JPH058402A - インクジエツト記録装置 - Google Patents

インクジエツト記録装置

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JPH058402A
JPH058402A JP19246091A JP19246091A JPH058402A JP H058402 A JPH058402 A JP H058402A JP 19246091 A JP19246091 A JP 19246091A JP 19246091 A JP19246091 A JP 19246091A JP H058402 A JPH058402 A JP H058402A
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ink
absorbing
cleaning
wiping
ink jet
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JP19246091A
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Shuzo Matsumoto
修三 松本
Kozo Sudo
浩三 須藤
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーニング動作として拭払動作にひき続き
吸収動作を実行することで、確実なクリーニングを実現
する。 【構成】 クリーニング動作は、ブレード状の拭払部材
4a,4b,吸収部材4cがヘッドキャリッジ1の往復
動作によって、印写ヘッドユニット11のインク滴吐出
口部12と接触してクリーニングを実行する。吸収部材
4cは2つの拭払部材4a,4bの間に配置されてい
る。ヘッドキャリッジ1がA1方向へ移動するときは、
はじめに左側の拭払部材4bによってインク滴吐出口部
12の付着インクやゴミの大部分を除去し、中央に配置
した吸収部材4cによって、わずかに取り残した付着イ
ンクを完全に吸収する。該吸収部材4cで吸収するイン
ク量は、拭払部材4bの取り残し分のみであるから非常
に微量で、繰り返し動作しても吸収性能に影響すること
はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、インクジェット記録装置に関
し、より詳細には、インク滴吐出口部のクリーニングを
行なう機能を有するインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来技術】インクジェット記録装置における印字ヘッ
ド部のインク滴吐出口部は、微少なゴミやインク滴が付
着していると、正常なインク液滴の飛翔を妨げ、画質劣
下の要因となる。特に著しい場合は飛翔不能となる。そ
こで、インク滴吐出口部は、常に清浄化を保つ必要があ
る。インク滴吐出口部は、キャリッジ走査に伴う振動に
よるインク滴吐出口部からの液ダレや、インク液滴の飛
翔時の微少滴やミストの付着、さらに紙粉等の微小ゴミ
の付着等がおこりやすく、これを放置しておくと前述の
不具合が生じるため、定期的にクリーニング手段により
インク吐出口部のクリーニングを実行する必要がある。
【0003】また、インク滴吐出口部内のインクが長期
間放置されると、インクの蒸発により粘度上昇するた
め、電源スイッチON時等はポンプ動作によるインクの
強制排出を行なう。この直後は、インク滴吐出口部はイ
ンクで濡れてしまうために、同様に初期状態を保つよう
なクリーニングが必要となる。従来クリーニング手段と
しては、ゴム状ブレードによる拭払動作によるものが一
般的に使用されている。この方法は、ある程度簡易にイ
ンク滴吐出口部を清浄化できるが、拭払動作だけでは十
分な清浄面が確実にできない場合があり、吸収部材を用
いた吸収動作を併用することが確実なクリーニングのた
めには必要であった。この場合、拭払動作と吸収動作の
2つの異なる動作が必要となり、動作機構が複雑化して
しまうという欠点があった。
【0004】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、クリーニング動作として拭払動作にひき続き吸
収動作を実行することで、確実なクリーニングができる
ようにしたインクジェット記録装置を提供することを目
的としてなされたものである。
【0005】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、(1)
印字ヘッド部のインク滴吐出口部の付着インク及び付着
ゴミの除去を行なうクリーニング手段を有するインクジ
ェット記録装置において、前記インク滴吐出口部に対し
て相対的に接触移動の動作をすることにより機能する拭
払部材と吸収部材とから成り、該拭払部材と吸収部材は
同一の状態で保持され、クリーニング動作実行時は、前
記拭払部材による拭払動作にひき続き、前記吸収部材に
よる吸収動作を単一の移動の動作によって実行するこ
と、更には、(2)前記拭払部材と吸収部材がブレード
状となっていること、更には、(3)前記(1)又は
(2)において、前記インク滴吐出口部に対してクリー
ニング手段の相対的な移動動作を、印写ヘッドキャリッ
ジの往復動作による構成とし、少なくとも複数以上の拭
払部材に狭まれた位置に吸収部材を配置したことを特徴
としたものである。以下、本発明の実施例に基づいて説
明する。
【0006】図1及び図2は、本発明によるインクジェ
ット記録装置の一実施例を説明するための構成図で、図
1は全体斜視図、図2は部分平面図である。図中、1は
ヘッドキャリッジ、2はインク供給ユニット(メインイ
ンクタンク)、3は記録紙、4はクリーニングユニッ
ト、4a,4bは拭払部材、4cは吸収部材、5は基
台、6は紙送りローラ、6a,6bは紙ガイド、7a,7
bはキャリッジガイド、8はキャリッジ駆動ヘッド、9
はモータプーリ、10はキャリッジ駆動モータ、11は
印字ヘッドユニットである。
【0007】キャリッジ駆動モータ10にてヘッドキャ
リッジ1を矢印A方向に往復駆動させるとともに、記録
紙3を矢印B方向に搬送し、ヘッドキャリッジ1の走査
中に該ヘッドキャリッジ1に搭載されたノズルよりイン
ク滴を飛翔させて記録紙3上に印字を行なうものであ
る。上述のごときインクジェット記録装置においては、
インクの噴射を精度よく行なうために、記録ヘッド内の
インク流路内に気泡が混入することを防止するようにし
なければならない。また、ノズル内のインクの乾燥や紙
粉等により、インク内に固化物を生じ、ノズルの目詰り
を生じさせるおそれがあり、これらの不純物の除去ある
いは発生を防止する必要がある。そのために、ヘッドキ
ャリッジ1のインク滴吐出口部に対して相対的に接触移
動の動作を行なうクリーニングユニットを設けている。
【0008】図3(a),(b)は、印字ヘッドユニッ
トに対するクリーニングユニットのクリーニング動作の
説明図である。クリーニング動作は、ブレード状の拭払
部材4a,4b,吸収部材4cがヘッドキャリッジ1の
往複動作によって、印写ヘッドユニット11のインク滴
吐出口部12と接触してクリーニングを実行する。この
実施例では、吸収部材4cは2つの拭払部材4a,4b
の間に配置されている。
【0009】ヘッドキャリッジ1がA1方向へ移動する
ときは、はじめに左側の拭払部材4bによってインク滴
吐出口部12の付着インクやゴミの大部分を除去し、中
央に配置した吸収部材4cによってわずかに取り残した
付着インクを完全に吸収する。該吸収部材4cで吸収す
るインク量は、拭払部材4bの取り残し分のみであるか
ら非常に微量で、繰り返し動作しても吸収性能に影響す
ることはない。図(b)は逆方向、すなわちA2方向の
走査時を示すものである。なお、拭払部材4a,4b,
吸収部材4cは各々単独ブレードとしたが、これらは複
数のブレードとして構成してもよい。
【0010】図4は、本発明によるクリーニング動作の
他の実施例を示す図で、ヘッドキャリッジ1がクリーニ
ング位置(印字領域外)にある時にクリーニングユニッ
ト4の移動動作によってインク滴吐出口部12をクリー
ニングする。クリーニングユニット4は上方向から下方
向へと動作することでクリーニングを実行し、このと
き、拭払部材4a,4bの動作にひき続き吸収部材4c
が行なわれる。拭払部材4a,4bとしては、シリコン
ゴム,フッ素ゴム,クロロプレンゴム等の軟性ゴムが適
当であり、その厚みは0.1mm〜1mm、接触長は0.5mm
〜2mm、部材付出し量は1mm〜10mm程度が適当であ
る。吸収部材4cとしては、吸収性を有する発泡体が良
く(例えば東洋ポリマー(株)製ポリウレタンフォーム:
ルビセル等)、その厚みは1mm〜3mm、接触長は0.5m
m〜2mm、部材付出し量は1mm〜10mm程度が適当であ
る。なお、図3と同様に拭払部材4a,4b,吸収部材
4cは複数のブレードとして構成してもよいことはもち
ろんである。
【0011】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、クリーニング動作として拭払動作にひき続き吸収動
作を実行するので、確実なクリーニングができる。ま
た、拭払動作によって大部分のインクの除去ができ、吸
収動作は微小インクの吸収のみであるので、吸収部材の
インク吸収量が減るので、吸収部材の動作可能寿命が大
きく延びる。さらに、単一動作によって実行できるの
で、簡易な方法でクリーニングが実行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるインクジェット記録装置の一実
施例を説明するための構成図である。
【図2】 図1の部分平面図である。
【図3】 クリーニング動作を説明するための図であ
る。
【図4】 クリーニング動作の他の例を説明するための
図である。
【符号の説明】
1…ヘッドキャリッジ、2…インク供給ユニット(メイ
ンインクタンク)、3…記録紙、4…クリーニングユニ
ット、4a,4b…拭払部材、4c…吸収部材、5…基
台、6…紙送りローラ、6a,6b…紙ガイド、7a,7
b…キャリッジガイド、8…キャリッジ駆動ヘッド、9
…モータプーリ、10…キャリッジ駆動モータ、11…
印字ヘッドユニット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッド部のインク滴吐出口部の付着
    インク及び付着ゴミの除去を行なうクリーニング手段を
    有するインクジェット記録装置において、前記インク滴
    吐出口部に対して相対的に接触移動の動作をすることに
    より機能する拭払部材と吸収部材とから成り、該拭払部
    材と吸収部材は同一の状態で保持され、クリーニング動
    作実行時は、前記拭払部材による拭払動作にひき続き、
    前記吸収部材による吸収動作を単一の移動の動作によっ
    て実行することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記拭払部材と吸収部材がブレード状と
    なっていることを特徴とする請求項1記載のインクジェ
    ット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インク滴吐出口部に対してクリーニ
    ング手段の相対的な移動動作を、印写ヘッドキャリッジ
    の往復動作による構成とし、少なくとも複数以上の拭払
    部材に狭まれた位置に吸収部材を配置したことを特徴と
    する請求項1又は2記載のインクジェット記録装置。
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US6056387A (en) * 1994-03-10 2000-05-02 Canon Kabushiki Kaisha Cleaning of ink jet printhead surface responsive to an optically sensed condition thereof
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