JP2006073028A - 電子財布貸付システム - Google Patents

電子財布貸付システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006073028A
JP2006073028A JP2005289509A JP2005289509A JP2006073028A JP 2006073028 A JP2006073028 A JP 2006073028A JP 2005289509 A JP2005289509 A JP 2005289509A JP 2005289509 A JP2005289509 A JP 2005289509A JP 2006073028 A JP2006073028 A JP 2006073028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
card
amount
loan
electronic money
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005289509A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Nonaka
智之 野中
Kenji Matsumoto
健司 松本
Shigeyuki Ito
滋行 伊藤
Masayuki Inoue
雅之 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Advanced Digital Inc filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2005289509A priority Critical patent/JP2006073028A/ja
Publication of JP2006073028A publication Critical patent/JP2006073028A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】 貸付機能を持たせることにより、残高不足による取引の中断を回避で
きるようにする。
【解決手段】
センタ3に個人情報記憶部34を設けてICカード1の利用者の先に
なされた貸付金額などを書き込み、ICカード1を電子財布端末装置2に入れて
次回の取引を行なう際、この貸付金を返済して個人情報記憶部34での貸付金額
をクリアすることにより、取引ができるようにする。この場合、ICカード1の
金額情報記憶部14に記憶されている金額がこの返済で更新され、残高として金
額情報記憶部14に記憶される。そして、この取引に際し、この残高がこの取引
での料金よりも大きいときには、この取引は成立し、この残高がこの取引での料
金よりも小さくて料金不足の場合には、新たに貸付を受けることにより、取引を
行なうことができる。この貸付金額はセンタ3の個人情報記憶部34に記憶され
る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子財布システムを用いて商取引を行なう際、残高不足分をセンタ
やPOS端末に記憶し、次回の取引時に清算を行なうようにした電子財布貸付シ
ステムに関する。
現在、テレホンカードなどのプリペードカードを用いて商取引を行なう場合、
そのカードに記憶された金額に達すると、その時点で取引が中止される。
同様に、特開平3−92966号公報に示されている電子財布システムにより
支払を行なう場合でも、入金されている金額分の取引となる。
特開平3−92966号公報
上記プリペードカードによるものでは、特定のサービスに対しての支払いのみ
に用いるため、それに応じた金額のカードを前もって用意する。このため、残金
不足が生じることは少ない。
しかし、上記電子財布システムによるものでは、多方面に使用用途があるため
に、電子財布への入金忘れや入金不足による支払時の残金不足が生じる可能性が
大きい。そのため、電子財布システムでは、携帯用残高表示機などにより、常に
ICカードの残高を確認できるようにしているが、取引時に残金が不足した場合
には、電子財布による取引は不可能となる。
なお、上記特開平3−92966号公報に開示されている電子財布システムで
は、取引の際にICカード内の残高が取引金額より少なかった場合、残高不足を
電子財布使用者に通知し、取引を中止にするか、ICカードでの支払金額を変更
するか、クレジットカードなどによる他の取引方法にするかの判断を促し、弾力
的な買物処理の運用を可能としている。
本発明の目的は、電子財布システム使用者がICカードに入金を忘れていた場
合や、時間割サービスを受けている最中に、残高不足による取引中止を防ぐ電子
財布システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、取引中止の回避方法として、従来のように現金や
クレジットカードなどの他の取引方法を併用せず、電子財布システムのみで対応
可能とすることにある。
上記目的を達成するために、本発明は、
電子マネー情報を格納しかつID番号を有するICカードと、
該ICカードの情報の読取りと書込みとを行なうICカード読み書き手段と、
数値などを入力する入力手段と、公衆電話網を介してデータを送受する回線制御
手段とを有する電子財布端末装置と、
該ICカードのID番号と金額情報を記憶する個人情報記憶手段と、該個人情
報記憶手段に記憶されているID番号と金額情報を照合する照合手段と、映画な
どのデータ情報を記憶するデータバンク手段と、公衆電話網を介してデータを送
受する回線制御手段とを有する情報センタと
から構成する。
そして、該データバンク手段のデータ情報を読み出す際に、該データ情報の料
金より該ICカードの電子マネー情報が少ない場合には、該照合手段で該ICカ
ードから読み取られたID番号を照合して、該ID番号が照合され、なおかつ該
入力手段により使用者が貸付を選択した場合にのみ、該データ情報の料金全額あ
るいは一部を該個人情報記憶手段に金額情報として記憶することで貸付処理を行
なう。
作用として、
電子財布システムで支払時に残高不足が生じた場合、センタあるいはPOS端
末にID登録した個人情報として、貸付金額などを記憶させることにより、即時
に貸付処理を行って取引の中断あるいは現金やクレジットカードなどの他の取引
方法への切り替えを回避することが可能となる。
これにより、使用者は電子財布システムのみによる商取引の完全なキャッシュ
レス化を実現することが可能である。
以下、本発明の実施例を図面により説明をする。
図1は本発明による電子財布貸付システムの第1の実施例を示すブロック図で
あって、1はICカード、2は電子財布端末装置、3はセンタ、4はモニタ、5
はセットトップボックス、11はID記憶部、12は演算処理部、13は接続部
、14は金額情報記憶部、21は表示部、22は入力部、23はカード制御部、
24はカード読み書き部、25は演算処理部、26は回線制御部、31は回線制
御部、32は演算処理部、33は売上げ金額記憶部、34は個人情報記憶部、3
5はデータ変換部、36は映画バンク、37ニュースバンク、38はスポーツバ
ンク、51はデータ変換部、52はセットトップボックス入力部、53は回線制
御部、54は演算処理部である。
図2は図1における個人情報記憶部34の一具体例を示すものであって、60
はID番号記憶部、61は貸付金額記憶部、62は貸付日付記憶部であり、図2
(a)に示す具体例は1つのIDに対して貸付内容があり、同図(b)に示す具
体例は複数のIDに対して貸付内容がある場合のものである。後者は、例えば、
家族などのグループ情報用である。
図3はこの実施例の基本処理の一具体例を示すフローチャートである。
この実施例は、映画やニュース,スポーツなどのサービスデータを公衆電話網
などの通信回線を用いてセンタから読み取り、電子財布システムを用いて料金を
支払う場合のものとする。
図1及び図3において、ここでは、ICカード1の所持者が映画の料金を電子
マネーにより支払を行なうものとし、ICカード1が電子財布端末装置2の挿入
口に挿入されるまで、この実施例はICカード1の入力待ち状態にあって、その
旨電子財布端末装置2の表示部21で表示されている(ステップS102,S1
03)。
使用者が電子財布端末装置2の挿入口にICカード1を入れると、ICカード
1は電子財布端末装置2のカード制御部23により挿入されて、ICカード1の
接続部13が電子財布端末装置2のカード読み書き部24に接続され、電子財布
端末装置2はICカード1の挿入が確認される(ステップS103)。
ICカード1の挿入が確認されると、まず、このICカード1の所持者がこの
センタ3の登録メンバーであるか否かの確認を行なう。そのために、ICカード
1のID記憶部11に記憶されているこのICカード1特有のIDが電子財布端
末装置2のカード読み書き部24により読み取られ(ステップS104)、演算
処理部25で処理された後、電子財布端末装置2の回線制御部26とセンタ3の
回線制御部31とを経てセンタ3の演算処理部32に供給される。そして、セン
タ3の個人情報記憶部34内のID番号記憶部60(図2)から登録IDを読み
取り(ステップS105)、この登録IDでICカード1からのIDを照合して
、ICカード1のIDがセンタ3に登録されているかどうか確認を行なう(ステ
ップS106)。これによって登録メンバーであることが確認されると、貸付機
能を使用できるが、非登録メンバーであるときには、貸付機能が使用できず、通
常の電子マネーによる取引のみとなってステップ114に進む。
登録メンバーは、前回サービスを受けた際に、このセンタ3の貸付機能によっ
て支払をしていた場合に限り、清算をしなくては今回のサービスを受けることが
できない。そこで、センタ3の個人情報記憶部34の内容を参照し(ステップS
107)、前回の取引での貸付の有無を確認する(ステップS108)。この結
果、貸付がない場合には、通常の支払の手続を行なうために、ステップS114
に移る。
ステップ108で前回貸付があると確認された場合には、電子財布端末装置2
の表示部21に前回の貸付金額を表示して、清算を行なうか否かの選択を促し、
ICカード1の所持者は、清算をするかどうかを電子財布端末装置2の入力部2
2により選択する(ステップS109)。清算をすることが選択された場合には
、ICカード1の金額情報記憶部14に記憶されている残金を電子財布端末装置
2のカード読み書き部23により読み取り(ステップS110)、センタ3の個
人情報記憶部34内の貸付金額記憶部61(図2)に記憶されている貸付金額と
の比較を演算処理部32で行なう(ステップS111)。
そして、残金が貸付金額より大きい場合には、演算処理部32により減算し、
カード読み書き部24によりICカード1の金額情報記憶部14に新規の残金を
書き込む(ステップS112)。また、センタ3の個人情報記憶部34内の貸付
金額記憶部61(図2)と貸付日付記憶部62(図2)をリセットする(ステッ
プS113)。
以上により、前回の取引での貸付の清算が終了し、今回のサービスの手続きに
入る。清算をしなかったり(ステップS109)、残金が不足したり(ステップ
S111)している場合には、サービスを受けることができず、カード制御部2
3によりICカード1が電子財布端末装置2から排出されて(ステップS128
)、処理が終了する(ステップS130)。
上記のステップS113まで進むと、あるいは登録メンバーでなかったり(ス
テップS106)、登録メンバーであっても、貸付がないとき(ステップS10
8)には、まず、モニタ4にこのシステムにより受けられる映画やニュース,ス
ポーツなどの各種サービス内容が表示され、その中から利用者の受けたいサービ
スをセットトップボックス5の入力部51により選択することができるようにす
る。その中から例えば映画を選択すると、夫々の映画のタイトルと料金が表示さ
れ(ステップS114)、利用者は自分の見たい映画のタイトルを入力部52に
より選択する(ステップS115)。
タイトルが選択されると、ICカード1の金額情報記憶部14に格納された残
金をカード読み書き部24で読み込み、センタ3の演算処理部32でこの選択さ
れた映画の料金との比較を行なう(ステップS116)。この結果、残金が料金
より大きいか等しければ、演算処理部32により残金から料金を減算し(ステッ
プS117)、料金を売上記憶部33に加算する(ステップS118)とともに
、ICカード1の金額情報記憶部14の残金をカード読み書き部24により更新
し、料金の支払が終了する(ステップS119)。
これにより、センタ3の演算処理装置32により、データ変換装置35で映画
バンク36から選択された映画のデータが読み出されて変換され、回線制御装置
31を介してセットトップボックス5に転送される。セットトップボックス5で
は、回線制御装置53を介してデータが取り込まれ、データ変換装置51により
映画データが変換されて(ステップS125)、モニタ4に映画が上映される(
ステップS126)。
また、残金が料金より少ない場合には(ステップS116)、電子財布端末装
置2の表示部21に残高不足が表示される(ステップS120)。そして、再度
ICカード1の利用者がID登録されているか否かの確認を行ない(ステップS
121)、この結果、登録メンバーであることが確認されると、貸付を受けるか
どうかを表示部21に表示してその選択を促す(ステップS122)。
ここで、貸付を受けることを電子財布入力部22で選択した場合には(ステッ
プS122)、センタ3内の売上金額記憶部33に料金を加算し(ステップS1
23)、個人情報記憶部34内の貸付金額記憶部61(図2)に貸付金額を、貸
付日付記憶部62(図2)に貸付日時を夫々記憶する(ステップS124)。こ
の場合、料金の全額を貸付金額として処理することとする。この手続により、決
済が終了して映画の表示が開始される(ステップS125,S126)。
非登録メンバーである場合(ステップS121)には、あるいは、登録メンバ
ーであっても、貸付を受けないことを電子財布入力部22により選択した場合(
ステップS122)には、映画を見ることができず、カード制御部23によって
ICカード1が電子財布端末装置2から排出される(ステップS129)。
映画が終了すると、モニタにサービスを終了するか、再度映画を見るかの選択
を促す表示がなされる(ステップS127)。再度映画を見ることをセットトッ
プボックス5の入力部52により選択すると、モニタ4に映画のタイトルと料金
が表示される状態に戻り(ステップS114)、支払を済ませれば、また、映画
を見ることが可能である。
サービス終了をセットトップボックス入力部52により選択すると(ステップ
S127)、サービスが終了し(ステップS128)、カード制御部23によっ
てICカード1が電子財布端末装置2から排出される(ステップS129)。
ここで、ICカード1に借用金額記憶部を持たせ、カード読み書き部24によ
り、ICカード1とセンタ3の双方に貸付金額のデータを持たせるようにしても
よい。また、貸付金額は料金の全てを貸付金額とするか、残金の不足分を貸付金
額とするかのどちらでもよい。なお、後者の場合には、ICカード1の金額情報
記憶部14の残金を更新することが必要である。
なお、上記実施例では、個人情報記憶部34を、図2(b)に示すように、家
族内の複数のIDをグループ化し、センタ3にグループ情報として記憶してする
ようにした場合、グループ内の1人が貸付を受けている場合、他のグループの者
が清算をすることができる。そのため、子供が見た映画の料金を親がまとめて支
払うことも可能となる。
また、上記実施例では、電子財布端末装置2とセットトップボックス5を分離
しているが、電子財布システム内蔵のセットトップボックスとしてもよい。
次に、返却期限を定めた場合のこの実施例の処理について説明する。
図4は返却期限を定めた貸付機能をもつこの実施例で支払を行なったときの基
本処理を示すフローチャートである。
図1及び図4において、ICカード1の所持者がサービスの支払を電子マネー
により行なう場合、入力待ち状態(ステップS202,S203)にある電子財
布端末装置2の挿入口にICカード1を入れると、ICカード1は電子財布端末
装置2のカード制御部23により挿入され、ICカード1の接続部13がカード
読み書き部24に接続される。
そして、電子財布端末装置2は、ICカード1の入力を確認し(ステップ20
3)、まず、このICカード1の所持者がセンタ3の登録メンバーであるかどう
か確認を行なう。
即ち、ICカード1のID記憶部11に記憶されているこのICカード特有の
IDがカード読み書き部24により読み取られ(ステップS204)、電子財布
端末装置2内の演算処理部25で処理された後、電子財布端末装置2の回線制御
部26とセンタ3の回線制御部31を介してセンタ3の演算処理部32に供給さ
れる。また、センタ3の個人情報記憶部34内のID番号記憶部61(図1)か
ら登録IDを読み取り(ステップS205)、ICカード1からのIDをこの登
録IDと照合することにより、このIDがセンタ3に登録されているかどうかの
確認を行なう(ステップS206)。IDがセンタ3に登録されている登録メン
バーであれば、貸付機能を使用できるが、非登録メンバーであるときには、貸付
機能が使用できず、通常の取引のみとなってステップS214に進む。
ここで、この実施例では、登録メンバーのときには、前回サービスを受けた際
に、このセンタ3の貸付機能により支払をしていた場合、清算をしなくてはなら
ないが、返却日以内ならば、清算を行わなくても、さらに貸付を受けることがで
きる。
そこで、センタ3の個人情報記憶部34の貸付日付記憶部62(図2)の内容
を参照して前回までの取引を確認し(ステップS207)、この結果、貸付がな
い場合には(ステップS208)、通常の支払の手続のために、ステップ214
に移る。
前回貸付を受けている場合には(ステップS208)、電子財布端末装置2の
表示部21に前回までの貸付金額が表示され、清算を行なうかどうかの選択を促
す(ステップS209)。ICカード1の金額情報記憶部14に入金されている
残金があれば、清算を行なえばよいが、残金が不足している場合や清算をまだ行
なっていないときには、拒否することが可能である。この場合には、ステップS
214に移る。
ステップS209で清算をすることが選択された場合には、ICカード1の金
額情報記憶部14に記憶された残金を電子財布端末装置2のカード読み書き部2
4により読み取り(ステップS210)、センタ3の個人情報記憶部34の貸付
金額記憶部61(図2)に記憶されている貸付金額と演算処理部32で比較する
(ステップS211)。残金が貸付金額より大きい場合には、演算処理部32に
より減算し、電子財布端末装置2のカード読み書き部24によりICカード1の
金額情報記憶部14に新規の残金を書き込み(ステップS212)、センタ3の
個人情報記憶部34の貸付金額記憶部61(図2)の貸付金額と貸付日付記憶部
62(図2)の貸付日時をリセットする(ステップS213)。
以上により、前回までの取引の清算が終了し、今回のサービスの手続き処理に
入る。清算をしなかった場合(ステップS209)や残金が足した場合(ステッ
プS211)には、貸付金額の清算は行なわずにサービスを受けることになる。
次に、モニタ4にサービス内容と料金が表示され(ステップS214)、利用
者は、自分の受けたいサービスをセットトップボックス5の入力部52により選
択する(ステップS215)。
このようにしてサービス内容が決定すると、ICカード1の金額情報記憶部1
4に格納された残金をカード読み書き部24によりセンタ3の演算処理部32に
読み込み、料金との比較を行なう(ステップS216)。この結果、残金が料金
より大きければ、演算処理部32により残金から料金を減算し(ステップS21
7)、料金を売上記憶部33に演算処理部32により加算する(ステップS21
8)。また、電子財布端末装置2のカード読み書き部24でICカード1の金額
情報記憶部14の残金を更新する(ステップS219)。
これにより、決算が終了し、データがセットトップボックス5に転送され(ス
テップS228)、サービスが開始される(ステップS229)。
また、残金が料金より少ない場合には(ステップS216)、電子財布端末装
置2の表示部21に不足した残高が表示される(ステップS220)。そして、
再度ID番号を参照して登録メンバーであるかどうかを確認をする(ステップS
221)。この結果、登録メンバーであれば、貸付を受けるかどうかを電子財布
端末装置2の表示部21に表示してその選択を促す(ステップS222)。
ここで、貸付を受けることを電子財布端末装置2の入力部22により選択した
場合には(ステップS222)、センタ3の個人情報記憶部34内の貸付日付記
憶部62(図2)を読み出して前回の貸付があるかどうかを確認し(ステップS
223)、前回までに貸付を受けていない利用者には、ステップS225に移っ
て即座に貸付が行なわれる。
また、貸付を受けている利用者に対しては(ステップS223)、その日付が
センタ3で設定されている返却期限日(一例として毎月28日)以内であれば(
ステップS224)、センタ3において、演算処理部32により売上金額記憶部
33に料金が加算され(ステップS225)、個人情報記憶部34内の貸付金額
記憶部61(図2)、貸付日付記憶部62(図2)を更新する(ステップS22
6)。
この手続により、貸付による支払が終了し、ステップS228に進んでサービ
スが開始される(ステップS228)。
なお、この場合でも、料金全額を貸付にしてもよいし、また、不足分を貸付に
してもよい。
返却期限がオーバーしている利用者に対しては、電子財布端末装置2の表示部
21に返却期限切が表示され(ステップS227)、非登録メンバーあるいは貸
付を受けないことを電子財布端末装置2の入力部22により選択した利用者と同
様に、サービスを受けることができず、カード制御部23によりICカード1が
電子財布端末装置2より排出される(ステップS232)。
サービスが終了すると、モニタ4にサービスを終了するか、再度サービスを受
けるかの選択を促す表示がなされる(ステップS230)。再度サービスを受け
ることをセットトップボックス5の入力部52により選択すると、モニタ4にサ
ービス内容と料金が表示された状態に戻り(ステップS214)、支払を済ませ
れば、また、サービスを受けることが可能である。
サービス終了をセットトップボックス5の入力部52で選択すると(ステップ
S230)、サービスが終了し(ステップS231)、カード制御部23によっ
てICカード1が電子財布端末装置2から排出される(ステップS232)。こ
れにより、一連の処理が終了する(ステップS233)。
ここで、この実施例では、返却期限を月払として、その間は何回でも貸付可能
としたが、センタ3の個人情報記憶部34に返却期間記憶部を設け、返却日を最
初に貸付を行なった日より何日間と設定し、その間は何回でも貸付が可能として
もよい。
次に、貸付額の上限を定めた場合のこの実施例の処理について説明する。
図5はこの場合の図1における貸付上限金額を記憶する個人情報記憶部34の
一具体例を示す図であって、60はID記憶部、71は貸付上限記憶部、61は
貸付金額記憶部、62は貸付日付記憶部である。
図6は貸付額の上限を定めた貸付機能をもつこの実施例により支払を行なうと
きの基本処理を示すフローチャートであって、この貸付額の上限値は、図5にお
ける個人情報記憶部34の貸付上限記憶部71に記憶されている。
この場合、図4のステップS201〜ステップS213の処理は同様であり、
これにより、前回の取引の清算が行なわれ、しかる後、モニタ4にサービス内容
と料金が表示された(ステップS301)後、自分の受けたいサービスをセット
トップボックス5の入力部52により選択する(ステップS302)。
サービスが選択されると、ICカード1の金額情報記憶部14に格納された残
金を電子財布端末装置2のカード読み書き部24によりセンタ3の演算処理部3
2に読み込み、料金との比較を行なう(ステップS303)。この結果、残金が
料金より大きければ、演算処理部32により残金から料金を減算し(ステップS
304)、カード読み書き部24でICカード1の金額情報記憶部14の残金を
更新する(ステップS305)。また、演算処理部32により、料金を売上金額
記憶部33に加算する(ステップ306)。
これにより、決算が終了し、選択されたサービスのデータがセットトップボッ
クス5に転送され(ステップS315)、サービスが開始される(ステップS3
16)。
また、残金が料金より少ない場合には(ステップS303)、電子財布端末装
置2の表示部21に残高不足が表示される(ステップS307)。そして、再度
登録メンバーであるかどうかの確認をし(ステップS308)登録メンバーであ
ることを確認されると、貸付を受けるかどうかを電子財布端末装置2の表示部2
1に表示して選択を促す(ステップS309)。
ここで、貸付を受けることを電子財布端末装置2の入力部22により選択した
場合には、サービス料金に、センタ3の個人情報記憶部34内の貸付金額記憶部
61(図5)に記憶されている現在の貸付金額を加算し、新規の貸付金額とする
(ステップS310)。そして、この新規の貸付金額と個人情報記憶部34の貸
付上限金額記憶部61(図5)に記憶された貸付上限をセンタ3の演算処理部3
2により比較し(ステップS311)、その結果、貸付金額が貸付上限以内であ
れば、演算処理部32により、売上金額記憶部33に料金が加算される(ステッ
プS312)。また、センタ3の個人情報記憶部34の貸付金額記憶部61(図
5)の貸付金額を更新する(ステップS313)。
以上の手続によって決算が終了し、サービスが開始される(ステップS315
)。
また、非登録メンバーであったり(ステップS308)、登録メンバーであっ
ても、貸付を受けないことを入力部22で選択したり(ステップS309)した
ときには、サービスを受けることができず、カード制御部23によりICカード
1が電子財布端末装置2から排出される(ステップS319)。
また、貸付金額の上限をオーバーしたときには(ステップS311)、電子財
布端末装置2の表示部21に貸付上限オーバーであることを表示し(ステップS
314)、カード制御部23によりICカード1が電子財布端末装置2より排出
される(ステップS319)。
サービスが終了すると、モニタ4にサービスを終了するか、再度サービスを受
けるかの選択を促す表示がなされる(ステップS317)。再度サービスを受け
ることをセットトップボックス5の入力部52により選択すると、モニタ4にサ
ービス内容と料金が表示された状態に戻り(ステップS301)、支払を済ませ
れば、また、サービスを受けることが可能である。
サービスの終了をセットトップボックス5の入力部52により選択すると、サ
ービスが終了し(ステップS318)、カード制御部23によりICカード1が
電子財布端末装置2から排出される(ステップS319)。これにより、一連の
処理が終了となる(ステップS320)。
ここで、この実施例では、個人情報記憶部34に貸付上限記憶部71(図5)
を持たせることにより、貸付金額の上限値を任意に設定できたが、この貸付上限
記憶部71をなくし、上限をセンタ一律にしてもよい。
また、個人情報記憶部34内に、貸付額の上限値と同様に、返却期限や貸付回
数の記憶部を設け、これにより、貸付額の調整を行なうようにしてもよい。
さらに、この実施例では、料金全額を貸付により支払を行なったが、料金全額
を貸付にしたくない場合には、残金の不足分を貸付により支払ってもよい。
以上、センタからの映画などのデータをセットトップボックスを介して得る場
合における電子財布貸付システムについて述べたが、ゲームの内容をセットトッ
プボックスを介して得る場合も考えられる。この場合、ゲームを1回使用する毎
に使用時間に関係なく料金を課すようにしてもよいし、また、一定時間使用毎に
料金を課す時間貸しとしてもよい。前者では、映画サービスと同様に、精算時に
貸付機能を付加することができる。また、後者では、一定時間使用毎に自動的に
精算を行ない、ICカード内の残金が不足している場合にのみ、ゲームを一時中
断させて貸付機能を付加すればよい。
以上により、ゲームを時間貸しで使用時にICカード内の残金が不足した場合
でも、貸付機能により、ゲームを続けることが可能となる。
次に、本発明をスーパーマーケットなどのPOSレジ端末装置に用いた場合の
実施例について説明をする。
図7はかかるPOS端末装置に用いた場合の本発明による電子財布貸付システ
ムの第2の実施例を示すブロック図であって、8はPOS端末装置、81は表示
部、82はPOSレジキー入力部、83はカード制御部、84はカード読み書き
部、85は演算処理部、86は回線制御部、87は売上金額記憶部、88は個人
情報記憶部であり、ICカード1は図1に示した実施例と同様である。
また、図8はこの実施例の基本処理の一具体例を示すフローチャートである。
入力待ち状態(ステップS402,S403)にあるPOS端末装置8の挿入
口に、ICカード1の所持者がサービスの決済を電子マネーで行なうために、こ
のICカード1を入れると、ICカード1の挿入が確認される(ステップS40
3)。
ICカード1の挿入が確認されると、まず、このICカード1の所持者がこの
POS端末装置8の登録メンバーであるかどうかの確認を行なう。
そのため、ICカード1のID記憶部11に記憶されているこのICカード特
有のIDがPOS端末装置8のカード読み書き部84により読み取られ(ステッ
プS404)、POS端末装置8内の演算処理部85に供給される。次に、PO
S端末装置8の個人情報記憶部88(ここでは、図2に示した図1での個人情報
記憶部34と同一構成をなしているものとする)内のID番号記憶部60から登
録IDを読み取り(ステップS405)、これとICカードからのIDを照合す
ることにより、このIDがPOS端末装置8に登録されているかどうかの確認を
行なう(ステップS406)。
これにより、IDが登録されている登録メンバーであることが確認されると、
貸付システムによる支払が可能であるが、非登録メンバーであるときには、貸付
システムを使用できず、通常の電子マネーの取引のみとなってステップS414
に進む。
登録メンバーは、前回サービスを受けた際に、このPOS端末装置8の貸付機
能によって支払をしていた場合に限り、清算をしなくては今回のサービスを受け
ることができない。そこで、POS端末装置8の個人情報記憶部88内の貸付金
額記憶部61(図2)と貸付日付記憶部62(図2)の内容を参照し(ステップ
S407)、前回の取引を確認する(ステップS408)。この結果、貸付がな
い場合には、通常の支払の手続のためにステップS414に移る。
ステップS408で前回貸付があると確認された場合には、POS端末装置8
の表示部81に前回の貸付金額が表示され、清算を行なうかどうかの選択を促さ
れ、ICカード1の所持者は、清算をするかどうかをPOSレジキー入力部82
により選択する(ステップS409)。清算をすることが選択された場合には、
ICカード1の金額情報記憶部14に記憶されている残金をPOS端末装置8の
カード読み書き部84により読み取り(ステップS410)、個人情報記憶部3
4内の貸付金額記憶部61(図2)に記憶されている貸付金額との比較を演算処
理部85で行なう(ステップS411)。
そして、残金が貸付金額より大きい場合には、演算処理85により減算し、カ
ード読み書き部84によりICカード1の金額情報記憶部14に新規の残金を書
き込む(ステップS412)。また、POS端末装置8の個人情報記憶部88内
の貸付金額記憶部61(図2)と貸付日付記憶部62(図2)をリセットする(
ステップS413)。
以上により、前回の取引での貸付の精算が終了し、今回のサービスの手続きに
入る。清算をしなかったり(ステップS409)、残金が不足したり(ステップ
S411)している場合には、サービスが受けることができず、カード制御部8
3によりICカード1がPOS端末装置8から排出され(ステップS426)、
処理が終了する(ステップS427)。
上記のステップS413まで進むと、あるいは、登録メンバーでなかったり(
ステップS406)、登録メンバーであっても、貸付がないときには(ステップ
S408)、まず、POS端末装置8の表示部81に今回のサービス内容と料金
が表示される(ステップS414)。そして、ICカード1の金額情報記憶部1
4に格納された残金をカード読み書き部84により読み込み、演算処理部85で
今回の料金との比較を行なう(ステップS415)。この結果、残金が料金より
大きいか等しければ、演算処理部85により残金から今回の料金を減算し(ステ
ップS416)、料金を売上金額記憶部87に加算する(ステップS417)と
ともに、ICカード1の金額情報記憶部14の残金をカード読み書き部84によ
り更新し(ステップS418)、決算終了をPOS端末装置8表示部81で表示
して(ステップS424)、決済が終了する(ステップS425)。
また、ICカード1の残金が今回の料金より少ない場合には(ステップS42
1)、POS端末装置8の表示部81に残金不足が表示される(ステップS41
9)。そして、再度ICカード1のIDが登録されているかどうかの確認をする
(ステップS420)。この結果、登録メンバーであれば、貸付を受けるかどう
かを表示部81に表示していずれかの選択を促す(ステップS421)。
ここで、貸付を受けることをPOSレジ入力部82で選択した場合には(ステ
ップS421)、POS端末装置8内の売上金額記憶部87に料金を加算し(ス
テップS422)、個人情報記憶部88内の貸付金額記憶部61(図2)に貸付
金額を、貸付日付記憶部62(図2)に貸付日付を夫々記憶する(ステップS4
23)。
なお、ICカード1に借用金額記憶部を持たせ、カード読み書き部84により
ICカード1に記憶させることにより、POS端末装置8とICカード1の双方
に貸付金額のデータを持たせてもよい。また、貸付金額は料金の全てを貸付金額
とするか、残金の不足分を貸付金額とするかどちらでもよい。
この手続により、決済が終了したことをPOS端末装置8の表示部81に表示
し(ステップS424)、決済が終了する(ステップS425)。非登録メンバ
ー(ステップS420)や貸付を受けないことをPOSレジ入力部82により選
択した利用者(ステップS421)は、今回の料金を決済することができず、カ
ード制御部83によりICカード1がPOS端末装置8より排出される(ステッ
プS426)。この場合には、スーパーマーケットでの買物を中止するか、ある
いはICカードに入金後に再度支払い処理をする必要がある。
料金の支払を終了すると、カード制御部83によりICカード1がPOS端末
装置8より排出される(ステップS426)。
なお、ICカード1から読み取った電子マネー情報は、POS端末装置8内の
売上金額記憶部87に供給されるが、回線制御部86を介して銀行などに送金さ
れることもある。
なお、この実施例においても、貸付金額の上限や返却期限を設定してもよい。
また、センタに個人情報記憶部を持たせて、コンビニエンスストアやガソリンス
タンドなどのチェーン店のPOS端末装置ならば、どこでも貸付や貸付金額の清
算ができるような構成にしてもよい。この場合、貸付金額などの個人情報や電子
マネー情報が回線制御部86を介してセンタや銀行に送られる。
次に、本発明を電車やバスなどの運賃の支払に使用される自動改札機に用いた
場合の実施例について説明する。
図9はかかる自動改札機に用いた場合の本発明による電子財布貸付システムの
第3の実施例を示すブロック図であって、1はICカード、9は電子財布用自動
改札機、10はセンタ、91は表示部、92は駅コード記憶部、93はカード制
御部、94はカード読み書き部、95は演算処理部、96は回線処理部、97は
ゲート制御部、101は回線制御部、102は演算処理部、103は売上金額記
憶部、104は個人情報記憶部、105は運賃データである。
図10は図9における自動改札用個人情報記憶部の一具体例を示し、110は
自動改札用個人情報記憶部、111は乗車駅コード記憶部であって、前出図面に
対応する部分には同一符号を付けている。
図11はこの実施例の基本処理を示すフローチャートである。
図9及び図11において、ICカード1の所持者が電子マネーにより運賃を支
払うために、入力待ち状態(ステップS502,S503)にある電子財布用自
動改札機9のICカード挿入口にICカード1を挿入すると、カード制御部93
により、ICカード1の接続部13がカード読み書き部94に接続される(ステ
ップS503)。
ICカード1の挿入があると、まず、この使用者がこれから乗車するのか下車
するのかを確認するために、ICカード1からID番号の読み取りを行なう。
即ち、ICカード1のID記憶部13に記憶されているこのICカード1特有
のIDをカード読み書き部94により読み取り、演算処理部95で処理した後、
回線制御部96,101を介してセンタ10の演算処理部102に供給する(ス
テップS504)。そして、センタ10内の個人情報記憶部104のID番号記
憶部60(図10)の登録IDを読み取り(ステップS505)、これとICカ
ード1からのIDとを参照する(ステップS506)。その結果、ICカード1
のIDが未登録ならば、このICカード1の所有者は乗車する客であり、図12
(a)に示す乗車時フローチャートに移り、このICカード1のIDが登録され
ていたら、このICカード1の所有者は下車する客であるか、前回貸付を受けて
いる利用者となる。
さらに、ID登録されている利用者が下車するのか、あるいは貸付を受けてい
る乗客かを判断するために、センタ10の個人情報記憶部104の貸付金額記憶
部61(図10)の内容を読み取り(ステップS507)、その内容から貸付の
有無を判定する(ステップS508)。ここで、貸付があれば、清算処理を行な
い、それ以外の場合には、下車する利用者であるので、図12(b)に示す料金
支払のための下車時フローチャートに移る。
貸付を受けている場合には、自動的に清算を行なうために、ICカード1の金
額情報記憶部14から残金をカード読み書き部94により読み取り、回線処理部
96,101を介してセンタ10の演算処理部102に供給する(ステップS5
09)。
ここで、個人情報記憶部104の貸付金額記憶部61(図10)に記憶されて
いる貸付金額と残金との比較を行ない(ステップS510)、残高の方が大きい
か等しければ、残高より貸付金を減算し、新規の残高をICカード1の金額情報
記憶部14にカード読み書き部94により更新する(ステップS511)ととも
に、センタ10の個人情報記憶部104をリセットし、清算が終了する(ステッ
プS512)。
また、残金が貸付金額より少なければ(ステップS510)、入場ゲートが電
子財布用自動改札機9のゲート制御部97により閉められ(ステップS513)
、ICカード1がカード制御部93により排出され(ステップS514)、駅の
構内に入場することができない(ステップS515)。
図12(a)はこの第3の実施例での乗車時の基本処理の一具体例を示すフロ
ーチャートであり、また、図12(b)は同じく下車時の基本処理の一具体例を
示すフローチャートである。
乗車する場合には、図12(a)に示すように、IDカード1のID番号記憶
部11から読み取られたIDを、センタ10の個人情報記憶部104のID番号
記憶部60(図10)に登録する(ステップS601)。同様に、電子財布用自
動改札機9内の駅コード記憶部92に記憶された駅コードを乗車駅コード記憶部
111(図10)に書き込む(ステップS602)。そして、ゲート制御部97
により入場ゲートが開き(ステップS603)、カード制御部93より電子財布
用自動改札機9からICカード1が排出され(ステップS604)、入場処理が
終了する(ステップS605)。なお、この時点では、支払は行われないものと
する。
下車する場合には、図12(b)に示すように、センタ10の個人情報記憶部
104の乗車駅コード記憶部111(図10)の内容を読み取り(ステップS6
06)、同様に、電子財布用自動改札機9の駅コード記憶部92から下車駅コー
ドを読み取る(ステップS607)。この乗車区間の料金をセンタ10の運賃デ
ータから読み取り(ステップS608)、電子財布用改札機9の表示部91に料
金を表示する(ステップS609)。
そして、カード読み書き部94によりICカード1の金額情報記憶部14を読
み取り、この料金との比較を行なう(ステップS610)。この結果、残金が多
い場合には通常の支払処理に入り、残金が少ない場合には、貸付処理に入る。
通常の支払処理では、残金から料金を減算し(ステップS611)、その料金
をセンタ10の売上金額記憶部103に加算し(ステップS612)、新規の残
金を金額情報記憶部14に書き込む(ステップS613)。これにより支払が終
了し、ゲート制御部97によりゲートが開いて(ステップS618)、カード制
御部93によりICカード1が電子財布用改札機9から排出され(ステップS6
19)、処理が終了する(ステップS620)。
また、残金が足りない場合には(ステップS610)、自動的に貸付が行なわ
れる。即ち、電子財布用改札機9の表示部91に残金不足が表示され(ステップ
S614)、料金が売上金額記憶部103に加算される(ステップS615)。
この場合、料金全額を貸付金額にするものとする。また、センタ10の個人情報
記憶部104のID番号記憶部60(図10)にICカード1のIDを、貸付金
額記憶部61(図10)に貸付金額を、貸付日時記憶部62(図10)に貸付日
時を夫々書き込む(ステップS616)。これにより、貸付処理が終了してゲー
トが開き(ステップS617)、その後、ICカード1が排出されて(ステップ
S618)処理が終了する(ステップS619)。
なお、この実施例では、1回のみの貸付について述べたが、個人情報記憶部1
04に貸付金額の上限値や返却期限または貸付回数を設定して複数回の貸付を可
能にしてもよい。また、貸付金額は料金全額にしても、料金の不足分のみにして
もよい。さらに、ICカード1と電子財布用自動改札機9のデータのやり取りは
非接触にしてもよい。
ここで、上記に述べたICカード1内に貸付金額に相当する電子マネー情報を
格納する場合の具体例を図13に示す。15が貸付金額情報記憶部である。この
場合、貸付金額などの個人情報をICカード内に記憶するため、電子マネー情報
のセキュリティを確保することができる。
以上説明したように、本発明によれば、電子財布システムに貸付機能を付加す
ることにより、支払時に残高不足が生じた場合、従来は取引が中止になるか、あ
るいは現金やクレジットカード等の他の取引方法により支払が行なわれていたも
のを、センタやPOS端末等にID登録した個人情報として貸付金額情報を持た
せることにより、電子財布システムのみで即時に貸付処理を行ない、取引の中断
あるいは他の取引方法への切り替えを回避することが可能となる。
以上により、使用者は電子財布システムのみによる商取引の完全キャッシュレ
ス化を実現することが可能である。
本発明による電子財布の貸付システムの一実施例を示すブロック図である。 図1における個人情報記憶部の一具体例を示す図である。 図1に示した第1の実施例の基本処理動作の一具体例を示すフローチャートである。 図1に示した第1の実施例の基本処理動作の他の具体例を示すフローチャートである。 図1における個人情報記憶部の他の具体例を示す図である。 図1に示した第1の実施例の基本処理動作のさらに他の具体例を示すフローチャートである。 本発明による電子財布貸付システムの第2の実施例を示すブロック図である。 図7に示した第2の実施例の基本処理動作の一具体例を示すフローチャートである。 本発明による電子財布貸付システムの第3の実施例を示すブロック図である。 図9における個人情報記憶部の一具体例を示す図である。 図9に示した第3の実施例の基本処理動作の一具体例を示すフローチャートである。 図11に示したフローチャートでの乗車時,下車時での処理動作を示すフローチャートである。 本発明による電子財布貸付システムでのICカードの他の具体例を示すブロック図である。
符号の説明
1 ICカード
2 電子財布端末装置
3 センタ
4 モニタ
5 セットトップボックス
8 POS端末装置
9 電子財布用自動改札機
10 センタ
11 ID記憶部
12 演算処理部
13 接続部
14 金額情報記憶部
15 貸付金額情報記憶部
21 表示部
22 入力部
23 カード制御部
24 カード読み書き部
25 演算処理部
26,31 回線制御部
32 演算処理部
33 売上金額記憶部
34 個人情報記憶部
35 データ変換部
36 映画バンク
37 ニュースバンク
38 スポーツバンク
51 データ変換部
52 入力部
53 回線制御部
54 演算処理部
60 ID番号記憶部
61 貸付金額記憶部
62 貸付日付記憶部
71 上限金額記憶部
81 表示部
82 入力部
83 カード制御部
84 カード読み書き部
85 演算処理部
86 回線制御部
87 売上金額記憶部
88 個人情報記憶部
91 表示部
92 駅コード記憶部
93 カード制御部
94 カード読み書き部
95 演算処理部
96 回線制御部
97 ゲート制御部
101 回線制御部
102 演算処理部
103 売上金額記憶部
104 個人情報記憶部
105 運賃データ記憶部
110 自動改札用個人情報記憶部
111 乗車駅コード記憶部

Claims (18)

  1. 電子マネー情報を格納し、かつID番号を有するICカード
    と、
    該ICカードの情報を読み取り、また、書き込みを行なうICカード読み書き
    手段と、数値などを入力する入力手段と、公衆電話網を介してデータを送受する
    回線制御手段とを有する電子財布端末と、
    該ICカードのID番号と金額情報を記憶する個人情報記憶手段と、該個人情
    報記憶手段に記憶されているID番号と金額情報を照合する照合手段と、映画な
    どのデータ情報を記憶するデータバンク手段と、公衆電話網などの通信回線を介
    してデータを送受する回線制御手段とを有する情報センタと
    を備えて、
    該データバンク手段のデータ情報を読み出す際には、該ICカード読み書き手
    段によって該ICカードから該データ情報の料金に相当する電子マネー情報を減
    額して、該2つの回線制御手段によって該電子マネー情報を該情報センタに送信
    することを特徴とする電子財布貸付システム。
  2. 請求項1において、
    前記データバンク手段のデータ情報を読み出す際に、該データ情報の料金より
    前記ICカードの電子マネー情報が少ない場合には、前記照合手段で前記ICカ
    ードから読み取られたID番号を照合して、該ID番号が照合され、なおかつ、
    前記入力手段により使用者が貸付を選択した場合にのみ、該データ情報の料金全
    額あるいは一部を前記個人情報記憶手段に金額情報として記憶することを特徴と
    する電子財布貸付システム。
  3. 請求項1において、
    前記データバンク手段のデータ情報を読み出す際に、既に前記個人情報記憶手
    段に金額情報が記憶されている場合には、前記ICカード読み書き手段によって
    前記ICカードから該金額情報に相当する電子マネー情報を減額し、その後、該
    データ情報の料金に相当する電子マネー情報を減額して、前記2つの回線制御手
    段によってこれらの電子マネー情報を前記情報センタに送信することを特徴とす
    る電子財布貸付システム。
  4. 電子マネー情報を格納し、かつID番号を有するICカード
    と、
    該ICカードの情報を読み取り、または、書き込みを行なうICカード読み書
    き手段と、数値などを入力する入力手段と、公衆電話網などの通信回線を介して
    データを送受する回線制御手段とを有する電子財布端末と、
    該ICカードのID番号と金額情報と貸付日付情報を記憶する個人情報記憶手
    段と、該個人情報記憶手段に記憶されているID番号と金額情報と貸付日付情報
    を照合する照合手段と、映画などのデータ情報を記憶するデータバンク手段と、
    公衆電話網を介してデータを送受する回線制御手段とを有する情報センタと
    を備えて、
    該データバンク手段のデータ情報を読み出す際には、該ICカード読み書き手
    段によって該ICカードから該データ情報の料金に相当する電子マネー情報を減
    額して、該2つの回線制御手段によって該電子マネー情報を該情報センタに送信
    することを特徴とする電子財布貸付システム。
  5. 請求項4において、
    前記データバンク手段のデータ情報を読み出す際に、該データ情報の料金より
    前記ICカードの電子マネー情報が少ない場合には、前記照合手段で前記ICカ
    ードから読み取られたID番号を照合して、該ID番号が照合され、なおかつ、
    前記入力手段により使用者が貸付を選択した場合にのみ、該データ情報の料金全
    額あるいは一部を前記個人情報記憶手段に金額情報として記憶することを特徴と
    する電子財布貸付システム。
  6. 請求項4において、
    前記データバンク手段のデータ情報を読み出す際に、既に前記個人情報記憶手
    段に金額情報が記憶されている場合には、前記照合手段で前記個人情報記憶手段
    に記憶された貸付日付情報が返却期限内であるかどうかを照合し、期限内であれ
    ば該データ情報の料金全額あるいは一部を前記個人情報記憶手段に金額情報とし
    て記憶し、また、返却期限内ではない場合には、前記ICカード読み書き手段に
    よって前記ICカードから該金額情報に相当する電子マネー情報を減額し、その
    後、該データ情報の料金に相当する電子マネー情報を減額して、前記2つの回線
    制御手段によってこれらの電子マネー情報を前記情報センタに送信することを特
    徴とする電子財布貸付システム。
  7. 電子マネー情報を格納し、かつID番号を有するICカード
    と、
    該ICカードの情報を読み取り、または、書き込みを行なうICカード読み書
    き手段と、数値などを入力する入力手段と、公衆電話網などの通信回線を介して
    データを送受する回線制御手段とを有する電子財布端末と、
    該ICカードのID番号と金額情報と貸付上限金額情報を記憶する個人情報記
    憶手段と、該個人情報記憶手段に記憶されているID番号と金額情報と貸付上限
    金額情報を照合する照合手段と、映画などのデータ情報を記憶するデータバンク
    手段と、公衆電話網を介してデータを送受する回線制御手段とを有する情報セン
    タと
    を備え、
    該データバンク手段のデータ情報を読み出す際には、該ICカード読み書き手
    段によって該ICカードから該データ情報の料金に相当する電子マネー情報を減
    額して、該2つの回線制御手段によって該電子マネー情報を該情報センタに送信
    することを特徴とする電子財布貸付システム。
  8. 請求項7において、
    前記データバンク手段のデータ情報を読み出す際に、該データ情報の料金より
    前記ICカードの電子マネー情報が少ない場合には、前記照合手段で前記ICカ
    ードから読み取られたID番号を照合して、該ID番号が照合され、なおかつ、
    前記入力手段により使用者が貸付を選択した場合にのみ該データ情報の料金全額
    あるいは一部を前記個人情報記憶手段に金額情報として記憶することを特徴とす
    る電子財布貸付システム。
  9. 請求項7において、
    前記データバンク手段のデータ情報を読み出す際に、既に前記個人情報記憶手
    段に金額情報が記憶されている場合には、前記照合手段で前記個人情報記憶手段
    に記憶された該金額情報が該貸付上限金額情報以内であるかどうかを照合し、上
    限金額内であれば、該データ情報の料金全額あるいは一部を前記個人情報記憶手
    段に金額情報として記憶し、また、上限金額内ではない場合には、前記ICカー
    ド読み書き手段によって前記ICカードから該金額情報に相当する電子マネー情
    報を減額し、その後、該データ情報の料金に相当する電子マネー情報を減額し、
    前記2つの回線制御手段によってこれらの電子マネー情報を前記情報センタに送
    信することを特徴とする電子財布貸付システム。
  10. 電子マネー情報を格納し、かつID番号を有するICカー
    ドと、
    該ICカードの情報を読み取り、または、書き込みを行なうICカード読み書
    き手段と、数値などを入力する入力手段と、該ICカードのID番号と金額情報
    を記憶する個人情報記憶手段と、該個人情報記憶手段に記憶されているID番号
    と金額情報を照合する照合手段とを有する端末装置と
    から構成され、
    商取引の決済を行なう際には、該ICカード読み書き手段によって該ICカー
    ドから商取引の決済額に相当する電子マネー情報を減額することを特徴とする電
    子財布貸付システム。
  11. 請求項10において、
    前記決済額より前記ICカードの電子マネー情報が少ない場合には、前記照合
    手段で前記ICカードから読み取られたID番号を照合して、該ID番号が照合
    され、なおかつ、前記入力手段により使用者が貸付を選択した場合にのみ、前記
    決済額の全額あるいは一部を前記個人情報記憶手段に金額情報として記憶するこ
    とを特徴とする電子財布貸付システム。
  12. 請求項10において、
    既に前記個人情報記憶手段に金額情報が記憶されている場合には、前記ICカ
    ード読み書き手段によって前記ICカードから該金額情報に相当する電子マネー
    情報を減額し、その後、前記決済額の料金に相当する電子マネー情報を減額する
    ことを特徴とする電子財布貸付システム。
  13. 電子マネー情報を格納し、かつID番号を有するICカー
    ドと、
    該ICカードの情報を読み取り、または、書き込みを行なうICカード読み書
    き手段と、公衆電話網を介してデータを送受する回線制御手段とを有する自動改
    札機と、該ICカードのID番号と金額情報を記憶する個人情報記憶手段と、該
    個人情報記憶手段に記憶されているID番号と金額情報を照合する照合手段と、
    公衆電話網を介してデータを送受する回線制御手段とを有する情報センタと
    を備え、
    該自動改札機により運賃の支払いを行なう際には、該ICカード読み書き手段
    によって該ICカードから該運賃に相当する電子マネー情報を減額して、該2つ
    の回線制御手段によって該電子マネー情報を前記情報センタに送信することを特
    徴とする電子財布貸付システム。
  14. 請求項13において、
    前記運賃より前記ICカードの電子マネー情報が少ない場合には、前記照合手
    段で前記ICカードから読み取られたID番号を照合して、該ID番号が照合さ
    れた場合にのみ、前記運賃の全額あるいは一部を前記個人情報記憶手段に金額情
    報として記憶することを特徴とする電子財布貸付システム。
  15. 請求項13において、
    既に前記個人情報記憶手段に金額情報が記憶されている場合には、前記ICカ
    ード読み書き手段によって前記ICカードから該金額情報に相当する電子マネー
    を減額し、その後、前記運賃に相当する電子マネー情報を減額して、前記2つの
    回線制御手段によってこれらの電子マネー情報を前記情報センタに送信すること
    を特徴とする電子財布貸付システム。
  16. 電子マネー情報を格納する金額情報記憶部と、貸付金額に
    相当する電子マネー情報を格納する貸付金額情報記憶部と、ID番号を格納する
    ID番号記憶部とを有するICカードと、
    該ICカードの情報を読み取り、または、書き込みを行なうICカード読み書
    き手段と、数値などを入力する入力手段と、該ICカードのID番号を記憶する
    個人情報記憶手段と、該個人情報記憶手段に記憶されているID番号を照合する
    照合手段とを有する端末装置と
    から構成され、
    商取引の決済を行なう際には、該ICカード読み書き手段によって該ICカー
    ドの金額情報記憶部から商取引の決済額に相当する電子マネー情報を減額するこ
    とを特徴とする電子財布貸付システム。
  17. 請求項16において、
    前記決済額より前記ICカードの電子マネー情報が少ない場合には、前記照合
    手段で前記ICカードから読み取られたID番号を照合して、該ID番号が照合
    され、なおかつ、前記入力手段により使用者が貸付を選択した場合にのみ、前記
    決済額の全額あるいは一部を前記貸付金額情報記憶部に貸付金額として記憶する
    ことを特徴とする電子財布貸付システム。
  18. 請求項16において、
    既に前記貸付金額情報記憶部に貸付金額が記憶されている場合には、前記IC
    カード読み書き手段によって前記ICカードの金額情報記憶部から該貸付金額に
    相当する電子マネー情報を減額し、その後、前記決済額の料金に相当する電子マ
    ネー情報を前記金額情報記憶部から減額することを特徴とする電子財布貸付シス
    テム。
JP2005289509A 2005-10-03 2005-10-03 電子財布貸付システム Pending JP2006073028A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005289509A JP2006073028A (ja) 2005-10-03 2005-10-03 電子財布貸付システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005289509A JP2006073028A (ja) 2005-10-03 2005-10-03 電子財布貸付システム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002224322A Division JP2003099695A (ja) 2002-08-01 2002-08-01 電子財布貸付システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006073028A true JP2006073028A (ja) 2006-03-16

Family

ID=36153508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005289509A Pending JP2006073028A (ja) 2005-10-03 2005-10-03 電子財布貸付システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006073028A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217632A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Bitwallet Inc 決済処理装置、決済処理方法、決済支援サーバ、及び決済支援方法
JP2009048488A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Sony Corp 電子財布装置、電子バリュー利用方法及びプログラム
JP2009053764A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Sony Corp 電子財布装置、電子バリュー利用方法及びプログラム
US7980458B2 (en) 2007-08-23 2011-07-19 Sony Corporation Electronic wallet device and communication method
JP6096866B1 (ja) * 2015-11-11 2017-03-15 ヤフー株式会社 実行装置、実行方法及び実行プログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217632A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Bitwallet Inc 決済処理装置、決済処理方法、決済支援サーバ、及び決済支援方法
JP2009048488A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Sony Corp 電子財布装置、電子バリュー利用方法及びプログラム
JP2009053764A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Sony Corp 電子財布装置、電子バリュー利用方法及びプログラム
US7980458B2 (en) 2007-08-23 2011-07-19 Sony Corporation Electronic wallet device and communication method
US8011588B2 (en) 2007-08-23 2011-09-06 Sony Corporation Electronic wallet device and method of using electronic value
JP6096866B1 (ja) * 2015-11-11 2017-03-15 ヤフー株式会社 実行装置、実行方法及び実行プログラム
JP2017091245A (ja) * 2015-11-11 2017-05-25 ヤフー株式会社 実行装置、実行方法及び実行プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5991747A (en) Electronic purse loan system
JP2006073028A (ja) 電子財布貸付システム
JP5322462B2 (ja) 自動取引装置
JP4851835B2 (ja) 電子マネー管理装置、電子決済処理方法及び携帯電話装置
KR20160134806A (ko) 자동 데이터 전송
JP2021128503A (ja) 通貨チャージシステムおよび管理装置
JP2006309786A (ja) 取引装置及び取引方法
JP4034636B2 (ja) 自動販売機および自動販売機システム
JP2021165955A (ja) 両替機、取引管理システム及びプログラム
JP2006260168A (ja) 自動取引装置、pos端末、自動取引システムおよびそれに使用するicカードならびに携帯電話
JP2021165953A (ja) 券売機、取引管理システム及びプログラム
JP2003099695A (ja) 電子財布貸付システム
JP2007004406A (ja) 電子マネーシステム
JP2006331454A (ja) 駐車場の予約管理装置
JP5245556B2 (ja) 予約決済方法およびその方法に使用する端末
JP2003296763A (ja) カード処理機及びカード処理方法
JPH0954804A (ja) 電子チェックシステム、電子機器、口座管理システム、電子投票システム、電子投票端末、表示システム、及び表示装置
JP6516418B2 (ja) 送金システム
WO2020166508A1 (ja) 取引処理システム及び取引処理方法
JP6958826B2 (ja) プリペイド価値の管理システム
GB2313692A (en) Electronic purse loan system
JP7420422B1 (ja) 遊技機決済システム、遊技機決済方法、遊技機決済プログラム
JP2000268237A (ja) プリペイドカードの再利用システム
JP6761533B2 (ja) 運賃決済システムおよび運賃決済方法
JP6712018B1 (ja) プリペイド価値の記録システム及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060512

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070807