JP2006520298A - 自動車の車室用の小型構造の暖房、換気、または空調装置 - Google Patents

自動車の車室用の小型構造の暖房、換気、または空調装置 Download PDF

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Abstract

自動車の車室の暖房、換気、または空調装置は、ほぼ同一の水平面にまとめられた複数モジュール、すなわち、強制空気流を発生する少なくとも1つの換気モジュール(14)と、車室の中央領域に設置されて、換気モジュールから送られる空気流が通過可能な熱交換器(32)(34)(36)を含む熱モジュール(12)と、熱モジュールの側面の空気出口(46d)(46g)に接続される入口を有する少なくとも1つの分配モジュール(16)とからなっている。本発明の装置は、センタコンソールを備えない車両の車室に設置可能である。

Description

本発明は、自動車の車室用の暖房、換気、または空調装置に関する。
このタイプの装置は、温度調節される強制空気流の発生手段と、前記温度調節される空気流が供給されて、車室に通じるダクトに接続可能な霜取り口、通風口、足元温風口とを備えている。
このような公知の装置は、主に、強制換気装置とも呼ばれる換気装置を含み、この装置には、車室の外部から取り出した外気、または車室の内部から取り出した再循環空気が供給されて、強制空気流を発生する。次いで、この強制空気流は、1つまたは複数の熱交換器により処理され、温度調節された空気流を発生する。
一般に、熱交換器は、空調回路に接続されるエバポレータと、冷却液が通る暖房ラジエータとを有する。冷却液は、一般に、車両エンジンを冷却する液体である。また、場合によっては、付加的な電気ラジエータを設けることもある。このように処理された空気流は、その後、分配手段により、様々な出口、すなわち、フロントガラスの下部に通じる霜取り口または曇り取り口、車両のダッシュボード位置に通じる通風口、および車両の下部に通じる足元暖房口に向かって送られる。
公知の装置の大部分は、熱交換器と、温度調節される空気流を得るために、調整した割合で、冷気流と暖気流とを混合する混合チャンバと、車室に通じる様々な出口に、この空気流を分配する分配手段とを備えている。
これらの公知の装置は、一般に、車室の中央位置に配置されており、フロアとダッシュボードとの間にあるコンソールを、少なくとも部分的に占めている。換気装置は、中央位置または側面位置に置くことができる。このような公知の装置は、車両の現在の設計に適合している。と言うのは、車両は、前述のように、装置の構成部品の大部分を収容しうるコンソールを有するからである。
ところで、車両の設計は日々変化しており、現在は、コンソールを備えない車両を指向する傾向がある。このような状況の下で、車室の中央部に設置された、高さのある装置を設計することは、もはや論外である。
本発明は、上記の欠点を克服することを目的としている。
すなわち、本発明の目的は、主にコンソールを備えない現行設計の車両に設置可能な、自動車の車室用暖房、換気、または空調装置を提供することにある。
また本発明の別の目的は、小型であり、かつ十分な性能を有するこのような装置を提供することにある。
この目的のため、本発明は、ほぼ同一の水平面に設けられた複数モジュールからなり、
−強制空気流を発生する少なくとも1つの換気モジュールと、
−車室の中央領域に設けられ、強制空気用の空気の入口と、空気流が通過可能な熱交換器と、少なくとも1つの側面の空気出口とを有する、少なくとも1つの熱モジュールと、
−熱モジュールの側面の空気出口に接続された入口を有し、車室の選択された領域に通じる空気出口に空気流を分配する分配手段を有する、少なくとも1つの分配モジュールとからなる、上記の装置を提案するものである。
従って、本発明の装置は、ほぼ水平面の小空間内に取付可能である。
そのため、本発明の装置は、ほぼ同一の水平面に設けられた複数モジュールからなり、従って、センタコンソールを備えない車両に取付可能である。
熱交換器を含む熱モジュールは、車室の中央領域ではあるが、従来はコンソールが占有していた場所の上に設けられる。熱モジュールは、同じ面に配置されている少なくとも1つの換気モジュールにより供給される。換気モジュールは、ほぼ同じ水平面で、熱モジュールの側に配置されている少なくとも1つの分配モジュールを有する。このような1つまたは複数の分配モジュールは、様々な出口に空気流を配分する分配手段を備えている。
好適な実施形態では、熱モジュールは、それぞれ右側と左側に通じる2個の側面空気出口を有し、本装置は、熱モジュールの右側と左側に設置される2個の分配モジュールを有し、各分配モジュールは、熱モジュールの側面の空気出口に接続される入口を有する。
同一の水平面に設けられた複数のモジュールからなるこの設計から、車両のほぼ横方向(Y軸)に設置される装置が得られる。換気モジュールは、熱モジュールの側で、車両の横方向(Y軸)に配置されるか、または車両の長手方向(X軸)に配置される。
換気モジュールは、外気用または再循環空気用の空気の入口ブロックと、強制空気流を発生するタービンと、熱モジュールの入口に強制空気流を導く出口管とを備えていると有利である。
本発明の好適な実施形態では、熱モジュールの入口は下部に配置され、熱モジュールは、下から上に連続して、空調エバポレータと、少なくとも1つの暖房ラジエータとを有する。
好適には、熱モジュールは、エバポレータの上に配置されて、高温の冷却液が流れる第1の暖房ラジエータと、第1の暖房ラジエータの上に配置された電気式の第2の暖房ラジエータとを有する。
エバポレータおよび暖房ラジエータは、それぞれ、水平位置に対して、0°〜90°の傾斜面にある。エバポレータは、水平位置に対して20°〜40°の傾斜面にあるのが好ましい。しかし、他の配向も可能である。
本発明の第1の実施形態では、装置は、暖房ラジエータを通過した高温の空気流と、暖房ラジエータを迂回した低温の空気流とを、可変の割合で混合して得られる温度調節空気流を発生する調整手段を備えている。これにより、「空気混合」と呼ばれる調整が得られる。
この場合、これらの暖房手段は、右側と左側に、それぞれ、暖房ラジエータの一部を通過した高温空気用の側管と、高温空気用の側管から分岐した低温空気用の側管と、高温空気用の側管に高温空気流を、また低温空気用の側管に低温空気流を可変の割合で分配する側面の混合バルブとを有し、高温空気用の側管および低温空気用の側管が、一緒に熱モジュールの側面出口を形成していると有利である。
換言すれば、この場合、それぞれ右側と左側に、熱モジュールの側面出口に送られる温度調節空気流を発生するための空気混合器が形成されている。
この実施形態において、側面の各混合バルブは、熱モジュールに設けられるか、あるいは、熱モジュールに対して、右側または左側に配置された分配モジュールに設けられる。
本発明のこの第1の実施形態においては、調整手段は、さらに、暖房ラジエータの一部を通過した高温空気用の中央管と、高温空気用の中央管から分岐した低温空気用の中央管と、高温空気用の中央管に向かう空気流と低温空気用の中央管に向かう空気流とを可変の割合で配分する中央の混合バルブとを有し、2個の中央管は、熱モジュールの中央出口を形成し、この中央出口は、車室後方に温度調節空気流を分配する少なくとも1つの別の分配モジュールを形成するようにしてある。
この場合、中央の混合バルブは、熱モジュールに設けられるか、または別の分配モジュールに設けられる。
調整手段は、さらに、車室前方を供給する熱モジュールの1つ、または複数の側面出口に温度調節空気流を送る第1の位置と、車室後方を供給する熱モジュールの中央出口に温度調節空気流を送る第2の位置との間を移動可能な配分バルブを備えていると有利である。
本発明の第2の実施形態では、この装置は、温度調節空気流を発生するために、暖房ラジエータを通過した冷却液の流量、従って冷却液の温度に作用する調整手段を備えている。この場合、「空気混合」と呼ばれる調整が得られる。
本発明のこの第2の実施形態では、装置は、暖房ラジエータの下流に配置されて、熱モジュールの側面出口にそれぞれ至る2個の側面出口チャンバを備えていると有利である。
さらに、装置は、暖房ラジエータの上流で、右側または左側に設けられた分配モジュールに、熱モジュールから取り出した低温空気流を直接導くための、少なくとも1つの低温空気用の側管を備えている。
さらに、暖房ラジエータの下流に配置されて、熱モジュールの中央出口に至り、車室後方に温度調節空気流を供給するための、少なくとも1つの別の分配モジュールを形成するようになっている、中央出口チャンバを有すると有利である。
さらに、暖房ラジエータの上流に、別の分配モジュールまたは冷却区画に熱モジュールから取り出した低温空気流を直接導くための少なくとも1つの低温空気用の中央管が設けられている。
好適な実施形態では、1つまたは複数の分配モジュールは、それぞれ、車室の下方に通じる下部出口と、フロントガラスの基部に通じる上部出口と、ダッシュボード位置に通じる少なくとも1つの中間出口とを有している。
特に、本発明の装置を構成するモジュールが、車両のクロスビームに組み込まれていると有利である。
単なる例として示す以下の説明では、添付図面を参照する。
まず、自動車の車室の暖房、換気、または空調装置を示す図1〜図3を参照する。符号10により全体を示されている装置は、主に、ほぼ同一の水平面上に設けられた複数のモジュールからなっている。
図3において、また、車両の一般的な3本の軸、すなわち、縦軸(X軸)、横軸(Y軸)、および垂直軸(Z軸)を示してある。本発明の装置は、車室の中央領域に設置される熱モジュール12と、熱モジュールの側に配置される換気モジュール14と、熱モジュールの右側と左側にそれぞれ位置する2個の分配モジュール16とを備えている。
図1と図3から分かるように、熱モジュール12と、換気モジュール14と、2個の分配モジュール16は、車両の横方向(Y軸)に沿って、ほぼ同一の水平面に設置されている。このように、同一水平面に複数のモジュールをまとめてあるため、上下の中央位置の場所があけられ、センタコンソールを備えない車両に装置を取り付けることができる。さらに、特にナビゲーション装置や他の設備のための、ダッシュボード上のスペースが広くなる。
換気モジュール14は、熱モジュール12の側で、車両の横方向(Y軸)に配置されている。換気モジュールは、外気または再循環空気が供給される空気の入口ブロック(図1では示さず)と、空気流を濾過するためのフィルタ(図示せず)と、強制空気流を発生するタービン22とを備えている。
タービン22は、渦巻状のハウジング24内に収容され、濾過された強制空気流を、出口管26を経て、熱モジュール12の入口28へ送る。この入口28は、熱モジュール12の下部に配置されており、空気は、図1の矢印F1で示すように、ほぼ垂直の上方向に、熱モジュール12へ送られる。
熱モジュール12(図1〜図3)は、ほぼ平行六面体の形のハウジング30を有し、ハウジング30の下面には入口28が設けられている。ハウジング30には、換気モジュールから送られる空気流を処理するために、複数の熱交換器が収容されている。ハウジング30は、下から上に連続して、エバポレータ32と、高温の冷却液が通過する暖房ラジエータ34(通常は車両エンジンの冷却液)と、電気暖房ラジエータ36とが収容されている。
図示の例では、エバポレータ32と2個のラジエータ34、36は、ほぼ水平である。しかし、このような設置は限定的なものではない。エバポレータは、水平位置から垂直位置までにわたって選択されたあらゆる位置に配置される。エバポレータの下流に配置されている暖房ラジエータ34は、エバポレータと平行な位置から、垂直な位置まで、選択されたあらゆる位置に配置される。
任意選択された電気暖房ラジエータ36は、暖房ラジエータ34の下流で、好適には暖房ラジエータに対して平行であるか、またはわずかに傾斜している。ラジエータ36は、正の温度係数を有する抵抗体(PTC抵抗とも呼ばれる)を有するのが好ましい。
熱モジュール12は、さらに、1つまたは複数の暖房ラジエータ34、36を通過した高温空気流と、暖房ラジエータを迂回した低温空気流とを、可変の割合で混合 (ミキシング)して、温度調整空気流を発生する調整手段を備えている。
この調整手段は、熱モジュール12の右側と左側に、暖房ラジエータ34、36のそれぞれ半分を通る高温空気用の側面管38dまたは38gと、高温空気用の側面管から分岐した低温空気用の側面管40dまたは40gとを備えている。特に図2から分かるように、ラジエータ34、36の水平幅は、エバポレータ32の水平幅より狭く、2個の側壁42により画定されるハウジング30の幅よりも狭い。
ハウジング内には、側面混合バルブ44dまたは44gが設けられ、高温空気用の側面管に高温空気流を、また低温空気管に低温空気流を可変の割合で配分する。熱モジュール12の各側で、高温空気用の側面管38d(または38g)と、低音空気用の側面管40d(または40g)とが、一緒に熱モジュールの側面出口46dまたは46gを形成している。
実施例では、側面混合バルブ44d、44gが、熱モジュール内に設けられ、そのため、熱モジュールは混合機能を内蔵している。最初にエバポレータを通過した空気は、それぞれ、右部分と左部分とに割り当てられる2個の流れに分割される。各部分または半分では、空気流の温度は、低温空気流と高温空気流との可変の割合の混合で調整される。このようにして、2個の分配モジュール16に送られる空気流の温度を、別々に調整することができる。
実施例では、混合バルブを概略的に示してある。混合バルブは、主に2個のスロットルバルブタイプのバルブを有し、これらのバルブの間に、エバポレータ32と暖房ラジエータ34との間に位置する通気調節バルブ48が延びている。
2個の分配モジュール16は、それぞれ、熱モジュールの右側と左側に設けられている。分配モジュールは、それぞれ、熱モジュールの側面空気出口46dまたは46gに接続される入口50を有する。各分配モジュール16は、車両のダッシュボードの一部をそれぞれ占有する細長いハウジング52として形成されている。細長いハウジング52は、複数の空気出口すなわち上向きの出口54、下向きの出口56、3個の中間出口、または正面出口58を供給する内部チャンバを有している。
上向きの出口54は、フロントガラスの少なくとも1つの霜取りダクト/曇り取りダクトへ供給可能でり、下向きの出口56は、車室の下部に向かって、少なくとも1つの足元暖房ダクトへ供給可能である。さらに、出口58は、ほぼ車両のダッシュボードに設けられる換気装置へ供給する。
各分配モジュール16は、後述する配分手段を有し、車両の一人または複数の乗員の望みに応じて、上記の出口の間で空気流を配分する。
図4は、熱モジュール12の構成部品を詳しく示す図3と同様の図である。
図6から分かるように、低温空気流F2と高温空気流F3との混合は、熱モジュール12の各側で行われるが、厳密な意味での混合は、各分配モジュール16にある混合チャンバ60で実施され、特に各分配モジュールの入口で行われる。
しかし、変形実施形態(図示せず)として、混合機能を全面的に各分配モジュールに移すことができる。この場合、混合バルブは、完全に分配モジュール内に配置されることになる。
図5の断面図では、エバポレータ32と、2個のラジエータ34、36とを示してある。熱モジュール12のハウジングは、車両のエンジン区画側に配置された前壁62と、車室側に配置された後壁64とにより画定されている。調整手段は、ハウジング後方に空気流の一部を配分するために、隔壁68により画定された高温空気用の中央管66を有する。さらに、高温空気用の中央管から迂回して、低温空気用の中央管70が配置されている。
中央の混合バルブ72は、低温空気流と高温空気流とを調整可能な割合で変化させて、矢印F4で示すように、管内に送られる温度調整空気流を得ることができるように、ハウジング内に配置されている。これによって、熱モジュールの出口74へ供給できる。この出口は、車室後方に温度調節空気流を分配するために、少なくとも1つの別の分配モジュール76(概略的に図示)へ供給する。ここでもまた、この別の分配モジュールのための混合機能を、この分配モジュールに移すことができる。
図5の装置は、さらに、車室前方を供給する熱モジュールの側面出口に向かって温度調節空気流を送るための第1の位置73a(実線で示す)と、車室後方を供給する中央出口74に向かって温度調節空気流を送るための第2の位置73b(破線で示す)との間を移動可能な配分バルブ73を備えている。これにより、車室の前方または後方に、選択的に暖房、換気、または空調機能を及ぼすことができる。
後方の分配モジュールは、換気装置を介して空気を送るために、車両後方に配置された分配口と、下部分配口と、車両の側面ガラスとに空気を分配する。
次に、分配モジュール16の内部に収容される分配手段の一例を示す図7を参照する。各分配モジュール16は、分配する空気流のための軸方向の入口82dまたは82gを備える円筒形のハウジング80dまたは80gを有する。各ハウジングの内部には、円筒形のバルブ83dまたは83gが収容され、その環状の位置によって、選択的に3個の出口を開いたり閉じたりすることができる。
これらの出口は、換気装置に向かう出口84dまたは84gと、足元に向かう出口86dまたは86gと、霜取り/曇り取り用のフロントガラスの基部に向かう出口88dまたは88gとを有する。図7の分配手段は、図1〜図3に示したタイプの装置に組み込むことができる。
しかし、図8に示したような本発明の別の実施形態によれば、装置90に、これらが組み込まれる。装置90は、図1〜図3の装置10と類似している。この装置もまた、中央位置に配置された熱モジュール12と、図7に関して先に述べたように構成されて、右側と左側にそれぞれ設置される2個の分配モジュール16とを有する。
しかし、上記の第1の実施形態とは違って、ここでは、換気モジュール14が中央位置を占有している。換気モジュールは、同様に熱モジュール12の側に配置されるが、車両の長手方向(X軸)に配置される。換気モジュールは、回転軸が横方向にある二重タービン92を有する。換気モジュール14は、エンジン区画、車室、または、この双方の間に配置可能である。
図8では、また、タービンを供給する空気の入口ブロック18が、フロントガラスの基部前方に配置され、「水分離器」と呼ばれるグリッド(図示せず)の下に配置されていることがわかる。熱モジュールの側面出口は、2個の空気管94d、94gにより、それぞれ分配モジュール16に接続されている。
図9の分配モジュール16は、図3に示したものと類似している。空気を供給される細長いハウジング52を有し、円筒部分96には、図7、図8と同様の円筒バルブ(図示せず)が収容されている。このバルブによって、フロントガラスの霜取り/曇り取りダクトを供給する上部の出口54と、車室の下方に向けられた下部の出口56と、3個の正面出口58−1、58−2、58−3との間で、空気配分を制御できる。正面出口は、ダッシュボード内に収容される。
上記のバルブは、出口58−1〜58−3を制御することはできない。図10に示すディフューザ98が、この機能を果たし、出口58−1〜58−3と、それぞれ境界面を形成する3個の入口100−1、100−2、100−3を有する。これらのディフューザの各々は、独自の調整手段を有する。ディフューザ98は、出口ダクト102−1、102−2、102−3を有し、分配モジュール16のハウジング52に取り付けられている。
次に、本発明の別の実施形態を概略的に示す図11、図12を参照する。この実施形態では、ラジエータ34を通過する冷却液の流量を変化させることによって、温度調整が得られる。これは、冷却液をラジエータ34に供給する管路106に取り付けられた、少なくとも1つの調整コック104の位置調整によって得られる(図12)。
2個の側面の出口チャンバ108は、ラジエータ34、36の下流に配置され、2個の分配モジュールのハウジング52g、52dをそれぞれ供給する。熱モジュール12は、分配モジュールにそれぞれ割り当てられる2個の暖房ゾーン110d、110gに分割されている。
このタイプの装置では、2個の分配モジュールの各出口に、同じ温度の空気が供給される。この不都合を回避するために、少なくとも1つの低温空気用の側面管112d、112gを設け、暖房ラジエータ34の空気の上流で、右側または左側に設けられた分配モジュール16に、熱モジュール12から取り出した低温空気流を直接導く。これにより、低温によって、中間の空気出口または上方の空気出口へ供給し、温度を層状化することができる。
図13の変形実施形態では、温度調整は、低温空気流と、ラジエータ34を通過した高温空気流との混合により得られる。これは、少なくとも1つの調整バルブ44d、44g、48の位置調節によって行われる。装置の他の要素は、図11、12に関して先に説明したものと同様である。
この実施形態では、低温空気用の2個の側管112d、112gの寸法が、図11、12の実施形態よりも小さくなっている。
これにより、他の2個の低温空気管116、118のための場所をあけることができ、この2個の管を、たとえば電気部品の冷却、あるいは車両のボトルケースまたはグローブボックスの冷却といった他の機能専用とすることができる。
図11、図12の実施形態では、暖房ラジエータの下流に配置されて、熱モジュールの中央出口に至る中央の出口チャンバを設けてある。このチャンバは、車室後方に、少なくとも一つの別の分配モジュールを供給するように構成されている。また、車両後方に配置されたこの別の分配モジュールに、暖房ラジエータの上流で、熱モジュールから取り出した冷気流を直接導くように、冷気用の中央管を設けてもよい。
図14、図15の実施形態では、各分配モジュール16は、図13と同様のハウジング52dまたは52gを備えている。しかし、各ハウジングは、高温空気管122dまたは122gと低温空気管124dまたは124gとに分割されている。2個の高温空気管が、暖房ラジエータ34、36の出口に接続され、低温空気管は、エバポレータ32の出口に接続されている。この場合、高温空気と低温空気は、適切なバルブ(図示せず)により、各分配モジュール16で直接混合される。
次に、図16、図17を参照する。この実施形態では、エバポレータの下流に、光触媒反応モジュール126が設けられ、エバポレータが発生する臭気を処理している。光触媒反応モジュール126は、エバポレータ32の上に配置されている。
エバポレータを、水平またはほぼ水平とすることによって、エバポレータ12と暖房ラジエータ34との間に、光触媒反応モジュール126を組み込みやすくなる。図示の例では、エバポレータ32と光触媒反応モジュール126とはともに傾斜し、それぞれ、水平線に対して20°〜40°の角度をなしている(図17)。
上記の実施形態の大部分では、各分配モジュールは、1個の空気管により供給されるので、空気の出口が同じ温度になる。この不都合を回避するために、前述のように、冷気管を付加して、2段階または3段階に温度を変化することができる。また、各空気管を高温空気管と低温空気管とに分割することによって、温度を可及的に一定とすることもできる。
別の解決方法は、各分配モジュール16の内部か、または、下部の出口(足元の出口)、もしくは上部の出口(霜取り/曇り取り出口)の供給管に、直接、熱源を移して、これらの出口を、換気出口の温度よりも高温に加熱することである。
次に、熱モジュール12、換気モジュール14、および2個の分配モジュール16を、車両のクロスビーム128に組み込んだところを示す図18を参照する。クロスビーム128は、少なくとも分配モジュール16の一部を、直接構成している。分配モジュールは、それぞれカバー130を有し、カバーは、後でビーム128にはめ込まれて(図19)、2個のモジュール16の個々の空気管を閉鎖する。
ほぼ同一の水平面に、モジュールを配置するという本発明の構成によって、コンソールを備えない自動車への組み込みが容易になる。
本発明の第1の実施形態によるモジュール構造の装置の概略的な正面図である。 図1の装置の熱モジュールを示す図である。 図1の装置の切り欠き斜視図である。 図1から3の装置の熱モジュールの垂直断面図である。 図4のV−V線における断面図である。 図4の熱モジュールの上部における空気循環を概略的に示す図である。 分配モジュールの一部をなす2個の分配構造部材を示す斜視図である。 本発明の別の実施形態による装置を示す斜視図である。 分配モジュールの斜視図である。 図9の分配モジュールに取付可能な分配ダクトを示す斜視図である。 温度調節空気流が、暖房ラジエータを通過した冷却液の温度調整により得られる、本発明による別の装置の概略的な水平断面図である。 図11のXII−XII線における断面図である。 変形実施形態における図11と同様の図である。 別の実施形態における熱モジュールの垂直断面図である。 図14のXV−XV線における断面図である。 変形実施形態における図4と同様の断面図である。 図16のXVII−XVII線における断面図である。 分配モジュールのカバー部分を外して、本発明による装置を統合したクロスビームを示す斜視図である。 カバー部分を取り付けた、図18と同様の図である。
符号の説明
12 熱モジュール
14 換気モジュール
16 分配モジュール
18 空気の入口ブロック
22 タービン
24 ハウジング
26 出口管
28 熱モジュールの入口
30 ハウジング
32 熱交換器またはエバポレータ
34 熱交換器または第1の暖房ラジエータ
36 熱交換器または第2の暖房ラジエータ
38d、38g 高温空気用の側面管
40d、40g 低温空気用の側面管
42 側壁
44d、44g 側面の混合バルブ
46d、46g 側面空気出口
48 調整バルブ
50 入口
52 細長いハウジング
54 上方出口
56 下方出口
58 中間出口
60 混合チャンバ
62 前壁
66 中央空気管
68 隔壁
70 冷気用の中央管
72 中央の混合バルブ
73 分配バルブ
73a 第1の位置
73b 第2の位置
74 熱モジュールの中央出口
80d、80g 円筒ハウジング
82d、82g 軸方向の入口
83d、83g 円筒バルブ
84d、84g 出口
92 二重タービン
98 ディフューザ
100−1、100−2、100−3 入口
102−1、102−2、102−3 出口ダクト
104 調整手段
108d、108g 側面出口チャンバ
112d、112g 冷気用の側面管
116、118 冷気管
122d、122g 高温空気管
124d、124g 冷気管
126 光触媒反応モジュール
130 カバー

Claims (29)

  1. 温度調節された強制空気流を発生する手段と、前記温度調節された空気流が供給されて、車室に通じるダクトに接続可能な霜取り口、通風口、足元温風口とを備える、自動車の車室の暖房、換気、または空調装置であって、
    ほぼ同一の水平面に設けられた複数のモジュールを有し、
    −強制空気流を発生する少なくとも1つの換気モジュール(14)と、
    −車室の中央領域に設けられ、強制空気用の空気の入口(28)と、空気流が通過可能な熱交換器(32)(34)(36)と、少なくとも1つの側面の空気出口(46d)(46g)とを含む、少なくとも1つの熱モジュール(12)と、
    −熱モジュールの側面の空気出口(46d)(46g)に接続された入口(50)を有し、車室の選択された領域に通じる空気出口(54)(56)(58)の間で、空気流を分配する分配手段を有する、少なくとも1つの分配モジュール(16)とからなることを特徴とする装置。
  2. 熱モジュール(12)は、それぞれ右側と左側に通じる2個の側面空気出口(46d)(46g)を有し、装置は、熱モジュールの右側と左側に設けられた2個の分配モジュール(16)を有し、各分配モジュールは、熱モジュールの側面の空気出口(46d)(46g)に接続される入口(50)を有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 換気モジュール(14)は、熱モジュール(12)の側で、車両の横方向(Y軸)に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 換気モジュール(14)は、熱モジュール(12)の側で、車両の長手方向(X軸)に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  5. 換気モジュール(14)は、外気用または再循環空気用の空気の入口ブロック(18)と、強制空気流を発生するタービン(22)と、熱モジュールの入口(28)に強制空気流を導く出口管(26)とを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の装置。
  6. 熱モジュール(12)の入口(28)は、このモジュールの下部に設けられており、熱モジュール(12)は、下から上に連続して、空調エバポレータ(32)と、少なくとも1つの暖房ラジエータ(34)(36)とを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の装置。
  7. 熱モジュール(12)は、エバポレータ(12)の上に配置されて、高温の冷却液が流れる第1の暖房ラジエータ(34)と、第1の暖房ラジエータ(34)の上に配置されている電気式の第2の暖房ラジエータ(36)とを有することを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. エバポレータ(32)と暖房ラジエータ(34)とは、それぞれ、水平位置に対して0°〜90°の傾斜面に位置していることを特徴とする請求項6または7に記載の装置。
  9. エバポレータ(32)は、水平位置に対して20°〜40°の傾斜面に位置していることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 暖房ラジエータ(34)(36)を通過した高温の空気流と、暖房ラジエータ(34)(36)を迂回した低温の空気流とを、可変の割合で混合した温度調節空気流を発生する調整手段(44d)(44g)(48)を含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の装置。
  11. 調整手段は、右側と左側に、それぞれ、暖房ラジエータ(34)(36)の一部を通過した高温空気用の側管(38d)(38g)と、高温空気用の側管から分岐した低温空気用の側管(40d)(40g)と、高温空気用の側管に高温空気流を、また低温空気用の側管に低温空気流を、可変の割合で分配する側面の混合バルブ(44d)(44g)とを備え、前記高温空気用の側管(38d)(38g)および低温空気用の側管(40d)(40g)は、熱モジュールの側面出口(46d)(46g)を形成していることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 側面の混合バルブ(44d)(44g)は、熱モジュール(12)に設けられていることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 側面の混合バルブは、熱モジュール(12)に対して、右側または左側に配置された分配モジュール(16)に設けられていることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  14. 調整手段は、さらに、暖房ラジエータ(34)(36)の一部を通過した高温空気用の中央空気管(66)と、中央空気管(66)から分岐した低温空気用の中央空気管(70)と、高温空気用の中央管(66)に向かう空気流と低温空気用の中央管(70)に入る空気流とを可変の割合で配分する中央の混合バルブ(72)とを備え、2個の中央管(66)(70)は、熱モジュール(12)の中央出口(74)を形成し、この出口は、車室後方に温度調節空気流を分配する少なくとも1つの別の分配モジュール(16)へ供給するようになっていることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  15. 中央の混合バルブ(72)は、熱モジュール(12)に設けられていることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 中央の混合バルブ(72)は、別の分配モジュール(16)に設けられていることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  17. 調整手段は、さらに、車室前方を供給する熱モジュール(12)の1つまたは複数の側面出口(46d)(46g)に温度調節空気流を送る第1の位置(73a)と、車室後方を供給する熱モジュール(12)の中央出口(74)に温度調節空気流を送る第2の位置(73b)との間で、移動可能な配分バルブ(73)を備えていることを特徴とする請求項14〜16のいずれかに記載の装置。
  18. 暖房ラジエータ(34)(36)の下流に配置され、熱モジュールの側面出口(46d)(46g)にそれぞれ至る2個の側面出口チャンバ(108d)(108g)を有することを特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載の装置。
  19. 暖房ラジエータ(34)の上流で、右側または左側に設けられた分配モジュール(16)に、熱モジュール(12)から取り出した低温空気流を直接導くための、少なくとも1つの低温空気用の側管(112d)(112g)を備えることを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 暖房ラジエータ(34)(36)の下流に配置されて、熱モジュール(12)の中央出口に至り、車室後方に温度調節空気流を分配するための少なくとも1つの別の分配モジュール(16)を有する中央出口チャンバを含むことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  21. 暖房ラジエータ(34)の上流で、別の分配モジュール(76)または冷却区画に熱モジュール(12)から取り出した低温空気流を直接導くための、少なくとも1つの低温空気用の中央管を含むことを特徴とする請求項18に記載の装置。
  22. 1つまたは複数の分配モジュール(16)は、それぞれ、足元に通じる下部出口(56)と、フロントガラス側に通じる上部出口(54)と、正面に通じる少なくとも1つの中間出口(58)とを有することを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記載の装置。
  23. 温度調節空気流を発生するために、暖房ラジエータ(34)を通過した冷却液の流量、従って冷却液の温度に作用する調整手段(104)を備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の装置。
  24. 暖房ラジエータ(34)(36)の下流に配置され、熱モジュールの側面出口(46d)(46g)にそれぞれ至る2個の側面出口チャンバ(108d)(108g)を有することを特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 暖房ラジエータ(34)の上流で、右側または左側に設置された分配モジュール(16)に、熱モジュール(12)から取り出した低温空気流を直接導くための少なくとも1つの低温空気用の側管(112d)(112g)を有することを特徴とする請求項24に記載の装置。
  26. 暖房ラジエータ(34)(36)の下流に配置されて、熱モジュール(12)の中央出口に至り、温度調節空気流を車室後方に分配するための少なくとも1つの別の分配モジュール(16)へ供給するようになっている中央出口チャンバを含むことを特徴とする請求項24に記載の装置。
  27. 暖房ラジエータ(34)の上流で、別の分配モジュール(16)または冷却区画に熱モジュール(12)から取り出した低温空気流を直接導くための少なくとも1つの冷却空気用の中央管を有することを特徴とする請求項24に記載の装置。
  28. 一つまたは複数の分配モジュール(16)は、それぞれ、足元に通じる下部出口(56)と、フロントガラスに通じる上部出口(54)と、正面に通じる中間出口(58)とを有することを特徴とする請求項1〜24のいずれかに記載の装置。
  29. 装置を構成するモジュール(12)(14)(16)が、車両のクロスビーム(128)に組み込まれていることを特徴とする請求項1〜28のいずれかに記載の装置。
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