JP2005124744A - シートクッションパッドおよび車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 シートクッションパッドを薄肉化したものでありながら、クッション感および耐久性に優れ、しかも6Hz前後の高周波数域の振動吸収性に優れるシートクッションパッドおよび車両用シートを提供する。
【解決手段】 ポリウレタンフォームからなるシートクッションパッドであって、ポリウレタンフォーム原料は、水酸基価が20〜40mgKOH/g、末端がエチレンオキサイド単位であるポリエーテルポリオール30〜80重量部、水酸基価が15〜30mgKOH/gのポリマーポリオール70〜20重量部、特定のシリコン整泡剤、発泡剤、及びTDI:MDI=70:30〜90:10のポリイソシアネート化合物を構成原料とするものであり、着座部の厚みが30〜50mmであるもの。
【選択図】 図3

Description

本発明はポリウレタンフォームからなるシートクッションパッド、およびそれを備えた車両用シートに関する。本発明のシートクッションパッドは、その使用に際して振動を伴う車両、特に自動車用のシートクッションパッドに適する。
一般に、自動車用シートにはクッション性の高い軟質ポリウレタンフォームからなるシートクッションパッド(以下、単にパッド又はクッションパッドということがある。)が使用されており、これを支持フレーム上に載置するとともに、パッド表面に表皮を被せる等して、車両用シートとして構成されている。
このような車両用シートにおいては、ボディのデザイン性や空気抵抗値低減による燃費向上などの要請から、車高をより低くすることが要求され、そのためクッションパッドの薄肉化が求められる場合がある。また、特に最近では、原動機・燃料の多様化や、ラゲッジスペース拡大の要請から、燃料タンクをシート下に配置する場合や、また、シートアレンジの多様化から、特に後部座席においてシートを可倒式にして格納性を向上しようとする場合に、クッションパッドを薄肉化することが要求される。
しかしながら、一般に、シートクッションパッドを薄肉化すると、特に高荷重域の撓み量が低下することによりクッション感(ストローク量)が低下し、顕著な場合には底付き感が発生するおそれがある。また、JASO B−407規定の振動伝達率特性に関して、共振点が高周波数側にシフトすることにより、特に6Hz前後の高周波数域の振動吸収性が悪化してしまう。更に、薄肉化によりシートクッションパッドはへたりやすくなり、耐久性が悪化してしまう。
ところで、特許文献1には、金型内部にポリウレタンフォーム原料を注入して成形されたスキン層とコア層を有するポリウレタンフォームからなるシートクッションパッドであって、通気度が0.05〜1.5cfm、コア層のヒステリシスロスが17%以下であり、前記ポリウレタンフォーム原料が、ポリオール成分として水酸基価が20〜40mgKOH/g、末端がエチレンオキサイド単位であるポリエーテルポリオール30〜80重量部、水酸基価が15〜30mgKOH/gのポリマーポリオール70〜20重量部、シリコン整泡剤、発泡剤、及びTDI/MDI=70/30〜90/10のポリイソシアネート化合物を構成原料とするものであり、前記シリコン整泡剤がポリジメチルシロキサンなどからなるシートクッションパッドが開示されている。
また、特許文献2には、ポリウレタンフォームからなるシートクッションパッドと、バネを有する支持フレームとからなるシート構造であって、支持フレームが、シートクッションパッドの座面部の前方側下部に配置される前縁部と、この前縁部に接続され前縁部から後方側に向けて延設された弾性手段とを備えるものであり、シートクッションパッドを構成するポリウレタンフォーム原料が、ポリオール成分として水酸基価が20〜40mgKOH/g、末端がエチレンオキサイド単位であるポリエーテルポリオール60〜80重量部、水酸基価が15〜30mgKOH/gのポリマーポリオール40〜20重量部、シリコン整泡剤、発泡剤、及びポリイソシアネート化合物としてジフェニルメタンジイソシアネートを使用したものが開示されている。
これらの特許文献に開示されたシートクッションパッドは着座部の厚みが60〜140mmの範囲にあるものであり、上記した薄肉化の要請に対応したものではない。すなわち、従来、この種のシートクッションパッドは、着座部の厚みが少なくとも60mm以上であり、本発明によって提供されるような薄肉でしかも優れた特性を持つシートクッションパッドは未だかつて存在していなかったのが実情である。
特許第3181279号公報 特開2002−253381号公報
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、シートクッションパッドを薄肉化したものでありながら、クッション感および耐久性に優れ、しかも6Hz前後の高周波数域の振動吸収性に優れるシートクッションパッドおよび車両用シートを提供することを目的とする。
本発明のシートクッションパッドは、金型内部にポリウレタンフォーム原料を注入して成型されたスキン層とコア層を有するポリウレタンフォームからなるシートクッションパッドであって、前記ポリウレタンフォーム原料は、ポリオール化合物、シリコン整泡剤、発泡剤、及びポリイソシアネート化合物を構成原料とするものであり、前記ポリオール化合物は、水酸基価が20〜40mgKOH/g、末端がエチレンオキサイド単位であるポリエーテルポリオール30〜80重量部、及び、水酸基価が15〜30mgKOH/gのポリマーポリオール70〜20重量部からなり、前記シリコン整泡剤は、ポリジメチルシロキサン、もしくは下記一般式(1)で表され化合物であり、前記ポリイソシアネート化合物は、TDI:MDI=70:30〜90:10(重量比)であり、着座部の厚みが30〜50mmであることを特徴とするものである。
Figure 2005124744
式中、Xは炭素数1〜4の有機残基であり、Rはアルキル基又はアシル基であり、共重合ポリエーテルにおけるエチレンオキサイド単位mとプロピレンオキサイド単位nの当量比m/nが0.4/0.6〜0.05/0.95である。
かかる特定のポリウレタンフォーム原料を着座部の厚み50mm以下というパッド構成と組み合わせることにより、薄肉化したものでありながら、着座時のストローク感の低下を抑え、また、長時間走行時におけるへたり感の発生を低減し、更に高周波数域での振動吸収性の悪化を抑えることができ、従って、優れた特性を持つ薄肉化されたシートクッションパッドを得ることができる。
本発明のシートクッションパッドにおいては、コア密度が80kg/m以上であることが好ましい。本発明者は、シートクッションパッドを高密度化することにより、共振点を高周波側にシフトさせることなく共振倍率を低下することができ、これにより薄肉化によって悪化する6Hz前後の高周波数域の振動吸収性を一層改善できることを見い出した。すなわち、シートクッションパッドのコア密度を80kg/m以上とすることにより、6Hz前後の振動伝達率を下げて乗り心地性を一層改善することができる。また、高密度化により耐久性の一層の向上も図ることができる。
本発明の車両用シートは、上記シートクッションパッドと、該シートクッションパッドの下方に配置されて該シートクッションパッドを支持する支持フレームとを備え、該支持フレームが前記シートクッションパッドの着座部を弾性的に支持するバネを備えることを特徴とするものである。
このようにシートクッションパッドを支持する支持フレームとして、着座部を弾性的に支持するバネを備えたものを用いることにより、パッドを薄肉化したことによる着座時のクッション感の低下を抑えることができ、座り心地を改善することができる。すなわち、近年、支持フレームとしてはバネのないものを用いて、シートクッションパッドの弾性のみでクッション性を確保する、いわゆるフルフォームタイプのシート構造が主流となっているが、このようなフルフォームタイプでは、パッドの薄肉化によるクッション感の低下に対応することは難しい。そのため、このようなバネ付き支持フレームの使用が有効である。
本発明の車両用シートにおいては、前記支持フレームが、シートクッションパッドの前側部分の下面を受ける前側受け面部と、その左右両端からそれぞれ後方に延びる側壁部と、該側壁部の後端部同士を連結する連結部と、前記前側受け面部と前記連結部との間に架け渡されてシートクッションパッドの着座部を弾性的に支持するS字状バネとを備え、前記S字状バネは、略水平面内で左右に交互に振れながら前後方向に延びる鋼線からなり、シート幅方向に間隔をおいて複数本設けられ、かつ、隣接するS字状バネ間でその中間を通る前後方向に延びる線に関して線対称な関係を持つように設けられていることが好ましい。
このようにシートクッションパッドの前側部分を受ける剛性を持つ前側受け面部と同パッドの着座部を弾性支持するS字状バネとを備える支持フレームでシートクッションパッドを支承することにより、着座時のフィット感を高めることができる。また、S字状バネを上記のように構成することにより、シートクッションパッドを介して伝わる着座者の荷重をバランスよく受け止めることができ、特に薄肉パッドの支承に有利である。
本発明によれば、クッション感および耐久性に優れ、しかも6Hz前後の高周波数域の振動吸収性に優れる薄肉のシートクッションパッドが得られる。そのため、今後益々要請されるシートクッションパッドの薄肉化に対して、座り心地や乗り心地を損なうことなく対応することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
実施形態の車両用シートは、自動車の座席に用いられる自動車用シートであり、金型内部にポリウレタンフォーム原料を注入して成型されたスキン層とコア層を有するポリウレタンフォームからなるシートクッションパッド1(図1参照)と、このシートクッションパッド1の下方に配置されて該シートクッションパッド1を支持する金属製の支持フレーム2(図2参照)とを備えて構成されている。
シートクッションパッド1は、図1に示すように、幅方向中央の着座部11と、その左右両側において上方に***状に形成されたサイド部12,12とからなり、パッド上面には、着座部11とサイド部12の境界部に沿って前後方向に延びる左右一対の縦溝13,13が設けられ、また、左右の縦溝13,13の前後方向中央部同士を連結するように左右方向に延びる横溝14が設けられており、これにより、パッド上面には全体として略H字状に溝が形成されている。そして、横溝14により着座部11は前後に区画されて、横溝14の前側が着座者の腿部を受け止め支持する腿受け部15、横溝14の後側が着座者の臀部を受け止め支持する尻受け部16となっている。
シートクッションパッド1は、その着座部11、より詳細には尻受け部16のヒップポイント17(JASO Z−221によるシートに着座したときの人体マネキンの胴体と大腿部の回転中心に相当するポイント)におけるパッド厚みTが50mm以下に設定されている。パッド厚みTはより好ましくは45mm以下に設定することである。なお、パッド厚みTの下限は30mm以上であることが好ましい。
また、シートクッションパッド1は、そのコア密度(コア層について測定した密度)が80kg/m以上に設定されている。このようにコア密度を高くすることにより、後記実施例にあるように、着座部11の厚みが50mm以下と薄いものでありながら、6Hz前後の振動伝達率を下げて乗り心地性を改善することができる。コア密度は90kg/m以上であることがより好ましい。コア密度の上限は110kg/m以下であることが好ましい。なお、一般に、シートクッションパッドにおけるスキン層とコア層の間は連続的に変化しており、境界が明確に形成されている訳ではないが、コア密度は明確にコア層である部分を取り出して測定する。
更に、シートクッションパッド1は、その25%硬度が250N以上であることが好ましい。25%硬度(25%ILD)は、着座部11、より詳細には尻受け部16のヒップポイント17を直径200mmの加圧板で25%圧縮したときの荷重である(JIS K6400準拠)。25%硬度を上記範囲に設定することにより、底付き感がなく、クッション感の良い快適なシートが得られる。なお、25%硬度の下限は320N以下であることが好ましい。25%硬度は、コア密度に応じてその最適値が異なり、コア密度が80〜90kg/mでは250〜300Nであることが好ましく、コア密度が90〜100kg/mでは270〜320Nであることが好ましい。
また、シートクッションパッド1は、通気度が0.05〜1.5cfm(cubic feet/min.即ち、ft/分)〔1.41〜42.2L/分〕の範囲にあり、かつ前記コア層のヒステリシスロスが17%以下であることが好ましい。より好ましくは、通気度が0.1〜1.5cfm〔2.81〜42.2L/min.〕の範囲にあり、かつコア層のヒステリシスロスが15%以下である。通気度を上記範囲内とすることにより、振動伝達率特性曲線における共振倍率を下げることができ、またコア層のヒステリシスロスを上記範囲内とすることにより、共振周波数を低下させることができる。
シートクッションパッド1を構成するポリウレタンフォームは、少なくともポリオール化合物、ポリイソシアネート化合物、発泡剤およびシリコン整泡剤を含有するポリウレタンフォーム原料から成形される軟質ポリウレタンフォームである。
上記ポリオール化合物として、本発明ではポリエーテルポリオールとポリマーポリオールを併用する。
前記ポリエーテルポリオールとは、多官能性アルコール系化合物を開始剤にこれにアルキレンオキサイドを付加させたポリオールであり、本発明では、水酸基価が20〜40mgKOH/gであり、かつ末端がエチレンオキサイド単位であるポリエーテルポリオールを用いる。
上記多官能性アルコール系化合物としては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、シュークロース、トリエタノールアミン、ジエタノールアミンやこれらに少量のアルキレンオキサイドが付加した化合物が挙げられる。該多官能性アルコール系化合物に付加重合するアルキレンオキサイドとしては、炭素数2以上のものが挙げられ、例えば、エチレンオキサイド、1,2−プロピレンオキサイド、1,2−ブチレンオキサイド、2,3−ブチレンオキサイド、スチレンオキサイドなどである。これらアルキレンオキサイドのなかでも、エチレンオキサイドと、プロピレンオキサイド及び/又はブチレンオキサイドとを併用したものが好ましい。特にエチレンオキサイドが開環単位したエチレンオキサイド単位を3〜50重量%、さらには3〜25重量%の付加割合で含んでいるものが好ましい。
また、ポリエーテルポリオールは前記アルキレンオキサイドのランダム重合体、ブロック重合体のいずれでもよいが、末端にエチレンオキサイド単位(−(CHCHO)H)を含むものが、イソシアネート基との反応性が良好であることから好ましい。末端の1級化率(末端エチレンオキサイド単位化率)は、ポリエーテルポリオールのオキシアルキレン単位の3重量%以上含むものが好ましく、より好ましくは5重量%以上、更に好ましくは10〜20重量%である。
上記ポリマーポリオールは、ポリオール化合物中にポリマー粒子を微粒子状にて分散させたものであり、本発明では、水酸基価が15〜30mgKOH/gのポリマーポリオールを用いる。
上記ポリマー粒子としては、例えば、アクリロニトリル、スチレン、アルキルメタクリレート、アルキルアクリレート等のビニルモノマーのホモポリマーまたはコポリマー等の付加重合系ポリマーや、ポリエステル、ポリウレア、メラミン樹脂等の縮重合系ポリマー等の粒子が挙げられる。これらのなかでも、アクリロニトリル、スチレンのホモポリマーまたはコポリマーが好ましい。かかるポリマー粒子のポリオール化合物中への導入方法は特に制限されないが、例えば、ポリマー粒子が付加重合系ポリマーの場合には、ポリオキシアルキレンポリオール等のポリオール中で、ラジカル重合開始剤の存在下に、スチレン、アクリロニトリル等のビニル系モノマーを重合させることにより、ポリオール化合物に安定に分散させることができる。
上記のポリエーテルポリオールと、ポリマーポリオールを構成するポリオキシアルキレンポリオールは、耐久性を確保するため、ともに末端の不飽和基濃度が低いことが好ましく、具体的には末端の不飽和基濃度が0.1meq/g以下であることが好ましい。
上記のポリエーテルポリオールとポリマーポリオールは、ポリオール化合物全体を100重量部として、ポリエーテルポリオールが30〜80重量部、ポリマーポリオールが70〜20重量部配合される。より好ましくは、ポリエーテルポリオールを50〜70重量部、ポリマーポリオールを50〜30重量部配合することである。
上記ポリイソシアネート化合物としては、トルエンジイソシアネート(TDI)と、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)とを、重量比で、TDI:MDI=70:30〜90:10の範囲内で併用する。
ここで、ジフェニルメタンジイソシアネートには、精製ジフェニルメタンジイソシアネート(p−MDI)やクルードMDI(c−MDI)がある。また、トルエンジイソシアネートは、2,4−置換体と2,6−置換体とがあるが、これらの混合物の使用が好ましく、2,4−置換体/2,6−置換体混合比が90/10〜60/40の混合物の使用が好適である。
上記発泡剤としては、水、HCFC−141b、HFC−134a、HFC−245fa、HFC−365mfc等のハロゲン化炭化水素、シクロペンタンやn−ペンタン等の低沸点脂肪族ないし脂環式炭化水素、液化炭酸ガス等が挙げられる。これらの発泡剤のなかでも、水を単独で使用することが好ましい。
上記シリコン整泡剤としては、ポリジメチルシロキサン、もしくは上記一般式(1)で表され化合物が用いられる。これらの整泡剤は活性が高く、ポリウレタンフォームの気泡(セル)径を微細にすることができるので、通気度を下げて共振倍率を低くすることができる。
上記一般式(1)において、ジメチルシロキサン繰り返し単位aと共重合ポリエーテル置換ジメチルシロキサン繰り返し単位bの当量比a/bは、0.75/0.25≦a/b<1.00であることが好ましい。なお、式中のa/b及びm/nは、NMRにより測定可能である。この測定は、例えば、Si−CHのHに基づくピーク強度の積分値とSi−CH−のメチレン基のHのピーク強度の積分値からa/bが求められ、エチレンオキサイド(EO)のメチレン基のHとプロピレンオキサイド(PO)のメチル基のHのそれぞれのピーク強度の積分値からm/nが求められる。
このような活性の高いシリコン整泡剤として、SF2965,SF2962(東レダウコーニングシリコン製)、L−5366,L−5309(日本ユニカー製)等が市販されており、好適なものとして例示することができる。
上記ポリウレタンフォーム原料には、更にウレタン化触媒が配合される。ウレタン化触媒としては、トリエチレンジアミン(TEDA)、ビス(N,N−ジメチルアミノ−2−エチル)エーテル、N,N,N′,N′−テトラメチルヘキサメチレンジアミン、ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル(TOYOCAT−ET;東ソー製)等のアミン系触媒や、酢酸カリウム、オクチル酸カリウム等のカルボン酸金属塩、ジブチル錫ジラウレート等の有機金属化合物等があげられる。これらのなかでも水発泡系ポリウレタンフォームの製造に適している点でアミン系触媒の使用が好ましい。
上記ポリウレタンフォーム原料には、上記成分の他、低分子量架橋剤、乳化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、老化防止剤、充填剤、難燃剤、可塑剤、着色剤、防黴・防菌剤等の各種添加剤を、必要に応じて添加することもできる。
低分子量架橋剤としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、トリメチロールプロパン、グリセリン等の多価アルコール類並びにこれらの多価アルコール類を開始剤として、エチレンオキサイドやプロピレンオキサイドを重合させて得られる水酸基価が300〜1000mgKOH/gの化合物、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン等のアルカノールアミン類等が挙げられる。
ポリウレタンフォーム原料における各成分の使用量として、ポリオール成分の水酸基の当量(発泡剤として水を使用する場合には水も含めて計算する)とポリイソシアネート成分のイソシアネート基の当量比(イソシアネートインデックス〔NCO index〕)は、0.85〜1.15(指数表示によれば85〜115)の範囲であることが好ましく、より好ましくは0.95〜1.05である。
また、発泡剤として水を使用する場合、水の使用量は、通常ポリオール化合物100重量部に対して0.1〜8重量部であり、コア密度を上記範囲内に設定するため1.0〜2.0重量部であることが好ましい。その他、触媒の使用量は、通常ポリオール化合物100重量部に対して、10重量部以下、好ましくは0.05〜1.0重量部である。整泡剤の使用量は、通常ポリオール化合物100重量部に対して、0.01〜5重量部(可塑剤等で希釈した整泡剤の場合には有効成分を基準とする)、好ましくは0.1〜2重量部である。
上記した各成分を含んでなるポリウレタンフォーム原料は、シートクッションパッドが適用される用途に応じて、各種形状に応じた所定の金型内で、シートクッションパッドに成形される。成形方法は通常の手段を採用できる。
シートクッションパッド1の裏面には、図3に示すように、補強布18が積層されている。補強布18は、例えばポリウレタン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレンまたはその発泡体からなる樹脂のサポーターやPPクロス、粗毛布、不織布等のサポーター(補強材)を、成形時に予め金型にインサートする一体成形法ないしフォーム成形後の接着により積層することができる。
支持フレーム2は、図2,3に示すように、シートクッションパッド1の下面部に対応する略矩形状をなしている。詳細には、シートクッションパッド1の前側部分(腿受け部15)の下面を受ける左右方向に延びる略水平な面状の前側受け面部21と、その左右両端からそれぞれ後方に延びる側壁部22,22と、側壁部22,22の後端部同士を連結する連結部である連結ロッド23と、前側受け面部21と連結ロッド23との間に架け渡されてシートクッションパッド1の着座部11を弾性的に支持するS字状バネ24とを備えて構成されている。
S字状バネ24は、鋼線からなり、その前端部が前側受け面部21の後縁に、後端部が連結ロッド23にそれぞれ固定されており、直線部24aと屈曲部24bとを組み合わせて略水平面内で左右に交互に振れながら前後方向に延びるように形成されている。そして、かかるS字状バネ24がシート幅方向に所定間隔をおいて複数本(この実施形態では4本)併設されている。これら複数のS字状バネ24は略同一平面(略水平面)上に配され、隣接するバネ24,24間では、その中間を通る前後方向に延びる線25に関して線対称な関係を持つように設けられている。S字状バネ24をこのように構成することにより、シートクッションパッド1を介して伝わる着座者の荷重をバランスよく受け止めることができ、特に薄肉パッドの支承に有利である。
また、これら4本のS字状バネ24には、その全てにかかるように補強部材26が設けられている。この補強部材26は、鋼線を略長方形の閉鎖形状に形成してなり、4本のS字状バネ24上に溶接などにより固定されている。
以上よりなる車両用シートを実際に車両に装着する際には、シートクッションパッド1に本皮、モケット、トリコット、ジャージ、織物等の表皮を被覆し、さらに支持フレーム2を取り付けてから、車両の組み立てに供される。
以下に実施例について説明する。なお、実施例における物性等の評価方法は次の通りである。
〔シートクッションパッドの物理物性〕
a)コア密度(kg/m):シートクッションパッドのコア部について測定した密度であり、パッドの中央部からスキン層を排除した試験片を切り出し、その密度を測定した。
b)25%硬度(N):シートクッションパッドを直径200mmの加圧板で25%圧縮したときの荷重である(JIS K6400準拠)。測定位置は、ヒップポイント17(図1,3参照)とした。
c)通気度(cfm):ASTM D−1564に準拠して測定した。即ち、シートクッションパッドの着座面となる、ヒップポイント下のスキン部を含めて縦50mm、横50mm、厚さ25mmの測定サンプルを3箇所から採取して、FLUID DATA社製の測定器を用いて計測した値である(DOW法)。
d)コア層のヒステリシスロス(%):シートクッションパッドのコア層(スキン層を除いて)から縦100mm、横100mm、厚さ30mmの測定サンプルを採取して、JIS K−6400に準拠して測定した。取り除いたスキン層は約10mmである。
〔シートクッションパッドの静たわみ特性〕
e)直径200mmの円形加圧板を用いて、50mm/分の速度で初期厚みの75%まで圧縮し、そのときのたわみ−荷重の関係を測定して、ヒステリシスロス、196N時のたわみ量およびバネ定数、392N時のたわみ量およびバネ定数を求めた。測定には、上島製たわみ試験機を用いた。
〔シートクッションパッドの耐久性〕
d)硬度低下率(%):直径200mmの円板加圧板を用いて、パッド圧縮時の応力が245Nになるまで加圧し、そこで加圧板を停止させ、10分後の応力を測定し、緩和率を求めた。
f)湿熱圧縮永久歪(%):縦50×横50×厚み30mmの試験片を、金属製の圧縮板で試験片の厚さの50%まで圧縮固定し、温度50℃、湿度95%の恒温槽中で22時間放置した。その後、圧縮板から試験片を外し、30分間放置後に厚みを測定し、厚みの低下率を算出し、湿熱圧縮永久歪とした。
〔シートクッションパッドの動特性〕
g)自由振動:50kgの鉄研形加圧板を試験片の上、0mmの高さから自由落下させ、その減衰波形を測定して、反撥率、対数減衰率、ストローク量I、ストローク量IIを求めた。ここで、ストローク量Iは自由振動時の最大たわみ量であり、ストローク量IIは最大たわみ量と振動減衰後のたわみ量との差である。
h)強制振動:JASO B−407に準拠して、50kgの鉄研形加圧板を負荷し振幅±2.5mmで強制振動試験を行うことにより得られた振動伝達率曲線から、共振周波数(Hz)、共振倍率、6Hz時振動伝達率を計測した。振動特性の計測には、シートクッション振動試験機C−1002DL(伊藤精機(株)製)を使用した。
(試験例1、比較試験例1〜3)
下記表1に記載の各成分を同表記載の重量比率で常法にて配合し、均一に混合した後、金型に注入し、発泡硬化させて、縦×横が400×400mmで厚みが100mm、70mm、50mmの3種類のテストピースとしてのパッドを作製した。
Figure 2005124744
表中の各原料成分の詳細は以下の通りである。
EP901:三井武田ケミカル社製の末端がエチレンオキサイド単位であるポリエーテルポリオール(水酸基価=24mgKOH/g、末端不飽和基濃度<0.1meq/g)
EP3033:三井武田ケミカル社製のポリエーテルポリオール(水酸基価=34mgKOH/g)
HF−3014:第一工業製薬社製のポリエーテルポリオール(水酸基価=56mgKOH/g)
POP3690:三井武田ケミカル社製のポリマーポリオール(水酸基価=21mgKOH/g)
POP3628:三井武田ケミカル社製のポリマーポリオール(水酸基価=26mgKOH/g)
P550:明成化学社製架橋剤
SF2962:東レダウコーニングシリコン社製シリコン系整泡剤(一般式(1)で表され、a=0.77、b=0.23、m=0.19、n=0.81である化合物)
SRX274C:東レダウコーニングシリコン社製シリコン系整泡剤(一般式(1)中、a=0.76、b=0.24、m=0.91、n=0.09である化合物)
TEDA−L33:東ソー社製第3級アミン触媒
Niax A−1:三共エアプロダクツ社製アミン触媒
TM−20:三井武田ケミカル社製ポリイソシアネート化合物(TDI/c−MDI=80/20の混合イソシアネート)。
なお、整泡剤のa/b、m/nは、FT−NMR DPX400S(BURKER社製)を使用し、整泡剤を重クロロホルム2重量%溶液として測定した値であり、
a/b=[(P3−1.5×P5)/6]/(P5/2)
m/n=[(P1−P2−P5)/4]/(P2/3)
にて求めた。ここで、P1は、式(1)中における−OCH−基、−OCH−基のH(3.0〜4.0ppm)、P2は、C−CH基のH(1.1ppm付近)、P3は、Si−CH基のH(0ppm付近)、P5は、X基におけるSi−CH−基のH(0.45ppm付近)の積分値である。
得られたシートクッションパッドについてコア密度、25%硬度、通気度、コア層のヒステリシスロスを測定するとともに、動特性および耐久性を評価した。結果を表2に示す。また、パッド厚みとストローク量IIとの関係を図4に、パッド厚みと硬度低下率との関係を図5に、それぞれ示す。更に、試験例1及び比較試験例1について各パッド厚みでの振動伝達率曲線を図6に示す。
Figure 2005124744
図4に示すように、試験例1ではパッド厚みが50mmと薄肉のものでありながら、自由振動のストローク量IIが大きく、ストローク感を確保できることが分かる。また、図5に示すように、試験例1ではパッド厚み50mmでありながら硬度低下率を14%以下にすることができ、耐久性も確保することができるものであった。更に、図6に示すように、試験例1の処方であると、比較試験例1の処方に比べて、共振倍率を増加させることなく、共振周波数を低周波数側にシフトさせることができ、高周波数域の振動伝達率を低減することができた。以上より、試験例1の処方であると、パッドを薄肉化したものでありながら、クッション感および耐久性に優れ、しかも6Hz前後の高周波数域の振動吸収性に優れるものが得られる。
(実施例1および比較例1)
上記表1における試験例1の配合に従って各成分を配合し、均一に混合した後、金型に注入し、発泡硬化させて図1に示すシートクッションパッド1を作製した。その際、上型に補強布18として三井化学社製「タフネル」(目付140g/m)を取り付けておいて一体に発泡成形した。パッドのヒップポイント17における厚みTは48mmとした。
得られたシートクッションパッドについてコア密度と25%硬度を測定した。そして、実施例1では、このシートクッションパッド1を図2に示す支持フレーム2上にセットして、静たわみ特性を評価した。一方、比較例1ではこのシートクッションパッド単独で静たわみ特性を評価した。それぞれ結果を表3に示すとともに、図7に荷重−撓み曲線を示す。
Figure 2005124744
表3および図7から明らかなように、S字状バネ24を備える支持フレーム2で支持した実施例1では、高荷重域でも十分な撓み量を確保することができ、クッション感が大幅に改善されていた。
(実施例2〜5及び比較例2)
下記表4に記載の各成分を同表記載の重量比率で常法にて配合し、均一に混合した後、金型に注入し、発泡硬化させて実施例2〜5および比較例2のシートクッションパッド1(図1)をそれぞれ作製した。その際、上型に補強布18として三井化学社製「タフネル」(目付140g/m)を取り付けておいて一体に発泡成形した。実施例2〜5については、パッドのヒップポイント17における厚みTを48mmとした。比較例2はコントロール(従来例)であり、ヒップポイントでの厚みTは78mmである。
得られた各シートクッションパッドについてコア密度と25%硬度を測定した。また、シートクッションパッドを図2に示す支持フレーム2上にセットして、動特性を評価した。結果を表4に示すとともに、図8に振動伝達率曲線を示す。
Figure 2005124744
表4および図8から明らかなように、シートクッションパッドを高密度化することにより、共振点を高周波側にシフトさせることなく、むしろ低周波数側にシフトさせながら、共振倍率を下げることができた。また、高密度化により6Hzの振動伝達率も下がり、コア密度を80kg/m以上とすることで、6Hz時振動伝達率をパッド厚みの大きい比較例2と同等の値にすることができた。また、高密度化により反撥率も低下していた。このような高密度化による反撥率と共振倍率の低下は、密度アップによってパッドの通気性が低下したことによるものと推測される。
実施例2のシートクッションパッド(コア密度=60.8kg/m)と実施例4のシートクッションパッド(コア密度=80.5kg/m)につき、湿熱圧縮永久歪を測定したところ、実施例2では10%であったのに対して、実施例4では7%であり、耐久性の向上が認められた。
(実施例6、7)
下記表5に記載の各成分を同表記載の重量比率で常法にて配合し、均一に混合した後、金型に注入し、発泡硬化させて実施例6,7のシートクッションパッド1(図1)をそれぞれ作製した。その際、上型に補強布18として三井化学社製「タフネル」(目付140g/m)を取り付けておいて一体に発泡成形した。パッドのヒップポイント17における厚みTは40mmとした。
得られた各シートクッションパッドについてコア密度と25%硬度を測定した。また、シートクッションパッドを図2に示す支持フレーム2上にセットして、動特性を評価した。結果を表5に示すとおりであり、シートクッションパッドを高密度化することにより、共振点を高周波側にシフトさせることなく共振倍率を下げることができ、6Hzの振動伝達率も下げることができた。
Figure 2005124744
本発明の車両用シートを構成するシートクッションパッドの一例を示す斜視図である。 同車両用シートを構成する支持フレームの一例を示す斜視図である。 同車両用シートの断面図である。 試験例1及び比較試験例1〜3におけるパッド厚みとストローク量2との関係を示すグラフである。 試験例1及び比較試験例1〜3におけるパッド厚みと硬度低下率との関係を示すグラフである。 試験例1及び比較試験例1について各パッド厚みでの振動伝達率曲線を示すグラフである。 実施例1及び比較例1における荷重−撓み曲線を示すグラフである。 実施例2〜5および比較例2における振動伝達率曲線を示すグラフである。
符号の説明
1……シートクッションパッド
11……着座部
17……ヒップポイント
2……支持フレーム
21……前側受け面部
22……側壁部
23……連結ロッド(連結部)
24……S字状バネ
25……前後方向に延びる線

Claims (4)

  1. 金型内部にポリウレタンフォーム原料を注入して成型されたスキン層とコア層を有するポリウレタンフォームからなるシートクッションパッドであって、
    前記ポリウレタンフォーム原料は、ポリオール化合物、シリコン整泡剤、発泡剤、及びポリイソシアネート化合物を構成原料とするものであり、
    前記ポリオール化合物は、水酸基価が20〜40mgKOH/g、末端がエチレンオキサイド単位であるポリエーテルポリオール30〜80重量部、及び、水酸基価が15〜30mgKOH/gのポリマーポリオール70〜20重量部からなり、
    前記シリコン整泡剤は、ポリジメチルシロキサン、もしくは下記一般式(1)で表され化合物であり、
    前記ポリイソシアネート化合物は、TDI:MDI=70:30〜90:10(重量比)であり、
    着座部の厚みが30〜50mmであることを特徴とするシートクッションパッド。
    Figure 2005124744
    (式中、Xは炭素数1〜4の有機残基であり、Rはアルキル基又はアシル基であり、共重合ポリエーテルにおけるエチレンオキサイド単位mとプロピレンオキサイド単位nの当量比m/nが0.4/0.6〜0.05/0.95である。)
  2. コア密度が80kg/m以上であることを特徴とする請求項1記載のシートクッションパッド。
  3. 請求項1又は2記載のシートクッションパッドと、該シートクッションパッドの下方に配置されて該シートクッションパッドを支持する支持フレームとを備え、該支持フレームが前記シートクッションパッドの着座部を弾性的に支持するバネを備えることを特徴とする車両用シート。
  4. 前記支持フレームが、シートクッションパッドの前側部分の下面を受ける前側受け面部と、その左右両端からそれぞれ後方に延びる側壁部と、該側壁部の後端部同士を連結する連結部と、前記前側受け面部と前記連結部との間に架け渡されてシートクッションパッドの着座部を弾性的に支持するS字状バネとを備え、
    前記S字状バネは、略水平面内で左右に交互に振れながら前後方向に延びる鋼線からなり、シート幅方向に間隔をおいて複数本設けられ、かつ、隣接するS字状バネ間でその中間を通る前後方向に延びる線に関して線対称な関係を持つように設けられた
    ことを特徴とする請求項3記載の車両用シート。
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