JP2003296763A - カード処理機及びカード処理方法 - Google Patents

カード処理機及びカード処理方法

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JP2003296763A
JP2003296763A JP2002102821A JP2002102821A JP2003296763A JP 2003296763 A JP2003296763 A JP 2003296763A JP 2002102821 A JP2002102821 A JP 2002102821A JP 2002102821 A JP2002102821 A JP 2002102821A JP 2003296763 A JP2003296763 A JP 2003296763A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、利用者の利便性を向上させたカ
ード処理機とカード処理方法とを提供することを目的と
する。 【解決手段】 この発明は、IC定期券とIC−SFカ
ードを別々に所持しているような利用者に対してIC−
SFカードの残額をIC定期券に移すことにより複数枚
の無線ICカードを1枚のIC定期券にまとめ、1枚の
IC定期券での入出場の処理を行えるようにしたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、利用者
に対する入出場判定に基づいて利用者の入出場を制御す
る自動改札機などが設けられた鉄道などの交通機関で使
用される無線ICカード等のカード処理機及びカード処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線ICカードにより改札での入
出場を行う駅務システムが実用化されている。このよう
な無線ICカードが利用可能な駅務システムでは、無線
ICカードとしてIC−SF(ストアードフェア)カー
ドとIC定期券とが利用されている。これらの無線IC
カードでは、自動改札機35との無線通信を行うことに
より入出場の許可不許可が判定され、利用者の通行が制
御されるようになっている。
【0003】上記IC−SFカードは、運賃の支払いや
乗車券類の購入に利用できる金額情報が記録された無線
ICカードである。例えば、IC−SFカードに記録さ
れている残額が運賃を満たしている場合、利用者は、別
途乗車券を購入しなくても、IC−SFカードにより自
動改札機を利用することができる。また、IC−SFカ
ードは、カード処理機や自動券売機等で金額情報を積み
増しできるようになっている。
【0004】また、IC定期券は、定期券の機能を有す
る無線ICカードである。また、IC定期券では、通
常、定期券情報とともに、SFカードとして利用可能な
金額情報が記録されている。すなわち、IC定期券は、
定期券の機能とSFカードの機能とを併せ持つ無線IC
カードである。例えば、定期券の有効区間で乗降する場
合、IC定期券により自動改札機を通過することが可能
となる。また、定期券の有効区間内で乗車して有効区間
外で下車する場合、IC定期券の定期券機能と当該IC
定期券に記録されているSFカードの機能との組み合わ
せで自動改札機を通過することが可能となっている。ま
た、IC−SFカードと同様に、カード処理機あるいは
自動券売機等でIC定期券に対して金額情報を積み増し
できるようになっている。
【0005】また、無線ICカードが利用可能な自動改
札機では、通常、1人の利用者に対して、処理する無線
ICカードの枚数が1枚であることを前提としている。
もしも、2枚以上の無線ICカードを利用しようとして
も、自動改札機では、枚数超過で通行が不許可を判定さ
れる。
【0006】このため、IC定期券とIC−SFカード
の両方を別々に所持する場合、利用者は、IC定期券と
IC−SFカードとを組み合わせて自動改札機を利用す
ることができない。例えば、IC定期券(既にSF分を
入金されている場合を含む)を所持する利用者が、別の
人からIC−SFカードをもらったような場合、あるい
は、IC−SFカードを既に所持している利用者が新た
にIC定期券を購入した場合、IC定期券とIC−SF
カードとをそれぞれ使い分けで利用することが必要とな
る。また、IC定期券とIC−SFカードの両方を別々
に所持する利用者がIC定期券の有効区間内と有効区間
外とをまたがって乗車する場合、自動改札機ではIC定
期券とIC−SFカードとを組み合わせて判定すること
ができないため、当該利用者は、自動精算機等での精算
処理が必要であり、出場時に手間がかかって不便である
という問題点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、複数
のICカードを所持している場合、複数のICカードの
組み合わせでは改札機が利用できないため、不便である
という問題点を解決するもので、複数のICカードを使
い分けて使用したり、複数のICカードの組み合わせで
の出場時の処理に手間がかることがないように、複数の
ICカードを1枚のICカードに統合することができる
カード処理機とカード処理方法とを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のカード処理機
は、改札機で利用可能な金額情報が記録されているIC
カードを処理するものにおいて、利用者が所持するIC
カードを受け入れる受入手段と、この受入手段により第
1のICカードを受け入れた際に、上記第1のICカー
ドへの金額情報の入金方法を選択する選択手段と、この
選択手段により第2のICカードからの金額情報の入金
が選択された場合に、上記受入手段により第2のICカ
ードを受け入れて第2のICカードに記録されている記
録内容を読取る読取手段と、この読取手段により読取っ
た第2のICカードの記録内容に基づいて、上記第2の
ICカードの残額と上記第1のICカードの残額とを加
算した金額の金額情報を上記第1のICカードに記録す
る記録手段と、この記録手段により金額情報が記録され
た上記第1のICカードを返却する返却手段と、上記第
2のICカードを回収する回収手段とを有する。
【0009】この発明のカード処理機は、改札機で利用
可能な金額情報が記録されているICカードを処理する
ものにおいて、使用を禁止するICカードの識別情報が
記憶されている記憶手段と、利用者が所持するICカー
ドを受け入れる受入手段と、この受入手段により第1の
ICカードを受け入れた際に、上記第1のICカードへ
の金額情報の入金方法を選択する選択手段と、この選択
手段により第2のICカードからの金額情報の入金が選
択された場合に、上記受入手段により第2のICカード
を受け入れて第2のICカードに記録されている記録内
容を読取る読取手段と、この読取手段により読取った上
記第2のICカードの識別情報が上記記憶手段に記憶さ
れている使用を禁止するICカードの識別情報と一致す
るか否かを判定する判定手段と、この判定手段により上
記第2のICカードの識別情報と上記記憶手段に記憶さ
れている使用を禁止するICカードの識別情報とが一致
すると判定した場合、使用が禁止されているICカード
を受け入れたことを報知する報知手段と、上記判定手段
により上記第2のICカードの識別情報と上記記憶手段
に記憶されている使用を禁止するICカードの識別情報
とが一致しないと判定した場合、上記読取手段により読
取った上記第2のICカードの記録内容に基づいて、上
記第2のICカードの残額と上記第1のICカードの残
額とを加算した金額の金額情報を上記第1のICカード
に記録する記録手段と、この記録手段により金額情報が
記録された上記第1のICカードを返却する返却手段
と、上記第2のICカードを回収する回収手段とを有す
る。
【0010】この発明のカード処理機は、改札機で利用
可能な金額情報が記録されているICカードを処理する
ものにおいて、利用者が所持するICカードを受け入れ
る受入手段と、この受入手段により第1のICカードを
受け入れた際に、上記第1のICカードへの金額情報の
入金方法を選択する選択手段と、この選択手段により第
2のICカードからの金額情報の入金が選択された場
合、上記受入手段により第2のICカードを受け入れて
第2のICカードに記録されている記録内容を読取る読
取手段と、この読取手段により読取った上記第2のIC
カードの記録内容に基づいて、上記第2のICカードの
残額と上記第1のICカードの残額とを加算した金額の
金額情報を上記第1のICカードに記録する記録手段
と、少なくとも上記記録手段により金額情報が処理され
た第1、及び第2のICカードの識別情報を含む処理内
容を示す情報を記憶する記憶手段と、上記記録手段によ
り金額情報が記録された上記第1のICカードを返却す
る返却手段と、上記第2のICカードを回収する回収手
段とを有する。
【0011】この発明のカード処理機は、改札機で利用
可能な金額情報が記録されているICカードを処理する
ものにおいて、利用者が所持するICカードを受け入れ
る受入手段と、この受入手段により第1のICカードを
受け入れた際に、上記第1のICカードへの金額情報の
入金方法を選択する第1の選択手段と、この第1の選択
手段により第2のICカードからの金額情報の入金が選
択された場合に、上記受入手段により第2のICカード
を受け入れて第2のICカードに記録されている記録内
容を読取る読取手段と、この読取手段により読取った上
記第2のICカードに保証金がかけられている場合、上
記第2のICカードの保証金を現金で払うか上記第1の
ICカードに加算するかを選択する第2の選択手段と、
この第2の選択手段により上記第2のICカードの保証
金を現金で支払うことが選択された場合、上記読取手段
により読取った上記第2のICカードの記録内容に基づ
いて、上記第2のICカードの残額と上記第1のICカ
ードの残額とを加算した金額の金額情報を上記第1のI
Cカードに記録する第1の記録手段と、上記第2のIC
カードの保証金を現金にて放出する放出手段と、上記第
2の選択手段により上記第2のICカードの保証金を上
記第1のICカードに加算することが選択された場合、
上記読取手段により読取った上記第2のICカードの記
録内容に基づいて、上記第2のICカードの残額と上記
第2のICカードの保証金と上記第1のICカードの残
額とを加算した金額の金額情報を上記第1のICカード
に記録する第2の記録手段と、上記第1あるいは第2の
記録手段により金額情報が記録された上記第1のICカ
ードを返却する返却手段と、上記第2のICカードを回
収する回収手段とを有する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明に係わ
るカード処理機1の正面図を示すものである。このカー
ド処理機1は、鉄道の駅等に設けられ、無線ICカード
等を処理するものである。このカード処理機1は、IC
定期券(第1のICカード)とIC−SFカード(第2
のICカード)との2種類の無線ICカードを処理する
ものとする。上記IC−SFカードは、予め記録(チャ
ージ)された金額情報に基づいて乗車券の代わりに利用
可能な無線ICカードである。上記IC定期券は、定期
券の機能とストアードフェアカードの機能とを併せ持つ
無線ICカードである。このIC定期券では、定期券あ
るいはSFカードとして単独で利用可能、及び、定期券
とSFカードとの組み合わせによる利用が可能となって
いる。また、全ての無線ICカードCには、発行時に、
それぞれユニークな発行番号(識別情報)が発行され、
当該発行番号が無線ICカードC内の記録部Caに記録
されるとともに、カード表面に印刷されるようになって
いる。
【0013】図1に示すように、このカード処理機1の
前面の接客面には、表示部2、ICカード口3、紙幣投
入口4、硬貨投入口5、レシート発行口6、クレジット
カード口7、硬貨排出口8、受け皿9が設けられてい
る。上記ICカード口3は、無線ICカードの受け入れ
と排出とが受け入れた無線カードCに処理を施した後に
利用者に返却する場合に処理済の無線カードCが排出さ
れる。上記紙幣投入口4は、利用者に紙幣を返却する場
合に紙幣が排出される。上記表示部2は、選択手段とし
て機能するタッチパネル2aを内蔵した液晶表示装置
(LCD)によって構成される。この表示部2では、操
作手順の案内、あるいは、上記タッチパネルにて投入金
額の指示キー表示するようになっている。
【0014】上記ICカード口3では、無線ICカード
Cの投入及び排出が行われる。上記紙幣投入口4では、
紙幣が投入される。上記硬貨投入口5では、硬貨が投入
される。上記レシート発行口6では、処理内容に応じて
作成されるレシートが排出される。上記クレジットカー
ド口7では、クレジットカードの投入及び排出が行われ
る。上記硬貨排出口8では、硬貨が排出される。上記受
け皿9では、レシート発行口6から排出されたレシー
ト、および硬貨排出口8から排出された硬貨が放出され
る。また、上記ICカード口3では、受け入れた無線I
CカードCに処理を施した後に利用者に返却する場合に
処理済の無線ICカードCが排出される。
【0015】図2は、上記したような接客面を有するカ
ード処理機1の内部構成を示すものである。カード処理
機1の制御系統は、紙幣処理部10、ICカード処理部
11、検銭部12、釣銭部13、レシート発行部14、
クレジットカード処理部15、ICカード回収部17、
主制御部20、及びメモリ21などにより構成されてい
る。上記紙幣処理部10、ICカード処理部11、検銭
部12、釣銭部13、レシート発行部14、クレジット
カード処理部15および表示部2は全て主制御部20に
よって制御されるようになっている。この主制御部20
には、メモリ21が接続されている。上記主制御部20
は、たとえばマイクロコンピュータとその周辺回路など
を主体に構成されていて、カード処理機1の全体の制御
を司るものである。
【0016】図2に示すように、カード処理機1では、
紙幣投入口4が紙幣処理部10に接続されている。ま
た、硬貨投入口5は、検銭部12に接続され、この検銭
部12には釣銭部13が接続されている。これにより、
検銭部12で鑑別された硬貨は釣銭として釣銭部13に
貯留され、硬貨排出口8から受け皿9に放出できるよう
になっている。ICカード口3はICカード処理部11
に接続されている。また、ICカード処理部11には、
無線ICカードCを回収する回収手段としてのICカー
ド回収部17が接続されており、ICカード処理部11
からの無線ICカードCをICカード回収部17に回収
できるようになっている。上記ICカード処理部11
は、無線ICカードCに記録されている内容の読み取
り、及び、無線ICカードへのデータの記録を行うよう
になっている。
【0017】また、ICカード口3に挿入された無線I
CカードCを回収する場合、無線ICカードCは、IC
カード処理部11からICカード回収部17に搬送され
て回収されるようになっている。また、レシート発行口
6には、レシートを発行する発行手段としてのレシート
発行部14が接続されている。このレシート発行部14
は、初期状態のレシート用紙か収納される収納部(図示
しない)とこの収納部からレシート用紙を取出して初期
状態のレシート用紙に処理内容などの情報を印刷する印
刷部(図示しない)とからなる。上記レシート発行部1
4により処理されたレシートは、レシート発行口6から
排出される。また、上記レシートには、処理内容ととも
に、処理対象となった無線ICカードCを特定するため
に、処理対象となった無線ICカードCの発行番号など
の情報が印刷されるようになっている。
【0018】また、クレジットカード口7には、クレジ
ットカードを処理するクレジットカード処理部15が接
続されている。このクレジットカード処理部15は、上
記クレジットカード口7から受け入れたクレジットカー
ドの記録内容を読取り、当該クレジットカードによる利
用料金の支払い処理等を行うようになっている。
【0019】次に、上記のようなカード処理機1にて処
理された無線ICカードが利用可能な駅務システムにつ
いて説明する。図3は、駅務システムの概略構成を示す
図である。図3に示すように、駅務システムは、ホスト
コンピュータ31、駅員操作端末32、カード発行機3
3、カード処理機1、自動精算機34、及び自動改札機
35等の駅務機器により構成されている。上記ホストコ
ンピュータ31は、駅務システム全体の管理及び制御等
を行うものである。このホストコンピュータ31は、各
駅の駅務システムと接続され、各駅からの情報を受信し
て各駅務機器へ情報を配信するようになっている。上記
駅員操作端末32は、駅窓口内などに設置され、駅員に
より操作される端末装置である。
【0020】上記カード発行機33は、駅窓口内などに
設置され、利用者の申し出に基づく駅員の操作によって
無線ICカードCを発行するものである。ここでは、駅
員の操作によってIC定期券あるいはIC−SFカード
としての無線ICカードCを発行するものについて説明
するが、利用者自身の操作によって無線ICカードCを
発行するものも同様な構成にて実現できる。上記自動精
算機34は、駅構内に設置され、利用者の操作によって
乗車料金等の精算処理を行うものである。
【0021】上記自動改札機35は、駅改札口などに設
置され、利用者の改札口での入出場を制御するものであ
る。この自動改札機35は、1つの無線ICカードCで
の処理を前提とし、入場時に利用した無線ICカードC
での出場を原則としている。例えば、定期券の区間内で
乗車して定期券の区間外で下車する場合、IC定期券で
は、1つのIC定期券で乗車して同一のIC定期券で下
車することにより、定期券の区間外分の利用料金をSF
カード機能で精算することが可能となっている。これに
対して、IC定期券の区間内で乗車して定期券の区間外
で下車する場合に、IC定期券で乗車した利用者が、上
記IC定期券と他のIC−SFカードとの組み合わせ、
あるいは、他のIC−SFカードで下車することは、で
きないようになっている。このように、IC定期券で乗
車した利用者が他のIC−SFカードを利用して下車す
る場合に、利用者は、自動精算機34で乗車料金の精算
処理を行った後に、自動改札機35を利用するようにな
っている。
【0022】次に、上記カード処理機1での処理につい
て説明する。まず、IC定期券とIC−SFカードとを
別々に所持している利用者は、それぞれの無線ICカー
ドを持って上記カード処理機1の前へ行く。この利用者
は、まず、ICカード口3にIC定期券を投入し(ステ
ップS1)、上記タッチパネル2aにてIC定期券への
金額情報の入金方法を選択する(ステップS2)。する
と、主制御部20は、上記ICカード口3から投入され
たIC定期券を受け入れ、上記ICカード処理部11に
よりIC定期券に記録されている情報を読み取る。上記
ICカード処理部11によりIC定期券から読取られた
情報は、主制御部20へ供給される。上記IC定期券か
ら読取った情報が供給されると、主制御部20は、利用
者により選択された入金方法を判断する。
【0023】この判断により利用者が当該IC定期券へ
の入金方法として現金又はクレジットカードによる入金
を選択したと判断した場合(ステップS3、NO)、主
制御部20は、入金する金額の選択と現金又はクレジッ
トカードの投入案内とを上記表示部2に表示する。この
表示に従って利用者が現金又はクレジットカードの投入
すると、主制御部20は、利用者が投入した現金又はク
レジットカードに基づいて利用者により選択された金額
の入金(チャージ)処理を行う(ステップS4)。これ
により、現金又はクレジットカードによるIC定期券へ
の入金処理が完了すると、当該IC定期券をICカード
口3から放出し(ステップS5)、利用者に金額情報を
チャージしたIC定期券を返却することにより処理を終
了する。
【0024】また、上記判断により利用者が当該IC定
期券への入金方法として他のIC−SFカードからの入
金を選択したと判断した場合(ステップS3、YE
S)、主制御部20は、IC−SFカードの投入案内を
表示部2に表示する。この案内に応じて利用者がICカ
ード口3にIC−SFカードを投入すると(ステップS
6)、ICカード処理部11は、利用者により投入され
たIC−SFカードを受け入れ、受け入れたIC−SF
カードに記録されている金額情報及び発行番号等の記録
内容を読み取る。上記ICカード処理部11により当該
IC−SFカードから読取られた情報は、主制御部20
へ供給される。上記IC−SFカードから読取った情報
が供給されると、主制御部20は、当該IC−SFカー
ドから読取った発行番号の検査処理を行う(ステップS
8)。この発行番号の検査処理は、読取った発行番号
と、予め上記メモリ21に記録されている発行番号とが
一致するか否かを判定する処理である。ここで、上記メ
モリ21に記録される発行番号は、盗難されたIC−S
Fカードあるいは利用者が紛失したIC−SFカード等
のIC−SFカードの発行番号であるものとする。
【0025】上記発行番号の検査処理により当該IC−
SFカードの発行番号と上記メモリ21に記憶されてい
る発行番号とが一致していると判定した場合、主制御部
20は、当該IC−SFカードが他の無線ICカードへ
のチャージができないIC−SFカードであると判定す
る(ステップS9、NO)。この場合、主制御部20
は、当該IC−SFカードをカード処理機1内に保持し
たまま、全ての処理を停止し、例えば、警報音を鳴らす
ことにより駅員へ通知する(ステップS17)。この通
知を受けた駅員は、処理が停止したカード処理機1へ行
き、当該利用者に対して当該IC−SFカードに関する
事情を聞く。当該駅員は、カード処理機1内から当該I
C−SFカードを取出してカード処理機1の動作を再開
し、当該利用者に対しては、事情に応じた対応を行う
(エラー処理)(ステップS18)。
【0026】また、上記発行番号の検査処理により当該
IC−SFカードの発行番号と上記メモリ21に記憶さ
れている発行番号とが一致していないと判定した場合、
主制御部20は、当該IC−SFカードが他の無線IC
カードへのチャージが可能なIC−SFカードであると
判定する(ステップS9、YES)。この判定により当
該IC−SFカードが他の無線ICカードへのチャージ
が可能なIC−SFカードであると判定した場合、主制
御部20は、当該IC−SFカードのデポジット(保証
金)金額の支払い方法を選択する選択画面を表示部2に
表示する。この選択案内に応じて利用者は、デポジット
金額の支払い方法を選択する(ステップS10)。ここ
で、デポジット金額の支払い方法は、現金による支払い
とデポジット金額を上記IC定期券にチャージすること
による支払い方法があるものとする。
【0027】利用者がデポジット金額をIC定期券にチ
ャージする旨を選択した場合(ステップS11、N
O)、主制御部20は、IC−SFカードの残額とデポ
ジット金額とをIC定期券にチャージする(ステップS
12)。IC定期券への金額のチャージが完了した場
合、主制御部20は、当該IC−SFカードの発行番号
に対応して処理内容をメモリ21に記録する(ステップ
S15)。これにより上記メモリ21は、処理したIC
−SFカードを示す発行番号と処理内容と対応させた処
理履歴を取っておくことができる。また、上記処理が完
了すると、主制御部20は、上記ICカード回収部17
にて当該IC−SFカードを回収し(ステップS1
6)、金額情報がチャージされたIC定期券を放出する
(ステップS5)。
【0028】また、利用者が当該IC−SFカードのデ
ポジット金額の現金による支払いを選択した場合(ステ
ップS11、NO)、主制御部20は、上記ICカード
処理部11により当該IC−SFカードの残額をIC定
期券にチャージし(ステップS13)、上記釣銭部13
あるいは上記紙幣処理部10により当該IC−SFカー
ドのデポジット金額を現金にて放出する(ステップS1
4)。これにより利用者には、当該IC−SFカードの
デポジット金額が返却される。
【0029】当該IC定期券への金額のチャージとデポ
ジット金額の返却が完了した場合、主制御部20は、当
該IC−SFカードの発行番号に対応して処理内容を処
理履歴としてメモリ21に記録する(ステップS1
5)。上記処理履歴の記録が完了すると、主制御部20
は、上記ICカード回収部17にて当該IC−SFカー
ドを回収し(ステップS16)、金額情報がチャージさ
れたIC定期券を放出する(ステップS5)。
【0030】次に、他の無線ICカードへの金額のチャ
ージを無効にするIC−SFカードの発行番号の登録に
ついて説明する。例えば、盗難、あるいは紛失等の理由
によりIC−SFカードの使用を停止(禁止)させたい
場合、利用者は、駅窓口にて駅員にIC−SFカードの
使用を停止させたい旨と当該IC−SFカードの発行番
号とを申し出る。このような申し出を受けた駅員は、上
記駅員操作端末32にて申し出のあったIC−SFカー
ドの発行番号を入力する。すると、駅員操作端末32
は、駅員により入力された発行番号と使用停止の旨とを
上記ホストコンピュータ31へ通知する。この通知を受
けたホストコンピュータ31は、使用を停止する無線I
Cカードの発行番号の情報として通知された発行番号を
図示しない記憶部に記憶するとともに、各駅務機器に当
該発行番号と使用停止の旨とを通知する。
【0031】各駅務機器では、ホストコンピュータ31
から通知された発行番号を使用停止するIC−SFカー
ドの情報として記憶部に記憶する。例えば、カード処理
機1が発行番号と使用停止の旨とを受信した場合、主制
御部20は、使用を停止する無線ICカードの発行番号
の情報として受信した発行番号をメモリ21に記録す
る。これにより、上記ステップS8で説明した発行番号
の検査処理が可能となり、登録済みの発行番号のIC−
SFカードの残額による他の無線ICカードへの金額の
チャージを防止できる。また、自動改札機、及び自動精
算機等の駅務機器が発行番号と使用停止の旨とを受信し
た場合に、当該発行番号の無線ICカードに対する処理
を行わないようにしても良い。
【0032】すなわち、IC−SFカードが盗難された
場合、あるいは、IC−SFカードを紛失した場合、当
該IC−SFカードの発行番号がわかれば、利用者は、
当該IC−SFカードの発行番号を駅員に申し出る。こ
の申し出を受けた駅員が上記駅員操作端末32にて申し
出のあった発行番号を入力することにより各駅務機器に
使用を禁止するIC−SFカードの発行番号を登録する
ことができる。これにより、各駅務機器での当該IC−
SFカードの使用を停止することができ、当該IC−S
Fカードの残額を他の無線ICカードへチャージするこ
とを禁止することが可能となる。
【0033】また、利用者が所持するIC−SFカード
の発行番号は、IC−SFカードの券面に記載されてお
り、また、当該IC−SFカードの発行時、あるいは、
当該IC−SFカードへの金額のチャージ時に、発行さ
れるレシート(領収書)にも印刷される。従って、利用
者は、発行時あるいは金額チャージ時のレシートを保管
しておくか、予めIC−SFカードの券面に記載されて
いる発行番号を控えておくことにより、当該IC−SF
カードの盗難あるいは紛失があった場合に、当該発行番
号に基づいて当該IC−SFカードの使用を禁止するこ
とができる。
【0034】また、上記カード処理機1では、金額チャ
ージを行うごとに、処理内容を処理履歴として記憶して
おくようにしている。これにより、利用者の申し出より
も前に、当該IC−SFカードが使用されてしまった場
合でも、処理履歴からIC−SFカードが使用された内
容を確認できる。また、当該IC−SFカードの残額で
他のIC定期券へ金額がチャージされている場合、チャ
ージされたIC定期券の情報に基づいて不正に使用した
利用者等を判定できる。
【0035】上記のように、IC定期券とIC−SFカ
ードと受け入れ、IC−SFカードの残額をIC定期券
にチャージしてIC−SFカードを回収するようにした
ものである。これにより、IC定期券とIC−SFカー
ドとを別々に所持している利用者が、IC定期券にIC
−SFカードの残額をチャージし、1枚のIC定期券に
まとめることができ、IC定期券の有効区間内と有効区
間外とをまたがって乗車するような場合に、2枚処理が
できない自動改札機でも精算処理なしで処理を行うこと
ができる。また、IC定期券を所持している利用者が他
人からIC−SFカードをもらった場合、あるいは、既
にIC−SFカードを所持している利用者が新規にIC
定期券を購入した場合などでも、IC定期券にIC−S
Fカードの残額をチャージして1枚のIC定期券にまと
めることができるため、IC−SFカードが無駄になる
ことなく使用できる。
【0036】また、IC−SFカードを発行する際に、
デポジット金額を徴収している場合、IC定期券に残額
をチャージした後のIC−SFカードを回収する際に当
該IC−SFカードのデポジット金額を現金で支払う
か、IC定期券にチャージするかを利用者に選択させる
ようにしたものである。これにより、利用者の利便性を
向上させるとともに、デポジット金額を利用者の要望に
応じて処理できる。
【0037】また、IC定期券へIC−SFカードの残
額をチャージする際、当該IC−SFカードの発行番号
が有効な発行番号か否かを判定し、当該IC−SFカー
ドの発行番号が使用が禁止されている発行番号であると
判定した場合に、当該IC−SFカードの残額をIC定
期券チャージする処理を禁止する。これにより、盗難あ
るいは紛失等のIC−SFカードを用いたIC定期券へ
の不正な金額チャージを防止できる。また、処理履歴を
記録しておくことにより、後でIC−SFカードが不正
に使用されたことが判明した場合であっても、処理履歴
により不正使用者あるいは不正使用の内容を特定しやす
く、不正利用を抑止する効果が期待できる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、複数のICカードを使い分けて使用したり、複数の
ICカードの組み合わせでの出場時の処理に手間がかる
ことがないように、複数のICカードを1枚のICカー
ドに統合することができるカード処理機とカード処理方
法とを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るカード処理機の概
観構成を示す正面図。
【図2】カード処理機の内部構成を概略的に示すブロッ
ク図。
【図3】駅務システムの全体構成を説明するための図。
【図4】IC−SFカードの残額をIC定期券にチャー
ジする際の動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…カード処理機、2…表示部、2a…タッチパネル
(選択手段)、3…ICカード口(受入手段、返却手
段)、4…紙幣投入口、5…硬貨投入口、6…レシート
発行口、7…クレジットカード口、8…硬貨排出口、9
…受け皿、10…紙幣処理部、11…ICカード処理部
(読取手段、記録手段)、12…検銭部、13…釣銭
部、14…レシート発行部、15…クレジットカード処
理部、17…ICカード回収部(回収手段)、20…主
制御部(判定手段)、21…メモリ(記憶手段)、31
…ホストコンピュータ、32…駅員操作端末、33…カ
ード発行機、34…自動精算機、35…自動改札機
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 G07B 15/00 E G07B 15/00 501 501 G06K 19/00 Q Fターム(参考) 2C005 HB07 JA26 LB48 MB02 NA09 SA23 TA22 TA24 3E026 AA02 AA07 5B035 AA15 BB09 BC00 BC02 CA06 CA23 5B058 CA02 CA15 KA01 KA02 KA04 KA06 KA08 KA12 KA17 KA24 KA31 KA32 YA20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 改札機で利用可能な金額情報が記録され
    ているICカードを処理するカード処理機において、 利用者が所持するICカードを受け入れる受入手段と、 この受入手段により第1のICカードを受け入れた際
    に、上記第1のICカードへの金額情報の入金方法を選
    択する選択手段と、 この選択手段により第2のICカードからの金額情報の
    入金が選択された場合に、上記受入手段により第2のI
    Cカードを受け入れて第2のICカードに記録されてい
    る記録内容を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った第2のICカードの記録内
    容に基づいて、上記第2のICカードの残額と上記第1
    のICカードの残額とを加算した金額の金額情報を上記
    第1のICカードに記録する記録手段と、 この記録手段により金額情報が記録された上記第1のI
    Cカードを返却する返却手段と、 上記第2のICカードを回収する回収手段と、 を具備することを特徴とするカード処理機。
  2. 【請求項2】 改札機で利用可能な金額情報が記録され
    ているICカードを処理するカード処理機において、 使用を禁止するICカードの識別情報が記憶されている
    記憶手段と、 利用者が所持するICカードを受け入れる受入手段と、 この受入手段により第1のICカードを受け入れた際
    に、上記第1のICカードへの金額情報の入金方法を選
    択する選択手段と、 この選択手段により第2のICカードからの金額情報の
    入金が選択された場合に、上記受入手段により第2のI
    Cカードを受け入れて第2のICカードに記録されてい
    る記録内容を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った上記第2のICカードの識
    別情報が上記記憶手段に記憶されている使用を禁止する
    ICカードの識別情報と一致するか否かを判定する判定
    手段と、 この判定手段により上記第2のICカードの識別情報と
    上記記憶手段に記憶されている使用を禁止するICカー
    ドの識別情報とが一致すると判定した場合、使用が禁止
    されているICカードを受け入れたことを報知する報知
    手段と、 上記判定手段により上記第2のICカードの識別情報と
    上記記憶手段に記憶されている使用を禁止するICカー
    ドの識別情報とが一致しないと判定した場合、上記読取
    手段により読取った上記第2のICカードの記録内容に
    基づいて、上記第2のICカードの残額と上記第1のI
    Cカードの残額とを加算した金額の金額情報を上記第1
    のICカードに記録する記録手段と、 この記録手段により金額情報が記録された上記第1のI
    Cカードを返却する返却手段と、 上記第2のICカードを回収する回収手段と、 を具備することを特徴とするカード処理機。
  3. 【請求項3】 改札機で利用可能な金額情報が記録され
    ているICカードを処理するカード処理機において、 利用者が所持するICカードを受け入れる受入手段と、 この受入手段により第1のICカードを受け入れた際
    に、上記第1のICカードへの金額情報の入金方法を選
    択する選択手段と、 この選択手段により第2のICカードからの金額情報の
    入金が選択された場合、上記受入手段により第2のIC
    カードを受け入れて第2のICカードに記録されている
    記録内容を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った上記第2のICカードの記
    録内容に基づいて、上記第2のICカードの残額と上記
    第1のICカードの残額とを加算した金額の金額情報を
    上記第1のICカードに記録する記録手段と、 少なくとも上記記録手段により金額情報が処理された第
    1、及び第2のICカードの識別情報を含む処理内容を
    示す情報を記憶する記憶手段と、 上記記録手段により金額情報が記録された上記第1のI
    Cカードを返却する返却手段と、 上記第2のICカードを回収する回収手段と、 を具備することを特徴とするカード処理機。
  4. 【請求項4】 改札機で利用可能な金額情報が記録され
    ているICカードを処理するカード処理機において、 利用者が所持するICカードを受け入れる受入手段と、 この受入手段により第1のICカードを受け入れた際
    に、上記第1のICカードへの金額情報の入金方法を選
    択する第1の選択手段と、 この第1の選択手段により第2のICカードからの金額
    情報の入金が選択された場合に、上記受入手段により第
    2のICカードを受け入れて第2のICカードに記録さ
    れている記録内容を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った上記第2のICカードに保
    証金がかけられている場合、上記第2のICカードの保
    証金を現金で払うか上記第1のICカードに加算するか
    を選択する第2の選択手段と、 この第2の選択手段により上記第2のICカードの保証
    金を現金で支払うことが選択された場合、上記読取手段
    により読取った上記第2のICカードの記録内容に基づ
    いて、上記第2のICカードの残額と上記第1のICカ
    ードの残額とを加算した金額の金額情報を上記第1のI
    Cカードに記録する第1の記録手段と、 上記第2のICカードの保証金を現金にて放出する放出
    手段と、 上記第2の選択手段により上記第2のICカードの保証
    金を上記第1のICカードに加算することが選択された
    場合、上記読取手段により読取った上記第2のICカー
    ドの記録内容に基づいて、上記第2のICカードの残額
    と上記第2のICカードの保証金と上記第1のICカー
    ドの残額とを加算した金額の金額情報を上記第1のIC
    カードに記録する第2の記録手段と、 上記第1あるいは第2の記録手段により金額情報が記録
    された上記第1のICカードを返却する返却手段と、 上記第2のICカードを回収する回収手段と、 を具備することを特徴とするカード処理機。
  5. 【請求項5】 改札機で利用可能な金額情報が記録され
    ているICカードを処理するカード処理方法において、 利用者が所持する第1のICカードを受け入れて上記第
    1のICカードへの金額情報の入金方法を選択し、 この選択により第2のICカードからの金額情報の入金
    が選択された場合、上記第2のICカードを受け入れて
    第2のICカードに記録されている記録内容を読取り、 この読取った上記第2のICカードの記録内容に基づい
    て、上記第2のICカードの残額と上記第1のICカー
    ドの残額とを加算した金額の金額情報を上記第1のIC
    カードに記録し、 これにより金額情報が記録された上記第1のICカード
    を返却し、 上記第2のICカードを回収する、 ことを特徴とするカード処理方法。
  6. 【請求項6】 改札機で利用可能な金額情報が記録され
    ているICカードを処理するカード処理方法において、 使用を禁止するICカードの識別情報を記憶手段に記憶
    しておき、 利用者が所持する第1のICカードを受け入れた際に、
    上記第1のICカードへの金額情報の入金方法を選択
    し、 この選択により第2のICカードからの金額情報の入金
    が選択された場合、上記第2のICカードを受け入れて
    第2のICカードに記録されている記録内容を読取り、 この読取った上記第2のICカードに記録されている識
    別情報が上記記憶手段に記憶されている使用を禁止する
    ICカードの識別情報と一致するか否かを判定し、 この判定により上記第2のICカードの識別情報と上記
    記憶手段に記憶されている使用を禁止するICカードの
    識別情報とが一致すると判定した場合、使用が禁止され
    ているICカードを受け入れたことを報知し、 上記判定により上記第2のICカードの識別情報と上記
    記憶手段に記憶されている使用を禁止するICカードの
    識別情報とが一致しないと判定した場合、上記第2のI
    Cカードから読取った記録内容に基づいて、上記第2の
    ICカードの残額と上記第1のICカードの残額とを加
    算した金額の金額情報を上記第1のICカードに記録
    し、 これにより金額情報が記録された上記第1のICカード
    を返却し、 上記第2のICカードを回収する、 ことを特徴とするカード処理方法。
  7. 【請求項7】 改札機で利用可能な金額情報が記録され
    ているICカードを処理するカード処理方法において、 利用者が所持する第1のICカードを受け入れた際に、
    上記第1のICカードへの金額情報の入金方法を選択
    し、 この選択により第2のICカードからの金額情報の入金
    が選択された場合、上記第2のICカードを受け入れて
    上記第2のICカードに記録されている記録内容を読取
    り、 上記第2のICカードから読取った記録内容に基づい
    て、上記第2のICカードの残額と上記第1のICカー
    ドの残額とを加算した金額の金額情報を上記第1のIC
    カードに記録し、 これにより金額情報が記録された上記第1のICカード
    を返却し、 少なくとも金額情報が処理された上記第1、及び第2の
    ICカードの識別情報を含む処理内容を示す情報を記憶
    手段に記憶し、 上記第2のICカードを回収する、 ことを特徴とするカード処理方法。
  8. 【請求項8】 改札機で利用可能な金額情報が記録され
    ているICカードを処理するカード処理方法において、 利用者が所持する第1のICカードを受け入れた際に、
    上記第1のICカードへの金額情報の入金方法を選択
    し、 この選択により第2のICカードからの金額情報の入金
    が選択された場合、上記第2のICカードを受け入れて
    第2のICカードに記録されている記録内容を読取り、 上記第2のICカードに保証金がかけられている場合、
    上記第2のICカードの保証金を現金で払うか上記第1
    のICカードに加算するかを選択し、 この選択により上記第2のICカードの保証金を現金で
    支払うことが選択された場合、上記第2のICカードか
    ら読取った記録内容に基づいて、上記第2のICカード
    の残額と上記第1のICカードの残額とを加算した金額
    の金額情報を上記第1のICカードに記録し、 これにより金額情報が記録された上記第1のICカード
    を返却し、 上記第2のICカードの保証金を現金にて放出し、 上記第2の選択手段により上記第2のICカードの保証
    金を上記第1のICカードに加算することが選択された
    場合、上記第2のICカードから読取った記録内容に基
    づいて、上記第2のICカードの残額と上記第2のIC
    カードの保証金と上記第1のICカードの残額とを加算
    した金額の金額情報を上記第1のICカードに記録し、 これにより金額情報が記録された上記第1のICカード
    を返却し、 上記第2のICカードを回収する、 ことを特徴とするカード処理方法。
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