JP2002023654A - ディスプレイ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デザイン的な要素が重要なカーオーディオ機
器の表示パネル等に応用する場合であっても、見栄えの
良さと表示像の高輝度化との両立を図ることのできる、
ＥＬディスプレイを用いたディスプレイ装置を提供する
こと。 【解決手段】 ＥＬディスプレイ５の表示面５ａ上に表
示される表示像を、この表示面５ａから出射されてその
前方の円偏光板１３を透過した像光により、ＥＬディス
プレイ５の前方に配置した保護パネル９を介して透視す
るディスプレイ装置１において、ＥＬディスプレイ５の
表示面５ａに対向する保護パネル９の裏面に、透明な粘
着剤１１によって円偏光板１３の表面１３ａを貼着し、
この円偏光板１３の裏面１３ｂに透明な粘着剤１１によ
ってＡＲフィルム１５を貼着する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ＥＬ（エレクトロ
ルミネッセンス）素子を用いたＥＬディスプレイを透光
性の保護パネルにて覆ったディスプレイ装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、有機ＥＬに代表される薄膜ＥＬ素
子を用いたＥＬディスプレイは、液晶ディスプレイのよ
うなバックライトを必要としない自発光式の低電圧駆動
可能な薄型ディスプレイとして期待されており、具体的
には、カーオーディオ機器の表示パネル等への応用が検
討されている。

【０００３】このＥＬディスプレイは、有機ＥＬの場
合、硫化亜鉛（ＺｎＳ）やマンガン（Ｍｎ）による発光
層を電極層（表示面側の電極層は透明電極：ＩＴＯ）及
びガラス基板でサンドイッチして構成されるが、発光層
による発光には偏光があることから、表示面側のガラス
基板上には、この偏光を補正し表示像のコントラスト比
を向上させる円偏光板が貼着される。

【０００４】そして、ＥＬディスプレイの手前には、円
偏光板やＥＬディスプレイ自身を保護するために、透明
度の高いＰＭＭＡ（ポリメチルメタクリレート）やＰＣ
（ポリカーボネート）からなる保護パネルが配設され
る。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た一般的なＥＬディスプレイの構成によれば、表示像の
輝度を落とさぬように保護パネルを全くの透明色にして
しまうと、ＥＬディスプレイの実体が透けて見えてしま
うだけでなく、表示面側のガラス基板上の円偏光板が、
保護パネルを透過して照射される光の反射の具合で濁っ
た色に見えて、見栄えを損ねてしまう。

【０００６】反対に、それを防ぐために保護パネルをス
モーク等の半透明色に着色すると、その分だけ表示像の
輝度が落ちてしまう。

【０００７】というわけで、上述した一般的なＥＬディ
スプレイの構成では、保護パネルを透明色及び半透明色
のどちらにしたとしても、見栄えの良さと表示像の高輝
度化との両立が困難で、そのことが、デザイン的な要素
が重要視されるカーオーディオ機器等の分野でＥＬディ
スプレイを表示パネルに応用するに当たってのネックと
なっていた。

【０００８】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、デザイン的な要素が重要なカーオーデ
ィオ機器の表示パネル等に応用する場合であっても、見
栄えの良さと表示像の高輝度化との両立を図ることので
きる、ＥＬディスプレイを用いたディスプレイ装置を提
供することにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項１に記載した本発明のディスプレイ装置は、ＥＬ
ディスプレイの表示面上に表示される表示像を、該表示
面から出射されて円偏光板を透過した前記表示像の像光
により、前記表示面を覆った保護パネルを介して透視さ
せるディスプレイ装置において、前記保護パネルのうち
前記ＥＬディスプレイの前記表示面に対向する面上に前
記円偏光板を配置したことを特徴とする。

【００１０】また、請求項２に記載した本発明のディス
プレイ装置は、請求項１に記載した本発明のディスプレ
イ装置において、前記円偏光板のうち前記ＥＬディスプ
レイの前記表示面に対向する面に反射防止処理を施すも
のとした。

【００１１】さらに、請求項３に記載した本発明のディ
スプレイ装置は、請求項１に記載した本発明のディスプ
レイ装置において、前記円偏光板のうち前記ＥＬディス
プレイの前記表示面に対向する面に防眩処理を施すもの
とした。

【００１２】請求項１に記載した本発明のディスプレイ
装置によれば、保護パネルのうちＥＬディスプレイの表
示面に対向する面上に円偏光板を配置したことから、保
護パネルを透明度の高いＰＭＭＡやＰＣにより形成して
も、濁って見える円偏光板によりその背後のＥＬディス
プレイの実体の視界が遮られることになる。

【００１３】また、請求項２に記載した本発明のディス
プレイ装置によれば、請求項１に記載した本発明のディ
スプレイ装置において、ＥＬディスプレイの表示面に対
向する円偏光板の面に反射防止処理が施されていること
から、ＥＬディスプレイの表示面から出射された表示像
の像光が円偏光板に到達しても、その像光はＥＬディス
プレイの表示面側には反射されないことになる。

【００１４】さらに、請求項３に記載した本発明のディ
スプレイ装置によれば、請求項１に記載した本発明のデ
ィスプレイ装置において、ＥＬディスプレイの表示面に
対向する円偏光板の面に防眩処理が施されていることか
ら、ＥＬディスプレイの表示面から出射された表示像の
像光が円偏光板に到達しても、その像光の反射光は拡散
光となるので、円偏光板で反射された像光による表示像
はＥＬディスプレイの表示面に虚像として結像されない
ことになる。

【００１５】その上、請求項３に記載した本発明のディ
スプレイ装置によれば、請求項１に記載した本発明のデ
ィスプレイ装置において、ＥＬディスプレイの表示面に
表示される表示像がドットマトリクスによる像である場
合に、各ドットの像光がＥＬディスプレイの表示面に対
向する円偏光板の面に到達すると、拡散光となってその
一部が円偏光板及び保護パネルを透過することになる。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下、本発明によるディスプレイ
装置の実施形態を図面を参照して説明する。

【００１７】図１は本発明の第１実施形態に係るディス
プレイ装置の全体構成を概略的に示す断面図であり、図
１中引用符号１で示す第１実施形態のディスプレイ装置
は、プリント配線基板３上に実装されたＥＬディスプレ
イ５を、その表示面５ａの前方に位置する化粧パネル７
の開口部７ａに嵌合された透明樹脂（ＰＭＭＡやＰＣ
等）製の保護パネル９にて覆って構成されている。

【００１８】尚、前記ＥＬディスプレイ５の表示面５ａ
は、プリント配線基板３上に順に積層された背面側ガラ
ス基板、陰極となる薄膜電極層、発光層、並びに、陽極
となるＩＴＯ等の透明電極層（いずれも図示せず）のさ
らに上に、背面側ガラス基板と対をなして積層される表
面側ガラス基板の表面によって構成されるものである。

【００１９】次に、前記ディスプレイ装置１の特に保護
パネル９部分の詳細な構造を、図２に示す要部拡大断面
図により説明する。

【００２０】図２に示すように、ＥＬディスプレイ５の
表示面５ａに対向する保護パネル９の裏面には、透明な
粘着剤１１によって円偏光板１３の表面１３ａが貼着さ
れており、さらに、ＥＬディスプレイ５の表示面５ａに
対向する円偏光板１３の裏面１３ｂには、透明な粘着剤
１１によってアンチリフレクション（無反射、以下「Ａ
Ｒ」と略記する。）フィルム１５が貼着されている。

【００２１】次に、上述のように構成された第１実施形
態のディスプレイ装置１の作用について説明する。

【００２２】第１実施形態のディスプレイ装置１では、
陰極及び陽極である薄膜電極層と透明電極層との間に電
圧が印加されると、発光層内の発光物質が励磁発光して
所望の表示像の像光が形成され、その像光が、ＥＬディ
スプレイ５の表示面５ａから出射され、保護パネル９の
裏面に円偏光板１３に重ねて貼着されたＡＲフィルム１
５に到達する。

【００２３】すると、ＡＲフィルム１５に到達した表示
像の像光は、このＡＲフィルム１５及び粘着剤１１を透
過して円偏光板１３の裏面１３ｂに到達し、さらに、こ
の裏面１３ｂから表面１３ａに円偏光板１３内を透過し
て、この円偏光板１３の透過時に、像光の偏光補正が行
われて表示像のコントラスト比の向上が図られる。

【００２４】さらに、円偏光板１３を透過しその表面１
３ａに到達した表示像の像光は、粘着剤１１及び保護パ
ネル９を透過して保護パネル９の表面から前方に出射さ
れ、この出射された像光により、保護パネル９の表面側
から表示像の実像がＥＬディスプレイ５の表示面５ａ上
に視認されることになる。

【００２５】この場合、透明樹脂製の保護パネル９の裏
面に透明な粘着剤１１によって円偏光板１３が貼着され
ていることから、保護パネル９の表面側から見ると濁っ
て見える円偏光板１３により、その手前に位置する本来
透明な保護パネル９も濁ってスモークがかかったように
見え、保護パネル９乃至円偏光板１３の背後に位置する
ＥＬディスプレイ５は、その表示面５ａから出射される
像光により光輝して見える表示像の実像部分を除いて、
視界が遮られて視認できなくなる。

【００２６】しかしながら、あくまで保護パネル９は透
明樹脂製であることから、保護パネル９の透過により表
示像の像光が減衰して表示像の輝度が低下することはな
い。

【００２７】また、円偏光板１３の裏面１３ｂに貼着さ
れたＡＲフィルム１５によって、ＥＬディスプレイ５の
表示面５ａから出射された表示像の像光の保護パネル９
側から表示面５ａへの反射が防止されるので、保護パネ
ル９側からの反射像光がＥＬディスプレイ５の表示面５
ａに結像されることはない。

【００２８】このように第１実施形態によれば、ＥＬデ
ィスプレイ５の表示面５ａ上に表示される表示像を、こ
の表示面５ａから出射されてその前方の円偏光板１３を
透過した像光により、ＥＬディスプレイ５の前方に配置
した保護パネル９を介して透視するディスプレイ装置１
において、ＥＬディスプレイ５の表示面５ａに対向する
保護パネル９の裏面に、透明な粘着剤１１によって円偏
光板１３の表面１３ａを貼着する構成とした。

【００２９】このため、濁って見える円偏光板１３の存
在により保護パネル９越しにＥＬディスプレイ５が透け
て見えないようにして、ディスプレイ装置１としての見
栄えの良さを保ちつつ、保護パネル９自体を透明樹脂製
として、表示像の像光が保護パネル９を透過する際に減
衰しない構成を実現可能として、表示像を高い輝度に保
つことができる。

【００３０】尚、円偏光板１３の裏面１３ｂに透明な粘
着剤１１によってＡＲフィルム１５を貼着する構成は省
略してもよいが、第１実施形態のディスプレイ装置１の
ようにＡＲフィルム１５を貼着する構成とすれば、ＥＬ
ディスプレイ５の表示面５ａから出射された表示像の像
光の保護パネル９側から表示面５ａへの反射を防止し
て、その反射像光の結像により表示像の虚像が実像と共
にＥＬディスプレイ５の表示面５ａ上に視認されないよ
うにすることができるので、有利である。

【００３１】次に、本発明の第２実施形態によるディス
プレイ装置について、図３を参照して説明する。

【００３２】図３は本発明の第２実施形態に係るディス
プレイ装置１Ａの特に保護パネル９部分の詳細な構造を
示す要部拡大断面図であり、ＡＲフィルム１５に代えて
アンチグレア（無反射、以下「ＡＧ」と略記する。）フ
ィルム１７を円偏光板１３の裏面１３ｂに貼着した点に
おいて、第１実施形態のディスプレイ装置１とは構成が
異なり、その他の点は全て第１実施形態のディスプレイ
装置１と同様に構成されている。

【００３３】上述のように構成された第２実施形態のデ
ィスプレイ装置１Ａでは、第１実施形態のディスプレイ
装置１と同様に、ＥＬディスプレイ５の表示面５ａから
出射された所望の表示像の像光が、ＡＧフィルム１７、
粘着剤１１、円偏光板１３、粘着剤１１、並びに、保護
パネル９を透過して、保護パネル９の表面から前方に出
射され、この出射された像光により、保護パネル９の表
面側から表示像の実像がＥＬディスプレイ５の表示面５
ａ上に視認されることになる。

【００３４】そして、保護パネル９の裏面に貼着された
円偏光板１３の存在により、この円偏光板１３とその手
前に位置する本来透明な保護パネル９とが共に保護パネ
ル９の表面側から濁ってスモークがかかったように見
え、保護パネル９乃至円偏光板１３の背後に位置するＥ
Ｌディスプレイ５が、表示像の実像部分を除いて視界が
遮られて視認できなくなり、かつ、ＥＬディスプレイ５
の表示面５ａ上の表示像の輝度は、保護パネル９が透明
樹脂製であることから低下しない。

【００３５】ところで、第２実施形態のディスプレイ装
置１Ａでは、円偏光板１３の裏面１３ｂにＡＧフィルム
１７が貼着されていることから、ＥＬディスプレイ５の
表示面５ａから出射された表示像の像光がＡＧフィルム
１７に到達すると、表示面５ａに対向するＡＧフィルム
１７の裏面においてその像光が表示面５ａ側に反射され
ることになる。

【００３６】この場合、ＡＧフィルム１７の裏面での反
射の際に表示像の像光が拡散光となることから、ＡＧフ
ィルム１７の裏面からの反射像光による表示像はＥＬデ
ィスプレイ５の表示面５ａに、視認可能な虚像として結
像されることはない。

【００３７】このような構成による第２実施形態のディ
スプレイ装置１Ａによれば、第１実施形態のディスプレ
イ装置１と同様に、濁って見える円偏光板１３の存在に
より保護パネル９越しにＥＬディスプレイ５が透けて見
えないようにして、ディスプレイ装置１としての見栄え
の良さを保ちつつ、保護パネル９自体を透明樹脂製とし
て、表示像の像光が保護パネル９を透過する際に減衰し
ない構成を実現可能として、表示像を高い輝度に保つこ
とができる。

【００３８】その上で、第２実施形態のディスプレイ装
置１Ａによれば、円偏光板１３の裏面１３ｂにＡＧフィ
ルム１７を貼着したので、ＥＬディスプレイ５の表示面
５ａから出射されてＡＧフィルム１７の裏面に到達した
表示像の像光が表示面５ａ側に反射する際に、その像光
を拡散光として、この反射像光による表示像の虚像がＥ
Ｌディスプレイ５の表示面５ａに結像しないようにし
て、表示面５ａ上に実像と共に表示像の虚像が視認され
ないようにすることができる。

【００３９】ちなみに、第２実施形態のディスプレイ装
置１Ａでは、裏面に到達した表示像の像光がＡＧフィル
ム１７を透過する際にも、その像光が反射像光と同様に
拡散光となることから、ＥＬディスプレイ５がドットマ
トリクス方式である場合には、保護パネル９越しに透視
される表示像を構成するドット相互の境界が鮮明に視認
されてしまうのを防ぎ、その境界をぼかして表示品位を
向上させることができるという、さらなる効果を発揮す
ることができる。

【００４０】尚、上述した第１実施形態のディスプレイ
装置１では、保護パネル９の裏面の円偏光板１３の裏面
１３ｂにＡＲフィルム１５を貼着する場合について説明
したが、ディスプレイ装置１の各部の構成や設置環境の
関係から許容されるのであれば、ＡＲフィルム１５に代
えてローリフレクション（低反射、ＬＲ）フィルム（図
示せず）を透明な粘着剤１１によって円偏光板１３の裏
面１３ｂに貼着するようにしてもよいのは、勿論のこと
である。

【００４１】また、上述したＡＲフィルム１５、ＡＧフ
ィルム１７、及び、不図示のＬＲフィルムは、透明な粘
着剤１１により円偏光板１３の裏面１３ｂに貼着される
ものに限らず、蒸着や塗装により円偏光板１３の裏面１
３ｂ上に形成されるものであってもよく、或は、円偏光
板１３とは別の部材によるものでなく円偏光板１３の裏
面１３ｂに一体に形成されるものであってもよい。

【００４２】さらに、本発明は、所謂有機ＥＬ及び無機
ＥＬのいずれのＥＬディスプレイを用いたディスプレイ
装置にも適用可能であることは言うまでもない。

【００４３】

【発明の効果】以上説明したように請求項１に記載した
本発明のディスプレイ装置によれば、ＥＬディスプレイ
の表示面上に表示される表示像を、該表示面から出射さ
れて円偏光板を透過した前記表示像の像光により、前記
表示面を覆った保護パネルを介して透視させるディスプ
レイ装置において、前記保護パネルのうち前記ＥＬディ
スプレイの前記表示面に対向する面上に前記円偏光板を
配置する構成とした。

【００４４】このため、濁って見える円偏光板の存在に
より保護パネル越しにＥＬディスプレイが透けて見えな
いようにして、ディスプレイ装置としての見栄えの良さ
を保ちつつ、保護パネル自体を透明度の高いＰＭＭＡや
ＰＣにより形成して、表示像の像光が保護パネルを透過
する際に減衰しない構成を実現可能として、表示像を高
い輝度に保つことができる。

【００４５】また、請求項２に記載した本発明のディス
プレイ装置によれば、請求項１に記載した本発明のディ
スプレイ装置において、前記円偏光板のうち前記ＥＬデ
ィスプレイの前記表示面に対向する面に反射防止処理を
施す構成とした。

【００４６】このため、屈折率を保護パネルとＥＬディ
スプレイとの間に存在する空気の屈折率に合わせること
が保護パネルに比して設計上困難な円偏光板を、ＥＬデ
ィスプレイの表示面に対向する保護パネルの面上に配置
しても、ＥＬディスプレイの表示面に表示像の虚像を表
示させる原因となる表示像の像光の反射が円偏光板にお
いて発生するのを、確実に防止することができる。

【００４７】さらに、請求項３に記載した本発明のディ
スプレイ装置によれば、請求項１に記載した本発明のデ
ィスプレイ装置において、前記円偏光板のうち前記ＥＬ
ディスプレイの前記表示面に対向する面に防眩処理を施
す構成とした。

【００４８】このため、屈折率を保護パネルとＥＬディ
スプレイとの間に存在する空気の屈折率に合わせること
が保護パネルに比して設計上困難な円偏光板を、ＥＬデ
ィスプレイの表示面に対向する保護パネルの面上に配置
しても、円偏光板により反射された表示像の像光がＥＬ
ディスプレイの表示面のうち表示像の実像から離れた箇
所に、視認可能な虚像として結像されて、表示像の実像
と共にＥＬディスプレイの表示面に表示されてしまうの
を、確実に防止することができる。

【００４９】その上、ＥＬディスプレイの表示面に表示
される表示像がドットマトリクスによる像である場合に
は、各ドットの像光を円偏光板の到達時点で拡散光とし
て隣接するドットどうしの境界をぼやかして、ドット間
隔が広い場合であっても視覚上これを目立たないように
することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施形態に係るディスプレイ装置
の全体構成を概略的に示す断面図である。

【図２】図１のディスプレイ装置の特に保護パネル部分
の詳細な構造を示す要部拡大断面図である。

【図３】本発明の第２実施形態に係るディスプレイ装置
の特に保護パネル部分の詳細な構造を示す要部拡大断面
図である。

【符号の説明】

１，１Ａ ディスプレイ装置 ５ ＥＬディスプレイ ５ａ ＥＬディスプレイ表示面 ９ 保護パネル １３ 円偏光板 １３ｂ 円偏光板裏面（円偏光板のうちＥＬディスプレ
イの表示面に対向する面） １５ ＡＲフィルム（反射防止処理） １７ ＡＧフィルム（防眩処理）

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ＥＬディスプレイの表示面上に表示され
   る表示像を、該表示面から出射されて円偏光板を透過し
   た前記表示像の像光により、前記表示面を覆った保護パ
   ネルを介して透視させるディスプレイ装置において、 前記保護パネルのうち前記ＥＬディスプレイの前記表示
   面に対向する面上に前記円偏光板を配置した、 ことを特徴とするディスプレイ装置。
2. 【請求項２】 前記円偏光板のうち前記ＥＬディスプレ
   イの前記表示面に対向する面に反射防止処理を施した請
   求項１記載のディスプレイ装置。
3. 【請求項３】 前記円偏光板のうち前記ＥＬディスプレ
   イの前記表示面に対向する面に防眩処理を施した請求項
   １記載のディスプレイ装置。