと、前記ブレードラバーに装着され、前記ブレードラバーと前記側壁部との間に配置されて前記側壁部の内面に摺接するスペーサと、を有することを特徴とする。
本発明のワイパブレードは、前記スペーサは前記ブレードラバーと側壁部との間に配置される一対の摺接壁と前記摺接壁を連結する連結壁とを備えることを特徴とする。
本発明のワイパブレードは、前記ブレードラバーは前記保持部に係合する保持溝を備え、前記スペーサは前記保持溝に係合することにより前記ブレードラバーに装着されることを特徴とする。
本発明のワイパブレードは、前記側壁部の内面に摺接する摺接凸部を前記スペーサに設けることを特徴とする。
本発明のワイパブレードは、前記スペーサに摺接する摺接凸部を前記側壁部の内面に設けることを特徴とする。
本発明のワイパブレードは、前記ブレードラバーの長手方向のほぼ中間位置に前記スペーサを装着することを特徴とする。
本発明によれば、天壁部と一対の側壁部とを備えた断面コの字形状にラバーホルダを形成し、側壁部の内面に摺接するスペーサをブレードラバーに装着するようにしたので、ブレードラバーに払拭抵抗が加わると、スペーサがラバーホルダの側壁部の内面に接してブレードラバーの捩れが防止される。したがって、ワイパブレードをウインドガラスへ適切に接触させることができ、このワイパブレードの払拭性を高めることができる。スペーサを断面コの字形状に形成することにより、簡単な構造で容易にスペーサをブレードラバーに装着することができる。
また、本発明によれば、ラバーホルダの保持部に係合する保持溝をブレードラバーに設け、この保持溝を利用してスペーサをブレードラバーに装着するようにしたので、スペーサを装着するための特別な構成をブレードラバーに設ける必要がなく、このワイパブレードのコストを低減させることができる。
さらに、本発明によれば、ラバーホルダの側壁部の内面に摺接する摺接凸部をスペーサに設け、あるいは、スペーサに摺接する摺接凸部をラバーホルダの側壁部の内面に設けるようにしたので、スペーサとラバーホルダとの摺接抵抗を低減させることができ、これにより、ブレードラバーのガラス面への追従性を高めて、ワイパブレードの払拭性を高めることができる。
さらに、本発明によれば、ブレードラバーの長手方向のほぼ中間位置にスペーサを装着するようにしたので、単一のスペーサにより効率よくブレードラバーの捩れを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態であるワイパブレードを示す斜視図であり、図2は図1におけるA−A線に沿う断面図であり、図3(a),(b)はそれぞれ図1に示すラバーホルダの保持部の詳細を示す斜視図である。
図1に示すワイパブレード11は、車両12に揺動自在に設けられるワイパアーム13の先端に取り付けられ、車両12のフロントウインドガラス14(以下、ウインドガラス14とする)に付着する雨水や前車の飛沫などの付着物を払拭するためのものであり、ウインドガラス14に接触するブレードラバー15とブレードラバー15を保持するラバーホルダ16とを有している。ワイパブレード11はワイパアーム13によりウインドガラス14に向けて押し付けられており、図示しないワイパモータによりワイパアーム13が揺動駆動されると、ワイパアーム13とともにウインドガラス14上を揺動運動してガラス面を払拭するようになっている。
図2に示すように、このワイパブレード11に用いられるブレードラバー15は天然ゴムあるいは合成ゴムなどを材料として、ヘッド部21とヘッド部21に連なる連結部22およびリップ部23を備えた長手方向に一様断面の棒状に形成され、リップ部23においてウインドガラス14に接触するようになっている。リップ部23は連結部22やリップ部23よりも払拭方向の幅が狭く形成されたネック部24を介して連結部22に連結されており、これによりリップ部23はヘッド部21や連結部22に対して払拭方向に傾動自在とされている。
ヘッド部21の払拭方向の両側部には、それぞれ払拭方向に凹むとともに長手方向に延びる装着溝25が形成されており、これらの装着溝25にはそれぞれ板ばね(バーティブラ)26が装着されている。
板ばね26は鋼板等の板材を打ち抜き加工することによりブレードラバー15と同程度の長さ寸法の平板状に形成されており、ウインドガラス14に垂直な方向に弾性変形自在となっている。これにより、板ばね26が装着されたブレードラバー15は、板ばね26と一体的にウインドガラス14に垂直な方向つまりガラス面に対する湾曲度合いを変化させる方向に弾性変形自在となっている。また、板ばね26は自然状態ではその弾性変形自在な方向に向けてウインドガラス14の曲率より強く湾曲しており、これにより板ばね26が装着されたブレードラバー15もウインドガラス14から離れた状態ではウインドガラス14よりも強く湾曲するようになっている。
なお、本実施の形態においては、鋼板により形成された板ばね26を用いているが、これに限らず、たとえば硬質の樹脂等により形成された板ばねなど、ウインドガラス14に垂直な方向に弾性変形自在なものであれば、他の材料により形成された板ばねを用いてもよい。
一方、ラバーホルダ16は樹脂材料により形成され、天壁部31と一対の側壁部32とを備える断面コの字形状となっており、その長さ寸法はブレードラバー15の半分程度とされ、ブレードラバー15を保持したときにブレードラバー15の中間部分を覆うようになっている。また、一方の側壁部32の長手方向中間部には、Uクリップ式の取付部33が設けられており、ラバーホルダ16はこの取付部33においてワイパアーム13の先端に取り付けられるようになっている。
ラバーホルダ16の長手方向の一端部(ワイパブレード11をワイパアーム13に取り付けたときにワイパアーム13の揺動中心に近い側となる端部)には保持部34が設けられ、ラバーホルダ16の長手方向の他端部には保持部35が設けられ、ラバーホルダ16はこれらの保持部34,35の2点においてブレードラバー15を保持するようになっている。
図3(a)に示すように、保持部34は、それぞれ側壁部32と一体に形成される一対の保持爪36(図中には一方側のみを示すが他方側にも同様の保持爪36が設けられる)を有しており、これらの保持爪36はブレードラバー15の長手方向に直交し且つ払拭方向に平行な方向に向けて側壁部32から突出する断面矩形の突起状に形成されている。一方、ブレードラバー15にはヘッド部21とリップ部23との間に位置して長手方向に延びる保持溝37が形成されており、各保持溝37に保持爪36が係合することによりブレードラバー15は保持部34に保持されるようになっている。また、ブレードラバー15には各保持爪36を長手方向から挟む一対のストッパ部38a,38bが設けられており、これらのストッパ部38a,38bにより保持爪36はブレードラバー15に対して保持溝37に沿う方向への移動が規制されている。これにより、ブレードラバー15は、保持部34においては、長手方向への位置決めが成された状態でラバーホルダ16に保持されるようになっている。
図3(b)に示すように、保持部35は、それぞれ側壁部32と一体に形成される一対の保持爪41(図中は一方側のみを示すが他方側も同様の保持爪41が設けられる。)を有しており、これらの保持爪41はブレードラバー15の長手方向に直交し且つ払拭方向に平行な方向に向けて側壁部32から突出する断面矩形の突起状に形成されている。各保持爪41はそれぞれ対応する保持溝37に係合し、これによりブレードラバー15は保持部35に保持されるようになっている。また、ブレードラバー15の保持部35に対応する部分には前述のようなストッパ部は設けられておらず、保持爪41は保持溝37に沿って移動自在となっている。
このように、このワイパブレード11では、ブレードラバー15はラバーホルダ16の長手方向両端部に設けられる保持部34,35の2点においてブレードラバー15を保持するようにしている。したがって、ワイパアーム13からの押さえ力が取付部33を介してラバーホルダ16に加えられると、その押さえ力はラバーホルダ16の両端部分の2点、つまり各保持部34,35からブレードラバー15に加えられ、これによりブレードラバー15は弾圧的にウインドガラス14に接触することになる。
図4(a)〜(d)はそれぞれ図1に示すワイパブレードがウインドガラスに接する際のブレードラバーの形状の変化を示す説明図であり、ブレードラバー15がウインドガラス14に接触していないときには、図4(a)に示すように、ブレードラバー15はウインドガラス14の払拭範囲における最大曲率よりもさらに大きな曲率でガラス面に向けて閉じる方向に湾曲している。この状態からワイパブレード11をウインドガラス14にセットすると、まず、ブレードラバー15の長手方向の両端部がガラス面に接触する。ブレードラバー15の両端部がガラス面に接触した状態でラバーホルダ16を介してワイパアーム13の押さえ力(図中矢印で示す)がブレードラバー15に加えられると、図4(b)に示すように、ブレードラバー15は長手方向の中央部がガラス面に接触するようにM字形状に変形する。このとき、ブレードラバー15は保持部34においてはラバーホルダ16に対する軸方向の移動が規制され、保持部35においては軸方向への移動が許容されているので、ワイパアーム13からの押さえ力が増加するに伴ってブレードラバー15はガラス面に沿って変形することができる。そして、図4(c)に示すように、ブレードラバー15は次第にガラス面に沿う状態となるように変形し、ガラス面に完全にセットされたときには、図4(d)に示すように、ワイパアーム13からの押さえ力により長手方向全体がガラス面に接触する払拭姿勢となる。このとき、ブレードラバー15と同様に板ばね26もガラス面に沿う形状に弾性変形するので、取付部33を介してラバーホルダ16に加えられるワイパアーム13の押さえ力は板ばね26の弾性変形によりブレードラバー15の長手方向に分散され、ブレードラバー15は長手方向に均一な分布圧でウインドガラス14に接触することになる。これにより、ブレードラバー15の長手方向全体を均一にウインドガラス14に接触させて、良好な払拭性を発揮させることができる。
図5は図2に示すスペーサの詳細を示す斜視図であり、図6は図5に示すスペーサの装着状態を示す斜視図であり、図7(a),(b)はそれぞれスペーサの作用を説明するための断面図である。
このワイパブレード11では、各保持部34,35の2点においてブレードラバー15をラバーホルダ16に保持させるようにしているので、各保持部34,35の間に位置するブレードラバー15の中間部分に払拭抵抗が加わると、板ばね26とともにブレードラバー15の中央部が捩れて、ワイパブレード11の払拭性が低下するおそれがある。そのため、このワイパブレード11では、払拭抵抗によるブレードラバーの中間部分の捩れを防止するために、ブレードラバー15にスペーサ51を装着するようにしている。
このスペーサ51は樹脂材料により形成され、図5に示すように、互いに平行となる一対の摺接壁52と、これらの摺接壁52を連結する連結壁53と、それぞれ摺接壁52から突出する一対の装着爪54とを備えた断面コの字形状となっており、その幅寸法はラバーホルダ16に対して十分に短く設定されている。図6に示すように、スペーサ51は、ブレードラバー15のヘッド部21の長手方向のほぼ中間位置に装着され、図2に示すように、各装着爪54がブレードラバー15の保持溝37に係合することにより、ヘッド部21に固定されるようになっている。また、図2に示すように、各摺接壁52は、それぞれブレードラバー15と側壁部32との間に配置されており、その外面はそれぞれ払拭方向に垂直であるとともに各側壁部32の内面に対して平行に形成されている。
これにより、ブレードラバー15がウインドガラス14に垂直な方向に弾性変形したときには、図7(a)に示すように、スペーサ51はその摺接壁52において側壁部32の内面に摺接し、各側壁部32の間をガラス面に垂直な方向に移動することができる。したがって、ブレードラバー15にスペーサ51を装着するようにしても、ガラス面に追従するブレードラバー15の動きが阻害されることはなく、このワイパブレード11の払拭性が確保される。
一方、ワイパブレード11が払拭動作を開始して、ブレードラバー15に払拭抵抗が加わったときには、図7(b)に示すように、リップ部23が傾動してヘッド部21に回転力が加えられることになるが、このとき、スペーサ51の摺接壁52の外面が側壁部32の内面に接しているので、スペーサ51の側壁部32に対する回動つまりブレードラバー15のラバーホルダ16に対する回動が規制される。したがって、ブレードラバー15に払拭抵抗が加えられても、スペーサ51によりブレードラバー15の中間位置における捩れが防止され、このワイパブレード11の払拭性が確保されることになる。
このように、このワイパブレード11では、ラバーホルダ16の側壁部32の内面に摺接するスペーサ51をブレードラバー15に装着するようにしたので、ブレードラバー15に払拭抵抗が加わっても、スペーサ51が側壁部32の内面に接することによりブレードラバー15の捩れを防止することができる。これにより、ワイパブレード11をウインドガラス14へ適切に接触させて、ワイパブレード11の払拭性を高めることができる。スペーサ51を断面コの字形状に形成することにより、簡単な構造で容易にスペーサ51をブレードラバー15に装着する構造とすることができる。
また、このワイパブレード11では、ラバーホルダ16の保持部34,35に係合する保持溝37をブレードラバー15に設け、この保持溝37に装着爪54を係合させてスペーサ51をブレードラバー15に装着するようにしたので、スペーサ51を装着するための特別な構成をブレードラバー15に設ける必要がなく、このワイパブレード11のコストを低減させることができる。
さらに、このワイパブレード11では、ブレードラバー15の長手方向のほぼ中間位置にスペーサ51を装着するようにしたので、単一のスペーサ51により効率よくブレードラバー15の捩れを防止することができる。
図8は図5に示すスペーサの変形例を示す斜視図であり、図9は図8に示す摺接凸部をラバーホルダに設けた場合を示す断面図である。なお、図8、図9においては、前述した部材に対応する部材には同一の符号が付されている。
図5に示す場合では、スペーサ51は各摺接壁52において側壁部32に摺接するように構成されているが、図8に示すスペーサ61では、各摺接壁52にウインドガラス14に垂直な方向に延びるとともに側壁部32に向けて突出する線状の摺接凸部62を一体に設け、これらの摺接凸部62において側壁部32の内面に摺接するようになっている。これにより、スペーサ61と側壁部32との接触を線接触として、スペーサ61と側壁部32との摺接抵抗を低減させることができる。
一方、図9に示すように、図8に示すのと同様に、ウインドガラス14に垂直な方向に延びるとともに側壁部32に向けて突出する線状の摺接凸部62をラバーホルダ16の側壁部32の内面に設けるようにしてもよい。この場合、ブレードラバー15には図5に示すのと同様なスペーサ51が装着され、このスペーサ51が側壁部32の内面に設けられた摺接凸部62と線接触することにより、ラバーホルダ16に対するスペーサ51の摺接抵抗が低減される。ここでは、スペーサ51に摺接凸部を1つ設けているが、摺接凸部を複数設けてもよいし、側壁部と点接触する摺接凸部を複数個設けてもよい。
このように、このワイパブレード11では、ラバーホルダ16の側壁部32の内面に摺接する摺接凸部62をスペーサ61に設け、あるいは、スペーサ51に摺接する摺接凸部62をラバーホルダ16の側壁部32の内面に設けるようにしたので、スペーサ51,61とラバーホルダ16との摺接抵抗を低減させることができる。したがって、ブレードラバー15をウインドガラス14に垂直な方向に向けて滑らかに作動させることができ、ブレードラバー15のガラス面への追従性を高めて、このワイパブレード11の払拭性を高めることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、本実施の形態においては、ワイパブレード11は車両12のフロントウインドガラス14を払拭するものとされているが、これに限らず、車両12のリアウインドガラスなどを払拭するものであってもよい。
また、本実施の形態においては、スペーサ51,61は、それぞれ一対の摺接壁52と連結壁53とを備えた断面C字形状に形成されているが、これに限らず、側壁部32の内面に摺接するようにブレードラバー15に装着されるものであれば、例えば、一方の側壁部32に摺接するスペーサと他方の側壁部32に摺接するスペーサとを別々に構成するなどしてもよい。
さらに、本実施の形態においては、スペーサ51,61をブレードラバー15の長手方向のほぼ中間位置に装着するようにしているが、これに限らず、例えば、各保持部34,35の間隔を3等分するような位置に一対のスペーサ51,61を装着するなど、その装着位置や個数を任意に設定するようにしてもよい。
さらに、本実施の形態においては、スペーサ51,61を樹脂材料により形成するようにしているが、これに限らず、例えば金属材料等など、他の材料によりスペーサ51,61を形成するようにしてもよい。
本発明の一実施の形態であるワイパブレードを示す斜視図である。 図1におけるA−A線に沿う断面図である。 (a),(b)はそれぞれ図1に示すラバーホルダの保持部の詳細を示す斜視図である。 (a)〜(d)はそれぞれ図1に示すワイパブレードがウインドガラスに接する際のブレードラバーの形状の変化を示す説明図である。 図2に示すスペーサの詳細を示す斜視図である。 図5に示すスペーサの装着状態を示す斜視図である。 (a),(b)はそれぞれスペーサの作用を説明するための断面図である。 図5に示すスペーサの変形例を示す斜視図である。 図8に示す摺接凸部をラバーホルダに設けた場合を示す断面図である。
符号の説明
11 ワイパブレード
12 車両
13 ワイパアーム
14 フロントウインドガラス
15 ブレードラバー
16 ラバーホルダ
21 ヘッド部
22 連結部
23 リップ部
24 ネック部
25 装着溝
26 板ばね
31 天壁部
32 側壁部
33 取付部
34,35 保持部
36 保持爪
37 保持溝
38a,38b ストッパ部
41 保持爪
51 スペーサ
52 摺接壁
53 連結壁
54 装着爪
61 スペーサ
62 摺接凸部

Claims (6)

  1. ワイパアームの先端に取り付けられ、車両のウインドガラスを払拭するワイパブレードであって、
    前記ウインドガラスに接触するブレードラバーと、
    前記ウインドガラスに垂直な方向に弾性変形自在に形成され、前記ブレードラバーに装着される板ばねと、
    天壁部と一対の側壁部とを備えた断面コの字形状に形成され、前記ブレードラバーの中間部分を覆うとともに長手方向両端部に設けられる一対の保持部により前記ブレードラバーを保持するラバーホルダと、
    前記ブレードラバーに装着され、前記ブレードラバーと前記側壁部との間に配置されて前記側壁部の内面に摺接するスペーサと、を有することを特徴とするワイパブレード。
  2. 請求項1記載のワイパブレードにおいて、前記スペーサは前記ブレードラバーと側壁部との間に配置される一対の摺接壁と前記摺接壁を連結する連結壁とを備えることを特徴とするワイパブレード。
  3. 請求項1または2記載のワイパブレードにおいて、前記ブレードラバーは前記保持部に係合する保持溝を備え、前記スペーサは前記保持溝に係合することにより前記ブレードラバーに装着されることを特徴とするワイパブレード。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイパブレードにおいて、前記側壁部の内面に摺接する摺接凸部を前記スペーサに設けることを特徴とするワイパブレード。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイパブレードにおいて、前記スペーサに摺接する摺接凸部を前記側壁部の内面に設けることを特徴とするワイパブレード。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のワイパブレードにおいて、前記ブレードラバーの長手方向のほぼ中間位置に前記スペーサを装着することを特徴とするワイパブレード。
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