JP2006219820A - 自動扉の施錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 錠先と錠受け金具との間に隙間を設けずに、施錠、開錠するときに、錠先と錠受け金具との摩擦抵抗を最小限に抑えて、錠先を速やかに且つ確実に動作させる。
【解決手段】 出入口側に対して固定された錠先支持軸15を中心に揺動する錠先13を駆動機構14によって揺動させ、錠先13を引戸1に設けられた錠受け金具10の錠孔10aに係脱可能に係合させるように構成した。従って、施錠、開錠するときに、錠先支持軸15を中心に錠先13が揺動するので、錠先13が錠受け金具10に接触しながら移動することがない。このため、錠先13と錠受け金具10との間に隙間を設けずに、施錠、開錠するときに、錠先13と錠受け金具10との摩擦抵抗を最小限に抑えることができ、これにより錠先13を速やかに且つ確実に動作させて、施錠、開錠ができる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、スライド式のドアや門扉、あるいはスイング式のドアや門扉などの扉を自動的に開閉する自動扉の施錠装置に関し、更に詳しくは遠隔操作で錠の開閉を行う自動扉の施錠装置に関する。
例えば、マンションなどの集合住宅やオフィスビルなどの建物の出入口においては、常時、ドアや門扉などの扉に錠を掛けた施錠状態にしておき、インターホンなどにより訪問者を確認して訪問者の進入を許可すると判断したときに、出入口の扉の錠を遠隔操作で開錠したり、あるいはセキュリティの認証システムで訪問者を確認して訪問者の進入を許可すると判断したときに、システムが自動で出入口の扉の錠を遠隔操作で開錠したりする、いわゆるオートロックシステムが一般的に知られている。
このようなオートロックシステムに用いられる自動扉の施錠装置においては、特許文献1に記載されているように、扉に固定された錠受け金具の錠孔に錠先を駆動装置によってスライドさせて挿入させることにより施錠し、また錠先を駆動装置によって逆方向にスライドさせて錠受け金具の錠孔から離脱させることにより開錠するように構成したものがある。
特開平08−100552号
このような従来の自動扉の施錠装置の原理は、例えば、図12aおよび図12bに示すように、錠先aを駆動装置である電磁ソレノイドbで直進運動させることにより、錠先aを錠受け金具cの錠孔dに垂直に挿入させて施錠し、また電磁ソレノイドbの非通電時にばね部材eのばね力によって錠先aを錠孔dから垂直に引き出して開錠するように構成されている。
しかしながら、このような従来の自動扉の施錠装置では、錠先aが錠受け金具cの錠孔dに対して垂直に直進移動するので、図12aに示すように、ばね部材eのばね力によって錠先aを錠受け金具cの錠孔dから引き出して開錠するときに、錠先aが錠孔dの内面に接触しながら移動するため、錠先aと錠孔dの内面との摩擦力によって錠先aの円滑な動作が妨げられ、速やかに開錠できないことが時々発生する。
このような不都合を回避するためには、ばね部材eのばね力を強くする必要があるが、ばね部材eのばね力を強くすると、これに伴って電磁ソレノイドbの動作力を強くしなければならない。しかし、ドア付近ではあまり大きなスペースをとることが困難であるため、使用できる電磁ソレノイドbは、極力、小型のものに限られるという問題がある。このため、使用できるばね部材eもばね力の弱いものに限られる。
また、錠先aと錠孔dの内面との摩擦抵抗を極力回避するために、錠先aと錠受け金具cとに摩擦係数の小さい材料の部品を追加することが考えられるが、このような構造では、部品点数が増加し、コストが高くなるばかりか、問題の根本的な解決にならない。そこで、施錠するときに、図12bに示すように、錠先aが錠受け金具cの錠孔dの内面に接触せず、錠先aと錠孔dの内面との間に十分な隙間sをとって施錠することが考えられているが、このような構造では、扉の遊びが大きくなるという欠点が生じる。
この発明が解決しようとする課題は、錠先と錠受け金具との間に隙間を設けずに、施錠するときにも、また開錠するときにも、錠先と錠受け金具との摩擦抵抗を最小限に抑え、錠先を速やかに且つ確実に動作させて施錠、開錠ができる自動扉の施錠装置を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図11に示すように、出入口(K)を自動的に開閉する扉(引戸1)の施錠、開錠を行う自動扉の施錠装置において、前記出入口側に対して固定された支持軸(錠先支持軸15)を中心に揺動する錠先(13)を駆動機構(14)によって揺動させることにより、前記錠先を前記扉に設けられた錠受け金具(10)に係脱可能に係合させることを特徴とする自動扉の施錠装置である。
請求項2に記載の発明は、図1〜図11に示すように、前記駆動機構(14)が、前記錠先(13)に滑りガイド(滑りガイド溝16)を介して連結された駆動レバー(17)と、この駆動レバーを動作させて前記錠先を揺動させる電磁ソレノイド(18)と、この電磁ソレノイドの非通電時に前記駆動レバーを前記電磁ソレノイドによる動作方向と逆方向に付勢するばね部材(19)とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動扉の施錠装置である。
請求項3に記載の発明は、図1〜図9に示すように、前記電磁ソレノイド(18)が、通電時に前記ばね部材(19)のばね力に抗して前記駆動レバー(17)を動作させることにより、前記錠先(13)を前記錠受け金具(10)に係合させて施錠し、非通電時に前記ばね部材のばね力によって前記駆動レバーを前記電磁ソレノイドによる動作方向と逆方向に動作させることにより、前記錠先を前記錠受け金具から離脱させて開錠することを特徴とする請求項2に記載の自動扉の施錠装置である。
請求項4に記載の発明は、図10および図11に示すように、前記電磁ソレノイド(18)が、非通電時に前記ばね部材(19)のばね力によって前記駆動レバー(17)を動作させることにより、前記錠先(13)を前記錠受け金具(10)に係合させて施錠し、通電時に前記ばね部材のばね力に抗して前記駆動レバーを前記ばね部材による動作方向と逆方向に動作させることにより、前記錠先を前記錠受け金具から離脱させて開錠することを特徴とする請求項2に記載の自動扉の施錠装置である。
請求項5に記載の発明は、図1〜図11に示すように、前記扉(引戸1)がスライド式のドアまたはスライド式の門扉であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自動扉の施錠装置である。
請求項6に記載の発明は、前記扉がスイング式のドアまたはスイング式の門扉であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自動扉の施錠装置である。
請求項1に記載の発明によれば、出入口側に対して固定された支持軸を中心に揺動する錠先を駆動機構によって揺動させることにより、錠先を扉に設けられた錠受け金具に係脱可能に係合させるので、開錠するときにも、また施錠するときにも、支持軸を中心に錠先が揺動することにより、錠先が錠受け金具に接触しながら移動せず、錠先の係合面を錠受け金具の係合面に対面させながら移動させて、錠先を錠受け金具に対して離脱、係合させることができる。
すなわち、開錠するときには、錠先が錠受け金具に接触して係合していても、支持軸を中心に錠先が揺動するので、錠先が錠受け金具に接触しながら移動せず、錠先の係合面が錠受け金具の係合面に対面しながら離れる方向に移動して、錠先が錠受け金具から離脱する。また、施錠するときには、支持軸を中心に錠先が揺動するので、錠先が錠受け金具に接触しながら移動せず、錠先の係合面が錠受け金具の係合面に対面しながら接近して係合する。このため、錠先と錠受け金具との間に隙間を設けずに、施錠するときにも、また開錠するときにも、錠先と錠受け金具との摩擦抵抗を最小限に抑えることができ、これにより錠先を速やかに且つ確実に動作させて施錠、開錠ができる。
請求項2に記載の発明によれば、駆動機構が、錠先に滑りガイドを介して連結された駆動レバーと、この駆動レバーを動作させて錠先を揺動させる電磁ソレノイドと、この電磁ソレノイドの非通電時に駆動レバーを電磁ソレノイドによる動作方向と逆方向に付勢するばね部材とを備えていることにより、駆動レバーがリンク機構として機能するため、電磁ソレノイドによる駆動レバーの移動量が小さくても、駆動レバーによる錠先の移動量を大きくすることができる。このため、電磁ソレノイドを小型化することができると共に、ばね部材のばね力を小さくすることができ、これにより施錠装置全体の小型化を図ることができる。
この場合、駆動レバーは、滑りガイドを介して錠先を搖動させるので、錠先を確実に且つ円滑に揺動させることができる。また、駆動レバーは、錠受け金具に対しほぼ垂直に起立した状態で、錠先を錠受け金具に係合させる構成であれば、扉を無理に開けようとして、錠受け金具が錠先に当接しても、駆動レバーが錠先の支え棒として機能するので、錠先が錠受け金具から離脱する方向に向けて移動するのを阻止することができ、これにより確実に施錠を保持することができるので、安全性の高いものを得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、電磁ソレノイドが、通電時にばね部材のばね力に抗して駆動レバーを動作させることにより、錠先を錠受け金具に係合させて施錠し、非通電時にばね部材のばね力によって駆動レバーを電磁ソレノイドによる動作方向と逆方向に動作させることにより、錠先を錠受け金具から離脱させて開錠するので、電磁ソレノイドの通電時に施錠することができ、電磁ソレノイドの非通電時に開錠することができる。
請求項4に記載の発明によれば、電磁ソレノイドが、非通電時にばね部材のばね力によって駆動レバーを動作させることにより、錠先を錠受け金具に係合させて施錠し、通電時にばね部材のばね力に抗して駆動レバーをばね部材による動作方向と逆方向に動作させることにより、錠先を錠受け金具から離脱させて開錠するので、請求項3に記載の発明とは逆に、電磁ソレノイドの非通電時に施錠することができ、電磁ソレノイドの通電時に開錠することができる。
請求項5に記載の発明によれば、扉がスライド式のドアまたはスライド式の門扉であることにより、スライド式のドアまたはスライド式の門扉に好適に適用することができる。
請求項6に記載の発明によれば、扉がスイング式のドアまたはスイング式の門扉であることにより、スイング式のドアまたはスイング式の門扉に好適に適用することができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図9を参照して、この発明を適用した自動扉の施錠装置の実施形態1について説明する。
図1は自動扉装置の全体構成を示した図、図2〜図5は図1の自動扉の施錠装置を示した各図である。
この自動扉装置は、図1に示すように、建物Tの出入口Kを開閉自在に塞ぐ引戸1を備えている。この引戸1は、スライド式の扉であり、この引戸1の上部両側に一対の戸車2が設けられ、この戸車2が出入口Kの上部に設けられたレール3上を転動することにより、出入口Kを開閉するように構成されている。
この場合、レール3の上方には、扉開閉装置4が設けられている。この扉開閉装置4は、レール3の両側上方に配置された一対のプーリ5と、これら一対のプーリ5に巻き付けられた駆動ベルト6と、一方のプーリ5を駆動するモータなどからなる駆動部7とを備え、引戸1の上部に設けられたドア連結板8が駆動ベルト6に取り付けられ、この状態で駆動部7によってプーリ5が回転すると、この回転に伴って駆動ベルト6が移動してドア連結板8を移動させることにより、自動的に引戸1を移動させるように構成されている。
また、引戸1の上部には、図1および図2に示すように、錠受け金具10が設けられている。この錠受け金具10に対応する箇所、つまり引戸1が出入口Kを閉じた状態のときに、錠受け金具10が対応する箇所には、施錠装置11が設けられている。この施錠装置11は、図2〜図5に示すように、建物Tに固定されたベース部材12を備えている。このベース部材12は、L字状に折り曲げられて底部12aと側壁部12bとを有する構成になっている。このベース部材12には、錠受け金具10の錠孔10aに係脱可能に係合する錠先13と、この錠先13を揺動させる駆動機構14とが搭載されている。
錠先13は、図3に示すように、ほぼL字状に形成され、その基端部(図3では左端部)がベース部材12の側壁部12bに設けられた錠先支持軸15に回転可能に取り付けられ、この錠先支持軸15を中心に上下方向に揺動して、先端部13aが錠受け金具10の錠孔10aに係脱可能に挿入して係合するように構成されている。駆動機構14は、錠先13に滑りガイド溝16を介して連結された駆動レバー17と、この駆動レバー17を動作させて錠先13を揺動させる電磁ソレノイド18と、この電磁ソレノイド18の非通電時に駆動レバー17を電磁ソレノイド18による動作方向と逆方向に付勢するばね部材19とを備えている。
この駆動機構14の駆動レバー17は、図3〜図5に示すように、その下端部がベース部材12の底部12aに設けられた取付板20のレバー支持軸21に回転可能に取り付けられ、上端部にレバー先端軸22が取り付けられ、このレバー先端軸22が錠先13の滑りガイド溝16内にスライド可能に配置されて錠先13に連結された構成になっている。
これにより、駆動レバー17は、図3に示すように、その下端部のレバー支持軸21を中心に回動すると、上端部のレバー先端軸22が錠先13の滑りガイド溝16内をスライドして、錠先13を上下方向に揺動させるように構成されている。この場合、駆動レバー17は、上端部のレバー先端軸22が錠先13の錠先支持軸15側に向けて移動するときに、右下がりに傾いて錠先13を引き下げ、また上端部のレバー先端軸22が錠先13の錠先支持軸15と反対側に向けて移動するときに、ほぼ垂直になるように起立しながら錠先13を押し上げるように構成されている。
電磁ソレノイド18は、図3〜図5に示すように、ベース部材12の側壁部12bに固定されたソレノイド本体23と、このソレノイド本体23内に出没方向に移動可能に配置されたプランジャ24とを備え、ソレノイド本体23内のコイル(図示せず)に電流を流して磁界を発生させることにより、この発生した磁界によってプランジャ24をソレノイド本体23内に引き込む方向に直進移動させるように構成されている。この場合、電磁ソレノイド18は、プランジャ24の先端部が連結軸25によって駆動レバー17の中間部よりも下側に連結され、通電時にプランジャ24を引き込んで駆動レバー17をほぼ垂直に起立する方向に回動させ、これにより錠先13を押し上げるように構成されている。
また、ばね部材19は、図3および図4に示すように、一端部がプランジャ24の連結軸25に取り付けられ、他端部がベース部材12に設けられた取付ピン26に取り付けられ、この状態で駆動レバー17を電磁ソレノイド18による動作方向と逆方向に付勢するように構成されている。これにより、ばね部材19は、電磁ソレノイド18の非通電時に、ばね力によって駆動レバー17を電磁ソレノイド18による動作方向と逆方向、つまり右下がりに傾く方向に回動させて錠先13を引き下げるように構成されている。
次に、このような自動扉の施錠装置11の作用について説明する。
予め、図6(a)に示すように、電磁ソレノイド18は非通電状態になっており、これにより駆動レバー17がばね部材19のばね力によって下端部のレバー支持軸21を中心に反時計回りに回転し、駆動レバー17のレバー先端軸22が錠先13の滑りガイド溝16内における錠先支持軸15側の内端部(同図では左側の内端部)に位置している。このため、錠先13が錠先支持軸15を中心に下方に回動して錠先13の先端部13aが引戸1の錠受け金具10の下方に離れている。これにより、錠受け金具10は、その移動が錠先13によって妨げられることがないので、引戸1と共に移動可能な状態になっている。
この状態で、引戸1が扉開閉装置4によって移動して出入口Kを閉じると、図6(a)に示すように、引戸1の錠受け金具10に施錠装置11の錠先13が対応するので、この施錠装置11によって施錠することができる。このときには、まず、遠隔操作によって電磁ソレノイド18に電流を流して通電する。すると、図6(b)に示すように、電磁ソレノイド18のプランジャ24がばね部材19のばね力に抗してソレノイド本体23内に引き込まれる。これにより、駆動レバー17が時計回りに回動し、駆動レバー17のレバー先端軸22が錠先13の滑りガイド溝16内を錠先支持軸15から離れる方向に移動する。
そして、電磁ソレノイド18のプランジャ24の引き込み動作が停止すると、図6(c)に示すように、駆動レバー17のレバー先端軸22が錠先13の滑りガイド溝16内を移動して錠先支持軸15と反対側の内端部(同図では右側の内端部)に当接して、駆動レバー17がほぼ垂直に起立する。これにより、錠先13が最も押し上げられ、錠先13の先端部13aが錠受け金具10の錠孔10aに挿入して係合する。
この状態では、図7に示すように、駆動レバー17がベース部材12の底部12a上にほぼ垂直に起立しているので、この駆動レバー17が錠先13の支え棒となり、錠先13の下方への回動を阻止することができる。このため、引戸1を無理に開けようとして、錠受け金具10の錠孔10aの縁が錠先13の先端部13aに当接して、錠先13を押し下げようとしても、駆動レバー17によって錠先13が下方に向けて回動するのを阻止することができる。これにより、確実に施錠状態を保持することができる。
一方、この施錠状態で開錠する場合には、図8(a)において電磁ソレノイド18への通電を断って非通電状態にする。すると、電磁ソレノイド18のプランジャ24が自由状態になるので、図8(b)に示すように、ばね部材19がそのばね力によって駆動レバー17を引き寄せる。これにより、駆動レバー17は、その下端部のレバー支持軸21を中心に反時計回りに回動し、駆動レバー17のレバー先端軸22が錠先13の滑りガイド溝16内を錠先支持軸15側に向けて移動し、錠先13を下方に向けて回動させる。このため、錠先13の先端部13aが錠受け金具10の下方に向けて回動しながら移動する。
そして、図8(c)に示すように、ばね部材19によって駆動レバー17が更に回動して、駆動レバー17のレバー先端軸22が錠先13の滑りガイド溝16内における錠先支持軸15側の内端部(同図では左側の内端部)に当接すると、駆動レバー17によって錠先13が引き下げられるので、錠先13が錠先支持軸15を中心に下方に回動して錠先13の先端部13aが引戸1の錠受け金具10の下側に離脱する。これにより、錠先13による施錠が開錠されて、錠受け金具10が錠先13によって妨げられることなく、引戸1と共に移動可能な状態になる。
このように、この自動扉の施錠装置11によれば、出入口K側に設けられたベース部材12に錠先支持軸15を設け、この錠先支持軸15を中心に揺動する錠先13を駆動機構14によって揺動させることにより、錠先13を引戸1に設けられた錠受け金具10の錠孔10aに係脱可能に係合させるので、開錠するときにも、また施錠するときにも、錠先支持軸15を中心に錠先13が揺動することにより、錠先13が錠受け金具10に接触しながら移動せず、錠先13の先端部13aを錠受け金具10の錠孔10aの内面に対面させながら移動させて、錠先13を錠受け金具10に対して離脱、係合させることができる。
すなわち、開錠するときには、錠先13の先端部13aが錠受け金具10の錠孔10aに係合していても、錠先支持軸15を中心に錠先15が下方に向けて回動することにより、錠先13の先端部13aが図9(a)に示す移動軌跡を描いて錠受け金具10の錠孔10aから離れる。このため、錠先13の先端部13aは、錠受け金具10の錠孔10aの内面に接触しながら移動せず、図9(a)に示すように、錠受け金具10の錠孔10aの内面に対面しながら離れる方向に徐々に移動して錠受け金具10から下方に離脱する。
また、施錠するときには、錠先支持軸15を中心に錠先13が上方に向けて回動することにより、錠先13の先端部13aが図9(b)に示す移動軌跡を描いて錠受け金具10の錠孔10aに挿入して係合する。このため、錠先13の先端部13aが錠受け金具10の錠孔10aの内面に接触しながら移動せず、図9(b)に示すように、錠受け金具10の錠孔10aの内面に対面しながら接近して係合する。これにより、施錠するときにも、また開錠するときにも、錠先13の先端部13aと錠受け金具10の錠孔10aの内面との間に隙間を設けずに、錠先13と錠受け金具10との摩擦抵抗を最小限に抑えることができ、これにより錠先13を速やかに且つ確実に動作させて施錠、開錠ができる。
この場合、錠先13を回動させる駆動機能14は、錠先13に滑りガイド溝16を介して連結された駆動レバー17と、この駆動レバー17を動作させて錠先13を揺動させる電磁ソレノイド18と、この電磁ソレノイド18の非通電時に駆動レバー17を電磁ソレノイド18による動作方向と逆方向に付勢するばね部材19とを備えていることにより、駆動レバー17がリンク機構として機能するため、電磁ソレノイド18による駆動レバー17の移動量が小さくても、駆動レバー17による錠先13の移動量を大きくすることができる。このため、電磁ソレノイド18を小型化することができると共に、ばね部材19のばね力を小さくすることができ、これにより施錠装置11全体の小型化を図ることができる。
また、駆動レバー17は、そのレバー先端軸22が滑りガイド溝16を移動しながら、錠先支持軸15を中心に錠先13を搖動させるので、錠先13を確実に且つ円滑に揺動させることができる。更に、駆動レバー17は、錠受け金具10に対しほぼ垂直に起立した状態で、錠先13の先端部13aを錠受け金具10の錠孔10aに係合させていることにより、駆動レバー17が錠先13の支え棒として機能するので、引戸1を無理に開けようとして、錠受け金具10の錠孔10aの縁が錠先13の先端部13aに当接しても、駆動レバー17によって錠先13が下方に向けて回動するのを阻止することができ、これにより確実に施錠を保持することができ、安全性の高いものを得ることができる。
(実施形態2)
次に、図10および図11を参照して、この発明を適用した自動扉の施錠装置の実施形態2について説明する。なお、図1〜図9に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この施錠装置30は、電磁ソレノイド18の通電時に開錠し、非通電時に施錠する構成で、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。すなわち、電磁ソレノイド18とばね部材19とは、図10および図11に示すように、駆動レバー17を境にして、実施形態1の場合と左右反対に配置されている。
この場合、電磁ソレノイド18は、錠先13の錠先支持軸15側(図10では左側)に配置され、通電時にプランジャ24が駆動レバー17を引き寄せて、駆動レバー17を図10において反時計回りに回動させるように構成されている。これにより、錠先13は、駆動レバー17によって引き下げられ、錠先13の先端部13aが錠受け金具10の錠孔10aから下方に離脱するように構成されている。
また、ばね部材19は、錠先13の錠先支持軸15と反対側(図10では右側)に配置され、電磁ソレノイド18が非通電状態のときに、駆動レバー17を電磁ソレノイド18による動作方向と反対方向に引き寄せて、駆動レバー17を図10において時計回りに回動させるように構成されている。これにより、錠先13は、駆動レバー17によって押し上げられ、錠先13の先端部13aが錠受け金具10の錠孔10aに挿入して係合するように構成されている。このときにも、駆動レバー17は、ほぼ垂直に起立した状態で錠先13を押し上げる。
このような施錠装置30によれば、電磁ソレノイド18が、非通電時にばね部材19のばね力によって駆動レバー17を動作させることにより、錠先13を錠受け金具10に係合させて施錠し、通電時にばね部材19のばね力に抗して駆動レバー17をばね部材19による動作方向と逆方向に動作させることにより、錠先13を錠受け金具10から離脱させて開錠するので、実施形態1とは逆に、電磁ソレノイド18の非通電時に施錠することができ、電磁ソレノイド18の通電時に開錠することができる。このため、この施錠装置30においても、実施形態1と同様の効果がある。
なお、上記実施形態1または2では、駆動機構14の駆動源として電磁ソレノイド18を用いた場合について述べたが、これに限らず、電動モータやエアシリンダ、油圧シリンダなどを用いても良く、また錠先13に駆動レバー17を連結し、この駆動レバー17を電磁ソレノイド18などの駆動源で駆動するように構成したが、必ずしも駆動レバー17を用いる必要はなく、電磁ソレノイド18などの駆動源で直接錠先13を駆動するように構成しても良い。
また、上記実施形態1または2では、扉として、片開きの引戸1について述べたが、これに限らず、両開きの引戸にも適用することができるほか、スライド式の引戸1に限らず、スライド式の門扉にも適用できると共に、スイング式のドアや門扉などの扉にも広く適用することができる。
この発明を適用した自動扉装置の全体構成を示した図である。(実施形態1) 図1の自動扉の施錠装置を示した要部の正面図である。 図2の自動扉の施錠装置を示した側面図である。 図3の自動扉の施錠装置を示した平面図である。 図3のA−A矢視における断面図である。 図3の施錠装置の施錠動作を示し、(a)は施錠前の状態を示した図、(b)は電磁ソレノイドを通電させて駆動レバーが動作を開始した状態を示した図、(c)は駆動レバーが錠先を押し上げて施錠した状態を示した図である。 図6(c)の状態を示した拡大図である。 図3の施錠装置の開錠動作を示し、(a)は施錠状態を示した図、(b)は電磁ソレノイドを非通電状態にしたときにばね部材によって駆動レバーが動作を開始した状態を示した図、(c)は駆動レバーが錠先を引き下げて開錠した状態を示した図である。 図3の施錠装置における錠先の先端部の移動軌跡を示し、(a)は開錠時における錠先の先端部の移動軌跡を示した図、(b)は施錠時における錠先の先端部の移動軌跡を示した図である。 この発明を適用した自動扉の施錠装置の側面図である。(実施形態2) 図10の自動扉の施錠装置を示した平面図である。 従来の自動扉の施錠装置における原理を示し、(a)は開錠時における錠先と錠受け金具との動作状態の一例を示した図、(b)は施錠時における錠先と錠受け金具との動作状態の他の例を示した図である。
符号の説明
1 引戸
4 扉開閉装置
10 錠受け金具
10a 錠孔
11、30 施錠装置
12 ベース部材
13 錠先
13a 先端部
14 駆動機構
15 錠先支持軸
16 滑りガイド溝
17 駆動レバー
18 電磁ソレノイド
19 ばね部材
K 出入口

Claims (6)

  1. 出入口を自動的に開閉する扉の施錠、開錠を行う自動扉の施錠装置において、
    前記出入口側に対して固定された支持軸を中心に揺動する錠先を駆動機構によって揺動させることにより、前記錠先を前記扉に設けられた錠受け金具に係脱可能に係合させることを特徴とする自動扉の施錠装置。
  2. 前記駆動機構は、前記錠先に滑りガイドを介して連結された駆動レバーと、この駆動レバーを動作させて前記錠先を揺動させる電磁ソレノイドと、この電磁ソレノイドの非通電時に前記駆動レバーを前記電磁ソレノイドによる動作方向と逆方向に付勢するばね部材とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動扉の施錠装置。
  3. 前記電磁ソレノイドは、通電時に前記ばね部材のばね力に抗して前記駆動レバーを動作させることにより、前記錠先を前記錠受け金具に係合させて施錠し、非通電時に前記ばね部材のばね力によって前記駆動レバーを前記電磁ソレノイドによる動作方向と逆方向に動作させることにより、前記錠先を前記錠受け金具から離脱させて開錠することを特徴とする請求項2に記載の自動扉の施錠装置。
  4. 前記電磁ソレノイドは、非通電時に前記ばね部材のばね力によって前記駆動レバーを動作させることにより、前記錠先を前記錠受け金具に係合させて施錠し、通電時に前記ばね部材のばね力に抗して前記駆動レバーを前記ばね部材による動作方向と逆方向に動作させることにより、前記錠先を前記錠受け金具から離脱させて開錠することを特徴とする請求項2に記載の自動扉の施錠装置。
  5. 前記扉は、スライド式のドアまたはスライド式の門扉であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自動扉の施錠装置。
  6. 前記扉は、スイング式のドアまたはスイング式の門扉であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自動扉の施錠装置。
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