JP2005145342A - 電動パワーステアリング装置の制御装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置の制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電動パワーステアリング装置のモータに対して弱め界磁制御を実行するとモータが騒音を引起こして車内の環境を悪化させていた。
【解決手段】車速が速い場合は、タイヤと路面の摩擦で発生する騒音や車体の風切り音が大きいのでモータに従来どおりの弱め界磁制御を実行しても問題なく、車速が遅い場合は、モータの発生する騒音が相対的に大きく感じるので、弱め界磁制御を従来より弱く発揮してモータ騒音を小さくするように車速に感応した弱め界磁制御を実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、特に、モータ騒音を少なくするための電動パワーステアリング装置の制御装置に関する。
自動車のステアリング装置をモータの回転力で補助負荷付勢する電動パワーステアリング装置は、モータの駆動力を減速機を介してギア又はベルト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラック軸に補助負荷付勢するようになっている。このような電動パワーステアリング装置の簡単な構成を図7を参照して説明する。操向ハンドル101の軸102は減速ギア103、ユニバーサルジョイント104a及び104b、ピニオンラック機構105を経て操向車輪のタイロッド106に結合されている。軸102には,操向ハンドル101の操舵トルクを検出するトルクセンサ107が設けられており、操向ハンドル101の操舵力を補助するモータ108が、減速ギア103を介して軸102に連結されている。
このような電動パワーステアリング装置にとって、モータ108の制御は非常に重要であり、ハンドル操作や車速などに応じてモータ108を制御する必要がある。例えば、図8は従来から良く知られているベクトル制御を用いたモータ108の制御ブロック図である。
この制御ブロック図について説明すると、トルクセンサ107から検出される操舵トルクTrに基いてトルク指令値演算手段であるトルク指令値演算部220において演算されたトルク指令値Tref、モータ108の電気角である回転角度θおよび角速度ωが電流指令値演算手段である電流指令値演算部204に入力される。電流指令値演算部204はq軸成分の電流指令値Iqrefとd軸成分の電流指令値Idrefを算出するが、通常、電流指令値Iqrefはトルク指令値Trefに比例して、電流指令値Idrefは0である(通常はIdref=0である)。一方、モータ108の回転角度θを検出するために角度検出器が設置されており、角度検出器としてエンコーダやホールセンサなどもあるが、ここではレゾルバ201とする。レゾルバ201から出力する信号は直ちに回転角度θを示していないので、演算処理をするための位置検出回路202が必要であり、レゾルバ201に対してはRDC回路などが用いられる。位置検出回路202から出力される回転角度θが微分演算部203に入力されると角速度ωが算出される。この回転角度θおよび角速度ωは後述する制御において利用される。
本制御ブロック図はフィードバック制御を例として用いており、前述した電流指令値IqrefおよびIdrefに対してモータ108の実際のモータ電流Ia,Ib,Icを検出してフィードバックして制御する必要がある。具体的には、電流検出器205−1,205−2,205−3において、モータ電流Ia,Ib,Icが検出され、ベクトル制御のために3相/2相変換部206でモータ電流Iq、Idに変換される。この変換に、前述したモータの回転角度θが利用される。次に、モータ電流Iq,Idは減算部207−1,207−2にそれぞれフィードバックされ、減算部207−1で電流指令値Iqrefとモータ電流Iqとの偏差ΔIqが算出され、減算部207−2で電流指令値Idref(通常はIdref=0である)とモータ電流Idとの偏差ΔIdが算出される。
これらの偏差を無くすように比例積分(PI)演算部208に入力され、電圧指令値Vd,Vqが出力される。そして実際のモータ108は3相の電流を供給する必要があるので、電圧指令値Vd,Vqは2相/3相変換部209で3相の電圧指令値Va,Vb,Vcに変換される。PWM制御部210は電圧指令値Va,Vb,Vcに基いてPWM制御信号を発生し、インバータ回路211はこのPWM制御信号に基きモータ108に電流を供給して電流指令値IqrefおよびIdrefとの偏差が無くなるようにモータ電流Ia、Ib,Icを供給する。
以上説明した制御が、モータ108に対する基本制御であるが、モータ108の容量には限度があり、ハンドルを高速で操舵するような場合、モータのパワーが不足するので、モータの出力トルクを抑えて高速回転を実現し、パワー一定の制御をする場合がある。このような制御を実現するために弱め界磁制御という制御方法が用いられ、通常、d軸の電流指令値Idref=0であったものが、弱め界磁制御の場合は、等価的にIdref=0ではなくなる。d軸電流指令値Idrefは界磁磁束に対応した電流成分であり、d軸電流指令値Idrefを負の方向に増加させるとd軸上の界磁磁束を弱めることと等価となる。界磁磁束が弱められると逆起電力が小さくなるため、より高速でモータを回転させることが可能となる。このような弱め界磁制御を実行して、急速なハンドル操舵においてもハンドル操舵のフィーリングを良くする工夫を施している。
具体的には、弱め界磁制御をベクトル制御の進角制御によって実現する場合、図8において、後述詳細に説明する進角演算部212で算出された進角の角度Φに基き、2相/3相変換部209において、電圧指令値Vd,Vqに対して数1の式が実行され、電圧指令値Va,Vb,Vcが演算される。
Figure 2005145342
この数1の式において、角度Φだけ進角されることにより、界磁を弱めるための電流指令値(d軸電流指令値)が演算されたことになる。つまり、進角制御において、界磁を弱めるための界磁電流指令値とは、進角の角度Φを意味する。つまり、電圧指令値Va,Vb,Vcにおいて、角度Φによって発生する成分が界磁を弱める作用を発生させている。
次に、進角の角度Φの具体的な算出方法を図9を参照して説明する。トルク指令値Trefを入力として換算部212aにおいてベース角速度ωbが算出され、一方、微分演算部203で算出されたモータ108の角速度ωを入力とする機械角演算部212bにおいて機械角速度ωmが算出され、arccos演算部212cにおいて、角度Φ=arccos(ωm/ωb)に基き、角度Φが算出される。角度Φは角度Φ=arccos(ωm/ωb)の式から分かるように、モータの機械角速度ωmがベース角速度ωbより高速になったときに初めて出現する値であり、言い換えれば、モータの機械角速度ωmがベース角速度ωbより高速になったときに弱め界磁制御が実行される。
上述した制御が弱め界磁制御の基本であるが、この弱め界磁制御に種々改善を施して、色々なハンドル操作や車速の条件においても、いつでもハンドル操舵のフィーリングが良い電動パワーステアリング装置とするために、弱め界磁制御もハンドル操作や車速などの変化に対応した制御を施している。
例えば、特許文献1では、d軸の電流指令値Idrefに対して車速に応じて電流指令値Idrefを調整する改善を施している。その改善内容は、なるべくモータの出力トルクを確保すべく、車速が速い場合は、車速を考慮しない場合の電流指令値Idrefより小さくして、出力トルクに比例するq軸の電流指令値Iqrefを大きくする改善方法を用いている。つまり、車速が遅い時は、電流指令値Idrefは通常のままにして、車速が速くなるに従って電流指令値Idrefを小さくして、なるべく出力トルクを確保するようにして、ハンドル操舵のフィーリングを良くしている。
特開2003−40128号公報
上述したように、d軸の電流指令値Idrefを制御することは電動パワーステアリング装置のハンドル操舵のフィーリングを良くするための性能向上にとって非常に重要であるが、一方、界磁電流に影響を与えるd軸電流Idは大きくなるほどモータの発生する騒音が大きくなる問題が存在する。ところで、車内の騒音は、電動パワーステアリング装置のモータの発生する騒音だけでなく、タイヤと路面との間で発生する騒音や車体の風切り音などによっても引起こされる。そして、タイヤと路面との間で発生する騒音や車体の風切り音などの騒音は車速が速くなるほど大きくなる特性を有している。言い換えれば、車速が遅い時は、電流指令値Idrefによって発生されるモータ騒音が車内の騒音に大きく影響し、車速が速い時は、モータ以外の要因による騒音が大きいので、モータ騒音が車内の騒音に大きく影響しないという事情が存在する。
本発明は上述のような事情から成されたものであり、本発明の目的は、ハンドル操舵のフィーリングを良くするための弱め界磁制御をモータ制御に用いながら、弱め界磁制御によって引起こされるモータ騒音の少ない電動パワーステアリング装置の制御装置を提供することにある。
本発明は、ステアリング機構に操舵補助力を与えるモータと、ステアリングシャフトに発生する操舵トルクに基いてトルク指令値を演算するトルク指令値演算手段と、前記モータの回転角度と前記トルク指令値とに基いて電流指令値を演算する電流指令値演算手段とを備え、前記回転角度と前記電流指令値とに基いて前記モータを駆動する電動パワーステアリング装置の制御装置に関するものであり、本発明の上記目的は、車速センサを備え、前記モータの界磁を弱める界磁電流指令値を車速に基いて演算することによって達成される。また、本発明の上記目的は、前記界磁電流指令値がベクトル制御の進角制御によって演算される場合、前記進角制御の角度Φが前記車速に感応して演算されることによって達成される。また、本発明の上記目的は、前記界磁電流指令値がベクトル制御のd軸電流指令値Idrefによって演算される場合、前記d軸電流指令値Idrefが車速に感応して演算されることによって達成される。また、本発明の上記目的は、前記角度Φに、車速が速くなるほど大きくなる車速感応ゲインK(ただし0<K<1)を乗じることによって達成される。また、本発明の上記目的は、前記d軸電流指令値Idrefに、車速が速くなるほど大きくなる車速感応ゲインK(ただし0<K<1)を乗じることによって達成される。
本発明を用いれば、車速が遅い場合は、モータ騒音を発生させる弱め界磁制御の電流指令値を小さくすることにより、モータ騒音の発生を少なくして車内の騒音を抑えることができ、車速が速い場合は、モータ騒音以外の騒音が大きくモータ騒音が気にならないので、弱め界磁制御の電流指令値を小さくすることなくフィーリングの良いハンドル操舵を確保できる電動パワーステアリング装置の制御装置を提供できる優れた効果がある。
本発明の好適な実施例を図を参照して説明する。従来技術で用いた番号と同一番号を有するものは同一の機能を有する。
図1は、本発明を用いた実施例であり、車速センサ30で検出された車速Vsに応じて車速感応ゲインK(以下、ゲインKと記す)を界磁を弱めるための界磁電流指令値である角度Φに乗じて改めて算出した界磁を弱めるための新たな界磁電流指令値である角度K・Φを使用した実施例である。本発明の進角演算部212−1は図9の進角演算部212に置き換えられて、図8の制御ブロック図に適用されるものである。進角演算部212−1と従来の進角演算部212と異なるところは、進角演算部212のarccos演算部212cの出力である角度Φと車速センサ30の出力である車速Vsとを入力とするゲインマップ10が接続され、新たな角度K・Φがゲインマップ10の出力となり、即ち、新たな角度K・Φが進角演算部212−1の出力となるところである。ゲインマップ10は、車速センサ30で検出された車速Vsおよび進角演算部212の出力である角度Φを入力とし、ゲインKを乗じたK・Φを出力する。ゲインKは、車速Vsが速くなるほど、0から1に向かって大きくなる特性を有する。例えば、車速Vsが0km/hではK=0で、車速30km/hではK=1で、車速Vsが0km/h以上で30km/h以下ではKは0から1の間の値を取る。よって、進角演算部212で算出され出力された角度Φがゲインマップ10に入力されて、ゲインマップ10は、角度Φに車速センサから出力された車速Vsに感応して決定されたゲインKを乗じた角度K・Φが算出する。つまり、進角演算部212−1は新しい角度K・Φを出力する。
進角演算部212−1が適用された図8に示す制御ブロック図の制御は、次のような制御を実行する。まず、モータの角速度ωがベース角速度ωbより遅い場合は、arccos演算部212Cの出力である角度Φは0なので進角演算部212−1の出力である角度K・Φも0なので弱め界磁制御は実行されず、モータが騒音を引起こさないので本発明も適用されない。
しかし、角速度ωが早くなり、角速度ωを変換した機械角速度ωmがベース角速度ωbより高速になるとarccos演算部212Cの出力であるΦは0でない値をもつが、従来は、車速Vsに関係なく角度Φによる弱め界磁制御を実行していたため、車速Vsが遅くモータ騒音以外の騒音が小さい場合、弱め界磁制御によって引起こされるモータ騒音が煩く感じられた。しかし、本発明の進角演算部10のゲインマップ10の作用により、弱め界磁制御の電流成分を決定する進角が従来のΦからK・Φとなる。
よって、車速Vsが遅い場合はKは0に近い値をとり、従来の角度Φより小さい角度K・Φとなり、弱め界磁制御の電流成分が従来より小さくなるのでモータ騒音が小さくなり、車内騒音が小さくなる優れた効果がある。車速Vsが速い場合は、ゲインマップKの値は1に近い値をとって、従来の角度Φと本発明の新しい角度K・Φとの差は小さく変化が少ないが、モータ以外の発生する騒音が煩いので、モータが騒音を発生させても影響は小さい。つまり、車速が速い場合はモータ以外の騒音が大きいので、弱め界磁制御を優先させてハンドル操舵のフィーリングの良さを優先させている。
実施例2は実施例1の典型的なベクトル制御と異なり、電流指令値を決定する途中ではベクトル制御の概念を利用するが、最終的な電流指令値は3相の電流指令値Iaref,Ibref,Icrefを算出し、フィードバックするモータ電流も3相のIa,Ib,Icとする疑似ベクトル制御(Pseudo Vector Control。以下、PVC制御と記す)と呼ぶ制御方法に本発明を適用した場合の実施例である。
まず、従来のPVC制御について図2および図3を参照して説明する。
まず、図2において、レゾルバ201の出力を入力とする位置検出回路202から出力される回転角度θが微分演算部203に入力されると角速度ωが算出される。
次に、電流指令値Iaref,Ibref,Icrefを決定する電流指令値演算部300について説明する。電流指令値演算部300にトルク指令値Tref、角速度ω、回転角度θが入力され、まず、換算部301において、角速度ωおよび回転角度θを入力として逆起電圧ea,eb,ecが算出される。回転角度θおよび逆起電圧ea,eb,ecを入力として3相/2相変換部302でd軸、q軸の逆起電圧ed,eqに変換される。逆起電圧ed,eq、トルク指令値Tref、角速度ωおよび後述するd軸電流指令値Idrefを入力としてq軸電流指令値演算部303で電流指令値Iqrefが決定される。
つまりq軸電流指令値演算部303では、Iqref=2/3(Tref×ω−ed×Idref)/eqが算出される。
一方、d軸の電流基準値Idrefは界磁を弱める界磁電流指令値であり、トルク指令値Trefおよび角速度ωを入力としてd軸電流指令値演算部305において算出されるが、本発明の要部なので後で図3を用いて詳細に説明する。
最後に、電流指令値Iref、Idrefおよび回転角度θが2相/3相変換部304に入力されて、3相の電流基準値Iavref,Ibvref,Icvrefが変換される。
3相の電流基準値Iavref,Ibvref,Icvrefが算出された後の制御は全く一般的なフィードバック制御である。つまり、モータ108の各相電流Ia,Ib,Icを電流検出回路205−1,205−2,205−3で検出し、減算回路207−3,207−4,207−5で3相の電流基準値Iavref,Ibvref,Icvrefとの偏差を算出し、その偏差をPI制御部208に入力する。PI制御部208では、偏差を零にするように電圧指令値Va,Vb,Vcを算出してフィードバック制御を実行する。電圧指令値Va,Vb,Vcを入力としてPWM制御部210ではインバータ回路211へのPWMのゲート信号が算出され、インバータ回路211は、そのゲート信号によってPWM制御され各相電流Ia,Ib,Icは電流基準値Iavref,Ibvref,Icvrefになるようにモータ108に電流を流すように制御される。
ここで改めて、d軸電流指令値演算部305について、図3を参照して説明する。まず、換算部305aにトルク指令値Trefが入力され、ベース角速度ωbが算出される。一方、機械角演算部305bでは、角速度ωを入力とし、機械角度に変換した機械角速度ωbを出力する。arccos演算部305cでベース角速度ωbと機械角速度ωmとを入力とし、角度Φ=arccos(ωb/ωm)が実行されて、角度Φが出力される。次に、sin演算部305dで角度Φを入力として、sinΦが出力される。
一方、トルク指令値Trefを入力とし、トルク係数演算部305eにおいて、基準電流Iqb=(Tref/Kt)となる基準電流Iqbが算出される。ここで、Ktはトルク係数である。絶対値演算部305fで基準電流Iqbを入力として絶対値をとって、基準電流の絶対値|Iqb|が出力される。最後に掛算部305gで、sin演算部305での出力であるsinΦと|Iqb|とを入力として、d軸電流指令値IdrefがIdref=−|Iqb|・sinΦとして出力される。
以上の結果、d軸の電流基準値Idrefはd軸電流指令値演算部305においてIdref=−|Tref/Kt|・sin(arccos(ωb/ωm))=−|Iref|・sin(arccos(ωb/ωm))として算出される。
Idrefを表わす式の中の(arccos(ωb/ωm)から分かるようにモータの機械角速度ωmがベース角速度ωbより高速になったとき、界磁を弱めるための界磁電流指令値であるIdrefが値として現れる。即ち、モータの機械角速度ωmがベース角速度ωbより高速になったとき弱め界磁制御が実行される。
このようなPVC制御を用いたモータ制御に本発明を適用した実施例を図4を参照して説明する。図4のd軸電流指令値演算部305−1は、本発明を適用したd軸電流指令値演算部であり、図3の従来のd軸電流指令値演算部305に代わって、図2の制御ブロック図のPVC制御に提供されるものである。従来のd軸電流指令値Idrefにゲインマップ20の示すゲインKを乗じた値K・Idrefが新しいd軸電流指令値となり、弱め界磁制御を実行する。
具体的には、従来のd軸電流指令値演算部305の掛算部305gの出力であるd軸電流指令値Idrefと車速センサ30の出力である車速Vsとをゲインマップ20の入力とし、新たなd軸電流指令値K・Idrefを算出している。ゲインマップ20は、基本的にはゲインマップ10と同じ特性を有している。つまり、ゲインKは、車速Vsが速くなるほど、0から1に向かって大きくなる特性有する。例えば、車速Vsが0km/hではK=0で、車速30km/hではK=1で、車速Vsが0km/h以上で30km/hではKは0から1の間の値を取る。
このような特性を有するゲインマップ20の作用と効果は、図2と図4とから構成されるモータのPVC制御において、次のような作用と効果になる。まず、モータの機械角速度ωmがベース角速度ωbより遅い場合は、d軸電流指令値演算部305−1におて、arccos演算部305cの出力であるΦが0なのでsinΦ=0となりIdref=−|Iqb|・sinΦ=0であるから、d軸電流指令値演算部305−1の出力であるK・Idrefも0となって弱め界磁制御は実行されない。よって、本発明のゲインKの効果は発揮されないが、弱め界磁制御が実行されないのでd軸電流によるモータ騒音も発生しないので問題ない。
しかし、機械角速度ωmが早くなり、ベース角速度ωbより高速になるとarccos演算部305cの出力である角度Φが0でなく、sinΦが0から1の間の値を発生するので、掛算部305gの出力値Idref=−|Iqb|・sinΦは値を発生して弱め界磁制御が実行される。従来は、車速Vsに関係なく弱め界磁制御を実行していたため、車速Vsが遅くモータ騒音以外の騒音が少ない場合、d軸電流によって引起こされるモータ騒音が煩く感じられた。しかし、本発明の車速感応ゲインKの値を示すゲインマップ20の作用により、弱め界磁制御のd軸電流が従来のIdrefから新しくK・Idrefに変更となって、車速が遅い(例えば、30km/h以下)場合はゲインKの値は1以下の値で車速が遅いほど小さい値となるので、新しいd軸電流は従来のd軸電流値より小さい値となる。よって、車速が遅く、車内が比較的静かな場合でも、d軸電流が従来より小さくなってモータ騒音も少なくなるので、車速が遅い場合の車内の静かさを保つことができる優れた効果がある。
一方、車速Vsが速い場合、例えば、30km/h以上の場合は、ゲインマップKの値は1となって、従来のd軸電流Idrefと新しいd軸電流K・Idrefは等しい値となる。よって、従来と同じd軸電流値による弱め界磁制御を実行するので、弱め界磁制御によるモータ騒音は同じくらい発生するが、車速が速い場合はモータ以外の発生する騒音が大きいので、モータ騒音は気にならない。つまり、車速が速い場合はモータ以外の騒音が大きいので、弱め界磁制御を優先させてハンドル操舵のフィーリングの良さを優先させている。
図5は、本発明を用いた場合の車速によって変化する弱め界磁制御の領域を説明したものである。ゲインKは、車速Vsが0km/hの場合0で、車速Vsが30km/hの場合1となり、車速Vsが0km/hと30km/hの間では0から1の間の値を取るものとする。車速Vsが30km/hの場合は従来と同じような弱め界磁制御になるが、車速Vsが30km/hでは従来より弱め界磁制御は弱く実行される。つまり、車速が遅い時は、ハンドル操舵のフィーリングの良さより、モータ騒音の抑制を重視する制御になっている。
図6は車速Vsに感応して変化する車速感応ゲインKの値を示すゲインマップの変形例を示した図である。図6(A)は、ゲインKが車速Vsが0km/hのときから0以上の値を発生させ、高速になるほど放物線状にゲインKが大きくなり、所定の車速、例えば,30km/hにおいてK=1となって、それより高速では、K=1を維持するゲインマップとなっている。
図6(B)は、ゲインKが車速が0km/hでも0ではなく、ある値、例えば、K=0.3を有し、弱め界磁制御のためのd軸電流をある程度確保して、モータ騒音を重視すると共に弱め界磁制御によるハンドル操舵のフィーリングの良さも確保している。
図6(C)は、車速がある程度に達するまで、例えば、5km/hまではK=0として弱め界磁制御を実行させず、5km/h以上の高速になるとゲインKに0以上の値を発生させ、車速が速くなるほどゲインKを大きして、例えば、30km/hに達するとK=1となって、それより高速の場合K=1を維持する特性を有する。
このようにゲインマップの特性をモータ騒音とハンドル操舵フィーリングとの兼ね合いによって決定することができる。
以上説明した車速に対応したd軸電流の量の調整は、ハードウエアでもソフトウエアでも実現可能であることは言うまでもない。また、本発明を適用する制御は、実施例で説明したフィードバック制御やPVC制御に限られない。特許文献1のような一般的なベクトル制御でも適用可能である。
以上説明したように、本発明を用いれば、車速が遅くモータ以外の発生する騒音が小さい場合は、弱め界磁制御であるd軸電流Idrefを従来より小さくして、モータ騒音を抑えて車内の騒音を少なくでき、車速が早くモータ以外の発生する騒音が大きい場合は、従来どおりの弱め界磁制御を実行してハンドルの急操舵に対してもフィーリングの良いハンドル操舵を提供できる優れた効果が期待できる。
本発明の弱め界磁制御のための進角制御の制御ブロック図である。 疑似ベクトル制御の制御ブロック図である。 疑似ベクトル制御の弱め界磁制御の制御ブロック図である。 本発明を疑似ベクトル制御の弱め界磁制御に適用した制御ブロック図である。 本発明を弱め界磁制御に適用した効果を示す図である。 本発明のゲインマップの変形例を示す図である。 電動パワーステアリング装置の構成図である。 従来のベクトル制御の制御ブロック図である。 従来の弱め界磁制御のための進角制御の制御ブロック図である。
符号の説明
204 電流指令値演算部
220 トルク指令値演算部
212−1 進角演算部
10 ゲインマップ
300 電流指令値演算部
305−1 d軸電流指令値演算部
20 ゲインマップ
30 車速センサ

Claims (5)

  1. ステアリング機構に操舵補助力を与えるモータと、ステアリングシャフトに発生する操舵トルクに基いてトルク指令値を演算するトルク指令値演算手段と、前記モータの回転角度と前記トルク指令値とに基いて電流指令値を演算する電流指令値演算手段とを備え、前記回転角度と前記電流指令値とに基いて前記モータを駆動する電動パワーステアリング装置の制御装置において、
    車速センサを備え、前記モータの界磁を弱める界磁電流指令値を車速に基いて演算することを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
  2. 前記界磁電流指令値がベクトル制御の進角制御によって演算される場合、前記進角制御の角度Φが前記車速に感応して演算される請求項1に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  3. 前記界磁電流指令値がベクトル制御のd軸電流指令値Idrefによって演算される場合、前記d軸電流指令値Idrefが車速に感応して演算される請求項1に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  4. 前記角度Φに、車速が速くなるほど大きくなる車速感応ゲインK(ただし0<K<1)を乗じる請求項2に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  5. 前記d軸電流指令値Idrefに、車速が速くなるほど大きくなる車速感応ゲインK(ただし0<K<1)を乗じる請求項3に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
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