JP2006223008A - Dc−dcコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ソフトスイッチングDC−DCコンバータの効率向上。
【解決手段】主電流を制御する制御端子を有し、第1の端子が入力側に接続された第1のスイッチング素子101と、この素子の第2の端子に第1の端子が接続された第1のダイオード106と、第1のスイッチング素子101の第2の端子に接続された1次巻線と2次巻線を有するトランスの1次巻線108(a)と、第1のスイッチング素子101の第1の端子側に第1の端子が接続された第2のダイオード104と、この第2の端子に第1の端子が接続された第2のスイッチング素子105と、第2のスイッチング素子105の第2の端子に第1の端子が接続され、かつ、第2の端子が第1のスイッチング素子101の第2の端子に接続されたトランスの2次巻線108(b)とを備える。
【効果】トランスで構成される共振回路を備えることでコンバータ動作時の損失が大幅に低減できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力された電力の電圧を、異なる電圧へ変換するDC−DCコンバータに関するものである。
入力された電力の電圧を所望の電圧に変換して出力するDC−DCコンバータは、ソフトスイッチング技術によりスイッチング損失を低減することで高効率化ができる。それに伴いスイッチグ素子の駆動周波数を高周波化することでチョークコイルやコンデンサなどの受動素子を小型化できる。そこでソフトスイッチングDC−DCコンバータの従来例として、〔特許文献1〕特開2004−129393号公報に開示されているようなDC−DCコンバータがある。
この特許文献1は直列接続された2つの主スイッチと共振リアクトルと補助スイッチを直列接続した補助共振回路を備えている。主スイッチは交互にオン/オフさせるとともに、その2つの主スイッチのうち一方である第一の主スイッチがオンしたときに、入力側の端子に接続された直流電源からの電気エネルギーを平滑リアクトルに蓄え、前記2つの主スイッチのうちの他方である第2の主スイッチがオンしたときに、平滑リアクトルに蓄えられた電気エネルギーを出力側の端子に接続された負荷へ放出する。また、主スイッチの両方あるいは何れか一方に容量成分を備えており、補助スイッチがオンのときに出力側から共振リアクトルへ電気エネルギーを供給し、容量成分と共振リアクトルとの共振動作に使用することを特徴としている。
特開2004−129393号公報
しかしながら、特許文献1の示した回路では共振リアクトルと補助スイッチおよび逆導通防止用のダイオードで構成される補助共振回路が必要となり、回路の大型化とコスト増を招いてしまっていた。しかも、直列接続された補助スイッチとダイオードの補助共振回路に電流が流れるため、補助スイッチとダイオードの損失が発生し効率の低下が懸念され、また、補助スイッチを制御する回路および電源回路が必要となり回路が大型化してしまう問題があった。
上記課題を解決するために本発明は入力された電圧を、異なる電圧へ変換するソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、電源に接続された整流回路と、該整流回路の第1の端子に主電流を制御する制御端子を有する第1のスイッチング素子の第1の端子が接続され、前記第1のスイッチング素子の第2の端子には、1次巻線と2次巻線を有するトランスの1次巻線の第1の端子に接続され、前記トランスの1次巻線の第2の端子は前記整流回路の第2の端子に接続され、前記第1のスイッチング素子の第2の端子と第1のダイオードの第1の端子が接続され、前記第1のダイオードの第2の端子に第1のコンデンサの第1の端子が接続され、前記第1のコンデンサの第2の端子と前記整流回路の第2の端子が接続され、前記第1のスイッチング素子と並列に第2のダイオードと第2のコンデンサが接続され、前記第1のスイッチング素子の第1の端子と第3のダイオードの第1の端子が接続され、前記第3のダイオードの第2の端子には、前記主電流を制御する制御端子を有する第2のスイッチング素子の第1の端子が接続され、前記第2のスイッチング素子の第2の端子と、前記トランスの2次巻線の第1の端子が接続され、前記トランスの2次巻線の第2の端子と前記第1のスイッチング素子の第2の端子が接続される共振回路を備えることを特徴とするものである。
上記課題を解決するために本発明は入力された電圧を、異なる電圧へ変換するソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、電源に接続された整流回路と、前記整流回路の第1の端子に第1のスイッチング素子の第1の端子が接続され、前記第1のスイッチング素子の第2の端子と、1次巻線と2次巻線を有するトランスの1次巻線の第1の端子が接続され、前記トランスの1次巻線の第2の端子は第1のコンデンサの第1の端子に接続され、前記第1のスイッチング素子の第2の端子と第1のダイオードの第1の端子が接続され、前記第1のダイオードの第2の端子と前記整流回路の第2の端子は接続され、前記第1のコンデンサの第2の端子と前記整流回路の第2の端子は接続され、前記第1のスイッチング素子と並列に第2のダイオードと第2のコンデンサが接続され、前記第1のスイッチング素子の第1の端子と第3のダイオードの第1の端子が接続され、前記第3のダイオードの第2の端子には、主電流を制御する制御端子を有する第2のスイッチング素子の第1の端子が接続され、前記第2のスイッチング素子の第2の端子と、前記トランスの2次巻線の第1の端子は接続され、前記トランスの2次巻線の第2の端子と前記第1のスイッチング素子の第2の端子に接続される共振回路を備えることを特徴とするものである。
上記課題を解決するために本発明は入力された電圧を、異なる電圧へ変換するソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、電源に接続された整流回路の第1の端子に、1次巻線と2次巻線を有するトランスの1次巻線の第1の端子が接続され、前記トランスの1次巻線の第2の端子には、主電流を制御する制御端子を有する第1のスイッチング素子の第1の端子が接続され、前記第1のスイッチング素子の第2の端子と前記整流回路の第2の端子は接続され、前記第1のスイッチング素子の第1の端子と第1のダイオードの第1の端子が接続され、前記第1のダイオードの第2の端子と第1のコンデンサの第1の端子が接続され、前記第1のコンデンサの第2の端子と前記整流回路の第2の端子は接続され、前記第1のスイッチング素子の端子と並列に第2のダイオードと第2のコンデンサが接続され、前記第1のスイッチング素子の第1の端子と前記トランスの2次巻線の第1の端子は接続され、前記トランスの2次巻線の第2の端子と第3のダイオードの第1の端子は接続され、前記第3のダイオードの第2の端子には、主電流を制御する制御端子を有する第2のスイッチング素子の第1の端子が接続され、前記第2のスイッチング素子の第2の端子と、前記整流回路の第2の端子に接続される共振回路を備えることを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
また、本発明は入力された電圧を、異なる電圧へ変換するソフトスイッチングDC−
DCコンバータにおいて、前述の昇圧形DC−DCコンバータのコンデンサを電源とし、前述の降圧形DC−DCコンバータが接続され、前記昇圧形DC−DCコンバータには、前述の共振回路が接続され、前記降圧形DC−DCコンバータには、前述の共振回路が接続されることを特徴とするものである。
また、本発明は入力された電圧を、異なる電圧へ変換するソフトスイッチングDC−
DCコンバータにおいて、前述の降圧形DC−DCコンバータのコンデンサを電源とし、前述の昇圧形DC−DCコンバータが接続され、前記降圧形DC−DCコンバータには、前述の共振回路が接続され、前記昇圧形DC−DCコンバータには、前述の共振回路が接続され、前記降圧形DC−DCコンバータの共振回路のトランスの1次巻線が昇圧DC−DCコンバータと降圧DC−DCコンバータのチョークコイルとして共用したことを特徴とするものである。
また、本発明は入力された電圧を、異なる電圧へ変換するソフトスイッチングDC−
DCコンバータにおいて、電源に接続された整流回路と、前記整流回路の第1の端子とインダクタの第1の端子が接続され、前記インダクタの第2の端子と、主電流を制御する制御端子を有する第1のスイッチング素子の第1の端子が接続され、前記第1のスイッチング素子の第2の端子と前記整流回路の第2の端子が接続され、前記第1のスイッチング素子の第2の端子と第1のダイオードの第1の端子が接続され、前記第1のダイオードの第2の端子と、前記整流回路の第2の端子間に、前述の降圧形DC−DCコンバータが接続され、前記降圧形DC−DCコンバータには前述の共振回路が接続され、前記第1のスイッチング素子が、所望の入力電圧値以下になるとオンし、所望の入力電圧値を超えるとオフする制御回路を備えたこと特徴とするものである。
また、本発明はソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、1次巻線と2次巻線を有するトランスの1次巻線と2次巻線の結合度が0.2乃至0.9であるトランスを用いることを特徴とするものである。
また、本発明はソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子とが両方共オフする期間を設けると共に、少なくとも、第2のスイッチング素子がオンしてから次に第1のスイッチング素子がオンすることを特徴とするものである。
また、本発明はソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、第1のスイッチング素子を駆動制御する第1のドライブ回路と、第2のスイッチング素子を駆動制御する第2のドライブ回路と、入力電圧を検出する入力電圧検出手段と、入力電流を検出する入力電流検出手段と、出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、出力電圧を設定する出力電圧設定部と、それらを制御する制御回路を備え、前記入力電圧検出手段の電圧波形と、前記入力電流検出手段の電流波形の形状を一致させ、かつ出力電圧検出部と、出力電圧設定部の電圧値を一致させるように、前記第1のドライブ回路と、前記第2のドライブ回路を制御する制御回路を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明はソフトスイッチングコンバータにおいて、第2のスイッチング素子がオンし、次に第1のスイッチング素子の一方の端子と、第1のスイッチング素子の他方の端子との電位差が0Vとなったときに第1のスイッチング素子がオンすることを特徴とするものである。
また、本発明はソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、第2のスイッチング素子がオンし、次に第2のダイオードに通電している期間に、第1にスイッチング素子がオンすることを特徴とするものである。
また、本発明はソフトスイッチングDC−DCコンバータおいて、1次巻線と2次巻線を有するトランスが、樹脂成分中に異方性構造が存在する熱伝導性が高い樹脂に金属あるいは無機セラミックスのフィラを混合した高熱伝導樹脂によってモールドしたものであることを特徴とするものである。
また、本発明はソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、前記1次巻線と2次巻線を有するトランスの2次巻線が、2つ以上に分割されているトランスを用いることを特徴とするものである。
また、本発明はソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、前記第2のスイッチング素子が、逆耐圧を有するスイッチング素子を使うことを特徴とするものである。
上記課題を解決するために本発明は入力された電圧を、異なる電圧へ変換するDC−
DCコンバータにおいて、DC−DCコンバータの主電流を制御する制御端子を有し、第1の端子が入力側に接続された第1のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子の第2の端子に接続された1次巻線と2次巻線を有するトランスの1次巻線と、前記第1のスイッチング素子の第1の端子側に第1の端子が接続されたダイオードと、該ダイオードの第2の端子に第1の端子が接続された第2のスイッチング素子と、前記第2のスイッチング素子の第2の端子に第1の端子が接続され、かつ、第2の端子が前記第1のスイッチング素子の第2の端子に接続された前記トランスの2次巻線とを備えたことを特徴とするものである。
上記課題を解決するために本発明は入力された電圧を、異なる電圧へ変換するソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、DC−DCコンバータの主電流を制御する制御端子を有し、第1の端子が入力側に接続された第1のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子の第2の端子に第1の端子が接続された第1のダイオードと、前記第1のスイッチング素子の第2の端子に接続された1次巻線と2次巻線を有するトランスの1次巻線と、前記第1のスイッチング素子の第1の端子側に第1の端子が接続された第2のダイオードと、該第2のダイオードの第2の端子に第1の端子が接続された第2のスイッチング素子と、前記第2のスイッチング素子の第2の端子に第1の端子が接続され、かつ、第2の端子が前記第1のスイッチング素子の第2の端子に接続された前記トランスの2次巻線とを備えたことを特徴とするものである。
上記課題を解決するために本発明は入力された電圧を、異なる電圧へ変換するソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、DC−DCコンバータの主電流を制御する制御端子を有する第1のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子の第1の端子に接続された1次巻線と2次巻線を有するトランスの1次巻線と、前記第1のスイッチング素子の第1の端子に接続された前記トランスの2次巻線と、該トランスの2次巻線の他端に第1の端子が接続されたダイオードと、該ダイオードの第2に端子に第1の端子が接続された第2のスイッチング素子と、該第2のスイッチング素子の第2の端子は前記第1のスイッチング素子の第2の端子に接続されることを特徴とするものである。
また、本発明はソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子とが両方共オフする期間を設けると共に、少なくとも、第2のスイッチング素子がオンしてから次に第1のスイッチング素子がオンすることを特徴とするものである。
また、本発明はソフトスイッチングコンバータにおいて、第2のスイッチング素子がオンし、次に第1のスイッチング素子の一方の端子と、第1のスイッチング素子の他方の端子との電位差が0Vとなったときに第1のスイッチング素子がオンすることを特徴とするものである。
また、本発明はソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、第2のスイッチング素子がオンし、次に第2のダイオードに通電している期間に、第1にスイッチング素子がオンすることを特徴とするものである。
本発明のDC−DCコンバータによれば、トランスで構成される共振回路を備えることでコンバータ動作時の損失が大幅に低減できる。
また、スイッチング損失が大幅に低減できることから高周波化を行うことが可能となりトランスおよびコンデンサの小型化およびコスト低減が可能となる。
(実施形態1)
まず図1,図2を用いて本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は本発明の第1の実施形態であるソフトスイッチングDC−DCコンバータの回路図である。本実施形態は入力電圧より高い電圧を出力する昇圧動作と入力電圧より低い電圧を出力する降圧動作の両方の動作を可能にした昇降圧形のDC−DCコンバータである。
図1の構成を説明すると、商用交流電源1はコイルによるインダクタ3及びコンデンサ4で構成されたフィルタ回路を介し、整流回路2に印加され全波整流され、直流電圧に変換される。ここで整流回路2の高電位側をa点、低電位側をb点とすると、a点には主スイッチング素子としてIGBT101のコレクタ端子が接続されており、このIGBT
101のコレクタ,エミッタ間には並列にダイオード102のカソード,アノードが接続されている。さらにIGBT101と並列にスナバコンデンサ103が接続されている。またa点にはダイオード104のアノード端子が接続され、ダイオード104のカソード端子には副スイッチング素子としてIGBT105のコレクタ端子が接続されている。
IGBT101のエミッタ端子をc点とすると、c点とb点間にはトランス108の1次巻線108aが接続され、IGBT105のエミッタ端子とc点間にはトランス108の2次巻線108bが接続されている。c点にはダイオード106のカソードが接続され、ダイオード106のアノード端子はグランドに接続されている。コンデンサ107はb点とグランド間に接続されている。入力電圧検出回路116には商用交流電源1の電圧が入力され、入力電流検出素子109は商用交流電源1の入力電流を検出し入力電流検出回路
110へ接続され、出力電圧検出回路113にはb点の出力電圧が入力される。入力電流検出回路110,出力電圧検出回路113,出力電圧設定部115の出力が制御回路114へ入力され、制御回路114からドライブ回路111およびドライブ回路112がIGBT
101およびIGBT105の各ゲート端子に接続される。
次に動作について説明する。まず初めにIGBT101およびIGBT102がオフ状態の時を説明する。ドライブ回路111およびドライブ回路112の出力が0VとなっているためIGBT101およびIGBT102がオフ状態となり電流は流れない。このとき商用電源1は整流回路2より全波整流されコイル3,コンデンサ4の平滑回路により平滑された電圧がコンデンサ4に印加されている。次に時刻t1からt6までの動作を説明する。時刻t1でIGBT101に駆動信号が印加されるがトランス108bの蓄えられたエネルギーによりダイオード104,IGBT105,トランス108b,ダイオード102のループに電流が流れているため、IGBT101には電流は流れない。つまり
IGBT101がダイオード102に流れている期間にオンすることでゼロ電圧スイッチング(以下、ZVSと呼ぶ)、ゼロ電流スイッチング(以下、ZCSと呼ぶ)が可能となりスイッチング損失が発生しなくなる。次に時刻t2でIGBT101に電流が流れ初め、時刻t3ではダイオード104,IGBT105,トランス108b,コンデンサ4に流れる電流は徐々に減少し流れなくなる。時刻t4でIGBT101およびIGBT105をオフするとIGBT101の電流が遮断され、時刻t4からt5に掛けてスナバコンデンサ103に電流が流れ、IGBT101のコレクタ,エミッタ間電圧はスナバコンデンサ103の容量と遮断電流値で決まるdv/dtにより上昇する。つまり、スナバコンデンサ103によりIGBT101のコレクタ,エミッタ間電圧のdv/dtを緩やかにすることでZVSを可能にしターンオフ損失を低減することができる。一方、IGBT105には電流が流れていないためターンオフ損失が発生しない。時刻t6でIGBT105をオンするとスナバコンデンサ103に充電されている電荷はダイオード104,IGBT105,トランス108b,スナバコンデンサ103のループに電流を流れ電荷が引き抜かれる。このときトランス108bの漏れインダクタンスによりターンオン時の電流の傾きdi/dtが緩やかになりZCSとなりターンオン損失を低減できる。ここでt6からt1までの時間差をΔtとすると、IGBT105をIGBT101よりΔtだけ早めにオンさせることでスナバコンデンサ103の電荷を引き抜き、IGBT101に流れる突入電流を抑制している。このΔtの最適値はIGBT101のコレクタ,エミッタ間電圧が0Vとなった瞬間にIGBT101をオンするタイミングが最も効率が良くなる。
次にIGBT101の導通比と昇降圧比の関係を図3に示す。ここで入力電圧と出力電圧の比を昇降圧比と呼ぶ。昇降圧比が1未満である場合は降圧動作、1を超える場合は昇圧動作である。図3のようにIGBT101の導通比が50%において昇降圧比は1となり、導通比50%未満とすることで降圧動作。導通比50%超とすることで昇圧動作が可能となる。
次に制御回路の動作について説明する。入力電圧検出回路116は商用交流電源1の電圧波形からを検出し制御回路114へ入力される。入力電流検出素子109は商用交流電源1から入力される電流を検出し、入力電流検出回路110は入力電流検出素子109の出力信号レベルを制御回路114の入力レベルに適した信号に変換する。出力電圧設定部115は、使用者が出力電圧を設定するためのインターフェースであり、設定された出力に応じて制御回路114に信号を送る。
制御回路114は入力電流と出力電圧および出力電圧設定部115からの出力信号に応じてドライブ回路111およびドライブ回路112の駆動タイミングを制御する。この駆動タイミングは入力電流検出素子が正弦波に制御し、かつ所望の出力電圧値になるように制御される。このような制御を行うことで、力率が約100%となり高調波の抑制を可能にする。また、ダイオード104はIGBT105が逆耐圧阻止型であれば省略することが可能である。また、電流検出素子109はトランス108の1次巻線に流れる電流を検出しても同様の効果を得ることができる。
以上説明したように本実施形態によればIGBT,ダイオード,スナバコンデンサ、およびトランスで構成される補助共振回路を備えることでZVS,ZCSターンオン,ZVSターンオフが可能となり損失が大幅に低減できる。さらにスイッチング損失が大幅に低減できることから高周波化が可能となりトランスおよびコンデンサの小型化およびコスト低減が可能となる。さらにIGBT101の導通比のコントロールにより降圧から昇圧まで出力が可能となる。
(実施形態2)
図4は本発明の第2の実施形態を示す回路図である。本実施形態は降圧形のソフトスイッチングDC−DCコンバータである。図4において図1乃至図3と同一の構成要素には同じ符号が付してある。
図4の構成を説明する。本実施形態が実施形態1と異なる点は、図4においてc点にダイオード401のカソード端子、b点にダイオード401のアノード端子を接続し、疎結合トランス402の1次巻線402aがc点と出力コンデンサ107の正極側に接続されている点である。
次に動作を説明する。IGBT101,IGBT105がオフ状態での動作は第1の実施形態と同様である。IGBT101がオンすると電流がIGBT101,トランス402a,コンデンサ107,コンデンサ4に流れるとともに商用交流電源1,整流回路2,インダクタ3,IGBT101,トランス402a,コンデンサ107へと流れる。所定のタイミングでIGBT101およびIGBT105をオフすると、トランス402aに蓄えられてエネルギーにより、トランス402a,コンデンサ107,ダイオード401に電流が流れるともに商用交流電源1,整流回路2,インダクタ3,スナバコンデンサ103,トランス402a,コンデンサ107に電流が流れ、スナバコンデンサ103が充電される。このスナバコンデンサ103が充電されることでIGBT101のコレクタ,エミッタ間電圧のdv/dtが緩和され、ZVSが実現できターンオフ損失の低減が可能になる。次にIGBT105をオンするとスナバコンデンサ103に充電されている電荷がダイオード104,IGBT105,トランス402b,スナバコンデンサ103と放電される。このときトランス402bの漏れインダクタンスより流れる電流の傾きdi/dtが緩和されZCSとなりターンオン損失を低減することが可能になる。次にスナバコンデンサ103が放電されてからIGBT101をオンすることでIGBT101のコレクタ,エミッタ間電圧が0VでターンオンすることができためZVS (Zero Voltage
Switching),ZVSとなりIGBT101のターンオン損失は発生しない。以上の動作を繰り返すことで入力電圧を所望の降圧された電圧に変換し出力することができる。
次にIGBT101の導通比と昇降圧比の関係を図5に示す。図5のように導通比100%で昇降圧比が1となり、導通比を短くすることで昇降圧比が小さくなる。したがって、IGBT101の導通比をコントロールすることで高精度な降圧動作が可能になる。また、ダイオード104はIGBT105が逆耐圧阻止型であれば省略することが可能である。
以上説明したように本実施形態によればIGBT,ダイオード,スナバコンデンサ、およびトランスで構成される補助共振回路を備えることでZVS,ZCSターンオン,ZVSターンオフが可能となり損失が大幅に低減できる。さらにスイッチング損失が大幅に低減できることから高周波化が可能となりトランスおよびコンデンサの小型化およびコスト低減が可能となる。またIGBT101の導通比のコントロールすることにより高精度な降圧動作が可能となる。
(実施形態3)
図6は本発明の第3の実施形態を示す回路図である。本実施形態は昇圧形のソフトスイッチングDC−DCコンバータである。図6において図1乃至図5と同一の構成要素には同じ符号が付してある。
図6の構成を説明する。図6においてa点とd点間にインダクタ3が接続され、d点とb点間にコンデンサ4が接続され、d点とe点間にトランス608の1次巻線608aが接続され、d点とb点間にIGBT601が接続されており、d点にIGBT601のコレクタ端子、b点にエミッタ端子が接続されている。IGBT601のコレクタ端子にダイオード602のカソード端子,エミッタ端子にアノード端子が接続されている。さらにIGBT601と並列にスナバコンデンサ603が接続されている。d点からトランス
608の2次巻線608bを介して、ダイオード604のアノード端子が接続され、カソード端子はIGBT605のコレクタ端子に接続され、エミッタ端子はb点に接続されている。また、d点にダイオード606のアノード端子が接続され、カソード端子はコンデンサ107の正極端子に接続されている。コンデンサ107の負極端子はb点に接続されている。
次に動作を説明する。IGBT601,IGBT605がオフ状態での動作は第1の実施形態と同様である。IGBT605がオンするとスナバコンデンサ603に充電されている電荷がトランス608bを介してダイオード604,IGBT605へ流れる。このときトランス608bの漏れインダクタンスよりスナバコンデンサ603から流れる電流の傾きdi/dtが緩やかになりZCSを実現している。これによりIGBT605のターンオン損失の低減を図っている。次にスナバコンデンサの充電電圧が0Vとなるとトランス608bに蓄えられたエネルギーによりダイオード602,トランス608b,ダイオード604,IGBT605のループに電流が流れる。このダイオード602に電流が流れている期間にIGBT601がオンする。したがって、IGBT601のコレクタ,エミッタ間には正に電圧が印加されていない状態でオンするためターンオン損失が発生しないZVS,ZCSを実現している。次にトランス608bのエネルギーがなくなると、商用交流電源1から整流回路2,インダクタ3,トランス608aを介して、IGBT
601へ流れるとともにコンデンサ4からトランス608a,IGBT601に流れる。次に所望のタイミングでIGBT601およびIGBT605オフするとスナバコンデンサ603へ電流が流れ、充電される。このとき遮断電流とスナバコンデンサ603の容量で決まる充電時間dv/dtにより緩やかに充電されることでZVSが実現できIGBT601のターンオフ損失を低減できる。トランス608aに蓄えられたエネルギーよりダイオード606,コンデンサ107,コンデンサ4に流れるとともに商用交流電源1から整流回路2,インダクタ3,トランス608a,ダイオード606,コンデンサ4に流れ、コンデンサ4の両端電圧が昇圧される。
図7にIGBT601の導通比と昇降圧比の関係を示す。IGBT601の導通比がゼロ、即ちIGBT601がオフ状態ではコンデンサ4の電圧がコンデンサ607に出力されることになり昇降圧比は1となる。また、図7に示すように導通比を大きくしていくことで昇降圧比が増大する。また、ダイオード604はIGBT605が逆耐圧阻止型であれば省略することが可能である。
以上説明したように本実施形態によればIGBT,ダイオード,スナバコンデンサ、およびトランスで構成される補助共振回路を備えることでZVS,ZCSターンオン,ZVSターンオフが可能となり損失が大幅に低減できる。さらにスイッチング損失が大幅に低減できることから高周波化が可能となりトランスおよびコンデンサの小型化およびコスト低減が可能となる。またIGBT601の導通比のコントロールすることにより高精度な昇圧動作が可能である。
(実施形態4)
図8は本発明の第4の実施形態を示す回路図である。本実施形態は昇降圧形のソフトスイッチングDC−DCコンバータである。図8において図1乃至図7と同一の構成要素には同じ符号が付してある。
図8の構成を説明する。図8においてa点とb点には前述の実施形態3と同様の回路が接続され、e点とb点に前述の実施形態2と同様な回路が接続される構成となっている。
次に動作について説明する。コンデンサ607に発生する電圧は前述の実施形態3と同様に昇圧動作を行う。さらにコンデンサ607を電源としコンデンサ107に発生する電圧は前述の実施形態2と同様に降圧動作を行う。IGBT601の導通比と昇降圧比の関係は図7と同様であり、IGBT101の導通比と昇降圧比の関係は図5と同様である。
以上のように本実施形態によれば昇圧回路と降圧回路の2つの回路を組み合わせることで昇降圧動作を可能になる。さらに昇圧動作と降圧動作が独立して制御できるためきめ細かく出力電圧の設定が可能となり高精度な昇降圧動作が実現できる。また、ソフトスイッチング化によりスイッチング損失が低減されるため高周波化が可能となる。これによりトランスやコンデンサなどの受動部品の小型化ができることからシステム全体の小型化,低コスト化を実現できる。
(実施形態5)
図9は本発明の第5の実施形態を示す回路図である。本実施形態は昇降圧形のソフトスイッチングDC−DCコンバータである。図9において図1乃至図8と同一の構成要素には同じ符号が付してある。
図9の構成を説明する。図9においてa点とb点には前述の実施形態2と同様の回路が接続され、d点とb点に前述の実施形態3と同様な回路が接続される。トランス908は1次巻線908aと2つの2次巻線908b,908cを持つ構成となっており、c点にトランス908bが接続され、d点に908cが接続されている。
次に動作を説明する。IGBT101,IGBT605がオフ状態での動作は前述の第1の実施形態と同様である。まず最初に降圧動作について説明する。IGBT101がオンするタイミングではダイオード104,IGBT105,トランス908b,ダイオード102の経路に電流が流れているためIGBT101には電流が流れない。所謂ZVS,ZCSターンオンが実現できている。次にトランス908bのエネルギーが消費されるとIGBT101,トランス908a,ダイオード606,コンデンサ107,コンデンサ4の経路に電流が流れる。次に所望のタイミングでIGBT101およびIGBT105をオフするとスナバコンデンサ103に充電電流が流れIGBT101のコレクタ,エミッタ間電圧はスナバコンデンサ3の容量とIGBT101の遮断電流で決まるdv/dtにより緩やかに上昇する。この緩やかなdv/dtによりZVSが実現できターンオフ損失の低減が可能となる。次にトランス908aのエネルギーがダイオード606,コンデンサ107,ダイオード401の経路に電流が流れる。この動作を繰り返すことで降圧動作となる。
次に昇圧動作について説明する。昇圧動作ではIGBT101を常時オン状態としておく必要がある。IGBT105はオフ状態である。IGBT601がオンするタイミングではトランス908c,ダイオード604,IGBT605,ダイオード602の経路に電流が流れているためIGBT601には電流が流れない。所謂ZVS,ZVSターンオンとなる。次にトランス908cのエネルギーが消費されるとIGBT101,トランス908a,IGBT601,コンデンサ4の経路に電流が流れるトランス908aにエネルギーを蓄える。次に所望のタイミングでIGBT601およびIGBT605をオフするとスナバコンデンサ603に充電電流が流れIGBT601のコレクタ,エミッタ間電圧はスナバコンデンサ103の容量とIGBT601の遮断電流で決まるdv/dtにより緩やかに上昇する。この緩やかなdv/dtによりZVSが実現できターンオフ損失の低減が可能となる。次にトランス908aのエネルギーがダイオード606,コンデンサ107,ダイオード401の経路に電流が流れる。この動作を繰り返すことで昇圧動作となる。
以上のように本実施形態によれば昇圧部のチョークコイルと降圧部のチョークコイルを1つにすることができるためトランスサイズの小型化が可能になり、システムの小型化,低コスト化が可能となる。
(実施形態6)
図10は本発明の第6の実施形態を示す回路図である。本実施形態は昇降圧形のソフトスイッチングDC−DCコンバータである。図10において図1乃至図9と同一の構成要素には同じ符号が付してある。
図10の構成を示す。図10において商用交流電源1から整流回路2を介しインダクタ1005に接続され、インダクタ1005とb点間にIGBT1001が接続される。さらにIGBT1001のコレクタ端子にダイオード1002のアノード端子が接続され、h点にダイオード1002カソード端子が接続される。h点とb点には前述の実施形態2のa点,b点が接続される構成となっている。
次に図11を用い動作を説明する。入力電圧検出回路の出力値がある所定の値以下の時にIGBT1001をスイッチング動作し入力電流を流し、ある所定値以上になった場合にIGBT1001のスイッチング動作を休止しコンデンサ1003に電流を流す動作を行う。このような動作をすることでIGBT1001の導通期間をできるだけ短くし、かつ入力電圧が低い部分のみIGBT1001が動作するためIGBT1001が消費する電力が低減できる。これにより高効率で力率を改善することが可能となる。また降圧動作をする場合には前述の実施形態2と同様の動作を行うことでソフトスイッチング動作が可能となり損失の低減になる。
以上のように本実施形態によれば昇圧部のスイッチング動作を入力電圧により動作,休止を設定することで昇圧部の損失を大幅に低減できる。さらに降圧部もソフトスイッチング化できることから昇降圧DC−DCコンバータの低損失化となり、大幅な高効率化が可能となる。
(実施形態7)
図12は本発明の第7の実施形態を示すトランスの構造図である。
図12のトランス1210は1次巻線1201,2次巻線1202,高熱伝導樹脂1203,鉄心1204を有している。このトランス1210は1次巻線と2次巻線を備えており、比透磁率が高く、高周波特性に優れた鉄心を備えている。更にこの鉄心にはギャップが設けられており1次巻線と2次巻線の結合度を弱くする構成となっている。さらにトランスの周囲および内部に高熱伝導樹脂で固めている。高熱伝導樹脂は樹脂中に熱伝導の高い金属や無機セラミックスフィラを混合するなどの方法で作ることができる。
具体的にこの高熱伝導性部材の組成としては、熱伝導率が5W/mK以上、体積抵抗率は10E6Ωcm以上の高抵抗部材、更に望ましくは10E16Ωcm以上の絶縁部材が望ましい。高熱伝導性部材はエポキシ樹脂組成等の樹脂が望ましく、具体的な物材の例としては熱硬化性樹脂組成物がエポキシ樹脂組成物と無機フィラ(例えば、無機セラミックスフィラ)を含み、該エポキシ樹脂組成物はメソゲンを有するエポキシ樹脂モノマーを含み、該エポキシ樹脂組成物中のメソゲン含有量が31重量%以上であり、熱硬化性により製造できる物材を用いることができる。
図13はトランスの結合度とDC−DCコンバータの変換効率の関係を示すグラフである。実験結果によれば図12のようにトランスの結合度は0.2〜0.9の間に設定することで変換効率90%以上を達成することが可能となる。
以上のように本実施形態によれば高熱伝導樹脂に覆われた疎結合トランスにおいて結合度が0.2〜0.9とすることで変換効率90%以上を確保できる。また、高熱伝導樹脂により放熱性が良くなり冷却装置の削除あるいは小型化が可能となり、システムの小型,低コスト化が可能となる。
(実施形態8)
図14は本発明の第8の実施形態を示すトランスの構造図である。
図14のトランスの構造が前述の実施形態7のトランスと異なっている点は2次巻線が2つ設けられている点である。このような構成にすることで前述の実施形態5記載の回路に用いるトランスを1つの構造で構成することが可能となり小型化が図れる。
以上のように本実施形態によれば2次巻線を2つ設けることでトランスの小型化が可能となり回路の小型化および低コスト化が実現できる。
(実施形態9)
図15は本発明の第9の実施形態を示す回路図である。本実施形態は昇降圧形のソフトスイッチングDC−DCコンバータを示している。図15において図1と同一の構成要素には同じ符号が付してある。
第1の実施形態と異なる点は、スイッチング素子として逆耐圧を持つIGBT1501を使う点である。動作については第1の実施形態と同様の構成を採用できる。
以上のように本実施形態によれば、逆耐圧を持つIGBT1501を用いることで、第1の実施形態のダイオード104が省略でき、回路の小型化,低コスト化,低損失化を実現できる。
以上の実施形態1乃至9によれば、IGBTの例を中心に説明してきたが、ソフトスイッチングDC−DCコンバータはIGBTに限定されるものではなく、パワーMOSFETやその他の絶縁ゲート半導体装置,バイポーラトランジスタにおいても同様の効果を得られることは当業者にとって明らかである。
本発明の第1の実施形態の昇降圧形のDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。 図1の動作を示すタイムチャートである。 図1の動作を説明する図である。 本発明の第2の実施形態の降圧形のDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。 図4の動作を説明する図である。 本発明の第3の実施形態の昇圧形のDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。 図6の動作を説明する図である。 本発明の第4の実施形態の昇降圧形のDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。 本発明の第5の実施形態の昇降圧形のDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。 本発明の第6の実施形態の昇降圧形のDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。 図10の動作を説明する図である。 本発明の第7の実施形態のトランスの構造図である。 図12のトランスの結合度とDC−DCコンバータの効率の関係を示す図である。 本発明の第8の実施形態のトランスの構造図である。 本発明の第9の実施形態の昇降圧形のDC−DCコンバータの構成を示す回路図である。
符号の説明
1…商用交流電源、2…整流回路、3,1005…インダクタ、4,107,1003…コンデンサ、101,601,1001…IGBT、102,104,106,401,602,604,606,1003…ダイオード、103,603…スナバコンデンサ、105…副スイッチング素子、108,402,608,908,108a,402a,608a,908a,1201…トランス、108b,402b,608b,908b,908c,1202,1401…トランス2次巻線、109…電流検出素子、110…入力電流検出回路、111,112,821,822,823,824,1004,1005,1006…ドライブ回路、113…出力電圧検出回路、114…制御回路、115…出力電圧設定部、116…入力電圧検出回路、1203…高熱伝導樹脂、1204…鉄心、1501…逆耐圧を持つIGBT。

Claims (20)

  1. 入力された電圧を、異なる電圧へ変換するソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、
    電源の整流回路の第1の端子に主電流を制御する制御端子を有する第1のスイッチング素子の第1の端子が接続され、
    前記第1のスイッチング素子の第2の端子には、1次巻線と2次巻線を有するトランスの1次巻線の第1の端子に接続され、
    前記トランスの1次巻線の第2の端子は前記整流回路の第2の端子に接続され、
    前記第1のスイッチング素子の第2の端子と第1のダイオードの第1の端子が接続され、
    前記第1のダイオードの第2の端子に第1のコンデンサの第1の端子が接続され、
    前記第1のコンデンサの第2の端子と前記整流回路の第2の端子が接続され、
    前記第1のスイッチング素子と並列に第2のダイオードと第2のコンデンサが接続され、
    前記第1のスイッチング素子の第1の端子と第3のダイオードの第1の端子が接続され、
    前記第3のダイオードの第2の端子には、前記主電流を制御する制御端子を有する第2のスイッチング素子の第1の端子が接続され、
    前記第2のスイッチング素子の第2の端子と、前記トランスの2次巻線の第1の端子が接続され、
    前記トランスの2次巻線の第2の端子と前記第1のスイッチング素子の第2の端子が接続される共振回路を備えることを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
  2. 入力された電圧を、異なる電圧へ変換するソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、
    電源の整流回路の第1の端子に主電流を制御する制御端子を有する第1のスイッチング素子の第1の端子が接続され、
    前記第1のスイッチング素子の第2の端子と、1次巻線と2次巻線を有するトランスの1次巻線の第1の端子が接続され、
    前記トランスの1次巻線の第2の端子は第1のコンデンサの第1の端子に接続され、
    前記第1のスイッチング素子の第2の端子と第1のダイオードの第1の端子が接続され、
    前記第1のダイオードの第2の端子と前記整流回路の第2の端子は接続され、前記第1のコンデンサの第2の端子と前記整流回路の第2の端子は接続され、
    前記第1のスイッチング素子と並列に第2のダイオードと第2のコンデンサが接続され、
    前記第1のスイッチング素子の第1の端子と第3のダイオードの第1の端子が接続され、
    前記第3のダイオードの第2の端子には、主電流を制御する制御端子を有する第2のスイッチング素子の第1の端子が接続され、
    前記第2のスイッチング素子の第2の端子と、前記トランスの2次巻線の第1の端子は接続され、
    前記トランスの2次巻線の第2の端子と前記第1のスイッチング素子の第2の端子が接続される共振回路を備えることを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
  3. 入力された電圧を、異なる電圧へ変換するソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、
    電源の整流回路の第1の端子に、1次巻線と2次巻線を有するトランスの1次巻線の第1の端子が接続され、前記トランスの1次巻線の第2の端子には、主電流を制御する制御端子を有する第1のスイッチング素子の第1の端子が接続され、前記第1のスイッチング素子の第2の端子と前記整流回路の第2の端子は接続され、前記第1のスイッチング素子の第1の端子と第1のダイオードの第1の端子が接続され、前記第1のダイオードの第2の端子と第1のコンデンサの第1の端子が接続され、前記第1のコンデンサの第2の端子と前記整流回路の第2の端子は接続され、
    前記第1のスイッチング素子の端子と並列に第2のダイオードと第2のコンデンサが接続され、前記第1のスイッチング素子の第1の端子と前記トランスの2次巻線の第1の端子は接続され、前記トランスの2次巻線の第2の端子と第3のダイオードの第1の端子は接続され、前記第3のダイオードの第2の端子には、主電流を制御する制御端子を有する第2のスイッチング素子の第1の端子が接続され、前記第2のスイッチング素子の第2の端子と、前記整流回路の第2の端子が接続される共振回路を備えることを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
  4. 入力された電圧を、異なる電圧へ変換するソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、
    前記請求項3に記載の昇圧形DC−DCコンバータのコンデンサを電源とし、
    前記請求項2に記載の降圧形DC−DCコンバータが接続され、
    前記昇圧形DC−DCコンバータには、請求項3に記載の共振回路が接続され、前記降圧形DC−DCコンバータには、請求項2に記載の共振回路が接続されることを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
  5. 入力された電圧を、異なる電圧へ変換するソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、
    前記請求項2に記載の降圧形DC−DCコンバータのコンデンサを電源とし、
    前記請求項3に記載の昇圧形DC−DCコンバータが接続され、
    前記降圧形DC−DCコンバータには、請求項2記載の共振回路が接続され、
    前記昇圧形DC−DCコンバータには、請求項3に記載の共振回路が接続され、前記降圧形DC−DCコンバータの共振回路のトランスの1次巻線が昇圧DC−DCコンバータと降圧DC−DCコンバータのチョークコイルとして共用したことを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
  6. 入力された電圧を、異なる電圧へ変換するソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、
    電源の整流回路の第1の端子と第1のインダクタの第1の端子が接続され、
    前記第1のインダクタの第2の端子と、主電流を制御する制御端子を有する第1のスイッチング素子の第1の端子が接続され、
    前記第1のスイッチング素子の第2の端子と前記整流回路の第2の端子が接続され、
    前記第1のスイッチング素子の第2の端子と第1のダイオードの第1の端子が接続され、
    前記第1のダイオードの第2の端子と、前記整流回路の第2の端子間に、前記請求項2に記載の降圧形DC−DCコンバータが接続され、
    前記降圧形DC−DCコンバータには請求項2に記載の補助共振回路が接続され、
    前記第1のスイッチング素子が、所望の入力電圧値以下になるとオンし、所望の入力電圧値を超えるとオフする制御回路を搭載したことを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、
    1次巻線と2次巻線を有するトランスの1次巻線と2次巻線の結合度が0.2乃至0.9であるトランスを用いることを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
  8. 請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載のソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、
    前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子とが両方共オフする期間を設けると共に、少なくとも、第2のスイッチング素子がオンしてから次に第1のスイッチング素子がオンすることを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
  9. 請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載のソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、
    第1のスイッチング素子を駆動制御する第1のドライブ回路と、第2のスイッチング素子を駆動制御する第2のドライブ回路と、入力電圧を検出する入力電圧検出手段と、入力電流を検出する入力電流検出手段と、出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、出力電圧を設定する出力電圧設定部と、それらを制御する制御回路を備え、前記入力電圧検出手段の電圧波形と、前記入力電流検出手段の電流波形の形状を一致させ、かつ出力電圧検出部と、出力電圧設定部の電圧値を一致させるように、前記第1のドライブ回路と、前記第2のドライブ回路を制御する制御回路を備えたことを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
  10. 請求項8に記載のソフトスイッチングコンバータにおいて、
    第2のスイッチング素子がオンし、次に第1のスイッチング素子の一方の端子と、第1のスイッチング素子の他方の端子との電位差が0Vとなったときに第1のスイッチング素子がオンすることを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
  11. 請求項8に記載のソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、
    第2のスイッチング素子がオンし、次に第2のダイオードに通電している期間に、第1にスイッチング素子がオンすることを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
  12. 請求項7に記載のソフトスイッチングDC−DCコンバータおいて、
    1次巻線と2次巻線を有するトランスが、樹脂成分中に異方性構造が存在する熱伝導性が高い樹脂に金属あるいは無機セラミックスのフィラを混合した高熱伝導樹脂によってモールドしたものであることを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
  13. 請求項7に記載のソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、
    前記1次巻線と2次巻線を有するトランスの2次巻線が、2つ以上に分割されているトランスを用いることを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
  14. 請求項1乃至6に記載のソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、
    前記第2のスイッチング素子が、逆耐圧を有するスイッチング素子を使うことを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
  15. 入力された電圧を、異なる電圧へ変換するDC−DCコンバータにおいて、
    DC−DCコンバータの主電流を制御する制御端子を有し、第1の端子が入力側に接続された第1のスイッチング素子と、
    前記第1のスイッチング素子の第2の端子に接続された1次巻線と2次巻線を有するトランスの1次巻線と、
    前記第1のスイッチング素子の第1の端子側に第1の端子が接続されたダイオードと、
    該ダイオードの第2の端子に第1の端子が接続された第2のスイッチング素子と、
    前記第2のスイッチング素子の第2の端子に第1の端子が接続され、かつ、第2の端子が前記第1のスイッチング素子の第2の端子に接続された前記トランスの2次巻線とを備えたことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  16. 入力された電圧を、異なる電圧へ変換するソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、
    DC−DCコンバータの主電流を制御する制御端子を有し、第1の端子が入力側に接続された第1のスイッチング素子と、
    前記第1のスイッチング素子の第2の端子に第1の端子が接続された第1のダイオードと、
    前記第1のスイッチング素子の第2の端子に接続された1次巻線と2次巻線を有するトランスの1次巻線と、
    前記第1のスイッチング素子の第1の端子側に第1の端子が接続された第2のダイオードと、
    該第2のダイオードの第2の端子に第1の端子が接続された第2のスイッチング素子と、
    前記第2のスイッチング素子の第2の端子に第1の端子が接続され、かつ、第2の端子が前記第1のスイッチング素子の第2の端子に接続された前記トランスの2次巻線とを備えたことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  17. 入力された電圧を、異なる電圧へ変換するソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、
    DC−DCコンバータの主電流を制御する制御端子を有する第1のスイッチング素子と、
    前記第1のスイッチング素子の第1の端子に接続された1次巻線と2次巻線を有するトランスの1次巻線と、
    前記第1のスイッチング素子の第1の端子に接続された前記トランスの2次巻線と、
    該トランスの2次巻線の他端に第1の端子が接続されたダイオードと、
    該ダイオードの第2に端子に第1の端子が接続された第2のスイッチング素子と、
    該第2のスイッチング素子の第2の端子は前記第1のスイッチング素子の第2の端子に接続されることを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
  18. 請求項15乃至請求項17の何れか1項に記載のソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、
    前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子とが両方共オフする期間を設けると共に、少なくとも、第2のスイッチング素子がオンしてから次に第1のスイッチング素子がオンすることを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
  19. 請求項18に記載のソフトスイッチングコンバータにおいて、
    第2のスイッチング素子がオンし、次に第1のスイッチング素子の一方の端子と、第1のスイッチング素子の他方の端子との電位差が0Vとなったときに第1のスイッチング素子がオンすることを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
  20. 請求項18に記載のソフトスイッチングDC−DCコンバータにおいて、
    第2のスイッチング素子がオンし、次に第2のダイオードに通電している期間に、第1にスイッチング素子がオンすることを特徴とするソフトスイッチングDC−DCコンバータ。
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