JP2009117571A - 基板処理装置及び塗布装置及び塗布方法 - Google Patents

基板処理装置及び塗布装置及び塗布方法 Download PDF

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Abstract

【課題】浮上ステージ上で矩形の被処理基板を簡易な構成でもって処理に適した一定の姿勢に保持して安定に浮上搬送する。
【解決手段】第1(左側)および第2(右側)の搬送部84L,84Rにおける第1および第2の保持部106L,106Rは、基板Gの左側二隅の裏面(下面)および右側二隅の裏面(下面)にそれぞれ真空吸着力で結合する2個の吸着パッド108L,108Rと、各吸着パッド108L,108Rを搬送方向(X方向)に一定の間隔を置いた2箇所で鉛直方向の変位を規制して支持する一対のパッド支持部110R他と、これら一対のパッド支持部110R他をそれぞれ独立に昇降移動または昇降変位させる一対のパッドアクチエータ112R他とを有している。
【選択図】図4

Description

本発明は、浮上搬送方式の基板処理装置に係り、特に被処理基板をステージ上で浮上搬送しながら基板上に処理液を塗布する塗布装置および塗布方法に関する。
LCD等のフラットパネルディスプレイ(FPD)の製造プロセスにおけるフォトリソグラフィー工程には、スリット状の吐出口を有する長尺形のレジストノズルを相対的に走査して被処理基板上にレジスト液を塗布するスピンレスの塗布法が多用されている。
このようなスピンレス塗布法の一形式として、たとえば特許文献1に開示されるように、FPD用の矩形の被処理基板(たとえばガラス基板)を支持するためのステージを浮上式に構成し、浮上ステージ上で基板を空中に浮かせたまま水平な一方向(ステージ長手方向)に搬送し、搬送途中の所定位置で浮上ステージ上方に設置した長尺形のレジストノズルに直下を通過する基板に向けてレジスト液を帯状に吐出させることにより、基板上の一端から他端までレジスト液を塗布するようにした浮上搬送方式が知られている。
また、このような浮上搬送方式において、たとえば特許文献2に開示されるように、浮上ステージ上で、第1の搬送部が基板の左右片方の側縁部を保持して搬入位置から塗布位置を通って塗布位置と搬出位置との間に設定された第1の位置まで基板を搬送し、第2の搬送部が基板の左右他方の側縁部を保持して、搬入位置との間に設定された第2の位置から塗布位置を通って搬出位置まで基板を搬送することにより、タクトタイムの短縮を図るスピンレス塗布法も知られている。
従来のこの種のレジスト塗布装置は、浮上式のステージ上で基板を浮上搬送するために、ステージの左右両側に配置された一対のガイドレールと、それらのガイドレールに沿って直進移動する左右一対のスライダと、基板の左右両辺部に一定間隔で着脱可能に吸着する左右一列の吸着パッドと、それら左右一列の吸着パッドを左右のスライダにそれぞれ連結し、かつ基板の浮上高さに追従して上下に変位する板ばね等の連結部材とを備える。
特開2005−244155 特開2006−237482
浮上搬送式の従来のレジスト塗布法は、上記のように、浮上ステージより基板に与えられる気体の圧力によって基板の浮上高を可変制御し、基板を保持する一列の吸着パッドないし連結部材を基板の浮上高に追従して上下に変位させるようにしている。しかしながら、浮上搬送中に基板の前端部と後端部が上下に振動してばたついたり、あるいは基板が搬送方向と直交する方向で山形に撓んだりした際に、基板を保持する吸着パッドや連結部材も基板と一体に振動したり上下に変位してしまい、基板を塗布処理に適した一定の姿勢に保持または矯正することはできず、レジスト塗布膜の膜厚が変動し、塗布斑が生じやすかった。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、浮上ステージ上で矩形の被処理基板を簡易な構成でもって処理に適した一定の姿勢に保持して安定に浮上搬送できるようにした基板処理装置を提供することを目的とする。
本発明の別の目的は、矩形の被処理基板を保持する機構を改善して塗布品質の向上とタクトタイムの向上を図る浮上搬送方式の塗布装置および塗布方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の基板処理装置は、矩形の被処理基板を気体の圧力で浮かせるステージと、前記ステージ上で浮いた状態の前記基板を着脱可能に保持する保持部を有し、前記ステージ上で所定の搬送方向に前記基板を浮上搬送するために前記基板を前記保持部と一体的に前記搬送方向に移動させる搬送部とを備え、前記保持部が、前記基板の搬送方向に対して左右片側の二隅を局所的に保持する実質的にたわまない保持部材と、前記保持部材を昇降移動または変位させるための昇降部とを有する。
上記の構成においては、搬送部に備わっている保持部ないし保持部材が基板の左右片側の二隅を実質的にたわまずに保持するので、搬送部がステージ上で矩形の基板を浮上搬送する際に、ステージ側から受ける浮上圧力が変動しても、保持部ないし保持部材のリジッドな保持力または拘束力によって基板の前端部または後端部のばたつきを抑制することが可能であり、基板が搬送方向と直交する方向で山形に撓むような場合も保持部のリジッドな保持力または拘束力によって基板を同方向で水平に矯正することができる。
本発明の好適な一態様によれば、保持部材は、基板の左右片側二隅の裏面にそれぞれ吸着可能な2個の吸着パッドと、各々の吸着パッドを搬送方向に所定の間隔を置いた2箇所でそれぞれ鉛直方向の変位を規制して支持するパッド支持部とを有する。そして、昇降部は、第1および第2のパッド支持部をそれぞれ独立に昇降駆動する第1および第2のアクチエータと、これら第1および第2のアクチエータの駆動動作を統括的に制御する昇降制御部とを有する。この場合、第1および第2のパッド支持部間の昇降誤差を吸収するために、第1および第2のパッド支持部の双方が吸着パッドをその回りに鉛直面内で回転変位可能とする水平回転軸を有し、第1および第2のパッド支持部の片方が吸着パッドを水平方向で直動変位可能とする直動軸を有する構成が好ましい。また、好ましい一態様として、昇降部は、第1および第2のパッド支持部をそれぞれ独立に昇降駆動する第1および第2のアクチエータと、第1および第2のアクチエータの駆動動作を統括的に制御する昇降制御部とを有する。ここで、アクチエータは、モータと、このモータの回転駆動力をパッド支持部の鉛直方向の直進運動に変換する伝動機構とを有してよい。また、昇降制御部は、モータの回転角を検出するためのエンコーダを含み、パッド支持部の昇降移動距離を制御するためにエンコーダの出力信号をフィードバック信号としてモータの回転量を制御してよい。
このように各吸着パッドを2軸で支持ないし昇降移動させて基板の左右片側二隅に吸着結合させる構成においては、吸着パッドひいては基板前端部および後端部を容易かつ安定に任意の傾斜姿勢または水平度に設定または調節できる。
また、別の好適な一態様として、保持部材が、基板の左右片側二隅の裏面にそれぞれ吸着可能な2個の吸着パッドと、各々の吸着パッドをその鉛直方向の変位を規制して支持する単一のパッド支持部とを有し、昇降部が、パッド支持部を昇降駆動するアクチエータと、アクチエータの駆動動作を制御する昇降制御部とを有してもよい。この場合、保持部が、搬送方向の水平線に対する吸着パッドの角度を調整するための第1のパッド姿勢調整部を有するのが好ましい。このように吸着パッドを1軸(単一)のパッド支持部で支持する構成によっても、上記のように吸着パッドを一対(2軸)のパッド支持部で支持する場合と同様の基板保持機能および基板姿勢矯正機能を持たせることができる。
また、より好適な一態様として、搬送方向と直交する水平線に対する吸着パッドの吸着面の角度を調整するための第2のパッド姿勢調整部を有してもよい。
本発明の好適な一態様においては、浮上搬送中に基板の保持部に対する水平面内の回転変位を防止するための回転変位防止手段が備えられる。かかる回転変異防止手段として、たとえば、吸着パッドの上面に一体形成され、基板の上面よりも低い位置で基板の隅部の直交する両側面に係合する突部が設けられる。あるいは、好適な一態様として、浮上搬送の減速時に基板の搬送方向における前部の側面に係止して基板の前方への回転変位を防止する係止部材や、浮上搬送の加速時に基板の搬送方向における後部の側面に係止して基板の後方への回転変位を防止する係止部材が用いられる。あるいは、別の好適な一態様として、保持部材によって保持される基板の片側二隅の間で基板側縁部の裏面に吸着して基板の回転変位を防止する中間パッド部材が用いられる。
本発明の塗布装置は、矩形の被処理基板を気体の圧力で浮かせるステージと、前記ステージ上で浮く前記基板の搬送方向に対して左右片方の縁部を着脱可能に保持する第1の保持部を有し、前記ステージ上で前記基板を浮上搬送するために前記基板を前記第1の保持部と一体に搬送方向に移動させる第1の搬送部と、前記ステージ上で浮く前記基板の搬送方向に対して左右他方の縁部を着脱可能に保持する第2の保持部を有し、前記ステージ上で前記基板を浮上搬送するために前記基板を前記第2の保持部と一体に搬送方向に移動させる第2の搬送部と、前記ステージの上方に配置される長尺形のノズルを有し、前記基板上に処理液の塗布膜を形成するために前記浮上搬送で前記ノズルの直下を通過する前記基板に向けて前記ノズルより処理液を吐出させる処理液供給部とを備え、前記第1の保持部が、前記基板の搬送方向に対して左右片方の二隅を局所的に保持する実質的にたわまない第1の保持部材と、前記第1の保持部材を昇降移動または変位させるための第1の昇降部とを有し、前記第2の保持部が、前記基板の搬送方向に対して左右他方の二隅を局所的に保持する実質的にたわまない第2の保持部材と、前記第2の保持部材を昇降移動または変位させるための第2の昇降部とを有する。
また、本発明の塗布方法は、浮上ステージ上に搬送方向に沿って搬入位置、塗布開始位置、塗布終了位置および搬出位置を一列に設定し、前記浮上ステージ上で気体の圧力により矩形の被処理基板を所望の高さに浮かせ、前記浮上ステージ上で、前記搬入位置から前記塗布開始位置までの第1の区間では前記基板の搬送方向に対して左右片方の二隅を実質的にたわまない昇降可能な保持部材で局所的に保持して、前記塗布開始位置から前記塗布終了位置までの第2の区間では前記基板の四隅を実質的にたわまない昇降可能な保持部材で局所的に保持して、前記塗布終了位置から前記搬出位置までの第3の区間では前記基板の搬送方向に対して左右他方の二隅を実質的にたわまない昇降可能な保持部材で局所的に保持して、前記基板を前記搬送方向に搬送し、前記基板が前記第2の区間を移動する間に前記基板の上面に処理液を塗布する。
本発明の塗布装置または塗布方法においては、塗布処理以外の浮上搬送では第1または第2の保持部が左右片側の二隅を保持して片軸搬送を行い、塗布処理時の浮上搬送では第1および第2の保持部が基板の左右両側の二隅を同時に保持して2軸搬送を行う。片軸搬送の際には、本発明の基板処理装置と同様に浮上ステージ上で矩形の被処理基板を一定の姿勢に保持して浮上搬送することができる。また、2軸搬送時には、基板を塗布処理に一層適した姿勢(通常は水平姿勢)に保持または矯正して浮上搬送することができる。第1および第2の搬送部の両者が協働して2軸搬送を行う区間を塗布位置付近に限定し、それ以外は各持分の区間(搬入側区間、搬出側区間)における搬送ないし移動動作を単独で個別に行うので、タクトタイムを短縮することができる。
本発明の基板処理装置によれば、上記のような構成および作用により、浮上ステージ上で矩形の被処理基板を簡易な構成でもって処理に適した一定の姿勢に保持して安定に浮上搬送することができる。
また、本発明の塗布装置および塗布方法によれば、上記のような構成および作用により、浮上搬送方式において矩形の被処理基板を保持する機構を改善して塗布品質の向上とタクトタイムの向上を図ることができる。
以下、添付図を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1に、本発明の基板処理装置、塗布装置および塗布方法を適用できる一構成例としての塗布現像処理システムを示す。この塗布現像処理システム10は、クリーンルーム内に設置され、たとえば矩形のガラス基板を被処理基板Gとし、LCD製造プロセスにおいてフォトリソグラフィー工程の中の洗浄、レジスト塗布、プリベーク、現像およびポストベーク等の一連の処理を行うものである。露光処理は、このシステムに隣接して設置される外部の露光装置12で行われる。
この塗布現像処理システム10は、中心部に横長のプロセスステーション(P/S)16を配置し、その長手方向(X方向)両端部にカセットステーション(C/S)14とインタフェースステーション(I/F)18とを配置している。
カセットステーション(C/S)14は、システム10のカセット搬入出ポートであり、基板Gを多段に積み重ねるようにして複数枚収容可能なカセットCを水平な一方向(Y方向)に4個まで並べて載置可能なカセットステージ20と、このステージ20上のカセットCに対して基板Gの出し入れを行う搬送機構22とを備えている。搬送機構22は、基板Gを1枚単位または2枚単位で保持できる搬送アーム22aを有し、X,Y,Z,θの4軸で動作可能であり、隣接するプロセスステーション(P/S)16側と基板Gの受け渡しを行えるようになっている。
プロセスステーション(P/S)16は、水平なシステム長手方向(X方向)に延在する平行かつ逆向きの一対のラインA,Bに各処理部をプロセスフローまたは工程の順に配置している。
より詳細には、カセットステーション(C/S)14側からインタフェースステーション(I/F)18側へ向う上流部のプロセスラインAには、搬入ユニット(IN PASS)24、洗浄プロセス部26、第1の熱的処理部28、塗布プロセス部30、第2の熱的処理部32が第1の平流し搬送路34に沿って上流側からこの順序で一列に配置されている。
より詳細には、搬入ユニット(IN PASS)24はカセットステーション(C/S)14の搬送機構22から未処理の基板Gを1枚単位または2枚単位で受け取り、所定のタクトで1枚ずつ第1の平流し搬送路34に投入するように構成されている。洗浄プロセス部24は、第1の平流し搬送路34に沿って上流側から順にエキシマUV照射ユニット(E−UV)36およびスクラバ洗浄ユニット(SCR)38を設けている。第1の熱的処理部28は、上流側から順にアドヒージョンユニット(AD)40および冷却ユニット(COL)42を設けている。
塗布プロセス部30は、上流側から順にソーターユニット(SORTER)43、レジスト塗布ユニット(COT)44、ソーターユニット(SORTER)45および減圧乾燥ユニット(VD)46を設けている。第1の熱的処理部28から平流しで搬送されてきた基板Gは、ソーターユニット(SORTER)43を介して平流しでレジスト塗布ユニット(COT)44に搬入される。そして、レジスト塗布ユニット(COT)44でレジスト塗布処理の済んだ基板Gは、ソーターユニット(SORTER)45を介して平流しで減圧乾燥ユニット(VD)46に送り込まれる。減圧乾燥ユニット(VD)46は、基板Gを収容し、かつ減圧可能なチャンバと、このチャンバに平流しで基板Gを搬入出する搬送機構とを有している。
第2の熱的処理部32は、上流側から順にプリベークユニット(PRE−BAKE)48および冷却ユニット(COL)50を設けている。第2の熱的処理部32の下流側隣に位置する第1の平流し搬送路34の終点にはパスユニット(PASS)52が設けられている。第1の平流し搬送路34上を平流しで搬送されてきた基板Gは、この終点のパスユニット(PASS)52からインタフェースステーション(I/F)18へ渡されるようになっている。
一方、インタフェースステーション(I/F)18側からカセットステーション(C/S)14側へ向う下流部のプロセスラインBには、現像ユニット(DEV)54、ポストベークユニット(POST−BAKE)56、冷却ユニット(COL)58、検査ユニット(AP)60および搬出ユニット(OUT−PASS)62が第2の平流し搬送路64に沿って上流側からこの順序で一列に配置されている。ここで、ポストベークユニット(POST−BAKE)56および冷却ユニット(COL)58は第3の熱的処理部66を構成する。搬出ユニット(OUT PASS)62は、第2の平流し搬送路64から処理済の基板Gを1枚ずつ受け取って、カセットステーション(C/S)14の搬送機構22に1枚単位または2枚単位で渡すように構成されている。
両プロセスラインA,Bの間には補助搬送空間68が設けられている。なお、基板Gを1枚単位で水平に載置可能なシャトル(図示せず)が駆動機構(図示せず)によってプロセスライン方向(X方向)で双方向に移動できるようになっていてもよい。
インタフェースステーション(I/F)18は、上記第1および第2の平流し搬送路34,64や隣接する露光装置12と基板Gのやりとりを行うための搬送装置72を有し、この搬送装置72の周囲にロータリステージ(R/S)74および周辺装置76を配置している。ロータリステージ(R/S)74は、基板Gを水平面内で回転させるステージであり、露光装置12との受け渡しに際して長方形の基板Gの向きを変換するために用いられる。周辺装置76は、たとえばタイトラー(TITLER)や周辺露光装置(EE)等を第2の平流し搬送路64の上の階に設けている。図示省略するが、周辺装置76の下には、搬送装置72から基板Gを受け取って第2の平流し搬送路64に載せる始点のパスユニット(PASS)が設けられている。
図2に、この塗布現像処理システムにおける1枚の基板Gに対する全工程の処理手順を示す。先ず、カセットステーション(C/S)14において、搬送機構22が、ステージ20上のいずれか1つのカセットCから基板Gを1枚または2枚取り出し、その取り出した基板Gをプロセスステーション(P/S)16のプロセスラインA側の搬入ユニット(IN PASS)24に搬入する(ステップS1)。搬入ユニット(IN PASS)24から基板Gは所定のタクトで1枚ずつ第1の平流し搬送路34上に移載または投入される。
第1の平流し搬送路34に投入された基板Gは、最初に洗浄プロセス部26においてエキシマUV照射ユニット(E−UV)36およびスクラバ洗浄ユニット(SCR)38により紫外線洗浄処理およびスクラビング洗浄処理を順次施される(ステップS2,S3)。スクラバ洗浄ユニット(SCR)38は、平流し搬送路32上を水平に移動する基板Gに対して、ブラッシング洗浄やブロー洗浄を施すことにより基板表面から粒子状の汚れを除去し、その後にリンス処理を施し、最後にエアーナイフ等を用いて基板Gを乾燥させる。スクラバ洗浄ユニット(SCR)38における一連の洗浄処理を終えると、基板Gはそのまま第1の平流し搬送路34を下って第1の熱的処理部28を通過する。
第1の熱的処理部28において、基板Gは、最初にアドヒージョンユニット(AD)40で蒸気状のHMDSを用いるアドヒージョン処理を施され、被処理面を疎水化される(ステップS4)。このアドヒージョン処理の終了後に、基板Gは冷却ユニット(COL)42で所定の基板温度まで冷却される(ステップS5)。この後も、基板Gは第1の平流し搬送路34を下り、塗布プロセス部30へ搬送される。
塗布プロセス部30に入ると、基板Gは、ソーターユニット(SORTER)43からレジスト塗布ユニット(COT)44に搬入され、長尺形のスリットノズルを用いる浮上搬送のスピンレス法により基板上面(被処理面)にレジスト液を塗布される。次いで、ソーターユニット(SORTER)45を介して減圧乾燥ユニット(VD)46に送られ、ここで減圧による常温の乾燥処理を受ける(ステップS6)。
塗布プロセス部30を出た基板Gは、第1の平流し搬送路34を下って第2の熱的処理部32を通過する。第2の熱的処理部32において、基板Gは、最初にプリベークユニット(PRE−BAKE)48でレジスト塗布後の熱処理または露光前の熱処理としてプリベーキングを受ける(ステップS7)。このプリベーキングによって、基板G上のレジスト膜中に残留していた溶剤が蒸発して除去され、基板に対するレジスト膜の密着性が強化される。次に、基板Gは、冷却ユニット(COL)50で所定の基板温度まで冷却される(ステップS8)。しかる後、基板Gは、第1の平流し搬送路34の終点のパスユニット(PASS)52からインタフェースステーション(I/F)18の搬送装置72に引き取られる。
インタフェースステーション(I/F)18において、基板Gは、ロータリステージ74でたとえば90度の方向変換を受けてから周辺装置76の周辺露光装置(EE)に搬入され、そこで基板Gの周辺部に付着するレジストを現像時に除去するための露光を受けた後に、隣の露光装置12へ送られる(ステップS9)。
露光装置12では基板G上のレジストに所定の回路パターンが露光される。そして、パターン露光を終えた基板Gは、露光装置12からインタフェースステーション(I/F)18に戻されると(ステップS9)、先ず周辺装置76のタイトラー(TITLER)に搬入され、そこで基板上の所定の部位に所定の情報が記される(ステップS10)。しかる後、基板Gは、搬送装置72よりプロセスステーション(P/S)16のプロセスラインB側に敷設されている第2の平流し搬送路64の始点パスユニット(PASS)に搬入される。
こうして、基板Gは、今度は第2の平流し搬送路64上をプロセスラインBの下流側に向けて搬送される。最初の現像ユニット(DEV)54において、基板Gは、平流しで搬送される間に現像、リンス、乾燥の一連の現像処理を施される(ステップS11)。
現像ユニット(DEV)54で一連の現像処理を終えた基板Gは、そのまま第2の平流し搬送路64に乗せられたまま第3の熱的処理部66および検査ユニット(AP)60を順次通過する。第3の熱的処理部66において、基板Gは、最初にポストベークユニット(POST−BAKE)56で現像処理後の熱処理としてポストベーキングを受ける(ステップS12)。このポストベーキングによって、基板G上のレジスト膜に残留していた現像液や洗浄液が蒸発して除去され、基板に対するレジストパターンの密着性が強化される。次に、基板Gは、冷却ユニット(COL)58で所定の基板温度に冷却される(ステップS13)。検査ユニット(AP)60では、基板G上のレジストパターンについて非接触の線幅検査や膜質・膜厚検査等が行われる(ステップS14)。
搬出ユニット(OUT PASS)62は、第2の平流し搬送路64から全工程の処理を終えてきた基板Gを1枚ずつ受け取り、1枚単位または2枚単位でカセットステーション(C/S)14の搬送機構22へ渡す。カセットステーション(C/S)14側では、搬送機構22が、搬出ユニット(OUT PASS)62から1枚単位または2枚単位で受け取った処理済の基板Gをいずれか1つ(通常は元)のカセットCに収容する(ステップS1)。
この塗布現像処理システム10においては、塗布プロセス部30内のレジスト塗布ユニット(COT)44に本発明を適用することができる。以下、図3〜図23につき、本発明をレジスト塗布ユニット(COT)44に適用した一実施形態を詳細に説明する。
図3〜図5はこの実施形態におけるレジスト塗布ユニット(COT)44の全体構成を示し、図3は略平面図、図4は斜視図、図5は略正面面である。
図3に示すように、レジスト塗布ユニット(COT)44は、第1の平流し搬送路34(図1)の搬送方向(X方向)に長く延びるステージ80を有している。塗布処理を受けるべき基板Gは、ソーターユニット(SORTER)43より矢印FAで示すようにステージ80の搬送上流端の領域(搬入領域M1)に搬入される。そして、ステージ80上の矢印FBで示すような浮上搬送によってスピンレス法のレジスト塗布処理を受けた基板Gは、ステージ80の搬送下流端の領域(搬出領域M3)から矢印FCで示すようにソーターユニット(SORTER)45に引き取られる。ステージ80の長手方向中心部の領域(塗布領域M3)の上方には、基板Gにレジスト液を供給するための長尺形のレジストノズル82が配置されている。
なお、搬入側のソーターユニット(SORTER)43は、図示省略するが、第1の平流し搬送路34(図1)の搬送方向(X方向)に敷設されたコロ搬送路と、このコロ搬送路上の基板に対して基板裏面の縁部にバキューム吸着可能/離脱可能な複数の吸着パッドと、それらの吸着パッドを搬送方向と平行に双方向で移動させる基板送り機構とを有している。上流側の第1の熱的処理部28で熱的処理の済んだ基板を平流しで該コロ搬送路上に受け取ると、吸着パッドが上昇して該基板の裏面縁部に吸着し、基板を吸着保持する吸着パッドを介して基板送り機構が基板をステージ80の搬入領域M1まで移送するようになっている。そして、搬入領域M1に基板を搬入した後、吸着パッドが基板から分離し、次いで基板送り機構と吸着パッドが原位置へ戻るようになっている。
搬出側のソーターユニット(SORTER)45も、同様に、第1の平流し搬送路34(図1)の搬送方向(X方向)に敷設されたコロ搬送路と、このコロ搬送路上の基板に対して基板裏面の縁部にバキューム吸着可能/離脱可能な複数の吸着パッドと、それらの吸着パッドを搬送方向と平行に双方向で移動させる基板送り機構とを有している。レジスト塗布ユニット(COT)44のステージ80上でレジスト塗布処理の済んだ基板が搬出領域M3に着くと、吸着パッドが上昇して該基板の裏面縁部に吸着し、基板を吸着保持する吸着パッドを介して基板送り機構が基板を下流側隣の減圧ユニット(VD)46へ送るようになっている。そして、減圧ユニット(VD)46内の搬送部に基板を渡した後、吸着パッドが基板から分離し、次いで基板送り機構と吸着パッドが原位置へ戻るようになっている。
図4に示すように、ステージ80は基板Gを気体圧力の力で空中に浮かせる浮上ステージとして構成されており、その上面には所定の気体(通常はエア)を噴出する多数の噴出口84が一面に形成されている。そして、ステージ80の左右両側に配置されている直進運動型の第1(左側)および第2(右側)の搬送部84L,84Rが、各々単独で、あるいは両者協働して、ステージ80上で浮いている基板Gを着脱可能に保持してステージ長手方向(X方向)に基板Gを搬送するようになっている。ステージ80上で基板Gは、その一対の辺が搬送方向(X方向)と平行で、他の一対の辺が搬送方向と直交するような水平姿勢をとって、浮上搬送される。
ステージ80は、その長手方向(X方向)に沿って複数たとえば3つの領域M1,M2,M3に分割されている(図5)。一端の領域M1は搬入領域であり、図3につき上述したように塗布処理を受けるべき新規の基板Gはソーターユニット(SORTER)43から平流しでこの搬入領域M1に搬入される。
搬入領域M1は基板Gの浮上搬送が開始される領域でもあり、この領域内のステージ上面には基板Gを搬入用の浮上高Haで浮かせるために高圧または正圧の圧縮空気を噴き出す噴出口84が一定の密度で多数設けられている。ここで、搬入領域M1における基板Gの浮上高Haは、特に高い精度を必要とせず、たとえば250〜350μmの範囲内に保たれればよい。また、搬送方向(X方向)において、搬入領域M1のサイズは基板Gのサイズを上回っているのが好ましい。さらに、搬入領域M1には、基板Gをステージ80上で位置合わせするためのアライメント部85(図10)も設けられてよい。
ステージ80の長手方向中心部に設定された領域M2はレジスト液供給領域または塗布領域であり、基板Gはこの塗布領域M2を通過する際に上方のレジストノズル82からレジスト液Rの供給を受ける。塗布領域M2における基板浮上高Hbはレジストノズル82の下端(吐出口)82aと基板上面(被処理面)との間の塗布ギャップS(たとえば200μm)を規定する。この塗布ギャップSはレジスト塗布膜の膜厚やレジスト消費量を左右する重要なパラメータであり、高い精度で一定に維持される必要がある。このことから、塗布領域M2のステージ上面には、所定の配列パターンで、基板Gを所望の浮上高Hbで安定に浮かせるために高圧または正圧の圧縮空気を噴き出す噴出口84と負圧で空気を吸い込む吸引口88とを混在させて設けている。そして、基板Gの塗布領域M2内に位置している部分に対して、噴出口84から圧縮空気による垂直上向きの力を加えると同時に、吸引口88より負圧吸引力による垂直下向きの力を加えて、相対抗する双方向の力のバランスを制御することで、塗布用の浮上高Hbを設定値(たとえば30〜50μm)付近に維持するようにしている。
搬送方向(X方向)における塗布領域M2のサイズは、レジストノズル82の直下に上記のような狭い塗布ギャップSを安定に形成できるほどの余裕があればよく、通常は基板Gのサイズよりも小さくてよく、たとえば1/3〜1/4程度でよい。なお、図示の例では、塗布領域M2の上面が他の領域M1,M3の上面面よりも浮上高の差(たとえば200〜300μm)に相当する分だけ一段高くなっており、基板Gは水平姿勢を保ったまま3領域M1,M2,M3を搬送方向に通過できるようになっている。
塗布領域M2の下流側に位置するステージ80の他端の領域M3は搬出領域である。レジスト塗布ユニット(COT)44で塗布処理を受けた基板Gは、この搬出領域M3から平流しでソーターユニット(SORTER)45を経由して下流側の減圧乾燥ユニット(VD)46(図1)へ移送される。この搬出領域M3には、基板Gを搬出用の浮上高Hc(たとえば250〜350μm)で浮かせるための噴出口84がステージ上面に一定の密度で多数設けられている。
レジストノズル82は、その長手方向(Y方向)でステージ80上の基板Gを一端から他端までカバーできるスリット状の吐出口82aを有し、門形または逆さコ字形のフレーム94(図3)に取り付けられ、たとえばボールネジ機構を有するノズル昇降部95(図10)の駆動で昇降移動可能であり、レジスト液供給部96(図10)からのレジスト液供給管98(図4)に接続されている。
図3、図4、図6および図7に示すように、第1(左側)および第2(右側)の搬送部84L,84Rは、ステージ80の左右両側に平行に配置された第1および第2のガイドレール100L,100Rと、これらのガイドレール100L,100R上で搬送方向(X方向)に移動可能に取り付けられた第1および第2のスライダ102L,102Rと、両ガイドレール100L,100R上で両スライダ102L,102Lを同時または個別に直進移動させる第1および第2の搬送駆動部104L,104Rと、基板Gを着脱可能に保持するために両スライダ102L,102に搭載されている第1および第2の保持部106L,106Rとをそれぞれ有している。各搬送駆動部104L,104Rは、直進型の駆動機構たとえばリニアモータによって構成されている。
図3、図4、図7〜図9に示すように、第1(左側)の保持部106Lは、基板Gの左側二隅の裏面(下面)にそれぞれ真空吸着力で結合する2個の吸着パッド108Lと、各吸着パッド108Lを搬送方向(X方向)に一定の間隔を置いた2箇所で鉛直方向の変位を規制して支持する一対のパッド支持部110Lと、これら一対のパッド支持部110Lをそれぞれ独立に昇降移動または昇降変位させる一対のパッドアクチエータ112Lとを有している。
第2(右側)の保持部106Rは、基板Gの右側二隅の裏面(下面)にそれぞれ真空吸着力で結合する2個の吸着パッド108Rと、各吸着パッド108Rを搬送方向(X方向)に一定の間隔を置いた2箇所で鉛直方向の変位を規制して支持する一対のパッド支持部110Rと、これら一対のパッド支持部110Rをそれぞれ独立に昇降移動または昇降変位させる一対のパッドアクチエータ112Rとを有している。
左右両側の各吸着パッド108L,108Rは、図8および図9に示すように、たとえばステンレス鋼(SUS)からなる直方体形状のパッド本体の上面に複数個の吸引口114を設けている。左側吸着パッド108Lの各吸引口114はパッド本体内のバキューム通路を介して外部左側のバキューム管116Lに接続され、右側吸着パッド108Rの各吸引口114はパッド本体内のバキューム通路を介して外部右側のバキューム管116Rに接続されている(図7)。両側のバキューム管116L,116Rは、第1および第2のパッド吸着制御部118(図10)の真空源(図示せず)にそれぞれ通じている。
各パッド支持部110L(R)は、たとえばステンレス鋼(SUS)からなるL字形の剛体棒であり、その下端部(基端部)が鉛直方向に延びてパッドアクチエータ112L(R)にそれぞれ結合され、その上端部が水平方向に延びて当該吸着パッド108L(R)にそれぞれ結合されている。
ここで、各吸着パッド108L(R)とこれを支持する前後一対の両パッド支持部110L(R)との結合関係は、両パッド支持部110L(R)間の昇降誤差を吸着パッド108L(R)側で吸収できる構成が好ましい。このためには、両パッド支持部110L(R)の双方が吸着パッド108L(R)をその回りに鉛直面内で回転変位可能とする水平回転軸を有し、両パッド支持部110L(R)の片方が吸着パッド108L(R)を水平方向で直動変位可能とする直動軸を有する構成が好ましい。この実施形態では、たとえば図9に示すように、吸着パッド108L(R)の前部にジョイント部118L(R)を介して前部軸受120L(R)を取り付けるとともに、吸着パッド108L(R)の後部にX方向の直動ガイド122L(R)を介して後部軸受124L(R)を取り付け、前部軸受120L(R)および後部軸受124L(R)に前後両パッド支持部110L(R)の水平方向に延びる上端部をそれぞれ結合させている。
各パッドアクチエータ112L(R)は、たとえばサーボモータ126L(R)と、このサーボモータ126L(R)の回転駆動力を前部パッド支持部110L(R)の鉛直方向の直進運動に変換するたとえば直動ガイド一体型のボールねじ機構からなる伝動機構128L(R)とを有している。各サーボモータ126L(R)にはそれぞれの回転角を検出するためのロータリエンコーダ(図示せず)が取り付けられている。それらのロータリエンコーダの出力信号をフィードバック信号として両サーボモータ126L(R)の回転量をそれぞれ制御することにより、前部および後部パッド支持部110L(R)の昇降移動距離を略正確に一致させることができる。
さらに、この実施形態では、各パッド支持部110L(R)に対する上記のような昇降移動制御の精度を一層高めるために、図7および図8に示すように、各パッド支持部110L(R)の昇降位置または昇降移動距離をそれぞれ実測してフィードバックするリニアスケール130L(R)を設けている。各リニアスケール130L(R)は、スライダ102L(R)に取り付けられたZ方向に延びる目盛部132L(R)と、この目盛部132L(R)の目盛を光学的に読み取るために各パッド支持部110L(R)に取り付けられた目盛読取部134L(R)とを有している。
この実施形態の保持部106L(R)は、上述したように、各吸着パッド108L(R)を実質的にたわまないリジッドな前後一対のパッド支持部110L(R)を介して前後一対のパッドアクチエータ112L(R)により2軸で昇降駆動するので、各吸着パッド108L(R)を一定の姿勢(水平姿勢または傾斜姿勢)を保って安定に昇降移動させることができる。
なお、搬送部84L,84Rにおいて、可動のスライダ102L,102Rに搭載されている各部と定置の制御部や用力供給源とを結ぶ電気配線や配管等は全て可撓性のケーブルベア(図示せず)に収められている。
また、詳細な図解を省略するが、ステージ80の上面に形成された多数の噴出口84およびそれらに浮上力発生用の圧縮空気を供給する圧縮空気供給機構(図示せず)、さらにはステージ80の塗布領域M2内に噴出口84と混在して形成された多数の吸引口88およびそれらに真空の圧力を供給するバキューム機構(図示せず)により、搬入領域M1や搬出領域M3では基板Gを搬入出や高速搬送に適した浮上高Ha,Hcで浮かせ、塗布領域M2では基板Gを安定かつ正確なレジスト塗布走査に適した設定浮上量Hbで浮かせるためのステージ基板浮上部136(図10)が構成されている。
図10に、この実施形態のレジスト塗布ユニット(COT)44における制御系の構成を示す。コントローラ138は、マイクロコンピュータからなり、ユニット内の各部、特にステージ基板浮上部136、レジスト液供給部96、ノズル昇降部95、第1(左側)の搬送部84L(第1搬送駆動部104L,第1パッド吸着制御部118L,第1パッドアクチエータ112L)、第2(右側)の搬送部84R(第2搬送駆動部104R,第2パッド吸着制御部118R,第2パッドアクチエータ112R)等の個々の動作と全体の動作(シーケンス)を制御する。
次に、図11、図12A〜図12Iにつき、この実施形態のレジスト塗布ユニット(COT)44における塗布処理動作を説明する。図11は、塗布処理動作の1サイクルにおけるユニット(COT)44内の各部の位置または状態をタイミングチャートで示す。図12A〜図12Iは、1サイクルの各時点における主な可動部の位置または状態を略平面図で示す。
コントローラ138は、たとえば光ディスク等の記憶媒体に格納されているレジスト塗布処理プログラムを主メモリに取り込んで実行し、プログラムされた一連の塗布処理動作を制御する。
図12Aは、図11の時点t0に対応し、ソーターユニット(SORTER)43(図1)より未処理の新たな基板Giがステージ80の搬入領域M1に搬入された直後の状態を示す。この時、第1(左側)の搬送部84Lは、スライダ102Lを搬入領域M1内の搬入位置に対応する搬送始点位置Paに戻したばかりである。パッド吸着制御部118Lは、この時点で吸着パッド108Lにバキュームの供給を開始する。もっとも、パッドアクチエータ112Lは吸着パッド108Lを原位置(退避位置)に下げている。一方、第2(右側)の搬送部84Rは、ステージ76上で塗布処理を終えた1つ前の基板Gi-1を搬出領域M3に届けたばかりである。スライダ102Rは搬出領域M3内の搬出位置に対応する搬送終点位置Pbに着いており、パッド吸着制御部118Rは吸着パッド108Rから真空吸着力を解除している。
次いで、搬入領域M1でアライメント部85が作動し、浮上状態の基板Giに四方から押圧部材(図示せず)を矢印Jで示すように押し付けて、基板Giをステージ80上で位置合わせする(図12B、図11の時点t1)。第2の搬送部84Rは、基板Gi-1をソーターユニット(SORTER)45に引き渡した後、スライダ102Rを搬送終点位置Pbから塗布開始位置に対応する搬送停止位置Pcへ高速度V1で引き返させる。ソーターユニット(SORTER)45は、受け取った基板Gi-1をステージ80の搬出領域M3から平流しで引き取るようにして搬出する(図12B、図11の時点t1)。なお、塗布開始位置は、搬入領域M1内の搬入位置とレジストノズル82直下位置つまりレジスト液供給位置Psとの間に設定されている。
搬入領域M1で基板Giのアライメントが完了すると、その直後に第1の搬送部84Lにおいてパッドアクチエータ112Lが作動し、吸着パッド108Lを原位置(退避位置)から往動位置(結合位置)へ上昇(UP)させる。吸着パッド108Lは、その前からバキュームがオンしており、浮上状態の基板Giの左右片側(左側)の二隅に接触するや否や真空吸着力で結合する(図12C、図11の時点t2)。第2の搬送部84Rは、搬送停止位置Pcでスライダ102Rを待機させながら、吸着パッド108Rにバキュームの供給を開始する(図12C、図11の時点t2)。
次に、第1の搬送部84Lは、保持部106Lで基板Giの左側二隅を保持したままスライダ102Lを搬送始点位置Paから基板搬送方向(X方向)へ比較的高速の一定速度V2で直進移動させ、ステージ80上の塗布開始位置に対応する上流側の搬送停止位置Pcに着くと、そこで一時停止させる(図12D、図11の時点t3)。塗布開始位置では、基板Gi上のレジスト塗布領域の前端(塗布開始ライン)がレジストノズル82の直下に位置する。なお、搬送始点位置Paから上流側搬送停止位置Pcまでの基板搬送において、基板Giの右側縁部(特に右側二隅)は自由端になっているが、ステージ基板浮上部136による浮上力で高さ位置を拘束され、第1の搬送部84Lの保持部106Lに結合している基板Giの左側二隅とほぼ同じ高さで移動する。もっとも、基板Giの右側縁部が基板Giの左側縁部と高さが若干違っても、塗布処理前の浮上搬送なので、特に支障はない。
上記のようにして第1の搬送部84Lのスライダ102Lが上流側搬送停止位置Pcに着くと、そこで待機していた第2の搬送部84Rではパッドアクチエータ112Rが作動し、吸着パッド108Rを原位置(退避位置)から往動位置(結合位置)へ上昇(UP)させる。吸着パッド108Rは、バキュームがオンしているので、基板Giの左右他方(右側)の二隅に接触するや否や真空吸着力で結合する。こうして、ステージ80上の塗布開始位置に対応する搬送停止位置Pcで、第1および第2の搬送部84L,84Rが浮上状態の基板Giを挟んで互いに向き合い、基板Giの左右二隅(全部で四隅)をそれぞれ保持した状態となる(図12E、図11の時点t4)。一方、図示省略するが、ノズル昇降部95が作動してレジストノズル82を降ろし、レジストノズル82の吐出口82aと基板Gi間のギャップSを設定値(たとえば200μm)に合わせる。
次に、第1および第2の搬送部84L,84Rは、同時にスライダ102L,102Rを搬送停止位置Pcから基板搬送方向(X方向)に比較的低速の一定速度V3で直進移動させる(図11の時点t5)。一方、レジスト液供給部95においてレジストノズル82よりレジスト液Rの吐出を開始する。こうして、レジストノズル82直下のレジスト液供給位置PsをX方向に一定速度V2で通過する基板Giの上面に向けて、Y方向に延びる長尺型レジストノズル82より帯状のレジスト液Rが一定の流量で吐出されることで、基板Giの前端から後端に向かってレジスト液の塗布膜RMが形成されていく(図12F、図11の時点t6)。
基板Giの後端部(塗布終了ライン)がレジストノズル82直下のレジスト液供給位置Psに着くと、このタイミングで塗布処理が終了し、レジスト液供給部96がレジストノズル82からのレジスト液Rの吐出を終了させると同時に、第1および第2の搬送部84L,84Rがそれぞれのスライダ102L,102Rを搬送終点位置Pbの手前の位置(下流側搬送停止位置)Pdで同時に停止させる(図12G、図11の時点t7)。
第1の搬送部84Lにおいては、スライダ102Lが搬送停止位置Pdに着くや否や、パッド吸着制御部118Lが吸着パッド108Lに対するバキュームの供給を止め、これと同時にパッドアクチエータ112Lが吸着パッド108Lを往動位置(結合位置)から原位置(退避位置)へ下ろし、基板Giの左側端部から吸着パッド108Lを分離させる(図12H、図11の時点t8)。この時、パッド吸着制御部118Lは吸着パッド108Lに正圧(圧縮空気)を供給し、基板Giからの分離を速める。次いで、スライダ102Lを基板搬送方向と反対の方向に高速度V5で移動させ、搬送始点位置Paまで引き返させる(図12H、図11の時点t9)。
一方、第2の搬送部84Rにおいては、保持部106Rで基板Giの右側二隅を保持したままスライダ102Rを下流側基板停止位置Pdから搬送終点位置Pbまで比較的高速の一定速度V4で基板搬送方向(X方向)に移動させる(図12H、図11の時点t9)。この際、基板Giの左側縁部(特に左側二隅)は自由端になっているが、やはりステージ基板浮上部136による浮上力で高さ位置を拘束され、基板Giの右側二隅とほぼ同じ高さで移動する。もっとも、基板Giの左側縁部が基板Giの右側縁部と高さが若干違っても、塗布処理後の浮上搬送なので、特に支障はない。
そして、スライダ102Rが搬送終点位置Pbに着くや否や、パッド吸着制御部118Rが吸着パッド108Rに対するバキュームの供給を止め、これと同時にパッドアクチエータ112Rが吸着パッド108Rを往動位置(結合位置)から原位置(退避位置)へ下ろし、基板Giの右側二隅から吸着パッド108Rを分離させる。この時、パッド吸着制御部118Bは吸着パッド108Rに正圧(圧縮空気)を供給し、基板Giからの分離を速める(図12H、図12I、図11の時点t10)。
なお、ステージ80上で基板Gの端部または縁部がステージの外へはみ出ていてもよい。特に、搬入領域M1では、搬入側ソーターユニット(SORTER)43が吸着パッドを基板Gの後端部の裏面に吸着させたままの状態で、つまり基板Gの後端部がステージの外へはみ出ている状態で、基板Gがステージ80上に搬入されてよい。また、搬出領域M3では、基板Gの前端部がステージの外へはみ出した状態で、つまり搬出側ソーターユニット(SORTER)45が吸着パッドを基板Gの前端部の裏面に吸着させやすい状態で基板Gがステージ80からソーターユニット(SORTER)45へ引き渡されてよい。
上記のように、この実施形態においては、ステージ80上に搬入領域M1、塗布領域M2、搬出領域M3を別々に設け、それらの各領域に基板を順次転送して基板搬入動作、レジスト液供給動作、基板搬出動作を各領域で独立または並列的に行うようにしている。このようなパイプライン方式により、1枚の基板Gについてステージ80上に搬入する動作に要する時間(TIN)と、ステージ80上で搬入領域M1から搬出領域M3まで搬送するのに要する時間(TC)と、搬出領域M3から搬出するのに要する時間(TOUT)とを足し合わせた塗布処理1サイクルの所要時間(TC+TIN+TOUT)よりも、タクトタイムを大幅に短縮することができる。
そして、ステージ80上で基板Giを搬送するために、ステージ80の左右両側に配置された第1および第2の搬送部84L,84Rがそれぞれ基板の左側二隅および右側二隅のどちらかを保持しながら基板搬送方向に移動する。ここで、第1の搬送部84Lは、搬入領域M1内の搬入位置から長尺型レジストノズル82直下の塗布位置を通って塗布位置と搬出領域M3内の搬出位置との間に設定された塗布終了位置までステージ80上で浮いている基板を保持して搬送する。一方、第2の搬送部84Rは、搬入位置と塗布位置との間に設定された塗布開始位置から塗布位置を通って搬出位置までステージ80上で浮いている基板を保持して搬送する。
第1および第2の搬送部84L,84Rが一緒に基板を保持して搬送する区間は、搬入位置から搬出位置までの全搬送区間ではなく、塗布開始位置から塗布終了位置までの中間区間である。第1の搬送部84Lは、塗布終了位置まで基板Giを搬送すると、そこで当該基板Giに対する搬送の役目を終え、直ちに搬入位置へ引き返して後続の新たな基板Gi+1の搬送にとり掛かる。一方、第2の搬送部84Rは、塗布終了位置から搬出位置まで基板Giを単独で搬送し、次いで搬入位置より手前の塗布開始位置まで引き返し、その位置まで第1の搬送部84Lが次の基板Gi+1を単独で搬送してくるのを待てばよい。
また、この実施形態は、第1および第2の搬送部84L,84Rにおいて、ステージ80上で浮いた状態の基板Gの左側二隅または右側二隅をそれぞれ2つの吸着パッド108L(R)で局所的に保持するとともに、各吸着パッド108L(R)を実質的にたわまないリジッドなパッド支持部110L(R)で支持し、かつパッドアクチエータ112L(R)の昇降駆動力により所望の高さ位置へ昇降移動または昇降変位させる構成を採っている。しかも、各一対のパッド支持部110L(R)および各一対のパッドアクチエータ112L(R)により2軸で昇降駆動し、かつサーボで制御するので、各吸着パッド108L(R)を搬送方向(X方向)の水平線に対して一定の姿勢または角度を保って安定に昇降移動または昇降変位させることができる。
このような搬送部84L,84Rの構成によれば、ステージ80上で基板Gを浮上搬送している最中に、基板Gの前端がステージ上面の各列または各個別の噴出口84または吸引口88をほぼ完全に覆う瞬間に、あるいは基板Gの後端が各列または各個別の噴出口84または吸引口88を大気に開放する瞬間にステージ80側から受ける浮上圧力が急激に変動しても、保持部106L,106Rのリジッドな保持力または拘束力によって基板Gの前端部または後端部のばたつきを抑制することができる。
また、ステージ80の浮上特性や基板Gのサイズ、厚み等によって、ステージ80上で浮上搬送される基板G(特にその前端部あるいは後端部)が搬送方向と直交する方向(Y方向)で図13に示すように山形に湾曲することもある。このように山形に湾曲した姿勢で基板Gがレジストノズル82の直下を通過すると、基板G上に形成されるレジスト塗布膜の膜厚が湾曲形状に従ったプロファイルで変動することになる。
かかる問題に対しては、各保持部106L,106Rにおいて各吸着パッド108L,108Rを図14および図15に示すように搬送方向(X方向)の水平線に対して幾らか傾斜させることが有効な解決法となる。すなわち、前部の吸着パッド108L,108Rには搬送方向(X方向)の前方を向いて所定角度の上向きの傾斜姿勢をとらせ、後部の吸着パッド108L,108Rには搬送方向(X方向)の後方を向いて所定角度の上向き傾斜姿勢をとらせる。そうすると、基板Gの前端部および後端部も吸着パッド108L,108Rの傾斜姿勢に倣って搬送方向(X方向)では同じ角度で傾斜姿勢をとり、搬送方向と直交する方向(Y方向)では山形の湾曲がとれて水平に矯正される。これにより、基板Gはレジストノズル82のライン状またはスリット状吐出口82aに対して基板の端から端まで平行な状態を保ってその直下を通過することになり、搬送方向と直交する方向(Y方向)で基板G上に均一な膜厚のレジスト塗布膜が形成される。
一方、搬送方向(X方向)では、吸着パッド108L,108Rの傾斜姿勢に伴い、基板Gの前端部および後端部でレジスト塗布膜の膜厚に変動が現れるが、製品領域の周辺部に局限された膜厚変動なので、塗布プロセスの品質(製品領域の膜厚均一性)は影響を受けずに済む。
この実施形態では、各保持部106L(R)において各吸着パッド108L(R)を2軸のパッド支持部110L(R)およびパッドアクチエータ112L(R)で支持および昇降移動させるので、上記のように搬送方向(X方向)の水平線に対して各吸着パッド108L(R)が任意の角度で傾斜する姿勢を容易に実現できる。
一変形例として、図16に示すように、各保持部106L(R)における各吸着パッド108L(R)を1軸(単一)のパッド支持部110L(R)およびパッドアクチエータ112L(R)で支持および昇降移動させる構成を採り、かつ吸着パッド108L(R)を搬送方向(X方向)の水平線に対して任意の角度に傾斜させる構成を採ることも可能である。
図16の構成例は、吸着パッド108L(R)を上面に取付した上部支持ブロック140と、パッド支持部110L(R)の上端に水平に固定されたベースブロック142とを有し、搬送方向(X方向)の一端部にて軸144を介してベースブロック142に上部支持ブロック140を回転変位可能に結合するとともに、他端部にて圧縮コイルバネ146および差動ねじ148を介してベースブロック142に対する上部支持ブロック140の傾斜角を調整可能としている。
差動ねじ148は、上部支持ブロック140のネジ孔に螺合された比較的大きなリードP1を有する太径の筒形ネジ150の内側に、ベースブロック142に固定された比較的大きなリードP2を有する細径のネジ152を螺合させている。太径のネジ150を回すと、両リードの差(P1−P2)に相当するリードで太径のネジ150が固定ナット154を介して上部支持ブロック140と一体に鉛直方向で移動(変位)し、吸着パッド108L(R)の傾斜角または水平度を調整できるようになっている。圧縮コイルバネ146は、差動ねじ148のバックラッシュを防止するように働く。
図17に、吸着パッド108L(R)に係る別の変形例を示す。この構成例は、X−Y面内(水平面内)でL字状の形状をとるL形ブロック160のX軸先端部に吸着パッド108L(R)を一体に設け、L形ブロックのX軸延長部162およびY軸延長部164のそれぞれの中間部に割り溝166,168を形成し、X軸差動ねじ170およびY軸差動軸172により割り溝166,168の幅をそれぞれ独立に可変することで、X軸およびY軸の水平線に対する吸着パッド108L(R)の傾斜角または水平度を任意に調整できるようにしている。
図18〜図23に、この実施形態において第1および第2の搬送部84L,84Rが基板Gを単独搬送(片軸搬送)する際に、モーメントの力で基板Gが吸着パッド108L(R)からずれる(水平面内で回転変位する)のを十全に防止するための機構を示す。
図18に示す回転変位防止手段は、吸着パッド108L(R)の上面にL形の突部または段差部174を設けるものである。このL形突部174は、吸着パッド108L(R)の上面に保持されている基板Gの隅部の直交する両側面に係合することで、モーメントに起因する基板Gの回転変位を防止することができる。ただし、塗布処理中にL形突部174がレジストノズル82の下端に当接または摺接しないように、L形突部174の上面が基板Gの上面を超えない突出高さにする必要がある。
図19に示す回転変位防止手段は、浮上搬送の加速時に基板Gの搬送方向(X方向)における後部の側面GBに係止して基板Gの後方への回転変位を防止する係止部材176を備える構成としたものである。この係止部材176は、たとえば、水平方向に延びる棒状の支持体178の一端部に鉛直の支持軸180を介して回転可能に取付された円錐体として形成されている。水平支持体178の他端は、鉛直の支持軸182を介して直動型のアクチエータ184に結合されている。アクチエータ184はスライダ102L(R)に取付されている。
浮上搬送で基板Gを加速させる時は、その直前に、アクチエータ184が往動して、係止部材176を下方の退避位置(復動位置)から図示のように基板Gの後部側面GBに係止する高さ位置(往動位置)まで上昇させる。たとえば、第2(右側)の搬送部84Rによる片軸搬送において、基板Gを加速させる時は、上方から見て左回り(反時計回り)のモーメントが基板Gに加わり、そのモーメント力により基板Gが二隅の保持部106Rの吸着パッド108Rの吸着力に抗して後方へ回転変位しようとする。しかし、係止部材176が基板Gの後部側面GBに係止して基板Gの後方への回転変位を防止するので、基板GはX−Y面内で姿勢を崩さずに搬送方向(X方向)へ移動することができる。なお、加速運動の終了後は、係止部材176を速やかに復動位置へ退避させてよい。
このような係止型の回転変位防止手段は、図20および図21に示すように変形することも可能である。図20の回転変位防止手段は、棒状の係止部材186の基端部をモータ等の回転型アクチエータ188に結合し、係止部材186の先端部が基板Gの後部側面GBに係止する往動位置と、基板Gよりもずっと下方に退避する復動位置との間で係止部材186を回動させるように構成している。なお、アクチエータ188はスライダ102L(R)に取付されてよい。図21の回転変位防止手段は、直動型アクチエータ190を用いて、搬送方向(X方向)で係止部材186の先端部が基板Gの後部側面GBに係止する往動位置と、基板Gよりもずっと後方に退避する位置(復動位置)との間で棒状係止部材186を直線移動させるように構成している。
図19〜図21の回転変位防止手段はいずれも、浮上搬送の加速時に基板Gの搬送方向(X方向)における後部の側面GBに係止して基板Gの後方への回転変位を防止するものである。図示省略するが、浮上搬送の減速時に基板Gの搬送方向(X方向)における前部の側面に係止して基板Gの前方への回転変位を防止するための回転変位防止手段も、上記と同様に構成することができる。
図22に示す回転変位防止手段192は、基板Gの片側二隅を保持する2つの保持部106L(R)の中間で基板Gの側縁部の裏面に吸着して基板Gを局所的に保持する中間吸着パッド194を備える。図22の構成例は、垂直支持部材196に軸198を介して回動可能に取付された水平支持部材200の一端部に中間吸着パッド194を一体形成または取付している。一対の直動型アクチエータ202,204を用いて水平支持部材196を回動させることにより、中間吸着パッド194の吸引口206が基板Gの側縁部裏面に接着する往動位置と、中間吸着パッド194の吸引口206が基板Gの側縁部裏面から下方に退避する復動位置との間で中間吸着パッド194を移動させることができる。
図23に示すように、たとえば、第2(右側)の搬送部84Rによる片軸搬送において、基板Gの加速時には、上方から見て点線の矢印Jで示すように左回り(反時計回り)のモーメントが基板Gに加わり、そのモーメント力により基板Gが二隅の保持部106Rの吸着パッド108Rの吸着力に抗して後方へ回転変位しようとする。しかし、回転変位防止手段192の中間吸着パッド材194が基板Gの側縁部裏面に吸着して基板Gの後方への回転変位を食い止めるので、基板GはX−Y面内で姿勢を崩さずに搬送方向(X方向)へ移動することができる。また、基板Gの減速時には、上方から見て一点鎖線の矢印Kで示すように右回り(時計回り)のモーメントが基板Gに加わり、そのモーメント力により基板Gが二隅の保持部106Rの吸着パッド108Rの吸着力に抗して前方へ回転変位しようとする。しかし、この場合も、回転変位防止手段192の中間吸着パッド材194が基板Gの側縁部裏面に吸着して基板Gの前方への回転変位を食い止めるので、基板GはX−Y面内で姿勢を崩さずに搬送方向(X方向)へ移動することができる。
なお、回転変位防止手段192の中間吸着パッド材194は、保持部106R(L)の吸着パッド108R(L)から十分に離れているので、たとえば図14および図15に示すような保持部106R(L)の基板姿勢矯正機能を害するような影響(干渉)を及ぼすことはない。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の変形が可能である。
上記した実施形態はLCD製造の塗布現像処理システムにおけるレジスト塗布装置およびレジスト塗布方法に係るものであったが、本発明は浮上ステージを用いる浮上搬送方式であれば任意の基板処理装置やアプリケーションに適用可能である。本発明における処理液としては、レジスト液以外にも、たとえば層間絶縁材料、誘電体材料、配線材料等の塗布液も可能であり、現像液やリンス液等も可能である。本発明における被処理基板はLCD基板に限らず、他のフラットパネルディスプレイ用基板、半導体ウエハ、CD基板、ガラス基板、フォトマスク、プリント基板等も可能である。
本発明の適用可能な塗布現像処理システムの構成を示す平面図である。 実施形態の塗布現像処理システムにおける処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態におけるレジスト塗布ユニットの全体構成を示す略平面図である。 実施形態におけるレジスト塗布ユニットの全体構成を示す斜視図である。 実施形態におけるレジスト塗布ユニットの全体構成を示す略正面図である。 実施形態のレジスト塗布ユニットにおける搬送部の構成を示す一部断面略側面図である。 実施形態のレジスト塗布ユニットにおける保持部の構成例を示す拡大断面図である。 実施形態のレジスト塗布ユニットにおける保持部の構成例を示す斜視図である。 上記保持部においてパッド支持部が吸着パッドを支持する好適な一構成例を示す斜視図である。 実施形態のレジスト塗布ユニットにおける制御系の構成を示すブロック図である。 実施形態のレジスト塗布ユニットにおける塗布処理動作を説明するためのタイミングチャート図である。 実施形態のレジスト塗布ユニットにおける塗布処理動作の一段階を示す略平面図である。 実施形態のレジスト塗布ユニットにおける塗布処理動作の一段階を示す略平面図である。 実施形態のレジスト塗布ユニットにおける塗布処理動作の一段階を示す略平面図である。 実施形態のレジスト塗布ユニットにおける塗布処理動作の一段階を示す略平面図である。 実施形態のレジスト塗布ユニットにおける塗布処理動作の一段階を示す略平面図である。 実施形態のレジスト塗布ユニットにおける塗布処理動作の一段階を示す略平面図である。 実施形態のレジスト塗布ユニットにおける塗布処理動作の一段階を示す略平面図である。 実施形態のレジスト塗布ユニットにおける塗布処理動作の一段階を示す略平面図である。 実施形態のレジスト塗布ユニットにおける塗布処理動作の一段階を示す略平面図である。 浮上搬送中の基板が湾曲に撓む場合を示す略斜視図である。 実施形態において基板の湾曲撓みを水平に矯正するための構成および方法を示す略側面図である。 実施形態において基板の湾曲撓みを水平に矯正するための構成および方法を示す略斜視図である。 実施形態における保持部の一変形例の構成を示す側面図である。 実施形態における保持部の別の変形例の構成を示す斜視図である。 実施形態における回転変位防止手段の一構成例を示す斜視図である。 実施形態における回転変位防止手段の別の構成例を示す斜視図である。 実施形態における回転変位防止手段の別の構成例を示す斜視図である。 実施形態における回転変位防止手段の別の構成例を示す斜視図である。 実施形態における回転変位防止手段の別の構成例を示す斜視図である。 図22の回転変位防止手段を作用を説明するための略平面図である。
符号の説明
40 レジスト塗布ユニット(COT)
47 搬送装置
80 ステージ
82 レジストノズル
84L 第1(左側)の搬送部
84R 第2(右側)の搬送部
84 噴出口
88 吸引口
100L,100R 第1および第2のガイドレール
102L,102R 第1および第2のスライダ
104L,104R 第1および第2の搬送駆動部
106L,106R 第1および第2の保持部
108L,108R 第1および第2の吸着パッド
110L,110R 第1および第2のパッド支持部
112L,112R 第1および第2のパッドアクチエータ
118L,118R 第1および第2のパッド吸着制御部
136 ステージ基板浮上部
138 コントローラ
1 搬入領域
2 塗布領域
3 搬出領域
174 L形突部
176,186 係止部材
184,188,190 アクチエータ
192 回転変位防止手段
194 中間吸着パッド

Claims (15)

  1. 矩形の被処理基板を気体の圧力で浮かせるステージと、
    前記ステージ上で浮いた状態の前記基板を着脱可能に保持する保持部を有し、前記ステージ上で所定の搬送方向に前記基板を浮上搬送するために前記基板を前記保持部と一体に前記搬送方向に移動させる搬送部と
    を備え、
    前記保持部が、前記基板の搬送方向に対して左右片側の二隅を局所的に保持する実質的にたわまない保持部材と、前記保持部材を昇降移動または変位させるための昇降部とを有する基板処理装置。
  2. 前記保持部材が、前記基板の左右片側二隅の裏面にそれぞれ吸着可能な2個の吸着パッドと、各々の前記吸着パッドを前記搬送方向に所定の間隔を置いた2箇所でそれぞれ鉛直方向の変位を規制して支持するパッド支持部とを有し、
    前記昇降部が、前記第1および第2のパッド支持部をそれぞれ独立に昇降駆動する第1および第2のアクチエータと、前記第1および第2のアクチエータの駆動動作を統括的に制御する昇降制御部とを有する請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記第1および第2のパッド支持部の双方が前記吸着パッドをその回りに鉛直面内で回転変位可能とする水平回転軸を有し、前記第1および第2のパッド支持部の片方が前記吸着パッドを水平方向で直動変位可能とする直動軸を有する請求項2記載の基板処理装置。
  4. 前記保持部材が、前記基板の左右片側二隅の裏面にそれぞれ吸着可能な2個の吸着パッドと、各々の前記吸着パッドをその鉛直方向の変位を規制して支持する単一のパッド支持部とを有し、
    前記昇降部が、前記パッド支持部を昇降駆動するアクチエータと、前記アクチエータの駆動動作を制御する昇降制御部とを有する請求項1に記載の基板処理装置。
  5. 前記保持部が、搬送方向の水平線に対する前記吸着パッドの吸着面の角度を調整するための第1のパッド姿勢調整部を有する請求項4に記載の基板処理装置。
  6. 前記保持部が、搬送方向と直交する水平線に対する前記吸着パッドの吸着面の角度を調整するための第2のパッド姿勢調整部を有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  7. 前記アクチエータが、モータと、前記モータの回転駆動力を前記パッド支持部の鉛直方向の直進運動に変換する伝動機構とを有し、
    前記昇降制御部が、前記モータの回転角を検出するためのエンコーダを含み、前記パッド支持部の昇降移動距離を制御するために前記エンコーダの出力信号をフィードバック信号として前記モータの回転量を制御する請求項2〜6のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  8. 前記保持部が、浮上搬送中に前記基板の前記保持部に対する水平面内の回転変位を防止するための回転変位防止手段を有する請求項1〜7のいずれか一項記載の基板処理装置。
  9. 前記回転変位防止手段が、前記吸着パッドの上面に一体形成され、前記基板の上面よりも低い位置で前記基板の隅部の互いに直交する両側面に係合する突部を有する請求項8に記載の基板処理装置。
  10. 前記回転変位防止手段が、浮上搬送の減速時に前記基板の搬送方向における前部の側面に係止して前記基板の前方への回転変位を防止する係止部材を有する請求項8に記載の基板処理装置。
  11. 前記回転変位防止手段が、浮上搬送の加速時に前記基板の搬送方向における後部の側面に係止して前記基板の後方への回転変位を防止する係止部材を有する請求項8または請求項10に記載の基板処理装置。
  12. 前記回転変位防止手段が、前記保持部材によって保持される前記基板の片側二隅の間で基板側縁部の裏面に吸着して前記基板の回転変位を防止する中間パッド部材を有する請求項8に記載の基板処理装置。
  13. 矩形の被処理基板を気体の圧力で浮かせるステージと、
    前記ステージ上で浮く前記基板の搬送方向に対して左右片方の縁部を着脱可能に保持する第1の保持部を有し、前記ステージ上で前記基板を浮上搬送するために前記基板を前記第1の保持部と一体に搬送方向に移動させる第1の搬送部と、
    前記ステージ上で浮く前記基板の搬送方向に対して左右他方の縁部を着脱可能に保持する第2の保持部を有し、前記ステージ上で前記基板を浮上搬送するために前記基板を前記第2の保持部と一体に搬送方向に移動させる第2の搬送部と、
    前記ステージの上方に配置される長尺形のノズルを有し、前記基板上に処理液の塗布膜を形成するために前記浮上搬送で前記ノズルの直下を通過する前記基板に向けて前記ノズルより処理液を吐出させる処理液供給部と
    を備え、
    前記第1の保持部が、前記基板の搬送方向に対して左右片方の二隅を局所的に保持する実質的にたわまない第1の保持部材と、前記第1の保持部材を昇降移動または変位させるための第1の昇降部とを有し、
    前記第2の保持部が、前記基板の搬送方向に対して左右他方の二隅を局所的に保持する実質的にたわまない第2の保持部材と、前記第2の保持部材を昇降移動または変位させるための第2の昇降部とを有する塗布装置。
  14. 前記ステージの一端部に設けられた搬入位置に前記基板を搬入するための搬入部と、前記ステージの他端部に設けられた搬出位置から前記基板を搬出するための搬出部とを有し、
    前記第1の搬送部が、前記搬入位置から前記塗布位置を通って前記塗布位置と前記搬出位置との間に設定された第1の位置まで、前記基板を前記ステージ上で浮上搬送し、
    前記第2の搬送部が、前記搬入位置と前記塗布位置との間に設定された第2の位置から前記塗布位置を通って前記搬出位置まで前記基板を前記ステージ上で浮上搬送する請求項13に記載の塗布装置。
  15. 浮上ステージ上に搬送方向に沿って搬入位置、塗布開始位置、塗布終了位置および搬出位置を一列に設定し、
    前記浮上ステージ上で気体の圧力により矩形の被処理基板を所望の高さに浮かせ、
    前記浮上ステージ上で、前記搬入位置から前記塗布開始位置までの第1の区間では前記基板の搬送方向に対して左右片方の二隅を実質的にたわまない昇降可能な保持部材で局所的に保持して、前記塗布開始位置から前記塗布終了位置までの第2の区間では前記基板の四隅を実質的にたわまない昇降可能な保持部材で局所的に保持して、前記塗布終了位置から前記搬出位置までの第3の区間では前記基板の搬送方向に対して左右他方の二隅を実質的にたわまない昇降可能な保持部材で局所的に保持して、前記基板を前記搬送方向に搬送し、
    前記基板が前記第2の区間を移動する間に前記基板の上面に処理液を塗布する塗布方法。
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