JP2000141703A - インクジェットプリンタの廃インク回収方法 - Google Patents

インクジェットプリンタの廃インク回収方法

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JP2000141703A
JP2000141703A JP31590598A JP31590598A JP2000141703A JP 2000141703 A JP2000141703 A JP 2000141703A JP 31590598 A JP31590598 A JP 31590598A JP 31590598 A JP31590598 A JP 31590598A JP 2000141703 A JP2000141703 A JP 2000141703A
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Japan
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ink
waste
waste ink
head
tank
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JP31590598A
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Noriyoshi Fujimori
則芳 藤森
Masami Okawa
正美 大川
Hiroshi Uejima
浩 上島
Hideyuki Koizumi
秀行 小泉
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FINE TECHNOL KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリントヘッドのメンテナンスのために各イ
ンクノズルから吸引あるいは吐出された廃インクを効率
良く回収し、再利用すること。 【解決手段】 インクカートリッジ7には廃インクタン
ク7WKが形成されており、ヘッドキャップ91を介し
てインクポンプ93によって各インクノズルから吸引し
た廃インクは、この廃インクタンク7WKに回収され
る。インクカートリッジの各色インクは、通常は、廃イ
ンクタンクが満杯になる前に空になるので、廃インクタ
ンクが満杯になり廃インクがオーバフローする等の弊害
は起きない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェットプリ
ンタに関し、特に、そのプリントヘッドのメンテナンス
のために各インクノズルから吸引あるいは吐き出された
廃インクを回収するための方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは、一般に、キ
ャリッジに担持させたプリントヘッドを記録紙の搬送方
向に直交する方向に往復移動させながら、記録紙上に所
望の印字を行ない、印字待機時等には、印字範囲から外
れた位置にプリントヘッドを移動させ、そのメンテナン
スを行うように構成されている。
【0003】プリントヘッドのメンテナンスとしては、
一般に、ヘッドクリーニング動作とパージ動作が知られ
ている。ヘッドクリーニング動作は、プリントヘッドの
ノズル面をキャッピングした状態でインクポンプにより
各インクノズルから劣化したインク等を吸引することに
より、各インクノズルを回復させる動作である。また、
パージ動作は、プリントヘッドの各インクノズルからイ
ンク滴を無駄打ちすることにより、各インクノズルを回
復させる動作である。
【0004】このような動作によってインクノズルから
吸引あるいは吐き出された後の廃インクは、ヘッドキャ
ップに回収される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ヘッドキャッ
プに回収された廃インクはそこに連通しているインク吸
収体等に吸収される。しかし、回収される廃インク量が
増加すると、廃インクが漏れて、周囲の部分が汚れるお
それがある。
【0006】また、ヘッドメンテナンス時に消費される
インクをそのまま廃棄してしまうことは、インクの利用
効率が低下して経済的ではない。このような廃インクを
印字のために再利用することが望まれている。
【0007】本発明の課題は、ヘッドメンテナンス時に
消費された廃インクを確実に回収できるインクジェット
プリンタの廃インク回収方法を提案することにある。
【0008】また、本発明の課題は、ヘッドメンテナン
ス時に消費された廃インクを再利用をするのに適したイ
ンクジェットプリンタの廃インク回収方法を提案するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、プリンタ本体
に対して着脱可能に装着されたインクカートリッジから
インクをプリントヘッドに供給して印字を行うと共に、
プリントヘッドのメンテナンスのために、各インクノズ
ルからインクを吸引するヘッドクリーニング動作および
各インクノズルからインク滴を吐き出すパージ動作を行
うインクジェットプリンタにおいて、前記ヘッドクリー
ニング動作によって吸引された廃インクおよび前記パー
ジ動作によって吐き出された廃インクを、前記インクカ
ートリッジに回収することを特徴としている。
【0010】ここで、インクカートリッジに廃インクを
回収するための専用の廃インクタンクを形成し、ここに
廃インクを回収することができる。この代わりに、イン
クカートリッジの黒インクタンクに廃インクを直接に回
収することもできる。
【0011】廃インクタンクに回収された廃インクを印
字用に再利用する方法としては、廃インクタンクと黒イ
ンクタンクを連通しておき、廃インクタンクに回収され
た廃インクを黒インクタンクに戻す方法がある。
【0012】この代わりに、プリンタ本体に形成された
インクカートリッジの装着部に対するインクカートリッ
ジの装着状態を変えることにより、廃インクタンクを黒
インクタンクとして利用し、黒インクタンクを廃インク
タンクとして利用する方法を採用することもできる。
【0013】一方、ヘッドクリーニング動作によって吸
引された廃インクおよびパージ動作によって吐き出され
た廃インクを、プリンタ本体に着脱可能に装着された専
用の廃インクカートリッジに回収することもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
適用したインクジェットプリンタを詳細に説明する。
【0015】(全体構成)図1および図2は、本例のイ
ンクジェットプリンタの平面構成図および記録紙搬送経
路を示す断面構成図である。これらの図を参照して説明
すると、インクジェットプリンタ1は、プリンタ本体ユ
ニット2と、このユニット2に連結された給紙ユニット
4とを有している。プリンタ本体ユニット2は、ヘッド
ユニット6およびインクカートリッジ7が搭載されたキ
ャリッジユニット8を備えている。
【0016】キャリッジユニット8は、一対の歯車81
a、81bに架け渡したタイミングベルト82に連結さ
れ、キャリッジモータ83を駆動すると、キャリッジガ
イド84に沿って、ユニット幅方向に往復移動可能であ
る。ヘッドユニット6は、キャリッジユニット8によっ
て、そのインクノズル面61が印字領域62を往復移動
可能である。また、印字領域62から外れたホームポジ
ション63にも移動可能である。
【0017】プリンタ本体ユニット2におけるホームポ
ジション63の側の部分には、ヘッドメンテナンスユニ
ット9が搭載されている。ヘッドメンテナンスユニット
9は、昇降可能なヘッドキャップ91およびヘッドワイ
パー92を備えており、ヘッドユニット6がホームポジ
ション63に位置すると、ヘッドキャップ92によりイ
ンクノズル面61をキャッピング可能であり、また、ヘ
ッドワイパー92によってインクノズル面61を払拭す
ることが可能である。
【0018】ヘッドキャップ91で回収された廃インク
はインクポンプ93のポンピング作用により、インクカ
ートリッジ7の廃インクタンク7WKに回収される。ま
た、ヘッドワイパー92で拭き取られた廃インクはプリ
ンタ本体ユニット2の底に配置した廃インクタンク21
に回収可能である。ヘッドメンテナンスユニット9の各
動作部分は、モータ94により駆動される。
【0019】本体ユニット2において、ヘッドユニット
6のインクノズル面61に対峙する位置には、プラテン
ガイド22が印字範囲62の全幅に渡って配置されてい
る。このプラテンガイド22によって規定されてる印字
位置には、給紙ユニット4の側から記録紙が供給され
る。
【0020】給紙ユニット4は、給紙トレイ41と、こ
こに装着されている記録紙を上側から一枚づつ送り出す
ための給紙ローラ42を備えている。プリンタ本体ユニ
ット2の側には給紙モータ23(以下、LFモータと呼
ぶ。)が配置されており、このLFモータ23によっ
て、給紙ローラ42が回転駆動することにより、給紙ト
レイ41から記録紙が送りだされる。
【0021】プラテンガイド22の給紙方向の上流端に
は、同じくLFモータ23によって回転駆動されるフィ
ードローラ24が配置されており、このフィードローラ
24にはばね力により押さえローラ25が押しつけられ
ている。給紙トレイ41から送りだされた記録紙は、フ
ィードローラ24と押さえローラ25にくわえ込まれ、
プラテンガイド22に向けて搬送される。
【0022】プラテンローラ22に沿って搬送される記
録紙に対して、その直上位置をキャリッジユニット6に
搭載されたヘッドユニットが移動しながら所定の記録を
行う。プラテンガイド22の給紙方向の下流側には、排
紙ローラ26、27が配置されており、これらのローラ
もLFモータ23によって回転駆動され、記録済の記録
紙を排紙口28から外部に排出する。
【0023】(インク供給・回収系)次に、図3を参照
して、インクジェットプリンタ1のインク供給・回収系
を説明する。インク供給源はキャリッジ8に形成した装
着部81に着脱可能に装着されたインクカートリッジ7
である。このインクカートリッジ7は、全体として直方
体形状をしており、内部が5区画に区分されている。こ
れらのうちの4つの区画室7K、7Y、7M、7Cは、
それぞれ、ブラックインク、イエローインク、マゼンタ
インク、シアンインクが貯留されたインク室である。残
りの一つ区画室は、廃インクを回収するための廃インク
室7WKである。各インク室7K、7Y、7M、7Cに
貯留されているインクは、ヘッドユニット6のインクノ
ズルからインク滴として吐出され、記録紙上に所定の印
刷を形成する。
【0024】ホームポジション63においてヘッドユニ
ット6のインクノズルから吐出されたインク滴は、ヘッ
ドメンテナンスユニット9のヘッドキャップ91に回収
される。ヘッドキャップ91に回収された廃インクは、
インクポンプ93によって、インクチューブ95、96
を介して、インクチューブ96の先端に取り付けインク
針97まで供給される。
【0025】インク針97は、プリンタ本体ユニット2
の側面に水平に取り付けられており、キャリッジ8によ
ってインクカートリッジ7がホームポジション63まで
戻ると、その廃インク室WKに形成されている差し込み
孔71から差し込まれるようになっている。インクポン
プ93はこの状態で駆動されるので、インク針97まで
送られた廃インクは、廃インク室7WKに回収される。
【0026】一般に、廃インク室7WKが満杯になる前
に各インク室のインクが空になり、インクカートリッジ
7が交換される。よって、廃インクの回収部分が満杯と
なって廃インクがオーバーフローして周辺部分が汚れる
等の弊害は発生しない。
【0027】ここで、ヘッドキャップ91はエアーチュ
ーブ98および、その先端に取り付けた開気弁99を介
して、大気開放可能となっている。インクポンプ93を
駆動して、ヘッドキャップ91に回収された廃インクを
廃インク室WKに回収する場合等に、ヘッドキャップ9
1の大気開放が行われる。
【0028】本例のプリンタ1では、ヘッドメンテナン
スユニット9に搭載されているヘッドワイパー92で拭
き取られた廃インクは、そこに取り付けたスポンジ状の
インク吸収性素材からなる廃インクガイド92cを介し
て、プリンタ本体ユニット2の底面に配置されている廃
インクタンク21(図1参照)に回収可能となってい
る。
【0029】ヘッドワイパー92は、図3(B)に示す
ように、ゴム等の弾性素材からなる横長のワイパー本体
板92aと、これを保持している剛性部材からなるワイ
パー保持板92bと、インク吸収性のある合成樹脂素材
からなるT形をした廃インクガイド92cとから構成さ
れている。ワイパー本体板92aは、ワイパー保持板9
2bと廃インクガイド92cの間に2本のビスで締結さ
れた状態となっている。ワイパー本体92aをインク吸
収性の素材から形成することもできる。
【0030】インクノズル面61から拭き取られてヘッ
ドワイパー92のワイパー本体板92aに付着したイン
クが乾燥しないままそこに残っていると、周囲の部分が
拭き取った廃インクで汚れるおそれがある。特に、イン
クとして乾きにくい油性インクを使用する場合にはその
おそれが高い。
【0031】しかし、本例では、ワイパー本体板92a
で拭き取られたインクは、廃インクガイド92cおよび
リボン101を経由して、プリンタ本体ユニット2に取
り付けられている廃インクタンク21に回収される。よ
って、ヘッドワイパー92で拭き取られたインクが周辺
の部位に付着してしまうことはない。
【0032】(インクカートリッジの変形例1)図4に
はインクカートリッジ7の変形例を示してある。図に示
すように、本例のインクカートリッジ710は、直方体
形状の本体内が7つに区画されている。中心にはマゼン
タインクタンクMが形成され、これを中心として、回転
対称の状態で、一方の側に、イエローインクタンクY、
シアンインクタンクC、黒インクタンクKが形成されて
おり、他方の側には、シアンインクタンクC、イエロー
インクタンクYおよび廃インクタンクWKが形成されて
いる。
【0033】また、両端に位置している黒インクタンク
Kおよび廃インクタンクWKには、回転対称の位置にイ
ンク針97を差し込み可能な差し込み孔(図示せず)が
形成されている。
【0034】この構成のインクカートリッジ710を通
常の状態でカートリッジ8に装着した場合には、廃イン
クタンクWKには、キャリッジ8がホームホジション6
3に戻ると、インク針97が差し込まれ、当該タンクに
廃インクが回収される。
【0035】しかるに、インクカートリッジ710を1
80度回転した状態で装着した場合には、キャリッジ8
がホームホジション63に戻ると、このタンク内にイン
ク針97が差し込まれ、当該タンクに廃インクが回収さ
れる。すなわち、黒インクタンクKが廃インクタンクと
して機能する。廃インクタンクWKの側は、黒インクタ
ンクとして機能する。
【0036】このように本例のインクカートリッジ71
0は、プリンタ本側のインクカートリッジ装着部に対し
て、180度回転した状態で装着可能な構造をしてお
り、廃インクタンクWKに回収した廃インクを印字用の
黒インクとして利用できる。従って、黒インクが無くな
った時には、インクカートリッジ710を180度回転
した状態で再度装着しなおせば、回収されている廃イン
クを利用して印字を継続することが可能である。
【0037】なお、図3に示すように各インクタンクが
区画されているインクカートリッジ7を用いる場合に
は、各インクタンクからインクを供給するためのインク
流路の配置を工夫して、180度回転した状態でインク
カートリッジを装着可能にすることができる。また、モ
ノクロカートリッジの場合には、180度回転させた状
態での装着を簡単に実現できる。
【0038】(インクカートリッジの変形例2)図5に
は、インクカートリッジの更に別の例を示してある。本
例のインクカートリッジ720では、直方体形状のケー
ス内にイエローインク、シアンインク、マゼンタイン
ク、黒インクおよび廃インク用のインクタンク72Y、
72C、72M、72K、72WKがこの順序で配置さ
れている。隣接配置されている黒インク用のインクタン
ク72Kと廃インク用のインクタンク72WKとは、そ
の底の部分で相互に連通している。
【0039】すなわち、廃インク用インクタンク72W
Kの底壁721は、隣接している黒インク用のインクタ
ンク72Kの底壁722よりも一段高い位置にあり、底
板721と、底板722の間には、黒インク用のインク
タンク72Kの内部に配置されているインク吸収体72
3の一部が延びている。このインク吸収体723の部分
にインク連通用のコア724が埋め込まれており、当該
コア724に対峙している廃インク用のインクタンクの
底壁722にはインク供給孔725が開いている。
【0040】この構成のインクカートリッジ720で
は、廃インク用インクタンク72WKに回収された廃イ
ンクは黒インク用のインクタンク72Kに供給されるの
で、印字用の黒インクとして再利用することができる。
【0041】(廃インクタンク21の別の例)本例では
ヘッドキャップ91から回収された廃インクをインクカ
ートリッジ7に形成した廃インクタンク7WKに回収し
ているが、この代わりに、廃インクタンク21の側に回
収するように、インク回収経路を形成することも可能で
ある。この場合には、図3に示すインクポンプ93の吐
出側に接続されているインクチューブ96を廃インクタ
ンク21に接続すればよい。
【0042】また、この場合、廃インクタンク21をプ
リンタ本体から着脱可能な廃インクカートリッジとする
ことができる。カートリッジ方式にすれば、廃インクタ
ンクが満杯になった場合等に、新たな廃インクタンクに
交換するだけで良い。
【0043】(ヘッドメンテナンスユニット)次に、本
例のヘッドメンテナンスユニット9について説明する。
図6(A)、(B)はヘッドメンテナンスユニット9の
平面図およびそのラックが移動した後の状態を示す平面
図である。図7(A)、(B)はラック移動に伴うヘッ
ドキャップの移動を示す説明図であり、図8(A)、
(B)はラック移動に伴う開気弁開閉動作を示す説明図
である。図9は、各部分の動作を示すタイミングチャー
トである。
【0044】ヘッドメンテナンスユニット9は、ホーム
ポジション63に戻ったヘッドユニット6のインクノズ
ル面61をキャッピングする動作、ヘッドキャップ91
を大気開放する動作、ヘッドキャップ91をインクノズ
ル面61に被せた状態でインクポンプ93により各イン
クノズルからインクを吸引するヘッドクリーニング動
作、キャリッジストッパをキャリッジを停止可能な位置
に移動させる動作、ヘッドキャップ91に対峙した状態
でインクノズルからインクの吐出を行うことにより各イ
ンクノズルを回復させるパージ動作等を一定のシーケン
スで行うためのものである。本例のヘッドメンテナンス
ユニット9は、これらの一連の動作を、ラックのスライ
ドに伴って行わせるように構成されている。
【0045】まず、図6(A)、(B)を参照して全体
構成を説明すると、ヘッドメンテナンスユニット9は、
長方形のシャーシ901を備え、このシャーシ901の
中央には、ヘッドユニット移動方向に直交する方向に向
けて細長いラック902が配置されている。ラッ902
の両端には、長孔903、904が形成されており、こ
れらには、しゅう動自在の状態で、シャーシ901に取
り付けたストッパー用のタップスクリュー905、90
6が差し込まれている。従って、ラック902は、図6
(A)に示す初期位置(後退位置)から図6(B)に示
す前進位置の間をスライド可能である。
【0046】ラック902には、その後端部分にヘッド
キャップ昇降用のカム溝961が形成され、前端部分に
は、キャリッジストッパ旋回用のカム溝962が形成さ
れている。また、ラック902のモータ94の側の側面
には、一対の歯部963、964が形成されている。さ
らに、ラック902の反対側の側面には、開気弁開閉用
のカム突起965が形成されている。
【0047】ラック902に形成された一対の歯部96
3、964の隣接位置には、共通のキャリア910によ
って180度離れた位置に回転自在に支持された一対の
プラネットギヤ911、912が配置されており、キャ
リア910はラックドライブギヤ913に対して、フリ
クションアーム(図示せず)によって同軸状態で摩擦係
合状態とされている。一対のプラネットギヤ911、9
12はラック901に形成した一対の歯部963、96
4に噛み合い可能である。ラックドライブギヤ913
は、伝達ギヤ921、922、923を介して、モータ
94の出力軸に連結されている。
【0048】ラックドライブギヤ913を挟み、ラック
902とは反対側の位置には、プラネットギヤ911、
912に噛み合い可能な伝達ギヤ924が配置されてお
り、この伝達ギヤ924は、円筒カム925を回転させ
ためのカムギヤ926に噛み合っている。円筒カム92
5のカム溝927には、揺動中心ピン928を中心とし
て揺動可能なポンプレバー929の一方の腕の先に形成
されたカムフォロワー930がしゅう動可能に差し込ま
れている(図7参照)。
【0049】ポンプレバー929の他方の腕の先は、イ
ンクポンプ93の可撓性ポンプバルブ931に連結され
ている。ポンプレバー928が揺動すると、ポンプバル
ブ931が上下に撓み、これによりインクポンプ93の
インク室容量が増減してポンピング作用が発生する。こ
の結果、図3を参照して説明したように、ヘッドキャッ
プ91で回収された廃インクがインクチューブ95、9
6を介して、廃インクタンクWKに回収される。
【0050】ここで、ラック902の側面には側方に弾
性変形可能な板ばね片941が形成されており、この板
ばね片941の先端は、常に、シャーシ901に形成し
たガイド面942に弾性力を伴って押し釣られている。
この板ばね片941の弾性力によって、ラック902の
がた付きが抑制されている。
【0051】次に、ラック902を中心として、インク
ポンプ93とは反対側には、ヘッドキャップ91および
ヘッドワイパー92が配置されている。これらヘッドキ
ャップ91およびヘッドワイパー92は、シャーシ90
1に形成した垂直ガイドピン951、952に案内され
て水平状態のままで昇降可能なキャップベース953に
取り付けられている。キャップベース953とシャーシ
901の間には圧縮状態でキャップホルダースプリング
954が配置され、常にキャップベース953を上方に
押しつけている(図7参照)。
【0052】キャップベース953は、スイング中心ピ
ン955を中心として上下にスイング可能なキャップス
イングアーム956の一方の腕の先に取り付けられてい
る。キャップスイングアーム956の他方の端にはカム
フォロワー957が形成されており、このカムフォロワ
ー957は、ラック902に形成したカム溝961にし
ゅう動自在に差し込まれている(図7参照)。
【0053】ラック902の前端部分の側方には、キャ
リッジストッパ971が旋回可能な状態でシャーシ90
1に保持されている。このキャリッジストッパ971の
上方に延びているストッパ腕972は、常時はコイルス
プリング973によって倒れた位置に引っ張られてい
る。キャリッジストッパ971の他方の腕の先端にはカ
ムフォロワー974が形成されており、このカムフォロ
ワー974は、ラック902に形成したカム溝962に
沿ってしゅう動する。
【0054】ラック902の後端部分の側方には、シャ
ーシ901に形成した垂直ピン981を中心として旋回
可能な開気レバー982が配置されている。この開気レ
バー982の一方の腕983は、ヘッドキャップに連通
しているエアーチューブ98の先に取り付けた開気バル
ブ99を開閉するためのものであり、常時、開気バルブ
99を閉じるように、コイルスプリング984によって
押されている。開気レバー982の他方の腕985の先
端はラック902の側面に当たっている。ラック902
がスライドすると、腕985がカム突起965によって
押されるので、開気レバー982が旋回して、開気バル
ブ99が開き、ヘッドキャップ91が大気開放された状
態になる。
【0055】以上のように構成されているヘッドメンテ
ナンスユニット9の動作を説明する。まず、図6
(A)、(B)および図9を参照してラック902にス
ライドに伴うインクポンプ93の駆動について説明す
る。ラック902が図6(A)に示す初期位置(後退位
置)の状態において、モータ94を正回転(反時計方
向)させると(図9の時点T1)、モータ回転がギヤ9
23、922、921を介してラックドライブギヤ91
3に伝達され、ラックドライブギヤ913が反時計方向
に回転を開始する。このギヤ913と一体となってキャ
リア910に支持されている一対のプラネットギヤ91
1、912も反時計方向に旋回し、一方のプラネットギ
ヤ912がラック902の歯部964に噛み合う。この
後は、プラネットギヤ912の回転によりラック902
が図6(A)の前方にスライドを開始する。
【0056】ラック902が図6(B)で示す前進位置
に到ると(図9の時点T4)、プラネットギヤ912は
一対の歯部964と963の間に嵌まり込み、空転状態
になる。これに対して、他方のプラネットギヤ911は
伝達ギヤ924に噛み合った状態になり、当該伝達ギヤ
924を介して、円筒カム925が回転を開始する。円
筒カム925が回転すると、揺動アーム929が揺動運
動を開始し、ポンプバルブ931が上下に弾性変位を繰
り返す。この結果、インクポンプ93によるポンピング
動作が開始する。モータ94が反時計方向に回っている
間は、このようなポンピング動作が継続する(図9の時
点T4〜T5の間)。
【0057】図7(B)に示すようにラック902が前
進位置にある状態において、モータ94を逆回転(時計
方向に回転駆動)すると(図9の時点T5)、今度は、
ラックドライブギヤ913が時計方向に回転を開始し、
これに伴って、キャリア910に支持されている一対の
プラネットギヤ911、912も時計方向に旋回する。
この結果、プラネットギヤ911が伝達ギヤ924から
離れるので、円筒カム925が止まり、従って、インク
ポンプ93が停止する。
【0058】旋回するプラネットキギャ911がラック
902の一方の歯部963の位置まで旋回すると、この
歯部963に噛み合う。この後は、プラネットギヤ91
1により、ラック902は図6(A)に示す後退位置に
向けてスライドを開始する。ラック902が後退位置に
復帰すると、プラネットギヤ911が丁度、歯部963
と964の間に嵌まり込み、ラッ902のスライドが止
まる(図9の時点T8)。同時に、他方のプラネットギ
ヤ912が伝達ギヤ924に噛み合う。この後は、モー
タ94によって、円筒カム925が駆動され、従って、
インクポンプ93が駆動する。モータ93を止めると、
インクポンプ93のポンピング動作も停止する。
【0059】次に、図7および図9を参照して、ラック
902のスライドに伴うヘッドキャップ91およびヘッ
ドワイパー92の昇降動作を説明する。ラック902が
後退位置(図6(A)で示す位置)にあるときには、図
7(A)に示すように、ヘッドキャップ91およびヘッ
ドワイパー92は降下位置にある。ラック902が前進
位置に向けてスライドを開始すると(図9の時点T
1)、キャップスイングアーム956のカムフォロワー
957がラック902に形成されているカム溝961に
沿ってしゅう動する。カム溝961はラック902のス
ライドに伴って下方に移動しているので、キャップベー
ス953を支持しているキャップスイングアーム956
の他端側は上方に移動する。
【0060】このようにして、キャップベース953に
支持されているヘッドキャップ91およびヘッドワイパ
ー92は、図7(B)に示す上昇位置(ヘッドキャッピ
ング位置)まで上昇する(図9の時点T23)。この結
果、ホームポジション63に戻っているヘッドユニット
6のへインクノズル面61には上昇したヘッドキャップ
91がキャッピングされた状態になる。
【0061】また、ラック902を後退位置から前進位
置に向けてスライドさせる途中で、所定のタイミングで
モータ94を停止させると、ヘッドワイパー92はイン
クノズル面61を払拭可能な高さ位置になる。この状態
でキャリッジ8によりヘッドユニット6を移動させる
と、そのインクノズル面61がヘッドワイパー92によ
って拭き取られる。
【0062】次に、キャリッジストッパ971の旋回動
作について説明する。図7(A)に示すように、キャリ
ッジストッパ971はコイルスプリング973によって
引っ張られて、その上側のストッパ腕972が倒れた位
置にある。この状態では、キャリッジ8に当たることは
ない。
【0063】ラック902がスライドすると、その前端
部分に形成されているカム溝962に案内されて、キャ
リッジストッパ971は上方に旋回し、図7(B)に示
すように垂直に起立した位置になる。この状態では、キ
ャリッジストッパ971に形成されている突起975が
シャーシ側に形成されたストッパ部976に当たった状
態になる。起立したストッパ腕972はキャリッジ8に
衝突可能な高さ位置となっており、キャリッジ8の移動
位置を当該キャリッジストッパ971によって規制する
ことができる。
【0064】次に、図8および図9を参照して、開気弁
99の開閉動作を説明する。図8(A)に示すように、
ラック902が後退位置(図6(A)で示す位置)にあ
るときには、コイルスプリング984のばね力によっ
て、開気レバー982は開気バルブ99を閉じた状態に
ある(図9の時点T1)。ラック902が前方にスライ
ドすると、その側面に形成されているカム突起965に
開気レバー982の一端側が乗り上げた状態となる。こ
の結果、開気レバー982が旋回して、図8(B)に示
すように、開気バルブ99を開放した状態が形成される
(図9の時点T2〜T3)。
【0065】ラック902がさらに前方にスライドする
と、カム突起965が開気レバー982から外れるの
で、再び、開気バルブ99は閉じる(図9の時点T
3)。ラック902がその前進位置までスライドした状
態で、後退すると、再び、開気バルブ99が開く(図9
の時点T6〜T7)。
【0066】以上説明したように、本例のヘッドメンテ
ナンスユニット9では、ラック902のスライドに連動
させて、ホームポジション62に戻ったヘッドユニット
6のインクノズル面61をキャッピングしている。ま
た、ラック902のスライドに連動させて、ヘッドキャ
ップ91を大気開放する動作を行うようにしている。従
って、ヘッドキャップ91によるキャッピング動作に確
実に追従させて、ヘッドキャップ91の大気開放を行う
ことができる。
【0067】また、本例では、ラック902がキャッピ
ング位置までスライドすると、ラック902とモータ9
4との動力伝達経路が遮断され、代わりに、インクポン
プ93とモータ94の動力伝達経路が形成される。同様
に、ラック902が後退位置まで戻ると、ラック902
とモータ94との動力伝達経路が遮断され、代わりに、
インクポンプ93とモータ94の動力伝達経路が形成さ
れる。従って、キャッピング後のインク吸引動作と、キ
ャッピングを解除した後のインク空吸引動作とを、モー
タの回転方向を切り換えることにより実現できる。
【0068】さらに、本例では、ラック902のスライ
ドを、板ばね片941と、開気レバー982の一方の腕
985とによって規制している。従って、例えば、キャ
ップベースを上方に押し上げているコイルスプリング9
54のばね力によって、ラック902が先行動作してし
まうことを確実に防止できる。この結果、キャリッジモ
ータ(ステッピングモータ)83のステップ数と、ラッ
ク902のスライド運動とが常に整合がとれた状態を保
持できる。よって、ラック902の位置検出回数を減ら
すことができ、結果として、印字速度を高めることがで
きる。
【0069】これに加えて、本例では、ラック902の
スライドに連動させて、キャリッジストッパ971をそ
の動作位置に旋回させるようにしているので、キャリッ
ジ8を常に定まった位置に停止させる機構を簡単、且つ
コンパクトに構成できる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェットプリンタの廃インク回収方法によれば、廃インク
をインクカートリッジあるいは専用の廃インクカートリ
ッジに回収しているので、廃インクの回収を漏れ等を伴
うことなく効率良く行うことができる。
【0071】また、本発明では、回収した廃インクを黒
インクとして印字用に再利用しているので、インクの利
用効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェットプリンタの平
面構成を示す概略構成図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタの断面構成を示
す概略構成図である。
【図3】図1のインクジェットプリンタのインク供給・
回収系を示す説明図である。
【図4】インクカートリッジの別の例を示す説明図であ
る。
【図5】インクカートリッジの更に別の例を示す説明図
である。
【図6】図1のインクジェットプリンタのヘッドメンテ
ナンスユニットの平面構成を示す概略構成図、およびヘ
ッドキャッピング状態における各部分の平面的な移動位
置を示す概略構成図である。
【図7】図6のヘッドメンテナンスユニットにおけるヘ
ッドキャッピング動作を示すための説明図である。
【図8】図6のヘッドメンテナスユニットにおける開気
レバーの開閉動作を示す説明図である。
【図9】図6のヘッドメンテナンスユニットの各部分の
動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 2 プリンタ本体ユニット 4 給紙ユニット 6 ヘッドユニット 7 インクカートリッジ 8 キャリッジ 9 ヘッドメンテナンスユニット 91 ヘッドキャップ 92 ヘッドワイパー 93 インクポンプ 94 モータ Y、M、C、B インクタンク WK 廃インクタンク 7Y、7M、7C インクタンク 7K 黒インクタンク 7WK 廃インクタンク 710 インクカートリッジ 720 インクカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上島 浩 長野県岡谷市本町二丁目5番3号 ファイ ン・テクノロジー株式会社内 (72)発明者 小泉 秀行 長野県岡谷市本町二丁目5番3号 ファイ ン・テクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA27 EC54 EC57 JA13 JB04 JC10 JC14 JC20 JC23 JC25 KC01 KC04 KC09 KC13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ本体に対して着脱可能に装着さ
    れたインクカートリッジからインクをプリントヘッドに
    供給して印字を行うと共に、プリントヘッドのメンテナ
    ンスのために、各インクノズルからインクを吸引するヘ
    ッドクリーニング動作および各インクノズルからインク
    滴を吐き出すパージ動作を行うインクジェットプリンタ
    において、 前記ヘッドクリーニング動作によって吸引された廃イン
    クおよび前記パージ動作によって吐き出された廃インク
    を、前記インクカートリッジに回収することを特徴とす
    るインクジェットプリンタの廃インク回収方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記インクカートリッジに廃インクタンクを形成し、当
    該廃インクタンクに廃インクを回収することを特徴とす
    るインクジェットプリンタの廃インク回収方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記インクカートリッジの黒インクタンクに、前記廃イ
    ンクを回収することを特徴とするインクジェットプリン
    タの廃インク回収方法。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記プリンタ本体に形成されたインクカートリッジの装
    着部に対する前記インクカートリッジの装着状態を変え
    ることにより、前記廃インクタンクに回収された廃イン
    クを黒インクとして前記プリントヘッドに供給し、前記
    黒インクタンクに前記廃インクを回収することを特徴と
    するインクジェットプリンタの廃インク回収方法。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 前記廃インクタンクに回収された前記廃インクを前記黒
    インクタンクに供給することを特徴とするインクジェッ
    トプリンタの廃インク回収方法。
  6. 【請求項6】 プリントヘッドのメンテナンスのため
    に、各インクノズルからインクを吸引するヘッドクリー
    ニング動作および各インクノズルからインク滴を吐き出
    すパージ動作を行うインクジェットプリンタにおいて、 前記ヘッドクリーニング動作によって吸引された廃イン
    クおよび前記パージ動作によって吐き出された廃インク
    を、前記プリンタ本体に着脱可能に装着された廃インク
    カートリッジに回収することを特徴とするインクジェッ
    トプリンタの廃インク回収方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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