JP2005178116A - 液体吐出ヘッド、液体吐出装置、液体吐出ヘッドの製造方法、集積回路、集積回路の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明は、高耐圧の駆動用のトランジスタをオフセットLOCOS構造により形成し、該トランジスタのゲート酸化膜を形成する前に犠牲酸化膜を形成して除去する。
【選択図】 図1
Description
図2は、本発明に係るラインプリンタを示す斜視図である。このラインプリンタ11は、フルラインタイプのラインプリンタであり、略長方形形状によりプリンタ本体12が形成される。このラインプリンタ11は、印刷対象である用紙13を収納した用紙トレイ14をこのプリンタ本体12の正面に形成されたトレイ出入口より装着することにより、用紙13を給紙できるようになされている。
以上の構成において、このラインプリンタ11においては(図2)、印刷に供する画像データ、テキストデータ等によるヘッドカートリッジ18の駆動により、印刷対象である用紙13を所定の用紙送り機構により搬送しながら、ヘッドカートリッジ18に設けられたヘッドアッセンブリー20からインク液滴が吐出され、このインク液滴が搬送中の用紙13に付着して画像、テキスト等が印刷される。これに対応してヘッドカートリッジ18のヘッドアッセンブリー20においては(図2、図3)、インクタンク19Y、19M、19C、19Kのインクが各ヘッドチップ24に形成されたインク液室22に導かれ、発熱素子27の駆動によるこのインク液室22のインクの加熱により、ノズルシート25に設けられたノズル29からインク液滴Lが吐出される。これらによりこのラインプリンタ11においては、所望の画像等を印刷することができるようになされている。
以上の構成によれば、高耐圧の駆動用のトランジスタをオフセットLOCOS構造により形成し、該トランジスタのゲート酸化膜を形成する前に犠牲酸化膜を形成して除去することにより、高耐圧の駆動用のトランジスタとこのトランジスタを駆動する論理回路とを一体に基板上に形成するようにして、チップ面積の増大、動作速度の低下を防止することができる。
Claims (5)
- 発熱素子と、前記発熱素子を駆動する電界効果型トランジスタと、前記電界効果型トランジスタを駆動する論理回路とを一体に基板上に形成し、前記電界効果型トランジスタによる前記発熱素子の駆動により液室に保持した液体を加熱して前記液体の液滴をノズルから飛び出させる液体吐出ヘッドにおいて、
少なくとも前記電界効果型トランジスタは、
ゲート電極下部のゲート酸化膜のドレイン側の一部に、ドレインとゲート電極との間の電界を緩和する絶縁層が形成され、
前記絶縁層は、
少なくとも前記絶縁層を形成する部位を除く前記基板上にシリコン窒化膜を堆積した後、前記基板の熱酸化により形成され、
前記ゲート酸化膜は、
前記シリコン窒化膜をエッチングにより除去した後、前記基板の熱酸化により犠牲酸化膜が形成され、
前記犠牲酸化膜をエッチングにより除去した後、前記基板の熱酸化により形成された
ことを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 液体吐出ヘッドから飛び出す液滴を対象物に供給する液体吐出装置において、
前記液体吐出ヘッドが、
発熱素子と、前記発熱素子を駆動する電界効果型トランジスタと、前記電界効果型トランジスタを駆動する論理回路とを一体に基板上に形成し、前記電界効果型トランジスタによる前記発熱素子の駆動により液室に保持した液体を加熱して前記液体の液滴をノズルから飛び出させ、
少なくとも前記電界効果型トランジスタは、
ゲート電極下部のゲート酸化膜のドレイン側の一部に、ドレインとゲート電極との間の電界を緩和する絶縁層が形成され、
前記絶縁層は、
少なくとも前記絶縁層を形成する部位を除く前記基板上にシリコン窒化膜を堆積した後、前記基板の熱酸化により形成され、
前記ゲート酸化膜は、
前記シリコン窒化膜をエッチングにより除去した後、前記基板の熱酸化により犠牲酸化膜が形成され、
前記犠牲酸化膜をエッチングにより除去した後、前記基板の熱酸化により形成された
ことを特徴とする液体吐出装置。 - 発熱素子と、前記発熱素子を駆動する電界効果型トランジスタと、前記電界効果型トランジスタを駆動する論理回路とを一体に基板上に形成し、前記電界効果型トランジスタによる前記発熱素子の駆動により液室に保持した液体を加熱して前記液体の液滴をノズルから飛び出させる液体吐出ヘッドの製造方法において、
少なくとも前記電界効果型トランジスタは、
ゲート電極下部のゲート酸化膜のドレイン側の一部に、ドレインとゲート電極との間の電界を緩和する絶縁層が形成され、
前記液体吐出ヘッドの製造方法は、
少なくとも前記絶縁層を形成する部位を除く前記基板上にシリコン窒化膜を堆積した後、前記基板の熱酸化により前記絶縁層を形成し、
前記シリコン窒化膜をエッチングにより除去した後、前記基板の熱酸化により犠牲酸化膜を形成し、
前記犠牲酸化膜をエッチングにより除去した後、前記基板の熱酸化により前記ゲート酸化膜を形成する
ことを特徴とする液体吐出ヘッドの製造方法。 - 電界効果型トランジスタと、前記電界効果型トランジスタを駆動する論理回路とを一体に基板上に形成してなる集積回路において、
少なくとも前記電界効果型トランジスタは、
ゲート電極下部のゲート酸化膜のドレイン側の一部に、ドレインとゲート電極との間の電界を緩和する絶縁層が形成され、
前記絶縁層は、
少なくとも前記絶縁層を形成する部位を除く前記基板上にシリコン窒化膜を堆積した後、前記基板の熱酸化により形成され、
前記ゲート酸化膜は、
前記シリコン窒化膜をエッチングにより除去した後、前記基板の熱酸化により犠牲酸化膜が形成され、
前記犠牲酸化膜をエッチングにより除去した後、前記基板の熱酸化により形成された
ことを特徴とする集積回路。 - 電界効果型トランジスタと、前記電界効果型トランジスタを駆動する論理回路とを一体に基板上に形成してなる集積回路の製造方法において、
少なくとも前記電界効果型トランジスタは、
ゲート電極下部のゲート酸化膜のドレイン側の一部に、ドレインとゲート電極との間の電界を緩和する絶縁層が形成され、
前記集積回路の製造方法は、
少なくとも前記絶縁層を形成する部位を除く前記基板上にシリコン窒化膜を堆積した後、前記基板の熱酸化により前記絶縁層を形成し、
前記シリコン窒化膜をエッチングにより除去した後、前記基板の熱酸化により犠牲酸化膜を形成し、
前記犠牲酸化膜をエッチングにより除去した後、前記基板の熱酸化により前記ゲート酸化膜を形成する
ことを特徴とする集積回路の製造方法。
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JP2003420847A JP2005178116A (ja) | 2003-12-18 | 2003-12-18 | 液体吐出ヘッド、液体吐出装置、液体吐出ヘッドの製造方法、集積回路、集積回路の製造方法 |
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- 2003-12-18 JP JP2003420847A patent/JP2005178116A/ja active Pending
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