JP2010174835A - 鞍乗型車両の消音器カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、消音器カバーが、例えば大型化し、消音器の前後にわたって取り付けられても消音器の熱膨張を許容できる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】エンジンの排気管の下流端に接続されている消音器65に設ける消音器カバー75であって、消音器65に設けた固定支持部155で止め、この固定支持部155を基準に熱膨張させる。固定支持部155は、車両前後方向において消音器65の前端部に設けられ、消音器65の後端部を構成するテールパイプ156によって、消音器カバー75をスライド可能に支持するスライド構造にした。
【選択図】図7

Description

本発明は、鞍乗型車両の消音器カバーの改良に関する。
従来技術として、自動二輪車において、消音器の上部および外側面を覆う消音器カバーが知られている(例えば、特許文献1(図4、図3)参照。)。
特許文献1の図4において、排気マフラー33(以下、「消音器33」と云う。符号は、同公報のものを流用する。以下同じ。)の外側面は、プロテクタ37(以下、「消音器カバー37」と云う。)で覆われている。消音器カバー37は、金属製の第1プロテクタ部材38と、この第1プロテクタ部材38を外側方から覆う合成樹脂製の第2プロテクタ部材39とからなる。
特許文献1の図3において、第1プロテクタ部材38および第2プロテクタ部材39は、それらの前部がボルト55で消音器33の前部に共締め支持されており、後部が消音器33の後部に共締め支持されている。
ところで、消音器カバー37を、前後に長い筒状の部材とし、その前部および後部が消音器33によって支持される場合、消音器と消音器カバーの熱膨張差を考慮する必要がある。
特開2008−95509号公報
本発明は、消音器カバーが、例えば大型化し、消音器の前後にわたって取り付けられても消音器の熱膨張を許容できる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、エンジンの排気管の下流端に接続されている消音器に設ける消音器カバーであって、この消音器カバーを消音器に取り付ける点のうち、少なくとも1点をスライド構造としたことを特徴とする。
請求項2に係る発明では、消音器には、消音器カバーを支持する固定支持部が設けられ、この支持部は、車両前後方向において、消音器の前端部に設けられていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、スライド構造は、消音機の後端部に設けられていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、スライド構造は、テールパイプに設けられていることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、消音器の後端部と消音器カバーとの間には、メッシュスペーサが配置されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明では、消音器カバーは、前部を構成する第1カバー部と、それより後方の第2カバー部と、からなり、第1カバー部に固定支持部を設け、第2カバー部にスライド構造を設け、第1カバー部と第2カバー部は、弾性部材を介して連結されることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、消音器カバーを、消音器に取り付ける点のうち、少なくとも1点をスライド構造としたので、消音器が熱膨張したときに、消音器カバーに対して消音器が相対移動でき、消音器の熱膨張を許容することができる。
請求項2に係る発明では、消音器には、消音器カバーを支持する固定支持部が設けられ、この支持部は、消音器の前端部に設けられている。支持部以外の部分は、消音器に対し所定のクリアランスをもって配置されているため、消音器カバーに消音器の熱が伝達され難く、また、消音器カバーへ消音器の振動が伝達され難くすることができる。
請求項3に係る発明では、スライド構造は、前記消音機の後端部に設けられている。消音器カバーは、消音器の前端部に設けた支持部で固定され、後端部に設けられているスライド構造で消音器カバーにスライド可能にしたので、消音器カバーの支持がバランス良く行え、消音器カバーとの間で消音器の熱膨張をより円滑に行わせることができる。
請求項4に係る発明では、スライド構造は、テールパイプに設けられているので、ステーなどの部材を新たに追加する必要がないため、消音器をスライド可能にする構造が簡便となり、部品点数の増加を抑えることができる。
請求項5に係る発明は、消音器の後端部と消音器カバーとの間には、緩衝材としてのメッシュスペーサが配置されている。
テールパイプと消音器カバーとの間にメッシュスペーサを配置することで、メッシュスペーサが緩衝材となって、消音器カバーと消音器との間に形成されている隙間が埋まるため、振動や音を抑えることができる。
請求項6に係る発明では、固定支持部を設けた第1カバー部と、スライド構造を設けた第2カバー部と、を弾性部材を介して連結したので、固定支持部を設けた第1カバー部からの振動は、消音器カバーへ一層伝達され難くすることができる。
本発明に係る鞍乗型車両の右側面図である。 本発明に係る鞍乗型車両に備えられている消音器の側面断面図である。 図2の作用説明図である。 本発明に係る鞍乗型車両に備えられている消音器の斜視図である。 図4の5矢視図である。 本発明に係る鞍乗型車両の消音器カバーの分解側面図である。 本発明に係る鞍乗型車両の排気装置の分解斜視図である。 図5の8矢視図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は鞍乗型車両に乗車した運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1において、鞍乗型車両としての自動二輪車10は、車体フレーム11が、前端に設けられたヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から後方斜め下方に延びるメインフレーム13と、このメインフレーム13の後端部に取り付けられた左右一対のピボットフレーム15、16(手前側の符号16のみ示す。)および左右一対のリヤフレーム17、18(手前側の符号18のみ示す。)と、ヘッドパイプ12からメインフレーム13の下方を後方斜め下方に延びる左右一対のダウンフレーム21、22(手前側の符号22のみ示す。)と、これらのダウンフレーム21、22の下端から一体に後方に延びてピボットフレーム15、16の下端に結合される左右一対のロアフレーム23、24(手前側の符号24のみ示す。)とから構成され、ヘッドパイプ12にフロントフォーク26が操舵自在に取り付けられ、メインフレーム13の上部に燃料タンク27および乗員シート28が取り付けられ、ピボットフレーム15、16にスイングアーム31がピボット軸32を介してスイング自在に取り付けられ、リヤフレーム17、18にリヤフェンダ33が取り付けられ、ダウンフレーム21、22およびロアフレーム23、24にV型のエンジン35(以下、「エンジン35」とも云う。)が取り付けられ、フロントフォーク26の上端にバーハンドル37、下端に前輪38が取り付けられ、スイングアーム31の後端に後輪41が取り付けられている車両である。
そして、フロントフォーク26の上部にヘッドランプ46が設けられ、フロントフォーク26の途中に前輪38の上方を覆うフロントフェンダが取り付けられている。
エンジン35は、クランクケース51の後部に一体に変速機52を備えるパワーユニットであり、クランクケース51に、車幅方向にクランク軸53が延びており、このクランク軸53から上方斜め前方に延びる前気筒部54(以下、「前バンク54」とも云う。)と、クランク軸53から上方斜め後方に延びる後気筒部55(以下、「後バンク55」とも云う。)とを備える。
前気筒部54と後気筒部55との間には、これらの前気筒部54と後気筒部55へ混合気を供給する燃料供給装置56が配置されている。
前気筒部54は、クランクケース51の上部前部に取り付けられた前シリンダブロック57と、この前シリンダブロック57の上部に取り付けられた前シリンダヘッド58と、この前シリンダヘッド58の上方を覆う前ヘッドカバー(不図示)と、この前ヘッドカバーの周囲を覆う前オーバーヘッドカバー60とを備える。上記構成により、前気筒部54に、燃焼室としての前気筒61が形成される。
前気筒61から下方に延びた後後方に前排気管63が延びており、この前排気管63の後端部は、膨張室を構成している消音器65に連結されている。
後気筒部55は、クランクケース51の上部後部に取り付けられた後シリンダブロック67と、この後シリンダブロック67の上部に取り付けられた後シリンダヘッド68と、この後シリンダヘッド68の上方を覆う後ヘッドカバー(不図示)と、この後ヘッドカバーの周囲を覆う後オーバーヘッドカバー70とを備える。上記構成により、後気筒部55に、燃焼室としての後気筒62が形成される。
後気筒62から後方に後排気管64が延びており、この後排気管64の後端部は、消音器65に連結されている。69はプロテクタである。
すなわち、本実施例では、多気筒エンジンは、前気筒61と後気筒62とからなるV型2気筒エンジン35であって、クランク軸53が車幅方向に延びている。
V型2気筒エンジン35は、その排気系を構成する排気装置72を備えており、排気装置72は、エンジン35から延びている排気管73と、この排気管73の下流端に接続される消音器65と、この消音器65を覆う消音器カバー75と、から構成されている。
なお、排気管73は、エンジンの前気筒部54から延びている前排気管63と、エンジンの後気筒部55から延びている後排気管64とからなる。
なお、多気筒エンジンは、本実施例では、挟角V型2気筒エンジンとしたが、多気筒エンジンの気筒数は3気筒、4気筒、5気筒、6気筒など任意に設定可能である。また、多気筒エンジンの型式は、V型に限定されず、水平対向、直列、その他の型式でも差し支えないものとする。
図2において、消音器65は、上下2分割されており、下側の膨張通路81と上側の膨張通路82とからなる。下側の膨張通路81には、前排気管の後端部83が連結され、上側の膨張通路82には、後排気管の後端部84が連結されている。
以下、消音器の詳細な構造について説明する。
消音器65は、外筒110と、この外筒110を下側に配置される下側の膨張通路81(下膨張通路81)と上側に配置される上側の膨張通路82(上膨張通路82)とに分割する第1セパレータ111と、外筒110の前端部および後端部を塞ぐ前壁部115および後壁部116と、前壁部115および後壁部116の間で、上下の膨張通路81、82を、各々、上第1室117と上第2室118と、下第1室121と下第2室122と、に分割する第2セパレータ112と、前壁部115を貫通し外筒110の軸方向で下第1室121へ延びるとともに前排気管の後端部83に連結され前バンク54で排出された排気ガスを下第1室121へ供給する第1入力パイプ123と、前壁部115と第2セパレータ112の間に配置され上第1室117を前後に分割し前部に空間125が形成されている第3セパレータ113と、この第3セパレータ113および前壁部115を貫通し、後排気管の後端部84に連結され外筒110の軸方向で容積が小さくなった上第1室117へ延びるとともに、後バンク55で排出された排気ガスを第3セパレータ113によって容積が小さくなった上第1室117へ供給する第2入力パイプ124と、前記空間125に臨むように第1セパレータ111に複数開け排気ガスをが連通可能にした通孔127・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)と、下第1室121に設けた第1触媒ユニット131と、上第1室117に設けた第2触媒ユニット132と、これらの第1触媒ユニット131と第2触媒ユニット132の後方で第1セパレータに開け下第1室121と上第1室117との間に排気ガスを連通可能にした連通孔134と、第2セパレータ112を貫通し下第2室122に臨む側に多孔穴135・・・を有し下第1室121の排気ガスを下第2室122に導く下つなぎパイプ136と、第2セパレータ112を貫通し上第2室118に臨む側に多孔穴137・・・を有し上第1室117の排気ガスを上第2室118に導く上つなぎパイプ138と、前端部に蓋部141と外周部に後多孔穴142・・・とを備え、蓋部141を下つなぎパイプ136に塞ぐように挿入され排気ガスを下第2室122から外方へ導く下テールパイプ143と、前端部に蓋部145と外周部に後多孔穴146・・・とを備え、蓋部145を上つなぎパイプ138へ塞ぐように挿入され排気ガスを上第2室118から外方へ導く上テールパイプ147と、を主要構成とする。
後気筒62から導かれ消音器65を構成している膨張通路の一部としての空間125(以下、「張り出し空間125」とも云う。)を、前気筒61から導かれる膨張通路の下第1室121として利用することで、前気筒61から導かれ消音器65を構成している膨張通路の下第1室121の容量を、後気筒62から導かれる膨張通路としての上第1室117の容量よりも大きくした。
また、1つの気筒の膨張通路としての下第1室121とその他少なくとも1つの気筒の膨張通路としての上第1室117とは、排気ガスが通過する連通孔134で連通されている。
下第1室121と上第1室117とは、排気ガスが通過する連通孔134で連通されている。このような連通孔134であれば、部品点数の増加を抑え、また、消音器65の剛性を低下させることなく、エンジン35の出力を大きくすることができる。
図中、149は第2入力パイプ124と後排気管64との間をつなぐアダプタ管である。
なお、本実施例では、第1セパレータは外筒を上下に分割するものあるが、外筒を左右に分割、あるいは、気筒数に応じて、斜め上方向、斜め下方向を含め、3分割、4分割、5分割および6分割することは差し支えない。
以下、消音器カバー75について説明する。
消音器カバー75は、消音器65の外方に配置され、消音器65を覆う部材であり、前から後に、前キャップ部材151とカバー本体152と後キャップ部材153とをこの順につなげ一体化させてなる。
消音器65の前端部を構成する前壁部115から前方にステーとしての支持部155が延びており、この支持部155に前キャップ部材151が締結ねじ157を介して取り付けられている。
消音器の後端部には、排気ガスを外部に排出する下テールパイプ143と上テールパイプ147とからなるテールパイプ156が延びており、このテールパイプ156の外周に緩衝材としてのステンレス製のメッシュスペーサ158が取り付けられ、このメッシュスペーサ158に後壁部116側に設けたスライド筒部161がスライド可能に挿入されている。すなわち、消音器カバー75は、前端部の1点に止められているとともに、後端部で消音器65の熱膨張に対応できるようにテールパイプ156にスライド可能に支持されている。つまり、消音器の後端部164を構成するテールパイプ156に、消音器カバー75がスライド可能に支持されている。
すなわち、消音器カバー75は、前部を構成する第1カバー部としての前キャップ部材151と、それより後方の第2カバー部としてのカバー本体152および後キャップ部材153とからなり、第1カバー部(前キャップ部材151)に固定支持部155を設け、第2カバー部に含まれている後キャップ部材153にスライド構造260を設けた。
テールパイプ156とスライド筒部161との間にステンレス製のメッシュスペーサ158を配置することで、ステンレス製のメッシュスペーサ158が緩衝材となって、消音器カバー75と消音器65との間に形成されている隙間が埋まるため、消音器カバー75の後端部と消音器65との間で生ずる可能性がある振動や音を抑えることができる。
すなわち、消音器カバーが支持される支持部155は、消音器の前端部163に設けられている。支持部155以外のカバー部分は、消音器65に対し所定のクリアランスをもって配置されているため、消音器カバー75に消音器65の熱が伝達され難く、また、消音器カバー75へ消音器65の振動を伝達し難くすることができる。
消音器カバー75は金属製で、表面がめっき処理されており、消音器65に設けた固定支持部155で止め、この支持部155を基準に排気ガスなどの熱によって消音器65が膨張し後方に伸びたとしても、後端部のテールパイプ156は、消音器カバー75にスライド可能に設けられているので、熱膨張に対応できる。
消音器は65は、前端部163に設けた支持部155で消音器カバー75を固定し、後端部164で消音器カバー75に対しスライド可能に支持したので、例えば、中間部でスライド可能に支持されている場合に較べると、消音器カバー75の支持がバランス良く行え、消音器カバー75との間で消音器65の熱膨張をより円滑に行わせることができる。消音器65の支持がバランス良く行えると、消音器カバー75との間で消音器65の熱膨張をより円滑に行わせることができる。
消音器の後端部164は、テールパイプ156であるので、ステーなどの部材を新たに追加する必要がないため、消音器65をスライド可能にする構造が簡便となり、部品点数の増加を抑えることができる。
図3において、前排気管63から膨張室を構成する下第1室121に排気ガスが流れ、その一部は、第1セパレータ111に開けた通孔127・・・を通じて上第1室117側に張り出した張り出し空間125へ流れ、下第1室121の排気ガスは、上第1室117側から戻ってきた排気ガスとともに第1触媒ユニット131を通過し、下つなぎパイプ136に設けた多孔穴135・・・を通って下第2室122に達し、下テールパイプ143に設けた後多孔穴142・・・を通って下テールパイプ143の内側に入り、下テールパイプ143後端部から外方に吐き出される。
また、後排気管64から膨張室を構成する上第1室117に排気ガスが流れ、第2触媒ユニット132を通過し、上つなぎパイプ138に設けた多孔穴137・・・を通って上第2室118に達し、上テープパイプ147に設けた後多孔穴146・・・を通って上テールパイプ147の内側に入り、上テールパイプ147後端部から外方に吐き出される。
1つの気筒の膨張通路である下第1室121は、その他の気筒の膨張通路の側である上第1室117側に張り出すように張り出し空間125を形成することで、1つの気筒の膨張通路に設けた下第1室121の容量をその他の気筒の膨張通路に設けた上第1室117の容量と異なるようにした。つまり、上第1室117の容量を下第1室121よりも小さくした。このため、消音器全体の容量を変えることなく、上第1室117の容量と下第1室121の容量を変えることができる。
他の気筒の膨張通路の側に張り出すように形成した部位である張り出し空間125を、1つの気筒の膨張通路の張り出し部166としたときに、この張り出し部166は、他の気筒の膨張通路に設けた上第1室117よりも多気筒エンジン側(V型エンジン35側)に配置されている。V型エンジン35に近い側に1つの気筒から導かれる膨張通路としての下第1室121を設けることで、排気ガスの圧力(排気背圧)を効果的に下げることが可能になる。
図1を併せて参照して、クランク軸53を中心に前気筒61と後気筒62とが狭角に配置されたV型エンジン35では、前気筒61の方が後気筒62に較べて吸気効率が良いため、前気筒61の出力は後気筒62の出力よりも高くなる。前気筒61の出力と後気筒62の出力の差異に合わせて、前気筒61から導かれる膨張通路の下第1室121の容量を、後気筒62から導かれる膨張通路の上第1室117の容量よりも大きくすることで、膨張通路である下第1室121における排気背圧を下げるようにした。排気背圧が下げられれば、エンジン35の出力を高めることが可能になる。また、前後の気筒61、62の出力差を大きくすることで、排気音と出力特性に変化をもたせることができる。したがって、一層快適な走行が可能になる。
すなわち、消音器において、個別の室の容積を相互に調整することで、多気筒エンジンの排気系を構成する膨張通路の容量を、気筒ごとに変えることができる。したがって、消音器を大きくすることなく、エンジン35の性能向上を効率良く行うことができる。なお、容積とは容器が受け入れることができる体積である。
図4において、消音器65は外方から、保護部材としての消音器カバー75で覆われている。この消音器カバー75は金属製であり、表面がめっき処理されている。したがって、外観性に優れている。また、図2で述べたように、消音器65と消音器カバー75との間は、所定のクリアランスをもって離間して配置され、消音器カバー75は、前端部と後端部の2点で支持されている。したがって、消音器カバー75の温度上昇を抑えることができる。
図5〜図7において、消音器カバー75は、カバー本体152と、カバー本体152の前端部に取り付けた前キャップ部材151と、カバー本体152の後端部に取り付けた後キャップ部材153と、から構成されている。
消音器カバー75の構成部材としてのカバー本体152には、消音器65の外側を覆うとともに、少なくとも一部が、車両の側に延出する延出部211が設けられ、消音器の内側および上方にかけて開放されている。つまり、消音器カバー75で消音器の外側212を覆い、消音器の上部213を開放するようにした。
延出部211であってカバー本体152の前端部には、消音器65を装着後に消音器カバー自体を締め付ける割締め部215が設けられている。
割締め部215にはウエルドナット216、216が設けられ、前キャップ部材151には、ウエルドナット216、216の位置に合わせて、穴部217を備えた取付部材218、218が付設されている。取付の際は、車両内方から、ウエルドナット216、216に穴部218、218を合わせ、締結部材219、219を用いて、前キャップ部材151を割締め部215に取り付ける。前キャップ部材151の穴部217には、ラバーマウント部が設けられ、前キャップ部材151とカバー本体152は、弾性支持されており、消音器65との固定部を有する前キャップ部材151からの振動が消音器カバー75へ伝わり難くすることができる。
前キャップ部材151には、前排気管63と第1入力パイプ123の連結部を止めるための下作業開口223および後排気管64と第2入力パイプ124に連結されるアダプタ管149との連結部を止めるための上作業開口224が設けられ、排気管73に対する消音器65の着脱性が確保される。
後キャップ部材153には、消音器65に設けたテールパイプ156(下テールパイプ143および上テールパイプ147)が挿入され、消音器65が熱膨張したときに、テールパイプ143、147をスライド可能にするスライド筒部226、226が設けられている。これらのスライド筒部226、226と下テールパイプ143および上テールパイプ147との間で支持部155(固定支持部155)に対して相対移動可能にしたスライド構造260が形成されている。
スライド筒部226、226と下テールパイプ143および上テールパイプ147との間で支持部155に対して相対移動可能にしたスライド構造260が形成されている。
スライド筒部226、226の前端部の内径は、後端部の内径に較べて大きい。このように大きく構成した前端部の内径により、スライド筒部226、226へのテールパイプ143、147の装着作業が容易に行える。
また、後キャップ部材153には、左右の穴227、227が開けられ、カバー本体152の後端部を構成するテール板228に設けたウエルドナット249、249の位置に合わせ、ねじ229、229により、カバー本体152に後キャップ部材153が取り付けられる。
割締め部215に設けた締付部231を構成する一方の耳232と他方の耳233の間には、カラー部材235が介在され、他方の耳233にはウエルドナット250が取り付けられ、一方の耳232から他方の耳233へボルト236をねじ込むことで締め付けるようにした。
割締め部215は、カラー部材235を介して消音器カバー自体を締め付けているので、消音器65と消音器カバー75のクリアランスを一定に保つことができ、消音器65の振動が消音器カバー75へ伝わり難くすることができるとともに、消音器カバー75の温度上昇を抑えることができる。
上記消音器カバー75の構成により以下の効果を奏する。
消音器カバー75は、消音器の外側212を覆うようにした。消音器の外側212を覆い、消音器の上部213を開けるようにしたので、消音器65の放熱性を高めることができる。加えて、消音器カバー75の少なくとも一部が、車両の側に延出する延出部211が設けられ、この延出部211に割締め部215が設けられ、この割締め部215により締め付けされているので、消音器65へ消音器カバー75の取付作業を容易に行うことができる。
図7において、本発明に係る排気装置の組立方法について説明する。
先ず、第1に、カバー本体152に、後キャップ部材153をねじ229、229を介して取り付け、消音器65を構成し外周にメッシュスペーサ158、158が取り付けられたテールパイプ143、147を、後キャップ部材153に設けられているスライド筒部226、226へ圧入し、次いで、割締め部215をボルト236で締め付け、前キャップ部材151を割締め部215に取り付け、最後に、消音器65に備えられている支持部155に前キャップ部材151を締結ねじ157で取り付けることで組付が完了する。
以上に述べた消音器カバーの作用を次に述べる。
図1、図2および図4〜図7を参照して、消音器カバー75を、消音器65に取り付ける点のうち、少なくとも1点をスライド構造260としたので、消音器65が熱膨張したときに、消音器カバー75に対して消音器65が相対移動する。したがって、消音器65が熱膨張したときに、消音器カバー75は消音器65から熱膨張による力を受け難くすることができる。
また、消音器カバー75は、金属製で、表面がめっき処理されている。
従来、消音器カバーは、金属製のプロテクタ部材と樹脂製のプロテクタ部材とを組み合わせて構成し、金属製のプロテクタ部材の上部を外部に露出されることで消音器の放熱性を確保しつつ、樹脂製のプロテクタで外観性を確保するようにしていた。
しかし、消音器カバーを異種材料の組み合わせにより構成すると、部材の取付点数が増える場合がある。
この点、本発明では、消音器カバー75は金属のみで構成したので、部品の取付点数を減らすことが可能になる。加えて、消音器カバーの表面241はめっき処理されているので、良好な外観性が確保される。この場合に、消音器カバー75が、その上部が開放されていれば、熱が上部から上方に抜けるので、良好な放熱性が確保される。
さらに、消音器カバー75は、固定支持部155で止めたので、消音器65から消音器カバー75への熱伝達量を抑えることができ、消音器カバー75の温度上昇が抑えられる。消音器カバー75の温度上昇が抑えられれば、この温度上昇によって消音器カバーの表面241にされためっき層が変質するなどの心配はなく良好な外観性を維持することがでいる。したがって、本発明の消音器カバー75であれば、良好な放熱性と外観性を維持しつつ、組付に係る取付点数を減らすことが可能になる。
図8において、固定支持部(図2の符号155)を設けた第1カバー部としての前キャップ部材151と、スライド構造を設けた第2カバー部に含まれているカバー本体152と、を弾性部材261を介して連結した。つまり、カバー本体152は、前キャップ部材151に対しラバーマウントされている。そのため、固定支持部155を設けた前キャップ部材151からの振動が、消音器カバー75へ一層伝達され難くすることができる。
本発明に係る消音器カバーおよび消音器カバー構造を使用すると、消音器の前端部と後端部のみを支持し、消音器のほぼ全体を覆うことができるので、外観の異なる種々の鞍乗型車両においても、消音器本体を変更せずに、消音器カバーの外観のみの変更で対応でき、消音器全体の汎用性を高めることができる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、三輪車、四輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明の消音器カバーは、自動二輪車の消音器用カバーとして好適である。
65…消音器、75…消音器カバー、155…固定支持部、156…テールパイプ、158…メッシュスペーサ、151…第1カバー部(前キャップ部材)、152…第2カバー部(カバー本体)、153…第2カバー部(後キャップ部材)、163…消音器の前端部、164…消音器の後端部、211…延出部、215…割締め部、260…スライド構造、261…弾性部材。

Claims (6)

  1. エンジンの排気管の下流端に接続されている消音器に設ける消音器カバーであって、
    この消音器カバーを前記消音器に取り付ける点のうち、少なくとも1点をスライド構造としたことを特徴とする鞍乗型車両の消音器カバー。
  2. 前記消音器には、前記消音器カバーを支持する固定支持部が設けられ、この支持部は、車両前後方向において、前記消音器の前端部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗型車両の消音器カバー
  3. 前記スライド構造は、前記消音機の後端部に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗型車両の消音器カバー。
  4. 前記スライド構造は、テールパイプに設けられていることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の鞍乗型車両の消音器カバー。
  5. 前記消音器の後端部と前記消音器カバーとの間には、メッシュスペーサが配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の鞍乗型車両の消音器カバー。
  6. 前記消音器カバーは、前部を構成する第1カバー部と、それより後方の第2カバー部と、からなり、
    前記第1カバー部に固定支持部を設け、前記第2カバー部に前記スライド構造を設け、
    前記第1カバー部と前記第2カバー部は、弾性部材を介して連結されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の鞍乗型車両の消音器カバー。
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