JP2007164154A - 表示パネル用保護カバー及びその用途 - Google Patents

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Abstract

【課題】
視認性に優れた表示パネル用保護カバー及びその用途を提供。
【解決手段】
透明基板10と、透明樹脂マトリックス11a中に透明中空微粒子11bが分散してなる反射防止用透明媒体層11とを有する表示パネル用保護カバーであって、反射防止用透明媒体層11は前記透明基板10と前記表示パネルの画面20との間に隙間なく密封されており、透明基板10の屈折率Ns及び反射防止用透明媒体層11の屈折率N1は下記一般式(1): No<N1<Ns2 ・・・(1)(ただしNoは空気の屈折率である。)を満たす表示パネル用保護カバー。
【選択図】図2

Description

本発明は、低廉で反射防止性に優れた表示パネル用保護カバー及びそれを用いたデジタルカメラに関する。
近年デジタルカメラを始めとして液晶表示装置を備えた種々の機器が普及している。しかし液晶表示装置の画面は、衝撃を受けると傷ついて外観が損なわれたり、破損して表示機能が失われたりするといった問題がある。そこで例えば特開2003-302620号(特許文献1)は、図11に示すように、透明基板10が液晶パネル21の画面20に対向するように配置された保護カバー100を具備する液晶表示装置を開示している。しかしこの液晶表示装置では、保護カバー100の額縁部32に設けられた内側環状フランジ部30により透明基板10が支持されているので、透明基板10と画面20との間に空間50がある。そのため透明基板10の前面と外側の空気層との界面、及び透明基板10の後面と内部(空間50)の空気層との界面で、外光Xの入射に対して反射光X1及びX2が生じ、画像の視認性が低下してしまう。
そこで液晶表示装置を保護する透明基板に、反射防止処理や防眩処理を施すことが提案されている。例えば透明基板に低屈折率の反射防止膜(例えばフッ化マグネシウム等の薄膜)を設けると、反射率を低減できる。また透明基板に防眩処理(例えばブラスト処理等)を施すと、表面に微細な凹凸が形成されるので、光の散乱により反射像を散らして輪郭をぼやかすことができる。しかし透明基板に公知の反射防止膜を設けても、背景の映り込みを十分に改善できない。一方防眩処理を施すと、電源切断時に透明基板が白みを帯び、外観が悪化してしまう。特に透明基板の前面を防眩処理すると、防眩処理面の凹凸に埃等が入ったり、汚れ易くなったり、傷が付き易くなったりするという問題がある。
そこで本出願人は、透明基板と反射防止用透明媒体層(水、紫外線硬化型アクリレート樹脂等)とを有し、反射防止用透明媒体層が表示パネルの画面に密接するように配置される保護カバーであって、透明基板の屈折率Ns'及び反射防止用透明媒体層の屈折率N1'が、下記一般式:
No<N1'<Ns'2
(ただしNoは空気の屈折率である。)を満たし、かつ透明基板の後面が防眩処理された表示パネル用保護カバーを提案した(特願2005-002775号)。この保護カバーは、低廉で反射防止性に優れているだけでなく、防眩処理層による透明基板の白ボケも低減されている。しかし透明基板の防眩処理層上に透明媒体層を有するので、防眩処理層の凹部に透明媒体層が充填されており、凹凸による光の散乱効果が減少してしまい、防眩効果が満足できるレベルとは言えなかった。
特開2003-302620号
従って、本発明の目的は、視認性に優れた表示パネル用保護カバー及びその用途を提供することである。
上記目的に鑑み鋭意研究の結果、本発明者らは、屈折率が互いに調整された透明基板と反射防止用透明媒体層とを有し、かつ前記反射防止用透明媒体層が透明樹脂マトリックス中に透明中空微粒子が分散してなる保護カバーを、前記反射防止用透明媒体層が表示パネルの画面に密接するように配置すると、優れた視認性が低廉に得られることを見出し、本発明に想到した。
すなわち、本発明の表示パネル用保護カバーは、透明基板と、透明樹脂マトリックス中に透明中空微粒子が分散してなる反射防止用透明媒体層とを有し、前記反射防止用透明媒体層は前記透明基板と前記表示パネルの画面との間に隙間なく密封されており、前記透明基板の屈折率Ns及び前記反射防止用透明媒体層の屈折率N1は下記一般式(1):
No<N1<Ns2 ・・・(1)
(ただしNoは空気の屈折率である。)を満たすことを特徴とする。
前記透明中空微粒子は透明中空セラミック微粒子及び/又は透明中空樹脂微粒子であるのが好ましく、透明中空シリカ微粒子であるのがより好ましい。前記透明中空微粒子の粒径分布は0.3〜30μmの範囲内であるのが好ましい。前記透明中空微粒子の含有量は、前記透明樹脂マトリックス及び透明中空微粒子の合計を100質量%として、0.1〜30質量%であるのが好ましい。前記透明中空微粒子の粒径分布及び含有量を各々上記範囲内とすると、一層優れた防眩性が得られる。
前記透明基板は、その周端部に沿った形状の環状シールを介して前記表示パネルに装着されているのが好ましい。前記反射防止用透明媒体は、前記透明基板、前記表示パネル及び前記環状シールにより密封された空間に充填されているのが好ましい。前記透明基板はポリメチルメタクリレート樹脂からなるのが好ましい。前記透明樹脂マトリックスは紫外線硬化型のアクリレート樹脂からなるのが好ましい。
前記透明基板は、その前面に反射防止層を有するのが好ましい。前記透明基板は、その周端部に暗色塗装層を有するのが好ましい。前記表示パネルは、対向する基板間に封止された液晶により画面が形成された液晶モジュールであるのが好ましい。
本発明の表示パネル用保護カバーはデジタルカメラ用途に好適である。
本発明の保護カバーは、透明基板と反射防止用透明媒体層とを有し、これらの屈折率が互いに調整されており、かつ反射防止用透明媒体層が透明樹脂マトリックス中に透明中空微粒子が分散してなるので、反射防止用透明媒体層が表示パネルの画面に密接するように配置すると、優れた視認性が低廉に得られる。このような優れた特性を有する本発明の保護カバーは、デジタルカメラに組み込まれた液晶モジュールの保護に好適である。
本発明の保護カバーの構造を添付図面を参照して説明するが、特に断りがない限り図11に示す部位と同じ部位には同じ参照番号を付与する。従って、図11に示す保護カバーの説明を参照されたい。
[1] 表示パネル用保護カバーの構造
図1及び図2は本発明の表示パネル用保護カバーの一例を示す。この例では、保護カバー1を、デジタルカメラに組み込まれた液晶モジュール2に設けている。保護カバー1は、透明基板10と、反射防止用透明媒体層11(透明樹脂マトリックス11aに透明中空微粒子11bが分散してなる)とを有し、反射防止用透明媒体層11は透明基板10と液晶モジュール2の画面20との間に隙間なく密封されている。液晶モジュール2は、対向する基板間に封止された液晶により画面が形成された液晶パネル(液晶セル)、駆動のためのドライバーIC、ドライバーICを制御するコントローラやその他の電子部品等が組み込まれたプリント基板、バックライト等を具備するものであり、その構造は公知であるので、説明を省略する。
デジタルカメラの背面カバー3には、液晶モジュール2用の開口部に、透明基板10を支持する内側環状フランジ部30が設けられている。透明基板10は、内側環状フランジ部30の内縁部31に沿って設けられた環状のシール4を介して液晶モジュール2に装着されている。透明基板10はまた、その周端部後面が内側環状フランジ部30に接着されている。透明基板10、液晶モジュール2及び環状シール4により密封された空間50に、液状透明樹脂11aに透明中空微粒子11bが分散した未硬化透明媒体11’[図2の(b) 参照]を充填する。シール4を設けることにより、空間50を確実にシールしながら未硬化透明媒体11’を圧入できる。空間50内の未硬化透明媒体11’は最後に硬化させる。
図3は本発明の表示パネル用保護カバーの別の例を示す。なお図2(a) に示す例と同じ部材又は部分には同じ参照番号を付してある。この例では、反射防止用透明媒体層110は透明樹脂11a中に透明中空微粒子11bが分散してなるフィルムからなり、前記フィルムはそれぞれ透明接着層111a及び111bを介して透明基板10及び液晶モジュール2に接着されている。
[2] 表示パネル用保護カバーの層構成
(1) 透明基板
透明基板10を構成する材料としては、限定的ではないが、例えばポリメタクリル酸エステル樹脂(屈折率:1.45〜1.53)、ポリカーボネート(PC)樹脂(屈折率:1.55〜1.6、可視光透過率:90%)、セルローストリアセテート樹脂(屈折率:1.50、可視光透過率:90%)、非晶質ポリオレフィン樹脂(屈折率:1.53)、石英ガラス(屈折率:1.46)、各種無機ガラス(屈折率:1.45〜1.85)等が挙げられる。中でもこの材料としては、低廉で透明性に優れているポリメタクリル酸エステル樹脂又はPC樹脂が好ましく、ポリメチルメタクリレート(PMMA)樹脂(屈折率:1.48〜1.52、可視光透過率:93%)がより好ましい。
透明基板10の厚さは、所望の強度等に応じて適宜設定すればよい。保護カバー1をデジタルカメラに使用する場合、通常0.5〜1mmである。
透明基板10は、その前面(図1では手前の面)に反射防止膜を設けるのが好ましい。反射防止膜は公知のものでよく、透明基板10を構成する材料の屈折率に応じて適宜選択すればよい。透明基板10がPMMAからなる場合、反射防止膜材料としては、例えばMgF2(屈折率:1.38)、シリカエアロゲル(屈折率:1.05〜1.35)等の無機材料が挙げられる。反射防止膜は通常一層のみからなるものであればよいが、必要に応じて屈折率の異なる複数の層からなるものであってもよい。反射防止膜は、無機材料のみからなってもよいし、無機物の微粒子をバインダに分散させた複合層からなってもよい。バインダとして、例えばPMMA樹脂、非結晶性のフッ素樹脂等が挙げられる。
反射防止膜は、無機材料のみからなる場合、蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法等の物理蒸着法、熱CVD、プラズマCVD、光CVD等の化学蒸着法等によって形成することができる。無機微粒子−バインダ複合層はディップコート法、スピン法、スプレー法、ロールコーティング法、スクリーン印刷法等の湿式の方法で形成することができる。樹脂層は化学蒸着法やウェット法で形成可能である。
透明基板10の後面(反射防止用透明媒体層11又は110側の面)に公知の防眩処理を施してもよい。透明基板10に施す防眩処理方法としては、例えば透明基板10に有機又は無機の微粒子をコーティングする方法、透明基板10を化学的処理及び/又は物理的処理する方法、透明基板10に防眩フィルムを貼る方法等の方法が挙げられる。有機微粒子としては、ポリスチレン微粒子、アクリル樹脂微粒子等が挙げられる。無機微粒子としては、シリカ微粒子等が挙げられる。これらの有機微粒子及び/又は無機微粒子はバインダを用いて透明基板10にコーティングする。バインダとして、例えばPMMA樹脂、非結晶性のフッ素樹脂等が挙げられる。化学的処理としては、例えば透明基板10を薬品等により処理する方法がある。物理的処理としては、透明基板10をブラスト処理する方法等が挙げられる。防眩フィルムとしては、上記のような有機微粒子及び/又は無機微粒子を含有する透明フィルムや、エンボス加工された透明フィルム等がある。
光透過性の低下を低減するために、防眩処理層の屈折率N2は、下記一般式(2):
0.01≦|N2−N1|≦1.0 ・・・(2)
(ただしN1は反射防止用透明媒体層11及び110の屈折率である。)を満たす範囲にするのが好ましい。
透明基板10は必要に応じて、その前面に、帯電防止層、ハードコート層、防汚コート層、防曇コート層、導電層、衝撃吸収層等を有してもよい。
透明基板10には、図1及び図2に示すように、シール4を覆うように、前面の周端部に環状の暗色塗装層12を設けるのが好ましく、これにより美観が向上する。暗色塗装層12は、例えばスクリーン印刷により設けることができる。暗色塗装層12の色はカメラ本体の色等に応じて適宜設定すればよい。具体的には例えば黒色が挙げられる。暗色塗装層12は透明基板10の前面周端部に限らず、必要に応じて後面の周端部、又は前面及び後面の周端部に設けてもよい。
(2) 反射防止用透明媒体層
(a) 屈折率
反射防止用透明媒体層11及び110は、その屈折率N1が下記一般式(1):
No<N1<Ns2 ・・・(1)
(ただしNoは空気の屈折率であり、Nsは透明基板の屈折率である。)を満たす必要がある。反射防止用透明媒体層11及び110の屈折率N1が上記式(1)を満たすことにより、優れた反射防止効果が得られる。
反射防止用透明媒体層11及び110の屈折率N1は、下記一般式(3):
1.1×No<N1<0.9×Ns2 ・・・(3)
(ただしNo及びNsは式(1)と同じである。)を満たすのが好ましく、下記一般式(4):
1.2×No<N1<0.8×Ns2 ・・・(4)
(ただしNo及びNsは式(1)と同じである。)を満たすのがより好ましい。
(b) 可視光透過率
反射防止用透明媒体層11及び110の可視光透過率は、限定的ではないが、70%以上であるのが好ましく、85%以上がより好ましい。反射防止用透明媒体層11及び110の厚さは、透明基板10と液晶モジュール2との間隔d1に一致させる。例えばデジタルカメラの場合、間隔d1は通常0.2〜0.5 mmである。
(c) 透明樹脂及び透明中空微粒子
反射防止用透明媒体層11及び110は、透明樹脂マトリックス11a中に透明中空微粒子11bが分散している。
(i) 透明樹脂
反射防止用透明媒体層のマトリックスである透明樹脂11aは、反射防止用透明媒体層11及び110の屈折率N1が上記式(1)を満たす限り特に限定されない。透明樹脂11aとして、例えばアクリレート樹脂(屈折率:1.45〜1.57)、ニトロセルロース樹脂(屈折率:1.46〜1.51、可視光透過率:90%)、セルローストリアセテート樹脂(屈折率:1.50、可視光透過率:90%)、セルロースアセテートブチレート樹脂(屈折率:1.47、可視光透過率:87%)、セルローストリブチレート樹脂(屈折率:1.48、可視光透過率:91%)、ポリ塩化ビニル樹脂(屈折率:1.53、可視光透過率:70%)、ポリスチレン(PS)樹脂(屈折率:1.59〜1.60、可視光透過率:90%)、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂(屈折率:1.65、可視光透過率:87%)、PC樹脂(屈折率:1.55〜1.6、可視光透過率:90%)、非晶質ポリオレフィン樹脂(屈折率:1.53)、ポリビニルアルコール樹脂(屈折率:1.49〜1.52)、ポリエチレングリコール樹脂(屈折率:1.45〜1.46)、エポキシ樹脂(屈折率:1.55〜1.61)、テトラアセチルセルロース(TAC)(屈折率:1.47)、ポリスルフォン(PSF)(屈折率:1.63)、スチレン−アクリルエステルコポリマー等が挙げられる。
中でも透明樹脂11aとしては紫外線硬化性であるアクリレート樹脂が好ましい。アクリレート樹脂としては、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート及びアクリル樹脂アクリレートがより好ましい。アクリレート樹脂は、(メタ)アクリレート類の単独重合体に限定されず、他の不飽和モノマーとの共重合体であってもよい。他の不飽和モノマーとして、例えばスチレンが挙げられる。
(ii) 透明中空微粒子
透明中空微粒子11bは壁が透明材料からなり、内部に空隙を有する。透明中空微粒子11bは、壁と内部空隙の屈折率の差が大きく、微小な粒径を有するので、光を散乱させる効果を有する。そのため反射防止用透明媒体層11及び110が透明中空微粒子11bを含有すると、光の散乱により反射像を散らすことができ、優れた防眩性が得られる。
透明中空微粒子の屈折率は、反射防止用透明媒体層11及び110の屈折率N1が上記式(1)を満たす限り特に限定されないが、1.4〜1.7であるのが好ましい。透明中空微粒子11bの壁を構成する材料として、例えば透明セラミック、透明樹脂等が挙げられる。透明セラミックとしては、シリカ、ホウケイ酸ガラス、ソーダ石灰ガラス等が挙げられる。透明樹脂としては、マトリックス用のものと同じものが挙げられる。
透明中空微粒子11bは球状であるのが好ましい。透明中空微粒子11bの粒径分布は0.3〜30μmの範囲内であるのが好ましく、0.4〜20μmの範囲内であるのがより好ましい。この粒径分布が0.3μm未満だと光の散乱効果が小さく、防眩性が不十分である。一方30μm超だと画像の歪みが発生し、逆に視認性を下げてしまう。ここで粒径分布は液中パーティクルカウンター[機種名:KL-11A(使用センサー:KS-65)、リオン株式会社製]により測定した。透明中空微粒子11bの内径(内部空隙の径)は、外径の0.5〜0.9倍であるのが好ましく、0.7〜0.8倍であるのがより好ましい。
透明中空微粒子11bの内部空隙は、空気で満たされているのが好ましい。透明中空微粒子11bの内部空隙は、外部に連通していないのが好ましいが、透明樹脂マトリックス11aが実質的に侵入しない限り、微細孔を介して外部に連通していてもよい。
透明中空微粒子11bは表面処理されたものであってもよい。表面処理剤として、例えば各種シランカップリング剤や、脂肪酸(例えばステアリン酸等)又はその誘導体等が挙げられる。透明中空セラミック微粒子11bは、酸処理されていてもよい。酸処理により、表面のナトリウム塩が除去されるので、透明樹脂マトリックス11aの変色や劣化を防止できる。
透明中空セラミック微粒子11bは、例えば特開昭61-174145号、特公昭36-12577号、米国特許第3796777号、特開昭58-120525号、特公昭43-2107号、特公昭49-37565号、特開平10-258223号、特開2004-285394号、特開2004-284864号等に記載の方法により製造できる。透明中空セラミック微粒子11bの市販品として、例えばフジバルーン(商品名、富士シリシア化学株式会社製)等が挙げられる。
透明中空樹脂微粒子11bは、例えば特開平5-125127号に記載の方法により製造できる。透明中空樹脂微粒子11bの市販品として、例えばJSR中空粒子(商品名、架橋スチレン−アクリル、JSR株式会社)、アドバンセル(商品名、アクリル系、積水化学株式会社)、ガンツパール(商品名、ポリメチルメタクリレート及びポリスチレン、ガンツ化成株式会社製)等が挙げられる。
透明中空微粒子11bの含有量は、透明樹脂マトリックス11a及び透明中空微粒子11bの合計を100質量%として、0.1〜30質量%であるのが好ましく、これにより良好な防眩性が得られる。この含有量は0.3〜20質量%であるのがより好ましい。
(d) 透明接着層
図3に示す透明接着層111a,111bは、例えばエポキシアクリレート樹脂により形成できる。
[3] 表示パネル用保護カバーの反射率
本発明の好ましい実施態様による保護カバー1は、可視光域において反射率が6%以下である。
[4] 表示パネル用保護カバーの装着方法
以下本発明の保護カバーを表示パネルに装着する方法について、デジタルカメラに組み込まれた液晶モジュールに装着する場合を例にとって説明する。装着方法として、(1) 紫外線硬化型液状透明樹脂11aに透明中空微粒子11b及び光重合開始剤を分散させた未硬化透明媒体11’を、透明基板10と液晶モジュール2との間の空間50に充填し、樹脂11aを硬化させる方法(第一の方法)、並びに(2) 透明樹脂11aに透明中空微粒子11bを分散させた透明媒体フィルム110を予め形成し、そのフィルム110を透明接着層111a及び111bを介して、透明基板10及び液晶モジュール2に接着する方法(第二の方法)がある。
(1) 第一の方法
図4(a)に示すように、デジタルカメラの背面カバー3には、液晶モジュール2の画面20に対向する部位に、予め開口部5を設けておく。図4(b)に示すように、背面カバー3の内側環状フランジ部30の環状縁部31に沿って環状の未硬化シール材4’を設ける。未硬化シール材4’としては、紫外線硬化性アクリレート樹脂等が好ましい。図4(c)に示すように、透明基板10を内側環状フランジ部30の前面に接着すると、液晶モジュール2、透明基板10及び環状未硬化シール材4’により未硬化透明媒体11’を充填するための空間50が形成される。次いで未硬化シール材4’を硬化させ、環状シール4とする。
未硬化透明媒体11’は、紫外線硬化性樹脂11aに透明中空微粒子11b及び光重合開始剤を分散することにより調製する。未硬化透明媒体11’は、充填前に脱気して気泡を除去するのが好ましい。光重合開始剤としてはアセトフェノン類、ベンゾイン類、ベンゾフェノン類、チオキサントン類等の公知のものでよい。
図4(c)及び図5に示すように、透明基板10には、未硬化透明媒体11’を注入する孔13、及びドレイン用の孔14を、環状シール4の内側となる位置に予め設けておく。図5に示すように、過剰の未硬化透明媒体11’を孔14から排出しながら、未硬化透明媒体11’を孔13から空間50に圧入すると、空間50は気泡なしに未硬化透明媒体11’で満たされる。図4(c)に示すように、孔13及び14は環状暗色塗装層12を設けた領域内に設けるのが好ましい。但し、孔13及び14の設置位置は図示のものに限定されず、例えば透明基板10の対角線上の対向位置に設けてもよい。未硬化透明媒体11’を注入する孔13及びドレイン用の孔14を各々複数設けてもよい。
必要に応じて、図6に示すように、ゴムパッキン40を介して供給管41を孔13に隙間なく挿入するとともに、ゴムパッキン40を介して排出管42を孔14に隙間なく挿入し、未硬化透明媒体11’を供給管41から圧入してもよい。必要に応じて排出管42を、真空ポンプ等の真空吸引手段に接続し、空間50内を排気しながら未硬化透明媒体11’を圧入してもよい。
未硬化透明媒体11’を空間50に充填した後、図7に示すように、孔13及び14の空間部(供給管41及び排出管42の脱着により生じる)に接着剤43,43を充填し、硬化させることにより封止する。接着剤43は特に制限されないが、紫外線の照射により瞬時に固化する点で、紫外線硬化性接着剤が好ましい。紫外線硬化性接着剤43としては、アクリル系接着剤、エポキシ系接着剤等が挙げられる。アクリル系接着剤としては、PMMA系接着剤が好ましい。
透明基板10には、必ずしも排出孔14を設ける必要がなく、図8(a)に示すように注入孔13のみ設けてもよい。この場合、図8(b)に示すように、排気ライン42’と未硬化透明媒体11’の供給ライン41’とを切換える三方弁44を備えた排気/供給管45をゴムパッキン40を介して孔13に隙間なく接続する。三方弁44を切換えて排気/供給管45を排気ライン42’に連通させ、空間50を真空にした後、図8(c)に示すように、三方弁44を切換えて排気/供給管45を供給ライン41’に連通させ、未硬化透明媒体11’を空間50に充填する。空間50内の未硬化透明媒体11’を次いで硬化させる。
図7及び図8(d)に示すように、封止した孔13及び14の表面は環状暗色塗装層12と同じインクにより塗装するのが好ましい。
(2) 第二の方法
透明樹脂11aに透明中空微粒子11bを分散させた透明媒体フィルム110を形成する。形成方法は特に制限されず、例えばTダイ法やキャスト法が挙げられる。Tダイ法を用いる場合、透明樹脂11a及び透明中空微粒子11bの溶融混練物をTダイからフィルム状に押し出せばよい。膜厚はダイリップのギャップの調整や延伸により調節できる。キャスト法を用いる場合、透明樹脂11a及び透明中空微粒子11bを適当な溶媒に分散し、得られた分散物を水平な板やトレイ上に流延し、溶媒を蒸発させればよい。膜厚は、流延量及び流延面積の調整や延伸により調節できる。紫外線硬化型透明樹脂11aを用いる場合、光重合開始剤を添加し、Tダイ法又はキャスト法により作製したフィルム110に紫外線を照射し、硬化させる。
第一の方法と同様にして、背面カバー3に予め開口部5を設けておき(図4(a)参照)、液晶モジュール2上に、これに近い順に、透明接着層111b、透明媒体フィルム110、透明接着層111a、及び透明基板10を積層すればよい(図3参照)。透明接着層111a及び111bは、透明媒体フィルム110に予め塗布しておくのが好ましい。
本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
実施例1
PMMA樹脂製基板10(屈折率:1.49、厚さ:0.7 mm)の一面に、真空蒸着法により、500 nmの設計波長λに対してλ/4の光学層厚のフッ化マグネシウム(屈折率:1.38)層を形成した。次いで図4(c)に示すような未硬化透明媒体11’を注入するための孔13、及びドレイン用の孔14を設けた後、周端部を黒色塗装した。得られた孔付き透明基板10を、図4(a)〜(c)に示す手順により、環状シール材4’を介して、デジタルカメラに組み込まれた液晶モジュール2に取り付けた。カメラ背面カバー3と透明基板10との接着媒体、及び環状シール材4’にPMMA系接着剤を用い、200 Wの高圧水銀ランプで30秒間紫外線を照射することにより硬化させた。
エポキシアクリレート樹脂(商品名:ヒタロイド7851、日立化成工業株式会社製)及び光重合開始剤を容器に入れ、撹拌しながら透明中空シリカ微粒子[商品名:フジバルーン、富士シリシア化学株式会社製、粒径分布:0.5〜10μm(一部分級)]を少量ずつ添加し、分散させ、未硬化透明媒体11’(微粒子濃度:0.5質量%)を調製した。
図6及び図7に示す手順により、透明基板10と液晶モジュール2と環状シール4とにより形成された空間(透明基板10と液晶画面との間隔:0.35 mm)に、透明基板10の孔13から未硬化透明媒体11’を充填した。透明基板10の注入孔13及びドレイン孔14にも未硬化透明媒体11’が充填された状態で、200 Wの高圧水銀ランプで30秒間紫外線を照射し、エポキシアクリレート樹脂を硬化させた(反射防止用透明媒体層11の屈折率:1.57)。得られた保護カバー1の反射率を分光反射法により測定したところ、図9に示すように400〜700 nmの波長の光に対して5%以下であった。
比較例1
PC樹脂製透明基板10(厚さ:0.7 mm)の一面に、PMMA樹脂をバインダとしてポリスチレン微粒子をコーティングし、防眩膜(屈折率:1.49)を形成した。防眩膜の周端部に黒色塗装を施した後、透明基板10を防眩膜が内側になるように、デジタルカメラに組み込まれた液晶モジュール2に取り付けた(透明基板10と液晶画面20との間隔:0.35 mm)。得られた保護カバー1の反射率を分光反射法により測定したところ、図10に示すように400〜700 nmの波長の光に対して7%を超えており、実施例1に比較して明らかに劣っていた。
本発明の保護カバーを装着したデジタルカメラの一例を示す背面図である。 (a)は図1のA-A断面図であり、(b)は図2(a)の部分拡大断面図である。 本発明の保護カバーを装着したデジタルカメラの別の例を示す部分拡大断面図である。 デジタルカメラに保護カバーを装着する工程の一例を示す部分拡大背面図及び部分拡大断面図であり、(a) はデジタルカメラの開口部を示し、(b) は(a)に示すデジタルカメラの液晶モジュールに環状シール材を設けた状態を示し、(c) は(b) に示す環状シール材を介して液晶モジュールに透明基板を装着した状態を示す。 図4の(c) に示す透明基板、液晶モジュール及び環状シールにより形成された空間への反射防止用透明媒体の充填方法の一例を示す部分拡大断面図である。 図4の(c) に示す透明基板、液晶モジュール及び環状シールにより形成された空間への反射防止用透明媒体の充填方法の別の例を示す部分拡大断面図である。 図4の(c) に示す透明基板、液晶モジュール及び環状シールにより形成された空間に反射防止用透明媒体を密封した状態を示す部分拡大断面図である。 デジタルカメラに保護カバーを装着する工程の別の例を示す部分拡大断面図であり、(a) は図4の(b)に示す環状シールを介して、孔を一つのみ設けた透明基板を液晶モジュールに装着した状態を示し、(b) は図8の(a)に示す透明基板、液晶モジュール及び環状シールにより形成された空間を排気する様子を示し、(c) は図8の(a)に示す透明基板、液晶モジュール及び環状シールにより形成された空間に反射防止用透明媒体を充填する様子を示し、(d)は図8の(a) に示す透明基板、液晶モジュール及び環状シールにより形成された空間に反射防止用透明媒体を密封した状態を示す。 実施例1の保護カバーの反射率を示すグラフである。 比較例1の保護カバーの反射率を示すグラフである。 液晶パネルに装着された従来の保護カバーの例を示す断面図である。
符号の説明
1,100・・・保護カバー
10・・・透明基板
11,110・・・反射防止用透明媒体層
11a・・・透明樹脂マトリックス
11b・・・透明中空微粒子
11'・・・未硬化透明媒体
111a,111b・・・透明接着層
12・・・暗色塗装層
13,14・・・孔
2・・・液晶モジュール
20・・・液晶画面
21・・・液晶パネル
3・・・カメラ背面カバー
30・・・内側環状フランジ部
31・・・内縁部
4・・・環状シール
4’・・・未硬化シール材
40・・・ゴムパッキン
41・・・供給管
41'・・・供給ライン
42・・・排出管
42'・・・排気ライン
43・・・封止用接着剤
44・・・三方弁
45・・・排気/供給管
5・・・開口部
50・・・空間

Claims (11)

  1. 透明基板と、透明樹脂マトリックス中に透明中空微粒子が分散してなる反射防止用透明媒体層とを有する表示パネル用保護カバーであって、前記反射防止用透明媒体層は前記透明基板と前記表示パネルの画面との間に隙間なく密封されており、前記透明基板の屈折率Ns及び前記反射防止用透明媒体層の屈折率N1は下記一般式(1):
    No<N1<Ns2 ・・・(1)
    (ただしNoは空気の屈折率である。)を満たすことを特徴とする表示パネル用保護カバー。
  2. 請求項1に記載の表示パネル用保護カバーにおいて、前記透明中空微粒子は透明中空セラミック微粒子及び/又は透明中空樹脂微粒子であることを特徴とする表示パネル用保護カバー。
  3. 請求項2に記載の表示パネル用保護カバーにおいて、前記透明中空セラミック微粒子は透明中空シリカ微粒子であることを特徴とする表示パネル用保護カバー。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の表示パネル用保護カバーにおいて、前記透明中空微粒子の粒径分布は0.3〜30μmの範囲内であることを特徴とする表示パネル用保護カバー。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の表示パネル用保護カバーにおいて、前記透明中空微粒子の含有量は、前記透明樹脂マトリックス及び透明中空微粒子の合計を100質量%として、0.1〜30質量%であることを特徴とする表示パネル用保護カバー。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の表示パネル用保護カバーにおいて、前記透明基板は、その周端部に沿った形状の環状シールを介して前記表示パネルに装着されており、前記反射防止用透明媒体は、前記透明基板、前記表示パネル及び前記環状シールにより密封された空間に充填されていることを特徴とする表示パネル用保護カバー。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の表示パネル用保護カバーにおいて、前記透明基板はポリメチルメタクリレート樹脂からなり、前記透明樹脂マトリックスは紫外線硬化型のアクリレート樹脂からなることを特徴とする表示パネル用保護カバー。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の表示パネル用保護カバーにおいて、前記透明基板の前面に反射防止層を有することを特徴とする表示パネル用保護カバー。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の表示パネル用保護カバーにおいて、前記透明基板の周端部に暗色塗装層を有することを特徴とする表示パネル用保護カバー。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の表示パネル用保護カバーにおいて、前記表示パネルは、対向する基板間に封止された液晶により画面が形成された液晶モジュールであることを特徴とする表示パネル用保護カバー。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の表示パネル用保護カバーを具備することを特徴とするデジタルカメラ。
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