JP2004106280A - インクジェットプリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】不要インクがインクノズル穴を塞いでしまうことなく、しかも、印字ヘッドに付着したインクを確実に拭うことが出来るメンテナンス装置を備えたインクジェットプリンタを得る。
【解決手段】インクカートリッジ4内のインクを印字ヘッド41から被記録媒体上に噴射して印字を行う印字作動域と、印字を行わない非印字領域とを有し、前記非印字領域にて前記インクカートリッジ4の印字ヘッド41の清掃を行うメンテナンス装置を備えたインクジェットプリンタにおいて、前記メンテナンス装置内に、前記インクカートリッジ4が移動する際、このインクカートリッジの印字ヘッド41に圧設して拭うように、洗浄液を含浸してなるロール状の清掃ローラー20を配設するとともに、この清掃ローラー20に接して設けられ、かつこの清掃ローラー20に洗浄液を供給するように洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段30を設ける。
【選択図】図2
【解決手段】インクカートリッジ4内のインクを印字ヘッド41から被記録媒体上に噴射して印字を行う印字作動域と、印字を行わない非印字領域とを有し、前記非印字領域にて前記インクカートリッジ4の印字ヘッド41の清掃を行うメンテナンス装置を備えたインクジェットプリンタにおいて、前記メンテナンス装置内に、前記インクカートリッジ4が移動する際、このインクカートリッジの印字ヘッド41に圧設して拭うように、洗浄液を含浸してなるロール状の清掃ローラー20を配設するとともに、この清掃ローラー20に接して設けられ、かつこの清掃ローラー20に洗浄液を供給するように洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段30を設ける。
【選択図】図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクカートリッジ内のインクを印字ヘッドから被記録媒体上に噴射して印字を行うインクジェットプリンタ、特に印字ヘッドの清掃を行うメンテナンス装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、インクジェットプリンタには、印字ヘッドを清掃するための印字ヘッドの清掃を行う機能を有するメンテナンス装置が備えられている。このメンテナンス装置は、インクカートリッジのホームステーションからの脱出およびホームステーションへの進入の際に、ゴム等からなる印字ヘッド清掃用ワイパーにより印字ヘッドを清掃するものである。ここで、ホームステーションとは、印字動作の終了後、印字ヘッドを印字作動域から退避させ待機状態とするため、印字作動域の側方に設けられた非印字領域をいう。そして、このホームステーションでは、インクカートリッジの印字ヘッド部分の乾きを防止するため、印字ヘッドに対してキャップが被せられるようになっている。
【0003】このような従来の印字ヘッドの清掃を行うメンテナンス装置における印字ヘッド清掃用ワイパーの動作を図4(A)(B)に示す。この印字ヘッドのメンテナンス装置において、印字ヘッド清掃用ワイパー15はプリンタの固定側部材に固定され、インクカートリッジ4がホームステーションから印字作動域まで移動する際、印字ヘッド清掃用ワイパー15は、印字ヘッド41と接触し、進行方向に折り曲がる状態となりながら印字ヘッド41を拭う作業を行う。この状態を図4(A)に示す。一方、インクカートリッジ4が印字を終了してホームステーションに戻ってくる際、印字ヘッド清掃用ワイパー15は、再び印字ヘッド41と接触し、図4(B)に示すように、進行方向側に折り曲げられながら、印字ヘッド41を拭う作業を行う。
【0004】また、印字ヘッドの清掃を行うメンテナンス装置としては、例えば特開平11−334095号公報や特開2002−19131号公報に記載のものがある。これら装置では、いずれも印字ヘッドを払拭する払拭部材を設け、この払拭部材を洗浄液が満たされた容器内にその一部が浸漬するように設け、払拭部材に洗浄液を含ませながら印字ヘッドを払拭するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述した図4に示すような印字ヘッドのメンテナンス装置における印字ヘッド清掃用ワイパー15では、印字ヘッド41に付着した不要なインクは除去することは出来るが、完全ではなく、また印字ヘッド41の中に入り込んだ不要なインクは、殆どに除去することは出来なかった。
【0006】また、特開平11−334095号公報や特開2002−19131号公報に記載のように、洗浄液をその状態で容器内に充填したものでは、払拭部材を洗浄液が満たされた容器内にその一部が浸漬するように構成しているので、払拭部材に含ませる洗浄液の調整機構が必要となり、装置構成が煩雑・大型となる傾向がある。さらには、洗浄液そのものを容器内に満たした状態で使用しているので、その上端部は開放しておく必要があり、移動時や印字の際の振動により、洗浄液がこぼれるといった危惧がある。従って、その取り扱いには、充分考慮する必要があり、このような状況から、小型のインクジェットプリンタに洗浄液を用いることは困難視され、具現化されていない。
【0007】本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、不要インクがインクノズル穴を塞いでしまうことなく、しかも、印字ヘッドに付着したインクを確実に拭うことが出来るメンテナンス装置を備えたインクジェットプリンタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明では、インクカートリッジ内のインクを印字ヘッドから被記録媒体上に噴射して印字を行う印字作動域と、印字を行わない非印字領域とを有し、前記非印字領域にて前記インクカートリッジの印字ヘッドの清掃を行うメンテナンス装置を備えたインクジェットプリンタにおいて、前記メンテナンス装置内に、前記インクカートリッジが移動する際、このインクカートリッジの印字ヘッドに圧設して拭うように、洗浄液を含浸してなるロール状の清掃ローラーを配設するとともに、この清掃ローラーに接して設けられ、かつこの清掃ローラーに洗浄液を供給するように洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段を設ける。
【0009】請求項1記載の発明では、インクカートリッジが移動する際、すなわち、印字ヘッドが印字作動域から非印字領域へ進入または非印字領域から印字作動域に脱出する際のいずれか一方または両方において、洗浄液を含浸してなるロール状の清掃ローラーが印字ヘッドに圧設して拭うように配設され、しかも、清掃ローラーには、洗浄液が洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段から順次供給される。従って、洗浄剤と清掃ローラーによって印字ヘッドの中に入り込んだ不要なインクを除去することができ、この結果、不要なインクによるインクノズル孔を塞ぐことがなくなる。また、清掃ローラーには、洗浄液が洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段から適量供給され、その結果、清掃ローラーに含浸される洗浄液の量を調整する手段を殊更設ける必要がなく、その構成は極めて単純化できる。さらに、供給手段に充填された洗浄液は、多孔質材に含浸されているため、移動時や印字の際の振動によってこぼれるといった危惧は全くない。
【0010】請求項2記載の発明では、前記清掃ローラーが、フェルトで形成されている、ことを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタである。
【0011】請求項2記載の発明では、清掃ローラーは、フェルトで形成されているので、毛細管現象により適量の洗浄液を含浸した状態を維持し、適切な洗浄を実現できる。
【0012】請求項3記載の発明では、前記多孔質材が、綿である、ことを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタである。
【0013】請求項3記載の発明では、供給手段の多孔質材が綿で形成されているので、毛細管現象により適量の洗浄液が清掃ローラーに供給できるので、適切な洗浄を実現できる。
【0014】請求項4記載の発明では、 前記洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段に、洗浄液が充填されたアンプル状の補充手段を連結できるように形成した、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタである。
【0015】請求項4記載の発明では、洗浄液がなくなった際、アンプル状の補充手段により洗浄液を簡単に補充でき、継続的に適切な洗浄を実現でき都合がよい。
【0016】請求項5記載の発明では、インクカートリッジ内のインクを印字ヘッドから被記録媒体上に噴射して印字を行う印字作動域と、印字を行わない非印字領域とを有し、前記非印字領域にて前記インクカートリッジの印字ヘッドの清掃を行うメンテナンス装置を備えたインクジェットプリンタにおいて、前記メンテナンス装置内に、前記インクカートリッジが移動する際、このインクカートリッジの印字ヘッドを拭うように、洗浄液を含浸してなるロール状の清掃ローラーを配設するとともに、この清掃ローラーに毛細管現象により洗浄液を供給する供給手段を設けた、ことを特徴とするインクジェットプリンタである。
【0017】請求項5記載の発明では、インクカートリッジが移動する際、すなわち、印字ヘッドが印字作動域から非印字領域へ進入または非印字領域から印字作動域に脱出する際、いずれか一方または両方の時点で、洗浄液が含浸されたロール状の清掃ローラーにより印字ヘッドが拭われ、しかも、清掃ローラーには、洗浄液が洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段から順次供給される。従って、洗浄剤と清掃ローラーによって印字ヘッドの中に入り込んだ不要なインクを除去することができ、この結果、不要なインクによるインクノズル孔を塞ぐことがなくなる。また、清掃ローラーには、洗浄液が洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段から適量供給され、その結果、清掃ローラーに含浸される洗浄液の量を調整する手段を殊更設ける必要がなく、その構成は極めて単純化できる。さらに、供給手段に充填された洗浄液は、多孔質材に含浸されているため、移動時や印字の際の振動によってこぼれるといった危惧は全くない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1から図3に基づき説明する。
【0019】図1は、本発明の実施の形態によるメンテナンス装置を備えたインクジェットプリンタの概略要部斜視図である。このインクジェットプリンタ1は、直線的往復移動可能に設けられたインクキャリッジ2を備えている。そして、このインクキャリッジ2は、記録媒体である印刷用紙3上にインクを噴射して印刷を行う印字ヘッド41を備えるインクカートリッジ4を保持し、運搬するものである。このインクキャリッジ2は、図示しないシャーシ側板間に取り付けられたガイドシャフト5および図示しないガイドプレートによって直線往復移動可能に保持され、印字時に歯付き駆動ベルト6により直線的往復駆動される。この歯付き駆動ベルト6は、インクキャリッジ2の直線的往復移動の駆動源として設けられたモーター7の回転駆動をインクキャリッジ2に伝えるものである。
【0020】なお、印刷用紙3の搬送機構として、その詳細は図示省略したが、モーターによって回転駆動され印刷用紙3を搬送するプラテンローラー、このプラテンローラー上に接離自在に設けられ、プラテンローラーとの間に印刷用紙3を挟んで印刷用紙3の搬送を補助する従動のテンションローラーと、モーターによって回転駆動されることにより印刷用紙3を排紙する排紙ローラー、およびこの排紙ローラー上に接離自在に設けられ、排紙ローラーとの間に印刷用紙3を挟んで、印刷用紙3の排紙を補助する従動の排紙テンションローラーが設けられている。また、前記プラテンローラー、テンションローラー、排紙ローラーおよび排紙テンションローラーは、シャーシ側板間に掛け渡され、回転自在に支持されている。
【0021】本発明にかかる印字ヘッド4のメンテナンス装置12は、この例では、インクキャリッジ2によって押される突出部81を有するスライダー8と、このスライダー8を摺動自在に保持する固定部材となるベース9と、このベース9に摺動可能に支持される一方、キャップ10を保持するキャップホルダー11と、ベース9に摺動可能に支持される一方、印字ヘッド41を清掃するため、例えば、純水、アルコールなどからなる洗浄液を含浸してなるロール状の清掃ローラー20と、この清掃ローラー20に接して設けられ、清掃ローラー20に洗浄液を供給する供給手段30を備えている。
【0022】前記清掃ローラー20は、例えば図2および図3に示すように、フェルトなどの多孔質材によりロール状に形成されたローラー部21の軸方向の中心に軸22が設けられ、この軸22がローラーホルダー23により保持されている。そして、この清掃ローラー20は、ベース9に対し垂直方向に図示しない摺動機構により摺動自在に保持され、メンテナンス装置12内において、前記インクカートリッジ4が移動する際、このインクカートリッジ4の印字ヘッド41に前記清掃ローラー20が圧設して拭うように配設されている。なお、清掃ローラー20は、少なくともローラー部21が取替え可能な構成としても良いのは勿論である。このように構成すれば、メンテナンス装置12の長寿命化が図れ、都合が良い。
【0023】洗浄液を供給する供給手段30は、図示する例では、例えば、純水、アルコールなどからなる洗浄液31を含浸した例えば、綿、フェルトなどの多孔質材32を容器33に充填し、その上端部分が前記清掃ローラー20のローラー部21に接して設けられ、洗浄液31が多孔質材32を介してローラー部21に供給されるように形成してある。この場合、常時ローラー部21と多孔質材32とが接している必要はなく、洗浄液31を供給する必要が生じた際、例えば、印字ヘッド41の清掃を行う直前、図示しないバネ作用により、容器33の上部に設けられた図示しない蒸発防止蓋などを開き、前記清掃ローラー20のローラー部21と供給手段30の多孔質材32とが接触し、必要量の洗浄液31を毛細管現象によりローラー部21に供給するようにしても良いのは勿論である。
【0024】なお、図示しないが洗浄液31を含浸した多孔質材32が充填された容器33の側面の一部を上方に延出し、該部分にて前記清掃ローラー20の軸22を保持するローラーホルダー23を兼ねるように形成しても良い。このようにすれば、部品点数の省略が図れる。また、図示しないが、前記供給手段30の容器33の下部に、その一端が連通する細管を設け、その多端がインクジェットプリンタ1本体の外部もしくは容易に利用者が開閉できる個所に導出あるいは設け、前記した例えば、純水、アルコールなどからなる洗浄液を充填したアンプル状などの補充手段を連結できるように形成しても良いのは勿論である。このようにすれば、洗浄能力が優れているが蒸発が早く、消耗が早いアルコールなどを使用した場合、簡単に補充できメンテナンス装置の長寿命化が図れ、都合が良い。また、このように構成しても洗浄液31が漏れるといった危惧は全くない。さらに、図示しないが、従来用いられていたゴムなどの弾性体からなる印字ヘッド清掃用ワイパーを、清掃ローラー20の後段側、すなわち、清掃ローラー20によりに印字ヘッド41を清掃した後に接する位置に設け、清掃ローラー21により印字ヘッド41を圧設して拭った後、更に印字ヘッド41を印字ヘッド清掃用ワイパーにより拭取るようにしても良いのは勿論である。このようにすれば、万一、洗浄液などが印字ヘッド41に付着残存しても容易に除去することが出来る。
【0025】次に、このように構成されたインクジェットプリンタ1の動作を図1および図2に基づいて説明する。なお、この動作の説明に当たって使用する「左右・上下」の語句はこれらの図に基づき、便宜上使用するもので絶対的なものではない。
【0026】印字ヘッド41が印刷用紙3の印刷面の全てについて印字を終えると、印刷用紙3は排紙ローラー等によってインクジェットプリンタ1外へ排出され、インクキャリッジ2は、非印字領域であるキャップ10が位置する方向である右方向(図1矢印A方向)に移入動作を開始する。すなわち、印字動作が終了した後、インクカートリッジ4を載置したインクキャリッジ2は、キャップ10が位置する方へモーター7を駆動源とした歯付きベルト6により駆動され直線的運動を行う。そして、インクキャリッジ2が突出部81に当たりスライダー8が右側に押されると、清掃ローラー20は図示しない摺動機構により上方に摺動される。このため、清掃ローラー20は、印字ヘッド41に接触できる状態、すなわち図2に示す状態となる。
【0027】インクキャリッジ2によりスライダー8がさらに右側に押されると、清掃ローラー20は、印字ヘッド41に圧接した状態で、印字ヘッド41の清掃を行う。その後、さらにスライダー8が右側に押されて、終端位置、すなわち印字ヘッド41がキャップ10の上方に位置すると、キャップホルダー11が上方へ移動する。このため、キャップ10が印字ヘッド41を覆い囲むようにインクカートリッジ4に当接する。これにより、印字ヘッド41の乾きを防止している。なお、この状態では、清掃ローラー20は下方に摺動され、待機している。
【0028】その後、印字動作の命令があって印紙用紙3の搬送が開始されると、キャップ10の位置に待機していたインクキャリッジ2は、モーター7を駆動源とした歯付きベルト6により印字作動域である左方向(図1矢印B方向)に向かって動き出す。一方、キャップ10は、下方に移動しインクカートリッジ4から離れ、キャップ状態を終了する。
【0029】さらに、インクキャリッジ2が左側に動くと、清掃ローラー20は、上方に摺動され、印字ヘッド41と接触できる状態となる。そして、清掃ローラー20は、前述同様に印字ヘッド41に圧接した状態で、印字ヘッド41の清掃を行う。
【0030】その後、インクキャリッジ2は、さらに左方向に動き、印字作動域へ移動していく。そして、印字ヘッド41が印字を行う所望の位置まで移動すると、印字ヘッド41は、インク粒子を印刷用紙3の印字面に噴射して、プラテンローラーと排紙ローラー間の位置において印字を行う。
【0031】以上のような実施の形態では、インクキャリッジ2の直線的往復運動において、非印字領域であるキャップ位置への進出時に、清掃ローラー20が印字ヘッド41と圧接した状態で、印字ヘッド41の清掃が行われ、またキャップ位置からの脱出時も清掃ローラー20が印字ヘッド41に圧接した状態で、印字ヘッド41の清掃が行われる。この際、印字ヘッド41に付着していた不要なインクを洗浄液が含浸された清掃ローラー20によって拭い取られる。また印字ヘッド41の中に入り込んだ不要なインクも同時に拭い取ることができ、この結果、不要なインクによるインクノズル孔を塞ぐことがなくなる。しかも、清掃ローラー20には、洗浄液31を含浸した多孔質材32を有する供給手段30から順次供給されるので、一定期間洗浄能力を維持することが出来る他、移動時や印字の際の振動により、洗浄液がこぼれるといった危惧は全くない。この結果、洗浄液を用いた小型のインクジェットプリンタを具現することが出来る。さらには、インクヘッド41がきれいな状態で長寿命化が図れ、従って、印字汚れによる印刷ミスおよび再印刷がなくなり、インクの無駄な使用がなくなる。
【0032】また、以上詳述した実施の形態では、印字ヘッド41が非印字領域に進出するときと、脱出するときのそれぞれにおいて、清掃が行われるので、印字ヘッド41の先端面は、充分きれいとなる。
【0033】なお、上述の実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の例であるが、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形実施可能である。
【0034】また、清掃ローラー20の印字ヘッド41への接触のための機構としては、カム等を利用した機構ではなく、ワイパー専用の駆動モーターを制御することにより動作させるようにしても良い。その場合、インクカートリッジ4がホームステーションとなるキャップ位置へ来る度に清掃するのではなく、1回おきまたは数回おきに駆動モーターを動かし、清掃させるようにしても良い。
【0035】また、清掃ローラー20による印字ヘッド41の清掃は、インクキャリッジ2のキャップ位置への進入および脱出の両方ではなく、キャップ位置からの脱出時、またはキャップ位置への進入時のいずれか一方のみとしても良いのは勿論である。このように構成すれば、制御機構を含め簡略化でき都合が良い。
【0036】さらに、キャップ10としては、ゴムの他に樹脂等の弾性部材を利用することができる。さらに、インクカートリッジ4と印字ヘッド41とを別体のものにしたり、また、キャップ10とキャップホルダー11とを同一部材で一体化したりしても良いのは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発明では、洗浄剤と清掃ローラーによって印字ヘッドの中に入り込んだ不要なインクを除去することができ、この結果、不要なインクによるインクノズル孔を塞ぐことがなくなる。また、清掃ローラーには、洗浄液が洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段から適量供給され、その結果、清掃ローラーに含浸される洗浄液の量を調整する手段を殊更設ける必要がなく、その構成は極めて単純化できる。さらに、供給手段に充填された洗浄液は、多孔質材に含浸されているため、移動時や印字の際の振動によってこぼれるといった危惧は全くない。
【0038】また、請求項2記載の発明では、清掃ローラーは、フェルトで形成されているので、毛細管現象により適量の洗浄液を含浸した状態を維持し、適切な洗浄を実現できる。
【0039】また、請求項3記載の発明では、供給手段の多孔質材が綿で形成されているので、毛細管現象により適量の洗浄液が清掃ローラーに供給できるので、適切な洗浄を実現できる。
【0040】また、請求項4記載の発明では、洗浄液がなくなった際、アンプル状の補充手段により洗浄液を簡単に補充でき、継続的に適切な洗浄を実現でき都合がよい。
【0041】さらに、洗浄剤と清掃ローラーによって印字ヘッドの中に入り込んだ不要なインクを除去することができ、この結果、不要なインクによるインクノズル孔を塞ぐことがなくなる。また、清掃ローラーには、洗浄液が洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段から適量供給され、その結果、清掃ローラーに含浸される洗浄液の量を調整する手段を殊更設ける必要がなく、その構成は極めて単純化できる。さらに、供給手段に充填された洗浄液は、多孔質材に含浸されているため、移動時や印字の際の振動によってこぼれるといった危惧は全くない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の清掃ローラーおよび供給手段を備えたインクジェットプリンタの概略要部斜視図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタに使用される清掃ローラーおよび供給手段の周辺部の一部拡大図である。
【図3】図1のインクジェットプリンタに使用される清掃ローラーおよび供給手段を示す拡大側面図断面図である。
【図4】従来の印字ヘッドメンテナンス機構における印字ヘッド清掃用ワイパーの動作を示す図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ
2 インクキャリッジ
4 インクカートリッジ
41 印字ヘッド
12 メンテナンス装置
20 清掃ローラー
21 ローラー部
22 軸
23 ローラーホルダー
30 供給手段
31 洗浄液
32 多孔質材
33 容器
【発明の属する技術分野】本発明は、インクカートリッジ内のインクを印字ヘッドから被記録媒体上に噴射して印字を行うインクジェットプリンタ、特に印字ヘッドの清掃を行うメンテナンス装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、インクジェットプリンタには、印字ヘッドを清掃するための印字ヘッドの清掃を行う機能を有するメンテナンス装置が備えられている。このメンテナンス装置は、インクカートリッジのホームステーションからの脱出およびホームステーションへの進入の際に、ゴム等からなる印字ヘッド清掃用ワイパーにより印字ヘッドを清掃するものである。ここで、ホームステーションとは、印字動作の終了後、印字ヘッドを印字作動域から退避させ待機状態とするため、印字作動域の側方に設けられた非印字領域をいう。そして、このホームステーションでは、インクカートリッジの印字ヘッド部分の乾きを防止するため、印字ヘッドに対してキャップが被せられるようになっている。
【0003】このような従来の印字ヘッドの清掃を行うメンテナンス装置における印字ヘッド清掃用ワイパーの動作を図4(A)(B)に示す。この印字ヘッドのメンテナンス装置において、印字ヘッド清掃用ワイパー15はプリンタの固定側部材に固定され、インクカートリッジ4がホームステーションから印字作動域まで移動する際、印字ヘッド清掃用ワイパー15は、印字ヘッド41と接触し、進行方向に折り曲がる状態となりながら印字ヘッド41を拭う作業を行う。この状態を図4(A)に示す。一方、インクカートリッジ4が印字を終了してホームステーションに戻ってくる際、印字ヘッド清掃用ワイパー15は、再び印字ヘッド41と接触し、図4(B)に示すように、進行方向側に折り曲げられながら、印字ヘッド41を拭う作業を行う。
【0004】また、印字ヘッドの清掃を行うメンテナンス装置としては、例えば特開平11−334095号公報や特開2002−19131号公報に記載のものがある。これら装置では、いずれも印字ヘッドを払拭する払拭部材を設け、この払拭部材を洗浄液が満たされた容器内にその一部が浸漬するように設け、払拭部材に洗浄液を含ませながら印字ヘッドを払拭するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述した図4に示すような印字ヘッドのメンテナンス装置における印字ヘッド清掃用ワイパー15では、印字ヘッド41に付着した不要なインクは除去することは出来るが、完全ではなく、また印字ヘッド41の中に入り込んだ不要なインクは、殆どに除去することは出来なかった。
【0006】また、特開平11−334095号公報や特開2002−19131号公報に記載のように、洗浄液をその状態で容器内に充填したものでは、払拭部材を洗浄液が満たされた容器内にその一部が浸漬するように構成しているので、払拭部材に含ませる洗浄液の調整機構が必要となり、装置構成が煩雑・大型となる傾向がある。さらには、洗浄液そのものを容器内に満たした状態で使用しているので、その上端部は開放しておく必要があり、移動時や印字の際の振動により、洗浄液がこぼれるといった危惧がある。従って、その取り扱いには、充分考慮する必要があり、このような状況から、小型のインクジェットプリンタに洗浄液を用いることは困難視され、具現化されていない。
【0007】本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、不要インクがインクノズル穴を塞いでしまうことなく、しかも、印字ヘッドに付着したインクを確実に拭うことが出来るメンテナンス装置を備えたインクジェットプリンタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明では、インクカートリッジ内のインクを印字ヘッドから被記録媒体上に噴射して印字を行う印字作動域と、印字を行わない非印字領域とを有し、前記非印字領域にて前記インクカートリッジの印字ヘッドの清掃を行うメンテナンス装置を備えたインクジェットプリンタにおいて、前記メンテナンス装置内に、前記インクカートリッジが移動する際、このインクカートリッジの印字ヘッドに圧設して拭うように、洗浄液を含浸してなるロール状の清掃ローラーを配設するとともに、この清掃ローラーに接して設けられ、かつこの清掃ローラーに洗浄液を供給するように洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段を設ける。
【0009】請求項1記載の発明では、インクカートリッジが移動する際、すなわち、印字ヘッドが印字作動域から非印字領域へ進入または非印字領域から印字作動域に脱出する際のいずれか一方または両方において、洗浄液を含浸してなるロール状の清掃ローラーが印字ヘッドに圧設して拭うように配設され、しかも、清掃ローラーには、洗浄液が洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段から順次供給される。従って、洗浄剤と清掃ローラーによって印字ヘッドの中に入り込んだ不要なインクを除去することができ、この結果、不要なインクによるインクノズル孔を塞ぐことがなくなる。また、清掃ローラーには、洗浄液が洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段から適量供給され、その結果、清掃ローラーに含浸される洗浄液の量を調整する手段を殊更設ける必要がなく、その構成は極めて単純化できる。さらに、供給手段に充填された洗浄液は、多孔質材に含浸されているため、移動時や印字の際の振動によってこぼれるといった危惧は全くない。
【0010】請求項2記載の発明では、前記清掃ローラーが、フェルトで形成されている、ことを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタである。
【0011】請求項2記載の発明では、清掃ローラーは、フェルトで形成されているので、毛細管現象により適量の洗浄液を含浸した状態を維持し、適切な洗浄を実現できる。
【0012】請求項3記載の発明では、前記多孔質材が、綿である、ことを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタである。
【0013】請求項3記載の発明では、供給手段の多孔質材が綿で形成されているので、毛細管現象により適量の洗浄液が清掃ローラーに供給できるので、適切な洗浄を実現できる。
【0014】請求項4記載の発明では、 前記洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段に、洗浄液が充填されたアンプル状の補充手段を連結できるように形成した、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタである。
【0015】請求項4記載の発明では、洗浄液がなくなった際、アンプル状の補充手段により洗浄液を簡単に補充でき、継続的に適切な洗浄を実現でき都合がよい。
【0016】請求項5記載の発明では、インクカートリッジ内のインクを印字ヘッドから被記録媒体上に噴射して印字を行う印字作動域と、印字を行わない非印字領域とを有し、前記非印字領域にて前記インクカートリッジの印字ヘッドの清掃を行うメンテナンス装置を備えたインクジェットプリンタにおいて、前記メンテナンス装置内に、前記インクカートリッジが移動する際、このインクカートリッジの印字ヘッドを拭うように、洗浄液を含浸してなるロール状の清掃ローラーを配設するとともに、この清掃ローラーに毛細管現象により洗浄液を供給する供給手段を設けた、ことを特徴とするインクジェットプリンタである。
【0017】請求項5記載の発明では、インクカートリッジが移動する際、すなわち、印字ヘッドが印字作動域から非印字領域へ進入または非印字領域から印字作動域に脱出する際、いずれか一方または両方の時点で、洗浄液が含浸されたロール状の清掃ローラーにより印字ヘッドが拭われ、しかも、清掃ローラーには、洗浄液が洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段から順次供給される。従って、洗浄剤と清掃ローラーによって印字ヘッドの中に入り込んだ不要なインクを除去することができ、この結果、不要なインクによるインクノズル孔を塞ぐことがなくなる。また、清掃ローラーには、洗浄液が洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段から適量供給され、その結果、清掃ローラーに含浸される洗浄液の量を調整する手段を殊更設ける必要がなく、その構成は極めて単純化できる。さらに、供給手段に充填された洗浄液は、多孔質材に含浸されているため、移動時や印字の際の振動によってこぼれるといった危惧は全くない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1から図3に基づき説明する。
【0019】図1は、本発明の実施の形態によるメンテナンス装置を備えたインクジェットプリンタの概略要部斜視図である。このインクジェットプリンタ1は、直線的往復移動可能に設けられたインクキャリッジ2を備えている。そして、このインクキャリッジ2は、記録媒体である印刷用紙3上にインクを噴射して印刷を行う印字ヘッド41を備えるインクカートリッジ4を保持し、運搬するものである。このインクキャリッジ2は、図示しないシャーシ側板間に取り付けられたガイドシャフト5および図示しないガイドプレートによって直線往復移動可能に保持され、印字時に歯付き駆動ベルト6により直線的往復駆動される。この歯付き駆動ベルト6は、インクキャリッジ2の直線的往復移動の駆動源として設けられたモーター7の回転駆動をインクキャリッジ2に伝えるものである。
【0020】なお、印刷用紙3の搬送機構として、その詳細は図示省略したが、モーターによって回転駆動され印刷用紙3を搬送するプラテンローラー、このプラテンローラー上に接離自在に設けられ、プラテンローラーとの間に印刷用紙3を挟んで印刷用紙3の搬送を補助する従動のテンションローラーと、モーターによって回転駆動されることにより印刷用紙3を排紙する排紙ローラー、およびこの排紙ローラー上に接離自在に設けられ、排紙ローラーとの間に印刷用紙3を挟んで、印刷用紙3の排紙を補助する従動の排紙テンションローラーが設けられている。また、前記プラテンローラー、テンションローラー、排紙ローラーおよび排紙テンションローラーは、シャーシ側板間に掛け渡され、回転自在に支持されている。
【0021】本発明にかかる印字ヘッド4のメンテナンス装置12は、この例では、インクキャリッジ2によって押される突出部81を有するスライダー8と、このスライダー8を摺動自在に保持する固定部材となるベース9と、このベース9に摺動可能に支持される一方、キャップ10を保持するキャップホルダー11と、ベース9に摺動可能に支持される一方、印字ヘッド41を清掃するため、例えば、純水、アルコールなどからなる洗浄液を含浸してなるロール状の清掃ローラー20と、この清掃ローラー20に接して設けられ、清掃ローラー20に洗浄液を供給する供給手段30を備えている。
【0022】前記清掃ローラー20は、例えば図2および図3に示すように、フェルトなどの多孔質材によりロール状に形成されたローラー部21の軸方向の中心に軸22が設けられ、この軸22がローラーホルダー23により保持されている。そして、この清掃ローラー20は、ベース9に対し垂直方向に図示しない摺動機構により摺動自在に保持され、メンテナンス装置12内において、前記インクカートリッジ4が移動する際、このインクカートリッジ4の印字ヘッド41に前記清掃ローラー20が圧設して拭うように配設されている。なお、清掃ローラー20は、少なくともローラー部21が取替え可能な構成としても良いのは勿論である。このように構成すれば、メンテナンス装置12の長寿命化が図れ、都合が良い。
【0023】洗浄液を供給する供給手段30は、図示する例では、例えば、純水、アルコールなどからなる洗浄液31を含浸した例えば、綿、フェルトなどの多孔質材32を容器33に充填し、その上端部分が前記清掃ローラー20のローラー部21に接して設けられ、洗浄液31が多孔質材32を介してローラー部21に供給されるように形成してある。この場合、常時ローラー部21と多孔質材32とが接している必要はなく、洗浄液31を供給する必要が生じた際、例えば、印字ヘッド41の清掃を行う直前、図示しないバネ作用により、容器33の上部に設けられた図示しない蒸発防止蓋などを開き、前記清掃ローラー20のローラー部21と供給手段30の多孔質材32とが接触し、必要量の洗浄液31を毛細管現象によりローラー部21に供給するようにしても良いのは勿論である。
【0024】なお、図示しないが洗浄液31を含浸した多孔質材32が充填された容器33の側面の一部を上方に延出し、該部分にて前記清掃ローラー20の軸22を保持するローラーホルダー23を兼ねるように形成しても良い。このようにすれば、部品点数の省略が図れる。また、図示しないが、前記供給手段30の容器33の下部に、その一端が連通する細管を設け、その多端がインクジェットプリンタ1本体の外部もしくは容易に利用者が開閉できる個所に導出あるいは設け、前記した例えば、純水、アルコールなどからなる洗浄液を充填したアンプル状などの補充手段を連結できるように形成しても良いのは勿論である。このようにすれば、洗浄能力が優れているが蒸発が早く、消耗が早いアルコールなどを使用した場合、簡単に補充できメンテナンス装置の長寿命化が図れ、都合が良い。また、このように構成しても洗浄液31が漏れるといった危惧は全くない。さらに、図示しないが、従来用いられていたゴムなどの弾性体からなる印字ヘッド清掃用ワイパーを、清掃ローラー20の後段側、すなわち、清掃ローラー20によりに印字ヘッド41を清掃した後に接する位置に設け、清掃ローラー21により印字ヘッド41を圧設して拭った後、更に印字ヘッド41を印字ヘッド清掃用ワイパーにより拭取るようにしても良いのは勿論である。このようにすれば、万一、洗浄液などが印字ヘッド41に付着残存しても容易に除去することが出来る。
【0025】次に、このように構成されたインクジェットプリンタ1の動作を図1および図2に基づいて説明する。なお、この動作の説明に当たって使用する「左右・上下」の語句はこれらの図に基づき、便宜上使用するもので絶対的なものではない。
【0026】印字ヘッド41が印刷用紙3の印刷面の全てについて印字を終えると、印刷用紙3は排紙ローラー等によってインクジェットプリンタ1外へ排出され、インクキャリッジ2は、非印字領域であるキャップ10が位置する方向である右方向(図1矢印A方向)に移入動作を開始する。すなわち、印字動作が終了した後、インクカートリッジ4を載置したインクキャリッジ2は、キャップ10が位置する方へモーター7を駆動源とした歯付きベルト6により駆動され直線的運動を行う。そして、インクキャリッジ2が突出部81に当たりスライダー8が右側に押されると、清掃ローラー20は図示しない摺動機構により上方に摺動される。このため、清掃ローラー20は、印字ヘッド41に接触できる状態、すなわち図2に示す状態となる。
【0027】インクキャリッジ2によりスライダー8がさらに右側に押されると、清掃ローラー20は、印字ヘッド41に圧接した状態で、印字ヘッド41の清掃を行う。その後、さらにスライダー8が右側に押されて、終端位置、すなわち印字ヘッド41がキャップ10の上方に位置すると、キャップホルダー11が上方へ移動する。このため、キャップ10が印字ヘッド41を覆い囲むようにインクカートリッジ4に当接する。これにより、印字ヘッド41の乾きを防止している。なお、この状態では、清掃ローラー20は下方に摺動され、待機している。
【0028】その後、印字動作の命令があって印紙用紙3の搬送が開始されると、キャップ10の位置に待機していたインクキャリッジ2は、モーター7を駆動源とした歯付きベルト6により印字作動域である左方向(図1矢印B方向)に向かって動き出す。一方、キャップ10は、下方に移動しインクカートリッジ4から離れ、キャップ状態を終了する。
【0029】さらに、インクキャリッジ2が左側に動くと、清掃ローラー20は、上方に摺動され、印字ヘッド41と接触できる状態となる。そして、清掃ローラー20は、前述同様に印字ヘッド41に圧接した状態で、印字ヘッド41の清掃を行う。
【0030】その後、インクキャリッジ2は、さらに左方向に動き、印字作動域へ移動していく。そして、印字ヘッド41が印字を行う所望の位置まで移動すると、印字ヘッド41は、インク粒子を印刷用紙3の印字面に噴射して、プラテンローラーと排紙ローラー間の位置において印字を行う。
【0031】以上のような実施の形態では、インクキャリッジ2の直線的往復運動において、非印字領域であるキャップ位置への進出時に、清掃ローラー20が印字ヘッド41と圧接した状態で、印字ヘッド41の清掃が行われ、またキャップ位置からの脱出時も清掃ローラー20が印字ヘッド41に圧接した状態で、印字ヘッド41の清掃が行われる。この際、印字ヘッド41に付着していた不要なインクを洗浄液が含浸された清掃ローラー20によって拭い取られる。また印字ヘッド41の中に入り込んだ不要なインクも同時に拭い取ることができ、この結果、不要なインクによるインクノズル孔を塞ぐことがなくなる。しかも、清掃ローラー20には、洗浄液31を含浸した多孔質材32を有する供給手段30から順次供給されるので、一定期間洗浄能力を維持することが出来る他、移動時や印字の際の振動により、洗浄液がこぼれるといった危惧は全くない。この結果、洗浄液を用いた小型のインクジェットプリンタを具現することが出来る。さらには、インクヘッド41がきれいな状態で長寿命化が図れ、従って、印字汚れによる印刷ミスおよび再印刷がなくなり、インクの無駄な使用がなくなる。
【0032】また、以上詳述した実施の形態では、印字ヘッド41が非印字領域に進出するときと、脱出するときのそれぞれにおいて、清掃が行われるので、印字ヘッド41の先端面は、充分きれいとなる。
【0033】なお、上述の実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の例であるが、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形実施可能である。
【0034】また、清掃ローラー20の印字ヘッド41への接触のための機構としては、カム等を利用した機構ではなく、ワイパー専用の駆動モーターを制御することにより動作させるようにしても良い。その場合、インクカートリッジ4がホームステーションとなるキャップ位置へ来る度に清掃するのではなく、1回おきまたは数回おきに駆動モーターを動かし、清掃させるようにしても良い。
【0035】また、清掃ローラー20による印字ヘッド41の清掃は、インクキャリッジ2のキャップ位置への進入および脱出の両方ではなく、キャップ位置からの脱出時、またはキャップ位置への進入時のいずれか一方のみとしても良いのは勿論である。このように構成すれば、制御機構を含め簡略化でき都合が良い。
【0036】さらに、キャップ10としては、ゴムの他に樹脂等の弾性部材を利用することができる。さらに、インクカートリッジ4と印字ヘッド41とを別体のものにしたり、また、キャップ10とキャップホルダー11とを同一部材で一体化したりしても良いのは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発明では、洗浄剤と清掃ローラーによって印字ヘッドの中に入り込んだ不要なインクを除去することができ、この結果、不要なインクによるインクノズル孔を塞ぐことがなくなる。また、清掃ローラーには、洗浄液が洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段から適量供給され、その結果、清掃ローラーに含浸される洗浄液の量を調整する手段を殊更設ける必要がなく、その構成は極めて単純化できる。さらに、供給手段に充填された洗浄液は、多孔質材に含浸されているため、移動時や印字の際の振動によってこぼれるといった危惧は全くない。
【0038】また、請求項2記載の発明では、清掃ローラーは、フェルトで形成されているので、毛細管現象により適量の洗浄液を含浸した状態を維持し、適切な洗浄を実現できる。
【0039】また、請求項3記載の発明では、供給手段の多孔質材が綿で形成されているので、毛細管現象により適量の洗浄液が清掃ローラーに供給できるので、適切な洗浄を実現できる。
【0040】また、請求項4記載の発明では、洗浄液がなくなった際、アンプル状の補充手段により洗浄液を簡単に補充でき、継続的に適切な洗浄を実現でき都合がよい。
【0041】さらに、洗浄剤と清掃ローラーによって印字ヘッドの中に入り込んだ不要なインクを除去することができ、この結果、不要なインクによるインクノズル孔を塞ぐことがなくなる。また、清掃ローラーには、洗浄液が洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段から適量供給され、その結果、清掃ローラーに含浸される洗浄液の量を調整する手段を殊更設ける必要がなく、その構成は極めて単純化できる。さらに、供給手段に充填された洗浄液は、多孔質材に含浸されているため、移動時や印字の際の振動によってこぼれるといった危惧は全くない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の清掃ローラーおよび供給手段を備えたインクジェットプリンタの概略要部斜視図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタに使用される清掃ローラーおよび供給手段の周辺部の一部拡大図である。
【図3】図1のインクジェットプリンタに使用される清掃ローラーおよび供給手段を示す拡大側面図断面図である。
【図4】従来の印字ヘッドメンテナンス機構における印字ヘッド清掃用ワイパーの動作を示す図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ
2 インクキャリッジ
4 インクカートリッジ
41 印字ヘッド
12 メンテナンス装置
20 清掃ローラー
21 ローラー部
22 軸
23 ローラーホルダー
30 供給手段
31 洗浄液
32 多孔質材
33 容器
Claims (5)
- インクカートリッジ内のインクを印字ヘッドから被記録媒体上に噴射して印字を行う印字作動域と、印字を行わない非印字領域とを有し、前記非印字領域にて前記インクカートリッジの印字ヘッドの清掃を行うメンテナンス装置を備えたインクジェットプリンタにおいて、
前記メンテナンス装置内に、前記インクカートリッジが移動する際、このインクカートリッジの印字ヘッドに圧設して拭うように、洗浄液を含浸してなるロール状の清掃ローラーを配設するとともに、この清掃ローラーに接して設けられ、かつこの清掃ローラーに洗浄液を供給するように洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段を備えたことを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 前記清掃ローラーのローラー部が、フェルトで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
- 前記多孔質材が、綿であることを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタ。
- 前記洗浄液を含浸した多孔質材を有する供給手段に、洗浄液が充填されたアンプル状の補充手段を連結できるように形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のインクジェットプリンタ。
- インクカートリッジ内のインクを印字ヘッドから被記録媒体上に噴射して印字を行う印字作動域と、印字を行わない非印字領域とを有し、前記非印字領域にて前記インクカートリッジの印字ヘッドの清掃を行うメンテナンス装置を備えたインクジェットプリンタにおいて、
前記メンテナンス装置内に、前記インクカートリッジが移動する際、このインクカートリッジの印字ヘッドを拭うように、洗浄液を含浸してなるロール状の清掃ローラーを配設するとともに、この清掃ローラーに毛細管現象により洗浄液を供給する供給手段を設けたことを特徴とするインクジェットプリンタ。
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