JP2006186251A - 塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 基板を平坦性良く保持することができ、更なる基板の大型化に対応可能な塗布装置を提供する。
【解決手段】ガラス基板Sの表面S1に向けて塗布部20の吐出口21からレジスト液RLが吐出されると共に、ガラス基板Sが吐出口21の延長方向に対して垂直な方向Aに移動し、ガラス基板Sの表面S1全体にわたってレジスト液RLが塗布される。保持部10の多孔質層11からガラス基板Sの裏面S2に向けてガスが噴出し、これによりガラス基板Sが多孔質層11との間に間隙G1をあけて保持される。この間隙G1はガラス基板S自身の重力負荷により変化し、ガラス基板Sの厚みの厚い部分では間隙G1は小さくなり、薄い部分では間隙G1は大きくなる。ガラス基板Sの厚みに不均一性があっても、ガラス基板Sの表面S1は平坦になり、良好なレジスト膜RFが形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、レジスト液などの塗布液を基板に塗るための塗布装置に関する。
フラットパネルディスプレイ製造の最も重要な装置の一つとして、例えば図9に示したように、スリット状の吐出口121からレジスト液RLをガラス基板Sに塗る塗布装置が実用化されている(例えば、特許文献1参照。)。ガラス基板Sは載置台110に吸着により保持されており、吐出口121を移動させることによりレジスト液RLをガラス基板Sの全面に塗布することができるようになっている。
特開2003−284986号公報
このような従来の塗布装置の構成は、もともと鉄鋼や計測器などの分野で三次元計器の基本構成として採用され、実用化されているものである。従って、コスト的にはかなり高いものであり、フラットパネルディスプレイ製造への適用には困難な点が多い。すなわち、従来の塗布装置では、載置台110が畳およそ2枚分の面積を有し、その平面性を十分に確保した上で、更に、この載置台110の平面に対して吐出口121をミクロンオーダーの高い平行度で走査させなければならない。これは加工精度や組立精度の観点から脅威的技術と言わざるを得ず、技術的には極めて高く評価に値するが、今後の進展には限界がある。
まず、たとえ載置台110と吐出口121との機構的な平行度を達成できたとしても、ガラス基板Sは、厚みおよびその均一性を許容範囲内に管理されたものでなければ使用することができない。そのため従来では、レジスト液を塗る前にガラス基板Sの厚みを自動測定する機能さえ盛り込まれていた。また、ガラス基板Sの寸法が大きくなってくると、このように厚みの管理されたガラス基板Sの製造そのものができなくなるおそれがある。
更に、塗布性能に関しても、従来では、膜均一性を高めたりパターン依存性を解消するため、レジスト液の粘性などの性状調整が不可避となっていた。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、簡素な構成により基板を平坦性良く保持することができ、更なる基板の大型化に対応可能な塗布装置を提供することにある。
本発明による塗布装置は、基板の裏面に対向する多孔質層を有し、多孔質層からガスを噴出させることにより基板を多孔質層との間に間隙をあけて保持する保持部と、基板の表面に向けて塗布液を吐出する吐出口を有する塗布部と、保持部により保持された基板を吐出口に対して相対的に移動させる移動部とを備えたものである。
本発明による塗布装置では、保持部の多孔質層から基板の裏面に向けてガスが噴出し、これにより基板が多孔質層との間に間隙をあけて保持される。この間隙は基板自身の重力負荷により変化し、基板の厚みの厚い部分では間隙は小さくなり、薄い部分では間隙は大きくなる。このような間隙の自己制御機能により、基板の厚みに不均一性があっても基板の表面が平坦になり、この平坦面に対して吐出口から塗布液が吐出される。
本発明の塗布装置によれば、基板の裏面に対向する多孔質層を有する保持部を設け、多孔質層からガスを噴出させることにより基板を多孔質層との間に間隙をあけて保持するようにしたので、基板の厚みに不均一性があっても、基板を平坦性良く保持することができる。従って、基板製造上の精度の問題が軽減され、フラットパネルディスプレイ用のガラス基板の更なる大型化を目指すことが可能となる。
また、多孔質層と基板の裏面とが接触しない裏面非接触プロセスを実現することができる。よって、基板の傾きによる接触などが発生しにくく、基板の損傷を防止すると共に、大きな間隙および浮上力を得ることができる。また、基板にゴミ等が付着することを回避することもできる。
更に、構成は簡素で、従来のように装置の機械的精度を極めて高く維持する必要はない。これにより、特殊な大型加工機による精密加工などは不要となり、製造コストを低減することができる。また、条件だしやメンテナンスのためのコストも低減することができ、加工コストを下げることができる。
特に、塗布部に、基板上における吐出口の近傍を押える基板押えパッドと、基板と吐出口とにより囲まれた領域内を局所的に減圧排気する排気管とを設けるようにすれば、排気管による減圧状態下で塗布液を塗布することができ、塗布液と基板との間に残存する大気を減らし、基板上のパターン等の凸凹の影響で発生する塗布膜の欠陥を取り除くことができる。よって、パターン依存性を解消し、塗布液の粘性などの厳密な性状調整が不要となり、塗布液の性状に余裕をもたせることが可能となる。また、基板押えパッドを設けることにより、基板上における吐出口の近傍を外気から遮断し、排気管による局所的な減圧排気効果を高めることができる。
また、基板押えパッドに、基板の表面に対向する多孔質層を設け、多孔質層からガスを噴出させることにより多孔質層と基板との間に間隙をあけて基板を押えるようにすれば、多孔質層と基板との間の距離を一定に保つことができる。従って、基板に撓みがあってもその表面の平面性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る塗布装置の全体構成を表したものであり、図2は図1のII−II線における断面構成を表したものである。この塗布装置は、フラットパネルディスプレイ製造のレジスト塗布工程に用いられるものであり、ガラス基板Sを保持する保持部10と、このガラス基板Sにレジスト液RLを塗布するための塗布部20と、保持部10に保持されたガラス基板Sを移動させる移動部30とを備えている。ガラス基板Sは、フラットパネルディスプレイ用のガラス基板であり、大きさは例えば縦約2m、横約1m、厚み0.7mmであり、その厚みの規格範囲は例えば±30μmである。なお、図1ではガラス基板Sを二点鎖線で表している。
保持部10は、ガラス基板Sの裏面S2に対向する多孔質層11を有しており、この多孔質層11から空気または窒素(N2 )などのガスを噴出させることによりガラス基板Sを多孔質層11との間に間隙G1をあけて保持するものである。これにより、この塗布装置では、ガラス基板Sの厚みに不均一性があっても、ガラス基板Sを平坦性良く保持することができるようになっている。
すなわち、ガラス基板Sは、面方向の寸法1mに対してなだらかにミクロンオーダーで厚みが変化しており、外力に対しては剛性が無視できる。よって、ガラス基板Sが図9に示した従来の吸着保持型の載置台110上に置かれると、図3に示したように、載置台110の平面に倣い、ガラス基板Sの表面S1に面不均一性が現れてしまう。
これに対して、本実施の形態の保持部10では、図4に示したように、多孔質層11とガラス基板Sとの間の間隙G1はガラス基板S自身の重力負荷により変化し、ガラス基板Sの厚みの厚い部分では間隙G1は小さくなり、薄い部分では間隙G1は大きくなる。よって、図5に示したように、ガラス基板Sの厚みに不均一性があっても、ガラス基板Sの表面S1が平坦になる。
更に、多孔質層11の面全体から均一にガスを滲み出させることにより、浮上面すべてで反力が働く。よって、例えば図6に示したように単なる通気孔211からガスを吹き出してガラス基板Sを浮上させる方法に比べて、ガラス基板Sの傾きによる接触が起こりにくく、大きな間隙G1および浮上力が得られるという利点もある。このような多孔質層11は、例えば、セラミック多孔質,金属粉末と炭素などの固体潤滑材とを含む焼結多孔質またはプラスチック多孔質により構成されている。
保持部10の形状や配置は特に限定されないが、例えば、ガラス基板Sを間にして塗布部20に対向配置された主パッド12と、ガラス基板Sの塗布部20に対向していない領域に点在配置された複数の副パッド13とを備えるようにすることができる。主パッド12は直線状に形成されると共に、2本並べて配置されている。副パッド13は図1に示したような円盤状に形成されていてもよいし、角状などの他の形状に形成されていてもよい。なお、副パッド13の個数および配置は特に限定されないが、例えばガラス基板Sの長辺および中央の3列に配列されている。
塗布部20は、ガラス基板Sの表面S1に向けてレジスト液RLを吐出する吐出口21と、ガラス基板S上における吐出口21の近傍を押える基板押えパッド22と、ガラス基板Sと吐出口21とにより囲まれた領域内を局所的に減圧排気する排気管23と、ガラス基板Sの厚みを計測する基板厚みセンサ24と、塗布されたレジスト膜RFの厚みを計測するレジスト膜厚センサ25とを備えている。
吐出口21は、矩形状のガラス基板Sの辺に平行な直線状に形成され、移動部30がこの吐出口21の延長方向に対して垂直な方向Aにガラス基板Sを移動させることにより、ガラス基板Sの表面S1全体にレジスト液RLが塗布されるようになっている。吐出口21は、例えば2本の主パッド12の間に配置されている。
基板押えパッド22は、吐出口21に沿った直線状に形成されており、ガラス基板S上における吐出口21の近傍を外気から遮断し、排気管23による局所的な減圧排気効果を高める機能を有している。基板押えパッド22は、例えば、2本の主パッド12のうちの1本と向かい合うように配置されている。
また、この基板押えパッド22は、ガラス基板Sの表面S1に対向する多孔質層22Aを有し、多孔質層22Aから空気または窒素(N2 )などのガスを噴出させることによりガラス基板Sを多孔質層22Aとの間に間隙G2をあけて押えるようになっている。この場合、基板押えパッド22はガラス基板Sの上方から近づくので、図7に示したようにガラス基板Sは基板押えパッド22に対して重力負荷とはならず、基板押えパッド22が近づいた部分ではガラス基板Sを遠ざける力が働く。よって、ガスの供給圧力が基板押えパッド22の長手方向において均一に保たれる限り、多孔質層22Aとガラス基板Sとの間の距離を一定に保つことができる。従って、ガラス基板Sに撓みがあってもその表面S1の平面性を高めることができる。
基板押えパッド22の多孔質層22Aのガラス基板S側の面22Bと、吐出口21の先端21Bとは、ガラス基板Sの表面S1からの高さが同じになっているが、必ずしも同じでなくてもよい。なお、この高さは調整可能とされている。
吐出口21と基板押えパッド22との間は、ゴム,プラスチック,または金属よりなる蛇腹状部材などの軟質材よりなる封止膜23Aにより塞がれている。排気管23はこの封止膜23Aに取り付けられており、ガラス基板S上における吐出口21の近傍を局所的に減圧排気する。このように排気管23による減圧状態下でレジスト液RLを塗布することにより、レジスト膜RFとガラス基板Sとの間に残存する大気を減らし、ガラス基板S上のパターン等の凸凹の影響で発生するレジスト膜RFの欠陥を取り除くことができる。よって、パターン依存性を解消し、レジスト液RLの粘性などの厳密な性状調整が不要となり、レジスト液RLの性状に余裕をもたせることが可能となる。
排気管23による減圧度は、図8に拡大して示したように、吐出口21とガラス基板Sとの間隙に存在するレジスト液RLの表面張力Tで決定されるものである。排気管23は、レジスト液RLの表面張力Tに均衡する適切な減圧度となるように、基板押えパッド22の多孔質層22Aから噴出されるガス量に応じて排気を行うようになっている。
基板厚みモニタ24は、ガラス基板Sの裏面S2側におけるレジスト液RLの塗布位置近傍に設けられ、光または超音波によりガラス基板Sの厚みを計測するものである。レジスト膜厚モニタ25は、ガラス基板Sの表面S1側におけるレジスト液RLの塗布位置近傍に設けられ、光または超音波によりレジスト膜RFの厚みを計測するものである。
移動部30は、ガラス基板Sの辺に沿って配設された一対のガイドレール31と、この一対のガイドレール31に沿って矢印A方向にガラス基板Sを押し出すリニアモータガイド32とを備えている。
この塗布装置では、ガラス基板Sの表面S1に向けて塗布部20の吐出口21からレジスト液RLが吐出されると共に、移動部30によりガラス基板Sが吐出口21の延長方向に対して垂直な方向Aに移動し、ガラス基板Sの表面S1全体にわたってレジスト液RLが塗布される。その際、保持部10の多孔質層11からガラス基板Sの裏面S2に向けてガスが噴出し、これによりガラス基板Sが多孔質層11との間に間隙G1をあけて保持される。この間隙G1はガラス基板S自身の重力負荷により変化し、ガラス基板Sの厚みの厚い部分では間隙G1は小さくなり、薄い部分では間隙G1は大きくなる。よって、ガラス基板Sの厚みに不均一性があっても、ガラス基板Sの表面S1は平坦になり、良好なレジスト膜RFが形成される。
このように本実施の形態では、ガラス基板Sの裏面S2に対向する多孔質層11を有する保持部10を設け、多孔質層11からガスを噴出させることによりガラス基板Sを多孔質層11との間に間隙G1をあけて保持するようにしたので、ガラス基板Sの厚みに不均一性があっても、ガラス基板Sを平坦性良く保持することができる。よって、ガラス基板Sの製造上の精度の問題が軽減され、フラットパネルディスプレイ用のガラス基板の更なる大型化を目指すことが可能となる。
また、多孔質層11とガラス基板Sの裏面S2とが接触しない裏面非接触プロセスを実現することができる。よって、ガラス基板Sの傾きによる接触などが発生しにくく、ガラス基板Sの損傷を防止すると共に、大きな間隙G1および浮上力を得ることができる。また、ガラス基板Sにゴミ等が付着することを回避することもできる。
更に、構成は簡素で、従来のように装置の機械的精度を極めて高く維持する必要はない。これにより、特殊な大型加工機による精密加工などは不要となり、製造コストを低減することができる。また、条件だしやメンテナンスのためのコストも低減することができ、加工コストを下げることができる。
特に、塗布部20に、ガラス基板S上における吐出口21の近傍を押える基板押えパッド22と、ガラス基板Sと吐出口21とにより囲まれた領域内を局所的に減圧排気する排気管23とを設けるようにすれば、排気管23による減圧状態下でレジスト液RLを塗布することができ、レジスト液RLとガラス基板Sとの間に残存する大気を減らし、ガラス基板S上のパターン等の凸凹の影響で発生するレジスト膜RFの欠陥を取り除くことができる。よって、パターン依存性を解消し、レジスト液RLの粘性などの厳密な性状調整が不要となり、レジスト液RLの性状に余裕をもたせることが可能となる。また、基板押えパッド22を設けることにより、ガラス基板S上における吐出口21の近傍を外気から遮断し、排気管23による局所的な減圧排気効果を高めることができる。
また、基板押えパッド22に、ガラス基板Sの表面S1に対向する多孔質層22Aを設け、多孔質層22Aからガスを噴出させることによりガラス基板Sを多孔質層22Aとの間に間隙G2をあけて押えるようにすれば、多孔質層22Aとガラス基板Sとの間の距離を一定に保つことができる。従って、ガラス基板Sに撓みがあってもその表面S1の平面性を高めることができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態では、保持部10の主パッド12および副パッド13の形状や配置を具体的に挙げて説明したが、主パッド12および副パッド13の形状や配置は上記実施の形態で説明したものに限られない。また、多孔質層11,22Aから噴出させるガスは、上記実施の形態で説明したガス種に限られず、他のガスでもよい。
本発明の塗布装置は、上記実施の形態で説明したフラットパネルディスプレイ製造におけるレジスト塗布工程のほか、例えばロール状に巻かれたシート状フィルムへのレジスト液またはコート材などの連続塗布工程にも適用することができる。
本発明の一実施の形態に係る塗布装置の全体構成を表す斜視図である。 図1のII−II線における断面図である。 従来の吸着保持型の載置台に置かれたガラス基板を模式的に表す断面図である。 図1および図2に示した保持部の浮上特性を表したものである。 図1および図2に示した保持部に保持されたガラス基板の状態を模式的に表す断面図である。 従来の浮上方法の問題点を説明するための断面図である。 図1および図2に示した基板押えパッドの作用を説明するための断面図である。 図2に示した吐出口を拡大して表す断面図である。 従来の塗布装置の構成例を表す断面図である。
符号の説明
10…保持部、11…多孔質層、12…主パッド、13…副パッド、20…塗布部、21…吐出口、22…基板押えパッド、22A…多孔質層、24…基板厚みセンサ、25…レジスト膜厚センサ、30…移動部、31…ガイドレール、32…リニアモータガイド、S…ガラス基板、S1…表面、S2…裏面、G1,G2…間隙

Claims (6)

  1. 基板の裏面に対向する多孔質層を有し、前記多孔質層からガスを噴出させることにより前記基板を前記多孔質層との間に間隙をあけて保持する保持部と、
    前記基板の表面に向けて塗布液を吐出する吐出口を有する塗布部と、
    前記保持部により保持された前記基板を前記吐出口に対して相対的に移動させる移動部と
    を備えたことを特徴とする塗布装置。
  2. 前記基板が矩形基板であると共に、前記吐出口は前記矩形基板の一辺に平行な直線状に形成され、前記移動部は前記吐出口の延長方向に対して垂直な方向に前記矩形基板を移動させる
    ことを特徴とする請求項1記載の塗布装置。
  3. 前記保持部は、
    前記基板を間にして前記塗布部に対向配置された主パッドと、
    前記基板の前記塗布部に対向していない領域に点在配置された複数の副パッドと
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の塗布装置。
  4. 前記塗布部は、
    前記基板上における前記吐出口の近傍を押える基板押えパッドと、
    前記基板と前記吐出口とにより囲まれた領域内を局所的に減圧排気する排気管と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の塗布装置。
  5. 前記基板押えパッドは、前記基板の表面に対向する多孔質層を有し、前記多孔質層からガスを噴出させることにより前記多孔質層と前記基板との間に間隙をあけて前記基板を押える
    ことを特徴とする請求項4記載の塗布装置。
  6. 前記基板はフラットパネルディスプレイ用のガラス基板である
    ことを特徴とする請求項1記載の塗布装置。

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