JP2008149709A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インク吐出部に付着したインクを除去する清掃部材を備えるインクジェット記録装置であって、清掃部材に付着したインクをよく取り除くことのできる機構を備えたインクジェット記録装置を提供する
【解決手段】洗浄液で湿潤した状態でクリーニングブレード21に接触するように配されたクリーニングローラ30を設ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、インクを吐出して画像(文字、記号等を含む)を描画するインクジェット記録装置に関するものであり、詳細には、インクジェット記録装置のインク吐出部に付着したインクを除去する機構を備えたインクジェット記録装置に関するものである。
インクジェット記録装置は、インクジェットヘッドと呼ばれるインク吐出部のノズルからインク滴を吐出し、紙等の記録媒体にこのインク滴を付着させることで記録媒体上にドットを形成し、このドットによって画像を記録する装置である。記録時のインク滴の吐出に伴い、記録後のノズルの付近にはインクが付着する場合がある。この付着したインクを放置しておくと、インクが固化してインク滴の飛翔方向が所定の方向からずれたり、インク滴の飛翔速度が所定の速度からずれたりする。その結果、記録媒体上のドットの位置が乱れて画像品質が低下する。それゆえ、定期的にインクジェットヘッド、特にノズルの形成された面に付着したインクを除去する(クリーニングする)必要がある。このようなインクの除去を行うために、インクジェットヘッド上に付着したインクを拭き取るワイパ等の清掃部材を設ける構成が従来考案されている。
しかし、クリーニング後にこの清掃部材にインクを付着させたままで放置すると、次回のクリーニング時に、清掃部材からインクジェットヘッドに逆にインクが付着したり、清掃部材にインクが固着したりすることによって、インクジェットヘッドから充分にインクが除かれなかったり、固着したインクでインクジェットヘッドを傷つけてしまうという問題が起きる恐れがある。そのため、清掃部材に付着したインクも、除去することが望まれている。
特許文献1には、インク非吸収性の弾性部材で形成されているワイパを設けると共に、このワイパに対して印字ヘッドを移動させることで、印字ヘッド上の余剰インクをワイパで除去するワイピングを行うこと、及び、このワイパ接触することで、ワイパ上のインクを吸収するインク吸収体を設けることが記載されている。
また、特許文献2には、インクを吐出するオリフィスを有するオリフィスプレートに付着したインクをクリーニングするワイプ手段及びワイプ手段の洗浄機構として、第一に、外周面上に複数の凸条を有するワイプ部が形成された円筒状のワイプ部材、及びこの円筒状のワイプ部材を回転させる送り機構とから構成されるワイプ手段が記載されている。そして、特許文献2にはさらに、このワイプ手段近傍に、内部に洗浄液が充填された洗浄液カートリッジが、上記ワイプ部の一部がこの洗浄液に浸漬するように配置されることが記載されている。
特許文献2には、第二に、ワイプ部材が環状の紐状部材であって、このワイプ部材を送る送り機構を備えるワイプ手段が記載されている。また、このワイプ部材を洗浄するために、洗浄液が充填された洗浄液カートリッジからなる洗浄手段と、洗浄手段によって洗浄されたワイプ部材を乾燥させる乾燥手段を設けることが記載されている。この機構では、オリフィスプレートのクリーニングが終わったワイプ部材は、送り機構の作用により移動させられ、クリーニングに使われた部分は洗浄手段の洗浄液に浸漬するようになっている。そして、乾燥手段は洗浄された後のワイプ部材を乾燥させる。
特許第3335508号公報(2002年8月2日登録) 特開2002−331674号公報(2002年11月19日公開)
しかしながら、上記従来の技術では、清掃部材上のインクを充分に除くことができず、改良の余地があった。
本発明は、上記従来の問題に鑑み、清掃部材上のインクの除去能力のより高い機構を備えるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載のインクジェット記録装置は、インク吐出部からインクを吐出するインクジェット記録装置であって、上記インク吐出部に接触して、上記インク吐出部に付着したインクを除去する清掃部材と、上記清掃部材に接触可能に設けられた多孔質体と、上記多孔質体が上記清掃部材に接触する際に、上記多孔質体を洗浄液で湿潤させる湿潤部と、を備える。
上記インクジェット記録装置は、洗浄液で湿潤した多孔質体が、上記清掃部材のインクに接触した部分と接触するようになっているので、単にインクを吸収する部材を清掃部材に接触させたり、清掃部材を洗浄液に浸漬したりするよりも、清掃部材からのインクの除去効率がよい。
また、請求項2に記載するように、請求項1のインクジェット記録装置において、上記湿潤部は、内部に洗浄液を保持する洗浄液槽と、上記洗浄液槽内の洗浄液へ圧力をかけることにより、上記洗浄液槽内の洗浄液を上記多孔質体へ送る送液部と、を備えてもよい。
上記送液部を備えることにより、上記インクジェット記録装置は、多孔質体を湿潤させる洗浄液量を調整することができる。それゆえ、多孔質体から洗浄液が装置内に垂れ落ちたり、洗浄液を不要に消費したりしにくくなる。
また、請求項3に記載するように、請求項1又は2のインクジェット記録装置において、上記多孔質体は、上記インク吐出部からインクを除去した後の上記清掃部材に、洗浄液で湿潤した状態で摺接するようになっていてもよい。
このように、上記多孔質体が清掃部材に摺接することによって、清掃部材に付着したインクをより効果的に除去することができる。
また、上記多孔質体が清掃部材に摺接する構成として、具体的には、請求項4に記載するように、請求項1〜3のいずれか1項のインクジェット記録装置において、上記多孔質体を、上記清掃部材に接触した状態で回転可能なローラ形状とすることができる。
また、請求項5に記載するように、請求項1〜4のいずれか1項のインクジェット記録装置において、上記インク吐出部は、インク吐出面からインクを吐出するライン型インクジェットヘッドであって、上記清掃部材は、上記インク吐出面に接触しつつ、上記インク吐出面の長手方向に移動することで、上記インク吐出面からインクを除去するようになっていてもよい。
ライン型インクジェットヘッドは、シリアル型インクジェットヘッドとは異なり、一般的には一方向に長い形状であると共に、位置が固定された状態で描画を行う。そのため、ライン型インクジェットヘッドを採用したインクジェット記録装置においては、インクジェットヘッドを移動させるよりも、清掃部材を移動させた方が、装置の構造が複雑化しにくい。
また、請求項6に記載するように、請求項5のインクジェット記録装置において、上記清掃部材は、上記インク吐出面からインクを除去した後に、上記インク吐出面から外れた位置に移動し、上記多孔質体は、インク吐出面から外れた上記位置にある清掃部材に接触する位置に配されるようになっていることが好ましい。
特許文献2においては、洗浄液カートリッジは、常にワイプ部の一部が洗浄液に浸漬するように配されている。そのため、請求項5のインクジェット記録装置のように清掃部材が移動する場合、特許文献2の構成を採用しようとすると、洗浄液カートリッジを清掃部材と共に移動させなければならない。このように洗浄液カートリッジも移動させるためには、装置の構造が複雑化及び大型化する。
これに対して、本発明において、上記多孔質体は、インク吐出部からインクを除いた後の清掃部材に接触することができればよい。そこで、上記インクジェット記録装置では、清掃部材がインク吐出面の面方向に移動する一方で、上記多孔質体は、インク吐出部からインクを除去した後の清掃部材と接触するような位置に配されている。つまり、上記清掃部材とは異なり多孔質部材を大きく移動させないようになっている。その結果、上記インクジェット記録装置は、装置を複雑化及び大型化することなく、清掃部材からのインクの除去能力の高い装置を実現することができる。
本発明のインクジェット記録装置は、洗浄液で湿潤した多孔質体が、上記清掃部材のインクに接触した部分と接触するようになっているので、単にインクを吸収する部材を清掃部材に接触させたり、清掃部材を洗浄液に浸漬したりするよりも、清掃部材からのインクの除去効率がよい。
以下、本発明の実施の一形態であるライン型インクジェットヘッドを備えるインクジェットプリンタについて説明する。なお、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
<1.インクジェットプリンタ100>
まず、図1に基づいて、本実施形態のプリンタ100の概要について説明する。図1は、プリンタ100の要部構成を示す正面図である。
図1に示すプリンタ100は、印刷用紙Pの搬送方向に沿って並べられた4つのライン型インクジェットヘッド(以下、単にライン型ヘッドと称することがある)12を有するカラーインクジェットプリンタである。プリンタ100には、設置姿勢において下方に給紙装置114が、上方に紙受け部116が、その中間に搬送ユニット120がそれぞれ設けられている。さらに、プリンタ100には、これらの動作を制御する制御部200が備えられている。
給紙装置114は、積層された複数の矩形の用紙Pを収容可能な用紙収容部115と、用紙収容部115内において最も上にある用紙Pを1枚ずつ搬送ユニット120に向けて送り出す給紙ローラ145とを有している。用紙収容部115内には、用紙Pがその長辺と平行な方向に給紙されるように収容されている。用紙収容部115と搬送ユニット120との間には、搬送経路に沿って複数の送りローラ118が適宜配置されている。給紙装置114から排出された印刷用紙Pは、その一方の短辺を先端として、送りローラ118によって搬送ユニット120へと送られる。
搬送ユニット120は、エンドレスの搬送ベルト111と、搬送ベルト111が巻き掛けられた複数のベルトローラ106とを備えている。個々のベルトローラ106間に巻き掛けられた搬送ベルト111には所定の張力が発生するようになっている。また、搬送ベルト111の一方の面(搬送面127)には、粘着性のシリコンゴムによる処理が施されており、印刷用紙Pは搬送面127に確実に粘着させられる。また、搬送面127はライン型ヘッド12と対向するように配される。給紙装置114から送り出された印刷用紙Pは、その上面(印刷面)にライン型ヘッド12によって印刷が施されつつ搬送ベルト111により搬送されて、紙受け部116に到達する。紙受け部116では、印刷が施された複数の印刷用紙Pが重なり合うように載置される。
各ライン型ヘッド12は、同図において、用紙Pの搬送方向と直交する方向(図1の紙面に直行する方向)に細長い矩形の外形を有している。4つのライン型ヘッド12は、用紙搬送方向に沿って互いに近接配置されている。4つのライン型ヘッド12の各底面(吐出面13)には、微小径を有する多数のノズル8が設けられている(図3参照)。ノズル8から吐出されるインク色は、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、シアン(C)、ブラック(K)のいずれかであって、同じライン型ヘッド12に属する多数のノズル8から吐出されるインク色は同じである。なおかつ、4つのライン型ヘッド12に属する多数のインク吐出口からは、マゼンタ、イエロー、シアン、ブラックの4色から選択された互いに異なる色のインクが吐出される。
また、プリンタ100は、各ライン型ヘッド12に対して一つずつ、クリーニングブレード21を備える(図2等)。ライン型ヘッド12、クリーニングブレード21、及びその周辺の部材については、図2〜図6を参照して後述する。
吐出面13と搬送ベルト111の搬送面127との間には、僅かな隙間が形成されている。印刷用紙Pは、この隙間を白矢印で示す搬送方向に沿って搬送される。吐出面13の下方を印刷用紙Pが順次通過する際、印刷用紙Pの上面に向けてノズル8からインクが画像データに応じて吐出されることで、印刷用紙P上に所望のカラー画像が形成される。
用紙搬送方向における搬送ユニット120の下流には、剥離プレート140が設けられている。剥離プレート140は、その搬送ユニット120側端部が印刷用紙Pと搬送ベルト111との間に入り込むことによって、搬送ベルト111の搬送面127に粘着させられている印刷用紙Pを搬送面127から剥離する。
搬送ユニット120と紙受け部116との間には、複数の送りローラ121が配置されている。搬送ユニット120から排出された印刷用紙Pは、送りローラ121によって紙受け部116へ送られる。
印刷用紙Pの搬送方向において最も上流側にあるライン型ヘッド12の上流には、搬送ベルト111上における印刷用紙Pの先端位置を検出するために、発光素子と受光素子とから構成される光学センサである紙面センサ133が配置されている。紙面センサ133からの出力信号によって印字用紙Pの先端が検出位置に到達したことが分かるので、それに合わせて制御部200からライン型ヘッド12にインク吐出信号が供給される。
このインク吐出信号に従ってライン型ヘッド12がインクを吐出し、印刷用紙P上に印字を行った後、後述のシフト機構300が、駆動機構が搬送ベルト111をライン型ヘッド12から離間する。その後、クリーニングブレード21が、ライン型ヘッド12の吐出面13に付着したインクを除去する。
<2.クリーニングブレード21>
クリーニングブレード21及びその周囲の部材について、図2〜図4を参照して詳細に説明する。図2は、ライン型ヘッド12、クリーニングブレード21、及びその周囲の部材配置を示す平面図であり、図3は吐出面13側から見たライン型ヘッド12及びその周囲の構成を示す平面図である。図3では説明の便宜上搬送ベルト111を点線で示す。図4は、待機位置から被洗浄位置に至るクリーニングブレード21の動きを示す正面図である。
クリーニングブレード21は、クリーニングブレード21を保持する保持部材22と共にクリーニング部20を構成する部材の一つである。クリーニングブレード21は、インクに対して撥水性が高く、弾性を有する素材で形成された直方体状の部材である。クリーニングブレード21は、用紙搬送方向において、吐出面13の幅よりも大きく形成されていることが好ましい。
保持部材22は、クリーニングブレード21を保持しつつ、ライン型ヘッド12の長手方向に沿って移動可能である。この移動は、図示しないガイド部材及びクリーニングブレード用の駆動機構等によって実現される。すなわち、ガイド部材は、ライン型ヘッド12の長手方向に移動するように保持部材22の移動方向を規定し、ギア及びモータ等を備えるクリーニングブレード用の駆動機構により、ガイド部材の規定する方向に沿って、保持部材22が移動される。
図2、図3に示すように、ライン型ヘッド12のクリーニング前には、クリーニングブレード21はライン型ヘッド12の吐出面13と対向しない待機位置に配される。より具体的には、待機位置は、ライン型ヘッド12の長手方向の延長線上の位置である。そして、ライン型ヘッド12によるインク吐出が終了すると、後述のシフト機構300が搬送ユニット120を下降させる。そして、クリーニング部20の駆動部(図示せず)が、上記保持部材22を移動させることでクリーニングブレード21を、待機位置から被洗浄位置にまで、搬送ベルト111とライン型ヘッド12との間を通って移動させる。被洗浄位置とは、具体的にはライン型ヘッド12を挟んで待機位置と逆側、ライン型ヘッド12の長手方向の延長線上の位置である。
搬送ベルト111とライン型ヘッド12との間を通るとき、クリーニングブレード21は保持部材22によって保持部材22と吐出面13との間に配される。そして、このとき保持部材22の上面と吐出面13との距離h1は、吐出面13に垂直な方向におけるクリーニングブレード21の保持部材22の上面から突出した長さh2よりも小さくなっている。つまり、クリーニングブレード21は、保持部材22によって撓むように吐出面22に押し付けられる。この状態で移動することにより、クリーニングブレード21の進行方向を向く面(以下、クリーニング面と称する)によって、吐出面13上のインク13aが拭き取られる。このようにして、クリーニングブレード21によって吐出面13がクリーニングされる。クリーニング後、クリーニングブレード21は、被洗浄位置に移動する。
被洗浄位置では、下記<3.>欄で述べるようにクリーニングブレード21の洗浄が行われる。洗浄後、上述のクリーニング部20の駆動部は、クリーニングブレード21を吐出面13から離間させた状態で再び待機位置に戻す。
クリーニングブレード21を吐出面から離間させるには、図示しない昇降機構でクリーニング部20を降下させるか、保持部材22に回転軸を通し、この回転軸を図示しない回転機構によってクリーニングブレードを吐出面と当接しない角度まで回転させるようにしてもよい。この回転軸は、後述する図4の紙面に垂直な方向に延びる形状である。
クリーニング部20の駆動部は、クリーニングブレード21を吐出面13から離間させず、摺接させつつ待機位置に戻すことで、クリーニングを行うこともできる。この場合、被洗浄位置のみでなく、上述の待機位置にも、下記<3.>欄で述べるブレード洗浄機構を設ければよい。
<3.ブレード洗浄機構>
プリンタ100は、さらに、被洗浄位置にあるクリーニングブレード21のクリーニング面に接触するように配されたクリーニングローラ30を備える(図3)。
以下、クリーニングローラ30を含むブレード洗浄機構について、図4〜図6を参照して説明する。図5はクリーニンブレード21を洗浄中のブレード洗浄機構を、図6は待機中のブレード洗浄機構を示す正面図である。なお、以下の説明において、特に断らない限り、「上」、「下」とは、装置の通常の設置姿勢における上下方向、すなわち重力方向における上下方向を意味する。
ブレード洗浄機構は、クリーニングローラ30、洗浄液を収容する洗浄液槽40、下端が洗浄液槽40内に設けられ上下運動するピストン42、ピストン42を上下に駆動する駆動部43、及び、洗浄液槽40の下記送液孔44からクリーニングローラ30の内部まで続き、洗浄液槽40からクリーニングローラ30の内部へと洗浄液を導く管31を備える。
洗浄液槽40の側壁には、内部から外部へと貫通する通気孔41が設けられている。また、通気孔41よりも下、洗浄液槽40の底部近くの側壁には、内部から外部へと貫通すると共に管31が接続された送液孔44が設けられている。
また、管31の側壁のうち、クリーニングローラ30の内部に位置する部分には、管31の内部から外部へと貫通する滲出孔32が設けられている。そして、管31の滲出孔32は、通気孔41より高い位置に設けられる。本実施形態では、特に、クリーニングローラ30の内部に位置する管31の上側にのみ、滲出孔32が設けられている。
クリーニングローラ30は多孔質体で形成されている円筒状の部材である。「多孔質体」としては、気泡同士が繋がっている所謂連続発泡体、織物、及び不織布のように、その内部に連続した孔構造を有し、液体を吸収、透過することのできる材料が好適に用いられる。さらに、多孔質体としては、クリーニングブレードと接触してもクリーニングブレードを傷つけにくく、自身の形状を維持することができるよう、弾性を有する材料が好ましい。このような材料としては、ウレタン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン等のいわゆる連続発泡体、その他スポンジ状の素材が挙げられる。
洗浄液としては、水(純水)に多価アルコールと、界面活性剤を主成分とした配合したものを用いることができる。多価アルコールとしては、グリセリン、ジエチレングリコール、プロピレングリコールが好ましく、グリセリンが特に好ましい。界面活性剤としては、アセチレングリコール類などの非イオン性界面活性剤が好ましく、アセチレンジオールが特に好ましい。このような洗浄液は、泡立ちがよいため、洗浄効果を向上させることができる。
クリーニングブレード21が待機位置、又はライン型ヘッド12のクリーニング中には、ピストン42は通気孔41よりも上、つまり通気孔41よりも洗浄液から離れる位置Hに保持される(図6)。このとき、管31内の洗浄液の液面D2の高さは洗浄槽40内の洗浄液の液面D1の高さと同等のレベルとなる。
クリーニングブレード21が被洗浄位置にくると、駆動部43がピストン42を押し下げる。ピストン42が通気孔41の下側に達すると、洗浄液槽40内の洗浄液に圧力が加わり、洗浄液槽40内の液面D1は押し下げられ、管31内の液面D2は押し上げられる。そして、液面D2の高さが滲出孔32に達すると、洗浄液が滲出孔32からクリーニングローラ30へと滲出し、クリーニングローラ30を湿潤させる。
このように、ピストン42が通気孔41を横切るように移動することで、駆動部43は毎回の洗浄時に同じ量だけピストン42を押し下げれば、毎回同じ量の洗浄液をクリーニングローラ30に送ることができる。言い換えると、洗浄中のピストン42の位置H’は通気孔41より下側の位置であって、位置Hが固定されていれば、位置H’は毎回同じ位置とすることができる。
このように湿潤した状態で、クリーニングローラ30は、被洗浄位置にあるクリーニングブレード21のクリーニング面に摺接するように回転することができる。この回転によって、クリーニング面に付着したインクがクリーニングローラ30によって拭き取られる。
クリーニングローラ30を回転させる機構として、本実施形態では具体的には次のような機構が採用されている。クリーニングローラ30は管31に対して回転可能に設けられている。また、図示しないローラ状の回転部材が、クリーニングローラ30に当接するように設けられている。この回転部材は図示しない駆動源によって回転され、回転部材の回転によって、クリーニングローラ30が従動回転する。
この他に、クリーニングローラ30を回転させる機構としては、上述した、クリーニング部20を昇降させる昇降機構を用いることができる。すなわち、クリーニングブレード21がクリーニングローラ30に当接した状態で、昇降機構によってクリーニングブレード21を昇降させることにより、クリーニングローラ30をクリーニングブレード21に従動回転させることもできる。
クリーニングブレード21の洗浄が完了すると、駆動部43はピストン42を上方向に移動させ、図6に示す待機姿勢に戻す。
以上の機構において、管31、洗浄液槽40、ピストン42、及び駆動部43は、クリーニングローラ30を湿潤させる湿潤部として機能する。湿潤部としては、本実施形態の機構に限定されるものではなく、クリーニングローラ30を湿潤させることができれば他の構成であってもよいが、本実施形態の構成によると、クリーニングローラ30を湿潤させる洗浄液量を容易に調整できるという利点がある。
本実施形態では、管31の送液孔44と逆側の端部は閉じられているので、ピストン42が待機姿勢に戻ることによって、クリーニングローラ30に送られた洗浄液は洗浄液槽40に戻る。しかし、洗浄を繰り返すことで、洗浄液槽40内の洗浄液は減ってくるので、ブレード洗浄機構はさらに、洗浄液槽40内の洗浄液量を検知するセンサ等を備えてもよい。この場合、プリンタ100は、洗浄液槽40内の洗浄液量が下限を下回れば洗浄液を補充するように、又は、洗浄液槽40がカートリッジ式になっている場合は洗浄液槽40を交換するように、ユーザに報知する機構を備えてもよい。
洗浄液槽40内には、洗浄液の汚れを検知するための光学センサが設けられていてもよい。そして、プリンタ100は、洗浄液の汚れが規定値以上であることが判明した場合には、ユーザに報知する機構を備えてもよい。
また、洗浄液槽40内には、洗浄液の撹拌機構が設けられていてもよい。この撹拌機構は、クリーニングローラ30から回収した洗浄液(この洗浄液は、クリーニングブレード21の清掃に用いられ、汚染されている)と洗浄液槽40に貯留されている洗浄液とを撹拌した後、クリーニングブレード21の清掃に備えて、事前にクリーニングローラ30に洗浄液を送り出すようになっていてもよい。このように事前にクリーニングローラ30に洗浄液を送り出しておくことで、洗浄に要する時間を削減できる。
<4.ライン型ヘッド>
上記<3.>欄のブレード洗浄機構は、ライン型ヘッドを備えるプリンタに限らず適用可能であるが、特にライン型ヘッドの清掃部材(本実施形態のクリーニングブレード21)の洗浄機構として好適である。その理由について、以下、図2・図3を参照して説明する。また、比較として、ライン型ヘッド12に代えてシリアル型インクジェットヘッドの一例であるシリアル型ヘッド112を設けた構成の平面図を、図7に示す。
上述したように、ライン型ヘッド12は主走査方向、すなわち印刷用紙Pの搬送方向(白矢印)と直交する方向に延びる形状である(図2、図3)。そして、各ライン型ヘッド12の位置は固定されており、印字の際にもライン型ヘッド12は移動せず、搬送ベルト111が印刷用紙Pを移動させることで、印刷用紙Pのライン型ヘッド12に対する相対的な位置が変化するようになっている。
これに対して、図7に示すシリアル型ヘッド112は、主走査方向においてライン型ヘッド12よりも短い構造となっている。そして、シリアル型ヘッド112を備えるインクジェットプリンタでは、シリアル型ヘッド112を主走査方向に移動させることで、主走査方向の印字を行うと共に、印刷用紙Pを移動させることで副走査方向の印字が行われる。
また、ライン型ヘッド12ではインク吐出面13の面積がシリアル型ヘッド112よりも大きいとともに、図3に示すようにシリアル型ヘッド112より多数のノズル8が設けられている。それゆえ、一回の印字によってライン型ヘッド12に付着するインクの量は、シリアル型ヘッド112と比較してかなり多くなる。このように多くのインクを除去すると、クリーニングブレード21には多量のインクが付着する。そのため、従来用いられてきたような洗浄機構では、クリーニングブレード21上のインクを充分に除くことができない。
それに対して、本実施形態のブレード洗浄機構によると、洗浄液で湿潤させたクリーニングローラ30を摺接させるので、クリーニングブレード21上のインクを容易に、かつ充分に除くことができる。
ライン型ヘッド12では、シリアル型ヘッドと同様にインクを非常に細い流路に通す構造となっている。そのため、ノズルが目詰まりを起こしたり、吐出された液滴のスピード又は向き等が変わったり、といった吐出不良が起こりやすい。しかし、本実施形態のブレード洗浄機構によると、クリーニングブレード21上のインクをよく除くことができるので、クリーニングブレード21にそのクリーニング性能を充分に発揮させることができる。
また、特許文献2の段落〔0043〕に記載されている超音波洗浄手段のような機構によりクリーニングブレード等の清掃部材を洗浄する構成では、清掃部材からインクを除去するのに時間がかかる。それに対して、本実施形態では、多孔質体(クリーニングローラ30)を、直接清掃部材(クリーニングブレード21)に接触させて、清掃部材に付着したインクを除去するようにすることで、短時間の間に清掃部材の清掃が完了する。その結果、清掃部材の洗浄作業のためにインクジェット記録装置(プリンタ100)が印刷動作を実行できない時間を短縮することができる。
<5.インク>
上記プリンタ100でライン型ヘッド12が吐出するインクは、水性、油性、色素が溶解した溶液、顔料等の粒子が分散した分散液等、その性質、構成共に特に限定されるものではない。特に、顔料が液体中に分散した分散液であるインクにおいては、高質な画像を得るために顔料濃度を高くしたいという要求がある。しかし、その一方で顔料濃度を高くすると粘度が高くなり、吐出面13に付着したままにしておくと吐出不良が起こりやすい。また、インクの粘度が高いと、クリーニングブレード21からインクを除去することも困難となる。
本実施形態のブレード洗浄機構は、このように粘度の高いインクであっても、洗浄液で湿潤させたクリーニングローラ30によって、クリーニングブレード21上から容易に、かつ充分に除くことができる。
<6.シフト機構300>
インクジェットプリンタ100は、搬送ユニット120のシフト機構300を備える。
図8及び図9はシフト機構300の要部構成を示す正面図であり、図8は画像形成時の、図9はクリーニング時の様子を示す。
図8に示すように、シフト機構300は、搬送ユニット120を保持するユニット筐体301、ユニット筐体301の下方に設けられたシフト機構本体302、ガイド機構303、及び偏心カム304等を備える。
ガイド機構303は、シフト機構本体302に固定されたロッド受け部材303a、ロッド受け部材303aを貫通し、上下にスライドするガイドロッド303b、ユニット筐体301に固定され、ガイドロッド303bの一端が固定された固定部材303c等を備える。
偏心カム304は、ユニット筐体301に当接しながら、回転軸304aを中心に回転するようになっている。
シフト機構本体302内部には、図示しない駆動機構(ギア、モータ等)が設けられ、この駆動機構が偏心カム304を回転させる。
クリーニング時には、偏心カム304が回転されることにより、ユニット筐体301が下降し、その結果、搬送ユニット120が下降する。こうして、ライン型ヘッド12と搬送ベルト111との間の距離が開くことで、図9に示すように、クリーニングブレード21が、吐出面13と搬送ベルト111との間を移動することができるようになる。
クリーニングが終了すると、偏心カム304が逆方向に回転することによって、搬送ユニット12が元の位置に戻り、画像形成が可能となる(図8)。
<7.その他の形態>
上述したように、上記実施形態以外にも、本発明は図7に示すようなシリアル型ヘッド112を備える装置として実施可能である。また、シリアル型ヘッド112のクリーニング時には、ライン型ヘッド12のクリーニング時とは逆に、クリーニングブレード21を固定して、印字後のシリアル型ヘッド112が移動することで、クリーニングブレード21がシリアル型ヘッド112上のインクを拭き取るようにすることができる。
以上、異なる欄に記載した事項は互いに適宜組み合わせることが可能であり、さらに公知の技術を組み合わせることも可能である。このようにして得られる技術についても、本発明に含まれることはいうまでもない。
本発明の実施の一形態であるプリンタ100の要部構成を示す正面図。 ライン型ヘッド12及びその周囲の部材配置を示す平面図。 吐出面13側から見たライン型ヘッド12及びその周囲の構成を示す平面図。 待機位置から被洗浄位置に至るクリーニングブレード21の動きを示す正面図。 クリーニンブレード21を洗浄中のブレード洗浄機構を示す正面図。 待機中のブレード洗浄機構を示す正面図。 シリアル型ヘッド112を備えるインクジェットプリンタの要部構成を示す平面図。 シフト機構300の要部構成を示す正面図であり、特に画像形成時の様子を示す図面である。 シフト機構300の要部構成を示す正面図であり、特にクリーニング時の様子を示す図面である。
符号の説明
100 インクジェットプリンタ(インクジェット記録装置)
12 ライン型ヘッド(ライン型インクジェットヘッド)
13 吐出面
21 クリーニングブレード(清掃部材)
30 クリーニングローラ(多孔質体)
31 管
32 滲出孔
40 洗浄液槽
41 通気孔
42 ピストン(送液部)
43 駆動部
44 送液孔
D1 洗浄液槽40内の液面
D2 管30内の液面
H 待機時のピストン位置
H’ 洗浄時のピストン位置
112 シリアル型ヘッド

Claims (7)

  1. インク吐出部からインクを吐出するインクジェット記録装置であって、
    上記インク吐出部に接触して、上記インク吐出部に付着したインクを除去する清掃部材と、
    上記清掃部材に接触可能に設けられた多孔質体と、
    上記多孔質体を洗浄液で湿潤させる湿潤部と、を備えるインクジェット記録装置。
  2. 上記湿潤部は、
    内部に洗浄液を保持する洗浄液槽と、
    上記洗浄液槽内の洗浄液へ圧力をかけることにより、上記洗浄液槽内の洗浄液を上記多孔質体へ送る送液部と、
    を備える請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 上記多孔質体は、上記インク吐出部からインクを除去した後の上記清掃部材に、洗浄液で湿潤した状態で摺接するようになっている請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 上記多孔質体は、上記清掃部材に接触した状態で回転可能なローラ形状である請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 上記インク吐出部は、インク吐出面からインクを吐出するライン型インクジェットヘッドであって、
    上記清掃部材は、上記インク吐出面に接触しつつ、上記インク吐出面の長手方向に移動することで、上記インク吐出面からインクを除去するようになっている請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 上記清掃部材は、上記インク吐出面からインクを除去した後に、上記インク吐出面から外れた位置に移動し、
    上記多孔質体は、上記位置にある清掃部材に接触する位置に配される請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  7. 上記湿潤部は、上記多孔質体が上記清掃部材に接触する際に、上記多孔質体を湿潤させるようになっている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
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