JP2005105959A - 自動二輪車におけるマフラカバー構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 排気マフラが、マフラ本体と、そのマフラ本体の後端面より後方に突出するテールパイプとを備え、そのマフラ本体の外面の一部をマフラカバーで覆うようにした自動二輪車において、マフラカバーとマフラ本体との外観上の一体感が得られて、外観体裁が良好となるようにした上で、側部カバーとマフラ本体外側部との間に十分なクリアランスを確保できるようにする。
【解決手段】 マフラカバーCは、マフラ本体Mmの少なくとも外側面を覆う横断面円弧状の側部カバーCsと、その側部カバーCsの後端部に一体に形成されてマフラ本体Mmの後端面を略全面に亘り覆うと共にテールパイプPが貫通する後部カバーCrとより構成され、その側部カバーCsとマフラ本体Mm外周面との径方向間隙sが該マフラ本体Mmの最外側部において最大となり且つ後部カバーCrの略中心位置をテールパイプPが貫通するように、該テールパイプPをマフラ本体Mmの縦中心線Lに対し外側にオフセットさせる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、後輪の側方に配設される排気マフラが、マフラ本体と、そのマフラ本体の後端面より後方に突出するテールパイプとを備えた自動二輪車におけるマフラカバー構造に関する。
上記自動二輪車において、マフラ本体の外面の一部、即ちその外周面外側と後端面の一部を、該マフラ本体に固定したマフラカバーで覆うようにしたものは、既に知られている(例えば、下記特許文献1を参照)。
特許第3408182号公報
上記従来構造では、マフラカバーがマフラ本体の後端面のごく一部しか覆わず、その後端面よりテールパイプが直接露出しているため、マフラカバーとマフラ本体とは、これらを後方又は斜め後方より見た場合に、外観上一体感無く見え、即ち互いに別個の部品として明確に分離、峻別されて見えて、体裁が良好でない問題があり、更にマフラ本体の後端面、特にテールパイプ周辺をマフラカバーによって十分には覆うことができない。
本発明は前述の諸事情に鑑みてなされたもので、従来構造の上記問題を簡単な構造で解決することができる、自動二輪車におけるマフラカバー構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、後輪の側方に配設される排気マフラが、マフラ本体と、そのマフラ本体の後端面より後方に突出するテールパイプとを備え、そのマフラ本体の一部を、該マフラ本体に固定したマフラカバーで覆うようにした自動二輪車において、マフラカバーが、マフラ本体の少なくとも外側面を覆う横断面円弧状の側部カバーと、その側部カバーの後端部に一体に形成されてマフラ本体の後端面を略全面に亘り覆うと共にテールパイプが貫通する後部カバーとより構成され、その側部カバーとマフラ本体外周面との径方向間隙が該マフラ本体の最外側部において最大となり且つ後部カバーの略中心位置をテールパイプが貫通するように、該テールパイプをマフラ本体の縦中心線に対し外側にオフセットさせたことを特徴とする。
また請求項2の発明は、前記請求項1の発明の特徴に加えて、前記側部カバーが、マフラ本体の縦中心線を通る鉛直面よりも外側で且つ同縦中心線を通る水平面よりも上側のマフラ本体外周面に対応する領域を少なくとも残して、内側部分が切欠かれていることを特徴とする。
また請求項3の発明は、前記請求項1又は2の発明の特徴に加えて、前記側部カバーの側部が前記マフラ本体の外側面に、その前後一方側に偏位した位置において前後方向に抜差可能に係止されると共に、その前後他方側に偏位した位置においてボルトで締着され、また前記側部カバーの上部が、前記マフラ本体の上面にボルトで締着されることを特徴とする。
以上のように各請求項の発明によれば、マフラカバーが、マフラ本体の少なくとも外側面を覆う横断面円弧状の側部カバーと、その側部カバーの後端部に一体に形成されてマフラ本体の後端面を略全面に亘り覆うと共にテールパイプが貫通する後部カバーとより構成され、その側部カバーとマフラ本体外周面との径方向間隙が該マフラ本体の最外側部において最大となり且つ後部カバーの略中心位置をテールパイプが貫通するように、該テールパイプをマフラ本体の縦中心線に対し外側にオフセットさせたので、排気マフラ及びマフラカバーを後方又は斜め後方より見た場合に、マフラ本体の後端面の略全面と外側面がマフラカバーの後部カバー及び側部カバーでそれぞれ広範囲に覆われる上、その後部カバーからは略中心位置に(即ち略同心状に)テールパイプが突き出すことから、全体としてマフラカバーとマフラ本体との外観上の一体感が得られて、外観体裁が頗る良好となり、商品性を向上させることができ、しかも側部カバーとマフラ本体の外側部との間には十分なクリアランスを確保することができる。
また特に請求項2の発明によれば、側部カバーが、マフラ本体の縦中心線を通る鉛直面よりも外側で且つ同縦中心線を通る水平面よりも上側のマフラ本体外周面に対応する領域を少なくとも残して、内側部分が切欠かれているので、前述のようにマフラ本体との外観上の一体感を高めたマフラカバーの採用によっても、マフラ本体の十分な放熱性を確保することができる。
また特に請求項3の発明によれば、側部カバーの側部がマフラ本体の外側面に、その前後一方側に偏位した位置において前後方向に抜差可能に係止されると共に、その前後他方側に偏位した位置においてボルトで締着され、また側部カバーの上部がマフラ本体の上面にボルトで締着されるので、ボルトの締付箇所を極力減らしながら側部カバーをマフラ本体に安定よく強固に固定支持することができ、しかも前記係止をボルトの締着前に行うことで側部カバーのマフラ本体に対する位置決めが容易となり、組付作業性が良好である。
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
添付図面において、図1〜図6は、本発明の一実施例を示すものであって、図1は、自動二輪車の全体側面図、図2は、排気マフラの一部を破断した平面図(図1の2矢視部拡大図)、図3は図2の3矢視図、図4は図2の4矢視拡大図、図5は、図2の5−5線拡大断面図、図6はマフラカバーの単体斜視図である。
先ず、図1において、自動二輪車の車体フレームFには、エンジンE及びその吸、排気系と、燃料タンクTと、該タンクTからエンジン側へ燃料を導く燃料供給系等が搭載される。その車体フレームFの前端部にはフロントフォーク1を介して前輪Wfが支持され、また同フレームFの略中央下部には、後輪Wrを支持したスイングアームSAが上下揺動可能に枢支連結され、そのスイングアームSAと車体フレームFとの間にはリヤクッションRが介装される。
前記車体フレームFは、フロントフォーク1を操向可能に支持するヘッドパイプHと、このヘッドパイプHから下方に延出してエンジンEの前側を通るダウンチューブDTと、ヘッドパイプHからやや後下がりに傾斜して後方に延出しエンジンEの上側及び後側を通って下方に延びるメインフレームMFと、そのメインフレームMFの中間部に前端が一体的に結合され後端側が後方に延びるシートチューブSTと、このシートチューブSTの中間部とメインフレームMFの後部との間を一体的に連結するバックチューブBTとを備えている。そのメインフレームMFの後部とダウンチューブDTの下部間には、エンジンEが結合、支持されており、またシートチューブSTには、タンデム型のシートSと、リヤフェンダ8付きのリヤカウル9とが支持される。またメインフレームMFの上部には、これを跨ぐように配設される燃料タンクTの底部が支持される。
車体フレームFの適所(図示例ではメインフレームMFの下部)にはステップホルダ3が一体的に結合されており、そのステップホルダ3の先部には、後席乗員の足載せ用ステップ4が取付けられ、更に後述する排気マフラMを支持するためのマフラ支持ブラケット3aが一体に形成される。また、車体フレームFには、シートSの前部直下と燃料タンクT直下の車体空間側方を覆うサイドカバー7と、エンジンE直後の車体空間側方を覆う下部カバー5とが各々着脱可能に装着される。
エンジンEのシリンダヘッドCH後面からは、気化器6を有する吸気管IPが後方に延び出しており、その上流端にはエアクリーナAが接続される。またそのシリンダヘッドCHの前面からは排気管EXが前方に延び出しており、この排気管EXは、ダウンチューブDTの近くで後方に緩やかに反転してエンジンEの下側を後方へ延びている。この排気管EXの後端部には、後輪Wrの右側方に在ってやや後上がりに傾斜した排気マフラMが接続される。この排気マフラMには、そのマフラ本体Mmの外側面と後端面とを体裁よく覆うマフラカバーCが着脱可能に装着される。
次に図2〜図6を併せて参照して、排気マフラMおよびマフラカバーCの具体的構成を説明する。排気マフラMは、基本的に円筒状に形成されるマフラ本体Mmと、そのマフラ本体Mmの閉塞された後端面より後方に突出するテールパイプPとを備える。そのマフラ本体Mmの前端部は先細りのテーパ状に形成され、その開口前端が前記排気管EXの下流端に一体的に接続される。またマフラ本体Mmの外周面上部には、その前端寄りで且つ内方寄りの位置にマフラステー12の基端部が一体的に結合(図示例では溶接)されており、そのステー12の先部は上方に延び、その先端部が前記ステップホルダ3先端のマフラ支持ブラケット3aに弾性材13を挟んでボルト14及びナットNで結合される。
マフラカバーCは、マフラ本体Mmの上面及び外側面を覆う横断面円弧状の側部カバーCsと、その側部カバーCsの後端部に一体に形成されてマフラ本体Mmの後端面を略全面に亘り覆う後部カバーCrとを耐熱性合成樹脂で一体成形して構成されており、従って、その側部カバーCsと後部カバーCrとの間には継ぎ目が形成されず、外観体裁が良好である。
マフラ本体Mmの上面には、前後に間隔をおいて並ぶ複数のナットN′が溶接等で固着されており、これらナットN′にそれぞれ対応して側部カバーCsの上側壁には、その外面より凹ませた平坦な取付座15及びボルト挿通孔16が設けられる。従って、そのボルト挿通孔16を通してナットNに螺挿されたボルト14′によりマフラ本体Mmの上面に側部カバーCsの上側壁を結合することができる。
またマフラ本体Mmの外側面には、その前後中央より一方側(図示例では後側)に偏位した位置(図示例では後端近傍位置)において、先端が後方に延び出すフック片17が、またその他方側(図示例では前側)に偏位した位置(図示例では前端近傍位置)においてナットN″がそれぞれ固設される。またこれらフック片17に対応して側部カバーCsの内側面には、該フック片17に対し前後方向に抜差可能に係合し得る係合雌部18が一体的に設けられ、更にナットN″に対応して側部カバーCsの外側壁には、その外面より凹ませた平坦な取付座19及びボルト挿通孔20が設けられる。従って、フック片17を係合雌部18に差込んだ状態で、ボルト挿通孔20を通してナットN″にボルト14″を螺挿すれば、マフラ本体Mmの外側面に側部カバーCsの外側壁を結合することができる。
また図5からも明らかなように、側部カバーCsの横断面の円弧形態は、マフラ本体Mmの外周面の円弧形態よりも曲率半径が大きく設定され、しかもその前者の円弧形態は、マフラカバーCのマフラ本体Mmへのセット状態で、マフラ本体Mmの縦中心線Lに対し外側(図5で右側)に所定のオフセット量εだけオフセットしている。
側部カバーCsは、マフラ本体Mmの縦中心線Lを通る鉛直面よりも外側で且つ同縦中心線Lを通る水平面よりも上側のマフラ本体Mm外周面に対応する領域を少なくとも残して(即ち図示例では、当該領域より下側及び内側(図5で左側)にそれぞれ多少拡大させた領域を残して)、内側部分が切欠かれており、その切欠き部分を図面において参照符号Xで示す。
また後部カバーCrは、側部カバーCsの円弧面を外周円弧の一部とした円形皿状に形成されており、その後部カバーCrの外周縁には、前向きの円弧状フランジ部fが一体に形成され、これにより、後部カバーCrとマフラ本体Mmとは、その後部カバーCrの扁平な内部空間にマフラ本体Mmの後端部が浅く没入した嵌合形態となっている。
そして、後部カバーCrの後面には、その外周部に環状の面取り部rが形成され、またその中心部には浅い円形凹所10が形成される。この円形凹所10の底部には、テールパイプPを挿通させて後方へ突出させるパイプ挿通孔10aが形成されており、このパイプ挿通孔10aは、円形皿状をなす後部カバーCrの略中心位置に位置する。
そのパイプ挿通孔10aに挿通させるテールパイプPはマフラ本体Mmの後端壁に、該マフラ本体Mmの縦中心線Lに対し外側(図5で右側)に所定のオフセット量εだけオフセットさせて固設される。このテールパイプPのマフラ本体Mmに対するオフセット量ε及びオフセット方向は、側部カバーCrの円弧形態の前記オフセット量ε及びオフセット方向と同じであり、斯かるテールパイプPのオフセット配置によれば、側部カバーCsとマフラ本体Mm外周面との径方向間隙sが該マフラ本体Mmの最外側部において最大となり且つその最外側部から最内方部に近づくにつれて漸減するようになり、しかも後部カバーCrの略中心位置にある前記パイプ挿通孔10aをテールパイプPが略同心状に貫通可能となる。
次に前記実施例の作用を説明する。エンジンEの運転状態では、排気マフラMのマフラ本体Mmが排気熱で高温となるが、そのマフラ本体Mmの後端面及び外側面がマフラカバーCで体裁よく覆われる。
而して、図示例のマフラカバーCは、マフラ本体Mmの上面及び外側面を覆う横断面円弧状の側部カバーCsと、その側部カバーCsの後端部に一体に形成されてマフラ本体Mmの後端面を略全面に亘り覆い且つテールパイプPが貫通する後部カバーCrとより構成されており、その側部カバーCsとマフラ本体Mm外周面との径方向間隙sが該マフラ本体Mmの最外側部において最大となり且つその最外側部から最内方部に近づくにつれて漸減するように、しかも後部カバーCrの略中心位置をテールパイプPが貫通するように、該テールパイプPがマフラ本体Mmの縦中心線Lに対し外側に所定のオフセット量εだけオフセット配置されている。このため、排気マフラM及びマフラカバーCを人が後方又は斜め後方より見下ろした場合に、マフラ本体Mmの後端面の略全面と上面及び外側面がマフラカバーCの後部カバーCr及び側部カバーCsでそれぞれ広範囲に覆うことができ、その上、後部カバーCrからは略中心位置に(即ち略同心状に)テールパイプPが突き出すように見えることから、全体としてマフラカバーCとマフラ本体Mmとの外観上の一体感が得られて、外観体裁が頗る良好となる。しかも側部カバーCsとマフラ本体Mmの外周面との間には、径方向の十分なクリアランスsが確保可能となって、サイドカバーCやマフラ本体Mmの温度上昇が効果的に抑えられる。
ところで側部カバーCsは、マフラ本体Mmの縦中心線Lを通る鉛直面よりも外側で且つ同縦中心線Lを通る水平面よりも上側のマフラ本体Mm外周面に対応する領域を少なくとも残して(即ち図示例では、当該領域より下側及び内側(図5で左側)にそれぞれ多少拡大させた領域を残して)、内側部分が大きく切欠かれており、これにより、マフラ本体Mmは、これがマフラカバーC(特に側部カバーCs)で被覆、遮熱される領域を極力減らして、その放熱面積を十分に確保することができる。また、このような側部カバーCsにおける大きな切欠き部分Xの存在によっても、排気マフラMは、人が通常は車両後方又は斜め後方より見下ろすように見られることから、マフラ本体Mmをその放熱面積を十分に確保しつつ、効率よく十分にカバーすることができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、前記実施例では、マフラ支持部材としてのステップホルダ3をメインフレームMFに結合したものを示したが、本発明では、マフラ支持部材としてのステップホルダ又はマフラ支持ブラケットを、メインフレームMF以外の車体フレーム適所(例えばバックチューブBTやシートチューブST等)、或いは車体フレームに固定の車載部品やエンジン本体に支持させるようにしてもよい。
また前記実施例では、マフラカバーCを耐熱性合成樹脂材で形成したものを示したが、本発明では、マフラカバーを他の耐熱材料(例えば金属板、断熱材等)で形成してもよく、或いはこれら材料を適宜組み合わせて(例えば積層させて)形成してもよい。また前記実施例では、マフラカバーCを側部カバーCsと後部カバーCrとを一体成形したものを示したが、本発明では、側部カバーCsと後部カバーCrとを別々に形成した後に相互に一体に結合するようにしてもよい。
また前記実施例では、マフラカバーCの側部カバーCsの前端が、マフラ本体Mmの前端部の先細りテーパ状をなすコーン部の後端近傍位置で終わっているが、本発明では、側部カバーCsの前端を前記コーン部の前端まで該コーン部外周面に沿うように延ばして、該コーン部の外側面及び上面をも十分に覆うように構成してもよい。
本発明の実施例に係る自動二輪車の全体側面図 排気マフラの一部を破断した平面図(図1の2矢視部拡大図) 図2の3矢視図 図2の4矢視拡大図 図2の5−5線拡大断面図 マフラカバーの単体斜視図
符号の説明
C・・・サイドカバー
Cr・・後部カバー
Cs・・側部カバー
ε・・・オフセット量
L・・・縦中心線
M・・・排気マフラ
Mm・・マフラ本体
P・・・テールパイプ
s・・・径方向間隙
Wr・・後輪
X・・・切欠き部分

Claims (3)

  1. 後輪(Wr)の側方に配設される排気マフラ(M)が、マフラ本体(Mm)と、そのマフラ本体(Mm)の後端面より後方に突出するテールパイプ(P)とを備え、そのマフラ本体(Mm)の一部を、該マフラ本体(Mm)に固定したマフラカバー(C)で覆うようにした自動二輪車において、
    マフラカバー(C)は、マフラ本体(Mm)の少なくとも外側面を覆う横断面円弧状の側部カバー(Cs)と、その側部カバー(Cs)の後端部に一体に形成されてマフラ本体(Mm)の後端面を略全面に亘り覆うと共にテールパイプ(P)が貫通する後部カバー(Cr)とより構成され、
    その側部カバー(Cs)とマフラ本体(Mm)外周面との径方向間隙(s)が該マフラ本体(Mm)の最外側部において最大となり且つ後部カバー(Cr)の略中心位置をテールパイプ(P)が貫通するように、該テールパイプ(P)をマフラ本体(Mm)の縦中心線(L)に対し外側にオフセットさせたことを特徴とする、自動二輪車におけるマフラカバー構造。
  2. 前記側部カバー(Cs)は、マフラ本体(Mm)の縦中心線(L)を通る鉛直面よりも外側で且つ同縦中心線(L)を通る水平面よりも上側のマフラ本体(Mm)外周面に対応する領域を少なくとも残して、内側部分が切欠かれていることを特徴とする、請求項1に記載の自動二輪車におけるマフラカバー構造。
  3. 前記側部カバー(Cs)の側部は前記マフラ本体(Mm)の外側面に、その前後一方側に偏位した位置において前後方向に抜差可能に係止されると共に、その前後他方側に偏位した位置においてボルト(14″)で締着され、また前記側部カバー(Cs)の上部は、前記マフラ本体(Mm)の上面にボルト(14′)で締着されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の自動二輪車におけるマフラカバー構造。
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