JP2005058904A - 内視機能等を備えた方向制御可能な小径管内の洗浄装置 - Google Patents

内視機能等を備えた方向制御可能な小径管内の洗浄装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 例えば、畑の排水用地下埋設管には内径が5センチ程度の小径のものがある。
このような小径でしかも分岐を有する管の内壁を洗浄する場合、従来の洗浄装置では、全ての管路を洗浄できない難点がある。なぜなら、枝分かれした管の場合、その枝分かれの所でどの方向に洗浄具を進行させるか、しかも数百メートル以上の長さの管に対してはそれを自在に方向制御するための有効な手段がないのが現状である。また、洗浄後の管内の検査・観察をするとき、一度この洗浄具を取り出さなければならない。また、地下の管内におけるこれら装置の位置確認も困難である。
【解決手段】
管内の洗浄作業、管内の検査・観察作業、これを同一器具で同時に作業できるような一体の構造にしたのが図1に示す本発明の全体図である。これには、内視機能、方向制御装置、洗浄用および推進用の高圧流体噴射ノズル、位置探知装置を装備した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、排水管内の洗浄装置に関し、特に農業用地の地下排水路に用いられている管内を洗浄する技術に係わる。
従来の農業用地の地下排水路に用いられている内径5センチ程の小径管内の洗浄では、主として分岐の無い単管を対象としている。なぜなら、分岐部において、それより前方への進路方向の制御技術が無いからである。敢えて挙げれば、手動操作により偶発的に分岐管に進入することができる洗浄装置やカメラを備え、モニターテレビでの遠隔操作による自走式装置と洗浄装置を備えたという例はある。
実登3027120 特開2001−269638
例えば農業分野における畑の排水用地下埋設管は内径が5センチ程度からの小径管もある。この場合、従来は高圧流体用ホースの先に接続した噴射用ノズルを配管の排水口より入れ、管中の汚泥物などを除去するために噴射洗浄する。
洗浄した管内の状態を調べるためには、一度洗浄具を管外に引き、検査器具・装置を管内に入れなければならない。
また、内径5センチの小径で数百メートルに及ぶ枝分かれの農業用暗渠排水管に対しては装置器具の大きさの面で現在、前記の目的を達するための手段がないのが現状である。
例え器具を左右方向に首振り操作できたとしても、管の中で器具自体が回転した場合、この枝分かれ点あるいは管の曲がり部などでは管の中での鉛直方向がわからないとスムーズな器具進行のための方向操作ができない。
また、これらの操作を円滑にするためには器具頭部付近をある程度洗浄することが必要だが、従来の管内洗浄用噴射ノズルはノズル自体の推進機能を備えた高圧流体の後方噴射洗浄と、先方噴射洗浄の孔を設けており、うち先方噴射力もかなり強く、ノズル先に器具・装置類を装備した場合はそれらを傷めたりする危険がある。
また、器具を後退、あるいは管より引き抜く場合、管の曲がり部で後退方向の様子がわらない状態では、小径管の場合、ノズルの先に接続された駆動装置を含め、洗浄具全体がスムーズにコーナリングできない難点がある。
さらにこの場合、例え器具を左右方向および鉛直方向に操作できたとしても器具本体の大きな段差部分が管内壁の継手部分の溝、角部あるいは植物根など管内の異物が引っかかりの原因となってはこれまた後退の際に問題となる。
また、別の問題としては、地中などに埋設されている管は実際にはどの方向に、どのように布設されているのか不明な場合がよくあり、管が単に直線的な一 本の場合は、例えば管中のホースの長さを知れば先端の位置は容易に把握できるが、そうでない複雑に分岐している配管、しかも 図面的にも その位置関係が不明の場合は前記の作業中、およその見当を手探りで、場合によっては数箇所も掘削をしなければならないなど経済的にも大きな負担をともなう。
電気的な駆動装置から成る器具は、特にノズル孔からの高圧水による影響を排除されなければならないが、上記のさまざまな操作性を 損なうことなく防水カバーするには、材質の選択とカバー部両端の締付け方法が課題となる。
前記目的を実現するための本発明に係る管内洗浄装置の構造について以下に記述する。
管内壁の洗浄作業、管内の検査・確認作業、これを同一器具で同時に行うことができるような一体構造にした。
そのために、まず、ホースの一端に接続した高圧流動体の噴射ノズル、これには推進と洗浄の両機能用の噴射孔と後述する本体頭部のカメラの視界確保のための前方噴射用の孔を設けている。
前記のノズルの前部にはこの噴射ノズルを分岐した管内に誘導するための駆動装置が必要である。それは以下に述べる一連の構造体である。
1) この一連の構造体の頭部には、照明(LED)付の超小型カメラ(以下、カメラと称する)を備えている。
このカメラで管内の前方 の状態を映し出すわけだが、映し出される映像だけでは、高圧ホースのネジレなどにより勝手にカメラ自体が回転することがあるため、管内の鉛直方向を識別できない。分岐管で鉛直方向の識別、首振り方向と分岐管の水平方向とが一致させることができない場合、首振り方向の操作は不可能となる。
2) そこで、これを解決するためにカメラの中のレンズの前に小球を入れて球の一部が映し出されるようにする。 すなわち、球は常に重力により鉛直下方向を示すように位置するため、カメラが映し出す映像の中の球の一部は常に鉛直下方向を示す。
例えば、これ(玉の一部)が映像で、右横に映っていれば、このカメラは右横に寝ており、上に映っていれば逆さまになっている状態を示す。 したが って、 映像の球の位置が下に映るように後述の駆動部を操作することによって前記の方向操作が容易になる。
前述の照明付カメラの姿勢を変える手段としては、1)平面内での首振り動作と2)噴射ノズル軸周りの回転動作がある。
1)の首振りを操作するには、超小型モーターに固定されたベベルギヤーによりプーリーに固定されたベベルギヤーを駆動し、プーリーにかけられている一方のワイヤーが巻きとられ、同時に他方のワイヤーが緩められることにより適度な曲げ抵抗を持つコイルばねを芯としてコマがワイヤーの巻き取られる方に曲がる。
2)噴射ノズルの軸周りに照明付カメラを回転させる操作は、首振り動作を行うためのモーターが固定される枠に反対向きに固定されるモーターの出力軸に結合されるピニオンギヤーを噴射ノズル軸に結合されたピニオンギヤーに噛み合わせ、反力をとることにより行う。
本発明の本体を管より脱出(または後退)させる場合、ノズルに接続されている高圧流動体用ホースをそのまま引き抜いたのでは管の曲がり部、あるいは分岐点において前記の制御装置のギヤーが噛みあったままの状態、しかも後退方向の管内の様子がわからない状況では、後退操作は極めて難しい。そこで、この後退を容易にするために、ベベルギヤーの部分の噛み合いを引き離し解除すれば、コマから前方の部分はニュートラル状態になり、管路に応じてスムーズに後退させやすくなる。
引き離しは第二モーターの軸に継ぎ手で接続した前記のノズルのホースを後退させる。
前進の場合は、ノズル噴射による一連の押し出しによって、再度、ベベルギヤーが噛み合う。また、噴射停止の場合は取り付けのバネ自身の前方への伸びによって同様に再度、歯が噛み合う。
頭部カメラから前記モーター駆動部までの部分は電気的構造の部分であり、後述のように防水材で覆われているが、これより後方は覆われている状態ではないので、管の曲がり部あるいは分岐部では継ぎ手の部分が引っかかりやすく、無理に後退させると破損する危険がある。 そこで、この引っかかりを防止するために駆動部の筒体の端部に丸味をもたせている。
これまでの一連の装置だけでは管内での位置が判らない。その位置を探知する手段として電磁波発信体のケーブルを具備し、地上の受信機で位置を探知する。
次に噴射ノズルであるが、ノズル本体の背には、管洗浄用の後方噴射孔が複数個設けてあり、同本体の前部にはこれより少ない数個の前方噴射孔を設けている。
前方噴射孔は管の洗浄というより、頭部カメラのレ ンズ付近を洗浄し、カメラの視界を確保する目的にある。 前方噴射孔を多くすると、推進用・洗浄用の後方噴射孔よりの噴射力が小さくなるからである。
前記の防水材であるが、ゴムでは装置本体の屈曲性に与える抵抗が大きい問題があり、柔軟な樹脂材料を加工使用している。
本発明に係る内視機能等を備えた方向制御可能な小径管の洗浄装置は、以上のように構成されているので以下に記載した効果を具現化することができる。
内径5センチ程度の小径管の洗浄、しかも数百メートルにもおよび複雑に分岐している農業用の排水管の場合、洗浄作業と管内検査を同時進行できるので、極めて効率が高い。
また、電磁波発生機能を付加したことによって、地下の配管経路の不明な場合、地上で
の受信器による探知作業によって、容易に配管図を作成できる。
のみならず、管のツブレ、折れ曲がり、ハヅレ、異物による閉塞などの様々な問題箇所をピンポイント的にその場で即座に把握でき、掘削作業を伴う修復作業においてはその効率も極めて高い。
最良の形態は以下のとおりである。
本発明の最良な実施の形態であるが、これまで随所に述べてきた通り、内径5センチ程度の小径で、多くの分岐管を有し、しかも管路の配置状態すら不明の地中の農業用暗渠排水管を洗浄・検査する場合の基本的な実施例を挙げ、以下、下記の図面を用いて説明する。
図1は本発明の全体を示す管洗浄装置(以下、本機という)の全体を示す斜視図である。
図2〜図15は本機の各要部の構造を連続的に斜視図等で示した ものである。
図16は本機の制御方向を示した図である。図17は本機の防水カバーの状態を示した図である。図18は本機使用の状況図である。
本機は管の中を後方の噴射ノズル45による推進力で前進するが、分岐管の場合、これだけでは分岐点での方向制御ができないので、直前で映像により分岐管の方向を確認し、ノズルの進行方向を決める必要がある。
それには、図2に示すように超小型カメラの装備がノズル先端に必要である。 これはレンズ部5とプリント配線されたカメラ基盤4で構成されている。 暗い管の中では照明が必要であり、そのために、レンズ部5の周囲に数個のLED(発光ダイオード)2を配置している。 このカメラ部分には円筒状の防水キ ャップ1を取り付けている。
カメラが捕らえた画像からだけでは、本機自体の回転姿勢が分からない。 そのため図5に示すように、レンズ部5の中のレンズ5−1の前に視野のごく一部を塞ぐ程度の小球5−2を入れた。 そのことにより、小球5−2は常に鉛直下方向にあり、地上のモニターテレビに映し出された管内の画像は小球5−2の一部分を影のように映し出す。 この影の部分を、後述する本機の駆動装置によって、画面の中央・下方に位置するように本機のカメラを回転させて鉛直下方向に定めることができる。 この鉛直下方向が定まれば、この90度方向、すなわち左右方向が自ずと定まり、分岐管の推進方向操作が容易となる。 カメラはカメラ取り付けケース6に収納され、カメラ基盤4からのカメラ用電線13およびLED2のLED用電線3は、上部の開口部6−1より入れる。
次に蓋7を取り付ける。 図6はカメラ基盤4の背面図である。
本機が上記のように作動するための構造についてであるが、図10に示すように、ヨコ方向(またはタテ方向)については、モーター26の軸に取り付けたベベルギヤー25(ネジ部25−1で取り付け)でベベルギヤー24とこのベベルギヤーにネジ部24−1で同軸接続させたプーリー22を回転させる。 このプーリー22に巻きつけられたプーリーワイヤー23はコマ(9、10、11)と蓋12の孔(コマ9については17、18)を通してあり、蓋7の孔7−4、7−5で端止めしてある。 また、このワイヤー とは90度の位置にコマの連結ワイヤー20−1を通し、同様に蓋7の孔7−1、7−2で端止めしてある。 図7は蓋7の背面の図である。
カメラ基盤4、LED2それぞれの電線3、13は、コマの中央穴(コマ10については穴21)に通したコイルバネ14の中を通す。 コマ(9、10、11)の断面はタテ断面X−Xを図8、ヨコ断面Y−Yを図9に示す。 プーリー22の回転によるワイヤー23で、3つのコマ(9、10、11)はそろって同じ向きの曲りを示す。
蓋12は前部インナー15−3にはめ込まれ、これらは駆動部インナー15−4にピン(15−1、15−2)でA−Aの位置にA−Aに対して左右の横方向に動くように固定される。 この駆動部インナー15−4には、前記プーリー22をはじめモーター26、27およびピニオンギヤー30,31の一連の駆動部が収納され、さらにインナーカバー15−5に収納される。 なお、モーター27が作動すると、後述
により、インナーカバー15−5の中で駆動部インナー15−4が回転する。
次に、軸回転、つまり鉛直下方向の制御であるが、前記[0025]で識別された状態において、図10のモーター27を回転させればよい。 このモーター27とモーター26とはジョイント枠32を間に接着剤等で固定する。 モーター26は同枠32の中に納め、モーター27はこの上に位置する。ピニオンギヤー30を枠32にシャフト32−1で同ギヤー30のネジ部30−1を締め付け固定する。 一方、モーター27にはピノオンギヤー31をネジ部31−1で締め付け固定する。 ギヤー30とギヤー31は噛みあいの状態にする。したがって、モーター27を回転させれば、ギヤー30よりカメラ頭部までは一体となった回転をし、鉛直方向を制御できる。
このように、首振り方向と軸回転の制御によって、分岐部および曲がり部での操作が可能となる。 図16はこの様子を示したものである。
ここまでは、本機の前進の場合についてであるが、後退の場合、各ギヤーが噛みあいの状態のままでは、管内での特に曲がり部、分岐部における後退操作は、後方の状態が見えないもとでは極めて困難である。 そこで、本機を管から脱出(後退)させるために、噛みあい状態にあるギヤーの うち、べベルギヤー24と25を分離する。
それには先ず、ピニオンギヤー31の端部に設けた凹部31−2と蓋33(図12断面図)に設けた凹部33−3の間にモーター押しバネ16を入れる。 ある程度圧縮した状態で入れる。 固定はしない。 ピニオンギヤー30には蓋33の孔33−5に通した軸34をボルト締30−2で接続する。 この軸は後述の噴射ノズル46に接続されているホース47が引っ張られると同時に後退する。 ピニオンギヤー30の端部と図12の蓋33の内側壁との間に約3〜5ミリの遊びを設けておく。 ノズル46による推進力が働いていない状態では、モーター押しバネ16によりピニオンギヤー31がその遊びの分だけ前に押されて、一体に固定されているモーター26のベベルギヤー25がベベルギヤー24と噛み合う。 推進力が働くと、押されて歯が噛みあう。 後退の場合は、反対に遊びの分だけベベルギヤー25がベベルギヤー24から離れる。 このとき、プーリー22はニュートラルになり、コマ(9、10、11)はいずれも左右方向に自由な向きをする。 これによって、曲がり部および分岐部の形状に沿って、容易に管から脱出(後退)させることができる。 モーター27、ピニオンギヤー31−1は円柱状の駆動部インナーケース15−4に収めるべくスライド部15−6を切り欠いてある。
図12において、蓋33の軸孔33−5を通る軸34との間から水などの流体物が駆動部に入り込まないようにする工夫が必要である。 そのために、蓋33の外側に円柱状の窪33−1を設け、軸34に軟質ゴムリング35を通し蓋36を凹部33−2にして防水する。 また、先の電線(3、13)と、モーター(26、27)の電線(28、29)は、孔33−4を通し、この部分はシリコン等の充填材で防水する。
軸34の右先端には、ジョイント37の凹部37−1にはめ込み、ネジ部37−3で締め接続する。 可動バランスベルト38の孔38−1とワッシャー39に通したピン40をジョイント37の端部にある窪に入れジョイント37のネジ部37−2で締め付け接続する。 この可動バランスベルト38は、管の曲がり部及び分岐部で、スムーズ に本機全体が屈曲するように、次に述べる継ぎ手ベルト43の働きのバランスを保つ役目をする。
次に、継ぎ手ベルト43であるが、これにワッシャー42を用いてボルト41を孔43−1に通す。 さらに、ワッシャー44−を用いて図13の噴射ノズル45の先端に設けたネジ部45−2に締め付け接続する。 このようにして噴射ノズル45に接続した継ぎ手ベルト43は、ジョイント37のB−Bの位置でボルト(43−2、43−3)で接続される。
説明が後になったが、駆動部の筒体の蓋33から出ている電線(3、13、28、29)は、電線ケーブル(芯線数12本)47の一部で、電線1本につき2本の芯線を使用する。 この電線ケーブル47は流体ホース46と結束されている。
また、管内の本機の位置探知は電磁波発信体48のケーブルによる。これによる発信磁波は地上の受信器で探知される。
次に、噴射ノズル45であるが、図15のように背面に洗浄および推進用の噴射孔45−3を有している。 また、本機のノズル45の前部に設けた噴射孔45−1は前方への防水キャップ1の部分の洗浄を目的としており、 図14のように孔の数を3程度の緩やか噴射にしている。
本機は、図17のように先端の防水キャップ1から駆動部筒体15までを防水している。
問題は防水材であるが、ゴム質のものではコマ(9、10、11)の部分で、防水カバー49のシワ折れによる食い込みと屈曲性への抵抗が大きいのが難点であり、そのために柔軟な樹脂材料を採用している。
これまで述べた本機使用の状況を図示したのが図18である。
本発明の全体を示す装置の斜視図である。 本機のカメラ部の構成を示す斜視図である。 本機の首ふり部であるコマの構成を示す斜視図である コマの中心に配置されたコイルバネと中を通る照明(LED)およびカメラの電線である。 天地方向を識別するための小球を入れたレンズ部の正面図である。 カメラ部を背面から見た図である。 カメラカバーを背面から見た図である。 斜視図のコマの中心をタテX−Xに割って見た断面図である。 斜視図のコマの中心をヨコY−Yに割って見た断面図である。 本機のモーター等の駆動部の構成を示す斜視図である。 本機の駆動部と噴射ノズルとの接続部の構成を示す斜視図である。 本機の駆動部のケースの後方端部(蓋)の断面図である。 本機の噴射ノズルと電磁波発生装置の位置を示す図である。 本機の噴射ノズルの前部を正面に回転して見た図である。 本機の噴射ノズルの背面を正面に回転して見た図である。 本機の方向制御による曲がりの状態を示した図である。 本機の防水カバーの状態を示した図である。 本機使用の状況図である。
符号の説明
1 防水キャップ
2 LED(発光ダイオード)
3 LED用電線
4 カメラ基盤
5 レンズ部
5−1 レンズ
5−2 小球
6 カメラ取り付けケース
6−1 枠上部開口
7 ケース蓋
7−1 配線用孔
7−2 連結ワイヤー止め孔
7−3 連結ワイヤー止め孔
7−4 プーリーワイヤー止め孔
7−5 プーリーワイヤー止め孔
8 基盤線孔
9 コマ
10 コマ
11 コマ
12 蓋
13 カメラ用電線
14 コイルバネ
15−1 ピン
15−2 ピン
15−3 前部インナー
15−4 駆動部インナー
15−5 インナーカバー
15−6 スライド部
16 モーター押しバネ
17 プーリーワイヤー孔
18 プーリーワイヤー孔
19 連結ワイヤー孔
20 連結ワイヤー孔
20ー1 連結ワイヤー
21 コマ孔
22 プーリー
23 プーリーワイヤー
24 ベベルギヤー
24−1 ネジ部
25 ベベルギヤー
25−1 ネジ部
26 モーター
27 モーター
28 モーター用電線
29 モーター用電線
30 ピニオンギヤー
30−1 ネジ部
30−2 ボルト締め
31 ピニオンギヤー
31−1 ネジ部
31−2 窪
32 ジョイント枠
32−1 シャフト
33 蓋
33−1 凹部
33−2 凹部
33−3 凹部
33−4 コード出口孔
33−5 軸孔
34 軸ボルト
35 軟質ゴムリング
36 蓋
37 ジョイント
37−1 窪
37−2 ネジ部
37−3 ネジ部
37−4 ネジ部
38 可動バランスベルト
38−1 孔
39 ワッシャー
40 ピン
41 ボルト
42 ワッシャー
43 継ぎ手ベルト
43−1 孔
43−2 ボルト
43−3 ボルト
44 ワッシャー
45 噴射ノズル
45−1 噴射孔
45−2 ネジ部
45−3 噴射孔
45−4 継ぎ手部
46 ホース
47 電線ケーブル
48 電磁波発信体
49 防水カバー

Claims (4)

  1. 前後に高圧流動体を噴出する小孔を設けた噴射ノズルと、該ノズルの先に首振り制御用のモーターとベベルギヤーから成る駆動部と、軸回転制御用のモーターとベベルギヤーから成る駆動部を収納する筒体を配置し、該筒体の前方に、照明およびカメラ用電線を通す複数の方向制御コマをコイルバネで接続するとともに、最前方のコマの前方に発光ダイオードの照明体を有する小型カメラを配備する筒状本体から成り、該筒状本体の位置確認用電磁波発生装置を備える内視機能を有した方向制御可能な小径管の洗浄装置。
  2. カメラ部のレンズ前方に、管内の鉛直方向を示すために光を乱反射する小球を自由落下可能な状態でフレーム内に挿入して成る検出部を有する(内視機能を有する)請求項 1記載の小径管の洗浄装置。
  3. 方向制御用の駆動部を構成する歯車の噛み合いを解除し、コマのワイヤーによる拘束を解除する解除装置を備える請求項1または請求項2記載の小径管の洗浄装置。
  4. 前記のカメラ部、コマ部及び駆動部までを防水用シートで保護する請求項1または請求項2、及び請求項3記載の小径管の洗浄装置。
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