JP2005228881A - 浮上式基板搬送処理方法及びその装置 - Google Patents

浮上式基板搬送処理方法及びその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 装置の小型化及び簡略化を図り、かつ、処理効率及び処理性能の向上を図れるようにすること。
【解決手段】 気体によって基板Gを浮上する浮上ステージ22と、基板Gの表面に処理液を帯状に供給するレジスト供給ノズル23と、レジスト供給ノズルを昇降するノズル昇降機構90と、基板の両側端を着脱可能に吸引保持すると共に、基板の浮上高さに応じて変位可能な基板保持手段24と、浮上ステージの両側に平行に配置されるガイドレール25に沿って基板保持手段に連結されたスライダ26を移動するリニアモータ27と、処理直前の基板とレジスト供給ノズルとの間隔を検出する光センサ50と、予め測定された基板の浮上高さの情報に基づいて基板保持手段の保持高さを補正して基板の水平姿勢を制御し、光センサからの検出信号に基づいてレジスト供給ノズルを昇降して、基板とレジスト供給ノズルとの距離を所定の間隔に制御するCPU70とを設ける。
【選択図】 図4

Description

この発明は、例えばLCD用ガラス基板等の被処理基板に処理液例えばレジスト液を供給して処理を施す浮上式基板搬送処理方法及びその装置に関するものである。
一般に、半導体デバイスの製造工程においては、被処理基板としてのLCD用ガラス基板等(以下に基板という)にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成し、フォトリソグラフィ技術を用いて回路パターンを縮小してレジスト膜に転写し、これを現像処理し、その後、基板からレジスト膜を除去する一連の処理が施されている。
例えば、レジスト膜の形成方法として、溶剤に感光性樹脂を溶解してなるレジスト液を帯状に吐出するレジスト供給ノズルと、矩形状の基板とを、レジストの吐出方向と直交する方向に相対的に平行移動させて塗布処理する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この方法によれば、基板の一辺から他辺に渡ってレジスト液を帯状に吐出(供給)するため、矩形状の基板の全面に平均してレジスト膜を形成することができる。
特開平10−156255号公報(特許請求の範囲、図1)
しかしながら、上記特開平10−156255号公報に記載の技術においては、基板の上方に架設配置されるレジスト供給ノズル又は基板を水平姿勢に保持するステージの少なくとも一方を移動する構造であるため、特に、近年の基板の大型化に伴って装置が大型かつ複雑になると共に、重量の嵩むレジスト供給ノズルやステージの移動に多大なエネルギを要するという問題があった。また、重量の嵩むレジスト供給ノズルやステージを処理後に元の位置に復帰移動し、再び移動して処理を施すため、処理効率の低下を招くという問題もあった。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、装置の小型化及び簡略化を図り、かつ、処理効率及び処理性能の向上を図れるようにした浮上式基板搬送処理方法及びその装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、この発明の浮上式基板搬送処理方法は、気体の噴射により浮上ステージ上に浮上される被処理基板の両端部を基板保持手段によって保持した状態で、上記被処理基板を搬送しつつ処理液供給手段から供給される処理液を被処理基板の表面に帯状に供給して処理を施す浮上式基板搬送処理方法を前提とし、請求項1記載の浮上式基板搬送処理方法は、予め、上記浮上ステージ上に浮上される上記被処理基板の浮上高さを測定して記憶し、 上記測定値に基づいて上記基板保持手段の保持高さを補正して、上記被処理基板を水平姿勢に制御し、 上記被処理基板の搬送を上記処理液供給手段の手前で停止して、被処理基板と処理液供給手段との間隔を検出し、 上記検出された情報に基づいて上記処理液供給手段を昇降して、上記被処理基板と処理液供給手段との距離を所定の間隔に制御し、 その後、上記被処理基板を搬送しつつ上記処理液供給手段から供給される処理液を被処理基板の表面に帯状に供給して処理を施す、ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記被処理基板の搬送を上記処理液供給手段の手前で停止して、被処理基板の下面高さと、被処理基板と処理液供給手段との間隔を検出し、 上記検出された高さ検出情報に基づいて上記基板保持手段の保持高さを補正して、上記被処理基板を水平姿勢に制御すると共に、検出された間隔検出情報に基づいて、上記処理液供給手段を昇降して、上記被処理基板と処理液供給手段との距離を所定の間隔に制御し、 その後、上記被処理基板を搬送しつつ上記処理液供給手段から供給される処理液を被処理基板の表面に帯状に供給して処理を施す、ことを特徴とする。この場合、上記被処理基板の下面高さの検出を、被処理基板の幅方向の中央部で行うようにする方が好ましい(請求項3)。
また、請求項4記載の発明は、上記被処理基板の搬送を上記処理液供給手段の手前で停止して、被処理基板の上面高さと、被処理基板と処理液供給手段との間隔を検出し、 上記検出された高さ検出情報に基づいて上記基板保持手段の保持高さを補正して、上記被処理基板を水平姿勢に制御すると共に、検出された間隔検出情報に基づいて、上記処理液供給手段を昇降して、上記被処理基板と処理液供給手段との距離を所定の間隔に制御し、 その後、上記被処理基板を搬送しつつ上記処理液供給手段から供給される処理液を被処理基板の表面に帯状に供給して処理を施す、ことを特徴とする。この場合、上記被処理基板の上面高さの検出を、被処理基板の幅方向の両端部及び中央部の3箇所で行い、上記被処理基板と処理液供給手段との間隔の検出を、被処理基板の幅方向の両端部及び中央部のうちの少なくとも中央部で行うようにしてもよい(請求項5)。
また、請求項6記載の発明は、請求項1、2又は4に記載の浮上式基板搬送処理方法において、 上記基板保持手段による被処理基板の保持を、浮上ステージにおける気体の吸引により被処理基板が浮上ステージ上に載置固定された状態で行うようにした、ことを特徴とする。
請求項7記載の浮上式基板搬送処理装置は、請求項1記載の浮上式基板搬送処理方法を具現化するもので、 表面から気体を噴射又は噴射及び吸引して被処理基板を異なる高さに浮上する浮上ステージと、 上記浮上ステージの上方に配置され、上記被処理基板の表面に処理液を帯状に供給する処理液供給手段と、 上記処理液供給手段を昇降移動する昇降機構と、 上記被処理基板の両側端をそれぞれ着脱可能に吸引保持すると共に、被処理基板の浮上高さに応じて変位可能な基板保持手段と、 上記浮上ステージの両側に互いに平行に配置されるガイドレールに沿って上記基板保持手段に連結されたスライダを移動する移動機構と、 処理直前の上記被処理基板と上記処理液供給手段との間隔を検出する間隔検出手段と、 予め測定された上記被処理基板の浮上高さの情報に基づいて上記基板保持手段の保持高さを補正して被処理基板の水平姿勢を制御し、かつ、上記間隔検出手段からの検出信号に基づいて上記昇降機構により上記処理液供給手段を昇降して、被処理基板と処理液供給手段との距離を所定の間隔に制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、請求項8記載の浮上式基板搬送処理装置は、請求項2又は4記載の浮上式基板搬送処理方法を具現化するもので、 表面から気体を噴射又は噴射及び吸引して被処理基板を異なる高さに浮上する浮上ステージと、 上記浮上ステージの上方に配置され、上記被処理基板の表面に処理液を帯状に供給する処理液供給手段と、 上記処理液供給手段を昇降移動する昇降機構と、 上記被処理基板の両側端をそれぞれ着脱可能に吸引保持すると共に、被処理基板の浮上高さに応じて変位可能な基板保持手段と、 上記浮上ステージの両側に互いに平行に配置されるガイドレールに沿って上記基板保持手段に連結されたスライダを移動する移動機構と、 処理直前の上記被処理基板の高さを検出する高さ検出手段と、 処理直前の上記被処理基板と上記処理液供給手段との間隔を検出する間隔検出手段と、 上記高さ検出手段からの検出信号に基づいて上記基板保持手段の保持高さを補正して被処理基板の水平姿勢を制御し、かつ、上記間隔検出手段からの検出信号に基づいて上記昇降機構により上記処理液供給手段を昇降して、被処理基板と処理液供給手段との距離を所定の間隔に制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。この場合、上記検出手段を、被処理基板の幅方向の中央部の下面高さを検出する光センサによって形成してもよい(請求項9)。あるいは、上記高さ検出手段と間隔検出手段を、被処理基板の幅方向の両端部及び中央部の上面高さ並びに被処理基板と処理液供給手段との間隔を検出する3つの光センサによって形成し、この際、上記間隔検出手段を、両端部及び中央部のうちの少なくとも中央部の光センサによって形成することができる(請求項10)。
また、請求項11記載の浮上式基板搬送処理装置は、請求項6記載の浮上式基板搬送処理方法を具現化するもので、上記浮上ステージは、気体を噴射又は吸引する多数の小孔を設けた搬入領域を具備し、 上記搬入領域における上記気体の噴射、吸引用の小孔に連通する気体通路を、切換手段を介して気体供給源又は吸引手段に切換可能に接続してなる、ことを特徴とする。
請求項7又は8記載の浮上式基板搬送処理装置において、 上記基板保持手段は、上記被処理基板の両側端をそれぞれ着脱可能に吸引保持すると共に、被処理基板の浮上高さに応じて変位可能なものであれば任意な構造でよく、例えば、被処理基板の側端下面に吸着可能な吸着部材と、この吸着部材を垂直方向に補正移動すべく電圧の印加によって伸縮する圧電素子とを具備する構造とする方が好ましい(請求項12)。この場合、上記圧電素子に、例えばピエゾアクチュエータやボイスコイル等を使用することができる。
請求項1,7記載の発明によれば、予め、上記浮上ステージ上に浮上される上記被処理基板の浮上高さを測定して記憶し、記憶された測定値に基づいて基板保持手段の保持高さを補正して、被処理基板を水平姿勢に制御し、被処理基板の搬送を処理液供給手段の手前で停止して、被処理基板と処理液供給手段との間隔を検出し、検出された情報に基づいて処理液供給手段を昇降して、被処理基板と処理液供給手段との距離を所定の間隔に制御し、その後、被処理基板を搬送しつつ処理液供給手段から供給される処理液を被処理基板の表面に帯状に供給して処理を施すことができる。
請求項2,4,8記載の発明によれば、被処理基板の搬送を処理液供給手段の手前で停止して、被処理基板の下面又は上面の高さと、被処理基板と処理液供給手段との間隔を検出し、検出された高さ検出情報に基づいて基板保持手段の保持高さを補正して、被処理基板を水平姿勢に制御すると共に、検出された間隔検出情報に基づいて処理液供給手段を昇降して、被処理基板と処理液供給手段との距離を所定の間隔に制御し、その後、被処理基板を搬送しつつ処理液供給手段から供給される処理液を被処理基板の表面に帯状に供給して処理を施すことができる。
請求項6,11記載の発明によれば、被処理基板を基板保持手段によって保持する際に、浮上ステージにおいて、気体を吸引して被処理基板を浮上ステージ上に載置固定して、被処理基板の両端部を基板保持手段によって保持することができる。
請求項12記載の発明によれば、基板保持手段が、被処理基板の側端下面に吸着可能な吸着部材と、この吸着部材を垂直方向に補正移動すべく電圧の印加によって伸縮する圧電素子とを具備することで、予め測定された被処理基板の浮上高さの測定情報や、検出手段によって検出された情報に基づく電圧の印加によって吸着部材を介して被処理基板の保持高さを補正することができる。
(1)請求項1,7記載の発明によれば、浮上ステージ上に搬入される被処理基板の両端部を基板保持手段によって保持した状態で搬送するので、装置の小型化及び簡略化が図れる。また、予め測定された被処理基板の浮上高さに基づいて基板保持手段の保持高さを補正して、被処理基板を水平姿勢に制御することができ、この状態で、被処理基板と処理液供給手段との間隔を検出し、検出された間隔検出情報に基づいて処理液供給手段を昇降して、被処理基板と処理液供給手段との距離を所定の間隔に制御した後、被処理基板を搬送しつつ処理液供給手段から供給される処理液を被処理基板の表面に帯状に供給して処理を施すので、被処理基板の表面に形成される処理液の液膜を均一にすることができ、処理効率及び処理性能の向上を図ることができる。
(2)請求項2〜5,8〜10記載の発明によれば、浮上ステージ上に搬入される被処理基板の両端部を基板保持手段によって保持した状態で搬送するので、装置の小型化及び簡略化が図れる。また、被処理基板の搬送を上記処理液供給手段の手前で停止して、被処理基板の下面又は上面の高さと、被処理基板と処理液供給手段との間隔を検出し、検出された高さ検出情報に基づいて基板保持手段の保持高さを補正して、被処理基板を水平姿勢に制御すると共に、検出された間隔検出情報に基づいて処理液供給手段を昇降して、被処理基板と処理液供給手段との距離を所定の間隔に制御した後、被処理基板を搬送しつつ処理液供給手段から供給される処理液を被処理基板の表面に帯状に供給して処理を施すので、被処理基板の表面に形成される処理液の液膜を均一にすることができ、処理効率及び処理性能の向上を図ることができる。
(3)請求項6,11記載の発明によれば、気体を吸引して被処理基板を浮上ステージ上に載置固定して、被処理基板の両端部を基板保持手段によって保持するので、上記(1),(2)に加えて、更に被処理基板の保持を確実かつ正確にすることができると共に、被処理基板の浮上高さに応じた補正を正確にすることができ、処理の均一化を図ることができる。
(4)請求項12記載の発明によれば、検出手段によって検出された情報に基づく電圧の印加によって吸着部材を介して被処理基板の保持高さを補正することができるので、上記(1)〜(3)に加えて、更に被処理基板と処理液供給手段との間隔の補正制御を正確にすることができる。
以下に、この発明の最良の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。ここでは、この発明に係る浮上式基板搬送処理装置をLCD用ガラス基板のレジスト塗布現像処理装置におけるレジスト塗布処理装置に適用した場合について説明する。
上記レジスト塗布現像処理装置は、図1に示すように、複数の被処理基板であるLCD用ガラス基板G(以下に基板Gという)を収容するカセットCを載置する搬入出部1と、基板Gにレジスト塗布及び現像を含む一連の処理を施すための複数の処理ユニットを備えた処理部2と、露光装置4との間で基板Gの受け渡しを行うためのインターフェイス部3とを具備しており、処理部2の両端にそれぞれ搬入出部1及びインターフェイス部3が配置されている。なお、図1において、レジスト塗布現像処理装置の長手方向をX方向、平面視においてX方向と直交する方向をY方向とする。
上記搬入出部1は、カセットCと処理部2との間で基板Gの搬入出を行うための搬送機構5を備えており、この搬入出部1において外部に対するカセットCの搬入出が行われる。また、搬送機構5は搬送アーム5aを有し、カセットCの配列方向であるY方向に沿って設けられた搬送路6上を移動可能であり、搬送アーム5aによりカセットCと処理部2との間で基板Gの搬入出が行われるように構成されている。
上記処理部2は、基本的にX方向に伸びる基板G搬送用の平行な2列の搬送ラインA、Bを有しており、搬送ラインAに沿って搬入出部1側からインターフェイス部3に向けてスクラブ洗浄処理ユニット(SCR)11、第1の熱的処理ユニットセクション16、レジスト処理ユニット13及び第2の熱的処理ユニットセクション17が配列されている。また、搬送ラインBに沿ってインターフェイス部3側から搬入出部1に向けて第2の熱的処理ユニットセクション17、現像処理ユニット(DEV)14、i線UV照射ユニット(i−UV)15及び第3の熱的処理ユニット18が配列されている。なお、スクラブ洗浄処理ユニット(SCR)11の上の一部にはエキシマUV照射ユニット(e−UV)12が設けられている。この場合、エキシマUV照射ユニット(e−UV)12はスクラバ洗浄に先立って基板Gの有機物を除去するために設けられている。また、i線UV照射ユニット(i−UV)15は現像の脱色処理を行うために設けられる。
なお、第1の熱的処理ユニットセクション16は、基板Gに熱的処理を施す熱的処理ユニットが積層して構成された2つの熱的処理ユニットブロック(TB)31,32を有しており、熱的処理ユニットブロック(TB)31はスクラブ洗浄処理ユニット(SCR)11側に設けられ、熱的処理ユニットブロック(TB)32はレジスト処理ユニット13側に設けられている。これら2つの熱的処理ユニットブロック(TB)31,32の間に第1の搬送機構33が設けられている。
また、第2の熱的処理ユニットセクション17は、基板Gに熱的処理を施す熱的処理ユニットが積層して構成された2つの熱的処理ユニットブロック(TB)34,35を有しており、熱的処理ユニットブロック(TB)34はレジスト処理ユニット13側に設けられ、熱的処理ユニットブロック(TB)35は現像処理ユニット14側に設けられている。これら2つの熱的処理ユニットブロック(TB)34,35の間に第2の搬送機構36が設けられている。
また、第3の熱的処理ユニットセクション18は、基板Gに熱的処理を施す熱的処理ユニットが積層して構成された2つの熱的処理ユニットブロック(TB)37,38を有しており、熱的処理ユニットブロック(TB)37は現像処理ユニット(DEV)14側に設けられ、熱的処理ユニットブロック(TB)38はカセットステーション1側に設けられている。そして、これら2つの熱的処理ユニットブロック(TB)37,38の間に第3の搬送機構39が設けられている。
なお、インターフェイス部3には、エクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)41と、周辺露光装置(EE)とタイトラ(TITLER)を積層して設けた外部装置ブロック42と、バッファーステージ(BUF)43及び第4の搬送機構44が配設されている。
このように構成されるインターフェイス部3において、第2の搬送機構36によって搬送される基板Gは、エクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)41へ搬送され、第4の搬送機構44によって外部装置ブロック42の周辺露光装置(EE)に搬送されて、周辺レジスト除去のための露光が行われ、次いで、第4の搬送機構44により露光装置4に搬送されて、基板G上のレジスト膜が露光されて所定のパターンが形成される。場合によっては、バッファーステージ(BUF)43に基板Gを収容してから露光装置4に搬送される。そして、露光終了後、基板Gは第4の搬送機構44により外部装置ブロック42のタイトラ(TITLER)に搬入されて、基板Gに所定の情報が記された後、エクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)41に載置され、再び処理部2に搬送されるように構成されている。
上記レジスト処理ユニット13は、この発明に係る浮上式基板搬送処理装置を適用したレジスト塗布処理装置20と、このレジスト塗布処理装置20によって基板G上に形成されたレジスト膜を減圧容器(図示せず)内で減圧乾燥する減圧乾燥装置(VD)21とを具備している。
次に、この発明に係る浮上式基板搬送処理装置を適用したレジスト塗布処理装置20について説明する。
<第1実施形態>
図2は、上記レジスト塗布処理装置20の第1実施形態の要部を示す概略斜視図、図3は、レジスト塗布処理装置20により基板Gにレジスト液を供給(吐出)する状態を示す基板Gの移動方向に沿う概略断面図、図4は、基板Gの移動方向と直交する方向に沿う概略断面図である。
上記レジスト塗布処理装置20は、表面から気体を噴射又は噴射及び吸引して基板Gを異なる高さに浮上する浮上ステージ22と、この浮上ステージ22の上方に配置され、基板Gの表面に処理液であるレジスト液Rを帯状に供給する処理液供給手段であるレジスト供給ノズル23と、このレジスト供給ノズル23を着脱及び調整可能に保持するノズル保持体90と、このノズル保持体90を昇降するノズル昇降機構100と、基板Gの両側端をそれぞれ着脱可能に吸引保持すると共に、基板Gの浮上高さに応じて変位可能な基板保持手段24と、浮上ステージ22の両側に互いに平行に配置されるガイドレール25に沿って基板保持手段24に連結されたスライダ26を移動する移動機構27と、処理直前の基板Gとレジスト供給ノズル23との間隔を検出する検出手段50と、基板保持手段24の保持高さの補正制御及び基板Gとレジスト供給ノズル23との間隔(隙間)を所定の間隔Sに制御する制御手段70とで主に構成されている。
上記浮上ステージ22は、図2及び図3に示すように、図示しない搬送アームによって搬送される基板Gを受け取る搬入領域22aと、レジスト供給ノズル23と基板Gとの隙間Sを一定の距離例えば100〜150μmに維持する塗布領域22bと、基板Gを受け渡す搬出領域22cとが設けられている。
この場合、搬入領域22aにおいては、浮上ステージ22の表面に設けられた多数の小孔29aから気体例えば空気が噴射されて基板Gが約100〜150μmの高さの位置に浮上されるか、あるいは、小孔29aから空気が吸引されることによって基板Gが浮上ステージ22上に載置されるようになっている。この場合、搬入領域22aにおいては、図6に示すように、浮上ステージ22に設けられた多数の噴射、吸引用の小孔29aに連通する気体通路22fを、切換手段である切換弁80を介して気体供給源例えばコンプレッサ81又は吸引手段例えば真空ポンプ82に切換可能に接続されている。
また、搬出領域22cにおいては、浮上ステージ22の表面に設けられた多数の小孔29bから気体例えば空気が噴射されて基板Gが約100〜150μmの高さの位置に浮上されるようになっている。また、搬出領域22cにおいては、図示しない搬送アームに基板Gを受け渡す昇降可能な複数例えば4本のリフトピン28が設けられている。
また、塗布領域22bにおいては、浮上ステージ22の表面に多数の噴射孔29cと吸引孔29dが例えば千鳥状に設けられており、噴射孔29cから気体すなわち空気を噴射すると共に、吸引孔29dから吸引することによって基板Gが約50μmの高さの位置に浮上されている。
なお、搬入領域22aと塗布領域22bとの間、及び塗布領域22bと搬出領域22cとの間には、それぞれ両者間の高さのギャップを繋げる繋ぎ領域22d,22eが設けられている。これら繋ぎ領域22d,22eにおいては、多数の噴射孔29cと吸引孔29dとが設けられており、気体である空気の噴射量及び吸引量を調整することによって基板Gを徐々に下降又は上昇するように構成されている。
上記レジスト供給ノズル23は、浮上ステージ22の上方を跨ぐ門形状のノズル保持体90に着脱及び調整可能に固定されている。この場合、ノズル保持体90には、ブロック状の取付片91が水平方向に突出しており、この取付片91の下端平坦面にレジスト供給ノズル23の上端平坦面が当接された状態でボルト92を締結することによってレジスト供給ノズル23が固定されている。また、レジスト供給ノズル23は、図示しないレジストタンクに接続される供給管23aによって供給されるレジスト液Rを貯留するノズル本体23bと、このノズル本体23bの下端から下方に向って狭小テーパ状に垂下するノズルヘッド23cとで構成されており、ノズルヘッド23cに設けられたスリット23dから基板Gの表面にレジスト液Rが帯状に供給(吐出)されるように構成されている。
上記のように構成されるレジスト供給ノズル23におけるノズル本体23bの基板Gの搬送側面における基板Gの幅方向の両端部と中央部に対応する3箇所に間隔検出手段である間隔検出用光センサ50(以下に間隔検出センサ50という)が装着されている。この場合、間隔検出センサ50は、図5に示すように、例えば、一側方に配置される発光素子51と、上方に配置される受光素子52と、発光素子51から発光されたビームを垂直下に反射し、直下に置かれた基板Gからの反射ビームを透過するハーフミラ53とを具備する反射型光センサによって形成されている。
このように構成される間隔検出センサ50によって、この間隔検出センサ50と基板Gの表面との距離Dが測定(検出)されると共に、この距離Dからノズルヘッド23cの高さ寸法D0を引いた寸法すなわち基板Gとレジスト供給ノズル23との距離(間隔)S0が測定(検出)される。そして、この間隔検出情報(検出信号)が制御手段例えば中央演算処理装置(CPU)70(以下にCPU70という)に伝達され、この検出情報とCPU70に予め記憶された情報とに基づく制御信号が昇降機構100に伝達されて、ノズル保持体90が昇降移動される。これにより、基板Gとレジスト供給ノズル23との距離が所定の間隔S(100〜150μm)に制御される。
上記説明では、間隔検出センサ50がレジスト供給ノズル23に装着される場合について説明したが、間隔検出センサ50をノズル保持体90に装着してもよい。
なお、装置のセットアップ時に予め、浮上ステージ22の塗布領域22bにおける基板Gの浮上高さ(基板下面高さ)を実測して、この測定情報をCPU70に記憶しておく。このとき、基板Gは拘束されない状態で浮上高さが実測される。この測定情報に基づいてCPU70からの制御信号が基板保持手段24に伝達されることにより、基板保持手段24の基板保持高さが補正されて、基板Gの水平姿勢が制御されるようになっている。
上記基板保持手段24は、基板Gの両側端下面をそれぞれ着脱可能に吸引保持する吸着部材すなわち吸着パッド60と、吸着パッド60と図示しない真空装置とを接続するバキューム管61と、吸着パッド60の下端に垂下された筒状脚部62を垂直方向に摺動可能に支持する支持筒体63と、この支持筒体63内に配設されて電圧の印加によって伸縮して吸着パッド60を補正移動する圧電素子64とを具備している。この場合、圧電素子64は、例えば複数の素子を重ね合わせたピエゾスタックに電圧を印加して伸縮させるピエゾアクチュエータによって形成されている。なお、ピエゾアクチュエータに代えてボイスコイルを用いてもよい。なお、支持筒体63は、後述するスライダ26から水平方向に突出する取り付けブラケット65上に載置固定されている。
この場合、上記吸着パッド60は、例えば、合成ゴム製のパッド本体60aの上面に複数の長孔状の吸引孔60bを設けてなる。なお、吸引孔60bを長孔に変えて小孔としてもよい。また、パッド本体60a内に設けられた室(図示せず)に接続するバキューム管61は、複数の通路(図示せず)を有する合成ゴム製の帯状のチューブによって形成されている。このように形成されるバキューム管61は、図5に示すように、移動機構27を構成するスライダ26の上部にヒンジ66を介して垂直方向に揺動可能に枢着されている。このように構成することにより、吸着パッド60の変位に追従してバキューム管61も変位可能となる。なお、各吸着パッド60に接続するバキューム管61は、共通の主バキューム管(図示せず)を介して真空装置に接続されている。
上記移動機構27は、浮上ステージ22の両側に互いに平行に配置されるガイドレール25に摺動自在に装着されるスライダ26を移動するリニアモータによって形成されている。
次に、上記のように構成されるレジスト塗布処理装置20の動作態様について、図6、図7及び図8を参照して説明する。まず、予め、基板下面の浮上高さを実測して、CPU70に記憶しておく(ステップ7−1)。次に、熱的処理ユニット(TB)31によって熱処理された基板Gが図示しない搬送アームによって浮上ステージ22の搬入領域22a上に搬入されると、搬入領域22aに設けられた小孔29aから噴射される空気によって基板Gが浮上され、その後、搬送アームは浮上ステージ22上から外方へ退避する。基板Gを受け取った後、切換弁80が切り換わって気体通路22fが真空ポンプ82側に切り換わると、小孔29aから空気が吸引されて、基板Gが浮上ステージ22上に載置固定される(ステップ7−2)。この状態で、真空装置が作動して吸着パッド60によって基板Gが吸着保持される。吸着パッド60によって基板Gが吸着保持された後、切換弁80が再び切り換わって気体通路22fがコンプレッサ81側に接続されると、小孔29aから空気が噴射され、この搬入領域22aの表面から噴出する空気によって基板Gは約100〜150μmの高さの位置に浮上される。このとき、CPU70からの制御信号が基板保持手段24に伝達されて、基板保持手段24の圧電素子64に電圧が印加され、圧電素子64の伸縮によって予め実測された測定情報に基づいて吸着パッド60が補正移動され、基板Gが水平姿勢に制御される(ステップ7−3)。
次いで、リニアモータ27(移動機構)が駆動して基板Gが塗布領域22bに搬送され、レジスト供給ノズル23の手前で停止する(図8(a)参照)。この塗布領域22bにおいては、浮上ステージ22の表面から空気の噴出と吸引とのバランスによって基板Gは約50μmの高さの位置に浮上されている。この状態で、間隔検出センサ50によって間隔検出センサ50と基板Gとの距離D、すなわち基板Gとレジスト供給ノズル23との距離すなわち間隔S0が測定(検出)される(ステップ7−4、図8(a)参照)。検出された情報(検出信号)はCPU70に伝達され、CPU70からの制御信号に基づいてノズル昇降機構100が駆動してレジスト供給ノズル23が昇降移動される。これにより、基板Gとレジスト供給ノズル23との距離が所定の間隔S(100〜150μm)に制御される(ステップ7−5、図8(b)参照)。
その後、リニアモータ27(移動機構)が駆動して基板Gが搬送され、基板Gを搬送しつつレジスト供給ノズル23からレジスト液Rを帯状に供給(吐出)することによって、基板Gの表面にレジスト膜が均一に形成される(ステップ7−6、図8(c)参照)。
なお、レジスト供給ノズル23を昇降移動して基板Gとレジスト供給ノズル23との距離が所定の間隔S(100〜150μm)に制御した後、以下のようにしてレジスト供給ノズル23からレジスト液を供給(吐出)するようにしてもよい。すなわち、まず、基板Gの先端部をレジスト供給ノズル23の直下位置に移動して停止し、この状態で、レジスト供給ノズル23を下降させてレジスト液Rを少量供給(吐出)して基板Gの表面に線状にレジスト液を付着させ、その後、レジスト供給ノズル23を所定の位置に上昇させてから、基板Gを搬送しつつレジスト供給ノズル23からレジスト液Rを帯状に供給(吐出)するようにしてもよい。このようにすることにより、基板Gへのレジスト液の濡れ性を良好にすることができ、レジスト膜のエッジ部の膜厚を均一にすることができる。
レジスト膜が形成された基板Gは搬出領域22cに移動されると、基板Gは搬出領域22cの表面から噴出する空気によって約100〜150μmの高さの位置に浮上され、この状態で、真空装置を停止して基板Gの吸着保持が解かれる。すると、リフトピン28が上昇して基板Gを上方の受渡し位置へ移動する。この状態で、図示しない搬送アームが基板Gを受け取って基板Gを次工程の減圧乾燥装置(VD)21へ搬送する。
<第2実施形態>
図9は、レジスト塗布処理装置の第2実施形態を示す概略断面図、図10は、第2実施形態の要部を示す概略断面図である。
第2実施形態は、1枚毎に基板Gの下面高さを検出し、その検出信号(検出情報)に基づいて基板Gを水平姿勢に制御した後、第1実施形態と同様に、間隔検出センサ50によって基板Gとレジスト供給ノズル23との間隔を検出し、その間隔検出信号に基づいて基板Gとレジスト供給ノズル23との距離を所定の間隔Sに制御するようにした場合である。
第2実施形態のレジスト塗布処理装置20Aにおいては、浮上ステージ22の塗布領域22bに、基板Gの下面高さを検出する下面高さ検出手段である下面高さ検出用光センサ50A(以下に下面高さ検出センサ50Aという)が設けられている。
上記下面高さ検出センサ50Aは、図9及び図10に示すように、浮上ステージ22の下部に配設されており、浮上ステージ22に設けられた透孔22gを介して基板Gの幅方向の中央部下面の高さ、例えば基準面となる浮上ステージ22の上面から基板Gの下面までの高さH1を検出している。検出された下面高さ検出情報はCPU70に伝達され、CPU70からの制御信号が基板保持手段24に伝達されて、吸着パッド60の保持高さが制御される。ここで、基板Gの幅方向の中央部下面の高さH1を検出する理由は、基板Gの幅は例えば1.8mと大きく、しかも基板Gの厚みは例えば0.7mmと薄いため、基板Gの前端中央付近はほぼ浮上力のみの影響で高さが決まるので、この高さに吸着パッド60の保持高さを制御して合わせることにより、基板Gの水平姿勢を容易に維持することができるからである。
なお、下面高さ検出センサ50Aは、図10に示すように、一側方に配置される発光素子51と、下方に配置される受光素子52と、発光素子51から発光されたビームを垂直上方に反射し、直上に位置する基板Gからの反射ビームを透過するハーフミラ53とを具備する反射型光センサによって形成されている。
また、第2実施形態においては、間隔検出手段は、基板Gの幅方向の中央部とレジスト供給ノズル23との間隔S0を測定(検出)する1つの間隔検出センサ50によって形成されている。
なお、第2実施形態において、その他の部分は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して、説明は省略する。
次に、第2実施形態のレジスト塗布処理装置20Aの動作態様について、図9、図10及び図11を参照して説明する。まず、熱的処理ユニット(TB)31によって熱処理された基板Gが図示しない搬送アームによって浮上ステージ22の搬入領域22a上に搬入されると、搬入領域22aに設けられた小孔29aから噴射される空気によって基板Gが浮上され、その後、搬送アームは浮上ステージ22上から外方へ退避する。基板Gを受け取った後、切換弁80が切り換わって気体通路22fが真空ポンプ82側に切り換わると、小孔29aから空気が吸引されて、基板Gが浮上ステージ22上に載置固定される(ステップ11−1)。この状態で、真空装置が作動して吸着パッド60によって基板Gが吸着保持される(ステップ11−2)。吸着パッド60によって基板Gが吸着保持された後、切換弁80が再び切り換わって気体通路22fがコンプレッサ81側に接続されると、小孔29aから空気が噴射され、この搬入領域22aの表面から噴出する空気によって基板Gは約100〜150μmの高さの位置に浮上される。
次いで、リニアモータ27(移動機構)が駆動して基板Gが塗布領域22bに搬送され、レジスト供給ノズル23の手前で停止する。この状態で、下面高さ検出センサ50Aによって基板Gの幅方向の中央部下面の高さH1が測定(検出)されると共に、間隔検出センサ50によって基板Gとレジスト供給ノズル23との間隔S0が測定(検出)される(ステップ11−3)。このとき、CPU70からの制御信号が基板保持手段24に伝達されて、基板保持手段24の圧電素子64に電圧が印加され、圧電素子64の伸縮によって予め実測された測定情報に基づいて吸着パッド60が補正移動され、基板Gが水平姿勢に制御される(ステップ11−4)。また、この状態で、間隔検出センサ50によって検出された間隔検出信号はCPU70に伝達され、CPU70からの制御信号に基づいてノズル昇降機構100が駆動してレジスト供給ノズル23が昇降移動される。これにより、基板Gとレジスト供給ノズル23との距離が所定の間隔S(100〜150μm)に制御される(ステップ11−5)。
その後、リニアモータ27(移動機構)が駆動して基板Gが搬送され、基板Gを搬送しつつレジスト供給ノズル23からレジスト液Rを帯状に供給(吐出)することによって、基板Gの表面にレジスト膜が均一に形成される(ステップ11−6)。
レジスト膜が形成された基板Gは搬出領域22cに移動されると、基板Gは搬出領域22cの表面から噴出する空気によって約100〜150μmの高さの位置に浮上され、この状態で、真空装置を停止して基板Gの吸着保持が解かれる。すると、リフトピン28が上昇して基板Gを上方の受渡し位置へ移動する。この状態で、図示しない搬送アームが基板Gを受け取って基板Gを次工程の減圧乾燥装置(VD)21へ搬送する。
<第3実施形態>
図12は、レジスト塗布処理装置の第3実施形態を示す概略断面図、図13は、第3実施形態の要部を示す概略断面図である。
第3実施形態は、1枚毎に基板Gの上面高さを検出し、その検出信号(検出情報)に基づいて基板Gを水平姿勢に制御した後、第1及び第2実施形態と同様に、間隔検出センサ50によって基板Gとレジスト供給ノズル23との間隔を検出し、その間隔検出信号に基づいて基板Gとレジスト供給ノズル23との距離を所定の間隔Sに制御するようにした場合である。
第3実施形態のレジスト塗布処理装置20Bにおいては、レジスト供給ノズル23におけるノズル本体23bの基板Gの搬送側面における基板Gの幅方向の両端部と中央部に対応する3箇所に上面高さ検出手段である上面高さ検出用光センサ50B(以下に上面高さ検出センサ50Bという)が装着されている。また、上面高さ検出センサ50Bのうちの少なくとも中央部に位置するセンサによって間隔検出手段である間隔検出用光センサ50(間隔検出センサ)が兼用されている。ここでは、間隔検出センサ50が1つの場合を示す。
この場合、この光センサ50B(50)は、図13に示すように、例えば、一側方に配置される発光素子51と、上方に配置される受光素子52と、発光素子51から発光されたビームを垂直下に反射し、直下に置かれた基板Gからの反射ビームを透過するハーフミラ53とを具備する反射型光センサによって形成されている。
上記上面高さ検出センサ50Bは、図12及び図13に示すように、レジスト供給ノズル23に装着されており、基板Gの幅方向の両端部及び中央部下面の高さ、例えば基準面となる浮上ステージ22の上面から基板Gの上面までの高さH2を検出している。検出された上面高さ検出情報はCPU70に伝達され、CPU70からの制御信号が基板保持手段24に伝達されて、吸着パッド60の保持高さが制御される。この際、基板Gの厚み(例えば0.7mm)が加味された制御信号が、基板保持手段24に伝達され、基板Gの両端部を中央部上面の高さH2と同じ高さとなるように吸着パッド60を制御する。その理由は、上述したように、基板Gの幅は例えば1.8mと大きく、しかも基板Gの厚みは例えば0.7mmと薄いため、基板Gの前端中央付近はほぼ浮上力のみの影響で高さが決まるので、この高さに吸着パッド60の保持高さを制御して合わせることにより、基板Gの水平姿勢を容易に維持することができるからである。
なお、第3実施形態において、その他の部分は第1、第2実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して、説明は省略する。
次に、第3実施形態のレジスト塗布処理装置20Bの動作態様について、図12、図13及び図14を参照して説明する。まず、熱的処理ユニット(TB)31によって熱処理された基板Gが図示しない搬送アームによって浮上ステージ22の搬入領域22a上に搬入されると、搬入領域22aに設けられた小孔29aから噴射される空気によって基板Gが浮上され、その後、搬送アームは浮上ステージ22上から外方へ退避する。基板Gを受け取った後、切換弁80が切り換わって気体通路22fが真空ポンプ82側に切り換わると、小孔29aから空気が吸引されて、基板Gが浮上ステージ22上に載置固定される(ステップ14−1)。この状態で、真空装置が作動して吸着パッド60によって基板Gが吸着保持される(ステップ14−2)。吸着パッド60によって基板Gが吸着保持された後、切換弁80が再び切り換わって気体通路22fがコンプレッサ81側に接続されると、小孔29aから空気が噴射され、この搬入領域22aの表面から噴出する空気によって基板Gは約100〜150μmの高さの位置に浮上される。
次いで、リニアモータ27(移動機構)が駆動して基板Gが塗布領域22bに搬送され、レジスト供給ノズル23の手前で停止する。この状態で、上面高さ検出センサ50Bによって基板Gの幅方向の両端部及び中央部の上面の高さH2が測定(検出)されると共に、間隔検出センサ50によって基板Gとレジスト供給ノズル23との間隔S0が測定(検出)される(ステップ14−3)。このとき、CPU70からの制御信号が基板保持手段24に伝達されて、基板保持手段24の圧電素子64に電圧が印加され、圧電素子64の伸縮によって予め実測された測定情報に基づいて吸着パッド60が補正移動され、基板Gが水平姿勢に制御される(ステップ14−4)。また、この状態で、間隔検出センサ50によって検出された間隔検出信号はCPU70に伝達され、CPU70からの制御信号に基づいてノズル昇降機構100が駆動してレジスト供給ノズル23が昇降移動される。これにより、基板Gとレジスト供給ノズル23との距離が所定の間隔S(100〜150μm)に制御される(ステップ14−5)。
その後、リニアモータ27(移動機構)が駆動して基板Gが搬送され、基板Gを搬送しつつレジスト供給ノズル23からレジスト液Rを帯状に供給(吐出)することによって、基板Gの表面にレジスト膜が均一に形成される(ステップ14−6)。
レジスト膜が形成された基板Gは搬出領域22cに移動されると、基板Gは搬出領域22cの表面から噴出する空気によって約100〜150μmの高さの位置に浮上され、この状態で、真空装置を停止して基板Gの吸着保持が解かれる。すると、リフトピン28が上昇して基板Gを上方の受渡し位置へ移動する。この状態で、図示しない搬送アームが基板Gを受け取って基板Gを次工程の減圧乾燥装置(VD)21へ搬送する。
<その他の実施形態>
上記実施形態では、基板保持部材24を吸着パッド60によって形成する場合について説明したが、吸着パッド60に代えて図15に示すような静電パッド60Aを使用することも可能である。この静電パッド60Aは、内部に設けた金属電極60dに電圧を印加し、基板Gと静電パッド60Aの表面に正・負の電荷を発生させ、この間に働くジャンセン・ラーベック力によって基板Gを吸着保持するものである。なお、図15では、単極型の静電パッド60Aについて説明したが、静電パッドの内部に複数(例えば2個)の電極60dを設けて、これら電極60d間に電位差を与えて基板Gを吸着保持する双極型静電パッドを使用することも可能である。
また、上記実施形態では、この発明に係る浮上式基板搬送処理装置をレジスト塗布処理装置に適用した場合について説明したが、レジスト塗布処理装置以外の装置、例えば現像処理装置にも適用できることは勿論である。
この発明に係る浮上式基板搬送処理装置を適用したLCD用ガラス基板のレジスト塗布現像処理装置を示す概略平面図である。 上記浮上式基板搬送処理装置を適用したレジスト塗布処理装置の第1実施形態を示す概略斜視図である。 上記レジスト塗布処理装置の基板の移動方向に沿う概略断面図である。 上記レジスト塗布処理装置の基板の移動方向と直交する方向に沿う概略断面図である。 この発明における間隔検出手段と基板保持手段と制御手段を示す概略断面図である。 この発明における浮上ステージの搬入領域における空気噴射状態を示す概略断面図(a)及び空気吸引による基板の載置状態を示す概略断面図(b)である。 第1実施形態の動作を示すフローチャートである。 この発明における基板の処理手順を示す概略断面図である。 レジスト塗布処理装置の第2実施形態を示す基板の移動方向と直交する方向に沿う概略断面図である。 第2実施形態の要部である下面高さ検出手段と基板保持手段と制御手段を示す概略断面図である。 第2実施形態の動作を示すフローチャートである。 レジスト塗布処理装置の第3実施形態を示す基板の移動方向と直交する方向に沿う概略断面図である。 第3実施形態の要部である上面高さ検出手段と基板保持手段と制御手段を示す概略断面図である。 第3実施形態の動作を示すフローチャートである。 この発明における基板保持手段の別の形態を示す概略断面図である。
符号の説明
G LCD用ガラス基板(被処理基板)
22 浮上ステージ
22a 搬送領域
22f 気体通路
23 レジスト供給ノズル(処理液供給手段)
24 基板保持手段
25 ガイドレール
26 スライダ
27 リニアモータ(移動機構)
29a 噴射、吸引用小孔
50 間隔検出用光センサ(間隔検出手段)
50A 下面高さ検出用光センサ(高さ検出手段)
50B 上面高さ検出用光センサ(高さ検出手段)
60 吸着パッド
60A 静電パッド
64 圧電素子
70 CPU(制御手段)
80 切換弁(切換手段)
81 コンプレッサ(気体供給源)
82 真空ポンプ(吸引手段)
100 ノズル昇降機構

Claims (12)

  1. 気体の噴射により浮上ステージ上に浮上される被処理基板の両端部を基板保持手段によって保持した状態で、上記被処理基板を搬送しつつ処理液供給手段から供給される処理液を被処理基板の表面に帯状に供給して処理を施す浮上式基板搬送処理方法であって、
    予め、上記浮上ステージ上に浮上される上記被処理基板の浮上高さを測定して記憶し、
    上記測定値に基づいて上記基板保持手段の保持高さを補正して、上記被処理基板を水平姿勢に制御し、
    上記被処理基板の搬送を上記処理液供給手段の手前で停止して、被処理基板と処理液供給手段との間隔を検出し、
    上記検出された情報に基づいて上記処理液供給手段を昇降して、上記被処理基板と処理液供給手段との距離を所定の間隔に制御し、
    その後、上記被処理基板を搬送しつつ上記処理液供給手段から供給される処理液を被処理基板の表面に帯状に供給して処理を施す、ことを特徴とする浮上式基板搬送処理方法。
  2. 気体の噴射により浮上ステージ上に浮上される被処理基板の両端部を基板保持手段によって保持した状態で、上記被処理基板を搬送しつつ処理液供給手段から供給される処理液を被処理基板の表面に帯状に供給して処理を施す浮上式基板搬送処理方法であって、
    上記被処理基板の搬送を上記処理液供給手段の手前で停止して、被処理基板の下面高さと、被処理基板と処理液供給手段との間隔を検出し、
    上記検出された高さ検出情報に基づいて上記基板保持手段の保持高さを補正して、上記被処理基板を水平姿勢に制御すると共に、検出された間隔検出情報に基づいて、上記処理液供給手段を昇降して、上記被処理基板と処理液供給手段との距離を所定の間隔に制御し、
    その後、上記被処理基板を搬送しつつ上記処理液供給手段から供給される処理液を被処理基板の表面に帯状に供給して処理を施す、ことを特徴とする浮上式基板搬送処理方法。
  3. 請求項2記載の浮上式基板搬送処理方法において、
    上記被処理基板の下面高さの検出を、被処理基板の幅方向の中央部で行うようにした、ことを特徴とする浮上式基板搬送処理方法。
  4. 気体の噴射により浮上ステージ上に浮上される被処理基板の両端部を基板保持手段によって保持した状態で、上記被処理基板を搬送しつつ処理液供給手段から供給される処理液を被処理基板の表面に帯状に供給して処理を施す浮上式基板搬送処理方法であって、
    上記被処理基板の搬送を上記処理液供給手段の手前で停止して、被処理基板の上面高さと、被処理基板と処理液供給手段との間隔を検出し、
    上記検出された高さ検出情報に基づいて上記基板保持手段の保持高さを補正して、上記被処理基板を水平姿勢に制御すると共に、検出された間隔検出情報に基づいて、上記処理液供給手段を昇降して、上記被処理基板と処理液供給手段との距離を所定の間隔に制御し、
    その後、上記被処理基板を搬送しつつ上記処理液供給手段から供給される処理液を被処理基板の表面に帯状に供給して処理を施す、ことを特徴とする浮上式基板搬送処理方法。
  5. 請求項4記載の浮上式基板搬送処理方法において、
    上記被処理基板の上面高さの検出を、被処理基板の幅方向の両端部及び中央部の3箇所で行い、上記被処理基板と処理液供給手段との間隔の検出を、被処理基板の幅方向の両端部及び中央部のうちの少なくとも中央部で行うようにした、ことを特徴とする浮上式基板搬送処理方法。
  6. 請求項1、2又は4に記載の浮上式基板搬送処理方法において、
    上記基板保持手段による被処理基板の保持を、浮上ステージにおける気体の吸引により被処理基板が浮上ステージ上に載置固定された状態で行うようにした、ことを特徴とする浮上式基板搬送処理方法。
  7. 表面から気体を噴射又は噴射及び吸引して被処理基板を異なる高さに浮上する浮上ステージと、
    上記浮上ステージの上方に配置され、上記被処理基板の表面に処理液を帯状に供給する処理液供給手段と、
    上記処理液供給手段を昇降移動する昇降機構と、
    上記被処理基板の両側端をそれぞれ着脱可能に吸引保持すると共に、被処理基板の浮上高さに応じて変位可能な基板保持手段と、
    上記浮上ステージの両側に互いに平行に配置されるガイドレールに沿って上記基板保持手段に連結されたスライダを移動する移動機構と、
    処理直前の上記被処理基板と上記処理液供給手段との間隔を検出する間隔検出手段と、
    予め測定された上記被処理基板の浮上高さの情報に基づいて上記基板保持手段の保持高さを補正して被処理基板の水平姿勢を制御し、かつ、上記間隔検出手段からの検出信号に基づいて上記昇降機構により上記処理液供給手段を昇降して、被処理基板と処理液供給手段との距離を所定の間隔に制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする浮上式基板搬送処理装置。
  8. 表面から気体を噴射又は噴射及び吸引して被処理基板を異なる高さに浮上する浮上ステージと、
    上記浮上ステージの上方に配置され、上記被処理基板の表面に処理液を帯状に供給する処理液供給手段と、
    上記処理液供給手段を昇降移動する昇降機構と、
    上記被処理基板の両側端をそれぞれ着脱可能に吸引保持すると共に、被処理基板の浮上高さに応じて変位可能な基板保持手段と、
    上記浮上ステージの両側に互いに平行に配置されるガイドレールに沿って上記基板保持手段に連結されたスライダを移動する移動機構と、
    処理直前の上記被処理基板の高さを検出する高さ検出手段と、
    処理直前の上記被処理基板と上記処理液供給手段との間隔を検出する間隔検出手段と、
    上記高さ検出手段からの検出信号に基づいて上記基板保持手段の保持高さを補正して被処理基板の水平姿勢を制御し、かつ、上記間隔検出手段からの検出信号に基づいて上記昇降機構により上記処理液供給手段を昇降して、被処理基板と処理液供給手段との距離を所定の間隔に制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする浮上式基板搬送処理装置。
  9. 請求項8記載の浮上式基板搬送処理装置において、
    上記高さ検出手段は、被処理基板の幅方向の中央部の下面高さを検出する光センサである、ことを特徴とする浮上式基板搬送処理装置。
  10. 請求項8記載の浮上式基板搬送処理装置において、
    上記高さ検出手段と間隔検出手段を、被処理基板の幅方向の両端部及び中央部の上面高さ並びに被処理基板と処理液供給手段との間隔を検出する3つの光センサによって形成し、この際、上記間隔検出手段を、両端部及び中央部のうちの少なくとも中央部の光センサによって形成してなる、ことを特徴とする浮上式基板搬送処理装置。
  11. 請求項7又は8記載の浮上式基板搬送処理装置において、
    上記浮上ステージは、気体を噴射又は吸引する多数の小孔を設けた搬入領域を具備し、
    上記搬入領域における上記気体の噴射、吸引用の小孔に連通する気体通路を、切換手段を介して気体供給源又は吸引手段に切換可能に接続してなる、ことを特徴とする浮上式基板搬送処理装置。
  12. 請求項7又は8記載の浮上式基板搬送処理装置において、
    上記基板保持手段は、被処理基板の側端下面に吸着可能な吸着部材と、この吸着部材を垂直方向に補正移動すべく電圧の印加によって伸縮する圧電素子とを具備する、ことを特徴とする浮上式基板搬送処理装置。
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